JP2007141693A - 燃料電池発電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】改質器の燃焼排ガスを加熱媒体とする熱交換器を有する燃料電池発電装置において、該熱交換器を経由する通常時燃焼排ガス流路と、該熱交換器を経由しない移行時燃焼排ガス流路と、該通常時燃焼排ガス流路および該移行時燃焼排ガス流路を切替える燃焼排ガス流路切替え手段とを備える。さらに、本装置は、起動から一定時間、もしくは、燃焼排ガス温度が設定温度に達するまでの間、前記移行時燃焼排ガス流路に前記燃焼排ガスを通流させ、それ以降は前記通常時燃焼排ガス流路に前記燃焼排ガスを通流させるように前記燃焼排ガス流路切替え手段を制御する制御部を備えることが望ましい。
【選択図】図1
Description
次に、前記改質器3で生成される水素含有ガスの経路を説明する。都市ガスにはガス漏れを感知するために硫黄化合物が添加されており、このような硫黄化合物は触媒に悪影響がある。そこで、硫黄化合物は脱硫器2で除去する。脱硫された都市ガスは、改質用水と共に改質器3の改質触媒に接触され、加熱された改質触媒上で水素含有ガスに改質される。改質器3で生成された水素含有ガスは、改質反応の副生成物である一酸化炭素濃度を10ppm以下まで低減させるため、変成器4やCO除去器5を通過させる。一酸化炭素濃度を低減させた水素含有ガスは、燃料電池1の燃料極1aに供給される。燃料電池1で消費されなかった水素を含むオフガスは、改質器3に戻されバーナーで燃やされる。
固体高分子電解質型燃料電池では、発電に適正な温度に保つために70℃前後になるように冷却水により冷却する。電池冷却水タンク9に貯留した冷却水を、電池冷却水ポンプ8で燃料電池1内へ循環させている。燃料電池1で温められた電池冷却水タンク9の冷却水は、改質用水ポンプ12で改質器3に供給され、改質用水として利用される。改質用水として利用されて減少した冷却水を補うため、燃料電池発電装置100外から供給される水、若しくは排ガス冷却器10で回収された水を回収水ポンプ11で電池冷却水タンク9へ供給している。
前記改質器3から排出される燃焼排ガスの流路には、燃料電池発電装置のエネルギー効率の向上を図るために、燃焼排ガス中の熱エネルギーを回収する熱交換器が単段もしくは複数段設置されている場合がある。このような従来の燃料電池発電装置では、起動初期の改質器の温度は低温である場合が多いため、流路中で燃焼排ガスが凝縮して発生する凝縮水により燃焼排ガス流路が狭窄し、燃焼排ガスの脈動により燃焼状態が安定せず、燃焼排ガス中に未燃焼成分や一酸化炭素が高い濃度で含有される等の望ましくない状態が発生する。さらに、排ガス流路中に圧力損失の原因となる熱交換器類が存在している場合は、このような問題が顕著に発生するようになる。
前記熱交換器14,15は、燃料電池発電装置100が発電状態に至ってから、熱回収機能を求められるものである。しかし、起動時に改質器3の昇温を行う助燃昇温工程においては、熱交換が不要であるにもかかわらず、熱交換器のような圧力損失を発生させるものが燃焼排ガス流路に接続されており、上述のようなデメリットがあったことを発明者は見出した。
すなわち、請求項1の発明の特徴は、改質器の燃焼排ガスを加熱媒体とする熱交換器を有する燃料電池発電装置において、該熱交換器を経由する通常時燃焼排ガス流路と、該熱交換器を経由しない移行時燃焼排ガス流路と、該通常時燃焼排ガス流路および該移行時燃焼排ガス流路を切り替える燃焼排ガス流路切替え手段とを備えたことである。
また、請求項2の発明の特徴は、請求項1に記載の燃料電池発電装置において、前記燃焼排ガス若しくは燃焼排ガス流路の壁面の温度を測定する温度センサと、起動命令信号を受けた場合に該温度センサの温度データが温度設定値に到達するまでの間は前記移行時燃焼排ガス流路に前記燃焼排ガスを通流させ、該温度センサの温度データが該温度設定値より高い間は前記通常時燃焼排ガス流路に前記燃焼排ガスが通流させるように前記燃焼排ガス流路切替え手段を制御する制御部とを備えたことである。
また、請求項4の発明の特徴は、請求項1に記載の燃料電池発電装置において、前記熱交換器が燃料電池本体もしくは改質器に熱を与える熱交換器であって、停止命令信号を受けた場合に前記移行時燃焼排ガス流路に前記燃焼排ガスが通流するように前記燃焼排ガス流路切替え手段を制御する制御部を備えたことである。
請求項2に記載の発明によれば、設定した温度で燃焼排ガスの流路を移行時燃焼排ガス流路から通常時燃焼排ガス流路に自動的に切替えることで、燃焼排ガスとして外部に排出される熱を極力少なくすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、設定した時間で燃焼排ガスの流路を移行時燃焼排ガス流路から通常時燃焼排ガス流路に自動的に切替えることで、燃焼排ガスとして外部に排出される熱を極力少なくすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、改質器の熱の一部が、パージガスを媒体として、熱交換器を介して燃料電池本体もしくは改質器へ還流することを防ぐことで、各触媒の温度の低下を促すことができ、触媒の劣化を抑制できる。
燃料電池には、リン酸型燃料電池や固体高分子電解質型燃料電池などがあるが、運転温度が約70℃と比較的低温である固体高分子電解質型燃料電池は家庭用電源などの起動や停止を頻繁に繰り返す用途に多く用いられることから、固体高分子電解質型燃料電池を備えた燃料電池発電装置に本発明を適用することが特に好適である。
図1の燃料電池発電装置100は、図5の燃料電池発電装置に、燃焼排ガス流路16に燃焼排ガス流路切替え手段19と、熱交換器14,15をバイパスする移行時燃焼排ガス流路17とを備え、前記移行時燃焼排ガス流路17と通常時燃焼排ガス流路18とを切替える構成としている。図1の構成では、燃焼排ガス流路切替え手段19を手動で切り替えることも可能である。
次に、図2の実施例について説明する。図2の燃料電池発電装置100は、図1の燃料電池発電装置に、燃焼排ガスの温度を測定する温度センサ21と、前記燃焼排ガス流路切替え手段19を制御する制御部20とを備えている。温度センサ21は、燃焼排ガス流路切替え手段19より上流に設置する。制御部20は、温度センサ21の検出温度が設定温度の70℃を超えた時点で移行時燃焼排ガス流路17から通常時燃焼排ガス流路18に燃焼排ガス流路を切替えるように前記燃焼排ガス流路切替え手段19を制御する。
次に、図4の実施例について説明する。図4の燃料電池発電装置100は、図1の燃料電池発電装置に、前記燃焼排ガス流路切替え手段19を制御する制御部20とを備えている。制御部20は、運転停止信号を受けた後、前記移行時燃焼排ガス流路17に前記燃焼排ガスが通流するように前記燃焼排ガス流路切替え手段19を制御する。それとともに、直ちに燃料系統がパージされる。より詳細なパージ方法としては、原燃料の供給を停止した後、改質用ポンプ12の作動を継続することにより改質器3で発生する水蒸気で燃料系統をパージし、改質触媒部の温度が低下した後に都市ガスをパージして触媒の酸化を防止する。
1a 燃料極
1b 空気極
1c 冷却板
2 脱硫器
3 改質器
4 変成器
5 CO除去器
6 燃焼空気ブロワ
7 反応空気ブロワ
8 電池冷却水ポンプ
9 電池冷却水タンク
10 排ガス冷却器
11 回収水ポンプ
12 改質用水ポンプ
13 補給水弁
14、15 熱交換器
16 燃焼排ガス流路
17 移行時燃焼排ガス流路
18 通常時燃焼排ガス流路
19 燃焼排ガス流路切替え手段
20 制御部
21 温度センサ
22 計時部
23 貯湯槽循環ポンプ
100 燃料電池発電装置
Claims (4)
- 改質器の燃焼排ガスを加熱媒体とする熱交換器を有する燃料電池発電装置において、
該熱交換器を経由する通常時燃焼排ガス流路と、
該熱交換器を経由しない移行時燃焼排ガス流路と、
該通常時燃焼排ガス流路および該移行時燃焼排ガス流路を切り替える燃焼排ガス流路切替え手段とを備えたことを特徴とする燃料電池発電装置。 - 請求項1に記載の燃料電池発電装置において、
前記燃焼排ガス若しくは燃焼排ガス流路の壁面の温度を測定する温度センサと、
起動命令信号を受けた場合に該温度センサの温度データが温度設定値に到達するまでの間は前記移行時燃焼排ガス流路に前記燃焼排ガスを通流させ、該温度センサの温度データが該温度設定値より高い間は前記通常時燃焼排ガス流路に前記燃焼排ガスが通流させるように前記燃焼排ガス流路切替え手段を制御する制御部とを備えたことを特徴とする燃料電池発電装置。 - 請求項1に記載の燃料電池発電装置において、
燃料電池発電装置の起動からの時間を測定する計時部と、
起動命令信号を受けた場合に該計時部の測定時間が設定時間に到達するまでの間は前記移行時燃焼排ガス流路に前記燃焼排ガスを通流させ、該計時部の測定時間が該設定時間より後は前記通常時燃焼排ガス流路に前記燃焼排ガスを通流させるように前記燃焼排ガス流路切替え手段を制御する制御部とを備えたことを特徴とする燃料電池発電装置。 - 請求項1に記載の燃料電池発電装置において、
前記熱交換器が燃料電池本体もしくは改質器に熱を与える熱交換器であって、
停止命令信号を受けた場合に前記移行時燃焼排ガス流路に前記燃焼排ガスが通流するように前記燃焼排ガス流路切替え手段を制御する制御部を備えたことを特徴とする燃料電池発電装置。
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2005
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