JP2007142238A - 基板保持装置、露光装置及びデバイスの製造方法 - Google Patents

基板保持装置、露光装置及びデバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構造により、直接、温調可能な基板保持装置、それを備えた露光装置及びデバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】基板Wを保持する板状部材1を有する基板保持装置WHであって、板状部材1の少なくとも一部に温度調整のための流体Aが流通する流体流通層10を備える。流体流通層10は、多孔体からなる。流体Aは、板状部材1が配置された空間90に供給された温調気体である。
【選択図】図4

Description

本発明は、基板を保持する基板保持装置、処理基板を露光する露光装置及びデバイス製造方法に関するものである。
半導体素子等を製造するリソグラフィ工程では、ステップ・アンド・リピート方式の縮小投影露光装置(いわゆるステッパ)や、ステップ・アンド・スキャン方式の走査型投影露光装置(いわゆるスキャニングステッパ)などの逐次移動型の投影露光装置が主流となっている。このような露光装置においては、半導体メモリの大容量化やCPUプロセッサの高速化・大集積化の進展とともに感光基板上に形成されるパターンの微細化の要求が高まっており、高い露光精度が要求されている。
そして、感光基板の温度変化に伴う変形が露光精度に大きく影響することが判明しており、このため、感光基板を所定温度に温調した後に基板ホルダ上に載置して露光を行うことによって露光不良を抑える技術が提案されている。
特開平10−55945号公報
上述した技術では、ホルダ板上に載置された基板を温調するために、ホルダ板を温調装置により温調することで、基板を間接的に温調するようにしている。このため、温度交換の効率は必ずしも高くないという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、簡単な構造により、直接、温調可能な基板保持装置、それを備えた露光装置及びデバイスの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る基板保持装置、露光装置及びデバイスの製造方法では、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
上記課題を解決するために、一実施例を示す図面に対応づけて説明すると、第1の発明は、基板(W)を保持する板状部材(1)を有する基板保持装置(WH)であって、板状部材の少なくとも一部に温度調整のための流体(A)が流通する流体流通層(10)を備えるようにした。
この発明によれば、基板を保持する板状部材の内部を温調流体が流通するので、基板が加熱・冷却された場合であっても、板状部材を介して、基板を温調することができる。
また、流体流通層(10)は、多孔体からなるものでは、温調液体との接触面積が大きいので、温調流体との間での熱伝達効率が高くなる。したがって、効率よく基板の温調を行うことができる。
また、流体流通層(10)は、基板(W)を保持する複数の支持ピン(8)を有するウエハ保持層(6)と、ウエハ保持層の基板保持面(2)に略平行かつ背向する面(3)を有する基礎層(12)と、の間に配置されるものでは、基板を変形させることなく平坦に保持する機能を持ちつつ、内部に温調流体を流通させることができる。
また、流体流通層(10)、ウエハ保持層(6)、基礎層(12)の少なくとも一つは、炭化珪素セラミックスからなるものでは、熱伝導性が高く、線膨張係数が低いので、基板を変形させることなく、基板を良好に温調することができる。また、加工性が良好であるため、基板支持面等を高い平坦度で形成することができる。
また、温調流体(A)は、板状部材(1)が配置された空間(90)に供給された温調気体であるものでは、板状部材の周囲に存在する温調気体を用いるので、装置コスト、ランニングコストを抑えることができる。
また、温調流体(A)は、板状部材(1)の周囲に配置された部材(WSTD)を温調するための温調液体であるものでは、板状部材の周囲に存在する温調液体を用いるので、装置コスト、ランニングコストを抑えることができるとともに、高い温調効率を実現することができる。
また、本発明では、基板(W)を保持する板状部材(1)を有する基板保持装置(WH)であって、板状部材に設けられ、温度調整のための流体(A)が流通するように設けられた多孔体(10)を含むようにした。
この発明によれば、基板を保持する板状部材の内部を温調流体が流通するので、基板が加熱・冷却された場合であっても、板状部材を介して、基板を温調することができる。
また、基板(W)を吸着保持するための流体用経路(9)が、多孔体(10)を流通する流体(A)とは分離して設けられているものでは、板状部材を介した基板の温調に影響を与えることなく、基板を板状部材上に良好に吸着保持することができる。
第2の発明は、基板(W)を保持する基板保持部(WH)と、基板保持部を載置すると共に移動可能な基板ステージ(WST)とを備え、マスク(R)に形成されたパターン(PA)を基板に露光する露光装置EX()において、基板保持部として、第1の発明の基板保持装置(WH)を用いるようにした。
この発明によれば、基板が効率よく温調されているので、微細なパターンを正確に露光することができる。
第3の発明は、リソグラフィ工程を含むデバイスの製造方法において、リソグラフィ工程において第2の発明の露光装置(EX)を用いるようにした。
この発明によれば、微細なパターンを有する高性能かつ低コストのデバイスを得ることができる。
なお、本説明をわかりやすく説明するために、一実施例を示す図面に対応づけて説明したが、本発明が実施例に限定されるものではないことは言うまでもない。
本発明によれば以下の効果を得ることができる。
基板を保持する板状部材の内部を温調流体が流通するので、基板が加熱・冷却された場合であっても、板状部材を介して、基板を温調することができる。特に、温調流体が流通する多孔体は、温調液体との接触面積が大きいので、温調流体との間での熱伝達効率が高くなると共に、基板に直接接触する板状部材に設けられているので、効率よく基板の温調を行うことができる。そして、多孔体を設けるだけなので、構造が簡単であり、装置コストを抑えることができる。また、周辺に存在する温調流体を板状部材の内部に流通させるだけなので、低ランニングコストを実現することができる。
以下、本発明の基板保持装置、露光装置及びデバイスの製造方法の実施形態について図を参照して説明する。
図1は、本実施形態の露光装置EXの概略構成を示す図である。
露光装置EXは、レチクルRとウエハWとを一次元方向に同期移動しつつ、レチクルRに形成されたパターンPAを投影光学系PLを介してウエハW上の各ショット領域に転写するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置、すなわち、いわゆるスキャニング・ステッパである。
そして、露光装置EXは、露光光ELによりレチクルRを照明する照明光学系IL、レチクルRを保持して移動可能なレチクルステージRST、レチクルRから射出される露光光ELをウエハW上に投射する投影光学系PL、ウエハWをウエハホルダWHを介して支持する保持しつつ移動可能なウエハステージWSTと、露光装置EXを統括的に制御する制御装置CONT等を備える。
更に、露光装置EXは、チャンバ90内に収容されており、このチャンバ90内には、略一定温度に温調された空気Aが供給され、また満たされている。
なお、以下の説明において、投影光学系PLの光軸AXと一致する方向をZ軸方向、Z軸方向に垂直な平面内でレチクルRとウエハWとの同期移動方向(走査方向)をX軸方向、Z軸方向及びY軸方向に垂直な方向(非走査方向)をY軸方向とする。また、X軸、Y軸及びZ軸まわりの回転(傾斜)方向をそれぞれ、θX、θY及びθZ方向とする。
照明光学系ILは、レチクルステージRSTに支持されているレチクルRを露光光ELで照明するものであり、露光光ELを射出する露光用光源、露光用光源から射出された露光光ELの照度を均一化するオプティカルインテグレータ、オプティカルインテグレータからの露光光ELを集光するコンデンサレンズ、リレーレンズ系、露光光ELによるレチクルR上の照明領域をスリット状に設定する可変視野絞り等(いずれも不図示)を有している。そして、レチクルR上の所定の照明領域は、照明光学系ILにより均一な照度分布の露光光ELで照明される。
照明光学系ILから射出される露光光ELとしては、例えば水銀ランプから射出される紫外域の輝線(g線、h線、i線)及びKrFエキシマレーザ光(波長248nm)等の遠紫外光(DUV光)や、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)及びFレーザ光(波長157nm)等の真空紫外光(VUV光)などが用いられる。
レチクルステージRSTは、レチクルRを保持して移動可能であって、例えばレチクルRを真空吸着(又は静電吸着)により固定している。レチクルステージRSTは、投影光学系PLの光軸AXに垂直な平面内、すなわち、XY平面内で2次元移動可能及びθZ方向に微小回転可能である。
レチクルステージRSTは、リニアモータ等のレチクルステージ駆動部RSTDにより駆動される。そして、レチクルステージ駆動部RSTDは、制御装置CONTにより制御される。
レチクルステージRST上には、移動鏡51が設けられている。また、移動鏡51に対向する位置には、レーザ干渉計52が設けられている。これにより、レチクルステージRST上のレチクルRの2次元方向(XY方向)の位置及びθZ方向の回転角(場合によってはθX、θY方向の回転角も含む)は、レーザ干渉計52によりリアルタイムで計測される。
そして、レーザ干渉計52の計測結果は、制御装置CONTに出力される。制御装置CONTは、レーザ干渉計52の計測結果に基づいてレチクルステージ駆動部RSTDを駆動することでレチクルステージRSTに支持されているレチクルRの位置を制御する。
投影光学系PLは、レチクルRのパターンを所定の投影倍率βでウエハWに投影露光するものである。投影光学系PLは、ウエハW側の先端部に設けられた光学素子を含む複数の光学素子で構成されており、これら光学素子は鏡筒PKで支持されている。投影光学系PLは、投影倍率βが、例えば1/4、1/5、あるいは1/8の縮小系である。
なお、投影光学系PLは等倍系及び拡大系のいずれでもよい。また、投影光学系PLの先端部の光学素子は鏡筒PKに対して着脱(交換)可能に設けられる。
ウエハステージWSTは、ウエハWを支持するものであって、ウエハWをウエハホルダWHを介して保持しつつ、Z軸方向、θX方向及びθY方向の3自由度方向に微小駆動するZステージ61、Zステージ61を支持しつつ、Y軸方向に連続移動及びX軸方向にステップ移動するXYステージ62、XYステージ62をXY平面内で移動可能に支持するウエハ定盤63等を備えている。
ウエハステージWSTは、リニアモータ等のウエハステージ駆動部WSTDにより駆動される。ウエハステージ駆動部WSTDは、制御装置CONTにより制御される。
そして、Zステージ61を駆動することにより、Zステージ61上のウエハホルダWHに保持されているウエハWのZ軸方向における位置(フォーカス位置)等が制御される。また、XYステージ62を駆動することにより、ウエハWのXY方向における位置(投影光学系PLの像面と実質的に平行な方向の位置)が制御される。
なお、ウエハホルダWHの詳細な構成については、後述する。
ウエハステージWST(Zステージ61)上には、移動鏡53が設けられている。また、移動鏡53に対向する位置には、レーザ干渉計54が設けられている。これにより、ウエハステージWST上のウエハWの2次元方向の位置及び回転角はレーザ干渉計54によりリアルタイムで計測され、計測結果は制御装置CONTに出力される。
そして、制御装置CONTは、レーザ干渉計54の計測結果に基づいてウエハステージ駆動部WSTDを介してウエハステージWSTを駆動することで、ウエハステージWSTに支持されているウエハWのX軸、Y軸方向及びθZ方向の位置決めを行う。
また、露光装置EXは、投影光学系PLの像面に対するウエハW表面の位置(フォーカス位置)を検出するフォーカス検出系56を備えている。フォーカス検出系56は、ウエハW表面に対して斜め方向より検出光を投射する投光部56Aと、ウエハW表面で反射した前記検出光の反射光を受光する受光部56Bとを備えている。
受光部56Bの受光結果は制御装置CONTに出力される。そして、制御装置CONTは、フォーカス検出系56の検出結果に基づいてウエハステージ駆動部WSTDを介してウエハステージWST(Zステージ61)を駆動することで、ウエハW表面の位置を投影光学系PLの焦点深度内に収める。すなわち、Zステージ61は、ウエハWのフォーカス位置及び傾斜角を制御してウエハWの表面をオートフォーカス方式及びオートレベリング方式で投影光学系PLの像面に合わせ込む。
次に、ウエハホルダWHの詳細な構成について説明する。
図2はウエハホルダWHのホルダ板1の側断面図、図3はホルダ板1を上方から見た平面図である。
ウエハホルダWHは、所定形状を有するホルダ板1と給排気装置20等とを備えている。ホルダ板1はウエハWに応じた形状を有しており、例えば、平面視略円形状に形成されている。
ホルダ板1の上面2には、外周部近傍に所定幅を有する環状(無端状)に形成された凸状のシール部7と、シール部7の内側領域に所定間隔で複数に設けられた突起状のピン部8とが設けられる。そして、シール部7と複数のピン部8により、ウエハWの下面を複数箇所で支持するようになっている。
ホルダ板1の下面3は、平坦に形成されており、給排気装置20により、Zステージ61上に装着される領域である。Zステージ61上も平坦に形成されるので、ウエハホルダWHをZステージ61上に装着しても、上面2が殆ど変形しないので、ホルダ板1に保持されるウエハWの変形も抑えられる。
なお、ホルダ板1は、セラミック、例えば炭化珪素セラミックス(SiC:シリコンカーバイド)により形成される。炭化珪素セラミックスは、熱伝導性が高く、線膨張係数が低いので、熱変形することなく、温度を伝えることができる。また、加工性が良好であるため、上面2及び下面3を高い平坦度に形成することができる。
ホルダ板1の上面2に設けられた複数のピン部8の上端面及びシール部7の上端面は、それぞれ平坦かつ同一平面上に位置するように形成される。つまり、複数のピン部8とシール部7とにより、ウエハWを保持する保持面(上面2)が形成されている。このようにして、ウエハWは、ピン部8及びシール部7の上端に、殆ど変形することなく保持可能となっている。
なお、シール部7は、この上に載置されるウエハWの外径より僅かに小さい外径を有するように形成される。
図3に示すように、ホルダ板1には、ウエハWを保持して昇降可能なリフトピン40及びこのリフトピン40が配置されるリフトピン用穴41が形成されている。リフトピン40及びこれに対応するリフトピン用穴41は上面2の中央部近傍において、正三角形の頂点に対応する位置にそれぞれ設けられている。なお、リフトピン用穴41の周囲にも、環状(無端状)に形成され、ピン部8とほぼ同じ高さを有するシール部が設けられている。
3本のリフトピン40は上下方向(Z軸方向)に同時に同一量だけ昇降自在となっている。ウエハホルダWHに対するウエハWのロード及びアンロード時において、リフトピン40が不図示の駆動機構により昇降することで、ウエハWを下方から支持したり、ウエハWを支持した状態で上下動したりすることができるようになっている。
更に、ホルダ板1の上面2における複数の所定位置には、ウエハWを真空吸着保持するための吸引孔9が形成されている。例えば、図3に示すように、吸引孔9は上面2の中心部から放射方向に、全部で12箇所に形成されている。吸引孔9は、ホルダ板1を上下方向に貫く孔であり、ホルダ板1が載置されるZステージ61に形成された第二流路32(図4参照)に一対一に対応する。
これにより、吸引孔9から第二流路32を介して接続された給排気装置20が吸引動作(排気動作)を実行することにより、吸引孔9より空気Aが吸引されるようになっている。つまり、ピン部8及びシール部7にウエハWを載置した状態で、給排気装置20の吸引動作を実行させることにより、ウエハW及びシール部7で囲まれた空間が負圧になり、これによりウエハWはホルダ板1の上面2に対して吸着されるようになっている。
また、ホルダ板1は、図2に示すように、複数の層が積層されて形成されている。具体的には、上面2を構成するウエハ保持層6、多孔体から形成される多孔体層10、下面3を構成する基礎層12から形成されている。
ウエハ保持層6及び基礎層12は、炭化珪素セラミックスのからなる中実の板状部材である。
これに対して、多孔体層10は、略均一な孔径の孔が多数形成された炭化珪素セラミックスからなる板状部材である。具体的には、多孔体層10は、孔径が10μm〜100μm程度の空孔を多数有し、この孔を介して空気等の気体や水等の液体が、振動等を発生させることなく、円滑に流通可能となっている。例えば、毎分1〜100リットル程度の空気Aを流通させることができる。
なお、ホルダ板1は、多孔体(多孔体層10)を2枚の板部材(ウエハ保持層6、基礎層12)で挟んだ状態で、ガラス溶着により良好に接合される。その後、2枚の板部材を精密加工することで、上面2及び下面3が形成される。ウエハ保持層6、多孔体層10、基礎層12のそれぞれの厚みは、例えば、2mm、1mm、2mm程度に形成される。
基礎層12の略中央には、吸引孔13が設けられており、吸引孔13の底面には、多孔体層10が露出するようになっている。吸引孔13は、ホルダ板1が載置されるZステージ61に形成された第三流路33(図4参照)に一対一に対応する。
したがって、吸引孔13から第三流路33を介して接続された吸気装置24が吸引動作(排気動作)を実行することにより、吸引孔13より空気Aが吸引されるようになっている。これにより、ホルダ板1の側面から、ホルダ板1の周辺の空気Aが多孔体層10内に流入し、多孔体層10内を流れて、吸引孔13から排気されるようになっている。
なお、多孔体層10において、上述した吸引孔9やリフトピン用穴41の周辺には、樹脂11等が塗布されており、多孔体層10内を流れる空気Aが吸引孔9やリフトピン用穴41に漏れないようになっている。或いは、吸引孔9やリフトピン用穴41に対応する部分に固体の炭化珪素セラミックスの円柱体が配置し、この円柱体に吸引孔9やリフトピン用穴41を形成することで、多孔体層10内を流れる空気Aが吸引孔9やリフトピン用穴41に漏れないようにしてもよい。
図4は、ウエハホルダWHの断面図であって、Zステージ61上にホルダ板1を保持した際の図である。
Zステージ61の上面には、ホルダ板1の下面3を真空吸着保持する保持部30が設けられている。保持部30には、Zステージ61内部に形成された第一流路31が連通している。
保持部30には、突起部である複数のピン部34が設けられており、保持部30の周縁部には環状のシール部35が設けられている。ピン部34の上端面及びシール部35の上端面は平坦面であって略同一平面上に位置しており、これら上端面でホルダ板1の下面3を支持する。
そして、給排気装置22の給気動作(排気動作)を実行することにより、ホルダ板1の下面3とシール部35とで形成される空間の気体が、第一流路31を介して吸引されるようになっている。一方、給排気装置22の給気動作(気体の吹き出し)により、保持部30とホルダ板1との吸着保持が解除されるようになっている。すなわち、ホルダ板1は、Zステージ61に対して脱着可能であり、ウエハWへの汚染を防止のために、複数のホルダ板1を交換して用いられる。
なお、保持部30からホルダ板1に対して、熱が伝わらないように、保持部30を断熱材料で形成したり、保持部30とZステージ本体との間に断熱材を介在させたりすることが好ましい。これにより、Zステージ61側の影響により、ホルダ板1に温度変化が発生することを抑制することができる。
また、Zステージ61の内部には、保持部30に保持されたホルダ板1の吸引孔9に対向する第二流路32が設けられており、給排気装置20が給気動作(排気動作)を行い、第二流路32を介して吸引孔9よりホルダ板1の上面2側の気体を吸引することで、ホルダ板1上にウエハWが吸着保持される。一方、給排気装置20の給気動作(気体の吹き出し)により、ホルダ板1とウエハWとの吸着保持が解除されるようになっている。
更に、Zステージ61の内部には、ホルダ板1の吸引孔13に対向する第三流路33が設けられている。第三流路33は、吸気装置24に接続されており、吸気装置24が吸引動作を行うことにより、ホルダ板1の周辺の空気Aがホルダ板1の側面からホルダ板1内(多孔体層10)に流入し、ホルダ板1の略中央からホルダ板1の外部に排気されるようになっている。吸気装置24としては、例えば、真空ポンプ等を使用することができる。
次に、露光装置EXにおけるウエハホルダWHに対するウエハWのロード及びアンロードの動作について説明する。
まず、ウエハWのロード時においては、給排気装置20による給気動作及び排気動作は停止されている。なお、給排気装置22による給気動作は実行されており、ホルダ板1はZステージ61の保持部30に吸着保持されている。
そして、不図示のウエハローダにより、ウエハWがウエハホルダWH(ホルダ板1)上に搬送されると、制御装置CONTの指令によって、ウエハホルダWHに設けられているリフトピン40が上昇する。リフトピン40が所定位置まで上昇すると、ウエハWがウエハローダからリフトピン40に引き渡され、ウエハローダがウエハホルダWHの上方から退避する。その後、リフトピン40が下降することにより、ウエハホルダWH上にウエハWが載置される。
ホルダ板1上にウエハWが載置されると、給排気装置20が吸引動作(排気動作)を行い、これにより、ホルダ板1のシール部7及び上面2とウエハWとで囲まれた空間の気体が吸引(排気)される。こうして、ウエハWがウエハホルダWH(ホルダ板1)に対して吸着保持されて、ウエハWのロード作業が終了する。
次に、露光処理に先立って、吸気装置24を駆動して空気Aを吸引することで、多孔体層10内に空気Aを流通させる。
多孔体層10その表面積が、同一寸法の板状部材に比べて、約100〜1000倍程度大きいので、空気Aに触れて熱交換が行われやすくなっている。そして、多孔体層10内を流通する空気Aは、露光装置EXを収容するチャンバ90内に供給された温調空気であるため、例えば25±0.05℃程度に高精度に温調されている。このため、多孔体層10内に空気Aを流通させることにより、ホルダ板1の温度がチャンバ90内の空気Aと同一温度になる。
そして、露光処理が開始されると、ホルダ板1上のウエハWが露光光ELによって加熱され、その熱が伝達されてホルダ板1も温度が上昇する。しかし、多孔体層10に温調された空気Aを流通しているので、ホルダ板1と空気Aの間で熱交換が行われ、ホルダ板1は冷却されて、常にチャンバ90内の空気Aと略同一の温度になる。したがって、ウエハWの温度も、チャンバ90内の空気Aと略一定に温調されたものとなる。
このようにして、温調されたウエハWに対する露光処理が行われる。そして、露光処理が終了した後には、まず、吸気装置24の吸引動作を停止する。更に、ウエハWをウエハホルダWHからアンロードするために、制御装置CONTの指令により、給排気装置20の吸引動作を停止する。
次いで、給排気装置20の排気動作を開始して、ウエハWとホルダ板1との間の空間に対して気体を供給する。これにより、ウエハWとホルダ板1との間の負圧状態が解除される。そして、リフトピン40を所定位置まで上昇させると、ピン部8及びシール部7で支持されているウエハWがリフトピン40に引き渡される。
更に、不図示のウエハアンローダがウエハWの下側に入り込むとともに、リフトピン40を下降させることで、リフトピン40からウエハアンローダにウエハWが引き渡される。そして、ウエハアンローダがウエハホルダWHから退避することにより、ウエハWのアンロード作業が終了する。
このような作業を繰り返し行うことで、複数毎のウエハWの露光処理が行われる。
なお、ホルダ板1を交換する際には、給排気装置22の吸引動作を停止し、更に、排気動作を行うことで、保持部30とホルダ板1との間の負圧状態が解除される。これにより、ホルダ板1の交換が可能となる。
以上、説明したように、本発明によれば、ウエハWを保持するホルダ板1の内部(多孔体層10)を温調された空気Aが流通するので、ウエハWが加熱された場合であっても、ホルダ板1を介して、ウエハWを温調することができる。特に、温調された空気Aが流通する多孔体層10は、温調された空気Aとの接触面積が大きいので、温調された空気Aとの間での熱伝達効率が高く、しかも、ウエハWに直接接触するホルダ板1に設けられているので、効率よくウエハWの温調を行うことができる。
そして、ホルダ板1の多孔体層10を設けるだけなので、構造が簡単であり、装置コストを抑えることができる。また、ホルダ板1の周辺(チャンバ90内)の空気Aを吸引するだけで、ホルダ板1が温調できるので、低ランニングコストを実現することができる。
なお、ウエハステージWST(ウエハW)の移動に伴って、多孔体層10の周囲の空気(気体)Aの温度や湿度等の状態が変わるような場合、吸気装置24による空気Aの吸気状態を適宜変更するようにしてもよい。例えば、所望の温度よりも高い空気が存在する領域に多孔体層10が位置するような場合、吸気装置24が吸気動作を停止したり、吸気の度合い(レート)を低くしたりするような制御を行うように設定してもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上述した実施の形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲においてプロセス条件や設計要求等に基づき種々変更可能である。本発明は、例えば以下のような変更をも含むものとする。
上述した実施形態では、ホルダ板1の多孔体層10を流通させる温調流体として、チャンバ90内の温調された空気Aを用いたが、これに限らない。
例えば、ホルダ板1が載置されるZステージ61を駆動するウエハステージ駆動部WSTDは冷媒(温調液体)により冷却されているが、この冷媒の一部をホルダ板1の多孔体層10に流通させるようにしてもよい。この場合には、例えば、多孔体層10の側面に冷媒取入口を設け、その以外の部分は樹脂等で封止することで、冷媒をZステージ61上に漏出させないようにしてもよい。
また、多孔体層10の周辺に温調された気体を吹き出すような装置を設け、この装置から吹き出された気体を周囲の空気Aと共に吸気装置24で吸引するようにしてもよいし、多孔体層10に、直接、温調された気体を流した吸気装置24で吸引するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ウエハWを真空吸着保持するための吸引孔9が、ホルダ板1を上下方向に貫くように形成される場合について説明したが、ウエハ保持層6の上面2からウエハ保持層6の側面に貫通するような孔としてもよい。この場合には、第二流路32がホルダ板1の側面に接触させるように構成する。
また、上述した実施形態では、ウエハ保持層6と基礎層12との間に一つの多孔体層10を設ける場合について説明したが、ウエハ保持層6と基礎層12との間に複数の多孔体層10を設けてもよい。例えば、ウエハ保持層6、第一多孔体層、板状部材の中間層、第二多孔体層、基礎層12のように構成してもよい。この場合、第一多孔体層は、主にウエハ保持層6側からの熱を吸熱し、第二多孔体層は主に基礎層12側からの熱を遮断(断熱)するようになる。なお、第一多孔体層と第二多孔体層とには、同一の流体を流通させてもよいし、異なる流体を流通させてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の基板保持装置が、ウエハWを保持するウエハホルダWHに適用された例について説明したが、例えば反射型レチクルではその裏面側をレチクルホルダ(マスクホルダ)で保持するので、このようなレチクルホルダに対して本発明を適用することもできる。
上記実施形態の露光装置EXとしては、レチクルRとウエハWとを同期移動してレチクルRのパターンを露光する走査型の露光装置にも適用することができるし、レチクルRとウエハWとを静止した状態でレチクルRのパターンを露光し、ウエハWを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート型の露光装置にも適用することができる。
また、露光装置EXとしては、投影光学系PLとウエハWとの間に液体を配置しつつ、この液体を解してウエハWの露光を行う液浸型露光装置であってもよい。
露光装置EXの用途としては、半導体製造用の露光装置や、角型のガラスプレートに液晶表示素子パターンを露光する液晶用の露光装置に限定されることなく、薄膜磁気ヘッドを製造するための露光装置にも広く適当できる。
本実施形態の露光装置EXは、本願特許請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。
各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。
なお、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
そして、半導体デバイスは、図5に示すように、デバイスの機能・性能設計を行うステップ201、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するステップ202、デバイスの基材である基板(ウエハ、ガラスプレート)を製造するステップ203、前述した実施形態の露光装置によりレチクルRのパターンをウエハWに露光する基板処理ステップ204、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含む)205、検査ステップ206等を経て製造される。
本実施形態の露光装置EXの概略構成を示す図である。 ウエハホルダWHのホルダ板1の側断面図である。 ホルダ板1を上方から見た平面図である。 Zステージ61上にホルダ板1を保持した際のウエハホルダWHの断面図である。 マイクロデバイスの製造工程の一例を示すフローチャート図である。
符号の説明
1…ホルダ板(板状部材)
2…上面(基板保持面)
3…下面(背向する面)
6…ウエハ保持層
8…ピン部(支持ピン)
9…吸引孔(流体用経路)
10…多孔体層(流体流通層)
12…基礎層
90…チャンバ(空間)
A…空気(流体、温調気体)
EX…露光装置
R…レチクル(マスク)
PA…パターン
W…ウエハ(基板)
WH…ウエハホルダ(基板保持装置)
WST…ウエハステージ(基板ステージ)
WSTD…ウエハステージ駆動装置(部材)


Claims (10)

  1. 基板を保持する板状部材を有する基板保持装置であって、
    前記板状部材の少なくとも一部に温度調整のための流体が流通する流体流通層を備えることを特徴とする基板保持装置。
  2. 前記流体流通層は、多孔体からなることを特徴とする請求項1に記載の基板保持装置。
  3. 前記流体流通層は、
    前記基板を保持する複数の支持ピンを有するウエハ保持層と、
    前記ウエハ保持層の基板保持面に略平行かつ背向する面を有する基礎層と、
    の間に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板保持装置。
  4. 前記流体流通層、前記ウエハ保持層、前記基礎層の少なくとも一つは、炭化珪素セラミックスからなることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の基板保持装置。
  5. 前記温調流体は、前記板状部材が配置された空間に供給された温調気体であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の基板保持装置。
  6. 前記温調流体は、前記板状部材の周囲に配置された部材を温調するための温調液体であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の基板保持装置。
  7. 基板を保持する板状部材を有する基板保持装置であって、
    前記板状部材に設けられ、温度調整のための流体が流通するように設けられた多孔体を含むことを特徴とする基板保持装置。
  8. 前記基板を吸着保持するための流体用経路が、前記多孔体を流通する流体とは分離して設けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の基板保持装置。
  9. 基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部を載置すると共に移動可能な基板ステージとを備え、
    マスクに形成されたパターンを前記基板に露光する露光装置において、
    前記基板保持部として、請求項1から請求項8のうちいずれか一項に記載の基板保持装置を用いることを特徴とする露光装置。
  10. リソグラフィ工程を含むデバイスの製造方法において、前記リソグラフィ工程において請求項9に記載の露光装置を用いることを特徴とするデバイスの製造方法。



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