JP2007150181A - 積層型実装構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板と半導体素子との間にシート状電子部品を挿入して実装することによって、低背化と高密度実装を実現する積層型実装構造体を提供する。
【解決手段】少なくとも導体配線と第1の接続端子2と第2の接続端子3とが形成された回路基板1と、回路基板1上の第1の接続端子2にバンプ電極7を用いて接続された半導体素子6と、回路基板1の電子回路を構成するための薄膜電子部品が形成され、外部接続端子5を有するシート状電子部品4とを備え、シート状電子部品4は半導体素子6を実装する回路基板1の面上に配置されて外部接続端子5と第2の接続端子3とが接続され、半導体素子6のバンプ電極7と第1の接続端子2との接続間距離が回路基板1上に実装したシート状電子部品4の高さより大きい構成からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板上に半導体素子と受動部品を高密度に実装した積層型実装構造体に関する。
近年、携帯電話や形態オーディオ機器等の携帯端末機器において、ますます小型化、薄型化、軽量化が要求されるようになってきた。そのために、半導体実装においては、チップサイズパッケージに代表される半導体パッケージの薄型化が促進され、さらには、回路基板上に直接実装されるチップオンボード等の工法が開発されている。しかしながら、機器の小型化、薄型化に関しては、実装構造体の面積と高さから求められる実装体積が重要である。このような観点から、種々の構造体が開発されている。
以下、従来の実装構造体について、説明する。図5は、従来の実装構造体の第1の例を示す図である(例えば、特許文献1参照)。この構造体の構成は、以下のようである。回路基板41の上には接続端子42、43が形成されている。接続端子43には、チップ抵抗44およびチップコンデンサ45がはんだ実装されている。さらに、これらのチップ部品を覆うようにして、半導体装置46がバンプ電極48を用いて接続端子42に接続されている。なお、半導体装置46は、パッケージ基板47上に半導体チップ(図示せず)を実装し、樹脂により封止した構成からなる。このように、図5に示す実装構造体では、全ての実装工程をはんだ一括リフローで行っており、少ない工程で三次元実装構造が実現できるとされている。またこの構造では、チップ部品と半導体装置を縦方向に積み重ねており、空間を効率的に利用している。
次に、チップ部品の厚みをさらに小さくする構成で、かつ三次元実装構造を実現する第2の例について、図6を用いて説明する(例えば、特許文献2参照)。図6(a)はこの第2の例を説明する分解斜視図、図6(b)は第2の例において用いられるシート部品を説明する図である。
図6(a)に示すように、回路基板51、シート部品53および半導体素子56を搭載したインターポーザ基板55から構成されている。回路基板51の一方の面には、接続用のバンプ電極52が形成されている。また、シート部品53の両面には、接続用のバンプ電極54が形成されている。さらに、インターポーザ基板55の裏面には、接続用のバンプ電極(図示せず)が形成されている。すなわち、シート部品53を間に挟んで、回路基板51にインターポーザ基板55を実装した構造となっている。
また、図6(b)には、シート部品53の一例を示している。樹脂フィルムに貫通穴を設け、その内部に抵抗57、貫通導体58、コンデンサ59やその他の受動部品が設けられている。また、これらの部品の両面には、接続用のバンプ電極54が形成されている。なお、図6(a)には、1個の半導体素子を実装する例が示されているが、同様にして複数個の半導体素子を実装することができるとされている。
特開2004−247637号公報 特開2005−150490号公報
しかしながら上記第1の例では、基板とはんだバンプで基板に実装された半導体装置の間隙にチップ部品を実装したものであり、実装面積を小さくすることができる。一方、高さに関しては、チップ型部品で制限される。さらに、半導体装置を実装するためのはんだバンプをその分高くしなければならなくなる。
また、上記第2の例では、樹脂フィルムの厚み中に受動部品を設けており、この受動部品を作りこむ場合には第1の例に比較して全体の厚みを小さくすることができる。しかしながら、半導体素子と基板との間にシート部品を挟んでおり、半導体基板とシート部品、およびシート部品と基板との2段階の接続を必要とする。また、いずれの接続を最初に行うかによって、位置合せおよび接続条件が厳しくなる場合があり、製造工程が複雑となる。
本発明は、上記課題を解決するもので、回路基板と半導体素子との間にシート状電子部品を挿入して実装することによって、低背化と高密度実装を実現する積層型実装構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の積層型実装構造体は、少なくとも導体配線と第1の接続端子と第2の接続端子とが形成された回路基板と、回路基板上の第1の接続端子にバンプ電極を用いて接続された半導体素子と、回路基板の電子回路を構成するための薄膜電子部品が形成され、外部接続端子を有するシート状電子部品とを備え、シート状電子部品は半導体素子を実装する回路基板の面上に配置されて外部接続端子と第2の接続端子とが接続され、半導体素子のバンプ電極と第1の接続端子との接続間距離が回路基板上に実装したシート状電子部品の高さより大きい構成からなる。
このような構成とすることにより、従来に比べて高密度の実装を可能としながら、かつ低背化も実現できる。
また、上記構成において、シート状電子部品の外形が半導体素子よりも小さく、回路基板と半導体素子の間隙に配置され、かつ半導体素子の実装領域内に設けられた第2の接続端子に外部接続端子が接続されていてもよい。
このような構成とすることにより、半導体素子と回路基板との隙間を有効に利用して、さらに高機能の積層型実装構造体を実現できる。
また、上記構成において、シート状電子部品の外形が半導体素子よりも大きく、半導体素子と回路基板とを接続するためのバンプ電極を貫入するバンプ開口部を有し、回路基板上に配置されるとともに、回路基板上の第2の接続端子に外部接続端子が接続され、半導体素子はバンプ開口部にバンプ電極が貫入され、回路基板上の第1の接続端子にバンプ電極を用いて接続されてもよい。この場合において、バンプ開口部が複数個のバンプ電極を収容するように連結して形成されていてもよい。
このような構成とすることにより、半導体素子の下部領域と周辺領域とを利用して、さらに高密度の実装を実現することができ、かつ低背化も可能である。
また、上記構成において、シート状電子部品は半導体素子を貫入するための素子開口部を有し、回路基板上に配置されるとともに回路基板上の第2の接続端子に外部接続端子が接続され、半導体素子は素子開口部に貫入されるとともに、回路基板上の第1の接続端子にバンプ電極を用いて接続されてもよい。この場合において、シート状電子部品には、半導体素子を貫入するための素子開口部が複数個形成されていてもよい。
このような構成とすることにより、回路基板とシート状電子部品に対して効率よく部品を配置することができる。また、実装密度を向上できるだけでなく配線密度も向上できる。さらに、低背化も実現できるので、高機能の積層型実装構造体を得ることができる。
また、上記構成において、半導体素子の代わりに、半導体素子を収容したパッケージ構成の半導体装置を用いてもよい。この場合には、バンプ電極の代わりにリード端子を用いてもよい。
本発明による積層型実装構造体では、半導体素子と回路基板との間に薄いシート状電子部品を実装することで、高密度の実装を可能とするだけでなく、低背化も実現できるので、薄型で、かつ高機能の電子回路が可能な実装構造体を得ることができるという大きな効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ要素については、同じ符号を付しており説明を省略する場合がある。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる積層型実装構造体を説明する図であり、(a)は半導体素子側からみた平面図、(b)はA−A線で切断した断面図である。
図1に示すように、回路基板1の上に半導体素子6がバンプ電極7を用いて実装されている。また、半導体素子6の下部には、シート状電子部品4が実装されている。さらに、回路基板1に形成された第1の接続端子2には、半導体素子6のバンプ電極7が接続されており、第2の接続端子3にはシート状電子部品4の外部接続端子5が接続されている。なお、回路基板1としては、単層配線基板、両面配線基板または多層配線基板等を用いることができる。ただし、図1では、導体配線等については図示していない。さらに、回路基板1に実装されている他の半導体素子や受動部品等の電子部品についても図示しておらず、かつ回路基板1の半導体素子6を実装する領域部のみを図示している。
また、半導体素子6のバンプ電極7は、例えばワイヤバンプやめっきバンプあるいははんだボール等を導電性樹脂等により接続したボールバンプ等を用いることができる。そして、バンプ電極7と第1の接続端子2との接続は、例えばはんだ付け、導電性接着剤による接続等の手法を用いることができる。さらに、シート状電子部品4の外部接続端子5と第2の接続端子3との接続は、例えばはんだ付け、あるいは導電性接着剤による接続、あるいは熱圧着等の手法を用いることができる。
また、シート状電子部品4は、ポリイミドフィルム等の表面に薄膜抵抗、薄膜コンデンサまたは薄膜インダクタ等の受動素子、あるいはセンサ素子等が形成されている。なお、図面を簡単にするために、図1では省略している。
本実施の形態では、回路基板1上に実装された電子部品だけでなく、シート状電子部品4に形成されたこれらの電子部品を用いて、回路基板1上に所定の電子回路を形成している。このように、半導体素子6が実装される領域において、回路基板1と半導体素子6との間にできる隙間領域にシート状電子部品4を実装することにより、回路基板1上の実装面積を大きくすることなく、さらに高機能の電子回路を実現できる。
なお、従来の方法として、回路基板中に種々の電子部品を内蔵して高機能の電子回路を実現する方法もある。しかし、回路基板中に電子部品を内蔵する場合には、回路基板中に電子部品を内蔵する工程中に不良が発生したときにはリペア等ができず、このため高歩留まりとすることが非常に困難である。したがって低コストに作製することができない。一方、本実施の形態の場合には、回路基板1上にシート状電子部品4を実装した後、検査を行うことができる。このため、半導体素子6を実装する前の状態で充分検査を行い、良品と判断した場合にのみ半導体素子6を実装することで、全体として高歩留まりで作製することができる。さらに、回路基板1上にシート状電子部品4を実装後、検査により不良がみつかった場合にはシート状電子部品4をリペアすることも容易である。
このシート状電子部品4は、本実施の形態では厚みが数10μmであり、半導体素子6のバンプ電極7の高さと同程度以下である。したがって、全体として厚みが増加することなく、高機能の電子回路を実現できる。
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の第2の実施の形態にかかる積層型実装構造体を示す図で、(a)は半導体素子側からみた平面図、(b)はB−B線で切断した断面図である。本実施の形態の積層型実装構造体は、シート状電子部品14が半導体素子16より大きいことと、バンプ電極17を挿入するためのバンプ開口部18がシート状電子部品14に形成されていることが特徴である。なお、回路基板11としては、単層配線基板、両面配線基板または多層配線基板等を用いることができる。ただし、図2では、導体配線等については図示していない。さらに、回路基板11に実装されている他の半導体素子や受動部品等の電子部品についても図示しておらず、かつ回路基板11の半導体素子16を実装する領域部のみを図示している。
図2(a)に示すように、回路基板11の上にシート状電子部品14が実装されており、シート状電子部品14の外部接続端子15が第2の接続端子13に接続されている。なお、シート状電子部品14の外部接続端子15は、第2の接続端子13と対応する位置に設けられており、これらの端子間は、例えばはんだ付けや熱圧着等により接続される。また、半導体素子16は、バンプ電極17により回路基板11の第1の接続端子12と接続されている。半導体素子16のバンプ電極17は、例えばワイヤバンプやめっきバンプあるいははんだボール等を導電性樹脂等により接続したボールバンプ等を用いることができる。そして、バンプ電極17と第1の接続端子12との接続は、例えばはんだ付け、導電性接着剤による接続等の手法を用いることができる。さらに、シート状電子部品14の外部接続端子15と第2の接続端子13との接続は、例えばはんだ付け、あるいは導電性接着剤による接続、あるいは熱圧着等の手法を用いることができる。
図2(b)に示すように、本実施の形態の積層型実装構造体では、シート状電子部品14が半導体素子16より大きな形状である。そのために、シート状電子部品14には、バンプ電極17を貫入するためのバンプ開口部18が形成されている。本実施の形態では、このバンプ開口部18は、個々のバンプ電極17ごとに形成されているが、複数のバンプ電極17にわたって連続的に形成してもよい。なお、半導体素子16のバンプ電極17が、半導体素子16の4辺に形成されている場合には、個別に形成することが望ましい。このように個別に形成することにより、半導体素子16の下部領域に形成された薄膜電子部品(図示せず)の配線(図示せず)を、半導体素子16の外側のシート状電子部品14の領域まで延在して外部接続端子15に接続することも容易となる。このような配線を行えば、半導体素子16の下部領域の薄膜電子部品も回路基板11の電子回路の構成部品として使用できる。したがって、シート状電子部品14により多くの薄膜電子部品を形成でき、小型、薄型で、かつ高機能の電子回路を有する積層型実装構造体を実現できる。
本実施の形態では、回路基板11上に実装された電子部品だけでなく、シート状電子部品14に形成された薄膜電子部品を用いて、回路基板11上に所定の電子回路を形成することができる。上記したように本実施の形態では、シート状電子部品14の形状を大きくできるので、より多くの薄膜電子部品を形成することができる。これにより、回路基板11上に形成する電子回路に対して、より多くの薄膜電子部品をシート状電子部品14に形成することができる。この結果、回路基板11に実装する電子部品の個数を低減でき、実装面積を小さくしながら、高機能の電子回路を実現できる。しかも、回路基板11上に実装したシート状電子部品14の高さが、半導体素子16のバンプ電極17と第1の接続端子12との接続間距離より小さいので、シート状電子部品14を実装しても、全体の高さは変わらない。したがって、薄型の積層型実装構造体を実現できる。
なお、シート状電子部品14の形状は半導体素子16より大きければよく、その形状には特に制約はない。また、シート状電子部品14に設ける外部接続端子15の配置位置についても、半導体素子16の外周領域だけでなく、半導体素子16の下部領域にも設けてもよい。このように外部接続端子15の配置位置も任意に設定できるので、回路基板11における電子回路の設計の自由度を大きくすることもできる。
(第3の実施の形態)
図3は、本発明の第3の実施の形態にかかる積層型実装構造体の構成を示す図で、(a)は半導体素子側からみた平面図、(b)はC−C線で切断した断面図である。なお、図3(b)に示す断面図では、切断部分のみでなく、切断面からみえる領域のバンプ電極と第1の接続端子についても図示している。本実施の形態の積層型実装構造体は、シート状電子部品24が複数の半導体素子26(図3では、2個の半導体素子)を包含する形状を有し、これらの半導体素子26のバンプ電極27を同一方向に配置し、かつこれらのバンプ電極27を貫入するためのバンプ開口部28が形成されていることが特徴である。なお、回路基板21としては、単層配線基板、両面配線基板または多層配線基板等を用いることができる。ただし、図3では、導体配線等については図示していない。さらに、回路基板21に実装されている他の半導体素子や受動部品等の電子部品についても図示しておらず、かつ回路基板21の半導体素子26を実装する領域部のみを図示している。
回路基板21の上には、シート状電子部品24が実装されており、シート状電子部品24の外部接続端子25が第2の接続端子23に接続されている。さらに、半導体素子26は、それぞれのバンプ電極27を介して回路基板21の第1の接続端子22に接続されている。
本実施の形態の積層型実装構造体では、シート状電子部品24は半導体素子26より大きな形状である。そのため、上記したようにシート状電子部品24には、半導体素子26のバンプ電極27を貫入するためのバンプ開口部28が形成されている。本実施の形態では、バンプ開口部28が複数個のバンプ電極27を収容するように連結して形成されている。したがって、シート状電子部品24は、4個のバンプ開口部28を除く領域に薄膜電子部品(図示せず)とそのための配線を形成することができ、多くの薄膜電子部品を形成して回路基板21に形成する電子回路の構成部品として使用することができる。
また、半導体素子26の外周領域のシート状電子部品24に外部接続端子25を形成して回路基板21の第2の接続端子23と接続すれば、半導体素子26の下部領域に外部接続端子25を形成しなくてもよい。このため、半導体素子26の下部領域には、薄膜電子部品と配線のみを形成し、外周領域で外部接続端子25と第2の接続端子23とを接続すれば接続工程が容易で、かつ多くの薄膜電子部品を形成することもでき、より高機能の電子回路を簡略な工程で作製することができる。
図4は、本実施の形態の変形例の積層型実装構造体の構成を示す図で、(a)は半導体素子側からみた平面図、(b)はD−D線で切断した断面図である。本変形例の積層型実装構造体は、シート状電子部品34が複数の半導体素子26(図3では、2個の半導体素子)を包含する形状を有し、これらの半導体素子26を貫入するための素子開口部36が形成されていることが特徴である。なお、回路基板21としては、単層配線基板、両面配線基板または多層配線基板等を用いることができる。ただし、図4では、導体配線等については図示していない。さらに、回路基板21に実装されている他の半導体素子や受動部品等の電子部品についても図示しておらず、かつ回路基板21の半導体素子26を実装する領域部のみを図示している。
回路基板21の上には、シート状電子部品34が実装されており、シート状電子部品34の外部接続端子35が第2の接続端子23に接続されている。さらに、半導体素子26は、それぞれのバンプ電極27を介して回路基板21の第1の接続端子22に接続されている。
本変形例の積層型実装構造体では、シート状電子部品34は半導体素子26より大きな形状であり、そのために上記したようにシート状電子部品34には、半導体素子26を貫入するための素子開口部36が形成されている。
本変形例の積層型実装構造体の場合には、半導体素子26の外周領域のシート状電子部品34に薄膜電子部品(図示せず)が形成されており、この薄膜電子部品の配線がそれぞれ外部接続端子35に接続されて、回路基板21の第2の接続端子23に接続されている。これにより、シート状電子部品34の薄膜電子部品と、回路基板21に実装あるいは内蔵された半導体素子を含む他の電子部品とにより高機能の電子回路を形成することができる。
なお、本実施の形態では、2個の半導体素子を用いたが、さらに多くの半導体素子を用いてもよい。この場合には、シート状電子部品の薄膜電子部品の配置や配線パターン構成等を考慮して、複数の半導体素子についてバンプ開口部または素子開口部を設けるかを設定すればよい。また、半導体素子のバンプ電極も対向する2辺に設ける構成だけでなく、4辺に設ける構成であってもよい。この場合には、個々のバンプ電極に対応してバンプ開口部を設け、バンプ開口部間に配線を設けてもよい。
また、第1の実施の形態から第3の実施の形態までにおいては、バンプ電極を備えた半導体素子を例として説明したが、パッケージ構成の半導体装置であってもよい。パッケージ構成の半導体装置としては、樹脂パッケージした構成であってもよいし、基板に半導体素子を実装して樹脂封止した構成であってもよい。さらに、リードフレーム構成やBGA(ボールグリッドアレー)構成等の半導体装置であってもよいが、2辺あるいは4辺にバンプ電極、リード端子等を有する半導体装置のほうがより好ましい。
さらに、第2の実施の形態と第3の実施の形態においては、半導体素子の外周領域のシート状電子部品にチップ部品等を回路基板に実装するためのチップ開口部を設けてもよい。チップ部品等を実装するためのチップ開口部を設けることで、これらの実装領域の周囲にもシート状電子部品を配置することができ、より多くの薄膜電子部品を形成することができる。
本発明の積層型実装構造体は、全体の高さを半導体素子の実装高さと同程度としながら、実装面積を従来に比べて縮小することができ、薄型、小型化で、かつ高機能化が要求される携帯端末機器等の分野に有用である。
(a)は本発明の第1の実施の形態にかかる積層型実装構造体を説明する半導体素子側からみた平面図、(b)はA−A線で切断した断面図 (a)は本発明の第2の実施の形態にかかる積層型実装構造体を示す半導体素子側からみた平面図、(b)はB−B線で切断した断面図 (a)は本発明の第3の実施の形態にかかる積層型実装構造体の構成を示す半導体素子側からみた平面図、(b)はC−C線で切断した断面図 (a)は同実施の形態の変形例の積層型実装構造体の構成を示す半導体素子側からみた平面図、(b)はD−D線で切断した断面図 従来の実装構造体の第1の例を示す図 (a)は従来構成の第2の例を説明する分解斜視図、(b)は第2の例において用いられるシート部品を説明する図
符号の説明
1,11,21,41,51 回路基板
2,12,22 第1の接続端子
3,13,23 第2の接続端子
4,14,24,34 シート状電子部品
5,15,25,35 外部接続端子
6,16,26,56 半導体素子
7,17,27,48,52,54 バンプ電極
18,28 バンプ開口部
36 素子開口部
42,43 接続端子
44 チップ抵抗
45 チップコンデンサ
46 半導体装置
47 パッケージ基板
53 シート部品
55 インターポーザ基板
57 抵抗
58 貫通導体
59 コンデンサ

Claims (8)

  1. 少なくとも導体配線と第1の接続端子と第2の接続端子とが形成された回路基板と、
    前記回路基板上の前記第1の接続端子にバンプ電極を用いて接続された半導体素子と、
    前記回路基板の電子回路を構成するための薄膜電子部品が形成され、外部接続端子を有するシート状電子部品とを備え、
    前記シート状電子部品は、前記半導体素子を実装する前記回路基板の面上に配置されて、前記外部接続端子と前記第2の接続端子とが接続され、
    前記半導体素子の前記バンプ電極と前記第1の接続端子との接続間距離が、前記回路基板上に実装した前記シート状電子部品の高さより大きいことを特徴とする積層型実装構造体。
  2. 前記シート状電子部品の外形が前記半導体素子よりも小さく、前記回路基板と前記半導体素子の間隙に配置され、かつ前記半導体素子の実装領域内に設けられた前記第2の接続端子に前記外部接続端子が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の積層型実装構造体。
  3. 前記シート状電子部品の外形が前記半導体素子よりも大きく、前記半導体素子と前記回路基板とを接続するための前記バンプ電極を貫入するバンプ開口部を有し、前記回路基板上に配置されるとともに、前記回路基板上の前記第2の接続端子に前記外部接続端子が接続され、
    前記半導体素子は、前記バンプ開口部に前記バンプ電極が貫入され、前記回路基板上の前記第1の接続端子に前記バンプ電極を用いて接続されたことを特徴とする請求項1に記載の積層型実装構造体。
  4. 前記シート状電子部品は、前記半導体素子を貫入するための素子開口部を有し、前記回路基板上に配置されるとともに、前記回路基板上の前記第2の接続端子に前記外部接続端子が接続され、
    前記半導体素子は、前記素子開口部に貫入されるとともに、前記回路基板上の前記第1の接続端子に前記バンプ電極を用いて接続されたことを特徴とする請求項1に記載の積層型実装構造体。
  5. 前記バンプ開口部が複数個の前記バンプ電極を収容するように連結して形成されていることを特徴とする請求項3に記載の積層型実装構造体。
  6. 前記シート状電子部品には、前記半導体素子を貫入するための前記素子開口部が複数個形成されていることを特徴とする請求項4に記載の積層型実装構造体。
  7. 前記半導体素子の代わりに、半導体素子を収容したパッケージ構成の半導体装置を用いることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の積層型実装構造体。
  8. 前記半導体装置において、前記バンプ電極の代わりにリード端子を用いることを特徴とする請求項7に記載の積層型実装構造体。
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