JP2007146496A - 開閉部材制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者の簡易な操作により適宜に開閉部材の移動範囲の再設定処理を行うことができる開閉部材制御装置を提供する。
【解決手段】ウインドウガラス11を開閉駆動する駆動手段2と、ウインドウガラス11の位置を検出するための回転検出装置27と、操作者の操作に基づいてウインドウガラス11を開閉方向に作動させるための操作信号を出力する操作スイッチ4と、駆動手段2を制御して、開作動時には全開位置P3の手前に設定された停止設定位置P2にウインドウガラス11を停止させる制御手段3と、を備え、制御手段3は、操作スイッチ4が所定時間以上継続して操作されたことを操作信号に基づいて検出したときに、ウインドウガラス11が停止設定位置P2を超えて全開位置P3で強制停止するまで作動させ、この停止位置に基づいて停止設定位置P2の再設定を行う停止設定位置再設定処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は開閉部材制御装置に係り、特に開閉部材を位置制御しながら開閉動作させる開閉部材制御装置に関する。
従来、車両の窓ガラスの昇降装置は、電動モータによる回転駆動力を昇降機構に伝達して、昇降機構を介して窓ガラスを昇降させる構成となっている。このような昇降装置において、モータ駆動によって窓ガラスを下降動作させたときに窓ガラスを下端ロック位置(機械的停止位置)手前で停止させる技術が知られている。
すなわち、窓ガラスを降下限界位置である下端ロック位置まで移動させてしまうと、窓ガラスがストッパによって機械的に拘束され、このとき過大な衝撃力が駆動系に加わり、駆動系の耐久性が損なわれると共に、不快な衝撃音が発生してしまう。このため、従来、このような不都合を回避するために、窓ガラスの現在位置を正確に把握して窓ガラスを下端ロック位置まで下降させてしまうことなく、その直前位置に停止させている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、昇降装置において、窓ガラスによる異物の挟み込みを検出する挟み込み検出機能等の付加機能を有するものが知られている。このような挟み込み検出機能付きの昇降装置では、挟み込みの誤検出を防止するために、全閉位置手前に挟み込み検出を行わない挟み込み検出解除領域(範囲)が設けられている。
すなわち、全閉位置付近では、ウェザーストリップ等との摺動抵抗により窓ガラスの閉方向への移動速度が低下する。このため、この速度低下を挟み込みと誤判定してしまわないように、全閉位置手前に挟み込み検出解除領域が設けられている。
したがって、このような昇降装置においても、窓ガラスの駆動制御の際に、窓ガラスの現在位置を正確に把握することが重要となる。
このように、昇降装置においては窓ガラスの現在位置の正確な把握が必要であるが、経年変化等により、昇降手段の制御手段が記憶している全開・全閉位置や他の設定位置が変動して、窓ガラスの現在位置と把握している位置との間に相対的なずれが生じるおそれがあった。
このため、窓ガラスの全開・全閉位置を再設定するために、窓ガラスが全閉・全開位置手前の所定領域内で停止したと判断された場合には、操作スイッチの操作の有無にかかわらず、窓ガラスの同一方向の移動を継続させて全閉または全開位置まで移動させ、停止位置において全開・全閉位置を再設定する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
実用新案登録第2577092号公報(第3−6頁、図11、図12) 特開平7−166761号公報(第2−4頁、図2、図4)
しかしながら、特許文献2に記載の技術では、挟み込み検出解除領域に含まれるわずかに開いた位置に窓ガラスを停止させることができないという不都合が生じてしまう。また、特許文献2に記載の技術では、窓ガラスの昇降動作が行われるたびに全開・全閉位置の再設定処理が行われるので、再設定処理を行う必要がないときまでこの処理を行うことになり、消費電力が不必要に増大してしまうという不都合が生じる。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、操作者の簡易な操作により適宜に開閉部材の移動範囲の再設定処理を行うことができる開閉部材制御装置を提供することにある。
前記課題は本発明によれば、開閉部材を開閉動作させる開閉部材制御装置であって、開閉部材を開閉駆動する駆動手段と、開閉部材の位置を検出する位置検出手段と、操作者の操作に基づいて開閉部材を開閉方向に作動させるための操作信号を出力する操作手段と、該操作手段からの操作信号および前記位置検出手段による開閉部材の検出位置に基づいて前記駆動手段を制御して、開作動時にはロック停止位置の手前に設定された停止設定位置に開閉部材を停止させる制御手段と、を備え、該制御手段は、開閉部材を開動作させるために前記操作手段が所定時間以上継続して操作されたことを前記操作信号に基づいて検出したときに、開閉部材が前記停止設定位置を超えて前記ロック停止位置で強制停止するまで作動させ、この停止位置に基づいて前記停止設定位置の再設定を行う停止設定位置再設定処理を行うことにより解決される。
このように本発明の開閉部材制御装置では、操作手段を操作することにより開閉部材を開閉動作させることができるものであり、制御手段は、この操作手段からの操作信号と位置検出手段によって検出された開閉部材の現在位置に基づいて、開動作時には開閉部材をロック停止位置の手前に設定された停止設定位置に開閉部材を停止させるように駆動手段を制御する。
そして、本発明では、操作手段を所定時間以上継続して開動作操作した場合には、制御手段は、停止設定位置を超えてロック停止位置で強制停止するまで開閉部材を作動させる。そして、制御手段は、実際に停止した強制停止位置に基づいて、停止設定位置の再設定を行う。
このように、本発明では、複雑な操作を行うことなく通常の開閉操作を行うための操作手段を操作することによって、開閉部材の停止位置の再設定を行うことができる。これにより、開閉部材の検出位置にずれが生じた場合であっても、停止設定位置の再設定を行うことによって正確な位置制御を行うことができる。
また、前記制御手段は、開閉部材が前記停止設定位置にあると検出している状態で、開閉部材を開動作させるために前記操作手段が所定時間以上継続して操作されたことを前記操作信号に基づいて検出したときに、さらに前記ロック停止位置へ向けて開閉部材を作動させるように構成することができる。
このように構成すると、開閉部材を一旦、現在の停止設定位置まで移動させて全開状態とし、この状態で操作手段を所定時間以上継続して操作したときに停止位置の再設定処理を行わせることができる。これにより、通常の作動範囲で操作手段を所定時間以上継続して操作しても再設定処理が行われないので、不用意に再設定処理が行われてしまうことを防止することができる。
また、前記制御手段は、前記停止設定位置再設定処理において、開閉部材が強制停止した停止位置の所定距離手前に前記停止設定位置を設定するように構成することができる。このように現在の停止設定位置を超えた位置にある強制的な停止位置から、所定距離手前に停止設定位置を再設定すると、開閉部材を通常操作により開動作させたときにはロック停止位置の手前で開閉部材を停止させることができる。これにより、開動作時に、開閉部材がロック停止位置において駆動系に移動を拘束され、このとき駆動系に衝撃力を与えてしまうことを確実に防止することができる。
また、前記操作手段は、操作者の操作に基づいて開閉部材を操作時間に応じて開閉作動させるマニュアル操作信号と、開閉部材を前記停止設定位置までオート開閉作動させるオート操作信号とを出力可能であり、前記制御手段は、前記オート操作信号に基づいて前記停止設定位置再設定処理を行うように構成することができる。
このように本発明では、操作手段を操作してオート操作信号を出力させることにより停止設定位置の再設定処理を行うことができるので、再設定処理を行うに際して特別な操作が不要であり、しかも通常の操作の延長操作であるため、容易に再設定処理を行うことが可能となる。
また、前記制御手段は、前記停止設定位置再設定処理において、前記ロック停止位置の再設定を行った後に、前記停止設定位置の再設定を行うように構成することができる。
このように構成すると、再設定処理を行うための基準位置を明確として、停止設定位置を含めた開閉部材の移動範囲を正確に設定することができる。
また、さらに開閉部材の閉動作時において異物の挟み込みを検出する挟み込み検出手段を備え、該挟み込み検出手段は、全閉側のロック停止位置から該全閉側のロック停止位置の手前に設定された挟み込み検出解除位置までの範囲では、挟み込みの検出を行わないように設定されてなり、前記制御手段は、前記停止設定位置再設定処理において、開閉部材が強制停止した停止位置に基づいて前記挟み込み検出解除位置の再設定を行うように構成することができる。
本発明の開閉部材制御装置によれば、開閉部材を開閉操作するための操作スイッチを所定時間以上継続して開方向へ操作することによって、開閉部材を現在の停止設定位置から機械的に移動が拘束されるロック停止位置まで移動させ、このロック停止位置を基準にして新たに停止設定位置を更新設定するように構成されているので、操作者の簡易な操作により適宜に開閉部材の移動範囲の再設定処理を行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する構成、手順等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
図1〜図7は本発明の一実施形態に係るものであり、図1はパワーウインドウ装置の説明図、図2は図1のパワーウインドウ装置の電気構成図、図3は操作スイッチの電気構成図、図4はウインドウガラスの設定位置とパルスカウント値との対応関係を表す説明図、図5,図6はコントローラのウインドウ制御処理の処理フロー、図7はコントローラの窓位置制御処理の処理フローである。
以下に本発明の開閉部材制御装置をパワーウインドウ装置に適用した一実施形態について説明する。
図1に本例のパワーウインドウ装置1(以下、「装置1」という)の説明図、図2にその電気構成図を示す。本例のパワーウインドウ装置1は、車両のドア10に配設される開閉部材としてのウインドウガラス11をモータ20の回転駆動により昇降(開閉)作動させるものである。装置1は、ウインドウガラス11を開閉駆動する駆動手段2と、駆動手段2の作動を制御するための制御手段3と、乗員が作動を指令するための操作手段としての操作スイッチ4とを主要構成要素としている。
本例では、ウインドウガラス11は不図示のレールに沿って、その上端部が上方の全閉位置(全閉ロック停止位置)P0と下方の全開位置(全開ロック停止位置)P3との間で移動可能に構成されている。全閉位置P0および全開位置P3はウインドウガラス11の昇降移動限界であり、この位置ではウインドウガラス11は、構造上、それ以上の昇降移動が規制される。
しかしながら、経年変化等によって全閉位置P0や全開位置P3がわずかに変動する場合がある。例えば、窓枠に設けられたウェザーストリップとの当たり具合の変化等によって移動限界がわずかに変動する場合がある。
本例では、ウインドウガラス11は、全開時には全開位置P3手前(全閉位置P0側)に設定された停止設定位置P2で停止するように制御される。これにより、ウインドウガラス11が降下していったときに、下端位置で駆動系部材と当接して駆動系部材に衝撃力が加わり、これに伴って衝撃音が発生してしまうことを防止している。
したがって、本例では、ウインドウガラス11は、通常時は、全閉位置P0から停止設定位置P2の間で上下移動するようになっている。
また、本例の装置1では、制御手段3は、閉動作時に異物がウインドウガラス11の上端縁部と窓枠との間に挟み込まれたことをウインドウガラス11の移動速度の変化量から検出する挟み込み検出機能を有する。そして、制御手段3は、挟み込みを検出した場合に、駆動手段2を反転動作させてウインドウガラス11を降下させ、異物を開放させるように構成されている。
しかしながら、全閉位置P0近傍においては、不図示のウェザーストリップ等によってウインドウガラス11に掛かる摺動抵抗が大きくなり、これによってウインドウガラス11の移動速度が低下する。このため本例の装置1では、この速度低下を誤って挟み込みと検出しないようにするために、全閉位置P0近傍に挟み込み検出を行わない挟み込み検出解除領域が設けられている。
すなわち、本例の装置1では、全閉位置P0手前(全開位置P3側)に挟み込み検出解除位置P1が設定されており、ウインドウガラス11が、この挟み込み検出解除位置P1から全閉位置P0の領域(挟み込み検出解除領域)にあるときには、挟み込み検出を行わないように設定されている。
本例の駆動手段2は、ドア10に固定された減速機構を有するモータ20と、モータ20に駆動される扇形状のギヤ21aを備えた昇降アーム21と、昇降アーム21とクロスして枢支される従動アーム22と、ドア10に固定された固定チャンネル23およびウインドウガラス11と一体のガラス側チャンネル24とを主要構成要素としている。
本例のモータ20は、制御手段3から電力供給を受けることにより、回転子の巻線に通電され、これにより回転子とマグネットを有する固定子との間で磁気吸引作用が生じて回転子が正逆回転するように構成されている。本例の駆動手段2では、モータ20の回動に応じて昇降アーム21および従動アーム22が揺動すると、これらの各端部がチャンネル23,24により摺動規制を受け、Xリンクとして駆動し、ウインドウガラス11を昇降作動させる。
本例のモータ20には、回転検出装置27が一体に備えられている。回転検出装置27は、モータ20の回転と同期したパルス信号(回転速度信号)を制御手段3へ出力するものである。本例の回転検出装置27は、モータ20の出力軸と共に回動するマグネットの磁気変化を複数のホール素子で検出するように構成されている。すなわち、パルス信号は、ウインドウガラス11の所定移動量毎もしくはモータ20の所定回転角毎に出力される。これにより、回転検出装置27は、モータ20の回転速度に略比例するウインドウガラス11の移動に応じた信号を出力可能である。そして、回転検出装置27からのパルス信号によって、制御手段3はウインドウガラス11の位置を検出している。本例では、回転検出装置27と制御手段3によって位置検出手段が構成されている。
なお、本例では、回転検出装置27にホール素子を用いたものを採用しているが、これに限らず、モータ20の回転を検出することができれば、エンコーダを採用してもよい。また、本例では、ウインドウガラス11の移動に応じたモータ20の出力軸の回転を検出するために、モータ20に回転検出装置27を一体に設けているが、これに限らず、公知の手段によってウインドウガラス11の位置を直接的に検出するようにしてもよい。
本例の制御手段3は、コントローラ31と、駆動回路32から構成されている。コントローラ31,駆動回路32には、車両に搭載されるバッテリ5から作動に必要な電力が供給される。
本例のコントローラ31は、CPU、ROM,RAM等のメモリ、入力回路、出力回路等を備えるマイクロコンピュータで構成されている。CPUは、メモリ、入力回路及び出力回路とバスを介して互いに接続されている。なお、これに限らず、コントローラ31をロジックIC,DSP,ゲートアレイ,トランジスタ等で構成してもよい。
コントローラ31は、通常時、操作スイッチ4からの操作信号に基づいて駆動回路32を介してモータ20を正逆回転させて、ウインドウガラス11を開閉動作させる。また、コントローラ31は、回転検出装置27から受け取ったパルス信号に基づいてウインドウガラス11の位置を検出し、ウインドウガラス11の検出位置に応じて駆動回路32を介してモータ20へ供給する駆動電力の大きさを調整する。具体的には、駆動電圧の大きさ又はPWM制御する場合はデューティー比の大きさを調整する。これによりモータ出力を調整している。
本例の駆動回路32は、FETを有するICによって構成されており、コントローラ31からの入力信号に基づいて、モータ20への電力供給の極性を切換えている。すなわち、駆動回路32は、コントローラ31から正回転指令信号を受けたときは、モータ20を正回転方向に回転させるようにモータ20へ電力を供給し、コントローラ31から逆回転指令信号を受けたときは、モータ20を逆回転方向に回転させるようにモータ20へ電力を供給する。なお、駆動回路32は、リレー回路を用いて極性を切換えるように構成してもよい。また、駆動回路32がコントローラ31内に組み込まれた構成であってもよい。
コントローラ31は、入力されるパルス信号からパルス信号の立上がり部,立下がり部(パルスエッジ)を検出し、このパルスエッジの間隔(周期)に基づいてモータ20の回転速度(回転周期)を算出すると共に、各パルス信号の位相差に基づいてモータ20の回転方向を検出する。つまり、コントローラ31は、モータ20の回転速度(回転周期)に基づいてウインドウガラス11の移動速度を間接的に算出し、モータ20の回転方向に基づいてウインドウガラス11の移動方向を特定している。また、コントローラ31は、パルスエッジをカウントしている。このパルスカウント値Nは、ウインドウガラス11の開閉動作に伴って加減算される。コントローラ31は、このパルスカウント値Nの大きさによってウインドウガラス11の開閉位置を特定する。
すなわち、本例では、全閉位置P0を基準位置としており、全閉位置P0でパルスカウント値Nが0に設定されている。全開位置P3方向へウインドウガラス11が移動しているときはパルス信号を受け取る毎にパルスカウント値Nを+1インクリメントし、全閉位置P0方向へウインドウガラス11が移動しているときはパルス信号を受け取る毎にパルスカウント値Nを−1デクリメントする。
図3(A)は、本例の操作スイッチ4の電気的構成を示している。本例の操作スイッチ4は、2段階操作可能な揺動型スイッチ等で構成され、アップスイッチ4a,ダウンスイッチ4b及びオートスイッチ4cを有している。これらのスイッチの一端はそれぞれコントローラ31の所定の端子に接続され、他端は車体に接地されている。この操作スイッチ4を乗員が操作することにより、コントローラ31へウインドウガラス11を開閉動作させるための指令信号が出力される。本例では、1段階操作したときにマニュアル操作、2段階操作したときにオート操作が行われるようになっている。
具体的には、操作スイッチ4は、一端側へ1段階操作(「アップ位置」へ操作)されるとアップスイッチ4aがオン(短絡)され、アップスイッチ4aが接続されたコントローラ31の端子の電位が低下する。コントローラ31は、この電位低下を、ウインドウガラス11を通常閉動作(すなわち操作している間だけ閉動作)させるための通常閉指令信号(マニュアル操作信号)として受け取る。この通常閉指令信号を受け取っている間中、コントローラ31では、閉作動フラグがオンされ、このフラグに基づいて駆動回路32の制御が行われる。
また、操作スイッチ4は、他端側へ1段階操作(「ダウン位置」へ操作)されるとダウンスイッチ4bがオンされ、ダウンスイッチ4bが接続されたコントローラ31の端子の電位が低下する。コントローラ31は、この電位低下を、ウインドウガラス11を通常開動作(すなわち操作している間だけ開動作)させるための通常開指令信号(マニュアル操作信号)として受け取る。
また、操作スイッチ4は、一端側へ2段階操作(「オートアップ位置」へ操作)されるとアップスイッチ4a及びオートスイッチ4cが共にオンされ、アップスイッチ4a及びオートスイッチ4cが接続されたコントローラ31の端子の電位が共に低下する。コントローラ31は、この電位低下を、ウインドウガラス11をオート閉動作(すなわち操作を止めても全閉位置P0まで閉動作)させるためのオート閉指令信号(オート操作信号)として受け取る。
また、操作スイッチ4は、他端側へ2段階操作(「オートダウン位置」へ操作)されるとダウンスイッチ4b及びオートスイッチ4cが共にオンされ、ダウンスイッチ4b及びオートスイッチ4cが接続されたコントローラ31の端子の電位が共に低下する。コントローラ31は、この電位低下を、ウインドウガラス11をオート開動作(すなわち操作を止めても停止設定位置P2まで開動作)させるためのオート開指令信号(オート操作信号)として受け取る。
コントローラ31は、操作スイッチ4から通常開指令信号を受けている間中(操作スイッチ4が操作されている間中)、駆動回路32を介してモータ20を駆動し、ウインドウガラス11を通常開動作させる。一方、コントローラ31は、操作スイッチ4から通常閉指令信号を受けている間中(操作スイッチ4が操作されている間中)、駆動回路32を介してモータ20を駆動し、ウインドウガラス11を通常閉動作させる。
コントローラ31は、通常開指令信号,通常閉指令信号を受け取っている間のみ、それぞれ開作動フラグ,閉作動フラグがオンされるので、これらのフラグに基づいて駆動回路32の制御を行う。
また、コントローラ31は、操作スイッチ4からオート開指令信号を受けると、駆動回路32を介してモータ20を駆動し、ウインドウガラス11を停止設定位置P2までオート開動作させる。一方、コントローラ31は、操作スイッチ4からオート閉指令信号を受けると、駆動回路32を介してモータ20を駆動し、ウインドウガラス11を全閉位置P0までオート閉動作させる。
コントローラ31は、オート開指令信号,オート閉指令信号を受け取ると、それぞれ閉作動フラグ,開作動フラグがオンにラッチされ、これらのフラグに基づいて駆動回路32の制御を行う。これらのフラグは、所定条件でオフに変更され、ウインドウガラス11の駆動が停止される。
なお、図3(A)の例では、アップスイッチ4a,ダウンスイッチ4b及びオートスイッチ4cの一端がそれぞれ直接、コントローラ31の端子に接続された構成であったが、これに限らず、図3(B)のように構成してもよい。
図3(B)の例では、操作スイッチ4の一端側はネットワーク変換コントローラ6に接続され、このネットワーク変換コントローラ6とコントローラ31とがネットワーク回線7を介して接続された構成となっている。
この構成では、アップスイッチ4a,ダウンスイッチ4b及びオートスイッチ4cのスイッチ操作によって、まず、これらがオンされて接地されたことがネットワーク変換コントローラ6へ出力され、次にネットワーク変換コントローラ6からコントローラ31へネットワーク回線7を介して伝達される。このように構成すると、配線数を省略することができるので、車両の軽減化を図ることが可能となる。
次に、本例の装置1におけるウインドウガラス11の動作について概略説明する。
コントローラ31は、図4に対応関係を示すように、初期状態では、全閉位置P0のパルスカウントNを0,挟み込み検出解除位置P1のパルスカウントNをNP1,停止設定位置P2のパルスカウントNをNP2,全開位置P3のパルスカウントNをNP3として予めメモリ内に記憶している。コントローラ31は、ウインドウガラス11の昇降に応じて加減算されるパルスカウント値Nと、メモリ内に記憶された前記記憶値とを対比することによって、ウインドウガラス11の位置を特定し動作制御している。
本例では、操作スイッチ4から継続的な通常開指令信号またはオート開指令信号を受けると、コントローラ31は、モータ20を全開位置P3方向へ駆動するように継続的に駆動電圧を供給する。また、操作スイッチ4から継続的な通常閉指令信号またはオート閉指令信号を受けると、コントローラ31は、モータ20を全閉位置P0方向へ駆動するように継続的に駆動電圧を供給する。これにより、モータ20は駆動手段2の駆動機構を介してウインドウガラス11を開閉駆動する。
本例では、全閉位置P0および全開位置P3は、それ以上のウインドウガラス11の移動が強制的に停止される機械的ロック位置である。したがって、経年変化等がない場合には、挟み込みの発生がなければ、ウインドウガラス11が閉方向に移動してパルスカウント値Nが0となったときに、ウインドウガラス11は全閉位置P0に到達してロック状態となる。
なお、閉動作で挟み込みを生じることなくロック状態となったときに、全閉位置P0で停止したと判定して、パルスカウント値Nをゼロリセットするように構成してもよい。
一方、停止設定位置P2は全開位置P3から所定距離手前に設定されている。具体的には、停止設定位置P2は、全開位置P3から所定距離に相当するパルスカウント数分(本例では、カウント数NOS)だけ手前にオフセットされた位置に設定されている。図4に示すように、本例では、停止設定位置P2は、ダウン側ベルトモール位置よりも車両下側に設定されている。
また、挟み込み検出解除位置P1は、全開位置P3または全閉位置P0から所定のパルスカウント分だけ離れた位置に設定されている。
本例の装置1では、停止設定位置P2,全開位置P3,挟み込み検出解除位置P1が、乗員の操作スイッチ4の操作によって再設定できるように構成されている。乗員は、通常操作として、操作スイッチ4をダウン位置に保持またはオートダウン位置に操作することにより、ウインドウガラス11を停止設定位置P2まで降下させることができる。
この通常操作によって降下させることができるウインドウガラス11の位置は、現在記憶されている停止設定位置P2までである。
上述のようにこの停止設定位置P2や全開位置P3等は、経年変化によって実際の位置に対してずれが生じる場合がある。
このような場合、乗員は、ウインドウガラス11が停止設定位置P2にある状態で、さらに操作スイッチ4をオートダウン位置に操作して、この位置で所定時間(本例では3秒)以上保持する。このときコントローラ31は、ダウンスイッチ4b及びオートスイッチ4cに接続された端子が共に電位低下している継続時間をカウントし、所定時間以上操作スイッチ4がオートダウン位置に保持されたか否かを判定する。
これにより、装置1は再設定処理(停止設定位置再設定処理)を開始する。この再設定処理が開始されると、コントローラ31は、ウインドウガラス11が全開位置P3でその移動が規制されるまで、メモリに記憶している全開位置P3でのパルスカウント値NP3の値にかかわらず、ウインドウガラス11を全開位置P3方向へ駆動する。
ウインドウガラス11がロックされた位置が、その時点における実際の全開位置P3であるから、このときのパルスカウント値Nを全開位置P3のパルスカウント値NP3に再設定する。
また、コントローラ31は、新たなパルスカウント値NP3からオフセット分のカウント数NOSを差し引いた値を停止設定位置P2の新たなパルスカウント値NP2に再設定する。
さらに、コントローラ31は、新たなパルスカウント値NP3に基づいて、挟み込み検出解除位置P1のパルスカウントNP1を再設定する。なお、このパルスカウントNP1の再設定は、全閉位置P0を基準に行ってもよい。例えば、コントローラ31は、全閉方向へ挟み込みなく閉動作してロックしたときのパルスカウント値Nにオフセット分のカウント値を加算した値を、新たな挟み込み検出解除位置P1のパルスカウントNP1に再設定するようにしてもよい。
このように本例では、操作スイッチ4を通常操作するのと同様な操作によって、乗員が簡単に全開位置P3や停止設定位置P2等の再設定処理を行うことができるように構成されている。
次に、図5〜図7に基づいてコントローラ31の処理フローについて説明する。
まず、図5,図6に基づいてコントローラ31のウインドウ制御処理について説明する。この処理は、所定時間毎に繰り返し行われる。
コントローラ31は、ウインドウ制御処理ではウインドウガラス11を昇降動作させるための現在の動作モード(アップモード,オートアップモード,ダウンモード,オートダウンモード,停止モード)を更新しながらメモリに記憶している。この動作モードは、後述するように、原則的には、操作スイッチ4の操作に応じて切替えられるようになっている。
本例では、開作動フラグおよび閉作動フラグに関連して、操作スイッチ4をアップ位置,ダウン位置に操作すると、それぞれ動作モードは操作中のみアップモード,ダウンモードに切替えられて記憶されるが、操作スイッチ4をオートアップ位置,オートダウン位置に操作すると、それぞれ動作モードはオートアップモード,オートダウンモードにラッチされて記憶される。そして、コントローラ31は、この各動作モードに応じて各種処理を行う。
ウインドウ制御処理では、まず、現時点でメモリに記憶している動作モードが、アップモードであるか否かを判定する(ステップS1)。
現在の動作モードがアップモードであった場合(ステップS1;Yes)は、コントローラ31は、閉動作処理を行う(ステップS20)。すなわち、コントローラ31は、駆動回路32を介してモータ20を閉方向へ駆動すると共に、挟み込みの判定処理を行い(ステップS21)、処理を終了する。
現在の動作モードがアップモードである場合は、ステップS1,ステップS20,ステップS21を繰り返して行い、挟み込みが検出されなければ、ウインドウガラス11は、全閉位置P0まで移動して停止する。ウインドウガラス11の停止により動作モードは停止モードに更新される。なお、挟み込み判定処理(ステップS21)で挟み込みが検出された場合は、コントローラ31は、ウインドウガラス11を反転動作させて異物を解放させる。
一方、現在の動作モードがアップモードでなかった場合(ステップS1;No)は、現在の動作モードがオートアップモードであるか否かが判定される(ステップS2)。
現在の動作モードがオートアップモードであった場合(ステップS2;Yes)は、コントローラ31は、オート閉動作処理を行う(ステップS22)。すなわち、コントローラ31は、ウインドウガラス11を全閉位置P0まで移動させるべく、駆動回路32を介してモータ20を閉方向へ駆動すると共に、挟み込みの判定処理を行い(ステップS23)、処理を終了する。
現在の動作モードがオートアップモードである場合は、ステップS1,ステップS2,ステップS22,ステップS23を繰り返して行い、挟み込みが検出されなければ、ウインドウガラス11は、全閉位置P0まで移動して停止する。ウインドウガラス11の停止により動作モードは停止モードに更新される。なお、挟み込み判定処理(ステップS23)で挟み込みが検出された場合は、コントローラ31は、ウインドウガラス11を反転動作させて異物を解放させる。
また、現在の動作モードがオートアップモードでなかった場合(ステップS2;No)は、現在の動作モードがダウンモードであるか否かが判定される(ステップS3)。
現在の動作モードがダウンモードであった場合(ステップS3;Yes)は、コントローラ31は、開動作処理を行う(ステップS24)。すなわち、コントローラ31は、駆動回路32を介してモータ20を開方向へ駆動し、処理を終了する。
現在の動作モードがダウンモードである場合は、ステップS1,ステップS2,ステップS3,ステップS24を繰り返して行い、ウインドウガラス11は、停止設定位置P2まで移動して停止する。ウインドウガラス11の停止により動作モードは停止モードに更新される。
また、現在の動作モードがダウンモードでなかった場合(ステップS3;No)は、現在の動作モードがオートダウンモードであるか否かが判定される(ステップS4)。
現在の動作モードがオートダウンモードでなかった場合(ステップS4;No)は、コントローラ31は、メモリに記憶されたウインドウガラス11の位置フラグが「全開」であって、かつ、操作スイッチ4からオート開指令信号を受けたか否かを判定する(ステップS5)。
ここで、図7に基づいて、コントローラ31によるウインドウガラス11に対する位置フラグの設定処理について説明する。この処理は、ウインドウ制御処理と同様に繰り返し行われている。
まず、コントローラ31は、ステップS31で現在の動作モードがダウンモードまたはオートダウンモードであるか否かを判定する。
現在の動作モードがダウンモードでもオートダウンモードでもなかった場合(ステップS31;No)は、位置フラグは「全開」にセットされず処理を終了する。
一方、現在の動作モードがダウンモードまたはオートダウンモードであった場合(ステップS31;Yes)は、コントローラ31は、ウインドウガラス11の現在位置が停止設定位置P2以上であるか否か(すなわち、ウインドウガラス11の現在位置が停止設定位置P2から全開位置P3の範囲にあるか否か)を判定する(ステップS32)。
ウインドウガラス11の現在位置が停止設定位置P2以上である場合(ステップS32;Yes)は、位置フラグを「全開」に設定する(ステップS34)。
一方、ウインドウガラス11の現在位置が停止設定位置P2よりも全閉位置P0に近い場合(ステップS32;No)は、ウインドウガラス11の現在位置が全閉位置P0から所定距離(本例では250mm)以上全開位置P3側の位置にあり、かつ、ロック検出されているか否かを判定する(ステップS33)。
すなわち、ステップS33では、少なくとも挟み込み解除領域を除いた通常の作動範囲において、ウインドウガラス11がロック状態にあるか否かを判定している。
ウインドウガラス11が所定領域でロックしている場合(ステップS33;Yes)は、コントローラ31は、位置フラグを「全開」にセットする(ステップS34)。したがって、この場合は、ウインドウガラス11が停止設定位置P2に到達していない場合でも、何らかの要因でウインドウガラス11がロックされたときには、位置フラグが「全開」にセットされる。
一方、ウインドウガラス11が所定領域でロックしていない場合(ステップS33;No)は、位置フラグを「全開」にセットすることなく処理を終了する。
図5に戻って、ウインドウガラス11の位置フラグが「全開」でないか、または、操作スイッチ4からオート開指令信号を受けていない場合(ステップS5;No)は、コントローラ31は、オートダウン許可タイマをクリアし(ステップS6)、ステップS7の処理に進む。
このオートダウン許可タイマは、全開位置P3に対する停止設定位置P2等の再設定処理を行うことを許可するための判定に用いられるタイマである。
ステップS7では、コントローラ31は、動作モードの切替え処理を行う。すなわち、この時点では動作モードは停止モードであり、コントローラ31は、操作スイッチ4がアップ位置に切替えられて通常閉指令信号を受け取っていれば、動作モードをアップモードに切替える。同様に、操作スイッチ4がダウン位置,オートアップ位置,オートダウン位置に切替えられて、通常開指令信号,オート閉指令信号,オート開指令信号を受け取っていれば、コントローラ31は、動作モードをそれぞれダウンモード,オートアップモード,オートダウンモードに切替える。
例えば、ウインドウガラス11が全閉状態のときに、操作スイッチ4をオートダウン位置に操作した場合は、操作時点での動作モードは、停止モードであるから、ステップS1「No」、ステップS2「No」、ステップS3「No」、ステップS4「No」、ステップS5「No」となり、ステップS6でオートダウン許可タイマをクリアした後、ステップS7で動作モードがオートダウンモードに切替えられる。
動作モードが停止モードから他のモードへ切替えられた後は、ステップS1〜S4の処理に従って処理が行われる。
ステップS5の処理において、ウインドウガラス11の現在位置が停止設定位置P2であって、かつ、操作スイッチ4からオート開指令信号を受けている場合(ステップS5;Yes)は、ステップS8の処理を行う。
ステップS8の処理が行われるのは、通常は、ウインドウガラス11が、その時点でメモリ内に設定されていた停止設定位置P2まで移動したことにより、動作モードが停止モードに切替えられ、この状態で、さらに操作スイッチ4をオートダウン位置に操作した場合か、もしくは、ウインドウガラス11が全開状態(すなわち、停止設定位置P2で停止)のときに、操作スイッチ4をオートダウン位置に操作した場合等である。
ステップS8では、オートダウン許可タイマをカウントアップする処理が行われる。すなわち、操作スイッチ4がオートダウン位置に継続的に保持されている時間がカウントされる。そして、ステップS9でオートダウン許可タイマが所定時間(本例では3秒)を超えたか否かを判定する。
オートダウン許可タイマが所定時間を超えていない場合(ステップS9;No)は、そのまま処理を終了する。したがって、停止モードにおいて、例えば、ウインドウガラス11が全開状態であって、操作スイッチ4がオートダウン位置に操作されているときには、ステップS1〜S5,S7,S8が繰り返されて、オートダウン許可タイマがインクリメントされていく。
一方、オートダウン許可タイマが所定時間を超えた場合(ステップS9;Yes)は、ウインドウガラス11を開方向へ移動させる処理が開始される。すなわち、コントローラ31は、現在の動作モードをオードダウンモードに切替え(ステップS10)、停止設定位置P2の再設定フラグをONにセットする(ステップS11)と共に、オートダウン許可タイマをクリアし(ステップS12)、処理を終了する。
再設定フラグがONにセットされることにより、停止設定位置P2等の再設定処理が開始される。
このように、本例では、ウインドウガラス11が全開状態にあるときに、操作スイッチ4をオートダウン位置に所定時間以上維持した場合には、停止設定位置P2の再設定処理が開始されるように構成されている。したがって、本例では、乗員が適宜に操作スイッチ4を操作することによって、停止設定位置P2の再設定処理を容易に開始させることができるようになっている。
また、本例では、全開状態で誤って操作スイッチ4をオートダウン位置に操作しても、所定時間以上その位置に保持しない限り、停止設定位置P2の再設定処理は開始されないようになっている。これにより、本例では、必要なときのみ停止設定位置P2の再設定処理を行うことができるので、従来よりも電力消費量を抑制することが可能となる。
ステップS4で現在の動作モードがオートダウンモードであった場合(ステップS4;Yes)は、ウインドウガラス11がロック状態にあるか否かを検出する(ステップS13)。具体的には、コントローラ31は、回転検出装置27からパルス信号を所定時間継続して受信しない場合に、モータ20の回転が停止して、ウインドウガラス11がロック状態にあると判定する。
オードダウンモードではウインドウガラス11は、通常は、異物を挟み込むことなく全開位置P3方向へ移動していくので、ロック状態となるのはウインドウガラス11が全開位置P3で移動を規制されたときである。
ウインドウガラス11がロック状態ではない場合(ステップS13;No)は、ウインドウガラス11の位置フラグが「全開」であり、かつ、再設定フラグがOFFであるか否かを判定する(ステップS14)。
ロック状態ではなく、位置フラグが「全開」であり、かつ、再設定フラグがOFFである場合(ステップS14;Yes)というのは、通常の作動範囲からウインドウガラス11をオート開動作させて停止設定位置P2に到達した場合である。このとき、コントローラ31は、動作モードを停止モードに切替える(ステップS15)。これにより、コントローラ31は、モータ20への電力供給を停止し、ウインドウガラス11を停止設定位置P2で停止させる。
一方、ロック状態ではなく、位置フラグが「全開」でないか、設定フラグがOFFでない場合(ステップS14;No)というのは、通常の作動範囲でウインドウガラス11をオート開動作させている場合か、ステップS10で動作モードがオートダウンモードに切替えられ、再設定フラグがONの状態で停止設定位置P2を超えてオート開動作している場合である。このときは、オート開動作を継続させるべく、そのまま処理を終了する。
ステップS13でウインドウガラス11のロック状態が検出された場合(ステップS13;Yes)は、ウインドウガラス11が全開位置P3に到達して強制停止したときであり、コントローラ31は、動作モードを停止モードに切替える(ステップS16)。これにより、モータ20への電力供給が停止される。
そして、コントローラ31は、停止設定位置P2の再設定フラグがONにセットされているか否かを判定する(ステップS17)。
停止設定位置P2の再設定フラグがONにセットされていない場合(ステップS17;No)は、オードダウンモードで作動中に何らかの原因でウインドウガラス11がロックしてしまったときであり、動作モードを停止モードに保持したまま処理を終了する。これにより、モータ20は駆動停止状態に保持され、ウインドウガラス11も停止状態に保持される。
一方、停止設定位置P2の再設定フラグがONにセットされていた場合(ステップS17;Yes)は、ウインドウガラス11が全開位置P3で停止されたときであるから、コントローラ31は、停止設定位置P2の再設定処理を実行した後(ステップS18)、再設定フラグをOFFにセットする(ステップS19)。
詳しくは、再設定処理では、コントローラ31は、パルスカウント値NP3を新たに全開位置P3におけるパルスカウント値として再設定する。
また、上述のように停止設定位置P2は全開位置P3よりも全閉位置P0側に所定距離だけオフセットされた位置に設定されているから、再設定処理において、コントローラ31は、全開位置P3におけるパルスカウント値NP3から、所定距離に相当するカウント数NOSを差し引いたパルスカウント値(NP3−NOS)を停止設定位置P2のパルスカウント値NP2に再設定する。
本例ではさらに、パルスカウント値NP3から所定距離分のカウント値を差し引いた値、または、全閉位置P0から所定距離分のパルスカウント値を挟み込み検出解除位置P1のパルスカウント値NP1に再設定する。
これにより、ウインドウガラス11は、次回の処理以降はパルスカウント値Nが再設定されたパルスカウント値NP2となる位置で停止される。この位置は、ロック停止位置から所定距離オフセットされた位置なので、ウインドウガラス11の停止時に衝撃音が発生することを確実に防止することができる。
また、本例では、再設定された挟み込み検出解除位置P1に基づいて挟み込みの検出が行われるので、挟み込みの誤検出を防止することができる。
上記実施形態では、ウインドウガラス11が停止設定位置P2にある状態で、さらに操作スイッチ4をオートダウン位置に操作して、この位置で所定時間(本例では3秒)保持することにより、再設定処理が開始されるように構成されていたが、これに限らず、操作スイッチ4をダウン位置に所定時間保持することにより、再設定処理が開始されるように構成してもよい。
さらに、任意の位置で操作スイッチ4をオートダウン位置またはダウン位置に所定時間以上保持することにより、再設定処理が開始されるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、車両のパワーウインドウ装置1に本発明の開閉部材制御装置を適用した例を示したが、これに限らず、サンルーフ開閉装置やスライドドア開閉装置等の開閉部材を開閉駆動する装置に全般に適用してもよい。
本発明の一実施形態に係るパワーウインドウ装置の説明図である。 図1のパワーウインドウ装置の電気構成図である。 操作スイッチの電気構成図である。 ウインドウガラスの設定位置とパルスカウント値との対応関係を表す説明図である。 コントローラのウインドウ制御処理の処理フローである。 コントローラのウインドウ制御処理の処理フローである。 コントローラの窓位置制御処理の処理フローである。
符号の説明
1‥パワーウインドウ装置、 2‥駆動手段、 3‥制御手段、
4‥操作スイッチ、 4a‥アップスイッチ、 4b‥ダウンスイッチ、
4c‥オートスイッチ、 5‥バッテリ、 6‥ネットワーク変換コントローラ、
7‥ネットワーク回線、 10‥ドア、 11‥ウインドウガラス、
20‥モータ、 21‥昇降アーム、 21a‥ギヤ、 22‥従動アーム、
23‥固定チャンネル、 24‥ガラス側チャンネル、 27‥回転検出装置、
31‥コントローラ、 32‥駆動回路、 P0‥全閉位置、
P1‥挟み込み検出解除位置、 P2‥停止設定位置、 P3‥全開位置

Claims (6)

  1. 開閉部材を開閉動作させる開閉部材制御装置であって、
    開閉部材を開閉駆動する駆動手段と、
    開閉部材の位置を検出する位置検出手段と、
    操作者の操作に基づいて開閉部材を開閉方向に作動させるための操作信号を出力する操作手段と、
    該操作手段からの操作信号および前記位置検出手段による開閉部材の検出位置に基づいて前記駆動手段を制御して、開作動時にはロック停止位置の手前に設定された停止設定位置に開閉部材を停止させる制御手段と、を備え、
    該制御手段は、開閉部材を開動作させるために前記操作手段が所定時間以上継続して操作されたことを前記操作信号に基づいて検出したときに、開閉部材が前記停止設定位置を超えて前記ロック停止位置で強制停止するまで作動させ、この停止位置に基づいて前記停止設定位置の再設定を行う停止設定位置再設定処理を行うことを特徴とする開閉部材制御装置。
  2. 前記制御手段は、開閉部材が前記停止設定位置にあると検出している状態で、開閉部材を開動作させるために前記操作手段が所定時間以上継続して操作されたことを前記操作信号に基づいて検出したときに、さらに前記ロック停止位置へ向けて開閉部材を作動させることを特徴とする請求項1に記載の開閉部材制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記停止設定位置再設定処理において、開閉部材が強制停止した停止位置の所定距離手前に前記停止設定位置を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉部材制御装置。
  4. 前記操作手段は、操作者の操作に基づいて開閉部材を操作時間に応じて開閉作動させるマニュアル操作信号と、開閉部材を前記停止設定位置までオート開閉作動させるオート操作信号とを出力可能であり、
    前記制御手段は、前記オート操作信号に基づいて前記停止設定位置再設定処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の開閉部材制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記停止設定位置再設定処理において、前記ロック停止位置の再設定を行った後に、前記停止設定位置の再設定を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の開閉部材制御装置。
  6. さらに開閉部材の閉動作時において異物の挟み込みを検出する挟み込み検出手段を備え、
    該挟み込み検出手段は、全閉側のロック停止位置から該全閉側のロック停止位置の手前に設定された挟み込み検出解除位置までの範囲では、挟み込みの検出を行わないように設定されてなり、
    前記制御手段は、前記停止設定位置再設定処理において、開閉部材が強制停止した停止位置に基づいて前記挟み込み検出解除位置の再設定を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の開閉部材制御装置。
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