JP2007144794A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クライアント端末装置を介さずにプリント処理等の実行を指示する。
【解決手段】複合機1のCPU111は、USBメモリ2が装着された場合に、USBメモリ2に格納された第1のファイル形式(ここでは、XPS形式)のファイルを読み出し、ファイル記憶部112aに格納するファイル読出部111aと、ファイル選択部111cによって選択されたファイルに対して、処理選択部111dによって選択された処理を実行する処理実行部111eとを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリント処理、ファクシミリ送信処理及びインターネットファクシミリ送信処理の少なくとも1の処理を実行可能に構成された画像形成装置に関するものであり、より詳しくは、プリンタ、ファクシミリ装置、インターネットファクシミリ装置、及び、プリント処理、ファクシミリ送信処理及びインターネットファクシミリ送信処理の少なくとも1の処理を実行可能に構成された複合機に関するものである。
従来、複数のクライアント端末装置(例えば、パーソナルコンピュータ)とLAN等を介して通信可能に接続されたネットワークプリンタに対してプリント処理を指示する場合には、クライアント端末装置からプリント処理する画像データ及びプリント条件を設定し、その設定条件と画像データとをネットワークプリンタに伝送する必要がある(特許文献1参照)。
特開2004−118313号公報
しかしながら、クライアント端末装置とネットワークプリンタとが離間した位置(例えば、異なるフロア)に配設されており、ネットワークプリンタの近傍にいるユーザにとって、いずれかのクライアント端末装置の位置まで移動することが煩雑である場合がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、クライアント端末装置を介さずにプリント処理等の実行を指示することの可能な画像形成装置を提供すること目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置は、プリント処理、ファクシミリ送信処理及びインターネットファクシミリ送信処理の少なくとも1の処理を実行可能に構成された画像形成装置であって、識別情報が付与された第1のファイル形式のファイルが格納された記録媒体を着脱自在に構成され、前記記録媒体が装着された場合に、前記記録媒体に格納された第1のファイル形式のファイルを読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された第1のファイル形式のファイルに対して、前記処理を実行する処理実行手段とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、識別情報が付与された第1のファイル形式のファイルが格納された記録媒体を着脱自在に構成され、読出手段によって、記録媒体が装着された場合に、記録媒体に格納された第1のファイル形式のファイルが読み出され、処理実行手段によって、読出手段により読み出された第1のファイル形式のファイルに対して、処理が実行される。
従って、記録媒体が装着された場合に、記録媒体に格納された第1のファイル形式のファイルが読み出され、読み出された第1のファイル形式のファイルに対して、処理が実行されるため、記録媒体を装着することにより(=クライアント端末装置を介さずに)処理の実行が指示され得る。
更に、記録媒体を装着することにより(=クライアント端末装置を介さずに)処理の実行が指示されるため、プリント開始時点から当該画像形成装置の近傍で他者を監視することが可能となり、機密文書等をプリントする場合に、機密情報がプリントされた記録紙が他者に視認されることによる情報の漏洩が確実に防止される。
請求項2記載の画像形成装置は、前記記録媒体が、前記第1のファイル形式のファイルを2以上の所定個数だけ格納しており、前記読出手段によって読み出された前記所定個数の第1のファイル形式のファイルにそれぞれ付与された識別情報を、外部から視認可能に表示する表示手段と、前記表示手段により表示された前記所定個数の識別情報の中から、1の識別情報を選択する選択入力を受け付けて、前記処理実行手段に前記処理を実行させる対象となるファイルを選択するファイル選択手段とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、記録媒体に、第1のファイル形式のファイルが2以上の所定個数だけ格納されており、表示手段によって、読出手段により読み出された所定個数の第1のファイル形式のファイルにそれぞれ付与された識別情報が、外部から視認可能に表示される。そして、ファイル選択手段によって、表示手段により表示された所定個数の識別情報の中から、1の識別情報を選択する選択入力が受け付けられて、処理実行手段に処理を実行させる対象となるファイルが選択される。
従って、記録媒体に格納された所定個数の第1のファイル形式のファイルにそれぞれ付与された識別情報が、外部から視認可能に表示され、表示された所定個数の識別情報の中から、1の識別情報を選択する選択入力が受け付けられて、処理実行手段に処理を実行させる対象となるファイルが選択されるため、記録媒体を装着することにより(=クライアント端末装置を介さずに)、記録媒体に格納された所定個数の第1のファイル形式のファイルから処理を実行させる対象となるファイルが選択され得る。
請求項3記載の画像形成装置は、前記記録媒体が、前記第1のファイル形式とは相違する第2のファイル形式のファイルを格納しており、前記読出手段が、前記記録媒体に格納されたファイルの内、前記第1のファイル形式のファイルに限って読み出すことを特徴としている。
この構成によれば、記録媒体に、第1のファイル形式とは相違する第2のファイル形式のファイルが格納されており、読出手段によって、記録媒体に格納されたファイルの内、第1のファイル形式のファイルに限って読み出される。
従って、第1のファイル形式とは相違する第2のファイル形式のファイルが格納されている場合でも、第1のファイル形式のファイルに限って読み出されるため、処理実行手段により第2のファイル形式のファイルを処理不可能な場合に、処理不可能なファイルが読み出されることが防止される。
請求項4記載の画像形成装置は、プリント処理、ファクシミリ送信処理及びインターネットファクシミリ送信処理の内、複数の処理を実行可能に構成され、外部からの選択入力を受け付けて、受け付けた選択入力に基づいて前記複数の処理の中から1の処理を選択し、前記処理実行手段に対して、選択された1の処理を実行させる処理選択手段を備えることを特徴としている。
この構成によれば、プリント処理、ファクシミリ送信処理及びインターネットファクシミリ送信処理の内、複数の処理を実行可能に構成され、処理選択手段によって、外部からの選択入力が受け付けられて、受け付けた選択入力に基づいて複数の処理の中から1の処理が選択され、選択された1の処理が処理実行手段により実行される。
従って、実行可能な複数の処理の中から1の処理が選択され、選択された1の処理が処理実行手段により実行されるため、記録媒体を装着することにより(=クライアント端末装置を介さずに)、処理の選択が行われ得る。
請求項5記載の画像形成装置は、前記記録媒体が、USBメモリであって、前記読出手段が、USBメモリから前記第1のファイル形式のファイルを読み出し可能に構成されていることを特徴としている。
この構成によれば、記録媒体がUSBメモリであって、読出手段がUSBメモリから第1のファイル形式のファイルを読み出し可能に構成されているため、USBメモリを装着することにより、処理の実行が指示され得る。
従って、処理するべき画像データ等のファイルを、携帯に便利で、且つ、記憶容量の大きく更にアクセス時間が短いという特徴を有するUSBメモリに格納することが可能となり、ユーザの利便性が向上される。
請求項1に記載の画像形成装置によれば、記録媒体が装着された場合に、記録媒体に格納された第1のファイル形式のファイルが読み出され、読み出された第1のファイル形式のファイルに対して、処理が実行されるため、記録媒体を装着することにより(=クライアント端末装置を介さずに)処理の実行を指示できる。
更に、記録媒体を装着することにより(=クライアント端末装置を介さずに)処理の実行が指示されるため、プリント開始時点から当該画像形成装置の近傍で他者を監視することが可能となり、機密文書等をプリントする場合に、機密情報がプリントされた記録紙が他者に視認されることによる情報の漏洩を確実に防止できる。
請求項2に記載の画像形成装置によれば、記録媒体に格納された所定個数の第1のファイル形式のファイルにそれぞれ付与された識別情報が、外部から視認可能に表示され、表示された所定個数の識別情報の中から、1の識別情報を選択する選択入力が受け付けられて、処理実行手段に処理を実行させる対象となるファイルが選択されるため、記録媒体を装着することにより(=クライアント端末装置を介さずに)、記録媒体に格納された所定個数の第1のファイル形式のファイルから処理を実行させる対象となるファイルを選択できる。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、第1のファイル形式とは相違する第2のファイル形式のファイルが格納されている場合でも、第1のファイル形式のファイルに限って読み出されるため、処理実行手段により第2のファイル形式のファイルを処理不可能な場合に、処理不可能なファイルが読み出されることを防止できる。
請求項4に記載の画像形成装置によれば、実行可能な複数の処理の中から1の処理が選択され、選択された1の処理が処理実行手段により実行されるため、記録媒体を装着することにより(=クライアント端末装置を介さずに)、処理の選択を行うことができる。
請求項5に記載の画像形成装置によれば、処理するべき画像データ等のファイルを、携帯に便利で、且つ、記憶容量の大きく更にアクセス時間が短いという特徴を有するUSBメモリに格納することが可能となり、ユーザの利便性を向上できる。
以下、本発明に係る複合機(本発明に係る画像形成装置の実施形態の一例)について図面に基づき説明する。本発明に係る複合機としては、原稿の画像データをG3ファクシミリ通信機能又はインターネットファクシミリ通信機能によって送受信すると共に、原稿の画像データをプリントするプリント機能を有するものを例に挙げて説明するが、これ以外のプリント処理、ファクシミリ送信処理及びインターネットファクシミリ送信処理の少なくとも1の処理を実行可能に構成された画像形成装置であっても本発明を適用することは可能である。
例えば、本発明に係る画像形成装置は、プリント処理を実行可能に構成されたネットワークプリンタ、ファクシミリ送信処理を実行可能に構成されたファクシミリ等である形態でもよい。
図1は、本発明に係る複合機の一例を示す構成図である。すなわち、複合機1は、CPU(中央処理装置)111、RAM(Random Access Memory)112、ROM(Read Only Memory)113、画像メモリ114、モデム115、NCU(Network Control Unit)116、コーデック117、読取部118、記録部119、操作部120、表示部121、USB(Universal Serial Bus)インターフェース122、及びLANインターフェース123を備えたものであって、各部111〜123は、バス124を介して通信可能に接続されている。
CPU111は、ROM113に格納された制御プログラムに従って、この複合機1を構成する各部112〜123を制御する制御手段として機能する。RAM112は、CPU111のワークエリア等として機能する。ROM113は、前記制御プログラムを格納するものである。画像メモリ114(処理実行手段の一部に相当する)は、送受信した画像データ、読取部118で読み取った画像データ等を蓄積するものである。
モデム115(処理実行手段の一部に相当する)は、例えばITU−T(国際電気通信連合)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行うものである。NCU116(処理実行手段の一部に相当する)は、電話回線を制御して電話をかけたり、切ったりする回線網制御装置であって、PSTN(Public Switched Telephone Networks:公衆交換電話網)51を介して、G3ファクシミリ装置5と通信可能に接続されている。コーデック117(処理実行手段の一部に相当する)は、画像データの符号化及び復号を行うものである。すなわち、読取部118により読み取った原稿の画像データを送信のためにMH、MR方式等により符号化し、外部から受信した画像データを復号するものである。
読取部118は、原稿の画像データを読み取るものであり、例えば、CCDカラーラインセンサ、A/Dコンバータ、画像処理回路等で構成されている。記録部119(処理実行手段の一部に相当する)は、受信した画像データ等を記録紙上に画像形成処理(印刷処理)を行うものである。例えば電子写真方式のものが適用される。操作部120(ファイル選択手段の一部及び処理選択手段の一部に相当する)は、ユーザが情報を入力する入力キー、タッチパネル等から構成され、ユーザによる各種の入力操作は、この操作部120を介して行われる。表示部121(表示手段の一部に相当する)は、例えば操作部120に並設されたLCD(Liquid Crystal Display)等からなり、各種の画面情報を表示する表示手段として機能する。USBインターフェース122(読出手段の一部に相当する)は、USBメモリ2に格納された画像データ等を、複合機1から(CPU111の指令により、RAM112又は画像メモリ114に)読み出し可能にUSBメモリ2を接続するものである。LANインターフェース123(処理実行手段の一部に相当する)は、複合機1とLAN(Local Area Network)31とを通信可能に接続するものである。
LAN31には、例えば、ユーザからの操作入力を受け付けるクライアント端末装置3が接続されると共に、ルータ41及びインターネット42を介してインターネットファクシミリ装置4が接続されている。
クライアント端末装置3は、例えば、パーソナルコンピュータ等からなり、マウス、キーボード等を介してユーザからの操作入力を受け付けて、LAN31を介して複合機1への操作入力を伝送すると共に、複合機1からLAN31を介して画像データ等の種々の情報を受信して、モニタに表示するものである。
上記した構成を備える複合機1は、G3ファクシミリ通信機能及びインターネットファクシミリ通信機能を備え、G3ファクシミリ通信機能によって、PSTN51を介してG3ファクシミリ装置5との間で画像データの送受信を行い、インターネットファクシミリ通信機能によって、LAN31及びインターネット42を介してインターネットファクシミリ装置4との間で画像データの送受信を行うと共に、プリント機能によって、画像データを記録部119を介して記録紙上にプリントするものである。
図2は、本発明に係る複合機1の主要部の一例を示す機能構成図である。複合機1のCPU111は、機能的に、ファイル読出部111a(読出手段の一部に相当する)と、表示制御部111b(表示手段の一部に相当する)、ファイル選択部111c(ファイル選択手段の一部に相当する)と、処理選択部111d(処理選択手段の一部に相当する)と、処理実行部111e(処理実行手段の一部に相当する)とを備えている。また、複合機1のRAM112は、機能的に、ファイル記憶部112aを備えている。
ここでは、CPU111が、ROM113等に予め格納された制御プログラムを読み出して実行することにより、ファイル読出部111a、表示制御部111b、ファイル選択部111c、処理選択部111d、及び、処理実行部111eを含む機能部として機能すると共に、RAM112を、ファイル記憶部112aを含む機能部として機能させるものである。
次に、複合機1の各機能部について説明する。ファイル読出部111aは、USBメモリ2が装着された場合に、USBインターフェース122を介して、USBメモリ2に格納された第1のファイル形式(ここでは、XPS(XML Paper Specification)形式)のファイルを読み出し、ファイル記憶部112aに格納するものである。なお、USBメモリ2には、XPS形式のファイルが2以上の所定個数(ここでは、10個)だけ格納されている。更に、USBメモリ2には、XPS形式以外のファイル形式(=第2のファイル形式に相当する:例えば、JPG形式、テキスト形式)のファイルも格納されているが、ファイル読出部111aは、USBメモリ2からXPS形式のファイルだけを読み出すものであり、XPS形式以外のファイル形式のファイルは読み出さない。
ここで、XPS形式は、Microsoft社が開発中の次期OS(Operating System)であるWindowsVista(登録商標)の標準ファイルフォーマットであって、WindowsVistaがインストールされた装置(ここでは、複合機1)においては、如何なるアプリケーションソフトウェア(ブラウザ等)も介さずに、ファイルを開くことが可能とされている。従って、複合機1に、WindowsVistaがインストールされている場合には、USBメモリ2に格納されたXPS形式のファイルを読み出すためのアプリケーションソフトウェアをインストールする必要はない。
表示制御部111bは、ファイル読出部111aによって読み出された所定個数(ここでは、10個)のXPS形式のファイルにそれぞれ付与された識別情報(ここでは、ファイル名)を、表示部121のLCDに、例えば、一覧表として表示するものである。
ファイル選択部111cは、表示部121のLCDと一体に形成された操作部120のタッチパネルからのユーザによる選択入力を受け付けて、表示部121のLCDに表示された10個のファイル名に対応するファイルの中から、処理実行部111eに処理を実行させる対象となる1のファイルを選択するものである。
例えば、表示部121のLCDに、USBメモリ2に格納された10個のXPS形式のファイルのファイル名と対応付けて、それぞれ、処理実行部111eによって実行される「プリント処理」、「ファクシミリ送信処理」及び「インターネットファクシミリ送信処理」を実行させる場合に押下されるボタンをLCDに表示し、表示されたボタンの押下を操作部120のタッチパネルを介して受け付けるものである。この場合には、ファイルの選択と、処理選択部111dによって行われる処理の選択とが、同時に行われる。
処理選択部111dは、操作部120のタッチパネルを介してユーザからの選択入力を受け付けて、「プリント処理」、「ファクシミリ送信処理」及び「インターネットファクシミリ送信処理」の中から1の処理を選択し、選択された1の処理を処理実行部111eに実行させるものである。
処理実行部111eは、記録部119を介してプリント処理を実行するプリント部111fと、モデム115、NCU116、コーデック117等を介してファクシミリ送信処理を実行するFAX部111gと、LANインターフェース123を介してインターネットファクシミリ送信処理を実行するI−FAX部111hとを備え、ファイル選択部111cによって選択されたファイルに対して、処理選択部111dによって選択された処理を実行するものである。
ファイル記憶部112aは、ファイル読出部111aによってUSBメモリ2から読み出されたXPS形式のファイルを格納するものである。
図3は、複合機1の動作の一例を説明するフローチャートである。まず、ファイル読出部111aによって、USBメモリ2が装着されたか否かの判定が行われる(S1)。USBメモリ2が装着されていないと判定された場合(S1でNO)には、処理が待機状態とされる。USBメモリ2が装着されていると判定された場合(S1でYES)には、ファイル読出部111aによって、USBメモリ2に格納されたXPS形式のファイルが読み出され、ファイル記憶部112aに格納される(S3)。
そして、表示制御部111bによって、ファイル読出部111aによって読み出された所定個数(ここでは、10個)のXPS形式のファイルにそれぞれ付与された識別情報(ここでは、ファイル名)が、表示部121のLCDに、一覧表として表示される(S5)。つぎに、ファイル選択部111cによって、操作部120のタッチパネルからユーザによるファイルの選択入力が受け付けられたか否かの判定が行われる(S7)。ファイルの選択入力が受け付けられていないと判定された場合(S7でNO)には、処理が待機状態とされる。ファイルの選択入力が受け付けられたと判定された場合(S7でYES)には、処理選択部111dによって、操作部120のタッチパネルを介してユーザからの処理の選択入力が受け付けられたか否かの判定が行われる(S9)。
処理の選択入力が受け付けられていないと判定された場合(S9でNO)には、処理が待機状態とされる。処理の選択入力が受け付けられたと判定された場合(S9でYES)、処理実行部111eによって、ステップS7で選択されたファイルに対して、ステップS9で選択された処理が実行され(S11)、処理が終了される。
このようにして、USBメモリ2が装着された場合に、USBメモリ2に格納された第1のファイル形式(ここでは、XPS形式)のファイルが読み出され、読み出されたXPS形式のファイルに対して、処理が実行されるため、USBメモリ2を装着することにより(=クライアント端末装置3を介さずに)処理の実行が指示される。
また、USBメモリ2を装着することにより(=クライアント端末装置3を介さずに)処理の実行が指示されるため、プリント開始時点から当該複合機1の近傍で他者を監視することが可能となり、機密文書等をプリントする場合に、機密情報がプリントされた記録紙が他者に視認されることによる情報の漏洩が確実に防止される。
更に、USBメモリ2に格納された所定個数(ここでは、10個)のXPS形式のファイルにそれぞれ付与されたファイル名が、表示部121のLCDに表示され、表示された所定個数(ここでは、10個)のファイル名の中から、1のファイル名を選択する選択入力が受け付けられて、処理実行部111eに処理を実行させる対象となるファイルが選択されるため、USBメモリ2を装着することにより(=クライアント端末装置3を介さずに)、USBメモリ2に格納された所定個数(ここでは、10個)のXPS形式のファイルから処理を実行させる対象となるファイルが選択される。
加えて、XPS形式とは相違する第2のファイル形式のファイルが格納されている場合でも、XPS形式のファイルに限って読み出されるため、処理実行部111eにより第2のファイル形式のファイルを処理不可能な場合に、処理不可能なファイルが読み出されることが防止される。
また、実行可能な複数の処理(ここでは、「プリント処理」、「ファクシミリ送信処理」及び「インターネットファクシミリ送信処理」)の中から1の処理が選択され、選択された1の処理が処理実行部111eにより実行されるため、USBメモリ2を装着することにより(=クライアント端末装置3を介さずに)、処理の選択が行われる。
更に、処理するべき画像データ等のファイルを、携帯に便利で、且つ、記憶容量の大きいUSBメモリ2に格納することが可能となり、ユーザの利便性が向上される。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下の形態でもよい。
(A)本実施形態においては、第1のファイル形式がXPS形式である場合について説明したが、その他のファイル形式である形態でもよい。例えば、第1のファイル形式がJPG形式、テキスト形式等の特定の形式である形態でもよい。ただし、これらの場合には、複合機1に、第1のファイル形式のファイルを開くためのアプリケーションソフトウェアをインストールする必要がある。
(B)本実施形態においては、複合機1に装着される記録媒体がUSBメモリ2である場合について説明したが、その他の種類の記録媒体である形態でもよい。例えば、CD、DVD等である形態でもよい。この場合には、複合機1がUSBインターフェース122に換えて、CDドライブ、DVDドライブを備える必要がある。
(C)本実施形態においては、ファイル選択部111cが、タッチパネルからのユーザによる選択入力を受け付けて1のファイルを選択する場合について説明したが、その他の方法により選択入力を受け付ける形態でもよい。例えば、USBメモリ2に格納されたファイル毎に所定のルールに従って(例えば読み出し順に)所定の番号が付与され、ユーザからの押下を受け付けて前記所定の番号に対応するキーが設定されている形態でもよい。
本発明に係る複合機の一例を示す構成図である。 本発明に係る複合機の主要部の一例を示す機能構成図である。 複合機の動作の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 複合機
111 CPU
111a ファイル読出部
111b 表示制御部
111c ファイル選択部
111d 処理選択部
111e 処理実行部
111f プリント部
111g FAX部
111h I−FAX部
112 RAM
112a ファイル記憶部

Claims (5)

  1. プリント処理、ファクシミリ送信処理及びインターネットファクシミリ送信処理の少なくとも1の処理を実行可能に構成された画像形成装置であって、
    識別情報が付与された第1のファイル形式のファイルが格納された記録媒体を着脱自在に構成され、前記記録媒体が装着された場合に、前記記録媒体に格納された第1のファイル形式のファイルを読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出された第1のファイル形式のファイルに対して、前記処理を実行する処理実行手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録媒体は、前記第1のファイル形式のファイルを2以上の所定個数だけ格納しており、
    前記読出手段によって読み出された前記所定個数の第1のファイル形式のファイルにそれぞれ付与された識別情報を、外部から視認可能に表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された前記所定個数の識別情報の中から、1の識別情報を選択する選択入力を受け付けて、前記処理実行手段に前記処理を実行させる対象となるファイルを選択するファイル選択手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記録媒体は、前記第1のファイル形式とは相違する第2のファイル形式のファイルを格納しており、
    前記読出手段は、前記記録媒体に格納されたファイルの内、前記第1のファイル形式のファイルに限って読み出すことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. プリント処理、ファクシミリ送信処理及びインターネットファクシミリ送信処理の内、複数の処理を実行可能に構成され、
    外部からの選択入力を受け付けて、受け付けた選択入力に基づいて前記複数の処理の中から1の処理を選択し、前記処理実行手段に対して、選択された1の処理を実行させる処理選択手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記記録媒体は、USBメモリであって、
    前記読出手段は、USBメモリから前記第1のファイル形式のファイルを読み出し可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
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