JP2006304051A - 画像処理装置およびその制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティジョブ用ハードディスクが取り外されている間に画像処理装置が使えなくなることを防止して、セキュアなデータの保護と、いつでも使えるといった利便性の両方を満足すること。
【解決手段】画像データあるいは文書データを画像処理するジョブに対応するデータを格納するための着脱可能なセキュリティジョブ用ハードディスク121と着脱可能か不可能かは任意の非セキュリティジョブ用ハードディスク120とを有し、コア部106が、入力されたジョブがセキュアなジョブであると判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを、セキュリティジョブ用ハードディスク121に格納し、一方、入力されたジョブがセキュアなジョブでないと判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを、非セキュリティジョブ用ハードディスク120に格納するように、ジョブに対応するデータの格納先を制御する構成を特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、セキュアジョブを実行するためにリムーバルハードディスクを搭載した複合機等の画像処理装置の制御に関するものである。
特許文献1は、ハードディスクを搭載した複合機等の画像処理装置が製品化されており、このような装置では、複写動作あるいはプリントジョブのデータをハードディスクに保存する機能を有するものがある。
また、画像読み取り部で読み取った画像ファイルをハードディスクに保存する機能を有するものがある。
また、ネットワーク等を経由してハードディスクに画像データあるいは文書ファイルを保存する機能を有するものもある。
このような画像処理装置においては、セキュリティを確保するためにハードディスクを着脱可能な構成にしておき、ハードディスクを取り外して保管することが提案されている。
特開平10−51609号公報
しかしながら、従来の画像処理装置では、セキュアデータの入ったハードディスクを取り外して保管すると、その間、画像処理装置を全く使用することができなかった。即ち、ハードディスクが取り外された状態では、通常のデータ(セキュアでないデータ)を処理しようとしても、上述したように画像処理装置を全く使用することができず、非常に不便であるという問題点があった。
近年、複合機等の画像処理装置は、複数のユーザが機器を共有して使用されることが多く、セキュアなデータの保護と、いつでも使えるといった利便性の両方を満たすことが要求されている。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、画像データあるいは文書データを画像処理するジョブに対応するデータを格納するための着脱可能な第1の記憶手段と着脱可能か不可能かは任意の第2の記憶手段とを有する画像処理装置において、入力されたジョブがセキュアなジョブであると判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第1の記憶手段に格納し、一方、入力されたジョブがセキュアなジョブでないと判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第2の記憶手段に格納するように、ジョブに対応するデータの格納先を制御することにより、記憶手段をセキュリティ管理するときは、セキュリティジョブ実行用の第1の記憶手段だけを取り外して保管し、セキュリティジョブ実行用の第1の記憶手段が取り外されている間、通常ジョブ用の第2の記憶手段を使用して、セキュリティジョブ実行用の第1の記憶手段が取り外されている間に画像処理装置が使えなくなることを防止して、セキュアなデータの保護と、いつでも使えるといった利便性の両方を満足する画像処理装置および情報処理装置および画像処理システムおよび画像処理装置の制御方法および情報処理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体を提供することである。
本発明は、画像データあるいは文書データを画像処理するジョブを処理可能な画像処理装置において、前記ジョブに対応するデータを格納するための着脱可能な第1の記憶手段と着脱可能か不可能かは任意の第2の記憶手段と、入力されたジョブがセキュアなジョブであると判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第2の記憶手段に格納することなく、前記第1の記憶手段に格納し、一方、入力されたジョブがセキュアなジョブでないと判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第2の記憶手段に格納するように、ジョブに対応するデータの格納先を制御する第1の制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、画像データあるいは文書データを画像処理するジョブのうち、セキュアなジョブに対応するデータを格納する着脱可能な第1の記憶手段と、非セキュアなジョブに対応するデータを格納する着脱可能か不可能かは任意の第2の記憶手段とを有する画像処理装置に、セキュア又は非セキュアな画像処理ジョブを送信可能な情報処理装置において、前記画像処理装置に前記第1の記憶手段が装着されているか否かの情報を前記画像処理装置より取得する取得手段と、前記手段により取得した情報に基づいて、前記画像処理装置に前記第1の記憶手段が装着されていないと判定した場合には、前記セキュアな画像処理ジョブの前記画像処理装置への送信を禁止制御する禁止手段とを有することを特徴とする。
さらに、本発明は、画像データあるいは文書データを画像処理するジョブを処理可能な画像処理装置と、前記画像処理装置にセキュア又は非セキュアな画像処理ジョブを送信可能な情報処理装置を有する画像処理システムにおいて、前記画像処理装置は、前記ジョブに対応するデータを格納するための着脱可能な第1の記憶手段と着脱可能か不可能かは任意の第2の記憶手段と、入力されたジョブがセキュアなジョブであると判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第1の記憶手段に格納し、一方、入力されたジョブがセキュアなジョブでないと判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第2の記憶手段に格納するように、ジョブに対応するデータの格納先を制御する第1の制御手段と、前記第1の記憶手段が装着されているか否かの情報を前記情報処理装置に通知する通知手段とを有するものであり、前記情報処理装置は、前記画像処理装置に前記第1の記憶手段が装着されているか否かの情報を前記画像処理装置より取得する取得手段と、前記手段により取得した情報に基づいて、前記画像処理装置に前記第1の記憶手段が装着されていないと判定した場合には、前記セキュアな画像処理ジョブの前記画像処理装置への送信を禁止制御する禁止手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像データあるいは文書データを画像処理するジョブに対応するデータを格納するための着脱可能な第1の記憶手段と着脱可能か不可能かは任意の第2の記憶手段とを有する画像処理装置において、入力されたジョブがセキュアなジョブであるか否かを判断し、入力されたジョブがセキュアなジョブであると判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第1の記憶手段に格納し、一方、入力されたジョブがセキュアなジョブでないと判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第2の記憶手段に格納するように、ジョブに対応するデータの格納先を制御することにより、記憶手段をセキュリティ管理するときは、セキュリティジョブ実行用の第1の記憶手段だけを取り外して保管し、セキュリティジョブ実行用の第1の記憶手段が取り外されている間、通常ジョブ用の第2の記憶手段を使用して、セキュリティジョブ実行用の第1の記憶手段が取り外されている間に画像処理装置が使えなくなることを防止して、セキュアなデータの保護と、いつでも使えるといった利便性(使用制限の緩和)の両方を満足することができる等の効果を奏する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像処理装置を適用可能な複合機の接続されるネットワーク環境を示した図である。
図1に示すように、201はネットワークで、このネットワーク201には、サーバとしてのコンピュータ202、クライアントとしてのコンピュータ203a,203bが接続されている。なお、図示しないが、クライアントは、コンピュータ203a,203bの他にも多数接続されている。以下クライアントを代表して203と表記する。
さらに、ネットワーク201には、画像処理装置としてのMFP(Multi Function peripheral:マルチファンクション周辺機器又は複合機)204,205が接続されている。MFP204は、フルカラーでスキャン,プリント等が可能なカラーMFPである。MFP205は、モノクロでスキャン,プリント等が可能なモノクロMFPである。
また、図示しないが、ネットワーク201上には、MFPを初め、スキャナ、プリンタあるいは、FAX等のその他の機器も接続されている。
以下、全てMFPの代表としてMFP204を説明するが、MFP205の場合も同様である。
ここで、コンピュータ203上では、いわゆるDTP(Desk Top Publishing:デスクトップパブリッシング)を実行するアプリケーションソフトウェアを動作させ、各種文書/図形が作成/編集可能である。また、コンピュータ203は、作成された文書/図形をPDL(Page Description Language:ページ記述言語)に変換し、ネットワーク201を介してMFP204に送ってプリントアウト可能である。
MFP204は、コンピュータ202,203とネットワーク201を介して情報交換できる通信手段を有しており、MFP204の情報や状態をコンピュータ202,203側に逐次知らせる仕組みとなっている。さらに、コンピュータ202,203は、上述のMFP204から通知される情報を受けて動作するユーティリティソフトウェアを持っており、これにより、コンピュータ202、203は、MFP204を管理可能である。
〔MFP204の構成〕
次に、図2を用いてMFP204の構成について説明する。
図2は、図1に示したMFP204の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、MFP204は、画像読み取りを行うスキャナ部101とその画像データを画像処理するIP部102、ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画像の送受信を行うFAX部103、更に、ネットワークをリよして画像データや装置情報をやり取りするNIC(Network Interface Card:ネットワークインタフェースカード)部分104、コンピュータ203から送られてきたページ記述言語(PDL)を画像信号に展開するPDL部105を有する。
MFP204の使い方に応じて、コア部106が、画像信号を一時保存したり、経路を決定する。コア部106から出力された画像データは、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)部107を経由して画像形成を行うプリンタ部108に送られる。プリンタ部108でプリントアウトされたシートはフィニッシャ部109へ送り込まれ、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理が行われる。
また、ディスプレイ部110は、画像をプリントせずに画像の内容を確認したり、プリントする前に画像の様子を確認する(プレビュー)、あるいはサムネイル画像を見るために用いられる。
操作パネル111は、操作画面(表面にタッチパネルがついた表示画面)及び各種ハードキーを備え、MFP204の各種操作を行うことができる。
さらに、非セキュアジョブ用ハードディスク120,セキュアジョブ用ハードディスク121は、コア部106の制御により画像データを格納する。なお、セキュアジョブ用ハードディスク121はMFP204に対して着脱可能であり、非セキュアジョブ用ハードディスク120はMFP204に対して着脱可能か不可能かは任意である。
〔スキャナ部201の構成〕
以下、図3を用いてスキャナ部101の構成を説明する。
図3は、図2に示したスキャナ部101の構成を示す断面図である。
図3において、301は原稿台ガラスであり、読み取られるべき原稿302が載置される。原稿台ガラス301に載置された原稿302は、照明ランプ303により照射され、その反射光はミラー304,305,306を経て、レンズ307によりCCD308上に結像される。CCD上に結像した画像は、電気信号に変換されてIP部102へ送られる。
ミラー304,照明ランプ303を含む第1ミラーユニット310は、速度vで移動し、ミラー305,306を含む第2ミラーユニット311は、速度1/2vで移動することにより、原稿302の全面を走査する。第1ミラーユニット310及び第2ミラーユニット311は、モータ309により駆動される。
〔画像処理部102の構成〕
図4を用いてIP部(画像処理部)102について説明する。
図4は、図2に示したIP部(画像処理部)102の構成を示すブロック図である。
まず、スキャナ部101に入力された光学的信号は、CCDセンサ308により電気信号に変換される。このCCDセンサ308は、RGB3ラインのカラーセンサであり、RGBそれぞれの画像信号として出力する。
401はA/Dコンバータで、CCDセンサ308から出力されたRGBそれぞれの画像信号を入力し各色信号毎に8bitのデジタル画像信号RO,GO,BOに変換する。
402はシェーディング補正で、A/Dコンバータ401から出力された各色信号毎の8bitのデジタル画像信号RO,GO,BOに対して、色ごとに基準白色版の読み取り信号を用いて公知のシェーディング補正を施す。
403はラインディレイ調整回路(ライン補間部)で、シェーディング補正402から出力されるデジタル画像信号RO,GO,BOに対して、CCDセンサ308の各色ラインセンサが相互に所定の距離を隔てて配置されているために生じる副走査方向の空間的ずれを補正する処理を行う。
404は入力マスキング部で、CCDセンサ308のR,G,Bフィルタの分光特性で決まる読取色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分であり、CCDセンサ308の感度特性/照明ランプのスペクトル特性等の諸特性を考慮した装置固有の定数を用いた3×3のマトリックス演算を行い、ライン補間部403から入力された(RO,GO,BO)信号を標準的な(R,G,B)信号に変換する。
405は輝度/濃度変換部(LOG変換部)で、ルックアップテーブル(LUT)RAMにより構成され、入力マスキング部404から出力されたRGBの輝度信号をC1,M1,Y1の濃度信号になるように変換する。
406は出力マスキング/UCR回路図であり、LOG変換部405より出力されたC1,M1,Y1信号を画像形成装置のトナー色であるC,M,Y,K,LC,LM信号に補正して出力する(ここでLCはライトシアンすなわち淡色シアン、LMはライトマゼンタすなわち淡色マゼンタのことを示す)。
407はガンマ変換部で、出力マスキング/UCR回路図406から出力されたC,M,Y,K,LC,LM信号を、トナーの色味諸特性とユーザによる濃度調整値を考慮したルックアップテーブル(LUT)RAMを使って画像出力のためのC,M,Y,K,LC,LMデータに変換する。
408は空間フィルタで、ガンマ変換部407から出力されたC,M,Y,K,LC,LMデータに対して、エッジ強調またはスムージングを施した後、画像信号をコア部106へ送信する。
以下、図5を用いてNIC部104,PDL部105について説明する。
図5は、図2に示したNIC部104,PDL部105の構成を示すブロック図である。
〔NIC部204の構成〕
図5を用いてNIC部104について説明する。
NIC部104は、ネットワーク101に対してのインタフェースの機能を有するものであり、例えば10Basa−T/100Base−TX等のEthernet(登録商標)ケーブルなどを利用して外部からの情報を入手したり、外部へ情報を流す役割を果たす。
外部より情報を入手する場合は、まず、トランス部501で電圧変換され、LANコントローラ部502に送られる。LANコントローラ部502は、その内部に第1バッファメモリ(不図示)を持っており、トランス部501から受け取った情報が必要な情報か否かを判断した上で、第2バッファメモリ(不図示)に送った後、PDL部105に出力する。
次に、外部に情報を提供する場合には、PDL部105より送られてきたデータに対して、LANコントローラ部502が必要な情報を付加して、トランス部501を経由してネットワーク101に送信する。
〔PDL部105の構成〕
次に、図5を用いてPDL部105の構成の説明する。
コンピュータ203上で動作するアプリケーションソフトウェアによって作成された画像データは文書,図形,写真等から構成されており、それぞれ文字コード,図形コード,ラスタ画像データ等による画像記述の要素の組み合わせから成っている。これが、いわゆるPDL(Page Description Language:ページ記述言語)であり、Adobe社のPostScript(登録商品)言語に代表されるものである。
PDL部105では、上記PDLデータからラスタ画像データへの変換処理を行う。
図5に示すように、まずNIC部104から送られてきたPDLデータは、CPU部503を経由して一度ハードディスク(HDD)のような大容量メモリ504に格納され、ここで各ジョブ毎に管理、保存される。
次に、必要に応じて、CPU部503は、RIP(Raster Image Processing)と呼ばれるラスタ化画像処理を行って、PDLデータをラスタイメージに展開する。
展開されたラスタイメージデータは、CMYKあるいはC,M,Y,K,LC,LMの色成分毎に、DRAMなどの高速アクセス可能なメモリ505にジョブ毎にページ単位で格納され、プリンタ部108の状況に合わせて、再びCPU部503を介して、コア部106へ送られる。
〔コア部106の構成〕
次に、コア部106の構成の説明する。
コア部106は、MFP204の利用における、いわば交通整理の役割を担っている。即ち、複写機能,ネットワークスキャン,ネットワークプリンタ,ファクシミリ送信/受信、あるいはディスプレイ表示等、MFP204における各種機能に応じてバスの切り替えを行うところである。
コア部106を通過するデータは、非セキュアジョブ用ハードディスク部120あるいはセキュアジョブ用ハードディスク121を経由する。
図6は、図2に示したコア部106の構成を示すブロック図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
図6において、706はCPUで、ROMに格納されるプログラムをRAMにロードして実行することによりコア部106全体を統括制御する。
701はバスセレクタで、CPU706の制御により、バスの切り替えを行う。702は圧縮部で、入力されるデータを圧縮処理する。703はセレクタで、CPU706の制御により、非セキュアジョブ用ハードディスク120,セキュアジョブ用ハードディスク121の切り替えを行う。704は伸張部で、入力されるデータを伸張処理する。705はバスセレクタで、CPU706の制御により、バスの切り替えを行う。
以下に各機能を実行するためのバスの切り替えのパターンを示す。
・複写機能:スキャナ101→コア106→プリンタ108
・ネットワークスキャン:スキャナ101→コア106→NIC部104
・ネットワークプリンタ:NIC部104→コア106→プリンタ108
・ファクシミリ送信機能:スキャナ101→コア106→FAX部103
・ファクシミリ受信機能:FAX部103→コア106→プリンタ108
・ディスプレイ表示機能:スキャナ101又はFAX部103又はNIC部104→コア106→ディスプレイ110
図6に示したように、コア部106のCPU706は、ROM707に格納されるプログラムをRAM708にロードして実行することにより、各種機能に応じてバスの切り替え等を制御する。
また、入力されるジョブにジョブの番号とパスワードを設けて、それらも一緒に格納すれば、パーソナルボックス機能をサポートすることができる。これは、データの一時保存や特定の人にしかプリントアウト(HDDからの読み出し)ができない様にするたの機能である。
そして、このパーソナルボックスに記憶されているジョブのプリントアウトの指示が行われた場合には、コア部106のCPU706は、パスワードによる認証を行った後に、該ジョブデータをハードディスク120又は121より呼び出し、PWM部107,プリンタ部108に送信し、印刷を行わせる。
〔本発明による画像処理システムの動作の説明〕
ここでは、パスワードで保護されている印刷ジョブあるいはボックスデータを扱うジョブをセキュアジョブと呼ぶ。セキュアジョブによるデータとしては、画像スキャナから読み込んだデータ,ファックス送受信データ,ネットワークから受信した印刷データ等がある。
通常のPDLジョブを実行するときにはコア部106を経由して非セキュアジョブ用ハードディスク120にジョブデータが書き込まれる。また、セキュアを指示されたジョブは、コア部106を経由してセキュアジョブ用ハードディスク部121にジョブデータが書き込まれる。
図6に示したように、コア部106のCPUは、ジョブがセキュア指定されたジョブか否かにより、使用するハードディスク(非セキュアジョブ用ハードディスク120,セキュア用ハードディスク121)の切り替えを制御している。
また、セキュアジョブ用ハードディスク部121は、着脱可能な構成になっており、装置を使用しない時には取り外して保管することのできる構成の装置である。なお、取り外したセキュアジョブ用ハードディスク部121は、金庫等で保管することを想定している。
以下、図7のフローチャートを参照して、本発明の画像処理装置の制御処理手順について説明する。
図7は、本発明の画像処理装置を適用可能な画像処理システムにおける第1の制御処理手順の一例について説明するフローチャートである。このフローチャートの処理は、コア部106のCPU706が、ROM707に格納されるプログラムをRAM708にロードして実行することにより実現される。図中、S101〜S105は各ステップを示す。
まず、ステップS101において、CPU706は、入力されたジョブデータがセキュアなジョブ(パスワードが付されたジョブ)か否かを判定し、セキュアなジョブであると判定した場合には、ステップS102において、MFP204にセキュアジョブ用ハードディスク121が装着されているか否かを判定する。
ステップS102で、CPU706が、MFP204にセキュアジョブ用ハードディスク121が装着されていると判定した場合には、ステップS103において、CPU706は、入力されたジョブデータをセキュアジョブ用ハードディスク121に記憶させるように制御する。
一方、ステップS102で、CPU706が、MFP204にセキュアジョブ用ハードディスク121が装着されていないと判定した場合には、ステップS104において、CPU706は、ジョブの入力元(プリントジョブの場合には送信元のPC,コピージョブ,ボックス格納ジョブの場合にはMFP204の操作パネル111)に、エラーメッセージを送信して表示させる。このエラーメッセージは、例えば、セキュアジョブ用ハードディスクが装着されていないためセキュアジョブを実行できない旨、セキュアジョブ用ハードディスクの装着を促す旨のメッセージとする。
一方、ステップS101で、CPU706が、入力されたジョブデータがセキュアなジョブでないと判定した場合には、ステップS105において、入力されたジョブデータを非セキュアジョブ用ハードディスク120に記憶させるように制御する。
以上の処理により、MFP204では、セキュアジョブをセキュア用ハードディスク121に記憶し、非セキュアジョブを非セキュア用ハードディスク121に記憶することが可能となる。
次に、図8〜図10を参照して、図1に示したクライアントPC203から本発明にかかる複合機に対してセキュア指定のPDLジョブを送信する構成について説明する。
図1に示したクライアントPC203から本発明にかかる複合機に対してセキュア指定のPDLジョブを送信するとき、MFP204にセキュア用ハードディスクが装着されている場合は、PC203からセキュアジョブとして印刷指示を行うことができる。
図8は、図1に示したMFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されている場合にクライアントPC203からMFP204に対して印刷指示を行うときのクライアントPC203の表示部に表示される印刷指示画面の一例を示す図である。
図8において、601はプリンタ選択メニューで、印刷を行うプリンタを選択するためのものである。602は印刷範囲指示メニューで、印刷を行う範囲を指示するためのものである。603はOKボタンで、印刷指示を行う際に押下する。604はキャンセルボタンで、印刷指示を行わずこの印刷指示画面を閉じる際に押下する。
606は印刷用紙指定方法を指示するプルダウンメニューであり、図8に示すように、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されている場合に、セキュアプリントとセキュアボックスの指定ができるようにクライアントPC203のCPUにより表示制御される。607は給紙部を指示するプルダウンメニューである。
図9は、図1に示したMFP204にセキュア用ハードディスクが装着されていない場合にクライアントPC203からMFP204に対して印刷指示を行うときのクライアントPC203の表示部に表示される印刷指示画面の一例を示す図である。なお、図8と同一のものには同一の符号を付してある。
MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されていない場合には、図9に示すように、プルダウンメニュー606には、セキュアプリントとセキュアボックスの指定ができないようにメニューとして表示されないようにクライアントPC203のCPUにより表示制御される。
また、607は、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されていない場合に表示される、セキュア用ハードディスクが装着されてないことをユーザに通知するメッセージであり、クライアントPC203のCPUにより表示制御される。
このように、クライアントPC203のCPUは、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されてないときには、クライアントPC203から印刷データを送信するときに、セキュアプリントあるいはセキュアボックスを指定することを禁止するように制御する。
同時に、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されてないときであっても、クライアントPC203のCPUは、セキュアでない印刷ジョブならば実行可能なように制御する。
以下、図10のフローチャートを参照して、本発明の画像処理システムにおけるクライアントPC203上の制御処理について説明する。
図10は、本発明の画像処理装置を適用可能な画像処理システムにおける第2の制御処理手順の一例について説明するフローチャートであり、MFP204に対応するプリンタドライバの処理に対応する。このフローチャートの処理は、クライアントPC203のCPUが、ハードディスク等に格納されるMFP204に対応するプリンタドライバプログラムをRAMにロードして実行することにより実現される。図中、S201〜S205は各ステップを示す。
まず、プリンタとしてMFP204が選択されて、MFP204に対応するプリンタドライバプログラムが起動されると、ステップS201において、クライアントPC203のCPUは、MFP204に要求して、MFP204のデバイス情報を取得する。MFP204CPU706は、クライアントPC203からの要求に応じて、MFP204のデバイス情報(セキュア用ハードディスク121が装着されているか否かの情報を含む)をクライアントPC203に返送するものとする。
次に、ステップS202において、クライアントPC203のCPUは、ステップS201で取得したMFP204のデバイス情報に基づいて、MFP204にセキュアジョブ用ハードディスク121が装着されているか否かを判定する。
ステップS202で、クライアントPC203のCPUが、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されていると判定した場合には、ステップS203において「セキュアプリント」,「セキュアボックス」を含むメニューを生成し、図8の606に示したように用紙の指定方法メニューとしてセットし、処理を終了する。
一方、ステップS202で、クライアントPC203のCPUが、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されていないと判定した場合には、ステップS204において「セキュアプリント」,「セキュアボックス」を含まないメニューを生成し、図9の606に示したように印刷指示画面の用紙の指定方法メニューとしてセットし、処理を終了する。
以上の処理により、クライアントPC203では、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されている場合には、セキュアジョブをMFP204に送信可能となり、一方、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されていない場合には、セキュアジョブのみをMFP204に送信不可能となる(セキュアジョブをMFP204に送信不可能となる)。
次に、図11〜図13を参照して、図1に示したMFP204の画像読み取り装置(スキャナ101)を使用して読み取った画像データをハードディスクに格納するボックス機能について説明する。
図2に示したスキャナ101を使用して読み取った画像データをハードディスクに格納するボックス機能を使用する場合、MFP204にセキュア用ハードディスクが装着されている場合は、MFP204の操作パネル111の表示画面上に図11示すようなセキュアボックス指定画面が表示される。
図11は、図2に示したスキャナ101を使用して読み取った画像データをハードディスク121に格納するボックス機能を使用する際、MFP204にセキュア用ハードディスクが装着されている場合にMFP204の操作パネル111上に表示されるボックス指定画面の一例を示す図である。
図11において、801は格納するボックスを指定するメニューである。802はOKボタンで、ボックス指定指示を確定する際に押下する。803はキャンセルボタンで、ボックス指定指示を確定することなくこのボックス指定画面を閉じる際に押下する。805は画像読み取りサイズ(原稿サイズ)を指定するメニューである。805はボックスをセキュア指定とするか否かの指定を行うメニューである。
MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されている場合は、CPU706は、ボックス指定方法メニュー805に「セキュアボックス」メニューを表示して、セキュア指定を行うことができるように制御し、セキュアボックス指定がなされると、この後パスワードを入力する画面(不図示)へ遷移するように制御する。
図12は、図2に示したスキャナ101を使用して読み取った画像データをハードディスクに格納するボックス機能を使用する際、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されていない場合にMFP204の操作パネル111上に表示されるボックス指定画面の一例を示す図であり、図11と同一のものには同一の符号を付してある。
図12に示すように、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されていない場合には、CPU706は、ボックス指定方法メニュー805に「セキュアボックス」を指定するメニューを表示しないように制御する。この場合、CPU706は、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されていないことをユーザに通知するメッセージ806を表示する。
以下、図13のフローチャートを参照して、本発明の画像処理装置におけるボックス指定制御について説明する。
図13は、本発明の画像処理装置を適用可能な画像処理システムにおける第3の制御処理手順の一例について説明するフローチャートであり、ボックス指定制御に対応する。このフローチャートの処理は、コア部106のCPU706が、ROM707に格納されるプログラムをRAM708にロードして実行することにより実現される。図中、S301〜S303は各ステップを示す。
まず、MFP204の操作パネル111からボックス機能の利用が指示されると、ステップS301において、CPU706は、セキュア用ハードディスク121が装着されているか否かを判定し、セキュア用ハードディスク121が装着されていると判定した場合には、ステップS302において、CPU706は、「セキュアボックス」を含むメニューを生成し、図11の805に示したようにボックス指定メニューとしてセットし、処理を終了する。
一方、ステップS301で、CPU706が、セキュア用ハードディスク121が装着されていないと判定した場合には、ステップS303において、CPU706は、「セキュアボックス」を含まないメニューを生成し、図12の805に示したようにボックス指定メニューとしてセットし、処理を終了する。
以上の処理により、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されている場合には、セキュアボックスにデータを格納可能となり、一方、MFP204にセキュア用ハードディスク121が装着されていない場合には、セキュアボックスにデータを格納不可能となる。
以上、MFP204,クライアントPC203(203a,203b)を用いて説明したが、MFP205,サーバ202を用いる場合も同様である。
上述した各画面の構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以上説明したように、ハードディスク上のデータのセキュリティ確保のために、セキュアジョブ用のハードディスク(セキュアジョブ用ハードディスク121)を取り外した後にも、通常ジョブ用のハードディスク(非セキュアジョブ用ハードディスク120)を用いて複合機(MFP204)を使用してセキュアでないジョブを実行することができる。
このように、リムーバルハードディスク(セキュアジョブ用ハードディスク121)を使用した装置のセキュリティを確保しながら、複合機(MFP204)の使用制限を緩和することができる(従来では、リムーバルハードディスクを外した状態では複合機を使用することができなかった)。
また、セキュアジョブを実行可能な状態にあるか否かを、クライアントPC203あるいは複合機(MFP204)の操作パネル111から判断することができ、セキュアジョブを実行不可能な状態であるにもかかわらず、セキュアなジョブの実行を指示してしまう等の無駄な操作や、ユーザの操作の上での混乱を抑えることができる。
上記実施形態では、セキュアジョブ用ハードディスク121を用いてセキュアのジョブを実行する形態について説明したが、本発明はハードディスクに使用に限られるものではなく、その他のリムーバル記録媒体を使用する構成であってもよいことはいうまでもない。
また、上記実施形態では、MFPとPCとがネットワークを介して接続される場合について説明したが、MFPとPCとがUSB,セントロニクス,SCSI等のネットワーク以外のインタフェースで接続される構成であってもよい。
なお、上記実施形態内で説明した各変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
以下、図14に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理システムを構成する各装置(MFP204,MFP205,PC202,PC203a,PC203b)で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図14は、本発明に係る画像処理システムを構成する各装置(MFP204,MFP205,PC202,PC203a,PC203b)で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体(記録媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図7,図10,図13に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組み合わせを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の第1実施形態を示す画像処理装置を適用可能な複合機の接続されるネットワーク環境を示した図である。 図1に示したMFPの構成を示すブロック図である。 図2に示したスキャナ部の構成を示す断面図である。 図2に示したIP部(画像処理部)の構成を示すブロック図である。 図2に示したNIC部,PDL部の構成を示すブロック図である。 図2に示したコア部の構成を示すブロック図である。 本発明の画像処理装置を適用可能な画像処理システムにおける第1の制御処理手順の一例について説明するフローチャートである。 図1に示したMFPにセキュア用ハードディスクが装着されている場合にクライアントPCからMFPに対して印刷指示を行うときのクライアントPCの表示部に表示される印刷指示画面の一例を示す図である。 図1に示したMFPにセキュア用ハードディスクが装着されていない場合にクライアントPCからMFPに対して印刷指示を行うときのクライアントPCの表示部に表示される印刷指示画面の一例を示す図である。 本発明の画像処理装置を適用可能な画像処理システムにおける第2の制御処理手順の一例について説明するフローチャートである。 図2に示したスキャナを使用して読み取った画像データをハードディスクに格納するボックス機能を使用する際、MFPにセキュア用ハードディスクが装着されている場合にMFPの操作パネル上に表示されるボックス指定画面の一例を示す図である。 図2に示したスキャナを使用して読み取った画像データをハードディスクに格納するボックス機能を使用する際、MFPにセキュア用ハードディスク121が装着されていない場合にMFPの操作パネル上に表示されるボックス指定画面の一例を示す図ある。 本発明の画像処理装置を適用可能な画像処理システムにおける第3の制御処理手順の一例について説明するフローチャートである。 本発明に係る画像処理システムを構成する各装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体(記録媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
201 ネットワーク
202 サーバ
203a,203b クライアントPC
204 MFP
205 MFP
101 スキャナ部
102 IP部
104 NIC部
105 PDL部
106 コア部
107 PWM部
108 プリンタ部
110 ディスプレイ部
111 操作パネル
120 非セキュアジョブ用ハードディスク
121 セキュアジョブ用ハードディスク
706 CPU
707 ROM
708 RAM

Claims (14)

  1. 画像データあるいは文書データを画像処理するジョブを処理可能な画像処理装置において、
    前記ジョブに対応するデータを格納するための着脱可能な第1の記憶手段と着脱可能か不可能かは任意の第2の記憶手段と、
    入力されたジョブがセキュアなジョブであると判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第2の記憶手段に格納することなく、前記第1の記憶手段に格納し、一方、入力されたジョブがセキュアなジョブでないと判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第2の記憶手段に格納するように、ジョブに対応するデータの格納先を制御する第1の制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の記憶手段,前記第2の記憶手段は、ハードディスクを含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の制御手段は、前記第1の記憶手段が装着されているか否かを判定し、前記第1の記憶手段が装着されていないと判定した場合には、セキュアなジョブを実行しないことを出力ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の制御手段は、前記第1の記憶手段が装着されていないと判定した場合であっても、非セキュアなジョブに対応するデータを前記第2の記憶手段に格納してジョブを実行することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 原稿を読み取って画像データを入力するスキャナ手段と、
    前記スキャナ手段により原稿を読み取り前記第1又は第2の記憶手段に記憶させるボックス機能を指示してセキュア又は非セキュアなボックス格納ジョブの入力を操作する操作手段と、
    前記第1の記憶手段が装着されているか否かを判定し、前記第1の記憶手段が装着されていないと判定した場合には、前記操作手段からのセキュアなボックス機能ジョブの入力を禁止するように前記操作手段を制御する第2の制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記第1の記憶手段が装着されているか否かの情報を前記情報処理装置に通知する通知手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記セキュアなジョブとは、パスワードが付加されているジョブであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 画像データあるいは文書データを画像処理するジョブのうち、セキュアなジョブに対応するデータを格納する着脱可能な第1の記憶手段と、非セキュアなジョブに対応するデータを格納する着脱可能か不可能かは任意の第2の記憶手段とを有する画像処理装置に、セキュア又は非セキュアな画像処理ジョブを送信可能な情報処理装置において、
    前記画像処理装置に前記第1の記憶手段が装着されているか否かの情報を前記画像処理装置より取得する取得手段と、
    前記手段により取得した情報に基づいて、前記画像処理装置に前記第1の記憶手段が装着されていないと判定した場合には、前記セキュアな画像処理ジョブの前記画像処理装置への送信を禁止制御する禁止手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 画像データあるいは文書データを画像処理するジョブを処理可能な画像処理装置と、前記画像処理装置にセキュア又は非セキュアな画像処理ジョブを送信可能な情報処理装置を有する画像処理システムにおいて、
    前記画像処理装置は、
    入力されたジョブがセキュアなジョブであると判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第1の記憶手段に格納し、一方、入力されたジョブがセキュアなジョブでないと判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第2の記憶手段に格納するように、ジョブに対応するデータの格納先を制御する制御手段と、
    前記第1の記憶手段が装着されているか否かの情報を前記情報処理装置に通知する通知手段と、
    を有するものであり、
    前記情報処理装置は、
    前記画像処理装置に前記第1の記憶手段が装着されているか否かの情報を前記画像処理装置より取得する取得手段と、
    前記手段により取得した情報に基づいて、前記画像処理装置に前記第1の記憶手段が装着されていないと判定した場合には、前記セキュアな画像処理ジョブの前記画像処理装置への送信を禁止制御する禁止手段と、
    を有することを特徴とする画像処理システム。
  10. 画像データあるいは文書データを画像処理するジョブに対応するデータを格納するための着脱可能な第1の記憶手段と着脱可能か不可能かは任意の第2の記憶手段とを有する画像処理装置の制御方法において、
    入力されたジョブがセキュアなジョブであるか否かを判断する判断ステップと、
    入力されたジョブがセキュアなジョブであると判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第1の記憶手段に格納し、一方、入力されたジョブがセキュアなジョブでないと判断した場合には、前記ジョブに対応するデータを前記第2の記憶手段に格納するように、ジョブに対応するデータの格納先を制御する格納ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. 画像データあるいは文書データを画像処理するジョブのうち、セキュアなジョブに対応するデータを格納する着脱可能な第1の記憶手段と、非セキュアなジョブに対応するデータを格納する着脱可能か不可能かは任意の第2の記憶手段とを有する画像処理装置に、セキュア又は非セキュアな画像処理ジョブを送信可能な情報処理装置の制御方法において、
    前記画像処理装置に前記第1の記憶手段が装着されているか否かの情報を前記画像処理装置より取得する取得ステップと、
    該取得した情報に基づいて、前記画像処理装置に前記第1の記憶手段が装着されていないと判定した場合には、前記セキュアな画像処理ジョブの前記画像処理装置への送信を禁止制御する禁止ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  12. 請求項11に記載された画像処理装置の制御方法の各ステップを画像処理装置に実行させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載された情報処理装置の制御方法の各ステップを情報処理装置に実行させるためのプログラム。
  14. 請求項12に記載された情報処理装置の制御方法の各ステップを情報処理装置に実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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