JP2007150448A - 固体撮像素子とその駆動方法、及びカメラモジュール - Google Patents

固体撮像素子とその駆動方法、及びカメラモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】CMOSイメージセンサにおいて、加算読み出しモードにおける列からの出力される画素データの並びを、受け側の回路で処理し易いデータ配列にして、受け側の回路構成の単純化を図る。
【解決手段】複数の画素32が2次元配列された撮像部に接続された水平転送回路を備え、水平転送回路において画素の列毎に対応するアナログ/デジタル変換器が設けられ、該各列のアナログ/デジタル変換器の出力側が並列に配置された複数のバス配線41〔411、412、413、414〕のいずれかに接続されて成り、信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を超えているときに、加算に寄与しないダミー信号0を転送データ中に挿入して加算しやすいデータ配列に変換する。
【選択図】図3

Description

本発明は、固体撮像素子とその駆動方法、及びこの固体撮像素子を備えたカメラモジュールに関する。
固体撮像素子として、CMOSイメージセンサに代表されるMOS増幅型固体撮像素子が知られている。CMOSイメージセンサは、主に複数の画素が2次元配列した撮像部、垂直駆動部、水平転送部及び出力部から構成されている。このCMOSイメージセンサでは、近年の高フレームレートの要求に対して、水平転送部及び出力部を並列化することにより転送データレートを高めることで対応してきている(特許文献1、2参照)。また同時に、列毎にアナログ/デジタル変換器(ADC)を有する構成が提案されてきている。この構成によりアナログ/デジタル変換器に要する時間が大幅に短縮し、大量の画素信号を短時間に出力可能なアーキテクチャが整いつつある。しかしながら、並列化に伴い配線数が増大し、また要求される機能も益々複雑化していることに伴って回路構成も複雑になりつつある。
図14に、列(カラム)毎にアナログ/デジタル変換器を有するMOS増幅型固体撮像素子の概略構成を示す。この固体撮像素子1は、複数の画素2が規則性をもって2次元配列された撮像部3と、垂直駆動部4と、水平転送部(いわゆる水平転送回路)5と、出力部6とを有して構成される。画素2は、1つの光電変換素子であるフォトダイオードPDと、複数のMOSトランジスタTrとにより構成される。この例では転送トランジスタTr1、リセットトランジスタTr2、増幅トランジスタTr3及び選択トランジスタTr4の4つのMOSトランジスタを有している。
画素の回路構成では、転送トランジスタTr1のソースがフォトダイオードPDに接続され、そのドレインがリセットトランジスタTr2のソースに接続される。転送トランジスタTr1とリセットトランジスタTr2間のフローティング・ディフージョン(FD)が増幅トランジスタTr3のゲートに接続され、増幅トランジスタTr3のソースに選択トランジスタTr4のドレインが接続される。リセットトランジスタTr2のドレイン及び増幅トランジスタTr3のドレインは電源に接続される。また、選択トランジスタTr4のソースが垂直信号線8に接続される。
垂直駆動部4からは、1行に配列された画素のリセットトランジスタTr2のゲートに共通に印加される行リセット信号φRST,同じく1行の画素の転送トランジスタTr1のゲートに共通に印加される行転送信号φTRG,1行の画素の選択トランジスタTr4のゲートに共通に印加される行選択信号φSELがそれぞれ供給されるようになされている。
水平転送部5は、各列の垂直信号線8に接続されたアナログ/デジタル変換器9と、並列に配列された複数、この例では4つのバス配線(すなわち水平転送線)11〔111、112、113、114〕とを有して構成される。水平転送部5では、各列の対応するアナログ/デジタル変換器9からの出力端が列選択回路(スイッチ手段)SWを介して順番に繰り返して4つのバス配線111〜114に接続されるようになされる(例えば図2参照)。出力部6は、各バス配線11からの出力信号を処理する信号処理回路12と、出力バッファ13とを有して構成される。
この固体撮像素子1では、各行の画素の信号が各アナログ/デジタル変換器9ににてアナログ/デジタル変換され、順次に選択される列選択回路SWを通じて4つのバス配線11(111、112、113、114〕に読み出され、順次に水平転送される。バス配線に読み出された画素データは信号処理回路12を通じて出力バッファ13より出力される。
特開2001−250113号公報 特開2005−20483号公報
ところで、列毎にアナログ/デジタル変換器9を有する構成では、配線数が格段に増大するため、信号加算処理の仕方が複雑であると信号線の引回しや、切替え回路の配置が根案になる。また、複雑になる分、その信号線間の信号遅延差によるタイミング設計が難しくなる。特に、列毎のアナログ/デジタル変換器9から出力された信号をさらなる高速化のために図14のような並列に水平転送するような構成にすると、加算していた全ての信号が必ずしも同じタイミングで列から出力されるとは限らないことから、データをバッファリングするためのレジスタが必要になる。また、水平転送された信号を受信する受信部においても処理のシーケンスが複数存在すると、その分、演算回路や選択回路が必要となってしまう。
最近のイメージセンサは全画素読み出しや信号加算などの複数モードを必要に応じて切り換えることが必要とされている。これに対応するには回路の切替えが随時必要であり、前記レジスタと回路の接続などの基本となる回路が単純な構成でないと、回路面積の増大や遅延発生の原因となる。特に最近の微細画素イメージセンサでは画素の読み出しが特殊な場合もあり、益々チプ出力まで処理が複雑化する傾向にある。
本発明は、上述の点に鑑み、列からの出力の並びが、受け側で処理し易い並びとなるようにして、受け側の回路構成の単純化を可能にした固体撮像素子とその駆動方法、及びこの固体撮像素子を備えたカメラモジュールを提供するものである。
本発明に係る固体撮像素子は、複数の画素が2次元配列された撮像部に接続された水平転送回路を備え、水平転送回路において画素の列毎に対応するアナログ/デジタル変換器が設けられ、各列のアナログ/デジタル変換器の出力側が並列に配置された複数のバス配線のいずれかに接続されて成り、信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を超えているときに、加算に寄与しないダミー信号を転送データ中に挿入して加算しやすいデータ配列に変換する制御回路を有して成ることを特徴とする。
本発明の固体撮像素子では、信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を超えているときに、加算に寄与しないダミー信号を転送データ中に挿入してデータ配列を変換する制御回路を有することにより、加算し易いデータ配列にして受け側の信号処理回路へ転送することができる。
本発明に係る固体撮像素子の駆動方法は、複数の画素が2次元配列された撮像部から一水平ライン毎に画素の信号を、画素の列毎に対応して設けたアナログ/デジタル変換器を通して水平転送回路の複数のバス配線に読出すようにし、信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を越えているときに、加算に寄与しないダミー信号を転送データ中に挿入して加算し易いデータ配列に変換することを特徴とする。
本発明の固体撮像素子の駆動方法では、信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を越えているときに、加算に寄与しないダミー信号を転送データ中に挿入することにより、加算し易いデータ配列に変換することができる。そして、この加算し易いデータ配列にして受け側の信号処理回路へ転送することができる。
本発明に係るカメラモジュールは、固体撮像素子と光学レンズ系を備えて成る。この固体撮像素子は、複数の画素が2次元配列された撮像部に接続された水平転送回路を有し、水平転送回路において前記画素の列毎に対応するアナログ/デジタル変換器が設けられ、各列のアナログ/デジタル変換器の出力側が並列に配置された複数のバス配線のいずれかに接続されて成り、信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を超えているときに、加算に寄与しないダミー信号を転送データ中に挿入して加算しやすいデータ配列に変換する制御回路を有して構成されていることを特徴とする。
本発明のカメラモジュールでは、固体撮像素子において、信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を超えているときに、加算に寄与しないダミー信号を転送データ中に挿入してデータ配列を変換する制御回路を有することにより、加算し易いデータ配列にして受け側の信号処理回路へ転送することができる。
本発明によれば、信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を超えているときに、転送データ中にダミー信号を挿入して加算し易いデータ配列に変換するので、受け側の信号処理回路の単純化が図られる。これにより、固体撮像素子、その駆動方法、さらにはカメラモジュール等において、更なる多画素化、高速駆動化、すなわち高フレームレート出力を可能にする。
本実施の形態の固体撮像素子は、複数の画素が2次元配列された撮像部と、垂直駆動部と、水平転送部(すなわち撮像部に接続された水平転送回路)とを備え、この水平転送回路において画素の列毎に対応するアナログ/デジタル変換器が設けられ、該各列のアナログ/デジタル変換器の出力側が並列に配置された複数のバス配線のいずれかに接続されて成り、信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を超えているときに(すなわち加算する画素信号の数が同時に転送できるバス配線数を超えているとき)、加算に寄与しないダミー信号を転送データ中に挿入して加算しやすいデータ配列に変換する制御回路を有した構成とする。
水平転送回路としては、各列に接続された高インピーダンス状態を有する送信バッファと、バス配線に接続された負荷回路とを有し、バス配線に接続された全送信バッファが選択されないときに送信バッファ群がすべて高インピーダンス状態にあり、バス配線の出力が負荷回路によって決定する信号加算に寄与しないダミー信号になるように構成することができる。
また、水平転送回路としては、各列に接続された高インピーダンス状態を持たない転送バッファを有し、バス配線に負荷回路を有しない構成とすると共に、バス配線に接続された全送信バッファが選択されないときにバス配線の出力が信号加算に寄与しないダミー信号になるように制御する回路を有した構成とすることができる。
上記実施の形態においては、列の選択信号が読み出し開始列から順に同期信号で制御される遅延回路によって転送される構成を有し、加算処理モード選択信号の種類によって、遅延回路の構成を切り換える制御回路を有するようにした構成とすることができる。
さらに、読み出し開始列を任意に選択するアドレス指定機構を有するように構成することもできる。
本実施の形態に係る固体撮像素子の駆動方法は、複数の画素が2次元配列された撮像部と、垂直駆動部と、水平転送部(すなわち撮像部に接続された水平転送回路)とを備えた固体撮像素子において、撮像部から一行毎に画素の信号を、画素の列毎に対応して設けたアナログ/デジタル変換器を通して水平転送回路の複数のバス配線に読出すようにし、信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を越えているときに、加算に寄与しないダミー信号を転送データ中に挿入して加算し易いデータ配列に変換するようになす。
ダミー信号を出力するための例としては、各列に対応する画素の信号を、水平転送回路中に設けた高インピーダンス状態を有する送信バッファを通してバス配線に読出し、このバス配線に読み出された画素の信号を、バス配線の受信側に接続された負荷回路を介して出力するようにし、全送信バッファを選択しないときに、前記バス配線から信号加算に寄与しないダミー信号を出力することができる。
ダミー信号を出力するための他の例としては、各列に対応する画素の信号を水平転送回路中の、高インピーダンス状態を持たない送信バッファを通してバス配線に読み出し、バス配線に読み出された画素の信号を、バス配線から出力するようにし、全送信バッファを選択しないときに、前記バス配線に対して、信号加算に寄与しないダミー信号を出力する回路を有することができる。
上記実施の形態においては、列の選択信号を、読み出し開始列から順に同期信号で制御される遅延回路によって転送し、加算処理モード選択信号の種類によって、遅延回路を切り換えるようにすることができる。
さらに、読み出し開始列をアドレス指定により任意に選択するようになすことができる。
本実施の形態に係るカメラモジュールは、固体撮像素子と光学レンズ系を備え、固体撮像素子を上述したいずれかの固体撮像素子で形成した構成とする。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1に、本発明に係る固体撮像素子、すなわちMOS増幅型固体撮像素子に適用される実施の形態の概略構成を示す。本実施の形態に係る固体撮像素子31は、前述の図 の構成と同様であり、複数の画素32が規則性をもって2次元配列された撮像部(いわゆる画素部)33と、垂直駆動部34と、水平転送部(いわゆる水平転送回路)35と、出力部36とを有して構成される。画素32は、1つの光電変換素子であるフォトダイオードPDと、複数のMOSトランジスタTrとにより構成される。この例では転送トランジスタTr1、リセットトランジスタTr2、増幅トランジスタTr3及び選択トランジスタTr4の4つのMOSトランジスタを有している。
回路構成では、転送トランジスタTr1のソースがフォトダイオードPDに接続され、そのドレインがリセットトランジスタTr2のソースに接続される。転送トランジスタTr1とリセットトランジスタTr2間のフローティング・ディフージョン(FD)が増幅トランジスタTr3のゲートに接続され、増幅トランジスタTr3のソースに選択トランジスタTr4のドレインが接続される。リセットトランジスタTr2のドレイン及び増幅トランジスタTr3のドレインは電源に接続される。また、選択トランジスタTr4のソースが垂直信号線38に接続される。
垂直駆動部4からは、1行に配列された画素のリセットトランジスタTr2のゲートに共通に印加される行リセット信号φRST,同じく1行の画素の転送トランジスタTr1のゲートに共通に印加される行転送信号φTRG,1行の画素の選択トランジスタTr4のゲートに共通に印加される行選択信号φSELがそれぞれ供給されるようになされている。
水平転送回路35は、各列の垂直信号線38に接続されたアナログ/デジタル変換器39と、並列に配列された複数、この例では4つのバス配線(すなわち水平転送線)41〔411、412、413、414〕とを有して構成される。水平転送回路35では、各列の対応するアナログ/デジタル変換器39からの出力端が列選択回路(スイッチ手段)SWを介して順番に繰り返して4つのバス配線411〜414に接続されるようになされる。出力部36は、各バス配線31からの出力信号を処理する信号処理回路42と、出力バッファ43とを有して構成される。
固体撮像素子31の概略動作は、各行の画素32の信号が各アナログ/デジタル変換器39にてアナログ/デジタル変換され、順次に選択される列選択回路SWを通じて4つのバス配線41〔411、412、413、414〕に読み出され、順次に水平転送される。バス配線31に読み出された画素データは信号処理回路42を通じて出力バッファ43より出力される。
本実施の形態では、各バス配線41をデータビット幅と同数の配線で構成される。また画素の色配列は、例えば図 に示すように、ベイヤ配列とする。各垂直信号線は、4列置きに順番に4つのバス配線411、412、413、414に接続される。このため、1回の行アクセスで2色のデータが2列ずつ出力される。すなわち、同色の2つの画素データが2本のバス配線により同時に転送されるようになされる。
先ず、本実施の形態の理解を容易にするために、図2の比較例を説明する。ここで、図2B〜Dに関しては、上段がRG行、下段がGB行である。またR,G,Bを囲う□で示す領域40はレジスタを示す。画素信号の読み出し単位は破線44で示すように、ベイヤ配列の4画素の信号であり、制御回路45から4列毎に列選択回路SW(図1参照)に水平転送選択信号が入力される(図2A参照)。図2Aの構成において、全画素読み出しの場合は、4画素分(例えばR1、R2、G1、G2)の信号が並列に出力され、動作に支障はない。すなわち、図2Bに示すように、R(赤)行(R画素とG画素の配列)の信号R1,G1,R2,G2,・・の4つのバス配線411,412,413,414から読み出されるデータ配列は、2列の赤データ(R1,R3,R5・・とR2,R4,R6・・)及び2列の緑データ(G1,G3,G5・・とG2,G4,G6・・)となる。また、B(青)行(G画素とB画素の配列)の信号G1,B1,G2,B2,・・の4つのバス配線411,412,413,414から読み出されるデータ配列は、2列の緑データ(G1,G3,G5・・とG2,G4,G6・・)及び2列の青データ(B1,B3,B5,・・とB2,B4,B6,・・)となる。シフトレジスタへはベイヤ配列の4画素の信号が同じタイミングで入ることになる。
次に、横2画素の信号を加算(所謂2列加算)する場合を考える。並列バス配線4組内で加算が行われる場合は、特に問題はない。すなわち、図2Cに示すように、R行の信号R1,G1,R2,G2,・・の4つのバス配線411、412、413、414から読み出されるデータ配列、及びB行の信号G1,B1,G2,B2,・・の4つのバス配線411、412、413、414から読み出されるデータ配列は、図2Bと同じである。そして、2列加算は図の破線で示すように、同色の上下2つの信号(R1とR2,R3とR4,・・、G1とG2,G3とG4,・・、G1とG2,G3とG4、・・、B1,とB2,B3とB4,・・)が加算されることになる。符号151は2列加算の加算単位を示す。
次に、横3画素の信号の加算(所謂3列加算)する場合を考える。符号152は3列加算の加算単位を示す。単純に4列毎に水平転送選択信号を入力すると、出力データの並びは図2Dに示すように、片方の色に注目すると、加算する信号が入るシフトレジスタの組み合わせが2通りできてしまう。すなわち、R1〜3とG4〜6とは、入るレジスタの組み合わせが異なる。R1、R2、R3は上段デジスタ2つと下段レジスタ1つの組み合わせであり、R4、R5、R6は上段レジスタ1つと下段レジスタ2つの組み合わせであり、2通りとなる。
また、異なる色間のデータタイミングに注目すると、同時に出力したい2色のデータ(赤と緑、緑と青)のシフトレジスタに入るタイミングがずれてしまう。すなわち、図2Dにおいてレジスタ40の縦方向に並んでいるものは同じタイミングである。したがって、上段のR1〜3とG2〜6の組み合わせは同じタイミングで加算し出力する。しかし、R4〜6とG5〜7の組み合わせは加算処理に入るタイミングがずれる。R4〜6が揃うタイミングとG5〜7が揃うタイミングが異なるため、先に揃うR4〜6はレジスタを別に用意して、G5〜7が揃う次のタイミングまで保存しておく必要がある。このように、タイミングのずれを吸収するためにはデータの加算のためにシフトレジスタが数段必要となる。しかも、シフトレジスタの組み合わせが1通りでないため、加算器との接続を切り換える機構か、あるいは複数の加算器が必要となる。
水平転送のバス配線31の数を増やして並列度を挙げることにより、タイミングのずれを吸収することも考えられるが、通常10ビット幅くらいのバス配線を何組も配置することは面積的に困難である。
なお、画素をベイヤ配列としたとき、2列加算の場合は画素中心のピッチがベイヤ配列のピッチとずれる。一方、3列加算の場合、加算された赤の画素(R1+R2+R3)の画素中心は真ん中のR2となり、加算された緑の画素(G2+G3+G4)の画素中心は真ん中のG3となる等、画素中心ピッチがベイヤ配列のピッチに揃う。このため、加算した後の画素配列まで考えると2列加算より3列加算の方が好ましい。しかし、3列加算の場合は上記したように回路的に複雑になる。
一方、本実施の形態は、列からの出力の並びが、受け側で処理しやすい並び、単純に加算できるようなデータの並びとなるように、列の選択信号の設定を行い、場合によっては(例えば3列加算モードの時)加算に寄与しない空信号を発生できるようにして、受け側の回路構成を単純化するようになす。
次に、本発明の第1実施の形態を説明する。 本実施の形態では、各列に与える制御信号を調整することにより、出力される信号のタイミングを揃えるようになす。これを図3に示す。ここで、図3B〜Dに関しては、上段がRG行、下段がGB行である。またR,G,Bを囲う□で示す領域40はレジスタを示す。図3Aでは、制御回路46を通じて各列の列選択回路SW(図1参照)に水平転送選択信号が供給されるようになされる。画素をベイヤ配列としたときの、全画素読み出しは図3Bに示すように、図2Bと同様に4画素分の信号が並列に出力され、動作に支障はない。また、横2画素の信号の加算(2列加算)も図2Cと同様のデータ配列となし問題ない。符号153は2列加算の加算単位を示す。
一方、横3画素の信号の加算(3列加算)では次のようにして加算するようになされる。すなわち、この例では3画素のうち2画素が並列に転送される。残り1画素はそれに前後するタイミングで転送されるが、このとき前述の場合と異なり、隣接する別の画素信号は残り1画素の信号と同時に転送されず、シフトレジスタには加算に寄与しないダミー信号が入力される。すなわち、残り1画素はダミー信号と並列に転送される。このダミー信号をゼロ信号とすることにより、加算器はスルーしたのと同じになる。符号154は3列加算の場合の加算単位を示す。
図4〜図7に、本実施の形態に係る各読み出しモードを可能にする回路ブロック及び読み出し動作を示す。回路ブロック51は、図4に示すように、第1バス配線52(例えば、図3の例ではバス配線411又は413)の出力側にアナログ/デジタル変換器39を通して得られた画素データの「0」「1」を判定する第1センス回路54が接続され、この第1センス回路54の出力側に第1シフトレジスタ56、第1セレクタ(選択回路)60及び第2シフトレジスタ57が順次接続され、第2シフトレジスタ57から出力端t1が導出される(第1経路)。一方、第2バス配線53の出力側に、同様にアナログ/デジタル変換器39を通して得られた画素データの「0」「1」を判定する第2センス回路55が接続され、この第2センス回路55の出力側に第3シフトレジスタ58、第2セレクタ(選択回路)61及び第4シフトレジスタ59が順次接続され、第4シフトレジスタ59から出力端t2が導出される(第2経路)。さらに、この第1経路と第2経路間に、画素信号の加算及び振り分けを行う加算・振り分け回路部70が接続される。すなわち、第1シフトレジスタ56と第3シフトレジスタ58間に第1加算器62が接続され、第1加算器62の出力側が第5シフトレジスタ63及び第6シフトレジスタ64のそれぞれの入力側に接続され、第5シフトレジスタ63及び第6シフトレジスタ64のそれぞれの出力側が第2加算器65の入力側に接続される。第2加算器65の出力側は第7シフトレジスタ66に接続される。第7シフトレジスタ66は第3セレクタ67及び第4セレクタ68を介してそれぞれ第2シフトレジスタ57及び第4シフトレジスタ57に接続される。
次に、この回路ブロック51の動作を説明する。以下、1行の緑の画素信号について説明するが、赤、青の画素信号についても同様である。
全画素読み出しモードのときは、図5に示すように、加算・振り分け回路部70が休止状態にし(いわゆる回路スリープ)、第1セレクタ60及び第2セレクタ61をオン状態にする。第1バス配線52(図3のバス配線313に相当)を通じて転送された信号G1,G3,G5,・・は、第1センス回路54、第1シフトレジスタ56、第1セレクタ60及び第2シフトレジスタ57を通して端子t1から出力される。同時にこれと並列的に第2バス配線53(図3のバス配線314に相当)を通じて転送された信号G2,G4,G6,・・は、第2センス回路55、第3シフトレジスタ58、第2セレクタ61及び第4シフトレジスタ59を通して端子t2から出力される。これにより、図3Bに示すような全画素読み出しのデータ配列が得られる。
2列加算読み出しモードのときは、図6に示すように、第1セレクタ60及び第2セレクタ61をオフ状態にする。信号G1とG2の加算時には第3セレクタ67をオン状態にし、第4セレクタ68をオフ状態に切り換える。第1バス配線52より第1センス回路54を通して信号G1が第1シフトレジスタ56に転送される。同時に、第2バス配線53より第2センス回路55を通して信号G2が第3シフトレジスタ58に転送される。この両信号G1,G2は第1加算器62で加算され、図示しない切替えスイッチを介して第5シフトレジスタ63に転送される。第6シフトレジスタ64にはゼロ信号を入れる。そして、第5シフトレジスタ63の加算信号G1+G2と、第6シフトレジスタ64のゼロ信号が第2加算器65で加算され、第7シフトレジスタ66、第3セレクタ67及び第2シフトレジスタ57に転送され出力端t1から加算された信号(G1+G2+0)、すなわち実質的に加算信号(G1+G2)が出力される。
次の信号G3とG4の加算時には第3セレクタ67をオフ状態にし、第4セレクタ68をオン状態に切り換える。第1バス配線52より第1センス回路56を通して信号G3が第1シフトレジスタ56に転送される。同時に、第2バス配線53より第2センス回路55を通して信号G4が第3シフトレジスタ58に転送される。この両信号G3,G4は第1加算器62で加算され、図示しない切替えスイッチを介して第5シフトレジスタ63に転送される。第6シフトレジスタにはゼロ信号を入れる。そして、第5シフトレジスタ63の加算信号G3+G4と、第6シフトレジスタのゼロ信号が第2加算器65で加算され、第7シフトレジスタ66、第4セレクタ68及び第2シフトレジスタ59に転送され出力端t2から加算された信号(G3+G4+0)、すなわち実質的に加算信号(G3+G4)が出力される。このようにして交互に2画素の信号の加算が行われ、図3Cに示すような、2列加算読み出しのデータ配列が得られる。
3列加算読み出しモードのときは、図7に示すように、第1セレクタ60及び第2セレクタ61をオフ状態にする。信号G1とG2とG3の加算時には第3セレクタ67をオン状態にし、第4セレクタ68をオフ状態に切り換える。第1バス配線52では信号G1,G3,0,G5,・・というようにダミー信号のゼロ信号が所定位置に挿入されて転送される。第2バス配線53では信号G2,0,G4,G6,・・というようにダミー信号のゼロ信号が所定位置に挿入されて転送される。
第1バス配線52より第1センス回路54を通して信号G1が第1シフトレジスタ56に転送される。同時に第2バス配線53より第2センス回路55を通して信号G2が第3シフトレジスタ58に転送される。この両信号G1,G2は第1加算器62で加算され、図示しない切替えスイッチを介して第5シフトレジスタ63に転送される。次に、第1バス配線52より第1センス回路54を通して信号G3が第3シフトレジスタ58に転送される。同時に第2バス配線53より第2センス回路55を通してダミー信号のゼロ信号(0)が第3シフトレジスタ58に転送される。両信号G2,0は第1加算器62で加算され、図示しない切替えスイッチを介して第6シフトレジスタ64に転送される。そして、第5シフトレジスタ63の加算信号(G1+G2)と第6シフトレジスタ64の加算信号(G3+0)が第2加算器65で加算され、第7シフトレジスタ66に転送された後、第3セレクト67、第2シフトレジスタ57を通じて出力端t1から加算された信号(G1+G2+G3+0)が出力される。
信号G4とG5とG6の加算時には第3セレクタ67をオフ状態にし、第4セレクタ68をオン状態に切り換える。第1バス配線42より第1センス回路54を通してダミー信号であるゼロ信号(0)が第1シフトレジスタ56に転送される。同時に第2バス配線53より第2センス回路55を通して信号G4が第3シフトレジスタ58に転送される。この両信号0,G4は第1加算器62で加算され、図示しない切替えスイッチを介して第5シフトレジスタ63に転送される。次に、第1バス配線52より第1センス回路54を通して信号G5が第3シフトレジスタ56に転送される。同時に第2バス配線53より第2センス回路55を通して信号G6が第3シフトレジスタ58に転送される。両信号G5,G6は第1加算器62で加算され、図示しない切替えスイッチを介して第6シフトレジスタ64に転送される。そして、第5シフトレジスタ63の加算信号(0+G4)と第6シフトレジスタ64の加算信号(G5+G6)が第2加算器65で加算され、第7シフトレジスタ66に転送された後、第4セレクト68、第4シフトレジスタ59を通じて出力端t2から加算された信号(0+G4+G5+G6)が出力される。このようにして交互に実質的に3画素の信号が加算され、図3Dに示すような、ゼロ信号を含む3列加算読み出しモードのデータ配列が得られる。
図8に、第1実施の形態のダミー信号を発生させるための発生回路及び発生方法を示す。図8は1つのバス配線に対応した回路構成のみを示す。他の3つのバス配線においても同様の回路構成が採られる。本実施の形態においては、バス配線31に接続される各列に対応して各水平転送バッファ81が設けられる。この水平転送バッファ81は、本例ではMOSトランジスタで構成される。この各MOSトランジスタのゲートGが、図1に示した各アナログ/デジタル変換器39に接続され、そのソースSが列選択回路(スイッチ素子)SWを介してバス配線31に接続される。MOSトランジスタのドレインDは電源側に接続される。列選択回路SWは制御回路82からの列の選択信号、すなわち水平転送選択パルス信号φL0,φL1,・・φLnによりオン・オフ制御され、選択される。画素信号の読み出しでは、各列選択回路SWに水平方向に沿って制御回路82から順次水平転送選択パルス信号φL0,φL1,・・φLnが入力されるようになされる。バス配線31の出力側に負荷回路が接続され、出力端が水平転送受信回路(いわゆるセンス回路)84に接続される。水平転送受信回路84は、図1の信号処理回路42の一部である。
この回路構成では、例えば列選択回路SWがオンし、同時に水平転送バッファ81のゲートにアナログ/デジタル変換器39から「1」のデジタル信号が入力されると、水平転送バッファ81がオンしてバス配線31より負荷回路83を通して電流が流れる。この負荷回路(例えば抵抗素子)83によりバス配線31の電位は高レベルになり、それに応じたデジタル画素信号が水平転送受信回路84に入力される。また、水平転送バッファ81のゲートにアナログ/デジタル変換器39から「0」のデジタル信号が入力されると、水平転送バッファ81がオフになり、水平転送バッファ81が高インピーダンス状態になる。これにより、バス配線31はグランド(GND)電位に引っ張られて電位が低レベルに下がり、それに応じたデジタル信号が水平転送受信回路84に入力される。一方、水平転送バッファ81とバス配線31間の列選択回路SWを全てオフ状態にすれば、電流の流れる電流パスがないので、自動的にバス配線31の電位は0に落ちる。これによりダミー信号であるゼロ信号を発生させることができる。
第1実施の形態によれば、図1、図8に示すように、水平転送バッファ81を用い、この水平転送バッファ81を選択しないだけで、ダミー信号となるゼロ信号を発生させることができる。この図8の回路構成と図4〜図7の回路構成及び動作とを組み合わせることにより、データが揃うのを待たずいわゆるパイプライン方式で演算可能となり、シフトレジスタ数を削減でき、切替えも最小限ですむ。異色間の信号のタイミングもずれないため、バッファも必要ない。このことから、本実施の形態では受け側の回路構成を単純化することができる。また、回路構成の単純化で高速動作さらに向上することができる。そして、多画素、高フレームレート出力を可能にする。
図9に、本発明に係る固体撮像素子の第2実施の形態示す。同図は要部のみを示す。本実施の形態は、ダミー信号の発生回路及び発生方法として図8とは異なる水平転送バッファを用いて構成した場合である。図9は1つのバス配線に対応した回路構成のみを示す。他の3つのバス配線においても同様の回路構成が採られる。
本実施の形態は、バス配線31に接続される各列に対応して各水平転送バッファ91が設けられる。この水平転送バッファ91は、本例ではnチャネルトランジスタとpチャネルトランジスタからなるCMOSトランジスタで構成される。CMOS型の各水平転送バッファ91の入力側が図1で示すアナログ/デジタル変換器39に接続され、各水平転送バッファ91の出力側が列選択回路(スイッチ手段)SWを介してバス配線31に接続される。バス配線31の出力端は水平転送受信回路(いわゆるセンス回路)84に接続される。列選択回路SWは、制御回路92からの列の選択信号、すなわち水平転送選択パルス信号φL0,φL1,・・φLnによりオン・オフ制御され、選択される。さらに、負荷回路を設けず、これに変えてゼロ信号発生回路93を設ける。このゼロ信号発生回路93は、制御回路92で制御されるようになされ、ゼロ信号発生回路93で発生したゼロ信号、すなわちダミー信号がバス配線31に供給されるように、バス配線31に接続される。
CMOS型の水平転送バッファ91では、水平転送バッファ91を選択しないときは不定信号となってしまい、前述の理論が成り立たなくなる。このため、本実施の形態では水平転送バッファ91を選択すると同時に、ゼロ信号を入力するための回路93を積極的に配置している。
図9の回路構成では、例えば列選択回路SWをオンして列を選択し、同時にCMOS型の水平転送バッファ91にアナログ/デジタル変換器39から「1」のデジタル信号が入力されると、この水平転送バッファ91から「0」のデジタル信号が出力される。水平転送バッファ91に「0」のデジタル信号が入力されると、水平転送バッファ91から「1」のデジタル信号が出力される。バス配線31からゼロ信号を出力させるときは、全ての列選択回路SWをオフにしてゼロ信号発生回路93からゼロ信号をバス配線31に入力する。
第2実施の形態によれば、CMOS型の水平転送バッファ91とゼロ信号発生回路93を用いることにより、ダミー信号となるゼロ信号を発生させることができる。従って、前述の実施の形態と同様に全画素読み出しモード、加算モードに応じて図4〜図7で示す受け側での信号処理が容易になるデータ配列を得ることができる。これにより、受け側の回路構成を単純化することができ、高速動作をさらに向上することができる。そして、多画素、高フレームレート出力を可能にする。
本実施の形態では、CMOS型の水平転送バッファ91を選択しないと同時に、ゼロ信号を入力するゼロ信号発生回路93を設置することで、本発明の実施を可能にしている。ゼロ信号を発生するタイミングは加算モードによって確定するので、その規則に則って周期的に発生するためゼロ信号発生回路93を入れ込むことは難しくない。
図8の第1実施の形態、図9の第2実施の形態においては、水平転送のデータ並びを変化させる点に関して制御回路82、92から直接アドレス指定で制御することも可能であるが、多画素、高フレームレート出力を考慮した場合、直接アドレス指定は容量負荷が大きく困難である。従って、スキャン開始アドレスのみ指定して、そこからシフトレジスタで読み出し信号をスキャンする方がよい。
図10に、このようにした本発明に係る固体撮像素子の第3実施の形態を示す。図10は1つのバス配線に対応した回路構成のみを示す。他の3つのバス配線においても同様の回路構成が採られる。本実施の形態は、各列に対応してバス配線31に接続される各水平転送バッファ、本例ではMOSトランジスタで構成した水平転送バッファ81が設けられる。この各水平転送バッファ81であるMOSトランジスタのゲートGが、図1に示した各アナログ/デジタル変換器39に接続され、そのソースSが列選択回路(スイッチ素子)SWを介してバス配線31に接続される。MOSトランジスタのドレインDは電源側に接続される。列選択回路SWは後述する列の選択信号、すなわち水平転送選択パルス信号φL0,φL1,・・φLnによりオン・オフ制御され、選択される。バス配線31の出力側に負荷回路83が接続され、出力端が水平転送受信回路(いわゆるセンス回路)84に接続される。
一方、列数に対応した数の複数の遅延回路(シフトレジスタ)101が設けられ、この複数の遅延回路101が直列接続され、各遅延回路101の出力側が順次各列の列選択回路SWに接続される。また、遅延回路101には、これを駆動するためのクロックパルス、いわゆる同期信号(タイミング信号)CLKが供給される。このクロックCLKは読み出し制御用のローカルクロックである。さらに、スキャン開始列のアドレス指定を行うためのアドレス信号を入力する制御回路102が設けられる。この場合のアドレス信号はスキャン開始列に対応した遅延回路101に入力される。
本実施の形態の回路構成では、制御回路102からのスキャン開始列のアドレス信号によりスキャンを開始する最初の列、したがってその列に対応した遅延回路101が指定される。例えば、図10において左端の遅延回路101が指定される。スキャン開始アドレスで指定された遅延回路101のところだけが選択信号によりリセットされ(すなわち、高レベルになり、水平転送選択パルス信号φLが発生する)、その他の遅延回路101は全て非選択信号にリセットされ(すなわち低レベル)となる。これにより、スキャン開始アドレス指定された遅延回路101から出力された水平転送選択パルスφL0がスキャン開始列の列選択回路SWをオンする。その後、この水平転送選択パルスは、遅延回路により同期信号CLKに同期して次々に隣接する各遅延回路101に転送され、水平転送選択パルス信号φL1,φL2,・・として順次列選択回路SWに入力されて列選択がなされる。なお、電子手ぶれ補正のようなある一部の画像を取り出すような機構があるときは、途中からスキャン開始されることがある。その他の動作は前述の図8で説明したと同様であるので、詳細説明を省略する。
第3実施の形態によれば、スキャン開始アドレスのみ指定して、指定された遅延回路101で発生した水平転送選択パルスを順次隣接する遅延回路に転送して、順次列選択回路SWを選択することにより、多画素、高フレームレート出力の固体撮像素子において、容量負荷の低減を図ることができる。その他、第1実施の形態と同様に、受け側の回路構成を単純化することができ、また、回路構成の単純化で高速動作さらに向上することができる。
前述のようにダミー信号を加える場合には、読み出し列数が実効的に増加するため、シフトレジスタ構成を変更する必要がある。これを図11及び図12に示す。
図11の回路構成は、図3に示す4つのバス配線41〔411〜414〕により水平読出しを4チャネルとした場合、セレクト出力が13列のセレクタ111と、4つの遅延回路(シフトレジスタ)112、113、114及び115と、1つのCMOSトランジスタ116とを備えてなる。4つの遅延回路112〜115は直列接続されるも、第2及び第3の遅延回路間113及び114はCMOSトランジスタ116の例えばnチャネルトランジスタTrnを介して接続され、CMOSトランジスタ116のpチャネルトランジスタTrpが第1及び第2の遅延回路112及び113の接続中点と、第3の遅延回路114及びnチャネルトランジスタTrnの接続中点との間に接続される。各遅延回路112〜115にはセレクタ111を選択する1つの選択パルス120が順次供給される。また、各遅延回路112〜115には、これを駆動するためのクロックパルス、いわゆる同期信号(タイミング信号)CLKが供給される。CMOSトランジスタ116を構成するnチャネル及びpチャネルの両MOSトランジスタTrn,Trpのゲートと、セレクタ111の後述するCMOSトランジスタを構成するnチャネル及びpチャネルの両トランジスタのゲートとには、全画素読出し、2列加算、3列加算の読出しモードを切り換えるモード切替え信号φmが供給される。そして、直列接続された遅延回路112〜115の入出力端と各接続中点との対応した各端子T0,T1,T2,T3,T4がセレクタ111に接続される。
一方、セレクタ111は図12に示す回路構成を有している。すなわち、3つの第1、第2、第3CMOSトランジスタ121、122、123が設けられる。各CMOSトランジスタ121〜123のnチャネルトランジスタTrn及びpチャネルトランジスタTrpの一方のソース/ドレインが共通接続され、それぞれの共通接続端がセレクタ111の出力端CLM2,CLM6,CLM10に接続される。そして、端子T0は第1CMOSトランジスタ121のnチャネルトランジスタTrnの他方のソース/ドレインに接続される。端子T1は、セレクタ111の出力端CLM1、第1CMOSトランジスタ121のpチャネルトランジスタTrpの他方のソース/ドレイン、出力端CLM3,CLM4及び第2CMOSトランジスタ122のnチャネルトランジスタTrnの他方のソース/ドレインに接続される。端子T2は、セレクタ111の出力端CLM5、第2CMOSトランジスタ122のpチャネルトランジスタTrpの他方のソース/ドレイン及び出力端CLM8に接続される。端子T3は、セレクタ111の出力端CLM7及び第3CMOSトランジスタ123のnチャネルトランジスタTrnの他方のソース/ドレインに接続される。端子T4は、セレクタ111の出力端CLM9、第3CMOSトランジスタ123のpチャネルトランジスタTRPの他方のソース/ドレイン、出力端CLM11、CLM12に接続される。さらに端子T4はnチャネルトランジスタTrmを介して出力端CLM14に接続される。
なお、図11の論理構成はず10の遅延回路101が並んでいるところに対応する。すなわち、シフトレジスタ112〜115は図10の各遅延回路101に対応し、セレクタ111は図10の遅延回路101と列選択回路SWとの間に対応して接続される。
次に、図11及び図12の回路構成の動作を説明する。全画素読出しモードと2列加算モードの場合にはモード切替え信号φmとしてCMOSトランジスタ116,及び121〜123のゲートに正のパルス信号が印加され、3つの遅延回路112,114,115が使用される。3列加算モードの場合はモード切替え信号φmとしてCMOSトランジスタ116,及び121〜123のゲートに負のパルス信号が印加され、4つの遅延回路112〜115が使用される。
全画素読み出しおよび2列加算モードにおいてはトランジスタTrrが導通し、トランジスタTrが非導通となる。これにより、端子T2、T3は同じタイミングで選択されることとなる。これに対し、3列加算モードにおいてはトランジスタTrnが導通し、トランジスタTrrが非導通となる。これにより、端子T2の次に端子T3が選択されるように動作が変わる。図12に図11中のセレクタ111部の回路構成を示すが、全画素読み出しモードおよび2列加算モードでは、端子T1がCLM1〜4、端子T2+T3がCLM5〜8、T4がCLM9〜12を選択する。これが3列加算モードでは端子T1がCLM1,3,4,6、端子T2がCLM5,8、端子T3がCLM7,10、端子T4がCLM9,11,12,14を選択するようになり、図3に示されるようなデータの並びで出力されるようになる。
このような比較的簡単な論理構成で第1、第2、第3実施の形態を利用できる構成に組み換えることができる。面積で比較すると、本件の適用により単純にはトランジスタ数は増える。これはイメージセンサの列数が非常に多いためである。しかしながら制御回路の増分は読み出しタイミング信号に対する論理のみであり、配置が分散するため面積に対する影響は小さい。それに対して、水平受信部で集中的に処理する場合、前述の理由によりレジスタが必要となるが、これはビット幅分のレジスタが必要であり、配置も集中することから面積に対する影響は小さい。
本発明は、上述した実施の形態の固体撮像素子を組み込んだ撮像カメラ、各種モジュールを構成することができる。撮像カメラの場合には、上述の実施の形態のCMOS固体撮像素子と光学レンズ系を備えて構成できる。
図13は、本発明に係るカメラモジュール、電子機器モジュールの実施の形態を示す概略構成を示す。図13のモジュール構成は、カメラモジュール、電子機器モジュールの双方に適用可能である。本実施の形態のモジュール130は、上述の全画素読み出しモード、複数加算読み出しモード機能を有するいずれかのCMOS固体撮像素子131、信号処理装置(Digital Signal Processor)132、光学レンズ系133、入出力部134、光学レンズ系制御用の中央演算装置(CPU)135を1つに組み込んでモジュールを形成する。電子機器モジュール、あるいはカメラモジュール136としては、例えばCMOS固体撮像素子131、光学レンズ系133及び入出力部134のみでモジュールを形成することもできる。また、CMOS固体撮像素子131、信号処理装置132、光学レンズ系133及び入出力部135を備えたモジュール137を構成することもできる。
本実施の形態に係るカメラモジュール、電子機器モジュールによれば、特に、加算読み出しモードにおいて画素のデータ配列を受け側で処理し易いデータ配列に変換できるので、受け側の回路構成を単純化することができる。従って、より多画素化、高速化(高フィレームレート出力)を可能にする。
上述した本発明の実施の形態によれば、水平転送されるデータが受け側の信号処理がし易いデータ並びになることで、信号処理回路の単純化を図ることができる。水平転送以降の信号処理回路は水平転送回路のように分散して要素配置することが困難であるので、大規模になると、チップレイアウトに大きく影響する。逆に、広く薄く要素配置すれば信号配線が延び、タイミング設計が困難になる。本発明の実施の形態では、制御回路を分散し、処理回路を単純化して必要要素を少なくできるので、チップレイアウトへの影響を抑制し、タイミング設計も余裕ができる。したがって、コスト面、動作速度面で優位性を得ることができる。
本発明に係る実施の形態に適用されるCMOS固体撮像素子の概略構成図である。 A,B,C及びD 比較例の説明に供する水平転送部の要部の回路図、全画素読み出しの画素データ配列を示す説明図、2列加算モードの画素データ配列と加算単位を示す説明図、及び3列加算モードの画素データ配列と加算単位を示す説明図である。 A,B,C及びD 本発明の説明に供する水平転送部の要部の回路図、全画素読み出しの画素データ配列を示す説明図、2列加算モードの画素データ配列と加算単位を示す説明図、及び3列加算モードの画素データ配列と加算単位を示す説明図である。 本発明に係る各読み出しモードを可能にする回路ブロック図である。 図4の回路ブロックを用いて全画素読み出しする場合の動作説明図である。 図4の回路ブロックを用いて2列加算読み出しする場合の動作説明図である。 図4の回路ブロックを用いて3列加算読み出しする場合の動作説明図である。 本発明の第1実施の形態に係る水平転送回路の要部を示す概略回路構成図である。 本発明の第2実施の形態に係る水平転送回路の要部を示す概略回路構成図である。 本発明の第3実施の形態に係る水平転送回路の要部を示す概略回路構成図である。 本発明の実施の形態に適用される論理回路図である。 図11のセレクタ内の回路図である。 本発明に係るカメラモジュール、電子機器モジュールなどのモジュールの実施の形態を示す概略構成図である。 従来のCMOS固体撮像素子の概略構成図である。
符号の説明
31・・CMOS固体撮像素子、32・・画素、33・・撮像部、34・・垂直駆動部、35・・水平転送部(水平転送回路)、36・・出力部、39・・アナログ/デジタル変換器、SW・・列線選択回路、41〔411、412、413、414〕・・バス配線、42・・信号処理回路、43・・出力バッファ、51・・回路ブロック、81・・MOSトランジスタからなる水平転送バッファ、82・・制御回路、83・・負荷回路、84・・水平転送受信回路(センス回路)、91・・CMOSトランジスタからなる水平転送バッファ、92・・制御回路、93・・ゼロ信号発生回路、101・・遅延回路、102・・制御回路、111・・セレクタ、112空115・・遅延回路、116、121、122、123・・CMOSトランジスタ、131・・固体撮像素子、132・・信号処理回路、133・・光学レンズ系、134・・入出力部、135・・中央処理演算装置

Claims (15)

  1. 複数の画素が2次元配列された撮像部に接続された水平転送回路を備え、
    前記水平転送回路において前記画素の列毎に対応するアナログ/デジタル変換器が設けられ、該各列のアナログ/デジタル変換器の出力側が並列に配置された複数のバス配線のいずれかに接続されて成り、
    信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を超えているときに、加算に寄与しないダミー信号を転送データ中に挿入して加算しやすいデータ配列に変換する制御回路を有して成る
    ことを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記水平転送回路は、各列に接続された高インピーダンス状態を有する送信バッファと、前記バス配線に接続された負荷回路とを有し、
    バス配線に接続された全送信バッファが選択されないときに該送信バッファ群がすべて高インピーダンス状態にあり、前記バス配線の出力が負荷回路によって決定する信号加算に寄与しないダミー信号になる
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 前記水平転送回路は、各列に接続された高インピーダンス状態を持たない転送バッファを有し、前記バス配線に負荷回路を有しない構成とされ、
    バス配線に接続された全送信バッファが選択されないときに前記バス配線の出力が信号加算に寄与しないダミー信号になるように制御する回路を有して成る
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  4. 列の選択信号が読み出し開始列から順に同期信号で制御される遅延回路によって転送される構成を有し、
    加算処理モード選択信号の種類によって、前記遅延回路の構成を切り換える制御回路を有して成る
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の固体撮像素子。
  5. 読み出し開始列を任意に選択するアドレス指定機構を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の固体撮像素子。
  6. 複数の画素が2次元配列された撮像部から一水平ライン毎に画素の信号を、画素の列毎に対応して設けたアナログ/デジタル変換器を通して水平転送回路の複数のバス配線に読出すようにし、
    信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を越えているときに、加算に寄与しないダミー信号を転送データ中に挿入して加算し易いデータ配列に変換する
    ことを特徴とする固体撮像素子の駆動方法。
  7. 各列に対応する画素の信号を、前記水平転送回路中に設けた高インピーダンス状態を有する送信バッファを通して前記バス配線に読出し、
    前記バス配線に読み出された画素の信号を、バス配線の受信側に接続された負荷回路を介して出力するようにし、
    前記全送信バッファを選択しないときに、前記バス配線から信号加算に寄与しないダミー信号を出力する
    ことを特徴とする請求項6記載の固体撮像素子の駆動方法。
  8. 各列に対応する画素の信号を前記水平転送回路中の、高インピーダンス状態を持たない送信バッファを通して前記バス配線に読み出し、
    前記バス配線に読み出された画素の信号を、前記バス配線から出力するようにし、
    前記全送信バッファを選択しないときに、前記バス配線に対して、信号加算に寄与しないダミー信号を出力する回路を有して成る
    ことを特徴とする請求項6記載の固体撮像素子の駆動方法。
  9. 列の選択信号を、読み出し開始列から順に同期信号で制御される遅延回路によって転送し、
    加算処理モード選択信号の種類によって、前記遅延回路を切り換える
    ことを特徴とする請求項6、7又は8記載の固体撮像素子の駆動方法。
  10. 前記読み出し開始列をアドレス指定により任意に選択する
    ことを特徴とする請求項9記載の固体撮像素子の駆動方法。
  11. 固体撮像素子と光学レンズ系を備え、
    前記固体撮像素子は、複数の画素が2次元配列された撮像部に接続された水平転送回路を有し、前記水平転送回路において前記画素の列毎に対応するアナログ/デジタル変換器が設けられ、
    該各列のアナログ/デジタル変換器の出力側が並列に配置された複数のバス配線のいずれかに接続されて成り、
    信号加算を行う出力の組み合わせが同時に転送できるデータ数を超えているときに、加算に寄与しないダミー信号を転送データ中に挿入して加算しやすいデータ配列に変換する制御回路を有して構成されている
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  12. 前記水平転送回路は、各列に接続された高インピーダンス状態を有する送信バッファと、前記バス配線に接続された負荷回路とを有し、
    バス配線に接続された全送信バッファが選択されないときに前記バス配線の出力が信号加算に寄与しないダミー信号になる
    ことを特徴とする請求項11記載のカメラモジュール。
  13. 前記水平転送回路は、各列に接続された高インピーダンス状態を持たない転送バッファを有し、前記バス配線に負荷回路を有しない構成とされ、
    バス配線に接続された全送信バッファが選択されないときに前記バス配線の出力が信号加算に寄与しないダミー信号になるように制御する回路を有して成る
    ことを特徴とする請求項11記載のカメラモジュール。
  14. 列の選択信号が読み出し開始列から順に同期信号で制御される遅延回路によって転送される構成を有し、
    加算処理モード選択信号の種類によって、前記遅延回路の構成を切り換える制御回路を有して成る
    ことを特徴とする請求項11、12又は13記載のカメラモジュール。
  15. 読み出し開始列を任意に選択するアドレス指定機構を有する
    ことを特徴とする請求項14記載のカメラモジュール。
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