JP2007150366A - プリント配線板 - Google Patents

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Abstract

【課題】導体回路間のショート不良が少なく、回路形成性のよいプリント配線板を提供することを目的とする。
【解決手段】製法の異なる2つ以上の同種金属を選択的にエッチングする際、反応律速性となるエッチング液を用いてエッチングを行う方法、およびその方法を用いたプリント配線板の製造方法を提供することで上記課題を解決した。
【選択図】図1

Description

本発明は、エッチング方法およびプリント配線板の製造方法に関する。
近年、電子機器の小型、軽量、高速化の要求が高まり、プリント配線板の高密度化が進んでいる。従来の、銅をエッチングすることで作製するプリント配線板は、サイドエッチングの影響で配線の微細化には限界があり、基板の高密度化には限界があった。そこで近年は電気めっきを用いたセミアディティブ法によるプリント配線板の製造方法が注目されている。このセミアディティブ法は特許文献1にあるように回路を形成したい樹脂表面にレーザー等でIVHとなる穴を形成した後に、化学粗化やプラズマ処理等により数μmの凹凸を樹脂上に形成し、Pd触媒を付与し、1μm程度の無電解めっきを行い、パターン電気めっきレジストを形成し、パターン電気めっきにより回路形成を行った後にレジスト及び余分な個所の無電解めっきを除去する手法である。
特開平11−186716号公報
しかしながら、上記のセミアディティブ法により回路形成を行う場合、樹脂上に直接無電解銅めっき層を形成するためのPd触媒を付与するために、その後の工程でPdを除去することが難しい。樹脂上にPdが残存していると、絶縁信頼性の低下等の不具合や後にNi/Auめっきを行う際に樹脂上にめっきが析出してしまう等の不具合が生じる。また密着性向上のために化学粗化やプラズマ処理等により数μmの凹凸を樹脂上に形成する必要があるが、粗化が不充分で導体回路が剥離するような不具合が発生し易い。
また、銅箔付樹脂上にセミアディティブ法により回路形成を行う方法もある。この場合導体回路を溶解させずに余分な個所の銅箔を除去出来ればよいのであるが、通常銅箔も導体回路も電気銅めっきで作製しているためにエッチング速度差が生じず、逆に液あたりの良い導体回路が先に溶解してしまうという不具合が発生し、設計値通りの微細配線を形成することが出来なかった。
上記を鑑みて、本発明は、上記不具合を発生し難くし、導体回路間のショート不良が少なく、回路形成性のよいプリント配線板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、同種金属の選択的エッチング方法について検討を行った。
一般に金属は製法が異なると図3に示すように結晶の大きさ、方向性の異なるものが作製されるという特徴がある。製法と結晶の大きさ、または方向性の相関を一義的に定義するのは困難であるが、通常は析出速度が遅ければ大きな結晶になり、析出速度が速ければ小さな結晶になる。このように結晶の大きさ、方向性が異なる同種金属を同じエッチング液で同時にエッチングした場合、その速度に違いが生じることがある。しかし、必ずしも違いが生じるわけではなく、例えば、プリント配線板の導体回路形成時、銅の溶解に通常用いられる塩化鉄、塩化銅等では結晶構造の違いによるエッチング速度の差が殆どない。これは塩化鉄、塩化銅と銅の反応が拡散律速であるからである。
そこで、本発明においては、製法の異なる2つ以上の同種金属を選択的にエッチングする際、反応律速性となるエッチング液を用いることを第1の特徴としている。
ここで「製法の異なる」とは、本発明の選択的エッチングの対象となる同種金属の作製方法の相違を意味し、例えば、金属を還元する方法、条件、または金属のめっき析出の方法、条件などの相違を指す。
また、「同種金属」とは、同じ金属原子からなる金属のことであり、組成比が同じ合金もこれに含む。
さらに、「反応律速性となるエッチング液」とは、金属に対するエッチング速度において、溶液の拡散速度がその速度を支配するのではなく、金属と溶液間の真の素反応の速度がエッチング速度を支配するようなエッチング液を指す。例えば、エッチング液が金属に対して反応律速である場合には、攪拌速度を大きくして液流を強めてもエッチング速度の変化が小さい。また、本発明で対象となっている2つ以上の金属に対して、エッチング速度が結晶構造の違いによって異なっていれば、この場合も反応律速であるといえる。
また、本発明の第1の特徴において、2つ以上の同種金属のうち、難溶性の方のエッチング速度が易溶性の方のエッチング速度の80%以下であることが好ましい。
ここで、本発明のおいて「難溶性」および「易溶性」とは、互いに相対的なものであり、金属そのものの性質を指すものではない。例えば、同じエッチング液で2つの同種金属を同時にエッチングした場合、一方の金属のエッチング速度が他方の金属のエッチング速度に対して大きければ、一方の金属は「易溶性」となり、他方は「難溶性」となる。
また、本発明の第1の特徴において、エッチング液はハロゲン元素を含まない酸と過酸化水素を主成分とすることが好ましい。ハロゲン元素を含まない酸とは化学式にフッ素原子や塩素原子等のハロゲン元素を含まない化合物の酸のことであり、そのような酸としては硫酸が好ましい。また、主成分が硫酸と過酸化水素である場合には、それぞれ5〜300g/L、5〜200g/Lの濃度であることが好ましい。
また、本発明の第1の特徴において、エッチング時のエッチング液の液温が20〜50℃の範囲であることが好ましい。
また、本発明の第1の特徴において、2つ以上の同種金属が2つ以上の銅である場合、銅に対するエッチングの律速段階は銅の酸化反応であることが好ましい。
さらに、上記2つ以上の銅がいずれも電気銅めっきにより作製されていることが好ましい。電気銅めっきにより2つ以上の銅を作製する場合、難溶性の銅が硫酸銅めっき液を用いて作製され、易溶性の銅がピロリン酸銅めっき液を用いて作製されているか、または、2つ以上の銅がいずれも硫酸銅めっき液を用いて作製され、かつ、易溶性の銅が難溶性の銅よりも高い電流密度で作製されていることが好ましい。後者の場合、易溶性の銅が5A/dm以上の電流密度で作製され、かつ、難溶性の銅が5A/dm以下の電流密度で作製されていることがより好ましい。
以上のような本発明の第1の特徴によれば、製法の異なる2つ以上の同種金属のそれぞれのエッチング速度を同時にコントロールすることができるため、これらの選択的エッチングが可能となる。
さらに、本発明は、内層回路基板上に給電層或いは給電層の一部として易溶性金属層を形成する工程、易溶性金属層上にパターン電気めっきレジストを形成した後、電気めっきにより易溶性金属と製法の異なる同種金属である難溶性金属層を形成する工程、および、パターン部以外の前記易溶性金属層を、前述のエッチング方法により、選択的にエッチング除去する工程、を少なくとも有するプリント配線板の製造方法を第2の特徴としている。
本発明の第2の特徴において、易溶性金属層が銅箔および/または銅箔上に形成される無電解銅めっき層である場合、上記銅箔の厚みが1〜5μmであること、また上記無電解銅めっき層の厚みが0.1〜1μm以下であることが好ましい。また、難溶性金属層は電気銅めっき層であってもよい。
さらに、銅箔がピロリン酸銅めっき液を用いて作製され、かつ電気銅めっき層が硫酸銅めっき液を用いて作製されていること、または、銅箔および電気銅めっき層がいずれも硫酸銅めっき液を用いて作製され、かつ電気めっき時の電流密度が銅箔作製時の電流密度よりも低いことが好ましく、後者の場合、銅箔が5A/dm以上の電流密度で作製されており、かつ電気銅めっき層が5A/dm以下の電流密度で作製されていることがより好ましい。
さらに、本発明の第2の特徴において、内層回路基板に層間接続のためのIVH(インタースティシャルバイアホール)を形成する工程、または、内層回路基板と易溶性金属層の間にプリプレグを積層する工程をさらに有していても良く、さらには、電気めっきレジストを除去後、酸化剤により配線基板表面を洗浄する工程を有してもよく、この場合、酸化剤が過マンガン酸塩を有することがより好ましい。
以上のような、本発明の第2の特徴によれば、パターン部以外の金属が素早く除去され、導体回路のトップ幅の著しい減少は抑制されることとなり、回路形成性のよいプリント配線板を製造することが可能となる。
以上、本発明によれば、製法の異なる2つ以上の同種金属を選択的にエッチングすることができ、さらには、これをプリント配線板の製造方法に用いることで、導体回路間のショート不良が少なく、回路形成性のよいプリント配線板を製造することが出来る。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いることのできるエッチング液としては、製法の異なる2つ以上の同種金属に対するエッチングの律速段階が反応過程となるようなエッチング液であればよい。例えば、金属の酸化反応がエッチングの律速段階である系の場合、酸化剤の濃度により容易にエッチング速度をコントロールすることができる。この場合、ハロゲン元素を含まない酸と過酸化水素を主成分とするエッチング液を用いることが好ましい。ハロゲン元素を含まない酸としては、硝酸、硫酸などが使用できるが、硫酸である事が安価で好ましい。さらに、硫酸と過酸化水素が主成分である場合には、それぞれの濃度を5〜300g/L、5〜200g/Lとすることがエッチング速度、液の安定性の面から好ましい。
さらに、本発明に用いるエッチング液は上記主成分に加えて溶媒、添加剤を含み、溶媒としては、コスト、取り扱い性、安全性の面から水が好ましく用いられ、水にはアルコール等が添加されていても構わない。また、添加剤としては過酸化水素の安定剤等が添加されうる。
さらに、エッチング時のエッチング液の液温は、エッチング速度の違いが2つ以上の同種金属の溶解時の活性化エネルギーの差から生じるものであるから、低温であることが好ましい。しかしながらあまりにも低温であると作業性が著しく低下するので、好ましくは20〜50℃の範囲である。
また、本発明において、エッチングの対象となる2つ以上の同種金属は、例えば、銅、金、等のプリント配線板によく使用される金属が好ましく挙げられるが、この他にも銀、亜鉛、クロム、スズ等にも適用することができ、特に限定されない。また、その作製方法としては、2つ以上の同種金属のうち、それぞれの製法が異なり、それぞれの結晶の大きさ、方向性が異なるものを得ることができるのであれば、還元、めっき析出等の一般的な方法でよく、限定されない。例えば、2つ以上の同種金属がいずれも電気銅めっきで作製される場合、ピロリン酸銅めっきで作製された電気銅めっきは硫酸銅めっきで作製した電気銅めっきに比べ結晶が小さく、上記のようなエッチング液に溶けやすいといった特徴があるためにエッチング速度差を出すことが容易である。また、両者が共に硫酸銅めっきで作製した電気銅めっきである場合、高電流密度で作製した電気銅めっきは低電流密度で作製した電気銅めっきに比べ結晶が小さく、上記のようなエッチング液に溶けやすいといった特徴があるために、この場合もエッチング速度差を出すことが容易であり、好ましくは易溶性の銅が5A/dm以上の電流密度であり、難溶性の銅が5A/dm以下の電流密度である。
また、上記のようなエッチング液を用いて上記のような製法の異なる2つ以上の同種金属を同時にエッチングした場合、それぞれの金属間でエッチング速度に差が生じれば、本発明による選択的エッチングが為されたということができるが、選択的エッチングの効果をはっきり認識するためには、難溶性の金属の易溶性に対するエッチング速度が80%以下であることが好ましい。
以下には、上記エッチング方法を用いたプリント配線基板の製造方法の一実施例を図1を用いて詳細に説明する。
まず、絶縁基材を加工して内層回路基板を作製する。絶縁基材表面への導体回路の形成は、銅張積層板をエッチングして行うサブトラクティブ法が一般的であるが、特に限定されない。さら絶縁基材にスルーホール等の貫通孔を形成し、内層導体回路を形成し、内層回路基板を得る。図1(a)では単層の両面板であるが、この内層回路基板は多層板でもよい。
次に内層回路基板の表面の内層銅パターンを粗面化し、この銅パターンの上に形成される層間樹脂絶縁層との密着性を向上させる必要がある。具体的には内層銅パターンの上に針状の無電解めっきを形成する方法や内層銅パターンを酸化(黒化)―還元処理する方法、内層銅パターンをエッチングする方法等がある。
次に、上記のようにして得られた内層回路基板上に図1(b)に示す様に銅箔付層間絶縁樹脂をラミネートする。層間絶縁樹脂としてはエポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂を主成分として含むものが好ましいが、他にもアクリル樹脂、ポリイミド樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂、フッ素樹脂、シアネート樹脂、PPE等や、その含有物でもよい。銅箔付層間絶縁樹脂をラミネートとするかわりにプリプレグを介して銅箔を積層してもよい。層間樹脂絶縁層の厚みは10から100μm程度、望ましくは20から60μmがよく、銅箔の厚みは1〜5μmが好適である。銅箔の粗化面にはクロメート処理等密着促進の為の異種金属処理が施されていてもよい。また、ここで用いる銅箔は、好ましくは電流密度5A/dm以上の電流密度により硫酸銅めっきで作製されていること、若しくはピロリン酸銅めっきで作製されていることが好ましい。上記銅箔は結晶が小さく、エッチングされやすいために後の回路形成上有利になる。
次いで図1(c)に示す様に銅箔の上から層間樹脂絶縁層にIVHを形成する。IVHを形成する方法としては、レーザーを用いるのが好適である。ここで用いることが出来るレーザーとしては、COやCO、エキシマ等の気体レーザーやYAG等の固体レーザーがある。COレーザーは容易に大出力を得られる事からφ50μm以上のIVHの加工に適している。φ50μm以下の微細なIVHを加工する場合は、より短波長で集光性のよいYAGレーザーが適している。
次いで過マンガン酸塩、クロム酸塩、クロム酸のような酸化剤を用いてIVH内部の樹脂残さの除去を行う。
次いで銅箔上及びIVH内部に触媒核を付与する。触媒核の付与には、貴金属イオンやパラジウムコロイドを使用する。特にパラジウムコロイドを使用するのが安価で好ましい。
次に図1(d)に示すように、触媒核を付与した銅箔上及びIVH内部に薄付けの無電解めっき層を形成する。この無電解めっきには、硫酸銅、ホルマリン、錯化剤、水酸化ナトリウム等を主成分とする市販のものが使用でき、例えば、CUST2000(日立化成工業株式会社製、商品名)やCUST201(日立化成工業株式会社製、商品名)等が挙げられるが、特に限定されるものではない。めっきの厚さは次の電気銅めっきを行うことができる厚さであればよく、好ましくは0.1〜1μmである。
次に図1(e)に示すように無電解めっき層上のIVH上と導体回路となる以外の個所に電気めっきレジストを形成する。電気めっきレジストの厚さは、その後めっきする導体の厚さと同程度か、より厚い膜厚にするのが好適である。電気めっきレジストに使用できる樹脂には、PMER P−LA900PM(東京応化株式会社製、商品名)のような液状レジストや、HW−425(日立化成工業株式会社、商品名)、RY−3025(日立化成工業株式会社、商品名)等のドライフィルムがある。
次に図1(f)に示すように導体回路パターンとなる電気銅めっき層を形成する。電気銅めっきには、通常プリント配線板で使用される硫酸銅電気めっき等が使用できる。電気銅めっきの厚さは、導体回路として使用できればよく、1〜100μmの範囲であることが好ましく、5〜50μmの範囲であることがより好ましい。また、電気銅めっき層形成時の電流密度は上記銅箔作製時の電流密度よりも小さいことが好ましく、5A/dm以下であることがより好ましい。電気銅めっき層形成時の電流密度が銅箔作製時の電流密度よりも高いと後のエッチング工程で過剰に溶解されやすくなってしまい良好な回路形成を為すのに支障をきたす場合がある。
次にアルカリ性剥離液や硫酸あるいは市販のレジスト剥離液を用いて電気めっきレジストの剥離を行う。
次に好ましくは過マンガン酸塩を有する酸化剤を用いて基板表面の洗浄を行う。この時点では銅箔が残っているために酸化剤により絶縁層が痛むことはない。基板表面を酸化剤で洗浄することで、レジスト等の有機物残さを完全に除去することが出来る。
次にパターン部以外の銅を前述したエッチング方法、すなわちエッチングの律速段階が反応過程となるようなエッチング液を用いて除去することで回路形成が終了する(図1(g))。好ましくはハロゲン元素を含まない酸及び過酸化水素を主成分とするエッチング液を用い、より好ましくは、ハロゲン元素を含まない酸として硫酸を用いる。この場合、エッチング液の主成分の濃度として、10〜300g/Lの硫酸および10〜200g/Lの過酸化水素水を用いることが好ましい。上記濃度域以下の濃度ではエッチング速度が遅いために作業性が低下し、上記濃度域以上の濃度ではエッチング速度が速いためにエッチング量のコントロールが難しい。
さらに、パターン部以外の銅をエッチング除去し、設計通りの導体回路のトップ幅、ボトム幅を得るためには電気銅めっきのエッチング速度が銅箔のエッチング速度の80%以下であることが好ましい。また、銅箔のエッチング速度としては1〜15μm/分となるようにコントロールすることが作業性の面から好ましい。また、結晶構造の差異によるエッチング速度の差はエッチング液の温度に依存するため、エッチング除去の際のエッチング液の温度は20〜50℃とすることが好ましく、20〜40℃とすることがより好ましい。さらにエッチング時間としては、所望の導体回路幅が形成されるような時間を実験により適宜求めればよいが、作業性、エッチングの均一性等のために10秒〜10分の範囲であることが好ましい。
さらに、上記で形成された導体回路パターン上に金めっき処理を行うことも出来る(図1(h))。金めっき層の形成方法としては、SA―100(日立化成工業株式会社製、商品名)のような活性化処理液で導体回路界面の活性化処理を行った後、NIPS―100(日立化成工業株式会社製、商品名)のような無電解ニッケルめっき液により1〜10μm程度のニッケル層を形成し、このニッケル層の上面にHGS―100(日立化成工業株式会社製、商品名)のような置換金めっき液により0.01〜0.1μm程度の金めっき下地層を形成し、さらにその上面にHGS―2000(日立化成工業株式会社製、商品名)のような無電解金めっき液により0.1〜1μm程度の金めっき仕上げ層を形成する方法が挙げられるが、もちろんこれに限定されず、通常行われうる金めっき処理に適した方法であればよい。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。なお、実施例および比較例で製造する基板の導体回路の設計値は、トップ幅30μm、ボトム幅30μm、スペース幅30μm、導体回路のトップ幅およびボトム幅の設計値からの乖離値を±2μm以下とした。
実施例1
図1(a)に示すように、絶縁基材に、厚さ18μmの銅箔を両面に貼り合わせた厚さ0.2mmのガラス布基材エポキシ銅張積層板であるMCL−E−679(日立化成工業株式会社製、商品名)を用い、その不要な箇所の銅箔をエッチング除去し、スルーホール12を形成して、内層導体回路10を形成し、内層回路基板11を作製した。
内層回路基板11の内層導体回路10の処理を、MEC etch BOND CZ−8100(メック株式会社製、商品名)を用い、液温35℃、スプレー圧0.15MPの条件で、スプレー噴霧処理し、銅表面を粗面化して、粗さ3μm程度の凹凸を作り、MEC etch BOND CL−8300(メック株式会社製、商品名)を用いて、液温25℃、浸漬時間20秒間の条件で浸漬して、銅表面に防錆処理を行った。
図1(b)に示すように、内層回路基板11の両面に、10A/dmの電流密度で作製した3μm銅箔13に接着剤を塗布したMCF−7000LX(日立化成工業株式会社製、商品名)を、170℃、30kgf/cmの条件で60分加熱加圧ラミネートし、厚さ40μmの層間絶縁樹脂層14を形成した。
図1(c)に示すように、銅箔13上から炭酸ガスインパクトレーザー穴あけ機L−500(住友重機械工業株式会社製、商品名)により、直径80μmの非貫通孔であるIVH15をあけ、過マンガン酸カリウム65g/Lと水酸化ナトリウム40g/Lの混合水溶液に、液温70℃で20分間浸漬し、スミアの除去を行った。
その後、パラジウム溶液であるHS−202B(日立化成工業株式会社製、商品名)に25℃で15分間浸漬し、触媒を付与した後、CUST−201(日立化成工業株式会社製、商品名)を使用し、液温25℃、30分の条件で無電解銅めっきを行い、図1(d)に示すように厚さ0.3μmの無電解銅めっき層16を形成した。
図1(e)に示すように、ドライフィルムフォトレジストであるRY−3025(日立化成工業株式会社製、商品名)を、無電解めっき層16の表面にラミネートし、電気銅めっきを行う箇所をマスクしたフォトマスクを介して紫外線を露光し、現像して電気めっきレジスト17を形成した。
図1(f)に示すように、硫酸銅浴を用いて、液温25℃、電流密度1.0A/dmの条件で、電気銅めっきを20μmほど行い、回路導体幅/回路導体間隔(L/S)=30/30μmとなるように電気銅めっき層18を形成した。
次に図1(g)に示すように、レジスト剥離液であるHTO(ニチゴー・モートン株式会社製、商品名)で電気めっきレジスト17の除去を行った後に主成分として硫酸20g/L、過酸化水素10g/Lの組成のエッチング液を用いてパターン部以外の銅をエッチング除去した。エッチング時は基板を片面1dmの小片に切断した後、1Lビーカーに入れ、マグネティックスターラーを用いて40℃で5分間エッチングを行った。
最後に表1に示す条件で導体回路にNi/Auめっき層19を形成した(図1(h))。
Figure 2007150366
実施例2
電気銅めっきを3A/dmの電流密度で行った他は実施例1と同様に基板を作製した。
実施例3
エッチング液の主成分の組成を硫酸20g/L、過酸化水素40g/Lとし、エッチング時間を60秒とした他は実施例1と同様に基板を作製した。
実施例4
電気銅めっきを3A/dmの電流密度で行った他は実施例3と同様に基板を作製した。
実施例5
エッチング液の主成分の組成を硫酸20g/L、過酸化水素40g/Lとし、エッチング温度を30℃、エッチング時間を100秒とした他は実施例1と同様に基板を作製した。
実施例6
電気銅めっきを3A/dmの電流密度で行った他は実施例5と同様に基板を作製した。
実施例7
エッチング液の主成分の組成を硝酸20g/L、過酸化水素10g/Lとした他は実施例1と同様に基板を作製した。
実施例8
エッチング液の主成分の組成を硫酸200g/L、過酸化水素200g/Lとした他は実施例1と同様に基板を作製した。
実施例9
3μm銅箔をピロリン酸銅浴にて3A/dmの電流密度で作製し、パターン電気めっきを3A/dmの電流密度で行った他は実施例1と同様に基板を作製した。
比較例1
エッチング液の主成分の組成を硫酸20g/L、過酸化水素20g/Lとし、エッチング温度を60℃、エッチング時間を100秒とした他は実施例1と同様に基板を作製した。
比較例2
パターン部以外の銅のエッチングにFeCl水溶液30g/Lを用いた他は実施例1と同様に基板を作成した。
比較例3
パターン部以外の銅のエッチングにCuCl水溶液40g/L、塩酸30g/Lを用いた他は実施例1と同様に基板を作成した。
比較例4
パターン部以外の銅のエッチングに塩化テトラアンミン銅(II)を主成分とするAプロセス液(メルテックス株式会社製、商品名)を用いて30℃で30秒間エッチングを行った他は実施例1と同様に基板を作成した。
比較例5
図2(a)に示すように、絶縁基材に、厚さ18μmの銅箔を両面に貼り合わせた厚さ0.2mmのガラス布基材エポキシ銅張り積層板であるMCL−E−679(日立化成工業株式会社製、商品名)を用い、その不要な箇所の銅箔をエッチング除去し、スルーホール22を形成して、内層導体回路20を形成し、内層回路基板21を作製した。
その内層回路基板21の内層導体回路20の処理を、MEC etch BOND CZ−8100(メック株式会社製、商品名)を用い、液温35℃、スプレー圧0.15MPの条件で、スプレー噴霧処理し、銅表面を粗面化して、粗さ3μm程度の凹凸を作り、MEC etch BOND CL−8300(メック株式会社製、商品名)を用いて、液温25℃、浸漬時間20秒間の条件で浸漬して、銅表面に防錆処理を行った。
図2(b)に示すように、内層回路基板21の両面に、絶縁接着剤であるBL−9700(日立化成工業株式会社製、商品名)を厚さ40μmに塗布し、170℃で60分加熱し、層間絶縁樹脂層24を形成した。
図2(c)に示すように、炭酸ガスインパクトレーザー穴あけ機L−500(住友重機械工業株式会社製、商品名)により、直径80μmの非貫通孔であるIVH25をあけ、過マンガン酸カリウム65g/Lと水酸化ナトリウム40g/Lの混合水溶液に、液温70℃で20分間浸漬し、スミアの除去を行うと同時に表面に微細な凹凸を作った。
次に、超音波洗浄装置PUC−0586(東京超音波技研株式会社製、商品名)を用いて、洗浄液イオン交換水、発信周波数25kHz、出力600Wの条件で5分間超音波処理を行い、基板表面の脆弱層の除去を行った。
その後、パラジウム溶液であるHS−202B(日立化成工業株式会社製、商品名)に、25℃で15分間浸漬し、触媒を付与した後、CUST−201(日立化成工業株式会社製、商品名)を使用し、液温25℃、30分の条件で無電解銅めっきを行い、図2(d)に示すように厚さ0.3μmの無電解銅めっき層26を形成した。
図2(e)に示すように、ドライフィルムフォトレジストであるRY−3025(日立化成工業株式会社製、商品名)を、無電解銅めっき層26の表面にラミネートし、電気銅めっきを行う箇所をマスクしたフォトマスクを介して紫外線を露光し、現像して電気めっきレジスト27を形成した。
図2(f)に示すように、硫酸銅浴を用いて、液温度25℃、電流密度1.0A/dmの条件で、電気銅めっきを20μmほど行い、回路導体幅/回路導体間隔(L/S)=30/30μmとなるように電気銅めっき層28を形成した。
次に、図2(g)に示すように、レジスト剥離液であるHTO(ニチゴー・モートン株式会社製、商品名)で電気めっきレジスト27の除去を行った後、主成分として硫酸20g/L、過酸化水素10g/Lの組成のエッチング液を用いてパターン部以外の銅をエッチング除去した。エッチング時は基板を片面1dmの小片に切断した後、1Lビーカーに入れ、40℃まで加温した後マグネティックスターラーにて1分間エッチングを行った。
最後に、図2(h)に示すように実施例1と同様の手法でNi/Auめっき層29を形成することで基板を作製した。
比較例6
パターン部以外の銅のエッチングにFeCl水溶液30g/Lを用いた他は比較例5と同様に基板を作成した。
比較例7
パターン部以外の銅のエッチングにCuCl水溶液40g/L、塩酸30g/Lを用いた他は比較例5と同様に基板を作成した。
比較例8
パターン部以外の銅のエッチングに塩化テトラアンミン銅(II)を主成分とするAプロセス液(メルテックス株式会社製、商品名)を用いて30℃で30秒間エッチングを行った他は比較例5と同様に基板を作成した。
比較例9
エッチング液の主成分の組成を塩酸40g/L、過酸化水素10g/Lとした他は実施例1と同様に基板を作製した。
比較例10
エッチング液の主成分の組成を硫酸3g/L、過酸化水素3g/Lとした他は実施例1と同様に基板を作製した。
比較例11
銅箔作製時の電流密度を5A/dm、電気銅めっき時の電流密度を7A/dmとした他は実施例1と同様に基板を作製した。
実施例1〜9、比較例1〜11で作製した基板の導体トップ幅、導体ボトム幅、回路間エッチング残り、回路間Auめっき析出を評価した結果を表2に示す。回路間エッチング残りや回路間Auめっき析出は図4のように回路からすそをひくような形状で発生することが多い。そこで、回路間のトップとボトムの差を2で割った値をすその長さとし、この値が5μm以上であれば回路間エッチング残りありとした(回路間Auめっき析出の測定方法も同様)。導体および回路間のトップ幅およびボトム幅は基板を光学顕微鏡で上部から撮影し、画像処理を行ったデータをもとに任意に20点測定し、平均を算出したものである。
また、回路導体幅/回路導体間隔(L/S)=20/20となるように電気めっき層を形成した以外は実施例1と同条件で作製した基板、およびL/S=20/20となるように電気めっき層を形成した以外は比較例2と同条件で作製した基板のSEM画像をそれぞれ図5および図6に示す。
Figure 2007150366
実施例1〜9で作製した基板は、ほぼ設計値通り(トップ幅30μm、ボトム幅30μm、スペース幅30μm、導体回路のトップ幅およびボトム幅の設計値からの乖離値;±2μm以下)に仕上がっており、トップ幅とボトム幅の差もほとんどなく、導体回路のトップ幅およびボトム幅の設計値からの乖離値を±2μm以下とすることができ、回路形成性は良好であった。一方、比較例1は、エッチング液の温度を高めに設定したために銅箔と導体回路のエッチング速度にほとんど差が生じず、導体回路が設計値以上にエッチングされてしまった。比較例2〜4、6〜9は拡散律速性エッチング液を使っているので液当たりのよい導体トップの部分が過剰に溶解されてしまい、回路間エッチング残り、回路間Auめっき析出が発生しやすいことが分かった。比較例5はPd除去が不十分になりやすく回路間Auめっき析出が発生しやすいことが分かった。比較例10は、エッチング液の主成分濃度が薄いため設計値通りに回路形成されるまでのエッチング時間が長くなってしまった。比較例11は、電気銅めっき時の電流密度が銅箔作製時の電流密度の値より大きいためにパターン部以外の銅と導体トップ部分のエッチング速度に殆ど差が生じず、導体回路が設計値以上にエッチングされてしまった。
本発明は上記に複数の実施の形態を示したが、この記載が本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者にはここでは記載していない様々な代替実施の形態、実施例、運用技術が明らかとなろう。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明によるプリント配線板の製造工程の一例を示す断面図である。 比較例5のプリント配線板の製造工程を示す断面図である。 製法の違いによる銅の結晶構造の違いを示す写真。 回路間エッチング残りまたは回路間Auめっき析出を示す回路の断面図である。 L/S=20/20とした以外は実施例1と同条件で作製した配線基板のSEM画像。 L/S=20/20とした以外は比較例2と同条件で作製した配線基板のSEM画像。
符号の説明
10、20 内層導体回路
11、21 内層回路基板
12、22 スルーホール
13 銅箔
14、24 層間絶縁樹脂層
15、25 IVH
16、26 無電解銅めっき層
17、27 電気めっきレジスト
18、28 電気銅めっき層
19、29 Ni/Auめっき層

Claims (6)

  1. トップ幅とボトム幅が略同一の導体回路を有することを特徴とするプリント配線板。
  2. 前記導体回路が、第1の電解銅層、無電解銅めっき層および前記第1の電解銅層より結晶粒の大きな銅からなる第2の電解銅層で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板。
  3. 前記導体回路の最表面に無電解Ni/Auめっき層を有することを特徴とする請求項1または2記載のプリント配線板。
  4. 前記第1の電解銅層の厚みが1〜5μmであることを特徴とする請求項2または3に記載のプリント配線板。
  5. 前記導体回路幅/前記導体回路間隔が30μm/30μm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリント配線板。
  6. 前記導体回路のトップ幅とボトム幅の差が±2μm以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のプリント配線板。
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