JP2007144679A - 用紙処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
冊子をより確実に扁平化する用紙処理装置を提供する。
【解決手段】
用紙処理装置において、複数の用紙を折り畳むことで冊子を作製する冊子作製部4と、冊子作製部4で作製された冊子に仕上げ加工を施すスクエアフォールド装置9とを備え、スクエアフォールド装置9が、冊子の背に隣接する部分を冊子の両面から挟持することで冊子を扁平化するクランピングジョー95と、冊子の背を押すことで背を平坦化するローラ96と、クランピングジョー95に冊子を挟持させるとともにローラ96に冊子の背を平坦化させ、ローラ96に冊子の背の平坦化を完了させた後、クランピングジョー95に冊子を挟持させた状態を、冊子作製部4により次の冊子が作製されるまでの期間に応じた期間保持してから、クランピングジョー95に冊子の挟持を解除させる制御回路26とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、用紙を処理する用紙処理装置に関する。
従来、プリンタや複写機に代表される画像形成システムには、用紙に画像を形成する装置に、画像が形成された用紙を処理する用紙処理装置が付加されたものがある。用紙の処理としては、用紙を折り畳むことで冊子とするものがあるが、単に折り畳まれただけの冊子は背付近に湾曲を有する。そこで、用紙処理装置には、冊子の品質を向上するため、冊子の背を押し潰して平坦化するスクエアフォールド加工を施すものがある(例えば、特許文献1〜6参照。)。
図12は、スクエアフォールド加工の概要を示す図である。
図12のパート(a)からパート(d)には、冊子511がスクエアフォールド加工されていく様子が順に示されている。パート(a)に示すように、冊子511は、用紙が折り畳まれることで作製されているが、用紙は一度折り畳まれただけでは完全に折れ曲がるものではないため、背511a付近が湾曲している。パート(b)に示すように、冊子511は、スクエアフォールド加工のため、背511aを先頭にして搬送されてくると、ストッパ514に冊子511の背511aが突き当たることで位置決めされ、挟持部512によって冊子の両面から挟まれることで扁平化される。冊子511が挟持部512に挟持されると、パート(c)に示すように、ローラ513が冊子の背511aに押し当てられる。ローラ513は、背511aを押しながら背511aに沿って移動し、冊子の背511aを押し潰す。これにより、冊子の背511aが平坦化される。また、冊子を構成する用紙が角を付けて折り曲げられ、冊子511の扁平化も促進される。ローラ513が背511aの押し潰しを終了すると、挟持部512は冊子511の挟持を解除する。挟持の解除がされた冊子511は外部に搬出され、挟持部512は、次の冊子が搬送されてくるのを待つ。パート(d)に示すように、挟持部512が挟持を解除した冊子511の背511aは平坦化される。
特開2001−260564号公報 特開2004−345863号公報 特開2004−168012号公報 特開2004−196524号公報 特開2004−209886号公報 特開2004−210436号公報
しかしながら、上述のスクエアフォールド加工が施された冊子511は、冊子の背が平坦化されているものの、依然として膨らみを有している。すなわち、図12のパート(d)に示すように、冊子511は、挟持部による挟持から解放されると、膨らみが元に戻る。特に、冊子を構成する用紙の枚数が比較的多い場合、冊子の内側の用紙511cは、ローラ513によって折り曲げられる程度も弱く、ローラ513による扁平化が促進されにくい。
本発明は、上記事情に鑑み、冊子をより確実に扁平化する用紙処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の用紙処理装置は、
複数の用紙を折り畳むことで冊子を作製する冊子作製部と、
上記冊子作製部で作製された冊子に仕上げ加工を施す仕上加工部とを備え、
上記仕上加工部が、
上記冊子の少なくともこの冊子の背に隣接する部分をこの冊子の両面から挟持することでこの冊子を扁平化する挟持部と、
上記冊子の背を押すことでこの背を平坦化する形成部と、
上記挟持部に上記冊子を挟持させてこの冊子を扁平化させるとともに上記形成部にこの冊子の背を押させることでこの背を平坦化させ、上記形成部にこの冊子の背の平坦化を完了させた後、この挟持部にこの冊子を挟持させた状態を、上記冊子作製部により作製される次の冊子の仕上げ加工に移るまでの所定期間保持してから、この挟持部に冊子の挟持を解除させる仕上加工制御部とを備えたことを特徴とする。
冊子は、背に隣接する部分が挟持部に挟持されることで扁平化するが、本発明の用紙処理装置によれば、冊子が挟持部により挟持された状態が、形成部により背が平坦化された後も引き続き保持されるため、冊子の膨らみが容易には戻らない。また、冊子が挟持された状態は、次の冊子の仕上げ加工に移るまでの所定期間保持されるので、次の冊子の仕上げ加工に移るまでの期間を無駄なく利用して、冊子をより確実に扁平化することができる。
ここで、上記本発明の用紙処理装置は、上記仕上加工制御部が、上記挟持部に挟持された冊子の次の冊子の上記冊子作製部による作製が終了する作製終了タイミングでこの挟持部に冊子の挟持を解除させるものであることが好ましい。
冊子作製部による作製が終了する作製終了タイミングで、挟持部が挟持を解除させることにより、次の冊子を滞留させずに処理することができる。したがって、冊子の処理のスピードを低下させずに、冊子を確実に扁平化できる。また、複数の用紙を折り畳むことで冊子を作製する冊子作製部では、通常、作製が終了するまでの期間が用紙の枚数に応じて長くなるが、本発明の用紙処理装置によれば、作製終了タイミングまで冊子の挟持が保持されるので、用紙の枚数が多い冊子も確実に扁平化することができる。
また、上記の用紙処理装置において、上記冊子作製部が、この冊子作製部による冊子の作製が1冊終了したことを検知することで、上記仕上加工部に向けて作製終了信号を出力する終了センサを備えたものであり、
上記仕上加工制御部が、上記終了センサから出力された上記作製終了信号を受信したタイミングでこの挟持部に冊子の挟持を解除させるものであってもよい。
また、上記の用紙処理装置が、上記冊子作製部から上記仕上加工部に向けて冊子が搬出されたことを検知することにより、作製終了信号を出力する搬出センサを備えたものであり、
上記仕上加工制御部が、上記搬出センサから出力された上記作製終了信号を受信したタイミングでこの挟持部に冊子の挟持を解除させるものであってもよい。
用紙処理装置、または冊子作製部が備えるセンサからの信号を利用することにより、冊子が挟持される状態の保持を、冊子作製部での実際の作製終了のタイミングに的確に合わせることができる。用紙処理装置によって次の冊子が作製完了するまでの時間を最大限に活用できる。
また、上記の用紙処理装置において、上記仕上加工制御部が、上記冊子を構成する用紙の枚数を表わす用紙枚数情報を得、この用紙枚数情報に基づいて求めた挟持解除タイミングで上記挟持部に冊子の挟持を解除させるものであってもよい。
用紙の枚数を表わす情報に基づいて求められた挟持解除タイミングで冊子の挟持を解除させることにより、構成する用紙の枚数が多い冊子ほど、冊子が挟持される状態をより長く保持して、冊子の扁平化を確実にすることが可能となる。また、例えば、ジョブの最後の冊子が挟持部に挟持されており、次の冊子が冊子作製部に存在しない状況や、用紙切れによる冊子作製の遅れの状況に影響されずに、挟持を解除させるタイミングを維持することができる。
また、上記の用紙処理装置において、上記仕上加工制御部が、上記冊子を構成する用紙の厚さを表わす用紙厚さ情報を得、この用紙厚さ情報に基づいて求めた挟持解除タイミングで上記挟持部に冊子の挟持を解除させるものであってもよい。
冊子作製部が冊子の作製に要する時間は、冊子を構成する個々の用紙が処理される時間にも依存するが、例えば、プリンタや複写機では、厚い用紙への画像形成に比較的長時間を要する。ここで、用紙の厚さに基づく挟持解除タイミングで、挟持部に冊子の挟持を解除させることで、用紙の厚さが厚い冊子についても扁平化を確実にすることが可能となる。
また、上記の用紙処理装置において、上記仕上加工制御部が、上記挟持解除タイミング、および上記挟持部に挟持された冊子に続く次の冊子の上記冊子作製部による作製が終了する作製終了タイミングのうちのいずれか早いタイミングで上記挟持部に冊子の挟持を解除させるものであってもよい。
センサからの信号のタイミングと、用紙の情報に基づいて求められたタイミングとを併用することによって、通常は、実際に冊子の作製が終了するタイミングに合わせて挟持部による保持を解除して、時間を有効に利用し、一方で、ジョブの最後の冊子が挟持部に挟持されており、次の冊子が冊子作製部に存在しない状況や、用紙切れによる冊子作製の遅れの状況では、あらかじめ求められた挟持解除タイミングで保持を解除して冊子を次の段階に滞りなく搬出することが可能となる。
また、上記の用紙処理装置において、上記仕上加工制御部が、上記冊子作製部による冊子の作製が中断した場合に、上記挟持部に、冊子を挟持させた状態を解除させるものであってもよい。
冊子作製部での冊子の作製が中断した場合に冊子の挟持を解除することで、すでに作製されている冊子を装置内で滞留させず搬出することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、冊子をより確実に扁平化する用紙処理装置が実現する。
以下図面を参照して本発明の用紙処理装置の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の用紙処理装置の一実施形態が組み込まれた画像形成システムを示す図である。
画像形成システム1は、用紙に画像を形成する画像形成装置2と、画像形成装置2によって画像が形成された用紙の後処理を行う後処理装置5とを備えている。
画像形成装置2は、電子写真方式により用紙に画像を形成して、後処理装置5に搬送する装置であり、ユーザが操作によって情報を入力する操作パネル21、および各種の用紙を格納する用紙トレイ22,23,24,25を備えている。
後処理装置5は、用紙を折り畳むことにより冊子を作製する冊子作製部4と、冊子の仕上げを行うスクエアフォールド装置9、および冊子を積載するスタッカ10を備えている。
冊子作製部4は、用紙を格納して、冊子の表紙として追加挿入するインサータ6と、用紙を束ね、中綴じして折り畳むことにより冊子にするブックレットフィニッシャ7と、冊子の辺を切り揃えるトリマ8とからなる。
ブックレットフィニッシャ7は、用紙トレイ71、一対の折畳ローラ72、および押出部73を備えている。インサータ6を通じて画像形成装置2から搬送されてきた用紙は用紙トレイ71上で束ねられる。押出部73は、用紙トレイ71上の用紙の中央の位置と、一対の折畳ローラ72の間の位置との間で移動自在に設けられており、押出部73が、束ねられた用紙の中央部分を、一対の折畳ローラ72の間に押し出すと、折畳ローラ72の間に押し出された用紙は2つに折り畳まれて冊子となる。冊子はトリマ8に搬送される。冊子作製部4による冊子の作製は、トリマ8によって冊子の辺が切り揃えられることで終了する。なお、ブックレットフィニッシャ7で作製された冊子は、トリマ8、およびスクエアフォールド装置9の内部を、冊子の背を先頭にした状態で搬送され、スタッカ10の上に搬出される。
図2は、図1に示す画像形成システムのうちの、トリマ、スクエアフォールド装置、およびスタッカを示す図である。
トリマ8は、冊子を搬送する搬送ベルト81,82、および搬出ローラ83と、冊子の位置決めを行うストッパ84と、冊子を切断するカッタ85と、裁断されたくずを収納する裁断くずボックス86と、カッタの位置を検出するカッタセンサ87と、冊子が搬出されたことを検出する搬出センサ88とを備えている。
搬送ベルト81,82は、ブックレットフィニッシャ7で作製された冊子を、ブックレットフィニッシャ7からトリマ8内に搬送する。ストッパ84は、冊子が搬送される経路を塞ぐ位置と、搬送される経路から待避した位置との間で移動自在に設けられており、ストッパ84が冊子が搬送される経路を塞ぐ位置にあるとき、搬送ベルト81,82によって搬送されてきた冊子は、ストッパ84に突き当たることにより停止して位置決めされる。カッタ85は、上下に移動自在に設けられており、冊子がストッパ84によって位置決めされたときに上から下へ移動することで、冊子の小口を裁断する。これにより、冊子の小口が切り揃えられる。裁断されたくずは、裁断くずボックス86に収納される。カッタセンサ87は、カッタ85の、冊子を切断しない上側の位置に取り付けられている。カッタセンサ87は、カッタ85が上から下へ移動して冊子の小口を裁断した後で、下から上へ戻ったことを検知し、この検知した結果を、カッタ戻り信号として制御回路(図3参照)へ向けて出力する。搬出センサ88は、搬出ローラ83の付近に取り付けられている。搬出センサ88は、冊子が搬出ローラ83からスクエアフォールド装置9に搬出されたことを検出し、検出した結果を搬出信号として制御回路(図3参照)へ向けて出力する。
スクエアフォールド装置9は、冊子を搬送する搬送ローラ91,92と、冊子の位置決めをする停止板94と、冊子を挟持するクランピングジョー95と、冊子の背を平坦化するローラ96と、冊子に孔を開けるパンチャ97と、冊子をスタッカ10に搬出する搬出ローラ98と、冊子がスクエアフォールド装置9に搬入されたことを検知する搬入センサ99とを備えている。
停止板94は、冊子が突き当たる面を有する部材であり、冊子が搬送される経路を塞ぐ位置と、搬送される経路から待避した位置との間で移動自在となっている。停止板94が冊子の経路を塞ぐ位置にあるとき、背を先頭にしてトリマ8からスクエアフォールド装置9へ搬送されてくる冊子は、冊子の背が停止板94に突き当たることで位置決めされる。クランピングジョー95は、冊子を両面から挟持する一対の部材を有するものであり、停止板94によって位置決めされた冊子を両面から挟持する。ここで、停止板94は、冊子の経路を塞ぐ位置にあるとき、クランピングジョー95との間に隙間をおいて配置されている。このため、クランピングジョー95は、停止板94によって位置決めされた冊子を挟持するとき、冊子の背の部分をクランピングジョー95から僅かに突出させて挟持する。つまり、クランピングジョー95は、冊子の背に隣接する部分を両面から挟持し、冊子を扁平化する。ローラ96は、クランピングジョー95に挟持された冊子の背に沿って移動自在に取付けられている。ローラ96は、冊子の背を、背が押し潰されるのに十分な力で押しながら移動するため、冊子の背はローラ96によって押し潰され、平坦化される。クランピングジョー95は、ローラ96が冊子の背を押し潰す間、そしてローラ96が冊子の背を押し潰した後も、冊子を挟持する。搬入センサ99は、トリマ8からスクエアフォールド装置9に冊子が搬出されてきたことを検知し、搬送信号を制御回路(図3参照)へ向けて出力する。上述したトリマ8の搬出センサ88と、スクエアフォールド装置9の搬入センサ99は、それぞれ異なる場所に取り付けられており、検出した信号の出力タイミングも僅かずつ異なるが、これらのセンサはいずれも、冊子作製部4からスクエアフォールド装置9に向けて冊子が搬出されたことを検出し、その結果を冊子作製終了信号として出力する能力を有している。本実施形態では、搬出センサ88から出力される搬出信号が、冊子作製終了信号として用いられる。クランピングジョー95は、本発明にいう挟持部の一例に相当する。また、ローラ96は、本発明にいう形成部の一例に相当する。
スタッカ10は、冊子を移送する移送ベルト12と、移送された冊子が積載される積載トレイ13とを備えている。移送ベルト12は、搬出ローラ11から冊子が搬出される度に断続的に移動し、搬出された冊子を一部が重なった状態で移送する。移送された冊子は、積載トレイ13の上に乗り上げて移動が規制される。冊子は、積載トレイ13および移送ベルト12の上に起こされた状態で積載されるので、スタッカ10には、多数の冊子が積載される。
図3は、図1に示す画像形成システムの電気的な構成を示すブロック図である。
画像形成装置2には、画像形成システム1全体の動作を制御する制御回路26が備えられている。制御回路26は、いずれも図示しないが、プログラムに基づいて画像形成システムの全体の動作を制御する中央処理装置(CPU)、プログラムやテーブルが記憶されているROM、CPUに一時的な記憶領域を提供するRAM、および制御回路26の外部とCPUとの信号を中継するインターフェース回路を有している。また、画像形成装置2には、ユーザのパーソナルコンピュータ40が外部接続されている。
制御回路26は、用紙トレイ22〜25、およびインサータ6に格納されているそれぞれのサイズの用紙について、厚さを表わす情報の入力を促すメッセージを操作パネル21に表示させる。また、インサータ6に格納されている用紙について、厚さを表わす情報の入力を促すメッセージを操作パネル21に表示させる。ユーザが操作パネル21を操作して情報を入力すると、入力された情報は、操作パネル21から制御回路26に供給される。これにより、制御回路26は、ユーザから用紙の種類を表わす用紙厚さ情報を得る。また、制御回路26は、画像形成を開始するのに先立って、冊子を構成する用紙のサイズ、用紙の枚数、および綴じの有無を表わす情報の入力を促すメッセージを操作パネル21に表示させる。ユーザが操作パネル21を操作して情報を入力すると、入力された情報は、操作パネル21から制御回路26に供給される。これにより、制御回路26は、ユーザから、冊子を構成する用紙のサイズを表わす用紙サイズ情報、用紙の枚数を表わす用紙枚数情報、および綴じの有無を表わす綴じ有無情報を得る。
画像形成の指示が、操作パネル21、または外部接続されたユーザのパーソナルコンピュータ40から制御回路26に送られると、制御回路26は、画像形成装置2を制御して、用紙に画像形成を行わせる。また、制御回路26は、ブックレットフィニッシャ7、トリマ8、スクエアフォールド装置9、およびスタッカ10の動作を制御する。例えば、制御回路26は、図2に示した、トリマ8に組み込まれている搬送ベルト81,82、搬出ローラ83、ストッパ84、およびカッタ85の動作を制御し、スクエアフォールド装置9に組み込まれている搬送ローラ91,92、停止板94、ローラ96、クランピングジョー95、パンチャ97、および搬出ローラ98の動作を制御する。また、制御回路26は、トリマ8のカッタセンサ87から出力されるカッタ戻り信号、搬出センサ88から出力される搬出信号、およびスクエアフォールド装置9の搬入センサ99から出力される搬送信号を受信する。なお、画像形成装置2、ブックレットフィニッシャ7、およびトリマ8には、上述した以外にも、図示しないセンサが取り付けられており、制御回路26は、これらのセンサからの出力を受信することで、紙詰り等の異常停止により冊子の作製が中断したことを検知している。本実施形態において、制御回路26は、搬出センサ88からの搬出信号を作製終了信号として受信している。
制御回路26は、本発明にいう仕上加工制御部の一例に相当する。また、制御回路26およびスクエアフォールド装置9の組み合わせが本発明にいう仕上加工部の一例に相当する。また、画像形成装置2、およびスクエアフォールド装置9を有する後処理装置5の組合わせによって、本発明にいう用紙処理装置の一例が構成されている。
図4は、画像形成システムでの画像形成・製本処理を示すフローチャートである。
図4に示す画像形成・製本処理は、図3に示す制御回路26が、各部の動作をプログラムに基づいて制御することで実現されている。ここでは、図3を合わせて参照して図4のフローチャートについて説明する。
画像形成・製本処理において、制御回路26はまず、用紙情報取得処理を行う(ステップS11)。制御回路26は、用紙トレイ22〜25、およびインサータ6に格納されているそれぞれサイズの用紙について、厚さを表わす情報の入力を促すメッセージを操作パネル21に表示させる。また、インサータ6に格納されている用紙について、厚さを表わす情報の入力を促すメッセージを操作パネル21に表示させる。オペレータが操作パネル21を操作して厚さを表わす情報を入力すると、入力された情報が、制御回路26に供給される。
次に、制御回路26は、製本条件設定処理を行う(ステップS12)。制御回路26は、操作パネル21にメッセージを表示させる。このメッセージは、ユーザに対し、冊子を構成する用紙の枚数、および使用する用紙サイズについての情報の入力を促すものである。ユーザが操作パネル21を操作して、用紙の枚数、用紙サイズについて情報を入力すると、入力された情報が、制御回路26に供給されるとともに、冊子作製のジョブが指示される。このとき制御回路26は、用紙の枚数を表わす用紙枚数情報をユーザから得る。また、制御回路26は、使用する用紙サイズの情報から、使用する用紙サイズに対応する用紙の厚さを表わす用紙厚さ情報を得る。用紙サイズの情報に応じて、該当する用紙を格納するトレイが選択される。
次に、制御回路26は、スクエアフォールド装置9のクランピングジョー95(図2参照)に冊子の挟持を解除させるタイミングである挟持解除タイミングを設定する(ステップS13)。本実施形態で制御回路26は、後述するように、作製終了信号を受信した作製終了タイミングおよび挟持解除タイミングのうちのいずれか早いタイミングで、クランピングジョー95に挟持を解除させる。これらのタイミングのうちの挟持解除タイミングは、用紙枚数情報および用紙厚さ情報に基づいて求められる。具体的には、ブックレットフィニッシャ7において1冊の冊子を作製する所要時間の予測に応じて求められる。ここで、ブックレットフィニッシャ7で折畳まれて冊子となる用紙は、画像形成装置2で両面に画像が形成されたものである。このため、ブックレットフィニッシャ7において1冊の冊子を作製する所用時間は、実際には、画像形成装置2で1冊の冊子を構成するすべての用紙に画像形成される時間にほぼ等しい。冊子を構成するすべての用紙に画像形成する時間は、1枚の用紙当たりの所要時間と、冊子を構成する用紙の枚数との積である。1枚当たりの所要時間は、通常の厚さの用紙の場合、約1秒であり、例えば、30枚の用紙から構成される冊子を1冊作製するための所用時間は約30秒である。また、電子写真方式によって画像を形成する画像形成装置2では、用紙の厚さが比較的厚い厚手用紙の場合、用紙へのトナーの熱定着に時間がかかる。厚手用紙を用いる場合には、1枚の用紙に画像形成する所要時間が約2秒になり、例えば、30枚の厚手用紙から構成される冊子を1冊作製する所用時間は約60秒となる。
制御回路26は、このステップS13で、用紙厚さ情報が通常の用紙を表す場合には、用紙枚数情報が表す枚数と1秒との積に一定の付加時間を加えた値を挟持解除タイミングとして設定する。また、用紙厚さ情報が厚手用紙を表す場合には、用紙枚数情報が表す枚数と2秒との積に付加時間を加えた値を挟持解除タイミングとして設定する。
次の画像形成製本処理で、制御回路26は、画像形成装置2、ブックレットフィニッシャ7、トリマ8、およびスクエアフォールド装置9の動作を制御して、ユーザに選択された用紙への画像形成、および製本を行わせる(ステップS14)。このステップでは、ジョブの指示に先立って指定された冊数まで、冊子が製本される。この画像形成製本処理の一部として、制御回路26は、1冊の冊子が製本される毎にスクエアフォールド処理を行う。
図5は、スクエアフォールド処理を示すフローチャートであり、図6は、本実施形態におけるスクエアフォールド加工の概要を示す図である。
図5に示すスクエアフォールド処理は、制御回路26(図3参照)が、各部の動作をプログラムに基づいて制御することで実現されている。ここでは、図2および図6を合わせて参照して図5のフローチャートについて説明する。
まずステップS21で、冊子の搬送が行われる。搬送ローラ91は、図6のパート(a)に示す冊子P1をトリマ8から搬送する。図6のパート(b)に示すように、搬送されてきた冊子P1は、冊子が搬送される経路を塞ぐ位置94aに配置された停止板94に突き当てられて、位置決めされる。
次に、冊子P1がクランピングジョー95によって挟持される(ステップS22)。クランピングジョー95は、停止板94により位置決めされた冊子P1を、冊子P1の両面から挟持する。このとき、クランピングジョー95は、冊子の背P1aに隣接する部分を挟持するので、膨らんでいた冊子は扁平化される。また、このステップで、制御回路26は、ステップS13において挟持解除タイミングとして設定した時間の計数を開始する。
次に、ローラ96が移動する(ステップS23)。図6のパート(c)に示すように、停止板94が搬送される経路から待避した位置94bに移動した後、ローラ96は、冊子の背P1aを押しながら、冊子の背P1aに沿って、冊子の背P1aの一端から他端まで移動する。冊子の背P1aは、ローラ96により押し潰されて平坦化される。ローラ96により冊子を構成する用紙は角をつけて折られるので、クランピングジョー95による扁平化が促進される。このようにして冊子は、クランピングジョー95により挟持されて扁平化されるとともに、ローラ96に背P1aが押されて背P1aが平坦化される。
ローラ96の移動が終了した後、制御回路26は、制作終了信号を受信したか否かを判別する(ステップS24)。ここで、制作終了信号を受信したと判別された場合、制御回路26は、挟持された冊子P1に続く次の冊子が、冊子作製部4により作製終了したとして、冊子の挟持解除の処理(ステップS27)を行う。
ステップS24において制作終了信号を受信していないと判別された場合、制御回路26は、挟持解除タイミングが経過したか否かを判別する(ステップS25)。具体的には、ステップ22で開始した時間の計数結果に基づいて、ステップS13で設定した挟持解除タイミングが経過したか否かを判別する。ここで、挟持解除タイミングが経過したと判別された場合、冊子の挟持解除の処理(ステップS27)を行う。
ステップS25において挟持解除タイミングが未経過であると判別された場合、制御回路26は、異常停止があるか否かを判別する(ステップS26)。ここで、制御回路26は、ブックレットフィニッシャ7、およびトリマ8に取り付けられた、図示しない各種センサから出力される信号を判別し、紙詰まり等の異常停止により冊子の作製が途中で中断していないか否かを判別する。ここで、冊子の作製が中断したと判別された場合(ステップS26でYes)、制御回路26は、冊子の挟持解除の処理(ステップS27)を行う。これにより、ブックレットフィニッシャ7には冊子が途中まで束ねられた状態で残るものの、すでに作製されている冊子はスクエアフォールド装置9で滞留せずにスタッカ10に搬出される。
ステップS26において冊子の作製は異常停止していないと判別された場合(ステップS26でNo)、制御回路26は、ステップS24からの処理を繰り返す。これにより、ローラ96が冊子の背の平坦化を完了した後も、クランピングジョー95が冊子を挟持した状態が保持される。
ステップS27で、制御回路26は、クランピングジョー95に冊子の挟持を解除させる。
ステップS28で、制御回路26は、搬送ローラ92に冊子を搬送させてパンチャ97に孔を開けさせた後、搬出ローラ98に冊子を搬出させる。搬出された冊子は、スタッカ10に積載されることとなる。また、制御回路26は、スクエアフォールド処理を始めから繰り返す。これにより、スクエアフォールド装置9の状態は、次の冊子の仕上げ加工に移る。
上述したステップS24、ステップS25、およびステップS27の処理によって、制御回路26は、作製終了信号を受信したタイミングおよび挟持解除タイミングのうちのいずれか早いタイミングで、クランピングジョー95に挟持を解除させ、次の冊子の加工が行えるようにする。ここで、挟持解除タイミングは、冊子を構成する枚数および厚さに基づいて冊子の作製所要時間の予測により求められたものであり、また、作製終了信号を受信するタイミングは、実際に、次の冊子のトリマ8による作製が終了する作製終了タイミングである。ただし、挟持解除タイミングは、冊子の作製所要時間に若干の付加時間が加えられているため、通常は、作製終了信号の受信(ステップS24)により冊子の挟持が解除される。これにより、冊子の挟持を解除するタイミングが、トリマ8での実際の作製終了タイミングに的確に合わせられ、作製終了までの時間を無駄なく最大限に利用して冊子の扁平化が行われる。一方で、ジョブの最後の冊子がクランピングジョー95に挟持されており、次の冊子がトリマ8に存在しない状況や、例えば用紙トレイ切換えによる遅れで冊子の作製時間が異常に長い場合は、挟持解除タイミングで冊子の挟持を解除させて(ステップS25)、冊子をスタッカ10に滞りなく搬出することができる。
ここで、スクエアフォールド装置9が冊子を処理する様子を、トリマ8による処理と合わせて説明する。
図7は、図2に示すトリマおよびスクエアフォールド装置によって、冊子が処理される様子を示す図である。
図7のパート(a)からパート(g)までには、トリマ8およびスクエアフォールド装置9が冊子を処理する状態が、順を追って示されている。トリマ8およびスクエアフォールド装置9では、パート(a)からパート(g)までに示す状態が循環して繰り返されるが、ここでは、パート(g)に示す状態から順に説明する。
パート(g)に示すように、冊子P1は、搬出ローラ83および搬送ローラ91によって、トリマ8からスクエアフォールド装置9に搬送されてくる。このとき停止板94は、冊子の経路を塞ぐ位置に移動しているため、冊子P1は停止板94に突き当たり、位置決めされる。クランピングジョー95は、停止板94によって位置決めされた冊子P1を両面から挟持して扁平化する。停止板94が搬送される経路から待避した位置に移動した後、ローラ96は、冊子P1の背に沿って移動し、冊子の背を押し潰し平坦化する。
パート(a)に示すように、クランピングジョー95は、ローラ96が冊子P1の背を押し潰した後も、冊子P1を挟持した状態を保持して扁平化を続ける。ここで、冊子P1に続く次の冊子P2が、ブックレットフィニッシャ7(図1参照)からトリマ8に搬送されてくる。
パート(b)に示すように、冊子P2は、搬送ベルト81,82によって搬送され、パート(c)に示すように、ストッパ84突き当たり、位置決めされる。パート(d)に示すように、カッタ85が下へ移動し、冊子P2の小口を裁断する。次に、パート(e)に示すように、カッタ85は上へ戻り、ストッパ84は、搬送される経路から待避した位置に戻る。搬送ベルト81および搬出ローラ83が、冊子P2をスクエアフォールド装置9へ向けて搬送する。この状態まで、クランピングジョー95は、冊子P1を挟持した状態を保持し、冊子P1を十分に扁平化する。
パート(f)に示すように、搬出ローラ83が冊子P2の搬送を続けると、搬出センサ88は、冊子P2がトリマ8からスクエアフォールド装置9に搬出されたことを検出し、搬出信号を出力する。ここで、本実施形態において、搬出センサ88からの搬出信号は、作製終了信号として制御回路26(図3参照)に受信され、制御回路26は、この作製終了信号を受信した作製終了タイミングで、クランピングジョー95に冊子P1の挟持を解除させる。つまり、パート(f)に示す作製終了タイミングの状態で、クランピングジョー95による冊子の挟持が解除される。挟持が解除された冊子は、パート(g)及びパート(a)に、今度は符号P0を付して示す。パート(g)に示すように、この冊子P0は搬送ローラ92により搬送され、パンチャ97によって穴が開けられ、さらにパート(a)に示すように搬出ローラ98によってスタッカ10に搬出され、スタッカ10で積載される。スクエアフォールド装置9は、今度は符号P1を付して示す次の冊子の仕上げ加工に移る。
このようにして、本実施形態では、トリマ8に備えられた搬出センサ88が、冊子作製部4での冊子の作製が1冊終了したことを検出して、作製終了信号を出力し、制御回路26は、作製終了信号を受信する作製終了タイミングまで、クランピングジョー95に冊子P1の挟持させた状態を保持する。これにより、冊子P1がクランピングジョー95により挟持された状態が、次の冊子P2の仕上げ加工に移るまでの、パート(g)からパート(f)までに示す期間保持される。冊子P1は、クランピングジョー95に長期間挟持される結果、図6のパート(d)に示すように、挟持が解除された後も膨らみが容易に戻らなくなり、確実に扁平化される。冊子作製部4は複数の用紙を折り畳むことで冊子を作製しているため、1冊の作成に要する期間は、用紙の枚数が多いほど長くなる。本実施形態では、構成する用紙の枚数が多い冊子ほど作製終了タイミングが遅れ、これに応じて冊子の挟持がより長く保持され、冊子が確実に扁平化される。さらに、本実施形態では、搬出センサ88からの信号を利用することにより、冊子の保持が解除されるタイミングを、冊子作製部4での作製終了タイミングに的確に合わせることができる。したがって、冊子P2の作製が完了し、スクエアフォールド装置9が次の冊子の仕上げ加工に移るまでの期間を最大限に利用して冊子を扁平化することができる。なお、冊子作成のジョブにおける最後の冊子がクランピングジョー95に挟持されて、この次の冊子がトリマ8に存在しない場合や、指定された用紙が用紙トレイ23〜25に無くなり、冊子作製部4で、次の冊子の作製が遅延する場合には、搬出センサ88から作製終了信号が出力されない。このときでも、図5のステップS25に示すように、設定された挟持解除タイミングが経過した場合には、冊子P1の挟持が解除されるので、冊子が滞りなくスタッカ10に搬出される。
また、本実施形態によれば、クランピングジョー95による挟持の力を増加させる必要もないので、装置の強度や定格電力の増加による製造コストの増加といった問題もない。
[第1の変形例]
なお、上述の実施形態では、冊子が搬出ローラ83からスクエアフォールド装置9に搬出されたことを検出する搬出センサ88によって出力された搬出信号を作製終了信号としたが、冊子作製部4において冊子の作製が1冊終了したことを表す作製終了信号を出力するセンサは、上述の実施形態とは別の場所に取り付けられたものを用いてもよい。続いて、別の部分に取り付けられたセンサを用いた、第1の変形例について説明する。以下の変形例の説明にあたっては、これまで説明してきた実施形態における各要素と同一の要素には同一の符号を付けて示し、前述の実施形態との相違点について説明する。
第1の変形例においては、図2に示す搬出センサ88の代わりに、カッタセンサ87から出力されたカッタ戻り信号を作製終了信号としている。すなわち、図3に示す制御回路26は、作製終了信号として、カッタセンサ87からの搬出信号を受信しており、図5のステップS24で、制御回路26は、作製終了信号としてのカッタ戻り信号の受信を判別し、カッタ戻り信号を受信したタイミングで、クランピングジョー95に冊子P1の挟持を解除させる。すなわち、カッタセンサ87は、冊子作製部4による冊子の作製が1冊終了したことを検知する終了センサとして機能する。
図8は、第1の変形例において、冊子が処理される様子を示す図である。
図8のパート(a)からパート(g)までには、トリマ8およびスクエアフォールド装置9が、冊子を処理する状態が順を追って示されており、パート(a)からパート(d)に示す状態、およびパート(g)に示す状態は、図7に示すパート(a)からパート(d)に示す状態、およびパート(g)に示す状態と同様である。なお、図8では、搬出センサ88の図示を省略し、逆に図7で省略していたカッタセンサ87を図示している。
図8のパート(g)に示すように、クランピングジョー95が、停止板94によって位置決めされた冊子P1を両面から挟持して扁平化し、ローラ96が、冊子P1の背に沿って移動し、冊子の背を押し潰し平坦化する。パート(a)からパート(d)に示すように、クランピングジョー95は、ローラ96が冊子P1の背を押し潰した後も、冊子P1を挟持した状態を保持する。
パート(e)に示すように、トリマ8においてカッタ85が、冊子P2の小口を裁断した後、上へ戻ると、カッタセンサ87が、カッタ85の戻りを検出し、検出した結果を、カッタ戻り信号として出力する。カッタセンサ87からのカッタ戻り信号は、制御回路26(図3参照)により、作製終了信号として受信されており、制御回路26は、作製終了信号としての搬出信号を受信したタイミングで、クランピングジョー95に冊子P1の挟持を解除させる。つまり、パート(e)に示す状態のタイミングを、トリマ8による次の冊子P2の作製が終了する作製終了タイミングとして、クランピングジョー95による冊子の挟持が解除される。
[第2の変形例]
なお、上述の実施形態およびその第1の変形例では、トリマ8に取り付けられたセンサから出力された信号を作製終了信号とする例を説明したが、作製終了信号を出力するセンサは、トリマ8以外の部分に取り付けられたものを用いてもよい。続いて、スクエアフォールド装置9に取り付けられたセンサを用いた第2の変形例について説明する。以下の第2の変形例の説明にあたっては、これまで説明してきた実施形態における各要素と同一の要素には同一の符号を付けて示し、前述の実施形態との相違点について説明する。
第2の変形例においては、図2に示す搬出センサ88およびカッタセンサ87の代わりに、スクエアフォールド装置9に取り付けられた搬入センサ99から出力された搬送信号を、作製終了信号としている。すなわち、図3に示す制御回路26は、搬入センサ99から制御回路26に向けて出力された搬送信号を作製終了信号として受信しており、図5のステップS24で、制御回路26は、作製終了信号としての搬送信号の受信を判別し、搬送信号を受信したタイミングで、クランピングジョー95に冊子P1の挟持を解除させる。すなわち、搬入センサ99は、冊子作製部4からスクエアフォールド装置9に向けて冊子が搬出されたことを検知する本発明の搬出センサの一例に相当する。
図9は、第1の実施形態の第2の変形例において、冊子が処理される様子を示す図である。
図9のパート(a)からパート(g)までには、トリマ8およびスクエアフォールド装置9が、冊子を処理する状態が順を追って示されており、パート(a)からパート(e)に示す状態、およびパート(g)に示す状態は、図7に示すパート(a)からパート(e)に示す状態、およびパート(g)に示す状態と同様である。なお、図9では、搬出センサ88の図示を省略し、逆に図7で省略していた搬入センサ99を図示している。
図9のパート(g)に示すように、クランピングジョー95が、停止板94によって位置決めされた冊子P1を両面から挟持して扁平化し、ローラ96が、冊子P1の背に沿って移動し、冊子の背を押し潰し平坦化する。パート(a)からパート(e)に示すように、クランピングジョー95は、ローラ96が冊子P1の背を押し潰した後も、冊子P1を挟持した状態を保持して扁平化を続ける。
パート(f)に示すように、搬出ローラ83が冊子P2を搬送すると、搬入センサ99は、冊子P2が冊子作製部4からスクエアフォールド装置9に向けて搬出されたことを検出し、検出した結果を、搬送信号として出力する。ここで、本実施形態において、搬入センサ99からの搬送信号は、制御回路26(図3参照)により、作製終了信号として受信されており、制御回路26は、作製終了信号としての搬送信号を受信したタイミングで、クランピングジョー95に冊子P1の挟持を解除させる。
[第2実施形態]
なお、上述の実施形態およびその変形例では、センサを利用して、トリマ4における冊子の作製が1冊終了したことを検出する例を説明したが、冊子の作製が1冊終了したことを厳密に判別する必要がない場合には、センサを用いなくてもよい。続いて、センサを用いない本発明の第2の実施形態について説明する。以下の実施形態の説明にあたっては、これまで説明してきた実施形態における各要素と同一の要素には同一の符号を付けて示し、前述の実施形態との相違点について説明する。
図10は、本発明の第2の実施形態におけるスクエアフォールド処理を示すフローチャートである。
本実施形態のスクエアフォールド処理では、図5に示したスクエアフォールド処理に対し、図5のステップS24での制作終了信号の受信判別が行われない。本実施形態では、制御回路26は、挟持解除タイミングとして設定した時間が経過したか否かを判別する(ステップS25)。具体的には、クランピングジョー95が冊子を挟持してからの時間の計数を行い、図4に示すステップS13で設定された挟持解除タイミングが経過したか否かを判別する。ここで、挟持解除タイミングであると判別された場合、制御回路26(図3参照)は、冊子の挟持解除の処理(ステップS27)を行う。
ここで、挟持解除タイミングは、ブックレットフィニッシャ7において、1冊の冊子を作製する所用時間として求められるものであり、ステップS13の解除時間設定処理において用紙枚数情報および用紙厚さ情報に基づいて求められている。第2の実施形態では、用紙の枚数を表わす情報および用紙の厚さに基づいて冊子作製部4での作製時間を予測することにより求められた挟持解除タイミングで、クランピングジョー95による冊子の挟持が解除される。したがって、スクエアフォールド装置による冊子の処理は、図7のパート(a)からパート(g)までに示すものと同様に行われる。パート(f)に示す状態では、挟持解除タイミングとなり、制御回路26は、このタイミングでクランピングジョー95に冊子P1の挟持を解除させる。つまり、センサを用いなくとも、冊子が挟持される状態が、次の冊子の仕上げ加工に移るまでの所定時間保持され、また構成する用紙の枚数が多い冊子ほど、冊子が挟持される状態を長く保持して、冊子の扁平化を確実にすることが可能となる。また、印刷ジョブにおける最後の冊子が挟持部に挟持された場合にも、挟持を解除させるタイミングを他の冊子と同様に保つことができる。
[第3実施形態]
上述の実施形態およびその変形例では、用紙枚数情報および用紙厚さ情報に基づいて求められた挟持解除タイミングが経過したか否かを判別し、クランピングジョー95に冊子の挟持を解除させることとしたが、印刷ジョブの最後の冊子を的確なタイミングで搬出する必要が無い場合には、挟持解除タイミングに基づく判別は行わないとすることもできる。続いて、挟持解除タイミングに応じた判別を行わない本発明の第3の実施形態について説明する。以下の実施形態の説明にあたっては、これまで説明してきた実施形態における各要素と同一の要素には同一の符号を付けて示し、前述の実施形態との相違点について説明する。
図11は、本発明の第3の実施形態におけるスクエアフォールド処理を示すフローチャートである。
本実施形態のスクエアフォールド処理では、図5に示したスクエアフォールド処理に対し、ステップS25に示した解除時間の経過判別を行わない。本実施形態では、制御回路26は、制作終了信号を受信したか否かが判別する(ステップS24)。ここで、制作終了信号を受信したと判別された場合、制御回路26は、挟持された冊子P1に続く次の冊子が、搬出ローラ83からスクエアフォールド装置9に搬出されたとして、冊子の挟持解除の処理(ステップS27)を行う。なお、制作終了信号を受信していないと判別された場合、制御回路26は、リミット時間が経過したか否かを判別する(ステップS125)。ここでリミット時間は、冊子が作製されるのに要する最大の時間であり、冊子の用紙枚数にかかわらず一定の値である。したがって、印刷ジョブの最後の冊子がクランピングジョー95に挟持され、トリマ8に次の冊子が無い場合でも、リミット時間が経過することで、冊子が搬出される。
本実施形態では、搬出センサ88からの信号を冊子作製終了信号として利用しているので、冊子の挟持を解除するタイミングを、冊子作製部での実際の作製終了のタイミングに的確に合わせることができる。そして、次の冊子の仕上げ加工に移るまでの期間を無駄なく利用して、冊子を確実に扁平化することができる。
なお、上述の実施形態においては、冊子作製部4が、インサータ6と、ブックレットフィニッシャ7と、トリマ8とからなるとして説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、冊子作製部はトリマを備えないものであってもよい。この場合、ブックレットフィニッシャで用紙の折畳みが終了すると、冊子作製部における冊子の作製終了となり、ブックレットフィニッシャ内のセンサにより、冊子作製終了の検知が行われる。
また、上述の実施形態では、ローラ96が、冊子の背P1aに平行に移動するものとして説明したが、本発明はこれに限るもではない。本発明の形成部は、例えば、幅広のローラを冊子の背に対し斜め方向に移動させ、ローラの移動距離を短縮するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、ローラ96が冊子の背に沿って移動するとして説明したが、本発明はこれに限るものではない。形成部は、冊子の背に沿って背を押し潰していくものであればよく、例えば、ローラの位置は固定し、冊子を移動させることとしてもよい。
また、ローラ96の形状も円柱状に限られない。例えば、形成部は、円錐台の形状や、円錐台が組合わされた形状を有するローラであってもよい。
また、上述の実施形態では、形成部の一例としてローラを説明したが、本発明はこれに限るものではない。本発明の形成部は、冊子の背を押して平坦化するものであればよく、例えば、冊子の背に対向する面を有する部材であって、この面で冊子の背を押すものでもよい。
また、上述の実施形態では、クランピングジョー95が冊子を両表紙の側から挟持するととして説明したが、本発明はこれに限るものではない。本発明の挟持部は、例えば、冊子を挟持する2個のローラでもよい。また、本実施形態では、クランピングジョー95が一対であるとして説明したが、本発明はこれに限るものではなく、冊子は複数対の部材により挟持されてもよい。
また、上述の実施形態では、制御回路26が画像形成装置2に組み込まれているとして説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、制御回路がスクエアフォールド装置に搭載されていてもよい。
また、上述の実施形態では、挟持解除タイミングは、用紙枚数情報および用紙厚さ情報に基づいて求められるとして説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、挟持解除タイミングが、用紙枚数情報または用紙厚さ情報のいづれかに基づいて求められるものであってよい。
本発明の用紙処理装置の一実施形態が組み込まれた画像形成システムを示す図である。 図1に示す画像形成システムのうちの、トリマ、スクエアフォールド装置、およびスタッカを示す図である。 図1に示す画像形成システムの電気的な構成を示すブロック図である。 画像形成システムでの画像形成・製本処理を示すフローチャートである。 スクエアフォールド処理を示すフローチャートである。 スクエアフォールド加工の概要を示す図である。 図2に示すトリマおよびスクエアフォールド装置によって、冊子が処理される様子を示す図である。 第1の実施形態の第1の変形例において、冊子が処理される様子を示す図である。 第1の実施形態の第2の変形例において、冊子が処理される様子を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるスクエアフォールド処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるスクエアフォールド処理を示すフローチャートである。 スクエアフォールド加工の概要を示す図である。
符号の説明
1 画像形成システム
2 画像形成装置
4 冊子作製部
5 後処理装置
6 インサータ
7 ブックレットフィニッシャ
8 トリマ
9 スクエアフォールド装置
10 スタッカ
21 操作パネル
26 制御回路
81,82 搬送ベルト
83 搬出ローラ
85 カッタ
87 カッタセンサ
88 搬出センサ
91,92 搬送ローラ
94 停止板
95 クランピングジョー
96 ローラ
97 パンチャ
98 搬出ローラ
99 搬入センサ
P0,P1,P2 冊子

Claims (8)

  1. 複数の用紙を折り畳むことで冊子を作製する冊子作製部と、
    前記冊子作製部で作製された冊子に仕上げ加工を施す仕上加工部とを備え、
    前記仕上加工部が、
    前記冊子の少なくとも該冊子の背に隣接する部分を該冊子の両面から挟持することで該冊子を扁平化する挟持部と、
    前記冊子の背を押すことで該背を平坦化する形成部と、
    前記挟持部に前記冊子を挟持させて該冊子を扁平化させるとともに前記形成部に該冊子の背を押させることで該背を平坦化させ、前記形成部に該冊子の背の平坦化を完了させた後、該挟持部に該冊子を挟持させた状態を、前記冊子作製部により作製される次の冊子の仕上げ加工に移るまでの所定期間保持してから、該挟持部に冊子の挟持を解除させる仕上加工制御部とを備えたことを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記仕上加工制御部が、前記挟持部に挟持された冊子の次の冊子の前記冊子作製部による作製が終了する作製終了タイミングで該挟持部に冊子の挟持を解除させるものであることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  3. 前記冊子作製部が、該冊子作製部による冊子の作製が1冊終了したことを検知することで、前記仕上加工部に向けて作製終了信号を出力する終了センサを備えたものであり、
    前記仕上加工制御部が、前記終了センサから出力された前記作製終了信号を受信したタイミングで該挟持部に冊子の挟持を解除させるものであることを特徴とする請求項2記載の用紙処理装置。
  4. この用紙処理装置が、前記冊子作製部から前記仕上加工部に向けて冊子が搬出されたことを検知することにより、作製終了信号を出力する搬出センサを備えたものであり、
    前記仕上加工制御部が、前記搬出センサから出力された前記作製終了信号を受信したタイミングで該挟持部に冊子の挟持を解除させるものであることを特徴とする請求項2記載の用紙処理装置。
  5. 前記仕上加工制御部が、前記冊子を構成する用紙の枚数を表わす用紙枚数情報を得、該用紙枚数情報に基づいて求めた挟持解除タイミングで前記挟持部に冊子の挟持を解除させるものであることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  6. 前記仕上加工制御部が、前記冊子を構成する用紙の厚さを表わす用紙厚さ情報を得、該用紙厚さ情報に基づいて求めた挟持解除タイミングで前記挟持部に冊子の挟持を解除させるものであることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  7. 前記仕上加工制御部が、前記挟持解除タイミング、および前記挟持部に挟持された冊子に続く次の冊子の前記冊子作製部による作製が終了する作製終了タイミングのうちのいずれか早いタイミングで前記挟持部に冊子の挟持を解除させるものであることを特徴とする請求項5又は6記載の用紙処理装置。
  8. 前記仕上加工制御部が、前記冊子作製部による冊子の作製が中断した場合に、前記挟持部に、冊子を挟持させた状態の保持を解除させるものであることを特徴とする請求項7記載の用紙処理装置。
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