JP2007145292A - ランフラットタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一対のビードコア間にトロイダル状に延在するプライコーティンゴムとプライコードからなるプライ層と、前記プライ層の内周側に配置したインナーライナー層とを具え、タイヤサイド部の、前記プライ層と前記インナーライナー層との間に断面略三日月状のサイド補強ゴム層を介装してなり、前記プライ層と前記断面略三日月状のサイド補強ゴム層との間に亘ってゴムシートを配置するタイヤにおいて、前記プライコーティングゴムの加硫特性値をtp10、サイド補強ゴムの加硫特性値をts90、シート用ゴムの加硫特性値をt10、t90としたときt90>tp10、かつ、t10<ts90の関係を満足する請求項1記載のランフラットタイヤ。
【選択図】なし
Description
したがって、ランフラット性能向上のために、サイド補強層用のゴム組成物の耐熱性を向上させるために、高ビニル構造のスチレンブタジエンゴム(SBR)の適用や、フェノール樹脂の適用が行われている。
また、タイヤ全体の発熱を抑制する方法もランフラット性能向上のためには有効な手段であり、サイド補強ゴム及びプライコーティングゴムを低発熱化させることが行われている。
これらの手段はいずれもランフラット性能の向上は認められるものも、ランフラット性能向上に対する市場のニーズは益々高まっており、さらにランフラット性能に優れるタイヤが望まれている。
特許文献1には、水素化NBR組成物からなるサイド補強ゴム層と汎用ジエン系ゴムからなるプライコーティングゴム層との間にゴムシート配置することによってポリマーの相溶性の違いに起因する接着ゴム層の改良に関する技術が開示されている。
しかしながら、特許分文献1に開示の技術は、特殊なゴムが必要であり、コスト面、部材の管理面での問題がある。したがって、汎用ゴムを用い、より簡便な方法で上記問題を解決することが望まれている。
それに対して、プライコーティングゴムは厚さが0.7〜2mm程度の薄ゲージであり加硫時の加硫度は十分確保されている一方、製造工程(カレンダー工程)でのゴム焦けが発生しないように加硫速度は遅い設定となっている。このように、それぞれ隣接しあうサイド補強ゴムとプライコーティングゴムは加硫速度が大きく異なるために、タイヤ加硫時に両者の界面で本来持っている共加硫性能が充分得られていないことが確認され、両者部材間に特定の加硫速度を有するゴムシートを配置することによってその目的を達成し得ることを見出した。本発明はかかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち本発明は、
(1) 一対のビードコア間にトロイダル状に延在するプライコーティンゴムとプライコードからなる(a)プライ層と、前記(a)プライ層の内周側に配置した(b)インナーライナー層とを具え、タイヤサイド部の、前記(a)プライ層と前記(b)インナーライナー層との間に(c)断面略三日月状のサイド補強ゴム層を介装してなり、前記(a)プライ層と前記(c)断面略三日月状のサイド補強ゴム層との間に亘って(d)ゴムシートを配置するタイヤにおいて、JIS K6300−2に準拠して求めた、前記(a)プライ層を構成するプライコーティングゴムの加硫特性値をtp10、tp90、(c)断面略三日月状のサイド補強ゴム層を構成するサイド補強ゴムの加硫特性値をts10、ts90、(d)ゴムシートを構成するシート用ゴムの加硫特性値をt10、t90としたときt90>tp10、かつ、t10<ts90の関係を満足する請求項1記載のランフラットタイヤ、
[上記tp10、ts10及びt10はそれぞれプライコーティングゴム、サイド補強ゴム及びシート用ゴムの10%加硫時間(誘導時間)、tp90、ts90及びt90はそれぞれプライコーティングゴム、サイド補強ゴム及びシート用ゴムの90%加硫時間(最適加硫時間)を示す。]
(2) さらに、ts90<t90<tp90の関係を満足する上記(1)のランフラットタイヤ、
(3) 前記(d)ゴムシートの厚さが0.3〜3.0mmである上記(1)又は(2)のランフラットタイヤ、
(4) 前記シート用ゴムの損失正接(Tanδ)の値が前記サイド補強ゴムの多くとも1.3倍、かつ弾性率(100%Md)及び動的弾性率(E’)の値が前記サイド補強ゴムの0.7倍〜1.3倍の範囲にある上記(1)〜(3)のランフラットタイヤ、及び
(5) 前記サイド補強ゴム及びゴムシートのゴム成分が、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム及びブタジエンゴムの中から少なくとも1種を含む上記(1)〜(4)のランフラットタイヤ、
を提供するものである。
[上記tp10、ts10及びt10はそれぞれプライコーティングゴム、サイド補強ゴム及びシート用ゴムの10%加硫時間(誘導時間)、tp90、ts90及びt90はそれぞれプライコーティングゴム、サイド補強ゴム及びシート用ゴムの90%加硫時間(最適加硫時間)を示す。]
ゴム組成物の諸物性は加硫過程で大きく変化する。加硫諸特性値は、温度の関数としてこれら諸性質を測定することによって求められる。加硫特性値は、ディスク加硫試験機(ローター加硫試験機)、ダイ加硫試験機(ローターレス加硫試験機)などの加硫試験機によって測定されている。この装置によって試料に繰り返し応力又は歪が加えられ、付随して発生する歪又は応力が計算される。
通常、加硫試験は、一定温度で行われ、計算された試料の剛性(トルク又はせん断力で現される)は時間の関数で連続的に記録される。
図1にトルクの時間変化を記録した例を示す。縦軸はトルク(M)横軸は加硫時間を表す。表された加硫曲線のトルクの最小値をML、最大値をMHEとする。ML、MHEを通り時間軸に並行な2直線を引く、この直線間の距離をME(ME=MHE−ML)とする。
ML+10%ME、ML+50%ME、ML+10%MEを通り時間軸に並行な直線を引き加硫曲線との交点を求め、試験開始時間からそれぞれの交点までに要した時間(加硫時間)をt10、t50及びt90とする。ここでt10は誘導期間、t50は50%加硫時間及びt90は90%加硫時間(最適加硫時間)を示す。
さらに、三者のゴムの90%加硫時間(最適加硫時間)がts90<t90<tp90の関係を満足することが好ましい。前記(a)プライ層と前記(c)断面略三日月状のサイド補強ゴム層との間に亘って配置された(d)ゴムシートを構成するシート用ゴムの90%加硫時間(最適加硫時間)をプライコーティングゴムとサイド補強ゴムの中間の値を有することによって、ゴムシートを介してプライコーティングゴムとサイド補強ゴムとの剥離抗力を高めることができる。
加硫剤としては、硫黄、不溶性硫黄などが、加硫促進剤についてはジフェニルグアニジンに代表されるグアニジン系、テトラメチルチウラムジスルフィドに代表されるチウラム系、ジベンゾチアジルジサルファイドに代表されるチアゾール系、ジチオカルバミン酸亜鉛に代表されるジチオカルバミン酸塩系、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミドに代表されるスルファンアミド系などが挙げられる。特に、チウラム系、チアゾール系などの加硫促進剤が好ましい。
前記シート用ゴムの損失正接(Tanδ)の値が前記サイド補強ゴムの多くとも1.3倍であることが好ましが、より好ましくは多くとも1.1倍である。損失正接(Tanδ)の値を上記範囲にすることによってゴムシートを前記プライ層と前記サイド補強ゴム層との間に亘って配置してもサイド部の発熱を抑えることができる。さらに、弾性率(100%Md)及び動的弾性率(E’)の値が前記サイド補強ゴムの0.7倍〜1.3倍の範囲にあることが好ましい。より好ましくは0.7倍〜1.0倍の範囲である。高歪での弾性率(100%Md)及び低歪での動的弾性率(E’)の値を上記範囲にすることによって、サイド補強ゴムとゴムシートの弾性率の差をできるだけ小さくして、サイド部に歪を受けた場合、サイド補強ゴムとゴムシートの界面での応力集中を避け、両者間の剥離抗力を高めることができる。
前記カーボンブラックとしては、製造方法によりチャンネルブラック、ファーネスブラック、アセチレンブラック及びサーマルブラックなどがあるが、いずれのものも使用することができるが、特にファーネスブラックが好ましい。例えばSRF、GPF、FEF、HAF、ISAF、SAF等を挙げることができるが、ゴム組成物の用途に併せ適宜選択することが好ましい。前記ゴムシートには、低発熱性及び低亀裂成長を両立させる観点からFEF級及びHAF級のカーボンブラックを用いることが好ましい。
図2は、本発明に係るゴムシートを用いてなるランフラットタイヤの一例を示す部分断面図であって、該タイヤはトレッド部1サイド部2を有しビードゴア3の周りに巻回されてコード方向がラジアル方向に向くカーカスプライを含むカーカス層4と、プライ層4の内周側に配置したインナーライナー層5とを具え、タイヤサイド部2のプライ層4とインナーライナー層5との間に断面略三日月状のサイド補強ゴム層6を介装し、プライ層4と断面略三日月状のサイド補強ゴム層6との間に亘って配置したゴムシート7から構成されている。
<未加硫ゴムの評価>
1.加硫特性の測定
JSRトレーディング社製キュラストメーターW型試験機を用いてJIS K3200-2:2001に準拠して測定した。
<加硫ゴムの評価>
1.弾性率(100%Md)の測定
JIS K6251に従って弾性率(100%Md)を測定した。
2.動的弾性率 1%歪(E’)及び損失正接 1%歪(Tanδ)の測定
各ゴム組成物を160℃、12分間の条件で加硫して得られた厚さ2mmのスラブシートから厚さ2mm、幅4,7mm、長さ40mmの試料を作成し、東洋精機製作所(株)製の粘弾性スペクトロメーターを使用し、初期荷重1.57N、温度25℃の条件で周波数52Hz、引張動歪1%で動的弾性率1%歪(E’)及び損失正接1%歪(Tanδ)を測定した。
1.ランフラットドラム走行距離
各試作タイヤ(タイヤサイズ 245/40ZR18)を常圧でリム組みし、内圧230kPaを封入してから38℃の室温中に24時間放置後、バルブのコアを抜き内圧を大気圧として、荷重5.19kN(530kg)、速度89km/h、室温38℃の条件でドラム走行テストを行った。この際の故障発生までの走行距離をランフラットドラム走行距離とした。走行が長いほど、ランフラット耐久性は良好である。
2.界面剥離の有無の評価
ランフラットドラム走行後の各タイヤのプライコーティングゴム部における界面剥離の有無を観察した。
第1表に示す種類と量のゴム成分100質量部、第1表に示す種類と量のカーボンブラック、ステアリン酸1質量部、亜鉛華5質量部、第1表に示す種類と量の加硫促進剤及び第1表に示す量の硫黄を、常法に従ってバンバリーミキサーを用いて混練りした後、それぞれの未加硫ゴムを得た。未加硫ゴムを用いて、加硫特性(t10、ts10、tp10、t90、ts90、tp90)を測定した。測定結果を第1表に示す。さらに未加硫ゴムを常法により加硫を行い試料を作成した。弾性率(100%Md)、動的弾性率(E’)及び損失正接(Tanδ)の測定を行なった測定結果を同じく第1表に示す。
*1.ブタジエンゴム:商品名「BR01」、JSR社製
*2.スチレンブタジエンゴム:商品名「JSR1778」、JSR社製
*3.カーボンブラック(FEF):商品名「旭#65」、旭カーボン社製
*4.カーボンブラック(HAF):商品名「旭#70−NP」、旭カーボン社製
*5.加硫促進剤(CZ):N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアジル-スルフェンアミド
*6.加硫促進剤(DM):ジベンゾチアジルジスルファイド
*7.加硫促進剤(NS):N-tert-ブチル-2-ベンゾチアジル-スルフェンアミド
第2表に示すゴムシート種、及びゴムシートの厚さからなる試供タイヤ(タイヤサイズ 245/40ZR18)を常法により作製した。ゴムシートを配置していない通常のランフラットタイヤ(比較例1)を基準として、それぞれのタイヤについてランフラットドラム走行距離、ランフラット走行による走行時のプライコーティングゴム部の界面剥離発生の有無により最終判定とした。それぞれの評価結果を第2表に示す。
最適加硫時間(t90)がサイド補強ゴムとプライコーティングゴムとの中間的な特性となるゴムシートをサイド補強ゴム層とプライコーティングゴム層の間に亘って配置することによりプライコーティングゴム部における界面剥離は発生せずランフラット耐久性が向上している。
ただし、配置するゴムシートの厚さは3.0mmを超えると界面剥離は発生しないもののランフラット耐久性が低下する(比較例2)
また、ゴムシートのTanδの値が、サイド補強ゴムの1.3倍を越えると、前記同様界面剥離は発生しないもののランフラット耐久性は低下する。(比較例3)
さらに、ゴムシートの誘導時間(t10)がサイド補強ゴムの最適加硫時間(ts90)より長い場合には、サイド補強ゴムとゴムシート間で界面剥離が発生し、ランフラット耐久性が低下する。
2 サイド部
3 ビードコア
4 プライ層
5 インナーライナー
6 サイド補強ゴム層
7 ゴムシート
Claims (5)
- 一対のビードコア間にトロイダル状に延在するプライコーティンゴムとプライコードからなる(a)プライ層と、前記(a)プライ層の内周側に配置した(b)インナーライナー層とを具え、タイヤサイド部の、前記(a)プライ層と前記(b)インナーライナー層との間に(c)断面略三日月状のサイド補強ゴム層を介装してなり、前記(a)プライ層と前記(c)断面略三日月状のサイド補強ゴム層との間に亘って(d)ゴムシートを配置するタイヤにおいて、JIS K6300−2に準拠して求めた、前記(a)プライ層を構成するプライコーティングゴムの加硫特性値をtp10、tp90、(c)断面略三日月状のサイド補強ゴム層を構成するサイド補強ゴムの加硫特性値をts10、ts90、(d)ゴムシートを構成するシート用ゴムの加硫特性値をt10、t90としたときt90>tp10、かつ、t10<ts90の関係を満足する請求項1記載のランフラットタイヤ。
[上記tp10、ts10及びt10はそれぞれプライコーティングゴム、サイド補強ゴム及びシート用ゴムの10%加硫時間(誘導時間)、tp90、ts90及びt90はそれぞれプライコーティングゴム、サイド補強ゴム及びシート用ゴムの90%加硫時間(最適加硫時間)を示す。] - さらに、ts90<t90<tp90の関係を満足する請求項1に記載のランフラットタイヤ。
- 前記(d)ゴムシートの厚さが0.3〜3.0mmである請求項1又は2に記載のランフラットタイヤ。
- 前記シート用ゴムの損失正接(Tanδ)の値が前記サイド補強ゴムの多くとも1.3倍、かつ弾性率(100%Md)及び動的弾性率(E’)の値が前記サイド補強ゴムの0.7倍〜1.3倍の範囲にある請求項1〜3のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
- 前記サイド補強ゴム及びゴムシートのゴム成分が、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム及びブタジエンゴムの中から少なくとも1種を含む請求項1〜4のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
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