JP2007137333A - 車両用乗員保護装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両が物体に衝突したことをより早い段階に且つ高精度に検出して、乗員保護デバイスを起動することができる車両用乗員保護装置を提供する。
【解決手段】サイドドア10の内部空間13に、当該内部空間13内の圧力を検出する圧力センサ22と、当該内部空間13内の温度を検出する温度センサ23とを配置させる。ここで、サイドドア10に物体が衝突した場合には、断熱変化により、当該内部空間13内の圧力の変化ΔP1と温度の変化ΔTはほぼ同期する。そして、これら圧力の変化ΔP1及び温度の変化ΔTを重畳的に衝突の判定に用いて、衝突したと判定された場合に、乗員保護デバイス40を起動させる。
【選択図】図3
【解決手段】サイドドア10の内部空間13に、当該内部空間13内の圧力を検出する圧力センサ22と、当該内部空間13内の温度を検出する温度センサ23とを配置させる。ここで、サイドドア10に物体が衝突した場合には、断熱変化により、当該内部空間13内の圧力の変化ΔP1と温度の変化ΔTはほぼ同期する。そして、これら圧力の変化ΔP1及び温度の変化ΔTを重畳的に衝突の判定に用いて、衝突したと判定された場合に、乗員保護デバイス40を起動させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両ドアなどの内部空間の圧力に基づき車両が物体に衝突したか否かを判定し、車両が物体に衝突したと判定された場合に乗員保護デバイスを起動させる車両用乗員保護装置に関するものである。
例えば、特許文献1には、車両の衝突を検知する手段として、圧力センサを用いる方法が記載されている。具体的には、車両ドア内に配置された密閉のエアタンクと、エアタンク内の圧力を検知する圧力センサとを備え、圧力センサにより検知されるエアタンクの圧力が所定閾値以上となったときに、車両が物体に衝突したと判定して、エアバッグ等の乗員保護デバイスを起動することが記載されている。
また、特許文献2には、衝突により変化する所定空間の圧力に加えて、衝突により車体に生じる加速度を検出し、当該圧力及び加速度を用いて重畳的に車両が物体に衝突したか否かを判定し、エアバッグ等の乗員保護デバイスを起動させることが記載されている。
また、特許文献3には、衝突により車体に生じる加速度と、衝突により変化する所定空間の温度を検出して、当該加速度及び温度を用いて重畳的に車両が物体に衝突したか否かを判定し、エアバッグ等の乗員保護デバイスを起動させることが記載されている。
特許文献2及び特許文献3に記載されているように、衝突の判定を重畳的にすることで、衝突精度を向上させることができる。
特開平2−249740号公報
特許第2654428号公報
特表2004−513824号公報
しかし、特許文献2に記載の判定方法に用いる圧力と加速度とは、それぞれ物体が車両に衝突した瞬間から衝突の検出までの時間にずれを有する。このことについて、例えば、車両ドアに物体が衝突する場合を例に挙げて説明する。この場合、圧力の検出対象は、車両ドアの内部空間の圧力となる。また、加速度は、車体そのものの加速度である。ここで、車両ドアは、一般的に剛性がそれほど高いものではないため、非常に変形しやすい部材である。つまり、車両ドアに物体が衝突した場合には、まず車両ドアが変形し、その後に車体そのものが移動する。従って、車両ドアの内部空間の圧力が大きくなった後、加速度が大きくなる。すなわち、最初に圧力により衝突が検知され、その後に加速度により衝突が検知されることになる。従って、時間的に遅い方の加速度により衝突が検知されるまでは、乗員保護デバイスが起動しない。
また、特許文献3に記載の判定方法に用いる温度と加速度についても、同様に、物体が車両に最初に衝突した瞬間から衝突の検出までの時間にずれを有する。この場合も、時間的に遅い方の加速度により衝突が検出されるまでは、乗員保護デバイスが起動しない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、車両が物体に衝突したことをより早い段階に且つ高精度に検出して、乗員保護デバイスを起動することができる車両用乗員保護装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用乗員保護装置は、車両に物体が衝突した場合に乗員を保護する車両用乗員保護装置であって、所定の内部空間を形成し、物体の衝突により内部空間を変形させる車体部材と、内部空間に配置され、該内部空間内の圧力を検出する圧力検出部と、内部空間に配置され、該内部空間内の温度を検出する温度検出部と、圧力検出部により検出された圧力の変化及び温度検出部により検出された温度の変化に基づき車体部材に物体が衝突したか否かを判定する判定手段と、判定手段により車体部材に物体が衝突したと判定された場合に起動する乗員保護デバイスとを備えることを特徴とする。
ここで、車体部材は、例えば、車両ドアである。ここで、車両ドアは、車室外側のアウタパネルと、車室内側のインナパネルとを備えている。そして、アウタパネルとインナパネルとの間には、空間が形成されている。この空間が、上述した内部空間に相当する。そして、車両ドア、具体的には、車両ドアのアウタパネルに物体が衝突した場合には、アウタパネルが車室内側に変形する。このアウタパネルの変形伴い、車両ドアの内部空間が狭くなるように変形する。つまり、物体の衝突により車両ドアの内部空間は、狭くなるように変形する。なお、車体部材は、車両ドアの他にも、上述したように、物体の衝突により変形する内部空間が形成される部材であればよい。
そして、圧力検出部は、車両ドアなどの車体部材の内部空間内の圧力を検出する。つまり、物体が衝突したことに伴う車体部材の内部空間内の圧力の変化を検出することができる。具体的には、車体部材に物体が衝突することに伴い、車体部材の内部空間が狭くなるように変形すると、内部空間内の圧力は上昇する。そこで、圧力検知部は、物体の衝突により上昇する圧力を検出することができる。
また、温度検出部は、車両ドアなどの車体部材の内部空間内の温度を検出する。ここで、車体部材の内部空間内の温度は、当該内部空間の圧力が変化することに伴って変化する。これは、断熱変化によるものである。例えば、圧力が上昇すると温度も上昇する。一方、圧力が低下すると、温度も低下する。このように、内部空間内の圧力と温度とは、相互関係を有する。つまり、内部空間内の圧力の変化と温度の変化とは、ほぼ同期している。
このように、温度検出部は、車体部材の内部空間内の圧力の変化に伴う温度の変化を検出することができる。従って、温度検出部は、車体部材に物体が衝突したことに伴う車体部材の内部空間内の温度の変化を検出することができる。具体的には、車体部材に物体が衝突することに伴い、車体部材の内部空間が狭くなるように変形すると、断熱変化により内部空間内の温度が上昇する。そこで、温度検出部は、物体の衝突により上昇する温度を検出することができる。
そして、判定手段は、車体部材の内部空間内の圧力の変化及び温度の変化に基づき、車両ドアなどの車体部材に物体が衝突したか否かを判定している。つまり、判定手段は、圧力の変化と温度の変化とを重畳的に判定に用いている。具体的には、判定手段は、圧力が所定圧力閾値を超え、且つ、温度が所定温度閾値を超えた場合に、車体部材に物体が衝突したと判定する。
また、乗員保護デバイスは、エアバッグ装置などである。例えば、側突の場合に起動する乗員保護デバイスは、車両ドアと乗員との間に展開するエアバッグ装置などである。
以上説明したように、本発明の車両用乗員保護装置は、判定手段において、車体部材の内部空間内の圧力の変化及び温度の変化を重畳的に用いて物体の衝突を判定している。このように、複数の情報を用いて物体の衝突を判定しているので、高精度に物体の衝突を検知することができる。つまり、不要な乗員保護デバイスの起動を防止することができる。
さらに、判定手段において、物体の衝突の判定に用いる情報は、車両ドアなどの車体部材の内部空間内の圧力の変化及び温度の変化である。この内部空間内の圧力の変化及び温度の変化は、上述したように、ほぼ同期している。つまり、車体部材に物体が衝突したことに伴い、ほぼ同時に圧力及び温度が上昇する。このように、ほぼ同期した複数の情報を用いて物体の衝突の判定を行っている。つまり、物体が車両に最初に衝突した瞬間から圧力の変化を用いて衝突と判定するまでの時間と、衝突した瞬間から温度の変化を用いて衝突と判定するまでの時間とが、ほぼ同一である。つまり、これら複数の情報を用いた場合であっても、非常に早い段階で、車体部材に物体が衝突したことを判定することができる。
ところで、圧力検出部は、上述したように、車体部材の内部空間内の圧力を検出する。この圧力検出部は、例えば、シリコンチップの中央部を薄く加工して形成したダイヤフラム上に、ホイートストンブリッジとなるように拡散抵抗を形成されたものなどがある。このような圧力検出部を含め、種々の圧力の検出が可能なものは、周囲の温度に応じて、出力値にバラツキが生じることがある。このような場合には、圧力検出部の出力値に対して、周囲の温度に応じた補正をすることが考えられる。
そこで、このような場合に、衝突の判定に用いる温度検出部により検出される温度情報を、圧力検出部の出力値に対する補正に用いるようにするとよい。具体的には、本発明の車両用乗員保護装置は、温度検出部により検出された温度に応じて、圧力検出部により検出された圧力を補正して補正圧力を算出する圧力補正手段をさらに備え、判定手段は、補正圧力の変化及び温度の変化に基づき車体部材に物体が衝突したか否かを判定するようにする。
つまり、温度検出部により検出される温度情報は、衝突の判定と圧力の補正とに兼用している。これにより、圧力の補正を行うために、圧力検出部の周囲の温度を検出する温度検出部を別途設ける必要がない。その結果、低コストで、圧力検出部により検出される圧力を補正することができる。
また、本発明の車両用乗員保護装置の判定手段は、断熱変化により変化する車体部材の内部空間内の温度を用いて衝突の判定を行っている。つまり、車体部材の内部空間内の圧力が上昇した場合に、確実に温度が上昇し、この温度を温度検出部が検出できるようにすることが望まれる。具体的には、車体部材の内部空間内の圧力の上昇に伴い、車体部材の内部空間の温度が上昇した場合に、内部空間の熱が車体部材の内部空間の外に逃げないようにするとよい。そこで、車体部材は、内部空間の形成面に断熱材を備えるようにするとよい。これにより、上昇した内部空間の温度が外部に逃げることを防止できる。従って、確実に温度検出部により、断熱変化により上昇する内部空間内の温度の変化を検出することができる。
ここで、内部空間の形成面とは、例えば車両ドアの場合には、アウタパネルの車室内側の面及びインナパネルの車室外側の面である。この場合には、断熱材は、アウタパネルの車室内側のみに備えるようにしてもよいし、インナパネルの車室外側のみに備えるようにしてもよいし、両側に備えるようにしてもよい。もちろん、アウタパネルの車室内側及びインナパネルの車室外側の両方に断熱材を備えるようにした場合が、最も断熱効果が高い。
また、圧力検出部及び温度検出部は、車体部材の内部空間内のうち相互に近接した位置に配置されるようにするとよい。ここで、上述したように、圧力検出部により検出される圧力の変化と、温度検出部により検出される温度の変化は、断熱変化によりほぼ同期する。特に、圧力検出部及び温度検出部が相互に近接した位置に配置されている場合には、極めて同期性が高くなる。従って、より早い段階で衝突と判定することができる。
この場合、特に、圧力検出部及び温度検出部は、車体部材の内部空間内に配置された同一のケース内に配置されるようにするとよい。このように、同一のケース内に配置することで、より同期性を高めることができる。さらに、省スペース化及び低コスト化を図ることができる。
本発明の車両用乗員保護装置によれば、車両が物体に衝突したことをより早い段階に且つ高精度に検出して、乗員保護デバイスを起動することができる。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。
(1)第1実施形態
第1実施形態の車両用乗員保護装置は、車両ドア10に物体、例えば他の車両が衝突した場合に、サイドエアバッグ装置40を起動する装置を例に挙げて説明する。
第1実施形態の車両用乗員保護装置は、車両ドア10に物体、例えば他の車両が衝突した場合に、サイドエアバッグ装置40を起動する装置を例に挙げて説明する。
第1実施形態の車両用乗員保護装置の構成について図1〜図3を参照して説明する。図1は、車両ドア10の断面図である。図2は、図1のA部分の拡大図である。図3は、第1実施形態の車両用乗員保護装置を示すブロック図である。
第1実施形態の車両用乗員保護装置の概要は、以下の通りである。圧力センサ22により車両側面の車両ドア10(以下、「サイドドア」という)の内部空間13内の補正圧力変化ΔP1を算出する。さらに、温度センサ23により当該内部空間13内の温度変化ΔTを検出する。そして、補正圧力変化ΔP1及び温度変化ΔTが所定閾値Pth、Tthを超えた場合に、サイドドア10に物体が衝突したと判定し、この場合にサイドエアバッグ装置40を起動する。
この第1実施形態の車両用乗員保護装置は、詳細には、衝突対象である車両ドア10と、センサモジュール20と、エアバッグECU30と、サイドエアバッグ装置40とから構成される。
まず、物体の衝突対象である車両ドア10(本発明における車体部材)の構成について、図1を参照して説明する。図1に示すように、サイドドア10は、車室内側に配置されるインナパネル11と、車室外側に配置されるアウタパネル12とを備えている。そして、インナパネル11とアウタパネル12との間には、空間を形成している。このインナパネル11とアウタパネル12との対向空間を、内部空間13という。さらに、インナパネル11の車室外側(図1の右側)の面には、断熱材が張られている。また、アウタパネル12の車室内側(図1の左側)の面には、断熱材が張られている。つまり、内部空間13を形成する多くの面が、断熱材により覆われている。
次に、センサモジュール20について図1〜図3を参照して説明する。図1に示すように、センサモジュール20は、内部空間13内に配置されている。このセンサモジュール20は、図2に示すように、ケース21と、圧力センサ22と、温度センサ23と、通信IC24とから構成される。
ケース21は、中空の直方体形状からなる。このケース21は、サイドドア10の内部空間13内であって、インナパネル11の車室外側(図2の右側)に取り付けられている。そして、ケース21は、車室外側に開口した検出口21aが形成されている。この検出口21aは、ケース21の外部からケース21の内部へ、物体が衝突することにより変化する内部空間13の圧力及び温度を伝達(入力)するためのものである。
圧力センサ22は、ケース21の内部に配置されている。そして、圧力センサ22は、サイドドア10の内部空間13内の圧力の変化を検出する。具体的には、圧力センサ22は、センサチップ22aと、増幅回路22bとから構成される。
センサチップ22a(本発明における圧力検出部)は、シリコンチップの中央部を薄く加工して形成したダイヤフラム上に、ホイートストンブリッジとなるように拡散抵抗を形成されたものである。そして、センサチップ22aに圧力が付与されてダイヤフラムが変形した場合には、センサチップ22aの図1の左右端の電位差が変化する。そして、センサチップ22aは、図1の左右端の電位差の信号を出力する。つまり、この図1の左右端の電位差の信号が、圧力が付与される前に対する圧力変化ΔPとなる。ここで、このセンサチップ22aにより検出する圧力変化ΔPは、センサチップ22aの周囲、すなわちケース21内の温度Tに応じて異なる。つまり、圧力変化ΔPは、温度Tによってバラツキを有する。
増幅回路22b(本発明における圧力補正手段)は、センサチップ22aにより出力される圧力変化ΔPに対して増幅補正処理を行い、補正圧力変化ΔP1を生成する。ここで、増幅補正処理は、センサチップ22aにより出力される圧力変化ΔPそのものを比例的に増幅する処理に加えて、温度センサ23から出力される温度Tに基づく補正処理を含む。補正処理とは、センサチップ22aにより出力される圧力変化ΔPが、センサチップ22aの周囲の温度Tに応じてバラツキを有しないような圧力変化となるようにする処理である。例えば、温度Tに応じた圧力の補正量を予め設定しておく。そして、実際に温度センサ23から出力される温度Tに応じた補正量を、センサチップ22aから出力される圧力変化ΔPに加えるなどする。
温度センサ23(本発明における温度検出部)は、ケース21の内部であって、圧力センサ22に近接した位置に配置されている。そして、温度センサ23は、サイドドア10の内部空間13内の温度T及び温度の変化ΔTを検出する。
通信IC24は、ケース21の内部に配置されている。通信IC24は、A/Dコンバータ24aと、インターフェイス24bとから構成される。A/Dコンバータ24aは、圧力センサ22から出力される補正圧力変化ΔP1と、温度センサ23から出力される温度変化ΔTとを入力して、A/D変換する。そして、A/D変換された補正圧力変化ΔP1及び温度変化ΔTは、インターフェイス24bを介して、エアバッグECU30へ通信出力される。
エアバッグECU30は、インターフェイス31と、判定部32とから構成される。インターフェイス31は、通信IC24のインターフェイス24bから出力された情報を入力する。そして、インターフェイス31を介して入力された情報は、判定部32にて、サイドエアバッグ装置40の起動を行うか否かの判定処理を行う。さらに、判定部32には、判定に用いる圧力閾値Pth及び温度閾値Tthが予め記憶されている。
この判定部32の判定処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。図4は、エアバッグECU30の判定部31における判定処理を示すフローチャートである。まず、入力された補正圧力変化ΔP1が圧力閾値Pthより大きいか否かを判定する(ステップS1)。補正圧力変化ΔP1が圧力閾値Pth以下の場合には(ステップS1:No)、処理をリターンする。
一方、補正圧力変化ΔP1が圧力閾値Pthより大きい場合には(ステップS1:Yes)、温度変化ΔTが温度閾値Tthより大きいか否かを判定する(ステップS2)。温度変化ΔTが温度閾値Tth以下の場合には(ステップS2:No)、処理をリターンする。一方、温度変化ΔTが温度閾値Tthより大きい場合には(ステップS2:Yes)、物体がサイドドア10に衝突したと判定し、サイドエアバッグ装置40を起動させる(ステップS3)。そして、処理をリターンする。
なお、サイドエアバッグ装置40(本発明における乗員保護デバイス)は、例えば、サイドドア10と乗員の間に展開するエアバッグなどを含む。
次に、上述した構成からなる車両用乗員保護装置の動作について図5を参照して説明する。図5は、車両ドア10に物体が衝突した場合における補正圧力変化ΔP1及び温度変化ΔTの時間変化を示す図である。
まず、サイドドア10のアウタパネル12に物体が衝突した場合におけるサイドドア10の作用について説明する。アウタパネル12は、それほど剛性の高いものではない。従って、アウタパネル12に物体が衝突した場合には、アウタパネル12は、インナパネル11側へ変形する。つまり、アウタパネル12に物体が衝突した直後には、内部空間13が狭くなるように変形する。そうすると、内部空間13内の圧力は上昇する。また、断熱変化により、内部空間13内の温度が上昇する。ここで、上述したように、内部空間13を形成する多くの面が断熱材により覆われているため、非常に効率的に且つ確実に、圧力の上昇に伴って温度が上昇する。
そうすると、圧力センサ22のセンサチップ22aは、検出口21aを通して伝達された内部空間13内の圧力変化ΔPを検出する。また、温度センサ23は、検出口21aを通して伝達された内部空間13内の温度T及び温度変化ΔTを検出する。さらに、圧力センサ22の増幅回路22bにおいて、圧力変化ΔP及び温度Tに基づいて補正圧力変化ΔP1が得られる。
補正圧力変化ΔP1の時間変化は、図5(a)に示すような挙動を示す。また、温度変化ΔTの時間変化は、図5(b)に示すような挙動を示す。ここで、圧力センサ22と温度センサ23は、同一のケース21の内部に非常に近接して配置されている。従って、圧力センサ22のセンサチップ22aが検出する圧力変化ΔPと温度センサ23が検出する温度変化ΔTとは、ほぼ同期している。従って、補正圧力変化ΔP1及び温度変化ΔTは、図5(a)(b)に示すように、ほぼ同期している。具体的には、両者は、ほぼ同じような挙動を示す。
そして、エアバッグECU30の判定部32において、図5(a)に示すように補正圧力変化ΔP1が圧力閾値Pthを超えている場合、且つ、図5(b)に示すように温度変化ΔTが温度閾値Tthを超えている場合に、サイドエアバッグ装置40を起動させる。
このように、サイドドア10のアウタパネル12に物体が衝突したことを圧力の変化と温度の変化とで重畳的に判定しているので、非常に高精度となる。さらに、サイドドア10の内部空間13内の圧力の変化及び温度の変化は、ほぼ同期している。従って、非常に早い段階で物体の衝突を判定することができる。また、増幅回路22bにて増幅補正処理された補正圧力変化ΔP1を衝突の判定用いることで、センサチップ22aの温度バラツキをない状態とすることができる。
(2)第2実施形態
次に、第2実施形態の車両用乗員保護装置について図6を参照して説明する。図6は、第2実施形態の車両用乗員保護装置を示すブロック図である。なお、第2実施形態の車両用乗員保護装置において、第1実施形態の車両用乗員保護装置と同一構成については、同一符号を付して説明を省略する。
次に、第2実施形態の車両用乗員保護装置について図6を参照して説明する。図6は、第2実施形態の車両用乗員保護装置を示すブロック図である。なお、第2実施形態の車両用乗員保護装置において、第1実施形態の車両用乗員保護装置と同一構成については、同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の車両用乗員保護装置の概要は、以下の通りである。圧力センサ50によりサイドドア10の内部空間13内の圧力変化ΔPを検出する。さらに、温度センサ23により当該内部空間13内の温度T及び温度変化ΔTを検出する。そして、エアバッグECU60において、圧力変化ΔPと温度Tに基づき、補正圧力変化ΔP1を算出する。さらに、補正圧力変化ΔP1及び温度変化ΔTが所定閾値Pth、Tthを超えた場合に、サイドドア10に物体が衝突したと判定し、この場合にサイドエアバッグ装置40を起動する。
第2実施形態の車両用乗員保護装置は、詳細には、衝突対象である車両ドア10と、センサモジュールと、エアバッグECU60と、サイドエアバッグ装置40とから構成される。
センサモジュールは、内部空間13内に配置されている。このセンサモジュールは、ケース21と、圧力センサ50と、温度センサ23と、通信IC24とから構成される。圧力センサ50は、ケース21の内部に配置されている。そして、圧力センサ50は、サイドドア10の内部空間13内の圧力の変化を検出する。具体的には、圧力センサ50は、センサチップ50aと、増幅回路50bとから構成される。
センサチップ50a(本発明における圧力検出部)は、第1実施形態のセンサチップ22aと同一構成からなる。増幅回路50bは、センサチップ50aにより出力される圧力変化ΔPに対して増幅処理を行う。ここで、増幅処理は、センサチップ50aにより出力される圧力変化ΔPそのものを比例的に増幅する処理である。
エアバッグECU60は、インターフェイス61と、補正処理部62と、判定部63とから構成される。インターフェイス61は、通信IC24のインターフェイス24bから出力された情報を入力する。つまり、増幅処理された圧力変化ΔP、温度T、及び温度変化ΔTを入力する。そして、インターフェイス61を介して入力された情報は、補正処理部62にて、増幅処理された圧力変化ΔP及び温度Tに基づく補正処理が行われる。そして、補正圧力変化ΔP1を算出する。ここで、補正処理とは、増幅処理された圧力変化ΔPが、センサチップ50aの周囲の温度Tに応じてバラツキを有しないような圧力変化となるようにする処理である。例えば、温度Tに応じた補正量を予め設定しておく。そして、実際の温度センサ23により検出された温度Tに応じた補正量を、増幅処理された圧力変化ΔPに加えるなどして、補正圧力変化ΔP1を算出する。
判定部63は、温度センサ23により検出された温度変化ΔTと、補正処理部62により補正処理されて算出された補正圧力変化ΔP1とに基づき、サイドエアバッグ装置40の起動を行うか否かの判定処理を行う。この判定処理は、第1実施形態の判定部32の判定処理と同様の処理である。さらに、判定部63には、判定に用いる圧力閾値Pth及び温度閾値Tthが予め記憶されている。
このように、サイドドア10のアウタパネル12に物体が衝突したことを圧力の変化と温度の変化とで重畳的に判定しているので、非常に高精度となる。さらに、サイドドア10の内部空間13内の圧力の変化及び温度の変化は、ほぼ同期している。従って、非常に早い段階で物体の衝突を判定することができる。また、補正処理部62にて補正処理された補正圧力変化ΔP1を衝突の判定に用いることで、センサチップ50aの温度バラツキをない状態とすることができる。
10:車両ドア、 11:インナパネル、 12:アウタパネル、 13:内部空間、
20:センサモジュール、 21:ケース、 21a:検出口、
22、50:圧力センサ、 22a、50a:センサチップ、
22b、50b:増幅回路、 23:温度センサ、 24:通信IC、
30、60:エアバッグECU、 32、63:判定部、
40:サイドエアバッグ装置、 62:補正処理部
20:センサモジュール、 21:ケース、 21a:検出口、
22、50:圧力センサ、 22a、50a:センサチップ、
22b、50b:増幅回路、 23:温度センサ、 24:通信IC、
30、60:エアバッグECU、 32、63:判定部、
40:サイドエアバッグ装置、 62:補正処理部
Claims (6)
- 車両に物体が衝突した場合に乗員を保護する車両用乗員保護装置であって、
所定の内部空間を形成し、前記物体の衝突により前記内部空間を変形させる車体部材と、
前記内部空間に配置され、該内部空間内の圧力を検出する圧力検出部と、
前記内部空間に配置され、該内部空間内の温度を検出する温度検出部と、
前記圧力検出部により検出された前記圧力の変化及び前記温度検出部により検出された前記温度の変化に基づき前記車体部材に前記物体が衝突したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記車体部材に前記物体が衝突したと判定された場合に起動する乗員保護デバイスと、
を備えることを特徴とする車両用乗員保護装置。 - 前記温度検出部により検出された前記温度に応じて、前記圧力検出部により検出された前記圧力を補正して補正圧力を算出する圧力補正手段をさらに備え、
前記判定手段は、前記補正圧力の変化及び前記温度の変化に基づき前記車体部材に前記物体が衝突したか否かを判定する請求項1記載の車両用乗員保護装置。 - 前記車体部材は、前記内部空間の形成面に断熱材を備える請求項1又は2に記載の車両用乗員保護装置。
- 前記圧力検出部及び前記温度検出部は、前記車体部材の前記内部空間内のうち相互に近接した位置に配置される請求項1〜3の何れか一項に記載の車両乗員保護装置。
- 前記圧力検出部及び前記温度検出部は、前記車体部材の前記内部空間内に配置された同一のケース内に配置される請求項4記載の車両用乗員保護装置。
- 前記車体部材は、車両ドアである請求項1〜5の何れか一項に記載の車両用乗員保護装置。
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