JP2009116178A - 電子機器及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 様々な液晶表示器を搭載した製品ラインナップを簡略な構成で実現可能な電子機器を提供する。
【解決手段】コピーファクシミリ複合機10は、MPU11と、このMPU11と通信するためのUSBインタフェース27を備える。MPU11は、複合機10が標準のモノクロLCD仕様である場合、当該モノクロLCDを制御可能に構成されている。このコピーファクシミリ複合機10は、カラーLCD仕様とするために、カラーLCD38を制御するサブシステム60をUSBインタフェース27に接続することができる。MPU11は、前記サブシステム60がUSBインタフェース27に接続された場合には、当該USBインタフェース27を介してサブシステム60と通信する。
【選択図】図2

Description

本発明は液晶表示器を備えた電子機器に関するものであり、詳細には、機種グレード等に応じて液晶表示器の変更が容易な電子機器に関するものである。
従来から、液晶表示器をモノクロとカラーとで選択して備えることが可能な電子機器が知られている。この構成の電子機器は、液晶表示器の種類を変更することによって、ユーザが求めるグレードに幅広く対応可能な製品ラインナップを容易に展開できる。また、液晶表示器及びその制御部以外の構成を共通とすることによって、製品開発期間を短縮できるとともに製造コストを抑えることができる。更に、将来の機種展開及び仕様変更についても柔軟に対応することができる。
モノクロ液晶表示器かカラー液晶表示器かを選択できるように構成される電子機器を開示するものとして、特許文献1及び特許文献2がある。特許文献1には、カラーLCDを装着されることを前提に回路を構成し、モノクロLCDを装着する場合には、カラーLCDのためのゲートアレイを取り除き、このゲートアレイに接続した端子をプルアップする技術が開示されている。また、特許文献2が開示するコンピュータは、カラー表示、モノクロ表示何れにも対応できるビデオ回路部を備えており、コネクタに挿されたLCDがカラーかモノクロかを判別してカラー表示制御若しくはモノクロ表示制御を行う。
特開平5−94277号公報 特開平6−83566号公報
上記特許文献に示すようなモノクロ液晶表示器及びカラー液晶表示器を選択できる電子機器においては、カラー表示を制御するためのハードウェアを備えている必要がある。カラー液晶表示器はモノクロ表示器に比べて扱うデータ量が多いため、カラー表示のためのハードウェア回路の構成は複雑で高価なものとなり易い。一方、モノクロ液晶表示器を装着する場合は、カラー表示のためのハードウェアが意味をなさないことになる。
この点、特許文献1及び特許文献2は、何れもカラー表示を制御するためのハードウェアを備えている構成であり、回路構成の単純化とコスト削減の観点から改善の余地があった。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、搭載する液晶表示器の種類(モノクロ/カラー等)を様々に異ならせた製品ラインナップを簡単に構成できるとともに、回路の構成を簡略化し、コスト削減を実現できる電子機器を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の電子機器が提供される。即ち、この電子機器は、モノクロ液晶表示器である第1の液晶表示器を制御可能な第1の制御部と、前記第1の制御部と通信するためのインタフェースと、を備える。前記第1の制御部は、第2の液晶表示器を制御する第2の制御部が前記インタフェースに接続された場合には、当該インタフェースを介して前記第2の制御部と通信する。
これにより、第1の液晶表示器と異なる第2の液晶表示器が電子機器に接続された場合でも、第2の制御部が第1の制御部と通信して第2の液晶表示器を制御できる。また、第2の制御部が第2の液晶表示器の制御を行うので、第1の制御部の負荷が軽減される。従って、第1の制御部の構成を簡略化でき、コストを削減できるとともに、各種の液晶表示器に対応する電子機器を提供できる。
前記の電子機器においては、前記第2の液晶表示器はカラー液晶表示器であることが好ましい。
これにより、データ量の多いカラー液晶表示器に対応することができる。また、第2の制御部がカラー表示の複雑な演算を受け持つので、第1の制御部の構成を簡略化できる。
前記の電子機器においては、前記インタフェースはシリアルインタフェースであることが好ましい。
これにより、ケーブルを細径化し易いシリアルインタフェースで第2の制御部が接続されるので電子機器内の取り回しが行い易く、自由な位置に第2の制御部を配置でき、拡張性の高い構成とすることができる。更に、通信速度が速いシリアルインタフェースを使用するので、第1の制御部と第2の制御部との間で扱うデータ量が多い場合でも、データの内容をスムーズに第2の液晶表示器に表示できる。
前記の電子機器においては、前記第1の制御部は、前記第2の制御部に接続される操作部の操作内容を前記第2の制御部と通信して取得可能に構成されることが好ましい。
これにより、第2の液晶表示器とともに操作部を追加する場合でも、追加された操作部に対する操作内容を第1の制御部が認識して、それに応じた処理を適切に行うことができる。従って、操作部の変更を伴う製品ラインナップを容易に構成することができる。
本発明の第2の観点によれば、前記の電子機器としての画像処理装置が提供される。
これにより、第1の制御部の構成を簡略化できるとともに液晶表示器の交換又は追加に柔軟に対応できる画像処理装置を提供できる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係るコピーファクシミリ複合機10において、モノクロLCD18を接続した場合の電気的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態のコピーファクシミリ複合機(電子機器、画像処理装置)10は、第1の制御部としてのマイクロプロセッシングユニット(MPU)11と、シンクロナスDRAM(SDRAM)12と、フラッシュメモリ13と、を備える。MPU11、SDRAM12及びフラッシュメモリ13は、ローカルバス30によって相互に接続されている。
MPU11は装置全体を制御する制御部であり、フラッシュメモリ13に格納される各種プログラムを読み出して実行することによって、後述のファクシミリ機能、スキャン機能及びコピー機能等が実現される。また、前記SDRAM12は読込及び書込が可能なメモリであり、このプログラムを実行するワークエリアとして機能する。
また、ローカルバス30にはスタティックRAM(SRAM)14とモデム15が接続されている。SRAM14には短縮ダイヤル等の各種のユーザ設定を記憶可能であり、その記憶内容がバッテリによってバックアップされている。モデム15は音声信号とデータ列とを相互変換する変復調装置としての機能を備えており、ネットワークコントロールユニット(NCU)16に接続されている。NCU16は公衆交換電話網(PSTN)80へ接続され、相手先と通信することでファクシミリ機能が実現されている。
また、ローカルバス30には操作パネル17が接続されている。操作パネル17は操作の指示を伝達するためのテンキー、方向キー、スタートボタン、及びキャンセルボタン等の各種指定手段を有する。ユーザは、この指定手段を用いてコピー指示、ファクシミリ送信等の操作を行う。
前記MPU11には、モノクロ液晶表示器としてのモノクロLCD18が接続されている。このモノクロLCD18において、文字及び図形等は黒白(ON/OFF)の2階調で表示される。なお、本実施形態においては、操作パネル17とモノクロLCD18は一体的なユニットとして構成されており、ユニットごと複合機10に取り付けられる。
前記MPU11にはモノクロLCD18を制御するためのLCDコントローラが内蔵されており、このLCDコントローラによってモノクロLCD18に文字、記号及び図形等を表示する。
複合機10はPCIバス40を備えており、前記ローカルバス30は、本実施形態の画像処理を行うための集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)50を介して、前記PCIバス40に接続されている。前記MPU11は前記ASIC50を介して、PCIバス40に接続されている各種機器とデータのやり取りを行う。
ASIC50には、アナログフロントエンド(AFE)24を介して電荷結合素子(CCD)25が接続されている。このCCD25は図略の原稿読取部に備えられており、CCD25が読み取った原稿の画像データは、AFE24によってアナログ信号からデジタル信号に変換されてASIC50に入力される。このCCD25は三原色分解のためのカラーフィルタを備えており、カラー原稿を読み取ることが可能に構成されている。
また、ASIC50には画像メモリとして機能するSDRAM26が接続されている。このSDRAM26には、ASIC50で符号化されたデータ等が格納される。
次にASIC50について説明する。このASIC50は、メモリコントロール部21、画像処理部22及びコーデック23等を備えている。またASIC50は、図略のASIC制御部及びDMAコントローラを備えている。このASIC制御部及びDMAコントローラによって、メモリコントロール部21、画像処理部22及びコーデック23等を制御するとともに、ローカルバス30とPCIバス40との間のデータのやり取りを行う。
画像処理部22は、前述のCCD25から入力された画像データに対し、シェーディング補正、γ補正、エッジ強調処理等の画像処理を行う。
メモリコントロール部21では、画像処理部22の処理した画像データを受け付けて、印字方向と用紙方向とを合わせるための画像回転処理、いわゆるNin1印刷等のための縮小処理等、ユーザ設定に従って様々な処理を行う。
コーデック23は、MH、MR、MMR、JPEG等の公知の圧縮形式で画像データを圧縮し、あるいは展開するように構成されている。このコーデック23は、読み取った原稿の画像データを符号化し、又は、ファクシミリ受信した画像データの復号等を行う。
PCIバス40には、プリンタコントローラ19及びネットワークボード20等のオプションユニットが接続されている。プリンタコントローラ19は複合機10にプリンタ機能を付加し、複合機10に接続される図略のパーソナルコンピュータ等から受信したページ記述言語(Page Description Language、PDL)を解釈してラスターデータを生成し、複合機10の備える画像形成部から用紙にプリントできるようにするものである。ネットワークボード20は複合機10をネットワーク90に接続可能にするためのものであり、TCP/IPプロトコルに従って他の機器との通信を行うことができるように構成される。このプリンタコントローラ19及びネットワークボード20によって、ネットワーク90に接続される図略のパーソナルコンピュータからプリントデータを受信してプリントを行うネットワークプリント機能が実現されている。
PCIバス40にはUSBインタフェース(シリアルインタフェース)27が接続され、このUSBインタフェース27にはUSB機器が接続可能に構成されている。USBインタフェース27は図略のUSBホストコントローラを備え、接続されるUSB機器が備えるファンクションコントローラと通信してUSB機器を稼動させる。
本実施形態のUSBインタフェース27はUSB2.0のHigh Speedモードに対応しており、このUSBインタフェース27によって高速な通信を可能にしている。そして、このUSBインタフェース27には、図2に示すように、後述するサブシステム60がカラーLCD38及び操作パネル37とともに接続できるように構成される。なお、カラーLCD38を接続したカラーLCD仕様については後述する。
図1のモノクロLCD仕様の構成で、MPU11に内蔵される前述のLCDコントローラが、モノクロLCD18を制御してモノクロLCD18に画像を表示する。モノクロLCD18は、MPU11のLCDコントローラに制御されて液晶画面に黒白の2階調(1bit/pixel)で各種情報を表示する。ユーザは、モノクロLCD18に表示される内容を参考にする等しながら操作パネル17を操作し、各種の指示を行うことができる。
次に図2を参照して、カラーLCD38を本実施形態の複合機10に接続した場合について説明する。図2は複合機10にカラーLCDを接続した場合の電気的構成を示したブロック図である。
図1に示すモノクロLCD仕様を上位グレードのカラーLCD仕様に変更するには、図1で示した操作パネル17及びモノクロLCD18を省略する。そして図2に示すように、サブシステム(第2の制御部)60と操作パネル37及びカラーLCD(第2の液晶表示器)38から構成されるユニットを、前記USBインタフェース27にUSBコネクタを介して接続する。
図1と図2の比較で明らかであるように、複合機10のカラーLCD仕様は、標準のモノクロLCD仕様の多くの構成を流用している。これによって、製品開発期間の短縮及びコスト削減が実現されている。
カラーLCD38は赤、緑、青の光の強さをそれぞれ256段階で表し、それぞれの色を組み合わせることによって種々のカラー表示が可能となるRGB形式で構成されている。このカラーLCD38の表示画面には各種の操作の内容及び指示が文字、図形等によって表示される。
サブシステム60はCPU等で構成されるマイクロコンピュータであって、このサブシステム60がUSBインタフェース27に接続されている。サブシステム60はUSBインタフェース27を介して複合機10本体側のMPU11と通信し、カラーLCD38を制御する。このサブシステム60に操作パネル37及びカラーLCD38が接続されている。本実施形態においては、サブシステム60とカラーLCD38とはパラレル方式で接続されている。
前記操作パネル37がユーザによって操作されると、サブシステム60とMPU11が通信して操作パネル37での操作内容データをやりとりし、操作内容に応じて複合機10を制御する。サブシステム60、カラーLCD38及び操作パネル37は互いに一体的なユニットとして構成される。本実施形態では、このユニットは、複合機10の筐体に埋め込まれるように一体化して取り付けられる。
この構成で、サブシステム60は、当該サブシステム60のファンクションコントローラ及びUSBインタフェース27のUSBホストコントローラを介して、本体側のMPU11とデータの通信を行う。
なお、図2ではサブシステム60にカラーLCD38を接続した例を示しているが、サブシステム60にモノクロLCDを接続することも可能である。カラーLCD38が接続された場合は、サブシステム60はカラーLCD用の表示データ(フォントデータ等)をロードしてカラーLCD38に表示し、モノクロLCDが接続された場合は、モノクロLCD用の表示データをロードしてモノクロLCDに表示する。このようにサブシステム60は、当該サブシステム60に接続されたLCDの表示性能を判定して、その表示性能に応じた表示制御を行うように構成されている。
また、サブシステム60はオプション機能を制御するように構成されている。オプション機能とは、サブシステム60を複合機10に装着することによって複合機10に付加される様々な機能である。このオプション機能として、本実施形態では、複合機10本体側に記憶されている画像ファイルをカラーLCD38にサムネイル画像として表示する機能が採用されている。
このサムネイル表示機能を実現するために、本体側のUSBインタフェース27のUSBホストコントローラとサブシステム60のUSBコントローラが通信して、サムネイル画像データのやり取りを行う。また、サムネイル画像データを受信したサブシステム60は、カラーLCD38に表示できるようにするための復号を行うとともに、YCC形式からRGB形式に変換するための演算処理を行ってカラーLCD38に表示する。このようにオプション機能についてもサブシステム60側が制御することで、MPU11への負担を抑えるとともに、MPU11の構成を簡略化でき、コストも削減できる。
前述したように、サブシステム60はUSBインタフェース27に接続され、本体側に備えられるMPU11とのデータの通信は、高速通信が可能なUSBインタフェース27によって行われることになる。
RGB各256階調のカラー表示は、モノクロ2階調表示と比べてデータ量が多く、本体側のMPU11単体でカラー制御を行うのは負荷が大きい。しかしながら、本実施形態においてカラー表示の制御はサブシステム60によって行われるので、MPU11の負荷は殆ど増大しない。またサムネイル画像等のオプション機能等についてもサブシステム60側が行うように構成されているので、本体側のシステムの負担を軽減することができる。
次に図3を参照して、複合機10のLCD表示関連の制御について説明する。図3は本実施形態の複合機10に接続された液晶表示器の制御を説明するフローチャートである。
図3に示すフローにおいて、複合機10の電源がONされると(S101)、複合機10はローカルバス30に前記操作パネル17が接続されているか否かを検出する(S102)。
操作パネル17の接続が検出された場合には、前述したように操作パネル17と一体化されているモノクロLCD18も複合機10本体に接続されていることになる。従って、この場合、複合機10はモノクロLCD18に対応する表示データを適宜のメモリからロードする(S103)。表示データのロード後、MPU11によってモノクロLCD18に表示データが画像となって表示される(S104)。モノクロLCD18に表示するデータは1bit/pixelの2値データによって表示される。
S102の判断で、ローカルバス30への操作パネル17の接続が検出されなかった場合は、USBエニュメレーションが行われる(S105)。このUSBエニュメレーションによって、USBインタフェース27に接続されたUSB機器のアドレスを指定して、USB機器の構成を認識した後、接続されたUSB機器を稼動状態にする。
次に、USBインタフェース27に接続されているUSB機器がサブシステム60であるか否かを判定する(S106)。接続されるUSB機器がサブシステム60でなかった場合には、接続されているUSB機器を検出して(S107)、そのUSB機器と通信してUSB機器の機能を実行する(S108)。
S106の判断で、サブシステム60が検出された場合は、当該サブシステム60が接続されるLCDがカラーLCD38であるか否かを判定する(S109)。
接続されるLCDがカラーLCD38である場合、サブシステム60は、モノクロ表示に関する動作をディセーブルするとともに、カラーLCD対応表示データのロードを行う(S110、S111)。そして、カラーLCD38の液晶画面に、表示すべき内容をカラーで表示する(S112)。
S109の判断で、接続されるLCDがカラーLCD38でないと判定された場合(モノクロLCDの場合)は、カラー表示に関する動作をディセーブルするとともに、モノクロLCD対応表示データのロードを行う(S113、S114)。そして、モノクロLCDの表示画面に、表示すべき内容をモノクロで表示する(S115)。
以上のように、複合機10の起動時において、MPU11は操作パネル17が接続されているか否かを判定することによって、標準のモノクロLCD仕様(図1の仕様)か、それ以外の仕様かを自動的に判別する。そして、標準のモノクロLCD仕様でない場合は、MPU11はUSBインタフェース27に接続されるサブシステム60を検出し、高性能なLCD(カラーLCD38等)への表示処理は当該サブシステム60に分担させるように構成されている。この構成とすることで、MPU11に関しては標準のモノクロLCD18への表示処理に必要な機能だけを有していれば足り、MPU11の構成を簡素化できる。
以上に示すように、本実施形態のコピーファクシミリ複合機10は、モノクロLCD18を制御可能なMPU11と、MPU11と通信するためのUSBインタフェース27を備える。MPU11は、カラーLCD38を制御するサブシステム60がUSBインタフェース27に接続された場合には、当該USBインタフェース27を介してサブシステム60と通信する。
この構成により、モノクロLCD18と異なるカラーLCD38が複合機10に接続された場合にも、サブシステム60がMPU11と通信してカラーLCD38を制御できる。また、サブシステム60がカラーLCD38の制御を行うので、MPU11の負荷を軽減できる。従って、複合機10の本体側に備えられるMPU11の構成を簡略化でき、コストを削減できるとともに、各種のLCDに対応する複合機10を提供できる。
また、本実施形態の複合機10は、図2に示すように、サブシステム60がカラーLCD38を制御するように構成されている。
この構成により、データ量の多いカラーLCD38に対応することができる。また、カラー表示の複雑な演算をサブシステム60が受け持つので、MPU11の構成を簡略化できる。
また、本実施形態の複合機10は、サブシステム60を接続するインタフェースがUSBインタフェース27で構成されている。
この構成により、ケーブルを細径化し易いシリアルインタフェースでサブシステム60が接続されるので複合機10内の取り回しが行い易く、自由な位置にサブシステム60(カラーLCD38及び操作パネル37)を配置でき、拡張性の高い構成とすることができる。更に、通信速度が速いシリアルインタフェースを使用するので、MPU11とサブスシステムとの間で扱うデータ量が多い場合でも、データの内容をスムーズにカラーLCD38に表示できる。
本実施形態の複合機10は、MPU11が、サブシステム60に接続される操作パネル37の操作内容をサブシステム60と通信して取得可能に構成されている。
この構成により、カラーLCD38とともに操作パネル37を追加する場合でも、MPU11が当該操作内容を認識して、それに応じた処理を適切に行うことができる。従って、操作パネルの変更を伴う製品ラインナップにも容易に対応することができる。
以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、上記の構成は更に以下のように変更することができる。
上記実施形態のモノクロLCD18及びカラーLCD38をタッチパネル形式とし、LCDが操作部を兼ねる構成とすることもできる。この構成によっても、複合機のユーザインタフェースに関する部分を1つのユニットとして構成でき、複合機10を簡素化することができる。
サブシステム60側のユニットから操作パネル37を省略し、カラーLCD仕様でも標準の操作パネル17を流用して用いるように変更することができる。
上記実施形態のカラーLCD仕様(図2)では、サブシステム60、カラーLCD38及び操作パネル37が複合機10の筐体に埋め込まれるように取り付けられている。しかしながら、このようなビルトイン構成に代えて、サブシステム60、カラーLCD38及び操作パネル37が一体化されたモジュールユニットが、例えば複合機10の筐体の上方にアーム部材によって支持されるように構成することができる。この場合、アーム部材が回動部を備えることによってユーザが自在に位置を変位させる構成にする等、構成の拡張性が高まる。本実施形態のサブシステム60はUSBインタフェース27で接続されているので、上記のようにユニットが外部に配置される構成であっても、USBケーブルを簡単に引き出して本体側と接続することができる。
サブシステム60と本体側との通信は、USBインタフェース27に代えて、例えばIEEE1394等のシリアルインタフェースによって行うように変更することができる。また、サブシステム60を、シリアルインタフェースでなくパラレルインタフェースによって本体側に接続するように変更することができる。
上記実施形態の構成は、コピーファクシミリ複合機10に限らず、例えばコピー機能等を単独で備えるコピー装置、ファクシミリ装置、イメージスキャナ装置等にも適用できる。また、液晶表示器を備える各種画像処理装置及び電子機器に対しても幅広く適用することができる。
本発明の一実施形態に係るコピーファクシミリ複合機において、標準のモノクロLCD仕様とした場合の電気的構成を示すブロック図。 コピーファクシミリ複合機をカラーLCD仕様とした場合の電気的構成を示すブロック図。 複合機におけるLCD表示の制御を示すフローチャート。
符号の説明
10 コピーファクシミリ複合機(電子機器、画像処理装置)
11 MPU(第1の制御部)
12 SDRAM
13 フラッシュメモリ
14 SRAM
17 操作パネル
18 モノクロLCD(第1の液晶表示器、モノクロ液晶表示器)
19 プリンタコントローラ
20 ネットワークボード
21 メモリコントロール部
22 画像処理部
23 コーデック
27 USBインタフェース(シリアルインタフェース)
37 操作パネル
38 カラーLCD(第2の液晶表示器)
60 サブシステム(第2の制御部)

Claims (5)

  1. モノクロ液晶表示器である第1の液晶表示器を制御可能な第1の制御部と、
    前記第1の制御部と通信するためのインタフェースと、
    を備え、
    前記第1の制御部は、第2の液晶表示器を制御する第2の制御部が前記インタフェースに接続された場合には、当該インタフェースを介して前記第2の制御部と通信することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記第2の液晶表示器はカラー液晶表示器であることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載の電子機器であって、
    前記インタフェースはシリアルインタフェースであることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の電子機器であって、
    前記第1の制御部は、前記第2の制御部に接続される操作部の操作内容を前記第2の制御部と通信して取得可能に構成されることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の電子機器としての画像処理装置。
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