JP2007139467A - プローブカード組立体及びプローブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プローブカード交換が簡便に行えるプローブカード組立体を提供する。
【解決手段】 リング状をなし、リングの内側面が円筒内面形状を有するカードホルダ31と、内側面にほぼ内接する外側面を有し、プローブカード基板14及びプローブカード基板14を固定する補強板17を主な構成要素とする円盤状のプローブカード13と、前記プローブカード13の外側面に配設され、弾性的に押圧されたボール23を有するプランジャ21、及び、カードホルダ31の内側面に配設され、ボール23と接触してカードホルダ31とプローブカード13を固定するプランジャ受け33とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体試験装置等に使用するプローブ装置に関する。
従来から、半導体装置の製品化プロセスにおいて、1枚の半導体ウェーハを半導体チップに分離する前に、半導体試験装置によって、半導体チップ毎の電気的特性が測定されて、それぞれの良否が判定される。この測定は、半導体ウェーハ上に形成された電極パッドと、プローブ装置に固定されたプローブカードの、例えば、針状のプローブとを接触させ、針状プローブに接続されたテスタによって電気的に行われる。
プローブカードは、測定すべき半導体ウェーハの種類が変わるたびに、測定に適したプローブを有するものに変更されて、プローブ装置の固定部材に固定される。そのために、プローブカードあるいはプローブカードを有する構造体(以下、プローブカード組立体という)等は、固定部材に対して着脱自在となっている。
高集積化された半導体ウェーハ用のプローブカードは、プローブの本数が増加して、大きいものとなる傾向にある。プローブカードあるいはプローブカード組立体を自動交換して、検査精度を維持することは容易ではない。そこで、プローブを固定しているコンタクタの部分を交換する提案がなされている。すなわち、固定部材(パフォーマンスボード)に取り付けられたプローブカード組立体(保持体)に、複数のラッチ機構(ばね式のプランジャ等)と真空吸着によって、プローブを有するコンタクタを着脱可能に取り付ける保持機構が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、ラッチ機構を利用するので、コンタクタを比較的簡単に着脱できることにはなるものの、配線基板であるプローブカード基板を換えずに、コンタクタを交換するだけでは、プローブカード基板の配線による制限を受けることになり、プローブ装置として適応できる半導体ウェーハ(チップ)は制限されるという問題が発生する。また、この制限を緩和するためには、コンタクタの交換とプローブカード基板の交換の2段階の交換が必要になるという問題が発生する。
特開2000−286313号公報(第3、4頁、図2)
本発明は、プローブカード交換が簡便に行えるプローブカード組立体及びプローブ装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様のプローブカード組立体は、リング状をなし、前記リングの内側面が円筒内面形状を有するプローブカードホルダと、前記内側面にほぼ内接する外側面を有し、プローブカード基板及び前記プローブカード基板を固定する補強板を主な構成要素とする円盤状のプローブカードと、前記プローブカードホルダの内側面と前記プローブカードの外側面いずれか一方に配設され、弾性的に押圧された凸部を有する弾性押圧機構、及び、他方に配設され、前記凸部と接触して前記プローブカードホルダと前記プローブカードを固定する凸部受けとを備えたことを特徴とする。
また、本発明の別の態様のプローブカード組立体は、リング状をなし、前記リングの内側面が円筒内面形状を有するプローブカードホルダと、前記内側面にほぼ内接する外側面を有し、プローブカード基板及び前記プローブカード基板を固定する補強板を主な構成要素とする円盤状のプローブカードと、前記プローブカードホルダの内側面と前記プローブカードの外側面いずれか一方に配設され、弾性的に押圧された凸部を有する弾性押圧機構、他方に配設され、前記凸部と接触して前記プローブカードホルダと前記プローブカードを固定する凸部受け、及び、他方に配設され、前記凸部に対向し、前記凸部と離間状態で保持される凸部逃げとを備えたことを特徴とする。
また、本発明の別の態様のプローブ装置は、リング状をなし、前記リングの内側面が円筒内面形状を有するプローブカードホルダと、前記内側面にほぼ内接する外側面を有し、プローブカード基板及び前記プローブカード基板を固定する補強板を主な構成要素とする円盤状のプローブカードと、前記プローブカードホルダの内側面と前記プローブカードの外側面いずれか一方に配設され、弾性的に押圧された凸部を有する弾性押圧機構、他方に配設され、前記凸部と接触して前記プローブカードホルダと前記プローブカードを固定する凸部受け、及び、他方に配設され、前記凸部に対向し、前記凸部と離間状態で保持される凸部逃げとを備えたプローブカード組立体と、前記プローブカード組立体を固定する固定部材とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、プローブカード交換が簡便に行えるプローブカード組立体及びプローブ装置を提供することが可能である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。各図では、同一の構成要素には同一の符号を付す。破線で示されるべき境界線の一部は省略されている。
本発明の実施例1に係るプローブカード組立体及びプローブ装置について、図1乃至図5を参照しながら説明する。図1はプローブカード組立体の構成を模式的に示すもので、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿った断面図である。図2はプローブカード組立体の構成要素であるプローブカードを模式的に示す平面図である。図3はプローブカード組立体の構成要素であるカードホルダを模式的に示す平面図である。図4はプローブカード組立体を組立構成するための1工程を模式的に示す平面図である。図5はプローブ装置におけるプローブカード組立体の配置を示す模式図で、プローブカード組立体及びその周辺のみを断面で示す図である。
図1に示すように、プローブカード組立体11は、弾性押圧機構であるプランジャ21を取り付けられた円盤状のプローブカード13、及びプランジャ21に接触して外側からプローブカード13を固定するリング状のカードホルダ31で構成されている。
図1及び図2に示すように、プローブカード13は、プローブ15を外側(図1(b)の下側)に向けて配置したプローブカード基板14、プローブカード基板14のプローブ15の配置されてない部分で接触して、固定するように形成された円周部18と円周部18の内側にある十字に直交する直径部19からなる補強板17、及び、直径部19の周辺部にあって、円周部18の外側面から突出するように配置された凸部であるボール23を有し、コイルばね25の弾性でボール23を外側に押している4個のプランジャ21を有する。
プローブカード基板14は、被測定物である半導体ウェーハ(後述)に対向する側に、インタポーザ(図示略)等を介して、例えば、タングステン細線からなるプローブ15が形成されている。プローブ15は、プローブカード基板14の内部及び補強板17の側(図1の上側)に形成された配線パターン(図示略)と接続され、配線パターンは、更に後述のテスタと接続される。プローブカード基板14は、補強板17に、ネジ等(図示略)により固定され、着脱可能である。
円周部18は、例えば、ステンレススチール(以下、ステンレスという)で作製された薄板状である。直径部19は、例えば、ステンレスで作製され、その両端部は、少なくとも、プランジャ21が形成、あるいは、埋め込みが可能な程度の厚みのある板状である。円周部18と直径部19の交差部、及び、直径部19同士の交差部は、それぞれ、固定されて補強板17となっている。なお、補強板17は、他の材料であっても差し支えない。
プランジャ21は、円筒部の中にコイルばね25及びボール23の一部を挿入し、コイルばね25の弾性を利用してボール23を押圧する構造である。なお、他のばね、例えば、板ばねの弾性を利用する構造であっても差し支えない。また、ボール23は、例えば、ステンレス製で、突出側の先端が半球状に加工された円柱状であっても差し支えない。
図1及び図3に示すように、カードホルダ31は、例えば、ステンレスで作製され、リング内側面が円筒内面形状を有し、内側面に、中心方向を向いて、接触してボール23を受けるための凹形状の凸部受けであるプランジャ受け33、及び、プランジャ受け33と同じ側面にあって、ボール23が接触しない程度に奥行きのある凹形状の凸部逃げであるプランジャ逃げ35を有している。
カードホルダ31の半導体ウェーハに対向する側は、交換時、プローブカード13を支えるために、プランジャ受け33等を有する側面より更に内側に張り出し部37が形成されている。また、カードホルダ31のリングの最も外側は、プローバ装置(後述)の固定部材41に固定される。固定部材41は、プローブカード13、すなわち、プローブ15の傾きの調整機能を有していても差し支えない。
カードホルダ31の内側面にあるプランジャ受け33は、円錐の側面を表面とする凹形をなし、ボール23とはほぼリング状に接触できる。プランジャ逃げ35は、半導体ウェーハとは反対側及び内側面から直方体に近い形状をくり抜いて、尚且つ、テスタ接続側(図1(b)の上側)から見て、時計回り回転の進行前側の角が落とされた凹形をなしている。プランジャ受け33とプランジャ逃げ35とは、互いに、45度ずつ離れた位置関係にある。半導体ウェーハを測定する状態では、プランジャ21のボール23は、プランジャ受け33に接触して、プローブカード13はカードホルダ31に固定されている。
次に、プローブカード13をカードホルダ31に固定してプローブカード組立体11とする手順を説明する。図4に示すように、固定されているカードホルダ31の位置に、人力または搬送機構(図示略)によりプローブカード13を運搬して、カードホルダ31のプランジャ逃げ35とプローブカード13のプランジャ21の位置及び方向を合わせて、プローブカード13をカードホルダ31に内接させて、張り出し部37の上に置く。なお、図示しないが、プローブカード13とカードホルダ31との位置関係を示すための目印は、両者に付いている。
そして、プローブカード13を、右回り(矢印方向)に45度回転して、カードホルダ31のプランジャ受け33に、プランジャ21のボール23が納まった位置で留めて、プローブカード組立体11を得る(図1参照)。プランジャ逃げ35は、時計回り回転の進行前側の角が落とされた凹形をなしているので、プローブカード13のスムーズな回転が可能であり、手動で行うことができる。なお、この回転は治具を用いて行ってもよいし、他の回転機構を利用することも可能である。
一方、プローブカード13の取り外しは、プランジャ21のボール23が納まった位置から、左方向(図4の矢印とは逆)に45度回転して、ボール23をプランジャ逃げ35まで移動し、その後、張り出し部37に対して反対方向に持ち上げることにより行われる。
次に、プローブカード組立体11が固定されたプローブ装置3及びその周辺機器について説明する。図5に示すように、プローブ装置3は、半導体試験装置1の主要な構成要素であり、検査される半導体ウェーハ51の電極パッド(図示略)にプローブ15を接触させる役割等を担う。プローブ装置3は、接続リング5を有するテストヘッド6を介してテスタ8に接続される。
プローブ装置3は、筐体上部に、固定部材41を介して着脱可能に固定されたプローブカード組立体11、更に、プローブカード組立体11の下部の筐体内部に、支持台55に固定された半導体ウェーハ51を有している。支持台55は、X、Y、Z、θ(Z軸回転)方向の移動が可能で、載置された半導体ウェーハ51をプローブカード組立体11のプローブ15に対して、良好に接触できるように調整可能である。
すなわち、電気的な試験は、半導体ウェーハ51が、支持台55を調整して、プローブ15に対し接触可能な位置に置かれて、プローブ15に接触、プローブ15に接続されたプローブカード組立体11の上部から、接続リング5を有するテストヘッド6に接続、更にテスタ8に接続されて実行される。
上述したように、プローブカード基板14を補強する補強板17の外周部にプランジャ21を取り付けられたプローブカード13、及び、リング状の内側の側面に、プランジャ21のボール23を固定するための凹形のプランジャ受け33とプランジャ21のボール23を最初に位置付けるためのプランジャ逃げ35とを形成したカードホルダ31を組み合わせて、プローブカード組立体11とした。このプローブカード組立体11により、プローブカード13をカードホルダ31に取り付けることは、簡単にしかも確実に実行できる。逆に、プローブカード13をカードホルダ31から取り外すことも、簡単にしかも確実にできる。すなわち、このプローブカード組立体11を有するプローブ装置3において、プローブカード13を交換する作業は、時間の短縮及び精度の向上が可能となる。
また、プローブカード13の交換は、プローブ15及びプローブ15に接続する配線を含むプローブカード基板14を交換することになり、プローブカード基板14を伴わない交換に比較して、1度の交換作業で、より多くの半導体ウェーハの測定に対応することが可能となる。すなわち、本実施例1によれば、プローブカード交換が簡便に行えるプローブカード組立体、及びこのプローブカード組立体を有するプローブ装置を提供することができる。
本発明の実施例2に係るプローブカード組立体及びプローブ装置について、図6乃至図9を参照しながら説明する。図6はプローブカード組立体の構成を模式的に示すもので、図6(a)は平面図、図6(b)は図6(a)のB−B線に沿った断面図である。図7はプローブカード組立体の構成要素であるプローブカードを模式的に示す平面図である。図8はプローブカード組立体の構成要素であるカードホルダを模式的に示す平面図である。図9はプローブカード組立体を組立構成するための1工程を模式的に示す平面図である。本実施例では、プランジャをカードホルダに取り付けられた点が実施例1と異なる。以下では、上記実施例1と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明は省略し、異なる構成部分について説明する。
図6に示すように、プローブカード組立体61は、弾性押圧機構であるプランジャ71を取り付けられたカードホルダ81、及び内側からプランジャ71に接触して、固定されるプローブカード63で構成されている。
図6及び図7に示すように、プローブカード63は、プローブ15を外側(図6(b)の下側)に向けて配置したプローブカード基板14、プローブカード基板14のプローブ15の配置されてない部分で接触して、固定するように形成された円周部68と円周部68の内側にある十字に直交する直径部69からなる補強板67、及び、直径部69の周辺部にあって、円周部18の内側の側面から凹状に窪んだプランジャ受け83を有し、プランジャ受け83と同じ側面にあって、ボール23が接触しない程度の奥行きのある、少なくとも、プローブ15の側に開放した凹形状のプランジャ逃げ85を有している。なお、プランジャ逃げ85は、円周方向にある両側面は、必ずしも必要はなく、例えば、プランジャ逃げ85の最も内側の破線で示される面を両側面方向に延長して、1つの平面とした形状でもよい。
プローブカード基板14は、補強板67に、ネジ等(図示略)により固定され、着脱可能である。
円周部68は、例えば、ステンレスで作製され、ボール23との接触が適切にできる程度の厚さの板状である。直径部69は、例えば、ステンレスで作製され、その両端部は、少なくとも、プランジャ受け83が形成、あるいは、埋め込みが可能な程度の厚みのある板状である。円周部68と直径部69の交差部、及び、直径部69同士の交差部は、それぞれ、固定されて補強板67となっている。補強板67は、他の材料であっても差し支えない。
プランジャ受け83及びプランジャ逃げ85は、実施例1のプランジャ受け33及びプランジャ逃げ35とは向きが逆で、ほぼ同じ大きさ、形状、及び位置関係を有する凹形をなしている。ただし、プランジャ逃げ85は、時計回り回転の進行後側の角が落とされた凹形をなしている。半導体ウェーハを測定する状態では、プランジャ71のボール23は、プランジャ受け83に接触して、プローブカード63はカードホルダ81に固定されている。
図6及び図8に示すように、カードホルダ81は、例えば、ステンレスで作製されたリング状をなし、リングの中心側である内側の側面に、中心方向を向いて、突出するように配置されたボール23を有している。カードホルダ81の半導体ウェーハに対向する側は、交換時、プローブカード63を支えるために、ボール23を有する側面より更に内側に張り出し部37が形成されている。また、カードホルダ81のリングの最も外側は、プローバ装置3(図5参照)の固定部材41に固定される。
プランジャ71は、実施例1のプランジャ21と同様の構成であり、カードホルダ81のリングの内側の側面に、中心方向を向いて取り付けられていることが異なる。
次に、プローブカード63をカードホルダ81に固定してプローブカード組立体61とする手順を説明する。図9に示すように、固定されているカードホルダ81の位置に、人力または搬送機構(図示略)によりプローブカード63を運搬して、カードホルダ81のプランジャ71とプローブカード63のプランジャ逃げ85の位置及び方向を合わせて、プローブカード63をカードホルダ81に内接させて、張り出し部37の上に置く。なお、図示しないが、プローブカード63とカードホルダ81との位置関係を示すための目印は、両者に付いている。
そして、プローブカード63を、右回り(矢印方向)に45度回転して、プローブカード63のプランジャ受け83に、プランジャ71のボール23が納まった位置で留めて、プローブカード組立体61を得る(図6参照)。プランジャ逃げ85は、時計回り回転の進行後側の角が落とされた凹形をなしているので、プローブカード63のスムーズな回転が可能であり、手動で行うことができる。なお、この回転は治具を用いて行ってもよいし、他の回転機構を利用することも可能である。
一方、プローブカード63の取り外しは、プランジャ71のボール23が納まった位置から、左方向(図9の矢印とは逆)に45度回転して、ボール23をプランジャ逃げ85まで移動し、その後、張り出し部37に対して反対方向に持ち上げることにより行われる。
プローブカード63は、実施例1のプローブ装置3に、実施例1と同様に、固定される。プローブ装置3に固定されたプローブカード組立体61は、実施例1のプローブカード組立体11と同様に接続される。
上述したように、プローブカード基板14を補強する補強板67の外周部にプランジャ受け83及びプランジャ逃げ85を取り付けられたプローブカード63、及び、内側の側面に、プランジャ71を有するカードホルダ81を組み合わせて、プローブカード組立体61とした。このプローブカード組立体61及びこのプローブカード組立体61を有するプローブ装置は、実施例1と同様の効果を有する。
その上、様々な半導体ウェーハの測定に対応するために、プローブカード63を交換することになるが、プランジャ71が、カードホルダ81側に取り付けられた結果、プローブカード63は、プランジャ受け83及びプランジャ逃げ85を取り付けるだけでよい。その結果、それぞれのプローブカード63は、作製時間の短縮及びコストの削減が可能となる。
本発明の実施例3に係るプローブカード組立体及びプローブ装置について、図10を参照しながら説明する。図10はプローブカード組立体の構成を模式的に示すもので、図10(a)は平面図、図10(b)は図10(a)のC−C線に沿った部分に、搬送トレイ等を追加した断面図である。本実施例では、プローブカード組立体の組み立てを、半導体ウェーハ側から、自動で行うことが実施例1と異なる。以下では、上記実施例1と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明は省略し、異なる構成部分について説明する。
図10に示すように、プローブカード組立体101は、プローブカード13、及び、実施例1のカードホルダ31とは、張り出し部107の位置のみ異なるカードホルダ111で構成されている。
張り出し部107は、半導体ウェーハに対向する側とは反対側に当たる位置に配設されており、プローブカード13のプローブ15とは反対側の面に近接している。
次に、プローブカード13をカードホルダ111に固定してプローブカード組立体101とする手順を説明する。図10(b)に示すように、プローブ装置の筐体内部にある支持台55及び搬送トレイ121等を有する自動搬送機構を利用する。筐体に固定されているカードホルダ111の鉛直下方の位置に、プローブカード13は、搬送トレイ121の位置決めピン123にプローブカード13の位置決め穴109を挿入して固定されて搬送される。
カードホルダ111のプランジャ逃げ35とプローブカード13のプランジャ21の位置及び方向を合わせて、プローブカード13を張り出し部107に接触または接触直前まで、リフトして、留める。なお、図示しないが、プローブカード13とカードホルダ111との位置関係を示すための目印は、両者に付いている。
プローブカード13を、実施例1と同様に、プローブ15とは反対側から見て右回りに支持台55を45度回転して、カードホルダ111のプランジャ受け33に、プランジャ21のボール23が納まった位置で留めて、プローブカード組立体101を得る。その後、搬送トレイ121は、退避する。
一方、プローブカード13の取り外しは、搬送トレイ121の位置決めピン123にプローブカード13の位置決め穴109を挿入して、プランジャ21のボール23が納まった位置から、左方向に45度回転して、ボール23をプランジャ逃げ35まで移動し、張り出し部107に対して反対方向(下側)に引き下げることにより行われる。
なお、測定時、支持台55は、搬送トレイ121を取り外して、図5に示すように、半導体ウェーハ51を載置する台として機能する。
上述したように、プローブカード組立体111は、実施例1と同様な構成をなし、実施例1と同様な効果を得る。その上、本実施例では、プローブカード13の交換が、人手を介することなく、自動で行うことができるので、プローブ15の本数が増加して、プローブカード13が大きく、重くなっても、安定して、実行できることになる。
本実施例3では、張り出し部107の位置を変更したカードホルダ111を使用して、実施例1と同様のプローブカード13の交換を自動で行うことができることを示したが、実施例2と同様のプローブカード63の交換を、カードホルダ81の張り出し部37を本実施例3の例に倣って変更することにより、同様に、自動で行うことができることは言うまでもない。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。
例えば、実施例では、プローブカード側設置及びカードホルダ側設置共に、プランジャの数を4個使用する例を示したが、プローブカードの重さあるいは大きさによって、4個より多くても少なくても差し支えない。
また、プランジャ受けとプランジャ逃げとは、互いに、45度ずつ離れたそれぞれの中間の位置になる関係に配置する例を示したが、プローブカードの径の大きさ等によっては、45度より小さくても差し支えない。
また、プローブカード及びカードホルダはステンレスである例を示したが、プローブカード交換時及び測定時に、強く接触する部分は、ステンレス以外の比較的硬度の高い金属、合金、あるいはセラミクス等であって差し支えない。一方、強い接触のない部分は、比較的硬度の低い金属、樹脂系の材料、無機材料等であっても差し支えない。
本発明の実施例1に係るプローブカード組立体の構成を模式的に示すもので、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿った断面図。 本発明の実施例1に係るプローブカード組立体の構成要素であるプローブカードを模式的に示す平面図。 本発明の実施例1に係るプローブカード組立体の構成要素であるカードホルダを模式的に示す平面図。 本発明の実施例1に係るプローブカード組立体を組立構成するための1工程を模式的に示す平面図。 本発明の実施例1に係るプローブ装置におけるプローブカード組立体の配置を示す模式図で、プローブカード組立体及びその周辺のみを断面で示す図。 本発明の実施例2に係るプローブカード組立体の構成を模式的に示すもので、図6(a)は平面図、図6(b)は図6(a)のB−B線に沿った断面図。 本発明の実施例2に係るプローブカード組立体の構成要素であるプローブカードを模式的に示す平面図。 本発明の実施例2に係るプローブカード組立体の構成要素であるカードホルダを模式的に示す平面図。 本発明の実施例2に係るプローブカード組立体を組立構成するための1工程を模式的に示す平面図。 本発明の実施例3に係るプローブカード組立体の構成を模式的に示すもので、図10(a)は平面図、図10(b)は図10(a)のC−C線に沿った部分に、搬送トレイ等を追加した断面図。
符号の説明
1 半導体試験装置
3 プローブ装置
5 接続リング
6 テストヘッド
8 テスタ
11、61、101 プローブカード組立体
13、63 プローブカード
14 プローブカード基板
15 プローブ
17、67 補強板
18、68 円周部
19、69 直径部
21、71 プランジャ
23 ボール
25 コイルばね
31、81、111 カードホルダ
33、83 プランジャ受け
35、85 プランジャ逃げ
37、107 張り出し部
41 固定部材
51 半導体ウェーハ
55 支持台
109 位置決め穴
121 搬送トレイ
123 位置決めピン

Claims (5)

  1. リング状をなし、前記リングの内側面が円筒内面形状を有するプローブカードホルダと、
    前記内側面にほぼ内接する外側面を有し、プローブカード基板及び前記プローブカード基板を固定する補強板を主な構成要素とする円盤状のプローブカードと、
    前記プローブカードホルダの内側面と前記プローブカードの外側面いずれか一方に配設され、弾性的に押圧された凸部を有する弾性押圧機構、及び、他方に配設され、前記凸部と接触して前記プローブカードホルダと前記プローブカードを固定する凸部受けと、
    を備えたことを特徴とするプローブカード組立体。
  2. リング状をなし、前記リングの内側面が円筒内面形状を有するプローブカードホルダと、
    前記内側面にほぼ内接する外側面を有し、プローブカード基板及び前記プローブカード基板を固定する補強板を主な構成要素とする円盤状のプローブカードと、
    前記プローブカードホルダの内側面と前記プローブカードの外側面いずれか一方に配設され、弾性的に押圧された凸部を有する弾性押圧機構、他方に配設され、前記凸部と接触して前記プローブカードホルダと前記プローブカードを固定する凸部受け、及び、他方に配設され、前記凸部に対向し、前記凸部と離間状態で保持される凸部逃げと、
    を備えたことを特徴とするプローブカード組立体。
  3. 前記弾性押圧機構は、ばねの弾性を利用したプランジャであることを特徴とする請求項1または2に記載のプローブカード組立体。
  4. リング状をなし、前記リングの内側面が円筒内面形状を有するプローブカードホルダと、前記内側面にほぼ内接する外側面を有し、プローブカード基板及び前記プローブカード基板を固定する補強板を主な構成要素とする円盤状のプローブカードと、前記プローブカードホルダの内側面と前記プローブカードの外側面いずれか一方に配設され、弾性的に押圧された凸部を有する弾性押圧機構、他方に配設され、前記凸部と接触して前記プローブカードホルダと前記プローブカードを固定する凸部受け、及び、他方に配設され、前記凸部に対向し、前記凸部と離間状態で保持される凸部逃げとを備えたプローブカード組立体と、
    前記プローブカード組立体を固定する固定部材と、
    を具備したことを特徴とするプローブ装置。
  5. 前記弾性押圧機構は、ばねの弾性を利用したプランジャであることを特徴とする請求項4に記載のプローブ装置。
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