JP2007150923A - 圧電ウェハ - Google Patents

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晶規 加藤
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学 石川
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Abstract

【課題】 破損を減少させ、電極蒸着が容易に行えるようにする。
【解決手段】 圧電振動素子となる複数の圧電振動素子部10,10・・・が設けられた圧電材料からなる圧電ウェハ100であって、前記圧電振動素子部10,10・・・の一方の相対する各長さ方向の辺12,12・・・の全長に沿って開口部20,20・・・を設けたことを特徴とし、前記圧電振動素子部10から前記開口部20の側面21に達して電極40A,40Bを設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧電振動素子となる複数の圧電振動素子部が設けられた圧電ウェハに関する。
一般に、圧電振動素子を形成する場合、圧電材料からなる圧電ウェハに、当該圧電振動素子を複数個取り可能に区分けされた圧電振動素子部の切断ラインに沿ってダイシングにより切り取られて形成される。
また、圧電振動素子に電極を蒸着する場合は、前記のように個片化された後、カセットなどの治具に固定又は金属マスクに搭載してから行われる。
この圧電振動素子の側面には、引き回しのための電極(以下、「引回電極」という。)を設ける必要がある。そのために、圧電ウェハから圧電振動素子に個片化した後に引回電極の蒸着を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−87088号公報(段落0011、図2)
しかしながら、圧電振動素子に個片化してからの圧電振動素子への電極蒸着は、近年の小型化で、破損が起こりやすくなっている。
また、小型化によって、電極蒸着の作業に手間がかかるという問題があった。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、破損を減少させ、電極蒸着が容易に行える圧電ウェハを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、圧電振動素子となる複数の圧電振動素子部が設けられた圧電材料からなる圧電ウェハであって、前記圧電振動素子部の一方の相対する各辺の全長に沿って開口部を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、前記圧電振動素子部がマトリックス状に前記圧電ウェハに設けられる場合に、それぞれの当該圧電振動素子部の一方の相対する各辺に沿って一条に連通して開口部を設けても良い。
また、本発明は、前記開口部が前記圧電振動素子部の長さ方向の辺に沿って設けられる場合に、前記圧電振動素子部の幅方向の辺に沿って、当該辺の両端部側を切り欠いた切欠開口部を設けても良い。
また、本発明は、前記圧電振動素子部から前記開口部の側面に達して電極を設けても良い。
このような圧電ウェハによれば、圧電振動素子部が集合した状態となっているため、電極蒸着を容易に行うことができる。
また、圧電振動素子部の一方の相対する辺に沿って開口部が設けられているので、個片化するときの破損を減少させることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という。)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、圧電ウェハは、ATカット等の水晶からなる水晶板を用いることができる。
(第一の実施形態)
図1(a)は、本発明の第一の実施形態に係る圧電ウェハの一例を示す斜視図であり、図1(b)は、本発明の第一の実施形態に係る圧電ウェハに電極を設けた一例を示す斜視図である。図2は、図1(b)の一部を拡大した部分斜視図である。
図1(a)に示すように、本発明の第一の実施形態に係る本発明の圧電ウェハ100は、圧電材料(図示せず)を所定のカットアングルで切り出されて板状に形成されており、その主面には、複数の圧電振動素子部10と開口部20と切欠開口部30とを有して構成されている。
ここで、図1に示すように、圧電ウェハ100は、複数の圧電振動素子部10は、マトリックス状(本実施形態では、3行3列)に配列されている。
圧電振動子部10は、その表面の内側に平面視矩形となる凹部11が設けられており、ダイシング後にいわゆる逆メサ型の圧電振動素子となるように形成されている。
この圧電振動素子部10は、幅方向の辺13の長さが長さ方向の辺12の長さよりも短くなっている。また、後述する実装側の電極40A,40Bは、幅方向の一方の両端部に2つ一対に形成されることとなる(図2参照)。
開口部20は、圧電ウェハ100に配列された圧電振動素子部10の一方の相対する各辺に沿って設けられている。つまり、圧電振動素子部10の長さ方向の辺12に沿って設けられる。この開口部20は、ウェットエッチング、ドライエッチングで形成される。したがって、ダイシングの工程を少なくすることができ、圧電ウェハ100に破損を生じさせることがないようになっている。
このように設けられる開口部20は、3行3列で圧電振動素子部10が設けられているので、圧電振動素子部10の各長辺側に沿って連通して一条の開口部20が4本形成される。
切欠開口部30は、圧電振動素子部10の幅方向の辺13の両端部側を部分的に切り欠いた状態となっている。この切欠開口部30も開口部20と同様に、ウェットエッチング、ドライエッチングで形成される。
なお、切欠開口部30は、開口部20と同時に形成される。
このように、切欠開口部30を設けたことにより、個片化する際の圧電振動素子部10の角部の欠けをなくすことができる。また、個片化する際のダイシングの距離が短くなるので、個片化した後の圧電振動素子の破損を少なくしつつダイシングブレードのライフの寿命を長くすることができる。
このように、圧電ウェハ100を設けたことにより、圧電振動素子部10をダイシングして個片化する際に、ダイシングが幅方向のみとなるので、個片化された圧電振動素子の破損が少なくなる。
ここで、圧電ウェハ100に電極を設けた場合について説明する。
図1(b)及び図2に示すように、圧電振動子部10には一対の電極40A,40Bが形成されている。この一対の電極40A,40Bは、圧電ウェハ100の圧電振動子部10の表面に設けられた凹部11の中央に円形に形成される励振電極41Aと、裏面に設けられた中央に円形に形成される励振電極41Bと、この励振電極41A,41Bから裏表で逆の方向となるように一方の開口部20の側面21に達しつつ圧電振動子部10の表面の当該側面21に沿って形成される引回電極42A,42Bと、パッケージ(図示せず)の基板に実装するための実装電極43A,43Bとから構成されている。
なお、実装側の面には、幅方向に2つ一対となる実装電極43A,43Bが設けられており、実装側の面とは反対側となる面に設けられる電極(本実施形態では引回電極42A)は、この2つ一対となる実装電極のうちの1つ(実装電極43A)と接続している。
また、ダイシングする際の目印として、幅方向の辺13と平行にスリットパターンSPを設けておく。これにより、ダイシングを容易に行うことができる。
このように、本発明の第一実施形態の圧電ウェハ100によれば、圧電振動素子部10が集合した状態となっているため、電極蒸着を容易に行うことができる。また、圧電ウェハ100に圧電振動素子部10の長さ方向の辺12の全長に沿って開口部20を設けたので、引回電極42A,42Bもウェハの状態で形成することができる。これによって、個片化(ダイシング)する際に圧電振動素子を破損させにくくなり、また、ダイシング後は、製品として用いることができる。
(第二の実施形態)
図3は本発明の第二の実施形態に係る圧電ウェハの一例を示す斜視図である。
図3に示すように、本発明の第二の実施形態に係る圧電ウェハ110は、3行1列に圧電振動素子部10が配列されている点で第一の実施形態と異なる。
このように本発明の第二の実施形態に係る圧電ウェハ110を構成しても、第一の実施形態と同様の効果を奏する。
(第三の実施形態)
図4は本発明の第三の実施形態に係る圧電ウェハの一例を示す斜視図である。
図4に示すように、本発明の第三の実施形態に係る圧電ウェハ120は、1行3列に圧電振動素子部10が配列されている点で第一の実施形態と異なる。
このように本発明の第三の実施形態に係る圧電ウェハ120を構成しても、第一の実施形態と同様の効果を奏する。
(第四の実施形態)
図5は本発明の第四の実施形態に係る圧電ウェハの一例を示す斜視図である。
図5に示すように、本発明の第三の実施形態に係る圧電ウェハ130は、圧電振動素子部10が、ダイシング後にいわゆるブランクタイプの圧電振動素子となるように形成されている点で第一の実施形態と異なる。
このように本発明の第二の実施形態に係る圧電ウェハ120を構成しても、第一の実施形態と同様の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、第一の実施形態では、圧電振動素子部の配列を3行3列としたがこれに限定されず、n行m列(n=自然数、m=自然数)で配列しても良い。
また、圧電ウェハを水晶として説明したが、これに限定されず、適宜、圧電性の材料を用いることができる。
また、圧電振動素子部の両主面に凹部を設けた状態の圧電ウェハを用いても良い。
(a)は本発明の第一の実施形態に係る圧電ウェハの一例を示す斜視図であり、(b)は本発明の第一の実施形態に係る圧電ウェハに電極を設けた一例を示す斜視図である。 図2の一部を拡大した部分斜視図である。 本発明の第二の実施形態に係る圧電ウェハの一例を示す斜視図である。 本発明の第三の実施形態に係る圧電ウェハの一例を示す斜視図である。 本発明の第四の実施形態に係る圧電ウェハの一例を示す斜視図である。
符号の説明
100,110,120,130 圧電ウェハ
10 圧電振動素子部
11 凹部
20 開口部
30 切欠開口部
40A,40B 電極
41A,41B 励振電極
42A,42B 引回電極
43A,43B 実装電極

Claims (4)

  1. 圧電振動素子となる複数の圧電振動素子部が設けられた圧電材料からなる圧電ウェハであって、前記圧電振動素子部の一方の相対する各辺の全長に沿って開口部を設けたことを特徴とする圧電ウェハ。
  2. 前記圧電振動素子部がマトリックス状に前記圧電ウェハに設けられる場合に、
    それぞれの当該圧電振動素子部の一方の相対する各辺に沿って一条に連通して開口部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の圧電ウェハ。
  3. 前記開口部が前記圧電振動素子部の長さ方向の辺に沿って設けられる場合に、
    前記圧電振動素子部の幅方向の辺に沿って、当該辺の両端部側を切り欠いた切欠開口部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧電ウェハ。
  4. 前記圧電振動素子部から前記開口部の側面に達して電極を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の圧電ウェハ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290791A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Kyocera Kinseki Corp 水晶片の形成方法
JP2010109528A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Epson Toyocom Corp 圧電振動片、および圧電デバイス
JP2016072860A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社大真空 圧電素子の製造方法および当該圧電素子を用いた圧電デバイス

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