JP2007149813A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007149813A
JP2007149813A JP2005339919A JP2005339919A JP2007149813A JP 2007149813 A JP2007149813 A JP 2007149813A JP 2005339919 A JP2005339919 A JP 2005339919A JP 2005339919 A JP2005339919 A JP 2005339919A JP 2007149813 A JP2007149813 A JP 2007149813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
copper
manganese
insulating film
heat treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005339919A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Komai
尚紀 駒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005339919A priority Critical patent/JP2007149813A/ja
Publication of JP2007149813A publication Critical patent/JP2007149813A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】銅の抵抗上昇を招くことなく埋め込まれた銅中に拡散されたマンガンを効率良く除去することで、マンガンシリケート膜をバリアに用いた低抵抗な銅配線の実現を可能とする。
【解決手段】絶縁膜(第2絶縁膜14)に形成された凹部(配線溝15)の内面にマンガンを含む銅のシード層16を介して前記凹部(配線溝15)内を銅膜17で埋め込んだ後、前記銅膜17表面に少なくとも水蒸気を含む雰囲気または水が接する状態で、もしくは、前記銅膜17表面に少なくとも二酸化炭素を含む雰囲気が接する状態で、熱処理を行う工程を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、溝配線を用いた銅配線形成を行う半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体デバイスの銅配線プロセスにおいて、溝配線となる凹部内に、拡散バリアとなるタンタル(Ta)膜や窒化タンタル(TaN)膜などを成膜することなく、マンガン(Mn)を含有させた合金ターゲット、例えば銅マンガン(CuMn)ターゲットを用いたスパッタ法により、電解めっきのシード層を成膜した後、凹部に銅(Cu)を埋め込む。そして、300℃で30分のアニール処理を行うことで、凹部が形成されている層間絶縁膜(例えばTEOS原料により成膜された酸化シリコン膜)と銅との界面にマンガンシリケート(MnSixy)膜の銅の拡散バリアを形成する。その後、余剰分のマンガンは、銅めっき膜表面に酸化マンガン(MnO)として析出させ、マンガンを添加したことにより上昇した銅の抵抗値を低減させる。このようなMnSixy膜をバリアに用いる技術が報告されている(例えば、非特許文献1参照。)。
ところが、図8(1)に示すように、めっき後のアニール処理により、シード層中に含有させたマンガンの全てがマンガンシリケート(MnSixy)膜221の形成に使用されるわけではなく、絶縁膜211に形成された凹部212を埋め込んだ銅めっき膜213中に拡散して残っている。また、埋め込んだ銅めっき膜の表面を酸化させることなく、銅めっき膜表面に酸化マンガン(MnO)を制御性良く形成させる技術は明らかになっていない。さらに、銅めっき膜表面に酸化マンガン(MnO)が生成されると、酸化マンガン中の酸素の拡散速度が遅くなる。すなわち、銅めっき膜表面への酸素の供給が遅くなる。このため、余剰分のマンガンのすべてを銅めっき膜中から排出させることができないことにもなる。
さらに、マンガン(Mn)の酸化を促進するために酸素(O2)やオゾン(O3)雰囲気でのアニールを実施すると、図8(2)に示すように、マンガンだけでなく銅めっき膜213表面の酸化も進み、表面に銅の酸化膜222が形成されることによる抵抗値上昇が起こる。
T.Usui, H.Nasu, J.Koike, M.Wada, S.Takahashi, N.Shimizu, T.Nishikawa, M.Yoshimura and H.Shibata著 「Low Resistive and Highly Reliable Cu Dual-Damascene Interconnect Technology Using Self-Formed MnSixOy Barrier Layer」IEEE International Interconnect Technology Conference 2005 p.188-190 2005年
解決しようとする問題点は、銅の抵抗上昇を招くことなく埋め込まれた銅中に拡散されたマンガンを効率良く除去することができない点である。
本発明は、銅の抵抗上昇を招くことなく埋め込まれた銅中に拡散されたマンガンを効率良く除去することを課題とする。
本発明の半導体装置の製造方法(第1の方法)は、絶縁膜に形成された凹部の内面にマンガンを含む銅のシード層を介して前記凹部内を銅で埋め込んだ後、前記銅表面に少なくとも水蒸気を含む雰囲気または水が接する状態で熱処理を行う工程を備えたことを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法(第1の方法)では、銅(Cu)よりも自由エネルギーが低く、マンガン(Mn)よりも自由エネルギーの高い状態にある水蒸気もしくは水が銅表面に接する状態で熱処理を行うことから、銅(Cu)表面の酸化を抑止しながら、銅表面に酸化マンガン(MnO)が形成される。その際、銅表面に成膜された酸化マンガンを除去しながら銅表面に新たな酸化マンガンが形成されるので、銅表面のマンガン濃度が低減される。この結果、銅中のマンガン濃度勾配が急峻になるので、マンガンが銅表面に移動しやすくなる。
本発明の半導体装置の製造方法(第2の方法)は、絶縁膜に形成された凹部の内面にマンガンを含む銅のシード層を介して前記凹部内を銅で埋め込んだ後、前記銅表面に少なくとも二酸化炭素を含む雰囲気が接する状態で熱処理を行う工程を備えたことを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法(第2の方法)では、銅(Cu)よりも自由エネルギーが低く、マンガン(Mn)よりも自由エネルギーの高い状態にある二酸化炭素が銅表面に接する状態で熱処理を行うことから、銅(Cu)表面の酸化を抑止しながら、銅表面に酸化マンガン(MnO)が形成される。その際、銅表面に成膜された酸化マンガンを除去しながら銅表面に新たな酸化マンガンが形成されるので、銅表面のマンガン濃度が低減される。この結果、銅中のマンガン濃度勾配が急峻になるので、マンガンが銅表面に移動しやすくなる。
本発明の半導体装置の製造方法は、銅(Cu)表面の酸化を抑止しながら、銅表面に酸化マンガン(MnO)が形成でき、さらに銅表面に成膜成膜された酸化マンガンを除去しながら銅表面に新たな酸化マンガンが形成できるため、銅中のマンガン濃度をより低減させることができるので、銅の配線抵抗を純銅に近づけることが可能になり、配線抵抗の低減と信頼性向上を実現できるという利点がある。
本発明の半導体装置の製造方法に係る一実施の形態の第1実施例を、図1の製造工程断面図によって説明する。この第1実施例は、本発明をいわゆるシングルダマシンプロセスに適用したものである。
図1(1)に示すように、デバイスが形成された半導体基板(例えばシリコン基板)(図示せず)上に第1絶縁膜11を形成する。この第1絶縁膜11は、例えば、モノシラン(SiH4)等のシランガスを原料ガスとして用いたプラズマエンハンスメント化学的気相成長(PE−CVD)法により成膜された酸化シリコン(SiO2)膜である。この酸化シリコン膜を形成する。この第1絶縁膜11には、下層の上記デバイスの一部に接続されるビアホール12を通じて接続部13が形成されていて、その接続部13の上部は上記第1絶縁膜11上に露出されている。例えばこの接続部13はタングステンプラグで形成されている。そして、上記第1絶縁膜11上に第2絶縁膜14を形成する。この第2絶縁膜14は、例えば、モノシラン(SiH4)等のシランガスを原料ガスとして用いたプラズマエンハンスメント化学的気相成長(PE−CVD)法により成膜された酸化シリコン(SiO2)膜である。この酸化シリコン膜を、例えば500nmの厚さに形成する。なお、上記第1絶縁膜11、第2絶縁膜14は、例えば、酸化シリコン系絶縁膜で形成するのであればよい。例えば、酸化シリコン系絶縁膜としては、例えば誘電率が3以下の無機系酸化膜の一種であるMSQ(Metyl Silsesquioxane :メチルシルセスキオキサン)膜で形成することもできる。
次いで、上記第2絶縁膜14上に配線溝パターンを形成したレジストマスク(図示せず)を形成した後、ドライエッチング(例えば反応性イオンエッチング)により、上記第2絶縁膜14に凹部(以下配線溝として説明する)15を形成する。この配線溝15の底部には上記接続部12が露出されている。その後、上記レジストマスクはアッシング等により除去する。
なお、上記第1絶縁膜11、第2絶縁膜14は、例えば、酸化シリコン系絶縁膜で形成するのであればよい。例えば、酸化シリコン系絶縁膜としては、例えば誘電率が3以下の無機系酸化膜の一種であるMSQ(Metyl Silsesquioxane :メチルシルセスキオキサン)膜で形成することもできる。
次に、図1(2)に示すように、上記配線溝15の内面および上記第2絶縁膜14表面に銅マンガン合金からなるシード層16を形成する。このシード層16は、例えばPVD法によって成膜することができ、例えば2atomic%程度のマンガン(Mn)を含有する銅マンガン合金を用いる。
次に、図1(3)に示すように、電解めっき法を用いて、上記配線溝15の内部に上記シード層16を介して銅を埋め込む。このとき、上記第2絶縁膜14上にも上記シード層16が形成されているので銅が堆積され銅膜17が形成される。そしての銅膜17を、例えば1000nm程度の厚さに形成する。
次に、図1(4)に示すように、上記シード層16中のマンガンと上記第1絶縁膜11および第2絶縁膜14中に含まれるシリコン(Si)および酸素(O)と反応させて、マンガンシリケート(MnSixy)膜18を形成する。このマンガンシリケート膜18が、いわゆる銅の自己形成バリア膜となる。上記マンガンシリケート膜18の形成と同時に銅膜17中に含まれている余剰なマンガンを銅膜17表面に析出させる熱処理を行う。この熱処理は、水蒸気(H2O)を含む雰囲気または水(H2O)が接する状態で行う。
例えば、水蒸気(H2O)雰囲気または、水蒸気を含む混合ガスの雰囲気に上記銅膜17表面が接触するようにして、例えばファーネスアニールで250℃−400℃(例えば300℃)で1時間アニールを行う。これによって、銅膜17中の余剰のマンガン(Mn)を銅膜17表面に析出させる。なお、必要なH2O量は、銅膜17表面に析出させたマンガンを酸化させて、酸化マンガン(MnO)膜19を生成することができる量が入っていれば良く、通常は水蒸気もしくは水蒸気を含む混合ガスは、常に反応雰囲気に供給しているので、反応雰囲気において例えば1ppm以上の濃度が有ればよい。また水蒸気を希釈するガスとしては、アルゴン(Ar)、ネオン(Ne)などの希ガスもしくは窒素(N2)など、銅を酸化させないガスであればなんでも良い。
また、上記熱処理は、例えば圧力容器を用いて、250℃−400℃(例えば300℃)の水中(液体H2O)の状態で行っても良い。または、上記熱処理は、例えば圧力容器を用いて、超臨界状態の水(H2O)中で行っても良い。なお、水中もしくは超臨界水中で熱処理を行う場合は、酸化マンガン(MnO)を還元作用により除去できる水素イオン(H+)を導入しても良い。
上記熱処理雰囲気は、銅(Cu)よりも自由エネルギーが低く、マンガン(Mn)よりも自由エネルギーの高い状態の雰囲気として熱処理を行うことで、銅表面の酸化を抑止しながら、酸化マンガン(MnO)を生成させることができる。図2に示すような、酸化物の標準自由エネルギーの温度依存性を表現したエリンガム図(例えば、参考文献として、社団法人日本金属学会編「金属便覧 改訂第3版」丸善株式会社発行、p.241、1971年)によれば、銅(Cu)よりも自由エネルギーが低く、マンガン(Mn)よりも自由エネルギーの高い状態の雰囲気として、水(H2O)もしくは水蒸気(H2O)雰囲気があることがわかる。また、第2実施例で説明するが、二酸化炭素(CO2)雰囲気であってもよいことがわかる。なお、上記参考文献では、縦軸の単位がkcal表示になっているが、前記図2では縦軸の単位をkJ表示に変換して記載した。
また、図3の電位と水素イオン指数pHとの関係図に示すように、通常は、電圧をかけた状態ではないので電圧=0Vをみると、水の中にマンガンがある場合、水のpHが7.8程度以下であれば、水中のマンガンはマンガンイオンとして徐々に溶け出すことがわかる。したがって、H2Oに接触しているような雰囲気では、H2O中に酸化マンガンのマンガンがマンガンイオンとして溶け出していって、銅が表面に出てくる。このような状態になると、銅膜中のマンガンが銅膜表面に析出しやすくなり、銅膜表面に析出されたマンガンは酸化されて、酸化マンガンとなる。この酸化マンガンは、上述したのと同様に、H2O中に酸化マンガンのマンガンがマンガンイオンとして溶け出すことになる。このようにして、銅膜中にマンガンは除去されていくことになり、本発明の方法が効果的であることがわかる。
上記説明したように、マンガンの析出および酸化マンガンの除去を行う熱処理は、上記マンガンシリケート膜18を形成する熱処理と兼ねることができる。また、先にマンガンシリケート膜18を形成するための熱処理を行ってから、上記マンガンの析出および酸化マンガンの除去を行う熱処理を行うこともできる。
次に、図1(5)に示すように、第1段階の化学的機械研磨(CMP)により第2絶縁膜14よりも上層の不要な銅膜17除去する。さらに、第2段階の化学的機械研磨(CMP)により上記自己形成バリア膜となるマンガンシリケート膜18とともに酸化膜の第2絶縁膜14上部を研磨して、例えば平坦化する。このときの第2絶縁膜14の研磨量は、一例として100nmとした。この結果、配線溝15の内部に自己形成バリア膜となるマンガンシリケート膜18を介して接続部12に底部で接続する配線20が上記銅膜17で形成される。なお、この第2段階の研磨でも配線溝15内の銅膜17は研磨される。続いて、銅膜17上の酸化膜とCMP工程で銅膜17表面に形成される銅の防食剤を除去する目的で、有機酸洗浄(例えばクエン酸やシュウ酸水溶液を用いた洗浄)を行う。
次に、図1(6)に示すように、上記配線20上を被覆するとともに上記第2絶縁膜14上に、キャップ膜21を形成する。このキャップ膜21は、銅の拡散バリアとなるとともに、上層に形成される絶縁膜をエッチングした際のエッチングストッパとなる材料で形成される。例えば炭化窒化シリコン(SiCN)膜で、例えば50nmの厚さに形成する。この炭化窒化シリコン膜の成膜方法としては、例えば、トリメチルシラン(SiH(CH33)などの炭素を含むシリコン原料とアンモニア(NH3)等の窒素原料を用いた化学的気相成長法により形成する方法がある。
上記半導体装置の製造方法(第1の方法)では、銅膜17を形成した後に、銅(Cu)よりも自由エネルギーが低く、マンガン(Mn)よりも自由エネルギーの高い状態にある水蒸気もしくは水が銅表面に接する状態で熱処理を行うことから、酸素分圧をコントロールしたガスアニールよりも、銅膜17表面の酸化を抑止しながら、銅膜17表面に酸化マンガン(MnO)が形成される。その際、銅膜17表面に成膜された酸化マンガンを除去しながら銅膜17表面に新たな酸化マンガンが形成されるので、銅膜17表面のマンガン濃度が低減される。この結果、銅膜17中のマンガン濃度勾配が急峻になるので、さらにマンガンが銅膜17表面に移動しやすくなる。
したがって、銅膜17中のマンガン濃度をより低減させることができるので、銅膜17からなる配線20の抵抗を純銅で形成した配線抵抗値に近づけることが可能になり、配線抵抗の低減と信頼性向上を実現できるという利点がある。
次に、本発明の半導体装置の製造方法に係る一実施の形態の第2実施例を、図4の製造工程断面図によって説明する。この第2実施例は、本発明をいわゆるシングルダマシンプロセスに適用したものである。
図4(1)に示すように、デバイスが形成された半導体基板(例えばシリコン基板)(図示せず)上に第1絶縁膜11を形成する。この第1絶縁膜11は、例えば、モノシラン(SiH4)等のシランガスを原料ガスとして用いたプラズマエンハンスメント化学的気相成長(PE−CVD)法により成膜された酸化シリコン(SiO2)膜である。この酸化シリコン膜を形成する。この第1絶縁膜11には、下層の上記デバイスの一部に接続されるビアホール12を通じて接続部13が形成されていて、その接続部13の上部は上記第1絶縁膜11上に露出されている。この接続部13は、例えばビアホール12の側壁との界面に自己形成バリア膜として形成されたマンガンシリケート膜22を介して銅系材料(例えば銅)からなる接続プラグ23が形成されてなるものである。そして、上記第1絶縁膜11上に第2絶縁膜14を形成する。この第2絶縁膜14は、例えば、モノシラン(SiH4)等のシランガスを原料ガスとして用いたプラズマエンハンスメント化学的気相成長(PE−CVD)法により成膜された酸化シリコン(SiO2)膜である。この酸化シリコン膜を、例えば500nmの厚さに形成する。なお、上記第1絶縁膜11、第2絶縁膜14は、例えば、酸化シリコン系絶縁膜で形成するのであればよい。例えば、酸化シリコン系絶縁膜としては、例えば誘電率が3以下の無機系酸化膜の一種であるMSQ(Metyl Silsesquioxane :メチルシルセスキオキサン)膜で形成することもできる。
次いで、上記第2絶縁膜14上に配線溝パターンを形成したレジストマスク(図示せず)を形成した後、ドライエッチング(例えば反応性イオンエッチング)により、上記第2絶縁膜14に凹部(以下配線溝として説明する)15を形成する。この配線溝15の底部には上記接続部12が露出されている。その後、上記レジストマスクはアッシング等により除去する。
次に、図4(2)に示すように、上記配線溝15の内面および上記第2絶縁膜14表面に銅マンガン合金からなるシード層16を形成する。このシード層16は、例えばPVD法によって成膜することができ、例えば2atomic%程度のマンガン(Mn)を含有する銅マンガン合金を用いる。
次に、図4(3)に示すように、電解めっき法を用いて、上記配線溝15の内部に上記シード層16を介して銅を埋め込む。このとき、上記第2絶縁膜14上にも上記シード層16が形成されているので銅が堆積され銅膜17が形成される。そしての銅膜17を、例えば1000nm程度の厚さに形成する。
次に、図4(4)に示すように、上記シード層16中のマンガンと上記第1絶縁膜11および第2絶縁膜14中に含まれるシリコン(Si)および酸素(O)と反応させて、マンガンシリケート(MnSixy)膜18を形成する。このマンガンシリケート膜18が、いわゆる銅の自己形成バリア膜となる。上記マンガンシリケート膜18の形成と同時に銅膜17中に含まれている余剰なマンガンを銅膜17表面に析出させる熱処理を行う。この熱処理は、二酸化炭素(CO2)を含む雰囲気が接する状態で行う。
例えば、二酸化炭素(CO2)を含む雰囲気に上記銅膜17表面が接触するようにして、例えばファーネスアニールで250℃−400℃(例えば300℃)で1時間アニールを行う。これによって、銅膜17中の余剰のマンガン(Mn)を銅膜17表面に析出させる。なお、必要なCO2量は、銅膜17表面に析出させたマンガンを酸化させて、酸化マンガン(MnO)膜19を生成することができる量が入っていれば良く、通常は二酸化炭素ガスを含む混合ガスは、常に反応雰囲気に供給しているので、反応雰囲気において例えば1ppm以上の濃度が有ればよい。また二酸化炭素を希釈するガスとしては、アルゴン(Ar)、ネオン(Ne)などの希ガスもしくは窒素(N2)など、銅を酸化させないガスであればなんでも良い。
また、上記熱処理は、例えば圧力容器を用いて、250℃−400℃(例えば300℃)の超臨界状態の二酸化炭素(CO2)中で行っても良い。
上記説明したように、マンガンの析出および酸化マンガンの除去を行う熱処理は、上記マンガンシリケート膜18を形成する熱処理と兼ねることができる。また、先にマンガンシリケート膜18を形成するための熱処理を行ってから、上記マンガンの析出および酸化マンガンの除去を行う熱処理を行うこともできる。
次に、図4(5)に示すように、第1段階の化学的機械研磨(CMP)により第2絶縁膜14よりも上層の不要な銅膜17除去する。さらに、第2段階の化学的機械研磨(CMP)により上記自己形成バリア膜となるマンガンシリケート膜18とともに酸化膜の第2絶縁膜14上部を研磨して、例えば平坦化する。このときの第2絶縁膜14の研磨量は、一例として100nmとした。この結果、配線溝15の内部に自己形成バリア膜となるマンガンシリケート膜18を介して接続部12に底部で接続する配線20が上記銅膜17で形成される。なお、この第2段階の研磨でも配線溝15内の銅膜17は研磨される。続いて、銅膜17上の酸化膜とCMP工程で銅膜17表面に形成される銅の防食剤を除去する目的で、有機酸洗浄(例えばクエン酸やシュウ酸水溶液を用いた洗浄)を行う。
次に、図4(6)に示すように、上記配線20上を被覆するとともに上記第1絶縁膜13上に、キャップ膜21を形成する。このキャップ膜21は、銅の拡散バリアとなるとともに、上層に形成される絶縁膜をエッチングした際のエッチングストッパとなる材料で形成される。例えば炭化窒化シリコン(SiCN)膜で、例えば50nmの厚さに形成する。この炭化窒化シリコン膜の成膜方法としては、例えば、トリメチルシラン(SiH(CH33)などの炭素を含むシリコン原料とアンモニア(NH3)等の窒素原料を用いた化学的気相成長法により形成する方法がある。
上記半導体装置の製造方法(第2の方法)では、銅膜17を形成した後に、銅(Cu)よりも自由エネルギーが低く、マンガン(Mn)よりも自由エネルギーの高い状態にある二酸化炭素が銅表面に接する状態で熱処理を行うことから、酸素分圧をコントロールしたガスアニールよりも、銅膜17表面の酸化を抑止しながら、銅膜17表面に酸化マンガン(MnO)が形成される。その際、銅膜17表面に成膜された酸化マンガンを除去しながら銅膜17表面に新たな酸化マンガンが形成されるので、銅膜17表面のマンガン濃度が低減される。この結果、銅膜17中のマンガン濃度勾配が急峻になるので、さらにマンガンが銅膜17表面に移動しやすくなる。
したがって、銅膜17中のマンガン濃度をより低減させることができるので、銅膜17からなる配線20の抵抗を純銅で形成した配線抵抗値に近づけることが可能になり、配線抵抗の低減と信頼性向上を実現できるという利点がある。
さらに、前記第1実施例のタングステンからなる接続部13は、この第2実施例と同様にビアホール12側壁に自己形成バリア膜となるマンガンシリケート膜22を介して銅系材料(例えば銅)からなる接続プラグ23を形成してもよく、またこの第2実施例の接続部13を前記第1実施例と同様にタングステンからなるものとしてもよい。
次に、本発明の半導体装置の製造方法に係る一実施の形態の第3実施例を、図5−図7の製造工程断面図によって説明する。この第3実施例は、本発明をいわゆるデュアルダマシンプロセスに適用したものである。
まず、デュアルダマシンプロセスを説明する。図5(1)に示すように、前記図1もしくは図4によって説明した本発明の製造方法により、半導体基板(図示せず)上に形成した第1絶縁膜11に接続部13を形成し、第2絶縁膜14に第1配線30(前記配線20に相当)を形成する。そして、キャップ膜21を形成する。ここでは一例として、前記図4によって説明した構成とした。
次いで、上記キャップ膜21上に第3絶縁膜31を形成する。この第3絶縁膜31は、例えば、モノシラン(SiH4)等のシランガスを原料ガスとして用いたプラズマエンハンスメント化学的気相成長(PE−CVD)法により成膜された酸化シリコン(SiO2)膜である。この酸化シリコン膜を、例えば700nmの厚さに形成する。なお、上記第3絶縁膜31は、例えば、酸化シリコン系絶縁膜で形成するのであればよい。例えば、酸化シリコン系絶縁膜としては、例えば誘電率が3以下の無機系酸化膜の一種であるMSQ(Metyl Silsesquioxane :メチルシルセスキオキサン)膜で形成することもできる。
次いで、通常のレジスト塗布技術およびリソグラフィー技術によって、上記第1絶縁膜31上にビアホールを形成するためのレジストマスク(図示せず)を形成した後、ドライエッチング(例えば反応性イオンエッチング)により上記第3絶縁膜31を貫通するビアホール32を形成する。その後、上記レジストマスクを除去する。
次に、図5(2)に示すように、上記ビアホール32の内部を埋め込むように、上記第3絶縁膜31上にレジスト膜34を形成する。さらに、このレジスト膜34上にハードマスク35を形成する。このハードマスク35は、一例として、SOGなどの酸化シリコン系絶縁膜で形成する。続いて、上記ハードマスク35上に配線溝パターンを形成したレジストマスク(図示せず)を形成し、そのレジストマスクを用いてハードマスク35を加工し、配線溝パターン36を形成する。
次に、図5(3)に示すように、上記ハードマスク35を用いて、上記レジスト膜34に配線溝パターン37を形成する。その際、ビアホールに流し込まれたレジスト膜34の上部はエッチングされるが、下部に残され、ビアホール32内部に残されたレジスト膜34も配線溝加工のエッチングマスクとなる。
次に、図5(4)に示すように、上記ハードマスク35〔前記図5(3)参照〕が載った上記レジスト膜34およびビアホール32内部のレジスト膜34をエッチングマスクに用いて、上記第3絶縁膜31の上部に、配線溝(トレンチ)38を形成する。このエッチングは、例えば反応性イオンエッチングを用い、エッチング時間を制御することで配線溝38の深さを決定する、いわゆる時間エッチングにより行う。なお、ビアホール32に流し込んだレジスト膜34を、上記レジスト膜34に配線溝パターン37を形成するエッチング時に残して置くことによって、ビアホール32の形状を垂直に保つことができる。
次に、図6(5)に示すように、上記レジスト膜34〔前記図5(4)参照〕をアッシングおよび薬液洗浄で除去する。この結果、ビアホール32の底部にはエッチングストッパとなるキャップ膜21が露出される。
次に、図6(6)に示すように、第3絶縁膜31をエッチングマスクに用いてビアホール32の底部に露出されているキャップ膜21を除去し、ビアホール32の底部に第1配線30を露出させ、いわゆる、デュアルダマシン構造を形成する。
次に、デュアルダマシン構造に本発明の製造方法を適用した一例を、以下に説明する。
まず、図7(1)に示すように、第3絶縁膜31に形成された配線溝38およびビアホール32の各内面を被覆するとともに、上記第3絶縁膜31表面に銅マンガン合金からなるシード層41を形成する。このシード層41は、例えばPVD法によって成膜することができ、例えば2atomic%程度のマンガン(Mn)を含有する銅マンガン合金を用いる。
次に、図7(2)に示すように、電解めっき法を用いて、上記配線溝38およびビアホール32の各内部に上記シード層41を介して銅を埋め込む。このとき、上記第3絶縁膜31上にも上記シード層41が形成されているので銅が堆積され銅膜42が形成される。そしての銅膜42を、例えば1000nm程度の厚さに形成する。
次に、図7(3)に示すように、上記シード層41中のマンガンと上記第3絶縁膜31中に含まれるシリコン(Si)および酸素(O)と反応させて、マンガンシリケート(MnSixy)膜43を形成する。このマンガンシリケート膜43が、いわゆる銅の自己形成バリア膜となる。上記マンガンシリケート膜43の形成と同時に銅膜42中に含まれている余剰なマンガンを銅膜42表面に析出させる熱処理を行う。この熱処理は、水蒸気(H2O)を含む雰囲気または水(H2O)が接する状態、もしくは、二酸化炭素(CO2)を含む雰囲気が接する状態で行う。
例えば、水蒸気(H2O)雰囲気または、水蒸気を含む混合ガスの雰囲気に上記銅膜42表面が接触するようにして、もしくは、二酸化炭素(CO2)を含む雰囲気に上記銅膜42表面が接触するようにして、例えばファーネスアニールで250℃−400℃(例えば300℃)で例えば1時間アニールを行う。これによって、銅膜42中の余剰のマンガン(Mn)を銅膜42表面に析出させる。
なお、第1実施例、第2実施例と同様に、必要なH2O量(またはCO2量)は、銅膜42表面に析出させたマンガンを酸化させて、酸化マンガン(MnO)膜44を生成することができる量が入っていれば良く、通常は水蒸気もしくは水蒸気を含む混合ガス(二酸化炭素ガスを含む混合ガス)は、常に反応雰囲気に供給しているので、反応雰囲気において例えば1ppm以上の濃度が有ればよい。また水蒸気(またはCO2量)を希釈するガスとしては、アルゴン(Ar)、ネオン(Ne)などの希ガスもしくは窒素(N2)など、銅を酸化させないガスであればなんでも良い。
また、上記熱処理は、例えば圧力容器を用いて、250℃−400℃(例えば300℃)の水中(液体H2O)の状態で行っても良い。または、上記熱処理は、例えば圧力容器を用いて、超臨界状態の水(H2O)中で行っても良い。なお、水中もしくは超臨界水中で熱処理を行う場合は、酸化マンガン(MnO)を還元作用により除去できる水素イオン(H+)を導入しても良い。
または、例えば圧力容器を用いて、250℃−400℃(例えば300℃)の超臨界状態の二酸化炭素(CO2)中で行っても良い。
上記説明したように、マンガンの析出および酸化マンガンの除去を行う熱処理は、上記マンガンシリケート膜43を形成する熱処理と兼ねることができる。また、先にマンガンシリケート膜43を形成するための熱処理を行ってから、上記マンガンの析出および酸化マンガンの除去を行う熱処理を行うこともできる。
次に、図7(4)に示すように、第1段階の化学的機械研磨(CMP)により第3絶縁膜31よりも上層の不要な銅膜42除去する。さらに、第2段階の化学的機械研磨(CMP)により上記自己形成バリア膜となるマンガンシリケート膜43とともに酸化膜の第3絶縁膜31上部を研磨して、例えば平坦化する。この結果、配線溝38の内部に自己形成バリア膜となるマンガンシリケート膜43を介して第2配線45が形成され、ビアホール32の内部に自己形成バリア膜となるマンガンシリケート膜43を介して接続部46が形成される。続いて、銅膜42上の酸化膜とCMP工程で銅膜42表面に形成される銅の防食剤を除去する目的で、有機酸洗浄(例えばクエン酸やシュウ酸水溶液を用いた洗浄)を行う。
上記第3実施例でも、前記第1実施例もしくは第2実施例と同様なる作用、効果が得られる。すなわち、銅膜42表面の酸化を抑止しながら、銅膜42表面に酸化マンガン(MnO)が形成される。その際、銅膜42表面に成膜された酸化マンガンを除去しながら銅膜42表面に新たな酸化マンガンが形成されるので、銅膜42表面のマンガン濃度が低減される。この結果、銅膜42中のマンガン濃度勾配が急峻になるので、さらにマンガンが銅膜42表面に移動しやすくなる。したがって、銅膜42中のマンガン濃度をより低減させることができるので、銅膜42からなる第2配線45および接続部46の抵抗を純銅で形成した配線抵抗値に近づけることが可能になり、配線抵抗の低減と信頼性向上を実現できるという利点がある。
本発明の半導体装置の製造方法に係る一実施の形態の第1実施例を示した製造工程断面図である。 酸化物の標準自由エネルギーの温度依存性を表したエリンガム図(抜粋)である。 電位と水素イオン指数pHとの関係図である。 本発明の半導体装置の製造方法に係る一実施の形態の第2実施例を示した製造工程断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法に係る一実施の形態の第3実施例を示した製造工程断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法に係る一実施の形態の第3実施例を示した製造工程断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法に係る一実施の形態の第3実施例を示した製造工程断面図である。 従来の半導体装置の製造方法に係る問題点を示した概略構成断面図である。
符号の説明
14…第2絶縁膜、15…凹部(配線溝)、16…シード層、17…銅膜

Claims (4)

  1. 絶縁膜に形成された凹部の内面にマンガンを含む銅のシード層を介して前記凹部内を銅で埋め込んだ後、前記銅表面に少なくとも水蒸気を含む雰囲気または水が接する状態で熱処理を行う工程
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記水は、液体もしくは気体もしくは超臨界状態である
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 絶縁膜に形成された凹部の内面にマンガンを含む銅のシード層を介して前記凹部内を銅で埋め込んだ後、前記銅表面に少なくとも二酸化炭素を含む雰囲気が接する状態で熱処理を行う工程
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記二酸化炭素は、気体もしくは超臨界状態である
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
JP2005339919A 2005-11-25 2005-11-25 半導体装置の製造方法 Pending JP2007149813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005339919A JP2007149813A (ja) 2005-11-25 2005-11-25 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005339919A JP2007149813A (ja) 2005-11-25 2005-11-25 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007149813A true JP2007149813A (ja) 2007-06-14

Family

ID=38210885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005339919A Pending JP2007149813A (ja) 2005-11-25 2005-11-25 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007149813A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007221103A (ja) * 2006-01-20 2007-08-30 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JP2010073736A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Rohm Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2010109071A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Nec Electronics Corp 半導体装置の製造方法および半導体装置
US7755192B2 (en) 2008-03-25 2010-07-13 Tohoku University Copper interconnection structure, barrier layer including carbon and hydrogen
US7928476B2 (en) 2007-12-05 2011-04-19 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and method of manufacturing the same
WO2013153777A1 (ja) * 2012-04-11 2013-10-17 東京エレクトロン株式会社 半導体装置の製造方法、半導体装置、半導体製造装置
US8956967B2 (en) 2010-06-24 2015-02-17 Fujitsu Limited Method of forming an interconnection structure

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005277390A (ja) * 2004-02-27 2005-10-06 Handotai Rikougaku Kenkyu Center:Kk 半導体装置及びその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005277390A (ja) * 2004-02-27 2005-10-06 Handotai Rikougaku Kenkyu Center:Kk 半導体装置及びその製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007221103A (ja) * 2006-01-20 2007-08-30 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
US7928476B2 (en) 2007-12-05 2011-04-19 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and method of manufacturing the same
US7755192B2 (en) 2008-03-25 2010-07-13 Tohoku University Copper interconnection structure, barrier layer including carbon and hydrogen
US8163649B2 (en) 2008-03-25 2012-04-24 Advanced Interconnect Materials, Llc Copper interconnection structure, semiconductor device, and method for forming copper interconnection structure
JP2010073736A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Rohm Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2010109071A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Nec Electronics Corp 半導体装置の製造方法および半導体装置
US8956967B2 (en) 2010-06-24 2015-02-17 Fujitsu Limited Method of forming an interconnection structure
WO2013153777A1 (ja) * 2012-04-11 2013-10-17 東京エレクトロン株式会社 半導体装置の製造方法、半導体装置、半導体製造装置
JPWO2013153777A1 (ja) * 2012-04-11 2015-12-17 東京エレクトロン株式会社 半導体装置の製造方法、半導体装置、半導体製造装置
US9245847B2 (en) 2012-04-11 2016-01-26 Tokyo Electron Limited Method for manufacturing semiconductor device for forming metal element-containing layer on insulating layer in which concave portion is formed, semiconductor device including insulating layer in which concave portion is formed, and semiconductor layer on insulating layer in which concave portion is formed

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6181013B1 (en) Method for selective growth of Cu3Ge or Cu5Si for passivation of damascene copper structures and device manufactured thereby
JP4321570B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US8178437B2 (en) Barrier material and process for Cu interconnect
JP2007149813A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2008047719A (ja) 半導体装置の製造方法
US20070048991A1 (en) Copper interconnect structures and fabrication method thereof
JP2006210508A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2007109894A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US10224275B2 (en) Copper interconnect structures
JP5353109B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP5141761B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US20030194872A1 (en) Copper interconnect with sidewall copper-copper contact between metal and via
CN102479747A (zh) 双大马士革结构的形成方法
JP2007180408A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2000156406A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2008060431A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2010153582A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2010080525A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100488223B1 (ko) 무전해 도금 방법, 매입형 배선, 및 매입형 배선 형성 방법
JP2001284355A (ja) 半導体装置およびその製造方法
WO2010140279A1 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US20140252619A1 (en) Interconnect structure that avoids insulating layer damage and methods of making the same
JP2009141199A (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR100421913B1 (ko) 반도체 소자의 금속 배선 형성방법
US11101172B2 (en) Dielectric damage-free dual damascene Cu interconnects without barrier at via bottom

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080909

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091009

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091105

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100330

A521 Written amendment

Effective date: 20100519

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A521 Written amendment

Effective date: 20100531

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101026