JP2013199150A - 衝突判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類のセンサ信号から適切な衝突判定をすることができ、汎用性の高い衝突判定装置を提供すること。
【解決手段】本発明の衝突判定装置1は、車両各部に配設された圧力センサR1,L1,R2,L2と衝撃センサR3,L3とからセンサ識別子SID付きのセンサデータDを受け取る。CPU2がメイン判定手段21となり、各センサからのデータを総合して衝突判定する。並行して、ASIC3がセンサの種別により判別ロジックの異なるサブ判定手段51,52を切り替えつつ、簡素ながら堅実な衝突判定を行う。センサ識別子SIDにはセンサの種類を示す情報が含まれているので、センサの数などが異なる車両にも同一の衝突判定装置1を使用でき、汎用性が高い。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の事故時に乗員保護装置を作動させる判定を行うための衝突安全技術の分野に属する。
特許文献1には、車両の衝突判定装置として、冗長性を確保したエアバッグECUが開示されている。
ここでは、衝突判定に用いる信号を提供するセンサには、メインセンサとして車両の側面部分に配設されて左右方向の加速度を検知するGセンサを用い、セーフィングセンサとして車両の中央部に配設されてやはり左右方向の加速度を検知するGセンサを用いている。この衝突判定装置では、メインセンサおよびセーフィングセンサたる各Gセンサの出力信号に基づいて衝突判定する主制御回路と、メインセンサたるGセンサの出力信号に基づいて衝突判定する副制御回路とで、冗長系を構成している。
特開2008−74127号公報
上記のような側面衝突判定機能をもつエアバッグECUでは、将来的に搭載箇所に応じて複数種類のセンサを使い分けてより適切な側突判定を下せるようにしたいという要求がある。例えば、車両の側面から衝突(側突と略す)された場合には、衝撃加速度を感知するGセンサや衝撃センサの他に、ドア内に形成されている内部空間の空気圧が急変することを検知する圧力センサを設けることも考えられる。このようにドア内に圧力センサを有すれば、ドアの外板が急速にへこんでドアの内部空間で空気圧が急増することをもって、当該ドア部分に側突されたことを検知することができる。
しかしながら、背景技術の項で前述したエアバッグECUでは、センサとして単一の方式のセンサ、即ちGセンサしか用いておらず、圧力センサ等の他の方式のセンサと組み合わせて用いる場合は想定されていない。
また、上記のように複数種類の方式のセンサを組み合わせて用いる場合には、それぞれの方式のセンサに対応した判定ロジックを例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)のような集積回路に記憶させる。しかし、車種によって搭載箇所とセンサ種類との組み合わせが異なる場合、ASICは書換不能であるため車種に応じた専用品番のASICを製造する必要が生じるため汎用性が低い。
そこで本発明は、複数種類のセンサからの信号を用いてより適切な衝突判定をすることができ、汎用性の高い衝突判定装置を提供することを解決すべき課題とする。
上記の課題を解決するために、発明者は主として以下の解決手段を発明した。そこで、本項では解決手段うち主たるものの構成について説明し、併せてその構成がもたらす作用効果についても簡潔に説明する。なお、以下の各手段に付せられた順序数は、本願出願時に特許請求の範囲に記載されていた請求項の番号に対応している。
(第1手段)
本発明の第1手段は車両用の衝突判定装置(1)であり、構成要素としてバスマスタ(4)とメイン判定手段(21)と冗長判定手段(5)と論理ゲート(6)と起動ドライバ(7)とを有する。
この車両には、複数種類のセンサ(R1−R3,L1−L3)が配設されている。これらのセンサ(R1−R3,L1−L3)はそれぞれ、車両の挙動および変形のうち少なくとも一方に関する所定の検知機能と、固有に付けられたセンサ識別子(SID)を保持する識別機能とをもつ。そして、この検知機能による検知データ(S)にこのセンサ識別子(SID)を併せたセンサデータ(D)を送信する機能をもつ。
このバスマスタ(4)は、これらの複数種類のセンサ(R1−R3,L1−L3)のそれぞれから車載ネットワーク(8)を介してこのセンサデータ(D)受信し、このメイン判定手段21とこの冗長判定手段(5)とにそれぞれこのセンサデータ(D)を配信する機能をもつ。
このメイン判定手段(21)は、このバスマスタ(4)から転送されたこれらのセンサデータ(D)に基づいて乗員保護装置を作動させるか否かを判定する機能をもつ。
一方、この冗長判定手段(5)は、このバスマスタ(4)から転送されたこれらのセンサデータ(D)のうちいずれかに基づいて、この乗員保護装置を作動させるか否かを、このメイン判定手段(21)とは独立して判定する機能をもつ。ここで冗長判定手段(5)は、少なくとも前記センサの前記種類によって異なる複数のサブ判定手段(51,52)と、これらのサブ判定手段(51,52)のうちいずれに判定させるかを選択するスイッチング手段(50)とをもつ。
この論理ゲート(6)は、このメイン判定手段(21)の判定結果とこの冗長判定手段(5)の判定結果とを総合してこの乗員保護装置を作動させるか否かを判定する機能をもつ。そして、この起動ドライバ(7)は、この論理ゲート(6)の論理出力に従ってこの乗員保護装置を起動させる機能をもつ。
本手段の衝突判定装置では、車載ネットワーク(8)を通じて複数種類のセンサ(R1−R3,L1−L3)から、バスマスタ(4)にセンサデータ(D)が送られてくる。このセンサデータ(D)には、各センサ(R1−R3,L1−L3)での検知データ(S)だけではなく、センサ識別子(SID)も付随している。それゆえ、バスマスタ(4)からセンサデータ(D)を受け取ったメイン判定手段(21)とは、それぞれいずれのセンサ(R1−R3,L1−L3)からのセンサデータ(D)であるかを識別することができる。センサの種類については、メイン判定手段(21)だけでなく冗長判定手段(5)でも判別ができる。
つまりメイン判定手段(21)は、センサデータ(D)に含まれる検知データ(S)がいずれのセンサ(R1−R3,L1−L3)からのものであるかを、センサ識別子(SID)によって判別することができる。そのうえでメイン判定手段(21)は、当該センサ(R1−R3,L1−L3)に適合した処理を行うことができ、乗員保護装置を作動させるか否かの判定をより適切に下せるようになる。
一方、冗長判定手段(5)でも、センサデータ(D)に含まれるセンサ識別子(SID)に基づいてスイッチング手段(50)が複数のサブ判定手段(51,52)のうちいずれに判定させるかを選ぶことができる。この際、センサデータ(D)は、少なくとも当該センサ(R1−R3,L1−L3)の種類別にサブ判定手段(51,52)が割り振られる。よって、冗長判定手段(5)でも、少なくともセンサ(R1−R3,L1−L3)の種類別に適切な判定が行われるようになっている。しかも、冗長判定手段(5)での判定は、前述のメイン判定手段(21)での判定とは独立して行われる。
メイン判定手段(21)による判定結果と冗長判定手段(5)による判定結果とは、論理ゲート(6)で総合されたうえで乗員保護装置を作動するか否かの判定がなされ、その論理出力に従って起動ドライバ(7)が作動するか否かが決定される。
したがって、本手段の衝突判定装置によれば、複数種類のセンサ(R1−R3,L1−L3)からのセンサデータ(D)を用いてより適切な衝突判定をすることができる。そのうえ、冗長判定手段(5)では、センサ識別子(SID)によりセンサの種類別に適切なサブ判定手段(51,52)が使用されるので、本手段の衝突判定装置(1)の汎用性が高くなるという効果が得られる。
(第2手段)
本発明の第2手段は、前述の第1手段において、次のような特徴を持つ衝突判定装置(1)である。
先ず、前記センサ(R1−R3,L1−L3)は、前記車両の各部に分散配置されたサテライトセンサ(R1−R3,L1−L3)であり、前記センサ識別子(SID)は、当該サテライトセンサ(R1−R3,L1−L3)の種類を示す情報を含む。次に、前記サブ判定手段(51,52)は、少なくともこの種類によって異なる判定ロジックをもち、前記スイッチ手段は、この情報に従って前記センサデータ(D)をそれぞれ当該する各前記サブ判定手段(51,52)に振り分ける機能をもつ。
本手段の衝突判定装置(1)では、センサ(R1−R3,L1−L3)が車両の各部に分散配置されたサテライトセンサであるから、衝突時等に局所的に生じる車両部分の変形や挙動をも検知することができる。例えば、あるドア内の圧力急変や局所的な大加速度の検出、あるいは局所的な衝撃の検出などから、サブ判定手段(51,52)でもセンサ(R1−R3,L1−L3)の種類に従った衝突判定がなされる。それゆえ、センサ(R1−R3,L1−L3)が広く分散して配置されていれば、車両の変形がより広域に拡がったり車両全体に衝撃加速度が拡がったりするのを待つことなく、より迅速に衝突判定が行えるようになるという効果がある。
実施例1としての側突エアバッグECUを含むシステムブロック図 実施例1での信号授受および作動シーケンスを示すフローチャート
本発明の「衝突判定装置」がもつ実施形態については、当業者が本発明を実施することができるだけの理解が得られるように、本項の記載で明確かつ十分に説明する。なお、本発明の出願時点では、以下の実施例ないしその変形態様のうちに最良の実施形態が開示されていると発明者は考えている。
(装置構成)
本発明の実施例1たる「衝突判定装置」は、図1に示すように、図示しない車両(主に自動車)の側突エアバッグ(図略)を起動させるか否かを判定する側面衝突判定機能をもつエアバッグECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)1である。エアバッグECU1(単にECU1と略す)は、車載ネットワーク8(DSI規格のバス通信)を通じて、車両の各部に分散配置されたサテライトセンサ9に接続されている。サテライトセンサ9には、2種類で合計6個のセンサR1−R3,L1−L3が含まれている。
すなわち、この車両(図略)の側面部分には、2種類のセンサR1−R3,L1−L3が配設されている。車両の右側には、前ドア内に配設され同ドアの内部空間の圧力変動を検知する圧力センサR1と、後ドア内の圧力センサR2と、前後のドアの間に位置するBピラー内に適切な高さに配設された衝撃センサ(加速度センサ)R3とがある。これらと左右対称に、車両の左側には、それぞれ前後のドア内の圧力センサL1,L2と、Bピラー内の衝撃センサ(加速度センサ)L3とが配設されている。すなわち、センサR1−R2,L1−L2は、圧力センサであって車両側面にあるドアの変形に関する検知機能をもち、センサR3,L3は、衝撃センサであって車両のセンターピラーの変形ないし車両にかかる左右方向の加速度を検知する機能をもつ。
そして、各センサR1−R3,L1−L3は、固有に付けられたセンサ識別子SIDを保持する識別機能をもち、それぞれ上記の検知機能による検知データSにセンサ識別子SIDを併せたセンサデータDを、車載ネットワーク8に送信する機能をもつ。ここで、サテライトセンサ9のそれぞれに付けられたセンサ識別子SIDは、各センサR1−R3,L1−L3の種類が圧力センサであるか衝撃センサであるかを示す情報を含んでいる。具体的には、センサデータDに含まれているセンサ識別子SIDの最後の桁が、0(ゼロ)であれば圧力センサからのセンサデータDであることを示し、1であれば衝撃センサからのセンサデータDであることを示すことになっている。
以上は、ECU1が利用する周辺装置としての各センサR1−R3,L1−L3と車載ネットワーク8との説明であり、以下にECU1自体の構成を説明する。
本実施例のECU1は、メイン判定手段21を内蔵するCPU2と、バスマスタ4、冗長判定手段5、論理ゲート6および起動ドライバ7とを内蔵するASIC3とを、同一の筐体内に内蔵している。
バスマスタ4は、これらの複数種類のセンサR1−R3,L1−L3のそれぞれから車載ネットワーク8を介してセンサデータDを受信し、CPU2のメイン判定手段21とASIC3の冗長判定手段5とにそれぞれこのセンサデータDを配信する機能をもつ。
メイン判定手段21は、バスマスタ4から転送されたこれらのセンサデータDに基づいて、図示しない乗員保護装置としての側突エアバッグを作動させるか否かを判定する機能をもつ。
ここで、メイン判定手段21は、CPU2で実行される判定ソフトウェアによって衝突判定を行う。それゆえ、メイン判定手段21として機能中のCPU2は、センサR1−R3,L1−L3のうち一つからのセンサデータDによる判定だけではなく、幾つかのセンサR1−R3,L1−L3からのセンサデータDを組み合わせて判定することができる。たとえば、圧力センサR1−R2,L1−L2からの検知データSに急変はなく、左右の衝撃センサR3,L3からの検知データSが示す加速度が、左右同じ方向にほぼ同等で所定の閾値を超えないものであれば、側突エアバッグを起動させるほどの側突事故ではないという判定ができる。
また、メイン判定手段21は、起動した際に初期設定するための識別子設定手段S12(図2参照)および識別子確認手段S13(図2参照)をもつ。ここで、識別子設定手段S12は、各センサR1−R3,L1−L3にそれぞれ異なるセンサ識別子SIDを設定する手段である。識別子確認手段S13は、センサR1−R3,L1−L3のそれぞれに対してセンサデータDの送信を要求する信号Rを送信し、各センサから返信されてきたセンサデータD中に含まれるセンサ識別子SIDを確認する手段である。これらについては後ほど作用の項で、図2を参照しつつより詳しく説明する。
一方、ASIC3の内部では、上記のCPU2によるメイン判定手段21とは独立して次のように冗長系の側突判定が行われる。
すなわち、冗長判定手段5は、バスマスタ4から転送されたセンサデータDのうちいずれかに基づいて、側突エアバッグを作動させるか否かを、メイン判定手段21とは独立して判定する機能をもつ。ここで冗長判定手段5は、二つのサブ判定手段51,52と、両サブ判定手段51,52のうちいずれに判定させるかを選択するスイッチング手段50とをもつ。
スイッチング手段50は、各センサデータDが圧力センサR1,L1,R2,L2からのもの(前者)か、あるいは衝撃センサR3,L3からのもの(後者)かを、そのセンサデータDに含まれるセンサ識別子SIDに基づいて判別する。そして、前者であれば当該センサデータDに含まれる検知データSを第一サブ判定手段51に送って判定させ、後者であれば第二サブ判定手段52に送って判定させる。第一サブ判定手段51は、ドア内の圧力急変に基づいて側突判定を行う判定ロジックをもち、第二サブ判定手段52は、センターピラーに生じる衝撃加速度やその変化率などに基づいて側突判定を行う判定ロジックをもっている。
論理ゲート6はANDゲート6であり、CPU2のメイン判定手段21からの判定結果と、冗長判定手段5の両サブ判定手段51,52の判定結果とを総合して、側突エアバッグ(図略)を作動させるか否かを判定する機能をもつ。そして、ANDゲート6の論理出力に従って、起動ドライバ7としての点火ドライバ7が、側面衝突用の乗員保護装置としてのエアバッグのガス発生装置を作動させるようになっている。
(作動手順)
本実施例の衝突判定装置たる側突用エアバッグECU1は、以上のように構成されているので、次のように作用する。
図2に示すように、車両のイグニッション・スイッチ(ハイブリッド自動車HVや電気自動車EVなら起動スイッチ)がONになると、本実施例の側突エアバッグECU1に電源が入る。
すると、ステップS10でASIC3に電源が入ってASIC3からCPU2へ電源供給が始まり、ステップS11でCPU2の初期設定シーケンスが開始される。この初期設定シーケンスが完了すれば、CPU2がメイン判定手段21として作動するようになり、ASIC3も、CPU2から判定開始の命令があればCPU2とは独立して側突判定ができるようになる。
続いてCPU2では、ステップS12に進み、センサR1−R3,L1−L3に初期設定するために、識別子設定手段S12としてCPU2が作動する。すなわち、ステップS12で、CPU2は、側突用のサテライトセンサ9のそれぞれ、つまり各センサR1−R3,L1−L3にそれぞれ異なるセンサ識別子SIDを設定する信号を、車載ネットワーク8を通じて送信する。センサ識別子SIDの設定信号を受けたサテライトセンサ9側では、ステップS31で各センサR1−R3,L1−L3がそれぞれに指定されたセンサ識別子SIDを受信し、該当するセンサ識別子SIDを保持する。
前述のように、圧力センサR1,L1,R2,L2に対してはセンサ識別子SIDの最後の桁に0(ゼロ)が割り振られ、衝撃センサR3,L3に対してはセンサ識別子SIDの最後の桁に1が割り振られる。このようなセンサ識別子SIDにより、サテライトセンサ9(図1参照)から車載ネットワーク8を通じて送られてきたセンサデータDが、センサR1−R3,L1−L3のうちいずれからのものであるかとともに、そのセンサの種別(圧力センサか衝撃センサか)も判別できるようになっている。
次にステップS13では、CPU2が識別子確認手段S13として機能し、センサR1−R3,L1−L3のそれぞれに対してセンサデータDの送信を要求する信号Rを送信する。要求信号Rは、車載ネットワーク8を通じてサテライトセンサ9に伝達される。すると、サテライトセンサ9では各センサR1−R3,L1−L3が、各々の検知データSとセンサ識別子SIDとを含むセンサデータDを、車載ネットワーク8を通じてCPU2に返信する。CPU2は、返信されてきた各センサデータD中に含まれるセンサ識別子SIDを確認する。こうして、各センサR1−R3,L1−L3にセンサ識別子SIDが正しく割り振られていることと、その検知データSに異常がなく各センサR1−R3,L1−L3が正常に機能していることとが確認される。
もし、各センサデータDのいずれかに不具合があれば、当面は不具合のあるセンサをCPU2では側突判定に使わないことにし、併せて運転者に対し警告を発して遅滞なく点検修理を受けるべき旨を報知する。なお、このように各センサデータDをモニターしておき、不具合があったならば運転者に警告報知する機能は、メイン判定手段21(図1参照)としてCPU2が機能している間、ずっと維持される。
以上で初期設定シーケンスは完了し、ステップS14でその旨をCPU2で認識する。その後、ステップS15に進んで、CPU2から、独立したASIC3に内蔵された冗長判定手段5(図1参照)に対し、独立した衝突判定を開始するよう命令が送られる。
そして、CPU2はメイン判定手段21(図1参照)の通常作動状態に入り、ステップS16およびステップS17が基本的に所定のサンプリングレートで繰り返される。
すなわち、ステップS16では、CPU2からサテライトセンサ9に対し、車載ネットワーク8を通じてセンサデータDの返信を要求する信号Rが送られる。これに応じて、前述のステップS32と同様に、ステップS33でセンサ識別子SID付きの検知データSであるセンサデータDが、各センサR1−R3,L1−L3から車載ネットワーク8を通じてECU1返信される。するとECU1では、バスマスタ4がセンサデータDを受け取り、メイン判定手段21としてのCPU2へだけではなく、並行して冗長判定手段5にもセンサデータDを送る。
ステップS17では、メイン判定手段21として機能しているCPU2がバスマスタ4を介して各センサデータDを受け取り、所定の演算処理を行って側突判定を行い、その結果をASIC3のANDゲート6(図1参照)へ送る。
一方、ASIC3内にある冗長判定手段5(図1参照)は、すでにステップS21で衝突判定を開始するようCPU2から指令を受けているので、ステップS22でバスマスタ4(図1参照)からセンサデータDを受信する。そして、冗長判定手段5は、センサデータDに含まれているセンサ識別子SIDを読み、センサデータDを発信したセンサの種類に従ってスイッチング手段50がサブ判定手段51,52のうちいずれに判定させるかを切り替える。
すなわち、ステップS22では、ASIC3のスイッチング手段50が、センサデータD中のセンサ識別子SIDに含まれるセンサの種別に従って、そのセンサデータDに含まれる検知データSを両サブ判定手段51,52のうち適正な方に伝達する。つまり、圧力センサR1,L1,R2,L2からのセンサデータDに含まれる検知データSは、第一サブ判定手段51による衝突判定に供される。一方、衝撃センサR3,L3からのセンサデータDに含まれる検知データSは、第2サブ判定手段52による衝突判定に供される。
こうして、メイン判定手段21として機能するCPU2と、ASIC3の冗長判定手段5とで、互いに独立した衝突判定が行われる。その結果は、再び図1に示すように、ANDゲート6でまとめられて点火ドライバ7を作動させるか否かが判定される。
(作用効果)
本実施例の衝突判定装置たるECU1では、車載ネットワーク8を通じて2種類のセンサR1−R3,L1−L3から、バスマスタ4にセンサデータDが送られてくる。このセンサデータDには、各センサR1−R3,L1−L3での検知データSだけではなく、センサ識別子SIDも含まれている。そのうえセンサ識別子SIDには、センサの種類を示す情報が付けられている。
それゆえ、バスマスタ4からセンサデータDを受け取ったメイン判定手段21は、それぞれいずれのセンサR1−R3,L1−L3からのセンサデータDであるかを識別することができる。また、メイン判定手段21および冗長判定手段5は、そのセンサデータDが圧力センサR1,L1,R2,L2からのものであるか、あるいは衝撃センサR3,L3からのものであるかを判別することができる。
それゆえ、メイン判定手段21は、センサデータDに含まれる検知データSがいずれのセンサR1−R3,L1−L3からのものであるかを、センサ識別子SIDによって判別することができる。そのうえでメイン判定手段21は、当該センサR1−R3,L1−L3の配置と種類とに適合した処理を行うことができ、乗員保護装置としての側突エアバッグ(図略)を作動させるか否かの判定をより適切に下せるようになる。
一方、冗長判定手段5でも、センサデータDに含まれるセンサ識別子SIDに基づいてそのセンサの種類を判別することができ、スイッチング手段50により二種類のサブ判定手段51,52のうちいずれに判定させるかを適正に選ぶことができる。しかも、冗長判定手段5での判定は、前述のメイン判定手段21での判定とは独立して行われる。
メイン判定手段21による判定結果と冗長判定手段5による判定結果とは、ANDゲート6で総合され、その論理出力に従って側突エアバッグ(図略)へ点火信号を送るか否かが決定される。
したがって、本実施例の衝突判定装置たるECU1によれば、2種類のセンサR1−R3,L1−L3からのセンサデータDを用いてより適切な衝突判定をすることができながら、なおかつ冗長性が確保されるという効果がある。そのうえ、車両に取り付ける側突用センサの数を増やすなどの改修が行われても、そのセンサの種類はセンサ識別子SIDにより自動的に判定されるので、ECU1のハードウェアは改修することなくそのまま転用可能である。
より詳しくは、メイン判定手段21たるCPU2の判定ソフトは書き換え容易であり、仮に書き換えてもそのコストはさほどではない。一方、ASIC3を作り替えるとなるとその設計改変および製造設備に費用が掛かり、大幅なコスト増を招きかねない。その点、本実施例ではASIC3を改修することなくそのまま使用でき、必要がある場合にのみCPU2のソフトを改修するだけで済むので、別の車両にセンサの数や配置が異なる別の車両への移植が容易である。すなわち、本実施例の衝突判定装置たるECU1では、高い汎用性が得られるという効果がある。
また、センサR1−R3,L1−L3が車両の各部に分散配置されたサテライトセンサ9であるから、衝突時等に局所的に生じる車両部分の変形や挙動をも検知することができる。つまり、前後左右4枚の各ドア内の圧力急変やセンターピラーでの局所的な大加速度の検出などから、サブ判定手段51,52でもセンサR1−R3,L1−L3の種類に従った衝突判定がなされる。
したがって、車両の変形がより広域に拡がったり車両全体に衝撃加速度が拡がったりするのを待つことなく、より迅速に衝突判定が行えるようになるという効果もある。この効果は、センサの数を増して車両側面のより広い範囲で側突を検知することにより一層増すが、その際にも本実施例のECU1をそのまま使うことができる。
(各種の変形態様)
本実施例の変形態様として、側突センサとしては、センターピラーに加えて(あるいは代わりに)、車両前部(フェンダー部分など)や車両後部(トランク脇など)に加速度や衝撃、外板変形などのうちいずれかを検知するセンサを設けても良い。このように、サテライトセンサ9がより広く車両に分散して配置されていれば、車両の変形がより広域に拡がったり車両全体に衝撃加速度が拡がったりするのを待つことなく、よりいっそう迅速に衝突判定が行えるようになる。
また、横転の判定にも応用することができる。すなわち、衝撃センサR3,L3が充分に精度のある加速度センサであれば、左右の衝撃センサR3,L3で検知する加速度が左右同方向でほぼ同程度であれば、横転の判定にも転用できる可能性がある。この際、高度なサスペンション制御を行うためのロールレート(横転角速度)センサが車両に配設されていれば、このレートセンサからのデータも併せて横転判定に使うことができ、いっそう確かな横転判定が可能になる。
なお、車載ネットワークには、CAN規格やCANopen規格、あるいはデバイスネット(“Devicenet”)規格のものなどを採用してもよい。
本発明の適用範囲は、以上の実施形態の記載に限定されるものではない。すなわち、車両の側面衝突判定の他にも、前後方向や斜め方向を含む各種衝突に対応した実施形態や、車両の横転や転覆に対応した実施形態などもありうる。
前述の実施例1とは異なり、次のようにセンサが配置された車両に搭載され側突を判定できるエアバッグECUの実施も可能である。
本実施例(図略)では、車両の右側には、前ドア内に配設され同ドアの内部空間の圧力変動を検知する圧力センサと、前後のドアの間に位置するBピラーに適切な高さに配設された衝撃センサ(加速度センサ)と、後ドアの後方に位置するCピラーに適切な高さに配設された衝撃センサ(加速度センサ)とがある。これらと左右対称に、車両の左側には、それぞれ前ドア内に圧力センサが配設され、Bピラー内およびCピラー内にそれぞれ衝撃センサ(加速度センサ)が配設されている。
本実施例のECUには、衝撃センサと圧力センサとの数や配置が変わっても、それらのセンサ識別子SIDにはセンサの種類を示す情報が含まれているので、実施例1のECU1とハードウェアが同一のものが採用されている。このように本発明の衝突判定装置たるECU1の汎用性が高いので、各種車両へ共用することができる。その結果、量産効果によるコストダウンと共用化による信頼性向上との効果が得られる。もちろん本実施例でも実施例1と同様に、迅速な衝突判定ができる。
また、本実施例についても、実施例1の各変形態様に対応した変形態様の実施が可能である。
1:側面衝突判定機能をもつエアバッグECU(本発明の衝突判定装置として)
2:CPU 21:メイン判定手段
S12:識別子設定手段 S13:識別子確認手段
3:ASIC 4:バスマスタ
5:冗長判定手段 50:スイッチング手段
51:第一判定手段(サブ判定手段) 52:第二判定手段(同)
6:ANDゲート(論理ゲート) 7:点火ドライバ(起動ドライバ)
8:車載ネットワーク
9:サテライトセンサ(複数種類のセンサとして)
R1:圧力センサ(右前ドア内) R2:圧力センサ(右後ドア内)
L1:圧力センサ(左前ドア内) L2:圧力センサ(左後ドア内)
R3:衝撃センサ(右センターピラー内) L3:衝撃センサ(左〃)
D:センサデータ S:検知データ SID:センサ識別子
R:センサデータを要求する信号
本発明の衝突判定装置は、車両でなくとも航空機や船舶などの乗り物(ビークル)に広く適用することもできる。このような適用は、特許請求の範囲において「車両」との文言を「乗り物」や「移動機械」、「移動体」などに書き換えるか読み替えることによって可能となる。

Claims (5)

  1. 車両の挙動および変形のうち少なくとも一方に関する所定の検知機能と固有に付けられたセンサ識別子(SID)を保持する識別機能とをもちこの検知機能による検知データ(S)にこのセンサ識別子(SID)を併せたセンサデータ(D)を送信する複数種類のセンサ(R1−R3,L1−L3)のそれぞれから、車載ネットワーク(8)を介してこのセンサデータ(D)を受信するバスマスタ(4)と、
    このバスマスタ(4)から転送されたこれらのセンサデータ(D)に基づいて乗員保護装置を作動させるか否かを判定するメイン判定手段(21)と、
    少なくとも前記センサの前記種類によって異なる複数のサブ判定手段(51,52)と、これらのサブ判定手段(51,52)のうちいずれに判定させるかを選択するスイッチング手段(50)とをもち、このバスマスタ(4)から転送されたこれらのセンサデータ(D)のうちいずれかに基づいて、この乗員保護装置を作動させるか否かを、このメイン判定手段(21)とは独立して判定する冗長判定手段(5)と、
    このメイン判定手段(21)の判定結果とこの冗長判定手段(5)の判定結果とを総合してこの乗員保護装置を作動させるか否かを判定する論理ゲート(6)と、
    この論理ゲート(6)の論理出力に従ってこの乗員保護装置を起動させる起動ドライバ(7)と、
    を有することを特徴とする、
    衝突判定装置(1)。
  2. 前記センサ(R1−R3,L1−L3)は、前記車両の各部に分散配置されたサテライトセンサ(R1−R3,L1−L3)であり、
    前記センサ識別子(SID)は、当該サテライトセンサ(R1−R3,L1−L3)の種類を示す情報を含み、
    前記サブ判定手段(51,52)は、少なくともこの種類によって異なる判定ロジックをもち、
    前記スイッチ手段は、この情報に従って前記センサデータ(D)をそれぞれ当該する各前記サブ判定手段(51,52)に振り分ける、
    請求項1記載の衝突判定装置(1)。
  3. 前記メイン判定手段(21)は、起動した際の初期設定のために、各前記センサ(R1−R3,L1−L3)にそれぞれ異なるセンサ識別子(SID)を設定する識別子設定手段(S12)と、これらのセンサ(R1−R3,L1−L3)のそれぞれに対してセンサデータ(D)の送信を要求する信号(R)を送信し返信されてきた各センサデータ(D)中に含まれるセンサ識別子(SID)を確認する識別子確認手段(S13)とをもつ、
    請求項1および請求項2のうち一方に記載された衝突判定装置(1)。
  4. 前記メイン判定手段(21)を内蔵するCPU(2)と、
    前記バスマスタ(4)、前記冗長判定手段(5)、前記論理ゲート(6)および前記起動ドライバ(7)を内蔵するASIC(3)と、
    を同一の筐体内に内蔵したECU(1)である、
    請求項1〜請求項3のうちいずれかに記載された衝突判定装置(1)。
  5. 前記ECU(1)は、側面衝突判定機能をもつエアバッグECU(1)であり、
    前記複数種類のセンサ(R1−R3,L1−L3)は、前記車両の側面に開閉可能に取り付けられたドアの内部空間中での圧力変化を検知する圧力センサ(R1,L1,R2,L2)と、前記車両のうち固定された側面部分に配設された加速度および衝撃とのうち少なくとも一方を検知する衝撃センサ(R3,L3)とを含み、
    前記サブ判定手段(51,52)は、圧力センサ(R1,L1,R2,L2)からの検知データ(S)に基づいて衝突判定をする第一サブ判定手段(51)と、衝撃センサ(R3,L3)からの検知データ(S)に基づいて衝突判定をする第二サブ判定手段(52)とを含み、
    前記論理ゲート(6)は、ANDゲート(6)であり、
    前記起動ドライバ(7)は、側面衝突用の乗員保護装置としてのエアバッグのガス発生装置を作動させる点火ドライバ(7)である、
    請求項4に記載の衝突判定装置(1)。
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