JP2007147829A - 電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法、及び、電気泳動表示媒体 - Google Patents
電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法、及び、電気泳動表示媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】特許文献1記載の発明のように基板上にフォトリソグラフィーにより隔壁を形成する方法では、基板の材料と隔壁の材料とが異なるために、両者の熱膨張係数の違い等から、基板と隔壁との界面で基板と隔壁が剥がれるという問題があった。
【解決手段】互いに対向して設けられた第一基板及び第二基板と、前記第一基板と第二基板との基板間に帯電粒子を分散させた分散媒と、前記基板間の領域を区画する隔壁とを備えた電気泳動表示媒体における前記隔壁及び前記第一基板の製造方法において、熱インプリントで隔壁と基板とを一体に形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】互いに対向して設けられた第一基板及び第二基板と、前記第一基板と第二基板との基板間に帯電粒子を分散させた分散媒と、前記基板間の領域を区画する隔壁とを備えた電気泳動表示媒体における前記隔壁及び前記第一基板の製造方法において、熱インプリントで隔壁と基板とを一体に形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電気泳動表示媒体における隔壁が形成された基板の製造方法、及び、電気泳動表示媒体に関する。
従来から、互いに対向して設けられた一対の基板の間に、正負どちらかの電荷を有する帯電粒子を分散させた分散媒を封入した電気泳動表示媒体が知られている。
このような電気泳動表示媒体においては、どちらか一方の基板が透明な材料で形成されている。この透明な基板の外側の面は表示面として機能する。帯電粒子は電界を加えられることによって基板間を移動し、この移動に伴い表示面には任意の画像が表示される。電気泳動表示媒体として、互いに色と極性の異なる2種類の帯電粒子が基板間に封入されていて、表示面側の基板に集まる粒子の種類を切り替えることにより画像の表示を切り替えるものがある。また、他の電気泳動表示媒体として、1種類の帯電粒子が封入されていて、帯電粒子が表示面側の基板に集まっているときは帯電粒子の色が表示され、帯電粒子が反対側の基板に集まっているときは分散媒の色が表示されることによって画像の表示を切り替えるものがある。
これらの電気泳動表示媒体においては、一般的に帯電粒子の比重と分散媒の比重とは異なる。このため電気泳動表示媒体の基板間において、帯電粒子が偏在し易いという問題がある。そこで、この一対の基板間に隔壁を配置して、その基板間を複数の区画領域に分割し、帯電粒子が偏在してしまうことを防止した電気泳動表示媒体が考えられている。
特許文献1にはこの電気泳動表示媒体の基板間に配置される隔壁を基板上にフォトリソグラフィーにより形成することが記載されている。
しかしながら、特許文献1記載の発明のように基板上にフォトリソグラフィーにより隔壁を形成する方法では、基板の材料と隔壁の材料とが異なるために、両者の熱膨張係数の違い等から、基板と隔壁との界面で基板と隔壁が剥がれるという問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、基板と隔壁とが剥がれにくい電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法、及び、基板と隔壁とが剥がれにくい電気泳動表示媒体を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、互いに対向して設けられた第一基板及び第二基板と、前記第一基板と第二基板との基板間に帯電粒子を分散させた分散媒と、前記基板間の領域を区画する隔壁とを備えた電気泳動表示媒体における前記隔壁及び前記第一基板の製造方法であって、前記第一基板の一方の面は電極形成領域と隔壁形成領域とを有し、前記電極形成領域に電極を形成する電極形成工程と、前記隔壁を形成するための凹部を備えた型で、前記隔壁形成領域に前記凹部を押付けるように第一基板を加圧して、前記凹部内に前記第一基板の部分を突出させ、前記凹部と同じ形状の前記隔壁を前記基板に形成する型押し工程と、前記型押し工程後、前記第一基板から前記型を離す離型工程とを備える。
また、請求項2記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項1記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記第一基板を加熱する加熱工程を備え、前記型押し工程は、前記加熱工程後、前記第一基板の部分を突出させ、前記凹部と同じ形状の前記隔壁を前記基板に形成することを特徴とする。
また、請求項3記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項2記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記型を前記第一基板に接触させる接触工程を備え、前記加熱工程は、前記型と前記第一基板とを接触させた状態で、前記型と共に前記第一基板を加熱することを特徴とする。
また、請求項4記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項2または請求項3記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記型押し工程後、前記第一基板を冷却する冷却工程を備え、前記離型工程は、前記冷却工程後、前記第一基板から前記型を離すことを特徴とする。
また、請求項5記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記電極形成工程において、前記帯電粒子に電界を加えるための電界印加部と、前記電界印加部同士を接続する接続部とを備えた電極を形成することを特徴とする。
また、請求項6記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記電極形成工程において、前記型の前記凹部の開口部より前記隔壁形成領域が大きい前記第一基板に前記電極を形成すること特徴とする。
また、請求項7記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記電極形成工程において、透明な前記第一基板に透明な前記電極を形成することを特徴とする。
また、請求項8記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項1から請求項7のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記電極形成工程において、前記第一基板より荷重たわみ温度の高い前記電極を形成し、前記加熱工程において、前記電極が軟化する温度より低い温度に前記第一基板を加熱することを特徴とする。
また、請求項9記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項1から請求項8のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記型押し工程において、所定の方向から見たときの断面が開口部から底面に近づくにつれ狭くなるテーパ状の前記凹部を備えた前記型を、前記第一基板に押付けることを特徴とする。
また、請求項10記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項1から請求項9のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記加熱工程において、熱可塑性樹脂からなる前記第一基板を加熱することを特徴とする。
また、請求項11記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項10記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記加熱工程において、ポリエチレンテレフタレートからなる前記第一基板を加熱することを特徴とする。
また、請求項12記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項10記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記加熱工程において、ポリエチレンナフタレートからなる前記第一基板を加熱することを特徴とする。
また、請求項13記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項1から請求項12のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記電極形成工程において、透明な材料からなる前記電極を形成することを特徴とする。
また、請求項14記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項13記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記電極形成工程において、酸化インジウムスズからなる前記電極を形成することを特徴とする。
また、請求項15記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法は、請求項1から請求項14のいずれに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法であって、前記型押し工程において、前記凹部の所定のパターンが繰り返し規則的に配列した前記型を、前記第一基板に押付けることを特徴とする。
また、請求項16の電気泳動表示媒体は、互いに対向して設けられた第一基板及び第二基板と、前記第一基板と第二基板との基板間に帯電粒子を分散させた分散媒と、前記基板間の領域を区画する隔壁とを備えた電気泳動表示媒体であって、前記第一基板の一方の面は電極形成領域と隔壁形成領域とを有し、前記電極形成領域に電極を形成する電極形成工程と、前記隔壁を形成するための凹部を備えた型で、前記隔壁形成領域に前記凹部を押付けるように第一基板を加圧して、前記凹部内に前記第一基板の部分を突出させ、前記凹部と同じ形状の前記隔壁を前記基板に形成する型押し工程と、前記型押し工程後、前記第一基板から前記型を離す離型工程とを備える製造方法で製造された隔壁及び基板を備える。
請求項1記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、前記第一基板と前記隔壁が同一の材料で一体に形成できるので、基板と隔壁とが剥がれにくい電気泳動表示媒体における隔壁及び基板を製造できる。なお、前記電極を前記電極形成領域に形成し、前記隔壁を前記隔壁形成領域に形成するので、前記帯電粒子に電界を加えるための電極を有する前記第一基板を備えた電気泳動表示媒体における隔壁及び基板を製造できる。
また、請求項2記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項1記載の発明が奏する効果に加え、加熱工程において、前記第一基板を加熱し、前記型押し工程において、加熱により軟化した前記第一基板を前記型で加圧するので、前記第一基板上に前記隔壁を形成しやすい。
また、請求項3記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項2記載の発明が奏する効果に加え、前記加熱工程において、接触している前記型と共に前記第一基板が加熱されるので、隔壁を形成する面が均一に加熱され、隔壁形成の際のばらつきが抑えられる。また、加熱の際に前記第一基板から熱が逃げにくいので、加熱エネルギーのロスが少なく、加熱工程に要する時間が短縮される。
また、請求項4記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項2または請求項3記載の発明が奏する効果に加え、前記冷却工程において冷却されることにより、加熱により軟化していた前記第一基板が型押し工程の時より硬くなり、前記離型工程において、前記第一基板から前記型を剥がし易い。
また、請求項5記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、複数の前記電界印加部が前記接続部により接続されるので、複数の前記電界印加部に加えられる電圧を駆動するための機構を共通化することができる電気泳動表示媒体における隔壁及び基板を製造できる。
また、請求項6記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、前記型押し工程において、前記型を前記第一基板に押付けたときに、前記電極の形成された前記電極形成領域に前記凹部の前記開口部が重ならないので、前記電極が前記型により変形されることが無い。即ちこの方法によれば、電極間距離が最適な電気泳動表示媒体における隔壁及び基板を製造できる。
また、請求項7記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項1から請求項6のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、前記第一基板が透明であるので、前記第一基板側に画像を表示させる電気泳動表示媒体の隔壁及び基板を製造できる。
また、請求項8記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項1から請求項7のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、前記加熱工程において、前記第一基板を、前記電極が軟化する温度より低い温度で加熱するので、前記型押し工程において、前記型の圧力により前記電極が押しつぶされることがない。
また、請求項9記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項1から請求項8のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、前記離型工程において、前記型が前記第一基板から離れ易い。
また、請求項10記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項1から請求項9のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、前記第一基板が熱可塑性樹脂であるため、電気泳動表示媒体における隔壁及び基板を容易に製造できる。
また、請求項11記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項10記載の発明が奏する効果に加え、前記第一基板がポリエチレンテレフタレートであるため、電気泳動表示媒体における隔壁及び基板を更に容易に製造できる。
また、請求項12記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項10記載の発明が奏する効果に加え、前記第一基板がポリエチレンナフタレートであるため、請求項12のポリエチレンテレフタレートを使用した場合よりも、耐熱性、ガスバリヤ性、紫外線バリヤ性、耐化学薬品性が高く、機械的強度が優れた電気泳動表示媒体における隔壁及び基板を更に容易に製造できる。
また、請求項13記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項1から請求項12のいずれかに記載の発明が奏する効果に加え、前記電極が透明な材料であるため、可視光が良好に透過できる透明な前記電極を形成した電気泳動表示媒体における隔壁及び基板を製造できる。
また、請求項14記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法によれば、請求項13記載の発明が奏する効果に加え、前記電極が酸化インジウムスズであるため、ポリエチレンテレフタレート及び、ポリエチレンナフタレートと密着性が良好な基板が形成でき、可視光を透過できる透明な前記電極を形成した電気泳動表示媒体における隔壁及び基板を製造できる。
また、請求項15記載の電気泳動表示媒体によれば、請求項1から請求項14のいずれに記載の発明が奏する効果に加え、前記型押し工程において前記第一基板に均一な圧力を加圧することができる。
また、請求項16記載の電気泳動表示媒体によれば、前記第一基板と前記隔壁が同一の材料で一体に形成されているので基板と隔壁とが剥がれにくい。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。先ず、後述する本発明の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法で、製造された隔壁及び基板を備えた電気泳動表示媒体100について説明する。
図1は、電気泳動表示媒体100の概略断面図である。電気泳動表示媒体100は電極4が形成された隔壁形成基板1と、画素電極5が形成された第二基板2と、スペーサ3と、帯電粒子6と、分散媒7と、電界制御部8とを備える。尚、電気泳動表示媒体100は隔壁形成基板1側に画像を表示させる。
電極4は隔壁形成基板1のいずれか一方の面であって、隔壁部1bが形成された面に形成されている。画素電極5は第二基板2のいずれか一方の面に形成されている。
隔壁形成基板1と第二基板2とは、それぞれ電極4、画素電極5とが互いに対向するようにして、配置されている。
隔壁形成基板1及び第二基板2は、透明な熱可塑性樹脂であるポリエチレンテレフタレート(以下、PETと称す)で形成されている。
電気泳動表示媒体100は隔壁形成基板1及び第二基板2がPETで形成されているため、フレキシブルな電気泳動表示媒体である。このため折り曲げても使用できる。
電極4及び画素電極5は、透明な電極である酸化インジウムスズ(以下、ITOと称す)で形成されている。
スペーサ3は、電極4と画素電極5とのギャップを25μmに固定するために、隔壁形成基板1と第二基板2とに挟まれる位置に配置されている。尚、スペーサ3は隔壁形成基板1及び第二基板2の外周部に配置されている。また、スペーサ3の高さは25μmである。
帯電粒子6と分散媒7とは、隔壁形成基板1と、第二基板2と、スペーサ3とで区画される領域内に配置されている。尚、隔壁形成基板1と、第二基板2と、スペーサ3とで区画される領域内において、分散媒7は複数の帯電粒子6を分散して保持している。
分散媒7は絶縁性の液体である。分散媒7としては、芳香族炭化水素溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンなど)、脂肪族炭化水素溶媒(例えば、ヘキサン、シクロヘキサンなどの直鎖又は環状パラフィン系炭化水素溶媒、イソパラフィン系炭化水素溶媒、ケロシンなど)、ハロゲン化炭化水素溶媒(例えば、クロロホルム、トリクロロエチレン、ジクロロメタン、トリクロロトリフルオロエチレン、臭化エチルなど)、シリコーンオイルのようなオイル状のポリシロキサン、又は、高純度石油などが挙げられる。
帯電粒子6は負の極性に帯電されており、黒色に着色されている。分散媒体7は絶縁性の液体であり、白色に着色されている。
隔壁形成基板1は第一基板部1aと隔壁部1bとが一体に形成された基板である。隔壁部1bは第一基板部1aから第二基板2へ突出した部分である。
このため電気泳動表示媒体100において、隔壁部1bが基板間を複数の区画領域に分割するので、帯電粒子6が偏在してしまうことを防止できる。
隔壁部1bは断面がコの字状になるように第二基板2側へ突出している。隔壁部1bは第一基板部1aから高さは20μm突出している。このため、隔壁部1bの下面と第二基板2の画素電極5が形成されている面との間には5μmの隙間が存在する。
電極4及び画素電極5はそれぞれ電界制御部8と電気的に接続されている。尚、電極4及び画素電極5と電界制御部8とが具体的にどのように接続されているかについては、本発明の本質とは関係がないので説明を省略する。
電界制御部8は電極4に印加する電圧、または、画素電極5に印加する電圧をそれぞれ制御することで、電極4と画素電極5との間に電界を発生させ、分散媒7中の負の極性に帯電された帯電粒子6の移動を制御する。
図2は、画素電極5が形成された面から見た場合の第二基板2の正面図である。図2に示すように、画素電極5は第二基板2上に一辺の長さが200μmの略正方形に形成されている。第二基板2には複数の画素電極5が形成されている。
そして図2の紙面上において上下若しくは左右に隣り合う画素電極5同士は20μmの間隔を隔てて、第二基板2上にマトリクス状に規則正しく配列されている。
画素電極5にはそれぞれ図示しないTFTが接続されている。このため、画素電極5に印加される電圧は電界制御部8によりそれぞれ独立して制御される。
図3は、電極4が形成された面から見た場合の隔壁形成基板1の正面図である。図3に示すように、隔壁形成基板1には、電極4が形成されている電極形成領域9aと、隔壁部1bが形成されている隔壁形成領域9bとを備える。
図3に示すように、隔壁形成領域9bは十字状の領域であり、この十字は22μm×402μmの2つの長方形が、それぞれ中心を重ねるようにして、直角に交わるように形成されている。
隔壁形成基板1には、複数の隔壁形成領域9bが所定の間隔で繰り返し規則的に配列されている。ここで、複数の隔壁形成領域9bの中から任意にいずれかの隔壁形成領域9bを注目した場合を考える。本実施形態においては、注目した隔壁形成領域9bの中心点から図3の紙面上で、右上方向(斜め45°)に220×√2μm移動した位置、及び、左上方向に220×√2μm移動した位置、及び、右下方向に220×√2μm移動した位置、及び、左下方向に220×√2μm移動した位置の4つの位置にそれぞれ中心点を有する4つの隔壁形成領域9bが配列されている。
このような隔壁形成領域9b内では、十字状の隔壁部1bが第一基板部1aから突出するように形成されている。隔壁部1bは、20μm×400μmの長方形の2つの凸部が、それぞれ中心で直角に交わるように形成されている。
この十字状の隔壁部1bはその中心が、隔壁形成領域9bの中心と重なるように配列されている。
電極形成領域9aは、図3において、上述の隔壁形成領域9b以外の領域である。そして電極形成領域9aには、電極4が形成されている。
電極4は電界印加部4aと接続部4bとを有する。電界印加部4aは一辺が198μmの正方形の部分であり、負の極性の帯電粒子6に加える電界を制御する役割を担っている。
接続部4bは隔壁形成領域9bと電界印加部4aとの間の十字状の部分であり、電界印加部4a同士を電気的に接続する役割を担う。従って、電極4は、すべての電界印加部4aが接続部4bによって電気的に接続された一枚の電極である。
次に、電気泳動表示媒体100の動作について説明する。電界制御部8により、電極4に0Vの電圧が印加され、且つ、画素電極5に−40Vの電圧が印加されると、電極間には下向きの電界が発生し、負の極性を有する帯電粒子6は隔壁形成基板1側に移動する。このため、電気泳動表示媒体100の上面には帯電粒子6の黒色が表示される。
また、電界制御部8に電極4に0Vの電圧が印加され、画素電極5に40Vの電圧が印加されると、電極間には上向きの電界が発生し、負の極性を有する帯電粒子6は第二基板2側に移動する。このため、電気泳動表示媒体100の上面には分散媒7の白色が表示される。
電界制御部8は、複数存在する画素電極5に印加する電圧をそれぞれ独立して制御することにより、画素毎に表示させる色の切り替えを行なうことができる。尚、画素の大きさは画素電極5の大きさで決定される。
隔壁と基板とが別体で形成されていた従来の電気泳動表示媒体では、隔壁と基板との材料が異なるため、両者の熱膨張係数が異なる。ゆえに、電気泳動表示媒体の周囲の温度環境が変化すると、両者の収縮率や膨張率が異なるため隔壁と基板との接続部分で、隔壁が基板から剥がれやすいという問題があった。
また、近年フレキシブルな電気泳動表示媒体も考案されているが、折り曲げて使用されたときに、隔壁と基板とが別体で形成された電気泳動表示媒体では、隔壁と基板とがその接続部分で剥がれやすいという問題があった。
また、電気泳動表示媒体においては、分散媒として絶縁性が要求されるためその材料として有機溶剤類である、芳香族炭化水素溶媒、脂肪族炭化水素溶媒、ハロゲン化炭化水素溶媒(例えば、クロロホルム、トリクロロエチレン、ジクロロメタン、トリクロロトリフルオロエチレン、臭化エチルなど)、ポリシロキサン、又は、高純度石油などが選択されることが多い。しかしながら、従来のリソグラフィー工法で隔壁や基板の材料として選択されるアクリル系樹脂は、もともとハロゲン化炭化水素溶媒等の有機溶剤類に侵されやすいので、特に基板と隔壁との界面部分の密着強度弱まって、基板と隔壁が剥がれやすくなるという問題があった。
これに対して、電気泳動表示媒体100によれば、隔壁部1bと第一基板部1aとが一体に形成されているので、隔壁部1bと第一基板部1aとが剥がれる恐れがない。
次に、隔壁部1bと第一基板部1aとを備えた隔壁形成基板1の製造方法につい図4〜図14を用いて説明する。
先ず、PETで形成された基板11の一方の面の全面に、ITO膜12を形成する。ITO膜12が形成された基板11の概略断面図を図4に示す。
ITO薄膜の形成は、例えばスパッタ法にて樹脂フィルム基板表面に形成する。
次に、UV光で露光されることにより硬化するネガレジスト14が、ITO膜14上に塗布される。そして、遮光部材13bの所定のパターンが形成されたマスク13を介して、ネガレジスト14がUV光で露光される。露光中の基板11の概略断面図を図5に示す。
UV光の照射方向から見たときのマスク13の一部を拡大した正面図を図6に示す。マスク13は、UV光を透過するガラス板13a上に遮光部材13bが形成されている。図6に示すように上述した隔壁形成領域9bと同じ十字状の形状をした遮光部材13bが、繰り返し規則的に配列している。この配列の仕方は上述の隔壁形成領域9bの配列と同じである。UV光で露光されると、ネガレジスト14の露光された部分は硬化する。
次に、未露光部のネガレジスト14が現像液、で現像される。現像後の基板11の概略断面図を図7に示す。現像液で現像されると、UV光で露光された部分だけが基板11上に残り、露光されていない部分は除去される。
次に、ネガレジスト14が除去されて露出したITO膜12の部分が酸性水溶液でエッチングされる。酸性水溶液としては、一般には塩酸水溶液や塩酸酸性塩化第二鉄水溶液が用いられる。エッチング後の基板11の概略断面図を図8に示す。
次にレジスト剥離液により、基板11上に残っているネガレジスト14が溶融され、基板11上から除去される。残りのネガレジストが除去された後の基板11の概略断面図を図9に示す。
このようにして、ITOで形成された所定のパターンの電極4が基板11上に形成される。電極4が形成された面から見たときの、基板11の一部を拡大した正面図を図10に示す。基板11には、電界印加部4aと接続部4bとを備えた電極4が形成されている。そして電極4が形成されていない領域は隔壁形成領域9bとなる。
以上、図4〜図10を用いて、基板11上に電極4を形成する方法について説明したがこれが本願発明の電極形成工程に相当する。
次にこの電極4が形成された基板11から、隔壁形成基板1を製造する方法について図11から図14を用いて説明する。
電極4が形成された基板11から、隔壁形成基板1を製造する方法は、後述する型20を基板11に接触させる接触工程、基板11を加熱する加熱工程、基板11に後述する型20を押付ける型押し工程、基板11を冷却する冷却工程、基板11から型20を離型する離型工程を備える。
接触工程の前に、電極4が形成された基板11は、型20及び基板保持部22が設置された図示しない加熱機構付プレス装置に配置される。図11に加熱機構付プレス装置に配置された基板11の概略断面図を示す。
ここで、加熱機構付プレス装置への基板11の配置について説明する。
加熱機構付プレス装置は本発明の本質とは関係ないので、全体を図示しないが、加熱機構付プレス装置は支持板15と支持板16とを備える。支持板15と支持板16とは互いに対向して配置される。
支持板16は、加熱機構付プレス装置において所定の位置に上面を水平にして固定されて配置されている。支持板16は内部に、基板11を加熱するための熱源であるヒータを備える。
支持板15は、加熱機構付プレス装置において、支持板15と対向する位置であって且つ支持板16に対して鉛直方向の上方の位置に、鉛直方向に上下動可能に配置されている。尚、支持板15の上下動する距離はプレスする物に応じて適宜設定できる。支持板15は内部に、基板11を加熱するための熱源であるヒータを備える。
型20はプレス面を鉛直方向の下側にして、上下動可能な支持板15に固定されている。基板保持部22はプレス面を鉛直方向の上側にして、支持板16に固定されている。尚、型20及び基板保持部22は、それぞれ支持板15若しくは支持板16に取り外し可能なように固定されている。
型20のプレス面には、平坦な面の所定の位置に複数の凹部21が形成されている。図12に、型20のプレス面の一部を拡大した拡大図を示す。図12に示すように、凹部21の開口部の形状は、20μm×400μmの2つの長方形が、それぞれの中心で直角に交わるように形成された十字状の形状をしている。
型20のプレス面には、複数の凹部21が繰り返し規則的に配列されている。この配列の仕方は上述の隔壁部1bの配列の仕方と同様である。凹部21の深さは20μmである。
基板保持部22のプレス面は平坦面である。加熱工程において、電極4が形成された基板11は、基板保持部22の平坦なプレス面状に配置される。このとき基板11は電極4が形成された面を鉛直方向の上側にして配置される。
さらに基板11の隔壁形成領域9bの中心と、基板保持部22の凹部21の中心とが対向するように、基板11は位置決めされる。
次に、接触工程において、支持板15を移動させ、型20のプレス面と、基板11とを接触させる。
次に、加熱工程において、支持板15及び支持板16に内蔵されたヒータにより基板11が加熱される。熱源であるヒータで発生した熱が型20または基板保持部22を介して基板11を例えば100℃に加熱する。このとき、型20も100℃に加熱される。
加熱によってPETが軟化する温度は約80〜90℃であるので、100℃に加熱されるとPETで形成された基板11は軟化して、塑性加工しやすくなる。
ここで、ITOの耐熱温度(例えば荷重たわみ温度等)はPETの耐熱温度よりも遙かに高温である。したがって、ITOは100℃に加熱されたとしても、ITOで形成された電極4は軟化せずに硬いままである。
次に、型押し工程において、型20を基板11に押付けて加圧した状態で一定時間保持する。すると凹部21内に軟化した基板11の一部が突出し、凹部21と同じ形状の凸部を基板11に形成される。尚、凹部21内に突出した凸部は、上述した電気泳動表示媒体100における隔壁部1bとなる。また、凹部21内に突出しなかった残りの部分は、上述した電気泳動表示媒体100における第一基板部1aとなる。図13に型押し工程において凹部21内に一部が突出した基板11の概略断面図を示す。
次に、冷却工程において、基板11が支持板15及び支持板16のヒータの設定温度を例えば、60℃に設定し、一定時間放置することによっておよそ60℃まで冷却され、軟化していた基板11は型押し工程時よりも硬化する。これにより、型20と基板11とが剥がれ易くなる。
次に、離型工程において、基板11から型20が剥がされて、隔壁形成基板1が完成する。完成した隔壁形成基板1の概略断面図を図14に示す。
このように形成された隔壁形成基板1備えた電気泳動表示媒体100によれば、上述したように、隔壁部1bと第一基板部1aとが一体に形成されているので、隔壁部1bと第一基板部1aとが剥がれる恐れがない。
尚、上述したように、凹部21の開口部の形状は、20μm×400μmの2つの長方形がそれぞれ中心を重ねるようにして直角に交わるように形成された十字状の形状であり、隔壁形成領域9bの形状は、22μm×402μmの2つの長方形がそれぞれの中心を重ねるようにして直角に交わるように形成された十字状の形状である。
このように隔壁形成領域9bの大きさよりも凹部21の開口部の大きさの方が小さいので、型押し工程において、型20を基板11に押付けたときに、電極4に凹部21の開口部が重ならないので、電極4が型20により変形されることが無い。即ちこの方法によれば、電極間距離が最適な電気泳動表示媒体100の隔壁形成基板1を製造できる。
仮に、凹部21の開口部が隔壁形成領域9bよりも大きい場合の例を図15に示す。このように、凹部21の開口部が隔壁形成領域9bよりも大きい場合は、型20を基板11に押付けたときに、電極4と凹部21の開口部とが重なってしまう。このため、凹部21に突出しようとする基板11のPETの圧力により、電極4と凹部21の開口部とが重なった部分で、電極4が折り曲げられる。そして、図16に示すように電極4の一部が隔壁部1bに形成されてしまう。このように形成された隔壁形成基板1を電気泳動表示媒体100に用いると、隔壁部1bに形成されてしまった電極4の一部と、画素電極5との間で放電が起こる可能性があるため、良好な表示が行えない電気泳動表示媒体100が製造されてしまう恐れがある。
また、放電が起こらなくとも、このように折り曲げられた電極4では、分散媒7中に均一な電界を発生させることができずに表示の品質に悪影響を与えることもある。
これに対して、本実施形態では、隔壁形成領域9bの大きさよりも凹部21の開口部の大きさの方が小さいので、上述のような問題がない。また隔壁形成領域9bの大きさが凹部21の開口部の大きさよりも少し余裕を持って大きくしてあるので、型20と基板11との位置決めも容易に行なえる。
尚、上述の実施形態では型20を用いて隔壁部1bを形成したが、型20の替わりに、型25を用いて隔壁部1bを形成してもよい。
型25の概略断面図を図17に示す。図17に示すように型25に形成された凹部21は、所定の方向から見たときの断面が開口部から底面に近づくにつれ狭くなるテーパ状をしている。このため、型25を用いた場合は、離型工程において、離型の際の抵抗が弱まり、型25が基板11から離し易い。
本発明の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法、及び、電気泳動表示媒体は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上述の実施形態においては、平坦な面に複数の凹部21が繰り返し規則的に配列されている型20を用いて、隔壁部1bを形成するものとして説明したが、表面に繰り返し規則的に配列された凹部21を備えたローラ状の型を用いて、このローラ状の型を軟化した基板11上を転がすようにして隔壁分1bを形成するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、帯電粒子6が負に帯電した黒色の粒子で、分散媒7が白色であるものとして説明したが、帯電粒子6と分散媒7との組み合わせはこれに限るものではない。
また、上述の実施形態では、電気泳動表示媒体100の分散媒7が絶縁性の液体である例えば、芳香族炭化水素溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンなど)、脂肪族炭化水素溶媒(例えば、ヘキサン、シクロヘキサンなどの直鎖又は環状パラフィン系炭化水素溶媒、イソパラフィン系炭化水素溶媒、ケロシンなど)、ハロゲン化炭化水素溶媒(例えば、クロロホルム、トリクロロエチレン、ジクロロメタン、トリクロロトリフルオロエチレン、臭化エチルなど)、シリコーンオイルのようなオイル状のポリシロキサン、又は、高純度石油などとして説明したが、分散媒7として揮発性のガスを封入したものであってもよい。
また、上述の実施形態では、冷却工程において基板11を冷却したが、加熱の方式や特定の温度領域においては、加熱を停止するだけで、冷却工程を省略してもよい。
また、上述の実施形態では、電極4が形成された基板11から、隔壁形成基板1を形成する方法について説明したが、基板に直接電極を形成しない電気泳動表示媒体も存在するので、そのような電気泳動表示媒体を製造したい場合は、基板11に電極4を形成しなくともよい。
また、上述の実施形態では、電気泳動表示媒体100は一枚の電極4と画素毎の画素電極5とで画像を表示するものとして説明したが、電極の形成の仕方はこれに限るものではない。例えば、隔壁形成基板1と第二基板2との両方にマトリクス方式の駆動電極を備え、隔壁形成基板1に形成される電極は一列ごとにつながっているものを用いてもよい。また、画素電極5にはTFTが接続されているものとして説明したが、画素電極5の駆動の仕方はこれに限るものではない。
また、上述の実施形態では、また、上述の実施形態においては凹部21の開口部の大きさより隔壁形成領域9bの大きさが大きいものとして説明したが、凹部21と隔壁形成領域9bとの位置決めが正確に行なえる場合は、凹部21の開口部の大きさと隔壁形成領域9bとの大きさを同じにしてもよい。
また、上述の実施形態では、基板11がPETで形成されているものとして説明したが、その他の材料で形成されていてもよい。例えばガラスで形成されていてもよいし、あるいは、熱可塑性樹脂である、ポリエーテルサルファン(PES)、ポリアリレート(PAR)、ポリカーボネート(PC)等で形成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、電極4がITOで形成されているものとして説明したが、その他の材料で形成されていてもよい。例えば、酸化スズ(TO)、酸化インジウム(IO)、酸化亜鉛インジウム(IZO)等で形成されていてもよい。あるいは、金、銀、パラジウム等の貴金属を50〜150Å程度蒸着した膜で形成されていてもよい。
また、上述の実施形態においては型20のプレス面には十字状の開口部を備えた凹部21が繰り返し規則的に配列されているものとして説明したが、その他の形状の開口部を備えた凹部21のパターンが繰り返し規則的に配列されていてもよい。
ここで、凹部21のパターンとは、図18に示したように、異なる形状の開口部21を備えた凹部21の組み合わせからなるパターンのことをいう。図18において線で囲まれた領域内の凹部21の組み合わせがパターンの単位である。
即ち、このパターンは、20μm×180μmの長方形であって、その長手方向が紙面上の左右の方向になるように配置された形状の開口部を有する凹部21と、20?μm×180μmの長方形であって、その長手方向が紙面上の上下の方向になるように配置された形状の開口部を有する凹部21とからなる。
長手方向を紙面上の左右の方向になるように配置された凹部21の中心は、長手方向を紙面上の上下方向になるように配置された凹部21の中心から左下方向110×√2μm移動した位置に存在する。
長手方向が左右の方向になるように配置された凹部21は、上下左右に隣り合うもの同士、中心と中心との距離をに互いに220μm離して配置される。長手方向が上下の方向になるように配置された凹部21も同様である。
その他の凹部21の配列について図19に示す。図19に示す例では幅20μmの波状の開口部の凹部21が、上下方向に繰り返し規則的に配列されている。上下に隣り合う波上の凹部21は互いに上下を逆にした形状で配列されている。そして上下に隣り合う波状の凹部21同士が最も近づくところで20μmになるように配列されている。
また、上述の実施形態において加熱工程において基板11を加熱した後、型押し工程を行なったが、基板11の材料を加熱しなくても加工できるもので形成する場合は、加熱工程を省略しても良いことはいうまでもない。
1 隔壁形成基板
1a 第一基板部
1b 隔壁部
2 第二基板
3 スペーサ
4 電極
4a 電界印加部
4b 接続部
5 画素電極
6 帯電粒子
7 分散媒
8 電界制御部
9a 電極形成領域
9b 隔壁形成領域
11 基板
12 ITO膜
13 マスク
13a ガラス板
13b 遮光部材
14 ネガレジスト
15 支持板
16 支持板
20 型
21 凹部
22 基板保持部
25 型
100 電気泳動表示媒体
1a 第一基板部
1b 隔壁部
2 第二基板
3 スペーサ
4 電極
4a 電界印加部
4b 接続部
5 画素電極
6 帯電粒子
7 分散媒
8 電界制御部
9a 電極形成領域
9b 隔壁形成領域
11 基板
12 ITO膜
13 マスク
13a ガラス板
13b 遮光部材
14 ネガレジスト
15 支持板
16 支持板
20 型
21 凹部
22 基板保持部
25 型
100 電気泳動表示媒体
Claims (17)
- 互いに対向して設けられた第一基板及び第二基板と、前記第一基板と第二基板との基板間に帯電粒子を分散させた分散媒と、前記基板間の領域を区画する隔壁とを備えた電気泳動表示媒体における前記隔壁及び前記第一基板の製造方法において、
前記隔壁を形成するための凹部を備えた型で第一基板を加圧して、前記凹部内に前記第一基板の部分を突出させ、前記凹部と同じ形状の前記隔壁を前記基板に形成する型押し工程と、
前記型押し工程後、前記第一基板から前記型を離す離型工程とを備える電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。 - 前記第一基板を加熱する加熱工程を備え、
前記型押し工程は、前記加熱工程後、前記第一基板の部分を突出させ、前記凹部と同じ形状の前記隔壁を前記基板に形成することを特徴とする請求項1記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。 - 前記型を前記第一基板に接触させる接触工程を備え、
前記加熱工程は、前記型と前記第一基板とを接触させた状態で、前記型と共に前記第一基板を加熱することを特徴とする請求項2記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。 - 前記型押し工程後、前記第一基板を冷却する冷却工程を備え、
前記離型工程は、前記冷却工程後、前記第一基板から前記型を離すことを特徴とする請求項2または請求項3記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。 - 前記第一基板の一方の面は電極形成領域と隔壁形成領域とを有し、前記電極形成領域に電極を形成する電極形成工程を備え、
前記型押し工程において、前記隔壁形成領域に前記凹部を押付けることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。 - 前記電極形成工程において、前記帯電粒子に電界を加えるための電界印加部と、前記電界印加部同士を接続する接続部とを備えた電極を形成することを特徴とする請求項5記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。
- 前記電極形成工程において、前記型の前記凹部の開口部より前記隔壁形成領域が大きい前記第一基板に前記電極を形成すること特徴とする請求項5または請求項6記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。
- 前記電極形成工程において、透明な前記第一基板に透明な前記電極を形成することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。
- 前記電極形成工程において、前記第一基板より荷重たわみ温度の高い前記電極を形成し、
前記加熱工程において、前記電極が軟化する温度より低い温度に前記第一基板を加熱することを特徴とする請求項5から請求項8のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。 - 前記型押し工程において、所定の方向から見たときの断面が開口部から底面に近づくにつれ狭くなるテーパ状の前記凹部を備えた前記型を、前記第一基板に押付けることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。
- 前記加熱工程において、熱可塑性樹脂からなる前記第一基板を加熱することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。
- 前記加熱工程において、ポリエチレンテレフタレートからなる前記第一基板を加熱することを特徴とする請求項11記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。
- 前記加熱工程において、ポリエチレンナフタレートからなる前記第一基板を加熱することを特徴とする請求項11記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。
- 前記電極形成工程において、透明な材料からなる前記電極を形成することを特徴とする請求項5から請求項13のいずれかに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。
- 前記電極形成工程において、酸化インジウムスズからなる前記電極を形成することを特徴とする請求項14記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。
- 前記型押し工程において、前記凹部の所定のパターンが繰り返し規則的に配列した前記型を、前記第一基板に押付けることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれに記載の電気泳動表示媒体における隔壁及び基板の製造方法。
- 互いに対向して設けられた第一基板及び第二基板と、前記第一基板と第二基板との基板間に帯電粒子を分散させた分散媒と、前記基板間の領域を区画する隔壁とを備えた電気泳動表示媒体であって、
前記隔壁を形成するための凹部を備えた型で第一基板を加圧して、前記凹部内に前記第一基板の部分を突出させ、前記凹部と同じ形状の前記隔壁を前記基板に形成する型押し工程と、
前記型押し工程後、前記第一基板から前記型を離す離型工程とを備える製造方法で製造された隔壁及び基板を備えた電気泳動表示媒体。
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