JP2007140308A - 音色及び/又は効果設定装置並びにプログラム - Google Patents

音色及び/又は効果設定装置並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが楽器や歌唱で楽曲を演奏する際に、ユーザが演奏する楽曲に好適な音色や効果を簡単に設定することができる音色/効果設定システムを提供すること。
【解決手段】このシステムでは、多数の楽曲について楽曲データが楽曲データベースA2aに記憶され、各楽曲に対して好適な音色及び/又は効果を設定する音色/効果設定データが楽曲−音色/効果データベースA4aに用意される。ユーザが電子楽器Bなどで或る楽曲を演奏すると、楽曲認識部A1aは、楽曲データベースA2aを参照して、ユーザの演奏内容と一致する楽曲を認識する。音色/効果設定部A3aは、楽曲−音色/効果データベースA4aを参照して、認識された楽曲に対応する音色/効果設定データを読み出し、電子楽器Bなどに出力する。電子楽器Bなどでは、音色/効果設定データに従って、当該楽曲の演奏に好適な音色及び/又は効果が設定される。
【選択図】図2

Description

この発明は、ユーザが歌唱や楽器で楽曲を演奏すると、演奏している楽曲を認識して自動的に楽曲に合った音色及び/又は効果を設定する音色及び/又は効果設定システムに関する。
或る楽曲をユーザが演奏する際に好適な音色や効果などを設定することができる装置については、特許文献1に示される演奏データ設定技術が知られている。この従来技術によると、予め、曲名に対応付けて当該曲名の楽曲を演奏する際に適した演奏設定データを記憶しておき、ユーザにより曲名が指定されると、対応する演奏設定データを読み出して電子楽器に音色や効果などを設定するようにしている。
特許第3419278号公報
しかしながら、この従来技術では、音色や効果を設定するのに、電子楽器に備えられた操作子を操作する等により曲名を指定する必要があり、曲名指定が面倒であるとともに、曲名を知らない楽曲については曲名を指定することができない。
この発明は、このような事情に鑑み、ユーザが楽器や歌唱で楽曲を演奏する際に、ユーザが演奏する楽曲に好適な音色や効果を簡単に設定することができる音色及び/又は効果設定システムを提供することを目的とする。
この発明の主たる特徴に従うと、複数の楽曲の夫々に関連付けて、当該楽曲の演奏に適した音色及び/又は効果を設定するための設定データを記憶している設定データ記憶手段(A4:A4a〜A4e)と、ユーザ演奏に基づく演奏データを入力する演奏データ入力手段(B→7,D→8)と、演奏データ入力手段(7,8)により入力された演奏データに基づいて楽曲を認識する楽曲認識手段(A5,A1:A1a〜A1e)と、楽曲認識手段(A5,A1)により認識された楽曲に関連付けられている設定データを設定データ記憶手段(A4)から選択し、選択された設定データに基づいて、ユーザ演奏に基づく演奏データに音色及び/又は効果を設定する設定手段(A3:A3a〜A3e;7→B,C)とを具備する音色及び/又は効果設定装置(コンピュータA)〔請求項1〕が提供され、複数の楽曲の夫々に関連付けて、当該楽曲の演奏に適した音色及び/又は効果を設定するための設定データを記憶した設定データ記憶手段(A4:A4a〜A4e)を具備するコンピュータ(音色及び/又は効果設定装置A)に、ユーザ演奏に基づく演奏データを入力する演奏データ入力ステップ(B→7,D→8)と、演奏データ入力ステップ(7,8)で入力された演奏データに基づいて楽曲を認識する楽曲認識ステップ(A5,A1:A1a〜A1e)と、楽曲認識ステップ(A5,A1)で認識された楽曲に関連付けられている設定データを設定データ記憶手段(A4)から選択し、選択された設定データに基づいて、ユーザ演奏に基づく演奏データに音色及び/又は効果を設定する設定ステップ(A3:A3a〜A3e;7→B,C)とから成る手順を実行させる音色及び/又は効果設定プログラム〔請求項5〕が提供される。なお、括弧書きは、理解の便のために付記した実施例の参照記号、用語等を表わし、以下においても同様である。
この発明による音色及び/又は効果設定装置(A)において、設定データ記憶手段(A4:A4c)に記憶されている設定データには、楽曲の演奏進行位置に対応して音色及び/又は効果を順次設定する複数の設定情報(Ds1,Ds2,…)から成る設定データが含まれ、楽曲認識手段(A1:A1c)は、演奏データ入力手段(7,8)により入力された演奏データの演奏進行位置を認識し、設定手段(A3:A3c)は、選択された設定データから、楽曲認識手段(A1:A1c)により認識された演奏進行位置に対応する設定情報(Ds1,Ds2,…)を読み出し、読み出された設定情報に従って、ユーザ演奏に基づく演奏データに音色及び/又は効果を順次設定する〔請求項2〕ように構成することができる。
また、この発明による音色及び/又は効果設定装置(A)において、設定データ記憶手段(A4:A4d)に記憶されている設定データには、演奏パート毎に音色及び/又は効果を設定するための複数の設定情報から成る設定データが含まれ、楽曲認識手段(A1:A1d)は、演奏データ入力手段(7,8)により入力された演奏データの演奏パートを認識し、設定手段(A3:A3d)は、選択された設定データから、楽曲認識手段(A1:A1d)により認識された演奏パートに対応する設定情報を読み出し、読み出された設定情報に従って、ユーザ演奏に基づく演奏データに音色及び/又は効果を設定する〔請求項3〕ように構成することができる。
さらに、この発明による音色及び/又は効果設定装置(A)において、設定データ記憶手段(A4:A4e)に記憶されている設定データには、1つの楽曲に対して、音色及び/又は効果の設定が異なる複数のアレンジ別設定データで構成された設定データが含まれ、設定手段(A3:A3e)は、楽曲認識手段(A1:A1e)により認識された楽曲に関連付けられている複数のアレンジ別設定データの中から、ユーザ操作に基づき指示されたアレンジ別設定データを読み出し、読み出されアレンジ別設定データに従って、ユーザ演奏に基づく演奏データに音色及び/又は効果を設定する〔請求項4〕ように構成することができる。
この発明の主たる特徴による音色及び/又は効果設定システムでは(請求項1,5)、予め複数の楽曲の夫々に関連付けて,各楽曲の演奏に適した音色及び/又は効果を設定するための設定データが設定データ記憶手段(A4:A4a〜A4e)に複数用意されており、ユーザが楽曲を演奏すると、ユーザ演奏に基づく演奏データが入力され(B→7,D→8)、まず、入力された演奏データに基づいて楽曲が認識される(A5,A1:A1a〜A1e)。ここで、ユーザがMIDI機器等の電子楽器(B)を演奏した場合には、演奏に基づき発生される認識処理が可能なMIDI形式等の演奏データに基づいて楽曲が認識され(7→A1)、ユーザが電子楽器を演奏して電気的な音信号を発生したり、自然楽器の演奏音や歌唱の演奏音に基づきマイク等で音信号を発生した場合は(D)、認識処理が可能なMIDI形式等の演奏データに変換してから楽曲が認識される(8→A5,A1)。次いで、入力された演奏データに対応して認識された楽曲に関連付けられている設定データが設定データ記憶手段(A4)から自動的に選択され、選択された設定データに従って、ユーザ演奏に基づく演奏データに音色及び/又は効果を設定するための処理が実行される(A3:A3a〜A3e;7→B,C)。従って、この発明によれば、ユーザが楽器や歌唱により楽曲を演奏するだけで、直ちに、演奏している楽曲に予め関連付けられた音色及び/又は効果の設定を自動的に選ぶことができ、ユーザが曲名を指定することなく、また、曲名を知らなくても、ユーザが演奏する楽曲に好適な音色や効果を設定することができる。
この発明による音色及び/又は効果設定装置(A)では、設定データ記憶手段(A4:A4c)に記憶される設定データが、楽曲の演奏進行位置に対応して音色及び/又は効果を順次設定する複数の進行位置対応設定情報(Ds1,Ds2,…)から成り、楽曲認識手段(A1:A1c)は、入力された演奏データについて、楽曲認識だけでなく、演奏進行位置を認識する機能を有する。そして、設定手段(A3:A3c)は、楽曲認識により設定データ記憶手段(A4:A4c)から選択された設定データについて、認識された演奏進行位置に対応する進行位置の設定情報(Ds1,Ds2,…)を読み出し、読み出された設定情報に従って、ユーザ演奏による演奏データに音色及び/又は効果を順次設定するように構成される(請求項2)。従って、この発明によれば、ユーザ演奏の進行位置に合わせて音色や効果の設定を自動的に切り替えることができる。
また、この発明による音色及び/又は効果設定装置(A)では、設定データ記憶手段(A4:A4d)に記憶される設定データが、演奏パート毎に音色及び/又は効果を設定するための複数のパート別設定情報から成り、楽曲認識手段(A1:A1d)は、入力された演奏データについて、楽曲認識だけでなく、演奏パートを認識する機能を有する。そして、設定手段(A3:A3d)は、楽曲認識により設定データ記憶手段(A4:A4d)から選択された設定データについて、認識された演奏パートに対応するパートの設定情報を読み出し、読み出された設定情報に従って、ユーザ演奏による演奏データに音色及び/又は効果を設定するように構成される(請求項2)。従って、この発明によれば、ユーザの演奏パートに合わせて音色及び/又は効果を設定することができる。
さらに、この発明による音色及び/又は効果設定装置(A)では、設定データ記憶手段(A4:A4e)に、1つの楽曲に対して、音色及び/又は効果の設定が異なる複数のアレンジ別設定データ(アレンジ別設定データ群)で構成される設定データが用意されており、設定手段(A3:A3e)は、入力された演奏データの楽曲認識(A1:A1e)によって設定データ記憶手段(A4:A4e)からアレンジ別設定データ群を有する設定データが選択されると、このアレンジ別設定データ群の中から、ユーザ操作に基づき指示されたアレンジ別設定データを読み出し、読み出されたアレンジ別設定データに従って、ユーザ演奏による演奏データに音色及び/又は効果を設定するように構成される(請求項4)。従って、この発明によれば、音色設定や効果設定が異なる複数のアレンジが存在する楽曲をユーザが演奏した場合、ユーザの演奏に対して、ユーザ所望のアレンジに関する音色及び/又は効果を設定することができる。
〔システムの概要〕
図1は、この発明の一実施例による音色/効果設定装置のハードウエア構成ブロック図を示す。この音色/効果設定装置Aは、音楽情報処理機能を有するパーソナルコンピュータ(PC)のような情報処理装置が用いられ、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、外部記憶装置4、検出回路5、表示回路6、MIDIインターフェース(I/F)7、音データ入力インターフェース(I/F)8、通信インターフェース(I/F)9などを備え、これらの要素1〜9はバス10を介して互いに接続される。
なお、この発明の実施例に関して、「音色/効果」は、「音色及び/又は効果」即ち「音色及び効果」、「音色」或いは「効果」を意味し、例えば、「音色/効果設定装置」は、「音色及び効果設定装置」、「音色設定装置」或いは「効果設定装置」を意味する。
CPU1は、RAM2及びROM3と共にデータ処理部を構成し、任意の制御プログラムに従い、タイマ11によるクロックを利用して種々の情報処理を実行することができる。RAM2は、これらの処理に際して必要な各種データを一時記憶するためのワーク領域として用いられる。ROM3には、これらの処理を実行するために必要な各種制御プログラムや制御データ、演奏データ等が予め記憶される。また、制御プログラムには、音色/効果設定処理(音色及び効果設定処理、音色設定処理或いは効果設定処理を意味する。)を実行するための音色/効果設定プログラムが含まれる。
外部記憶装置4は、ハードディスク(HD)等の内蔵記憶媒体の外に、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ(CD−ROM)、フレキシブルディスク(FD)、光磁気(MO)ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、スマートメディア(登録商標)等の小型メモリカード、等々、種々の可搬性の外部記録媒体を含み、制御プログラムを含む任意のデータを任意の外部記憶装置4に記憶することができる。また、所定の外部記憶装置(例えば、HD)4を利用して、楽曲データベース(A2)、楽曲−音色/効果データベース(A4)などを構築することができる。
検出回路5は、キースイッチやマウス等の設定操作子12の設定操作内容を検出し、これに対応する設定データをデータ処理部に導入する。表示回路6は、画面表示用LCD等のディスプレイ(表示器)13や各種インジケータ(図示せず)の表示/点灯内容をCPU1からの指令に従って制御し、設定操作子12の操作に対する表示援助を行う。
MIDII/F7には、この音色/効果設定装置Aと同様に、MIDI音楽情報の取扱が可能な電子楽器Bや効果装置CなどのMIDI機器を接続することができ、MIDII/F7を通じて、例えば、電子楽器Bの演奏に基づくMIDIデータを受信し、これに応じて音色/効果設定処理により生成される音色/効果設定データを電子楽器Bに返信することができる。また、次に説明するように、音響入力機器Dから音データ入力I/F8を介して音データを受信すると、これに応じて音色/効果設定処理で生成される音色/効果設定データをMIDII/F7を通じて効果装置Cに送信することもできる。
音データ入力I/F8には、エレキギター等の電気楽器が発生するアナログ音信号或いはマイクから入力されるアナログ音信号を音信号処理回路でディジタル化して音データに変換する音響入力機器Dが接続され、音響入力機器Dからのディジタル音データは、音データ入力I/F10を通じてデータ処理部に導入される。なお、音データ入力1/F10にアナログ/ディジタル(A/D)変換機能を持たせ、アナログ電気楽器自体或いはマイク及び音−電気変換回路から成るアナログ音響入力装置自体を音響入力機器Dに用いて、アナログ電気楽器或いはアナログ音響入力装置から出力されるアナログ音信号を音データ入力I/F8に入力するようにしてもよい。
通信I/F9には、インターネットやローカルエリアネットワーク(LAN)などの通信ネットワークCNが接続され、外部のサーバコンピュータSV等から種々の制御プログラムやデータをダウンロードすることができる。なお、この音色/効果設定装置Aは、USBI/Fのような他のI/Fを備え、例えば、MIDI機器の効果装置Cに代えて、USB機器として動作する効果装置を用い、当該USBI/Fに接続することができる。
〔各実施形態及び変形例〕
この発明の一実施例による音色/効果設定装置は、音色/効果設定プログラムに従って、入力された演奏データに対応する楽曲を自動認識すると共に、この楽曲に適した音色や効果を設定する音色/効果設定データを自動的に生成する音色/効果設定処理を実行することができる。図2及び図3は、この発明の第1及び第2実施形態による音色/効果設定装置の機能を説明するための概略機能ブロック図を表わし、図4〜図6は、この発明による音色/効果設定装置の変形例1〜3の機能的ブロック図を表わす。各音色/効果設定装置Aは、各図に示すように、共通の基本機能要素として、楽曲認識部A1、楽曲データベースA2、音色/効果設定部(音色及び効果設定部、音色設定部或いは効果設定部を意味する。)A3及び楽曲−音色/効果データベース(楽曲−音色及び効果データベース、楽曲−音色データベース或いは楽曲−効果データベースを意味する。)A4を備え、楽曲認識部A1及び音色/効果設定部A3は、データ処理部1〜3の機能に対応し、楽曲データベースA2及び楽曲−音色/効果データベースA4は、外部記憶装置4の楽曲データベース及び楽曲−音色/効果データベース構築部に対応する。
ここで、この発明の一実施例による音色/効果設定機能の概要を説明すると、次のとおりである:この音色/効果設定システムでは、多数の楽曲について楽曲データが楽曲データベースA2(A2a〜A2e)に用意され、各楽曲に対して好適な音色及び/又は効果を設定するための音色/効果設定データが楽曲−音色/効果データベースA4(A4a〜A4e)に用意される。ユーザが、電子楽器B、或いは、電気楽器・自然楽器や歌唱(D)により或る楽曲を演奏すると、楽曲認識部A1(A1a〜A1e)は、楽曲データベースA2を参照し、ユーザの演奏内容と一致する楽曲を認識する。音色/効果設定部A3(A3a〜A3e)は、楽曲−音色/効果データベースA4を参照して、認識された楽曲に対応する音色/効果設定データを読み出し、電子楽器Bや効果装置Cに出力する。電子楽器Bや効果装置Cでは、音色/効果設定データに従って、当該楽曲の演奏に好適な音色及び/又は効果が設定される。また、楽曲認識部A1に演奏進行位置や演奏パートの認識機能をもたせることで(A1c,A1d)、演奏進行に合わせて音色及び/又は効果の設定を切り替えたり、演奏パートに対応して音色及び/又は効果を設定することができ、楽曲−音色/効果データベースA4にアレンジ別の音色/効果設定データを用意することで(A4e)、ユーザ所望のアレンジに関する音色及び/又は効果を設定することができる。
〔第1実施形態〕
第1実施形態では、音色/効果設定装置Aは、MIDI演奏機器Bから受信したMIDI演奏データが表わす楽曲を認識し、認識された楽曲に好適な音色及び/又は効果を設定する音色/効果設定データを生成して、音色/効果設定データに基づく音色及び/又は効果をMIDI演奏機器Bに自動的に設定することができる。第1実施形態の音色/効果設定装置Aは、図2の機能ブロック図に示すように、楽曲認識部A1a、楽曲データベースA2a、音色/効果設定部A3a、楽曲−音色/効果データベースA4aから成る。
音色/効果設定装置Aは、MIDI演奏機器である電子楽器Bから、ユーザ演奏に伴い発生されるMIDI形式の演奏データをMIDII/F7を介して受信し、受信した演奏データに適した音色/効果設定データを電子楽器Bに出力する。
音色/効果設定装置Aの楽曲データベースA2aは、MIDI形式で多数の楽曲データを記憶しており、各楽曲データは、テンポデータや楽音データ列等を含む演奏情報で構成され、楽曲を特定するための楽曲特定情報が付記されている。ここで、演奏情報の範囲は、楽曲全体でもよいし、イントロやサビ等の一部でもよい。また、楽曲特定情報には、楽曲の名称を表わす楽曲名データや楽曲ID等の楽曲識別データが用いられる。
楽曲認識部A1aは、電子楽器Bから演奏データが音色/効果設定装置Aに入力されたMIDI演奏データに基づき楽曲データベースA2aを参照して入力演奏データの楽曲を認識し、認識された楽曲を特定する楽曲特定情報を含む制御データを出力する。楽曲認識には、例えば、特願2005−277219に記載された楽曲認識方法が用いられ、楽曲データベースA2aの楽曲データ中から、入力された演奏データの楽音パターンと最もマッチする楽音パターンをもつ楽曲データを決定することにより、楽曲が認識される。
楽曲−音色/効果データベースA4aは、楽曲ごとに、当該楽曲を演奏する際に好適な音色及び/又は効果を設定するための音色/効果設定データを記憶している。つまり、音色/効果設定データは、音色だけを設定するものでも、効果だけを設定するものでもよいし、或いは、音色と効果の両方を設定するものでもよく、また、楽曲データベースA2aの各楽曲データと楽曲特定情報で関連付けられている。
音色/効果設定部A3aは、楽曲認識部A1aからの制御データ(楽曲特定情報)に従って楽曲−音色/効果データベースA4aを参照して、認識された楽曲に対応する音色/効果設定データをデータベースA4aから自動的に取得し、得られた音色/効果設定データを電子楽器Bに出力する。つまり、音色/効果設定部A3aから電子楽器Bへと音色/効果設定データを送信することで、MIDI機器B側において音色及び/又は効果が設定される。また、設定データの送信については、音色の設定であれば、プログラムチェンジやボイスバンクセレクト、ボイスパラメータチェンジ等で音色設定データを送信することができ、効果の設定であれば、コントロールチェンジ(ビブラートやトレモロのパラメータなど)やエフェクトパラメータチェンジ等で効果設定データを送信することができる。
このように、第1実施形態によると、MIDI演奏機器(電子楽器)Bにて或る楽曲を演奏し始める(その時点の音色は何でもよい)と、演奏し始めた楽曲が認識され、認識された楽曲に好適な音色及び/又は効果を設定することができる。例えば、演奏したオリジナル楽曲の音色が「ドローバーオルガン」であり効果が「ロータリースピーカ」であれば、このオリジナル楽曲の認識によって、「ドローバーオルガン」の音色及び「ロータリースピーカ」の効果をMIDI演奏機器Bに設定される。
〔第2実施形態〕
第2実施形態では、音色/効果設定装置Aは、専ら効果設定装置として機能し、音響入力機器Dから受信したオーディオ演奏データが表わす楽曲を認識し、認識された楽曲に好適な効果を設定する効果設定データを生成して、効果設定データに基づく効果を効果装置Cに自動的に設定することができる。第2実施形態の効果設定装置Aは、図2の機能ブロック図に示されるように、特徴抽出部A5、楽曲認識部A1b、楽曲データベースA2b、効果設定部A3b、楽曲−効果データベースA4bから成る。
効果設定装置Aは、音響入力機器Dから、ユーザ演奏に伴って発生されるオーディオ形式の演奏データを音入力I/F8を介して受信し、受信した演奏データに適した効果設定データを効果装置Cに送信する。音響入力機器Dは、エレクトリックギター等の電気楽器の場合、電気楽器の演奏により発生する電気的な音信号を取り出し、マイク音をピックアップする演奏音入力機器の場合には、歌唱やハミング等による音声や自然楽器による音響(演奏音)の波形を表わす音信号を取り出す。また、取り出した音信号がディジタルの場合はデジタル音信号がそのままオーディオ演奏データとして音入力I/F8から特徴抽出部A5に入力され、アナログの場合はアナログ音信号が音入力I/F8でデジタルのオーディオ演奏データに変換されて特徴抽出部A5に入力される。
特徴抽出部A5は、入力されたオーディオ演奏データの音楽的な特徴を抽出し、抽出された特徴を表わす特徴データを生成する。例えば、演奏データが表わす楽音波形から音高、音長、音量などの楽音の特徴を抽出する。なお、MIDI形式のデータも、音高、音長、音量などに関する一種の特徴データと考えることもでき、オーディオ演奏データをMIDI形式の演奏データに変換することも特徴抽出部A5での特徴抽出に含まれる。
楽曲データベースA2bは、第1実施形態と同様に、多数の楽曲データを記憶している。各楽曲データは、テンポデータや時系列的な楽音の特徴データ等を含む特徴情報を、特徴抽出部A5で生成される特徴データと同じ形式(MIDI形式のものを含む)で記述したものであり、楽曲全体にわたる特徴情報で構成してもよいし、イントロやサビ等の一部における特徴情報で構成してもよく、また、楽曲特定情報が付記されている。
楽曲認識部A1bは、特徴抽出部A5で生成された特徴データに基づき楽曲データベースA2bを参照して、音響入力機器Dから入力された演奏データの楽曲を認識し、認識された楽曲を特定する楽曲特定情報を含む制御データを出力する。ここで、楽曲認識については、第1実施形態と同様に、楽曲データベースA2bの楽曲データ中から、入力された演奏データの特徴と最もマッチする楽曲データを決定することで楽曲が認識される。
楽曲−効果データベースA4bには、楽曲毎に、当該楽曲を演奏する際に好適な効果を設定するための効果設定データを記憶しており、各効果設定データは、楽曲データベースA2bの各楽曲データと楽曲特定情報で関連付けられている。効果設定部A3bは、楽曲認識部A1bからの制御データ(楽曲特定情報)に従って楽曲−効果データベースA4bを参照して、認識された楽曲に対応する効果設定データを取得する。そして、得られた効果設定データを効果装置Cに出力し、効果装置C側では、この効果設定データに基づいて演奏楽曲に好適な効果が設定される。
つまり、効果装置Cは、音響入力機器Dから、効果設定装置Aへのオーディオ演奏データ送信に合わせて送信されるものと同様のオーディオ演奏データを受信し、効果設定装置AからMIDII/F7を介して効果設定データを受信し、受信したオーディオ演奏データに基づく楽音信号に効果設定データに基づく効果を施す。例えば、音響入力機器Dがエレクトリックギターの場合、「エフェクタ」と呼ばれる効果装置Cは、エレクトリックギターDからの演奏データに基づく楽音信号に対し、効果設定データに従って、変調、ディストーション〔distortion:歪み〕、ディレイ〔 Delay:遅延(エコー効果)〕やリバーブ(ホール効果)、コンプ(compressor)等の効果をかける。
なお、効果装置Cが、この実施例のように、MIDI機器の場合は、効果設定データは、第1実施形態と同様に、MIDIのコントロールチェンジ(ビブラートやトレモロのパラメータなど)やエフェクトパラメータチェンジ等で送信することができる。効果装置Cは、他の通信規格に従った機器でもよく、例えばUSB機器の場合、効果設定装置AのUSBI/F(図示せず)を介してUSB規格で効果設定データを送信してもよい。
このように、第2実施形態によると、音響入力機器(例えば、エレクトリックギター)Dを利用して或る楽曲を演奏し始める(その時点の効果は何でもよい)と、演奏し始めた楽曲が認識され、認識された楽曲に好適な効果を設定することができる。例えば、ユーザが演奏したオリジナル楽曲の効果が「ディストーション+ディレイ」であれば、このオリジナル楽曲の認識によって、「ディストーション+ディレイ」の効果が音響入力機器Dに設定される。
〔変形例〕
上述した第1及び第2実施形態の音色/効果設定装置については、更なる機能を付加することによって、次の(1)〜(3)の変形例1〜3のように構成することができる。なお、これらの変形例は、図4〜図6に示されるように、第1実施形態の音色/効果設定装置を元にして説明するが、第2実施形態の効果設定装置についても同様に実現することができる。また、これら実施例1〜3による付加的な機能は、単独に実施するだけでなく、必要に応じて、任意の複数の変形例を適宜組み合わせて実施することができる。
(1)変形例1
図4の上部に示される変形例1の音色/効果設定装置Aは、第1実施形態と同様に、楽曲認識部A1c、楽曲データベースA2c、音色/効果設定部A3c、楽曲−音色/効果データベースA4cから成るが、楽曲認識部A1cは、MIDI電子楽器Bからのユーザ演奏による演奏データに対して、演奏データの楽曲を認識するだけでなく、例えば、楽曲データのテンポや演奏経過時間に基づいて、拍位置や小節位置などの楽曲上の進行位置を決定(検出)することにより、楽曲の演奏進行位置をも認識する機能が与えられる。また、これに対応して、楽曲−音色/効果データベースA4c内には、図4の下部に示すように、楽曲データ上の演奏進行位置に対応付けて音色及び/又は効果を順次設定する複数の進行位置対応音色/効果設定情報Ds1,Ds2,…から成る音色/効果設定データが用意される。
すなわち、楽曲認識部A1cは、楽曲データベースA2cの参照により認識した楽曲の楽曲特定情報及び演奏進行位置情報を含む制御データを音色/効果設定部A3cに出力する。音色/効果設定部A3cは、これに応じて、楽曲−音色/効果データベースA4cから、制御データの楽曲特定情報で特定される楽曲に対応する音色/効果設定データを選択的に指定すると共に、指定された音色/効果設定データに含まれる進行位置対応の音色/効果設定情報Ds1,Ds2,…から、演奏進行位置情報が表わす演奏進行位置に対応する音色/効果設定情報を順次取り出し、MIDI電子楽器Bに出力する。
変形例1のように、楽曲−音色/効果データベース内に、楽曲演奏の進行位置に対応付けて音色及び/又は効果を順次設定する複数の進行位置対応音色/効果設定情報Ds1,Ds2,…から成る音色/効果設定データを含ませておき、ユーザによる楽器や歌唱の演奏進行位置も認識させる構成を採ることによって、ユーザ演奏の進行位置に応じて音色や効果の設定を自動的に切り替えることができる。
(2)変形例2
図5に示される変形例2の音色/効果設定装置Aは、第1実施形態と同様に、楽曲認識部A1d、楽曲データベースA2d、音色/効果設定部A3d、楽曲−音色/効果データベースA4dから成るが、楽曲データベースA2dには、複数の演奏パートで構成される楽曲データを用意しておくことができる。これに対応して、楽曲−音色/効果データベースA4d内には、図示のように、演奏パート毎に音色及び/又は効果を設定する複数のパート別音色/効果設定情報で構成される音色/効果設定データが用意される。
この音色/効果設定装置Aでは、楽曲認識部A1dは、電子楽器Bからの演奏データについて、楽曲データベースA2dを参照することにより、楽曲を認識するだけでなく、当該楽曲の楽曲データ中の対応する演奏パートをも認識し、認識された楽曲の楽曲特定情報及び演奏パート情報を含む制御データを音色/効果設定部A3dに出力する。音色/効果設定部A3dは、楽曲−音色/効果データベースA4dから、制御データの楽曲特定情報が表わす楽曲に対応する音色/効果設定データを選択指定すると共に、指定された音色/効果設定データに含まれるパート別の音色/効果設定情報から、演奏パート情報が表わす演奏パートに対応するパートの音色/効果設定情報を取り出し、電子楽器Bに出力する。
変形例2のように、楽曲−音色/効果データベース内に、楽曲の演奏パートに対応して音色及び/又は効果を順次設定する複数のパート別音色/効果設定情報から成る音色/効果設定データを含ませておき、ユーザによる楽曲の演奏パートも認識させる構成を採ることによって、認識したパートに対応する音色や効果を自動的に設定することができる。
(3)変形例3
図6に示される変形例3の音色/効果設定装置Aは、第1実施形態と同様に、楽曲認識部A1e、楽曲データベースA2e、音色/効果設定部A3e、楽曲−音色/効果データベースA4eから成り、楽曲データベースA2eに用意される楽曲データの或る楽曲について音色設定や効果設定が異なる複数のアレンジが存在する場合、当該楽曲に対して複数のアレンジ別音色/効果設定データを楽曲−音色/効果データベースA4eに用意し、音色/効果設定部A3eにアレンジ指示応答機能を与えることによって、ユーザが当該楽曲を演奏した際に、ユーザから指示されたアレンジに関する音色及び/又は効果を設定することができる。
この音色/効果設定装置Aでは、例えば、或る楽曲に、シングルバージョン、アルバムバージョン、アコースティックバージョンなどのように、複数のアレンジが存在し、各アレンジ間で音色設定や効果設定が異なる場合に、楽曲−音色/効果データベースA4e内の当該楽曲に対応する音色/効果設定データを、アレンジ毎に音色及び/又は効果を設定する複数のアレンジ別音色/効果設定データで構成し、「アレンジ有り」を表わすアレンジ有り情報を付加しておく。
音色/効果設定部A3eは、楽曲認識部A1eで認識された楽曲の楽曲特定情報を含む制御データが入力されると、楽曲特定情報で特定される楽曲に対応する音色/効果設定データを選択的に指定する。ここで、指定された音色/効果設定データにアレンジ有り情報がある場合は、ディスプレイ13等の出力装置を通じて何れのアレンジに関する設定を行うかをユーザに問い合わせる。例えば、「1.シングルバージョン」、「2.アルバムバージョン」、「3.アコースティックバージョン」などといった選択肢を提示する。
そして、ユーザ操作により所望のアレンジが指示されると、音色/効果設定部A3eは、これに応答して、指定された音色/効果設定データを構成するアレンジ別の音色/効果設定データ群の中から、ユーザ操作に応じて指示されたアレンジに対応する音色/効果設定データを楽曲−音色/効果データベースA4eから取り出して電子楽器Bに出力する。
変形例3のように、音色設定や効果設定が異なる複数のアレンジが存在する楽曲については、楽曲−音色/効果データベースにアレンジ毎の音色/効果設定情報を記憶しておき、楽曲の認識後にユーザ操作により指示されたアレンジの音色/効果設定情報を選択する構成を採ることによって、ユーザが演奏する楽曲に複数のアレンジが存在する場合、ユーザが所望するアレンジに関する音色及び/又は効果を設定することができる。
〔種々の実施態様〕
以上、図面を参照しつつ、この発明の好適な実施の形態について詳述したが、これは単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では、MIDI演奏機器(B)及び音色/効果設定装置(A)や、音響入力機器(D)、効果設定装置(A)及び効果装置(C)を別体で構成したが、例えば、音色/効果設定機能付きMIDI電子楽器(B+A)や、効果設定機能付き効果装置内蔵エレクトリックギター(D+A+C)などのように、一体の装置で構成してもよい。
音色/効果設定装置の機能要素については、複数の装置で構成してもよい。例えば、楽曲データベースや楽曲−音色/効果データベースについては、ネットワーク(CN)上のサーバ(SV)に備え、その他の機能要素はクライアント装置(A)上に備えるようにしてもよい。
ユーザにより、ユーザが演奏したいオリジナル楽曲について、楽曲データや音色/効果設定データを、予め、各データベースに登録しておくことができるようにしてもよい。
実施例では、楽曲データベースと楽曲−音色/効果データベースとを別のデータベースで構成したが、単一のデータベースで構成してもよい。すなわち、認識される楽曲に関して楽曲データ及び音色/効果設定データ(楽曲に対応する好適な音色や好適な効果の設定データ)とが関連付けられていれば、データベースの形式はどのようなものでもよい。
この発明の一実施例による音色/効果設定装置のハードウエア構成例を表わすブロック図である。 この発明の第1実施形態による音色/効果設定装置の機能的ブロック図である。 この発明の第2実施形態による効果設定装置の機能的ブロック図である。 この発明による音色/効果設定装置の変形例1の機能的ブロック図である。 この発明による音色/効果設定装置の変形例2の機能的ブロック図である。 この発明による音色/効果設定装置の変形例3の機能的ブロック図である。
符号の説明
A 音色/効果設定装置、
B 電子楽器(MIDI機器)、
C 音響入力機器(電気楽器、或いは、自然楽器や歌唱による演奏音の入力機器)、
D 効果装置(MIDI、USB等)、
A1;A1a〜A1e 楽曲認識部、
A2;A2a〜A2e 楽曲データベース、
A3;A3a〜A3e 音色/効果設定部、
A4;A4a〜A4e 楽曲−音色/効果データベース、
A5 特徴抽出部、
Ds1〜Ds4 進行位置対応音色/効果設定情報。

Claims (5)

  1. 複数の楽曲の夫々に関連付けて、当該楽曲の演奏に適した音色及び/又は効果を設定するための設定データを記憶している設定データ記憶手段と、
    ユーザ演奏に基づく演奏データを入力する演奏データ入力手段と、
    演奏データ入力手段により入力された演奏データに基づいて楽曲を認識する楽曲認識手段と、
    楽曲認識手段により認識された楽曲に関連付けられている設定データを設定データ記憶手段から選択し、選択された設定データに基づいて、ユーザ演奏に基づく演奏データに音色及び/又は効果を設定する設定手段と
    を具備することを特徴とする音色及び/又は効果設定装置。
  2. 前記設定データ記憶手段に記憶されている設定データには、楽曲の演奏進行位置に対応して音色及び/又は効果を順次設定する複数の設定情報から成る設定データが含まれ、
    前記楽曲認識手段は、前記演奏データ入力手段により入力された演奏データの演奏進行位置を認識し、
    前記設定手段は、選択された設定データから、楽曲認識手段により認識された演奏進行位置に対応する設定情報を読み出し、読み出された設定情報に従って、ユーザ演奏に基づく演奏データに音色及び/又は効果を順次設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の音色及び/又は効果設定装置。
  3. 前記設定データ記憶手段に記憶されている設定データには、演奏パート毎に音色及び/又は効果を設定するための複数の設定情報から成る設定データが含まれ、
    前記楽曲認識手段は、前記演奏データ入力手段により入力された演奏データの演奏パートを認識し、
    前記設定手段は、選択された設定データから、楽曲認識手段により認識された演奏パートに対応する設定情報を読み出し、読み出された設定情報に従って、ユーザ演奏に基づく演奏データに音色及び/又は効果を設定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の音色及び/又は効果設定装置。
  4. 前記設定データ記憶手段に記憶されている設定データには、1つの楽曲に対して、音色及び/又は効果の設定が異なる複数のアレンジ別設定データで構成された設定データが含まれ、
    前記設定手段は、選択された設定データを構成する複数のアレンジ別設定データの中から、ユーザ操作に基づき指示されたアレンジ別設定データを読み出し、読み出されアレンジ別設定データに従って、ユーザ演奏に基づく演奏データに音色及び/又は効果を設定する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の音色及び/又は効果設定装置。
  5. 複数の楽曲の夫々に関連付けて、当該楽曲の演奏に適した音色及び/又は効果を設定するための設定データを記憶した設定データ記憶手段を具備するコンピュータに、
    ユーザ演奏に基づく演奏データを入力する演奏データ入力ステップと、
    演奏データ入力ステップで入力された演奏データに基づいて楽曲を認識する楽曲認識ステップと、
    楽曲認識ステップで認識された楽曲に関連付けられている設定データを設定データ記憶手段から選択し、選択された設定データに基づいて、ユーザ演奏に基づく演奏データに音色及び/又は効果を設定する設定ステップと
    から成る手順を実行させる音色及び/又は効果設定プログラム。
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