JP2006306155A - 車両用衝突検知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両ドア50のドア内空間1内への窓ガラス53の収容状態に関わらず、確実に車両の衝突を検知することができる車両用衝突検知システムを提供する。
【解決手段】車両用衝突検知システムは、車両ドア50に形成されるドア内空間1内への窓ガラス53の収容量を考慮して、ドア内空間1内の圧力を検知する圧力センサ10の圧力値と所定の閾値THとを比較することで、車両の衝突を検知する。
【選択図】図1
【解決手段】車両用衝突検知システムは、車両ドア50に形成されるドア内空間1内への窓ガラス53の収容量を考慮して、ドア内空間1内の圧力を検知する圧力センサ10の圧力値と所定の閾値THとを比較することで、車両の衝突を検知する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば車両ドアの空間内の圧力を検知して、車両の衝突の判定を行う車両用衝突検知システムに関するものである。
エアバッグ等の乗員保護装置を起動するために、車両の衝突を検知する手段として、圧力センサを用いる方法がある(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1に記載の手段によれば、車両ドアの空間内に配置された密閉のエアタンクと、エアタンク内の圧力を検知する圧力センサとを備え、圧力センサにより検知されるエアタンクの圧力が所定閾値以上となったときに、車両が衝突したと判定して、エアバッグ等を起動することが記載されている。
特開平2−249740号公報
しかし、車両ドアの空間内にエアタンクの設置スペースを確保する必要となる。そのため、車両ドア及びエアタンクの設計上の制約が大きくなる。さらに、エアタンクを設けることは、コストアップにつながる。そこで、エアタンクを設けることなく、車両ドアの空間内の圧力を圧力センサにより直接的に検知することで、車両の衝突を検知する方法が考えられる。つまり、車両ドアの空間内の圧力と所定閾値とを比較することで、車両の衝突の判定を行うというものである。
ところで、車両ドアの空間内には、窓ガラスが収容されるようにされている。そして、窓ガラスの開放状態、すなわち窓ガラスの車両ドアの空間内への収容状態に応じて、車両が衝突した場合の車両ドアの空間内における圧力伝搬経路が変化する。つまり、車両の衝突の際に、圧力センサが配置される部位における圧力変化量は、車両ドアの空間内への窓ガラスの収容状態によって異なる。そして、このように変化する車両ドアの空間内の圧力と所定閾値とを比較することで車両の衝突を判定したとしても、確実に車両の衝突を検知することができないおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、車両ドアの空間内への窓ガラスの収容状態に関わらず、確実に車両の衝突を検知することができる車両用衝突検知システムを提供することを目的とする。
本発明の車両用衝突検知システムは、車両に搭載され、該車両の衝突を検知する車両用衝突検知システムであって、車両ドアと、板材と、圧力検知手段と、収容量検知手段と、衝突判定手段とを備える。ここで、車両ドアは、車外に面するアウターパネルと、該アウターパネルの車室内側であり該アウターパネルとの間に所定の空間を形成して配置されるインナーパネルとを有する。板材は、前記車両ドアに支持され且つ前記空間内に収容可能な部材である。この板材は、例えば、車両ドアに形成される空間に収容される窓ガラスなどである。圧力検知手段は、前記インナーパネルに設置され、前記空間内の圧力を検知する手段である。収容量検知手段は、前記板材の前記空間内への収容量を検知する手段である。衝突判定手段は、前記圧力検知手段により検知された前記圧力と前記収容量検知手段により検知された前記板材の前記収容量とに基づいて、前記衝突の判定を行う手段である。
ここで、車両ドアのアウターパネルは、車両の衝突により変形するため、車両ドアに形成される空間が変形する。つまり、車両の衝突により、車両ドアに形成される空間内の圧力が急激に上昇する。そこで、本発明によれば、車両ドアに形成される空間内の圧力の急激な上昇を検知することで、車両の衝突を検知する。しかし、上述したように、窓ガラスなどの板材が車両ドアに形成される空間内へ収容されている場合と収容されていない場合とでは、車両の衝突時における車両ドアに形成される空間内の圧力伝搬経路が変化する。つまり、板材が車両ドアの空間内へ収容されていない場合には、圧力検知手段は、車両ドアに形成される空間内の圧力変化を直ちに検知することができる。一方、板材が車両ドアに形成される空間内へ収容されている場合には、圧力検知手段は、車両ドアに形成される空間内の圧力変化を直ちに検知することができず、応答が遅れて検知することになる。さらに、通常は車両ドアに形成される空間は密閉構造ではないため、応答が遅れるにつれて、圧力検知手段が検知する車両ドアに形成される空間内の圧力変化が小さくなる。
このような場合であっても、本発明によれば、窓ガラスなどの板材が車両ドアに形成される空間内へ収容される収容量を考慮して、車両の衝突の判定を行っているので、確実に車両の衝突を検知することができる。つまり、本発明によれば、窓ガラスなどの板材の車両ドアに形成される空間内への収容量に関わらず、確実に車両の衝突を検知することができる。
ここで、車両ドアに形成される空間内への板材の収容量を考慮する手段として、2つの手段について以下に説明する。まず、車両ドアに形成される空間内への板材の収容量を考慮する第1の手段としては、前記衝突判定手段が、前記圧力検知手段により検知された前記圧力と所定の閾値とを比較して、前記衝突の判定を行う比較手段と、前記収容量検知手段により検知された前記収容量に応じて前記閾値を変更設定する閾値設定手段とを備えるようにする手段である。
つまり、この第1の手段は、車両ドアに形成される空間内への板材の収容量に応じて、車両の衝突を判定する基準値である閾値を変更設定している。例えば、車両ドアに形成される空間内への板材の収容量が少ないほど閾値を高くし、車両ドアに形成される空間内への板材の収容量が多いほど閾値を低くする。これにより、車両ドアに形成される空間内への窓ガラスなどの板材の収容量が異なる場合であっても、板材の収容量に関わらず、確実に車両の衝突を検知することができる。
ここで、板材の収容量が多い場合における圧力検知手段が検知する圧力の最大値は、板材の収容量が少ない場合における圧力検知手段が検知する圧力の最大値に比べて低くなる。さらに、板材の収容量が多い場合における圧力検知手段が検知する圧力は、板材の収容量が少ない場合における圧力検知手段が検知する圧力に比べて応答に遅れが生じる。そこで、圧力の最大値の変化及び応答の遅れを考慮して、閾値を変更設定するとよい。これにより、車両が衝突してから車両の衝突を検知するまでの時間をほぼ一定に保つことができる。
また、車両ドアに形成される空間内への板材の収容量を考慮する第2の手段としては、前記圧力検知手段が、前記空間内の圧力に応じた第1信号を出力する検知回路と、前記第1信号に対して所定の増幅度により増幅した第2信号を生成し、且つ、前記収容量検知手段により検知された前記収容量に応じて前記増幅度を変更する増幅回路とを備え、前記衝突判定手段は、前記第2信号に基づいて前記衝突の判定を行うようにする手段である。
この第2の手段は、圧力検知手段から衝突判定手段へ出力される第2信号そのものが、板材の収容量を考慮したものとしている。例えば、板材の収容量が少ない場合には、増幅回路の増幅度を低下させ、板材の収容量が多い場合には、増幅回路の増幅度を増加させるようにする。これにより、車両ドアに形成される空間内への窓ガラスなどの板材の収容量が異なる場合であっても、板材の収容量に関わらず、確実に車両の衝突を検知することができる。
さらに具体的には、例えば、板材の収容量に応じた圧力検知手段が検知する圧力の最大値の変化に比例的に増幅回路の増幅度を変更するようにしてもよい。さらには、前記圧力の最大値の変化、及び、板材の収容量に応じた圧力検知手段が検知する圧力の応答の遅れに関連付けて、増幅回路の増幅度を変更するようにしてもよい。これにより、車両が衝突してから車両の衝突を検知するまでの時間をほぼ一定に保つことができる。
本発明の車両用衝突検知システムによれば、車両ドアに形成される空間内への窓ガラスの収容状態に関わらず、確実に車両の衝突を検知することができる。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。
(1)第1実施形態
第1実施形態の車両用衝突検知システムについて図1〜図5を参照して説明する。図1は、第1実施形態の車両用衝突検知システムを示すブロック図である。図2は、窓ガラス53を閉じた状態における車両ドア50の断面図である。具体的には、図2(a)は、窓ガラス53を閉じた状態における車両ドア50全体の断面図であり、図2(b)は、図2(a)のA部分の拡大図である。図3は、窓ガラス53の支持構造及び窓位置検知センサ20について説明する図である。図4は、窓ガラス53を開けた状態における車両ドア50の断面図である。具体的には、図4(a)は、窓ガラス53を開けた状態における車両ドア50全体の断面図であり、図4(b)は、図4(a)のB部分の拡大図である。図5は、エアバッグECU30の比較部34における車両の衝突判定を説明する図である。
第1実施形態の車両用衝突検知システムについて図1〜図5を参照して説明する。図1は、第1実施形態の車両用衝突検知システムを示すブロック図である。図2は、窓ガラス53を閉じた状態における車両ドア50の断面図である。具体的には、図2(a)は、窓ガラス53を閉じた状態における車両ドア50全体の断面図であり、図2(b)は、図2(a)のA部分の拡大図である。図3は、窓ガラス53の支持構造及び窓位置検知センサ20について説明する図である。図4は、窓ガラス53を開けた状態における車両ドア50の断面図である。具体的には、図4(a)は、窓ガラス53を開けた状態における車両ドア50全体の断面図であり、図4(b)は、図4(a)のB部分の拡大図である。図5は、エアバッグECU30の比較部34における車両の衝突判定を説明する図である。
第1実施形態の車両用衝突検知システムは、図1に示すように、圧力センサ10と、窓位置検知センサ20と、エアバッグECU(以下、「A/B ECU」という)30とから構成される。
圧力センサ(圧力検知手段)10は、車両ドア50の内部に形成されるドア内空間1内の圧力を検知するセンサである。まず、圧力センサ10の配置について、図2(a)(b)を参照して説明する。圧力センサ10は、センサモジュール40内に内蔵されている。このセンサモジュール40は、図2(a)(b)に示すように、ドア内空間1内に配置されている。具体的には、センサモジュール40は、車両ドア50を構成するインナーパネル51とアウターパネル52との間に形成されるドア内空間1内に配置されている。さらに具体的には、センサモジュール40は、インナーパネル51のうちアウターパネル52側の面に設置されている。
このセンサモジュール40は、図2(b)に示すように、圧力センサ10を内蔵すると共に、検出孔41が形成されている。この検出孔41は、ドア内空間1側に開口された検出口41aと、圧力センサ10とを連通している。つまり、圧力センサ10は、検出孔41を介して、検出口41aからドア内空間1内の圧力を入力している。
ここで、車両ドア50及び窓ガラス53の構造について、図2(a)、図3及び図4(a)を参照して簡単に説明する。車両ドア50は、インナーパネル51とアウターパネル52とから構成される。インナーパネル51は、ドア内空間1と車室内2とを区画するパネルであり、アウターパネル52は、ドア内空間1と車外3とを区画するパネルである。ここで、アウターパネル52は、例えば車両の側方が衝突した際に変形する。そして、車両が衝突した際にアウターパネル52が変形することに伴い、ドア内空間1も変形することになる。
また、ドア内空間1内には、窓ガラス(板材)53が収容可能とされている。この窓ガラス53は、図2(a)及び図3に示すように、リンク部材54を介してインナーパネル51に支持されている。そして、リンク部材54が駆動することにより、窓ガラス53は、図2(a)及び図3の上下方向へ移動することができる。窓ガラス53の全てがドア内空間1内に収容された状態は、図4(a)に示すようになる。ここで、図4(a)に示すように、窓ガラス53がドア内空間1内に収容された状態において、圧力センサ10は、窓ガラス53とインナーパネル51との間に配置されるようになる。
次に、図1に戻り説明を行う。上述したように配置される圧力センサ10は、図1に示すように、圧力センサチップ(検知回路)11と、増幅回路12と、A/Dコンバータ13とから構成される。圧力センサチップ11は、シリコンチップの中央部を薄く加工して形成したダイヤフラム上に、ホイートストンブリッジとなるように拡散抵抗を形成されたものである。そして、圧力センサチップ11に圧力が付与されてダイヤフラムが変形した場合には、圧力センサチップ11の図1の左右端の電位差が変化する。そして、圧力センサチップ11は、図1の左右端の電位差の信号を出力する。ここで、圧力センサチップ11のダイヤフラムの一方面側はドア内空間1と連通しており、ダイヤフラムの他方面側は車室内2と連通している。つまり、圧力センサチップ11のダイヤフラムは、検出口41aから入力されるドア内空間1内の圧力に応じて変形する。つまり、圧力センサチップ11の図1の左右端の電位差は、ドア内空間1内の圧力に応じたものとなる。
増幅回路12は、圧力センサチップ11により出力される電位差の信号に対して増幅処理を行う。そして、A/Dコンバータ13にて、増幅回路12にて増幅処理された信号に対してA/D変換される。そして、A/Dコンバータ13は、A/D変換された電圧信号(第1信号)S1をA/B ECU30へ出力する。
窓位置検知センサ(収容量検知手段)20は、窓ガラス53の車両ドア50に対する上下方向の位置を検知するセンサである。この窓位置検知センサ20は、例えば、ストロークセンサなどである。本実施形態における窓位置検知センサ20は、図3に示すように、センサ本体21と、ケーブル22とから構成される。センサ本体21は、インナーパネル51のうちのリンク部材54の下端とほぼ同じ高さの位置に固定されており、ケーブル22を収容可能とされている。ケーブル22の一端側は、窓ガラス53の下端に取り付けられている。このケーブル22は、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量によって、センサ本体21に収容される長さが異なるようにされている。そして、センサ本体21は、ケーブル22のセンサ本体21への収容長を算出することができる。つまり、窓位置検知センサ20は、センサ本体21の固定位置から窓ガラス53の下端までの距離Lを算出することができる。ここで、センサ本体21の固定位置から窓ガラス53の下端までの距離Lは、車両ドア50に対する窓ガラス53の上下方向の位置、すなわち、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量に相当する。そして、窓位置検知センサ20は、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量に相当する電圧信号(第2信号)S2をA/B ECU30へ出力する。つまり、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が多いほど第2信号S2の電圧値が大きくなり、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が少ないほど第2信号S2の電圧値が小さくなる。
A/B ECU30は、圧力センサ10及び窓位置検知センサ20から入力された信号S1、S2に基づいて、サイドエアバッグ4を展開させるか否かの判定を行う。このA/B ECU30は、ローパスフィルタ31と、閾値記憶部32と、閾値設定部33と、比較部34とから構成される。
ローパスフィルタ31は、圧力センサ10から入力した第1信号S1に対して、所定のカットオフ周波数によるローパスフィルタリング処理を行い、第3信号S3を生成する。ここで、所定のカットオフ周波数は、車両の衝突の際に変化するドア内空間1内の圧力の周波数よりも高くしている。また、高周波ノイズを除去できるように、所定のカットオフ周波数は高周波ノイズの周波数よりも低くしている。
閾値記憶部32は、車両の衝突の判定を行う閾値THを複数記憶している。この閾値THは、ローパスフィルタ31により生成された第3信号S3と比較することにより、車両の衝突の判定を行う基準値である。ここで、閾値記憶部32は、窓位置検知センサ20から入力した第2信号S2の電圧値に関連付けられた複数の閾値THからなる閾値マップを記憶している。すなわち、第2信号S2の電圧範囲(ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量範囲に相当)を複数の電圧範囲に分割して、それぞれの電圧範囲毎に1つの閾値THが関連付けられている。例えば、第2信号S2の電圧範囲がL1〜L2の範囲の閾値THはTH1とし、第2信号S2の電圧範囲がL2〜L3の範囲の閾値THはTH2などとする。
閾値設定部(衝突判定手段)33は、窓位置検知センサ20から入力した第2信号S2と閾値記憶部32に記憶されている閾値マップとに基づいて、車両の衝突判定に用いる閾値THを変更設定する。具体的には、閾値設定部33は、第2信号S2が含まれる電圧範囲における閾値THを閾値マップから選択し、車両の衝突判定に用いる閾値THとして変更設定する。
比較部(衝突判定手段)34は、ローパスフィルタ31により生成された第3信号S3と閾値設定部33にて設定された閾値THとを比較して、第3信号S3が閾値THを超えている場合に車両が衝突したと判定する。そして、比較部34は、車両が衝突したと判定した場合には、サイドエアバッグ4を展開させる信号を出力する。
ここで、比較部34における車両の衝突判定について、主として図5を参照して説明する。図5は、車両が衝突してからの経過時間に対する第3信号S3の電圧値(ドア内空間1内の圧力に相当)を示す図である。そして、図5において、実線S3_1及び破線S3_2は、それぞれ車両が同一の衝撃を受けた場合であってドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が異なる場合についての第3信号S3の変化挙動を示す。具体的には、実線S3_1はドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が少ない場合を示し、破線S3_2はドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が多い場合を示す。
ここで、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量に応じて第3信号S3が図5のようになることについて、図5に加えて、図2(b)及び図4(b)を参照して説明する。まず、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が少ない場合について、図2(b)及び図5を参照して説明する。車両が衝突した場合には、アウターパネル52が変形することに伴い、ドア内空間1内のうちのアウターパネル52付近の圧力が急激に上昇する。そして、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が少ない場合には、圧力センサ10とアウターパネル52との間には窓ガラス53が存在しない。そのため、図2(b)に示すように、ドア内空間1内のうちのアウターパネル52付近の圧力変動は、直接的(直線的)に圧力センサ10へ伝搬する。このときの第3信号S3の変化挙動は、S3_1に示すようになる。
次に、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が多い場合について、図4(b)及び図5を参照して説明する。車両が衝突した場合に、ドア内空間1内のうちのアウターパネル52付近の圧力が急激に上昇することは上記と同様である。そして、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が多い場合には、図4(b)に示すように、圧力センサ10とアウターパネル52との間に窓ガラス53が存在することになる。そのため、図4(b)に示すように、ドア内空間1内のうちのアウターパネル52付近の圧力変動は、直接的(直線的)に圧力センサ10へ伝搬されず、窓ガラス53の周囲を経由して(迂回して)伝搬されることになる。このときの第3信号S3の変化挙動は、S3_2に示すようになる。
つまり、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が多い場合における第3信号S3_2は、窓ガラス53の収容量が少ない場合における第3信号S3_1に比べて、最大値が小さくなると共に、応答に遅れが生じる。ここで、応答が遅れる原因は、圧力変動の伝搬経路が長くなることによるものである。また、最大値が小さくなる原因は、圧力変動の伝搬経路が長くなることに加えて、ドア内空間1は通常密閉構造ではないことによるものである。
そして、閾値記憶部32に記憶している閾値マップは、窓位置検知センサ20により検知されるドア内空間1内への窓ガラス53の収容量に応じた第2信号S2の電圧値に関連付けた閾値THを記憶している。例えば、第2信号S2の電圧値が小さい場合、すなわちドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が少ない場合の閾値THがTH1であり、第2信号S2の電圧値が大きい場合、すなわちドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が多い場合の閾値THがTH2などとする。
つまり、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が少ない場合には、閾値設定部33にて閾値TH1が閾値THとして変更設定される。そして、比較部34にて、第3信号S3_1と閾値TH1とを比較して、第3信号S3_1が閾値TH1を超えていれば車両が衝突したと判定する。一方、第3信号S3_1が閾値TH1を超えていない場合には、車両は衝突していないと判定する。ここで、図5においては、車両が衝突してから時刻Tを経過したときに、比較部34にて車両の衝突を検知している。
また、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が多い場合には、閾値設定部33にて閾値TH2が閾値THとして変更設定される。そして、比較部34にて、第3信号S3_2と閾値TH2とを比較して、第3信号S3_2が閾値TH2を超えていれば車両が衝突したと判定する。一方、第3信号S3_2が閾値TH2を超えていない場合には、車両は衝突していないと判定する。なお、図5においては、車両が衝突してから時刻Tを経過したときに、比較部34にて車両の衝突を検知している。
以上より、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が異なる場合であっても、当該収容量に応じて閾値THを変更設定することにより、確実に車両の衝突を検知することができる。さらに、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が異なる場合であっても、車両が同一の衝撃を受けた場合には、閾値を適切に変更設定することにより、車両が衝突してからほぼ一定の時刻経過後に車両の衝突を検知することができる。
(2)第2実施形態
次に、第2実施形態の車両用衝突検知システムについて図6及び図7を参照して説明する。図6は、第2実施形態の車両用衝突検知システムを示すブロック図である。図7は、圧力センサ60内における信号処理を説明する図である。なお、第2実施形態において、上述した第1実施形態と同一構成については同一符号を付す。
次に、第2実施形態の車両用衝突検知システムについて図6及び図7を参照して説明する。図6は、第2実施形態の車両用衝突検知システムを示すブロック図である。図7は、圧力センサ60内における信号処理を説明する図である。なお、第2実施形態において、上述した第1実施形態と同一構成については同一符号を付す。
第2実施形態の車両用衝突検知システムは、図6に示すように、圧力センサ60と、窓位置検知センサ20と、A/B ECU70とから構成される。ここで、圧力センサ60は、第1実施形態の圧力センサ10と同様に、センサモジュール40に内蔵され、インナーパネル51のうちのアウターパネル52側の面に設置されている。
そして、圧力センサ60は、圧力センサチップ11と、増幅回路61と、A/Dコンバータ13とから構成される。
圧力センサチップ11は、第1実施形態の圧力センサチップ11と同様である。すなわち、圧力センサチップ11は、シリコンチップの中央部を薄く加工して形成したダイヤフラム上に、ホイートストンブリッジとなるように拡散抵抗を形成されたものである。そして、圧力センサチップ11は、ドア内空間1内の圧力に応じた図6の左右端の電位差の信号(第4信号)S4を出力する。
増幅回路61は、圧力センサチップ11により出力される電位差の第4信号S4を入力する。さらに、増幅回路61は、窓位置検知センサ20から出力される第2信号S2を入力する。そして、増幅回路61は、第2信号S2を考慮して、電位差の第4信号S4に対して増幅処理された第5信号S5を生成する。具体的には、増幅回路61は、第2信号S2の電圧値が小さいほど増幅度が小さくされ、第2信号S2の電圧値が大きいほど増幅度が大きくされる。すなわち、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が少ないほど増幅度が小さくされ、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が多いほど増幅度が大きくされる。そして、増幅回路61にて増幅処理された第5信号S5は、A/Dコンバータ13によりA/D変換された後に、A/B ECU70へ出力される。
ここで、圧力センサ60の増幅回路61における増幅処理について、図7を参照して詳細に説明する。図7は、車両が衝突してからの経過時間に対する第4信号S4及び第5信号S5の電圧値を示す図である。そして、図7において、細実線S4_1及び細破線S4_2は、それぞれ車両が同一の衝撃を受けた場合であってドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が異なる場合についての第4信号S4の変化挙動を示す。具体的には、細実線S4_1はドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が少ない場合を示し、細破線S4_2はドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が多い場合を示す。また、太実線S5_1は、第4信号S4_1に対して増幅処理された第5信号S5の変化挙動を示し、太破線S5_2は、第4信号S4_2に対して増幅処理された第5信号S5の変化挙動を示す。
ここで、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量に応じて第4信号S4_1、S4_2が図7のようになる理由については、第1実施形態の図5を用いて説明したこととほぼ同様であるので、説明を省略する。簡単に言うと、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が異なる場合には、アウターパネル52付近から圧力センサ10までの圧力伝搬経路が異なるためである。
そして、車両が同一の衝撃を受けた場合には、第4信号S4_1、S4_2に対して増幅処理された第5信号S5_1、S5_2は、図7のようになる。つまり、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が少ない場合である第5信号S5_1に比べて、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が多い場合である第5信号S5_2の増幅度が非常に大きくなっている。そして、第5信号S5_1、S5_2は、何れも、車両が衝突してからの時刻Tを経過したときに、後述する閾値THに達するように、増幅回路61の増幅度が変更設定されている。
次に、図6に戻り説明を行う。A/B ECU70は、圧力センサ60から入力した信号に基づいて、サイドエアバッグ4を展開させるか否かの判定を行う。このA/B ECU70は、ローパスフィルタ31と、閾値記憶部71と、比較部72とから構成される。
ローパスフィルタ31は、圧力センサ60から入力した信号に対して、所定のカットオフ周波数によるローパスフィルタリング処理を行う。ここで、所定のカットオフ周波数は、車両の衝突の際に変化するドア内空間1内の圧力の周波数よりも高くしている。また、高周波ノイズを除去できるように、所定のカットオフ周波数は高周波ノイズの周波数よりも低くしている。
閾値記憶部71は、車両の衝突の判定を行う閾値THを予め記憶している。この閾値THは、ローパスフィルタ31により生成された信号と比較することにより、車両の衝突の判定を行う基準値である。
比較部(衝突判定手段)72は、ローパスフィルタ31により生成された信号と閾値記憶部71に記憶している閾値THとを比較して、ローパスフィルタ31により生成された信号が閾値THを超えている場合に車両が衝突したと判定する。そして、比較部72は、車両が衝突したと判定した場合には、サイドエアバッグ4を展開させる信号を出力する。
ここで、比較部72においては、ローパスフィルタ31により生成された信号と1つの閾値THとを比較することにより、車両の衝突の判定を行っている。ところで、上述したように、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が異なる場合であっても、車両が同一の衝撃を受けた場合には、第5信号S5が車両が衝突してからの時刻Tを経過したときに閾値THに達するように、増幅回路61の増幅度が変更設定されている。例えば、図7においては、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量に関わりなく、車両が衝突してから時刻Tを経過したときに、比較部72にて車両の衝突を検知している。
以上より、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が異なる場合であっても、当該収容量に応じて増幅回路61の増幅度を変更設定することにより、確実に車両の衝突を検知することができる。さらに、ドア内空間1内への窓ガラス53の収容量が異なる場合であっても、車両が同一の衝撃を受けた場合には、増幅度を適切に変更設定することにより、車両が衝突してからほぼ一定の時刻経過後に車両の衝突を検知することができる。
(3)その他
第1実施形態においては、閾値記憶部32に閾値マップを記憶して、閾値設定部33にて該当する閾値THを選択するようにしたが、これに限られるものではない。例えば、閾値記憶部32及び閾値設定部33を閾値演算部に置き換えるようにしてもよい。閾値演算部の一例としては、窓位置検知センサ20から入力した信号に対して例えば比例するように関連付けられた関係式により閾値THを演算するようにするものである。
第1実施形態においては、閾値記憶部32に閾値マップを記憶して、閾値設定部33にて該当する閾値THを選択するようにしたが、これに限られるものではない。例えば、閾値記憶部32及び閾値設定部33を閾値演算部に置き換えるようにしてもよい。閾値演算部の一例としては、窓位置検知センサ20から入力した信号に対して例えば比例するように関連付けられた関係式により閾値THを演算するようにするものである。
1:ドア内空間、 2:車室内、 3:車外、 10、60:圧力センサ(圧力検知手段)、 20:窓位置検知センサ(収容量検知手段)、 21:センサ本体、 22:ケーブル、 40:センサモジュール、 41:検出孔、 41a:検出口、 50:車両ドア、 51:インナーパネル、 52:アウターパネル、 53:窓ガラス(板材)、 54:リンク部材
Claims (3)
- 車両に搭載され、該車両の衝突を検知する車両用衝突検知システムであって、
車外に面するアウターパネルと、該アウターパネルの車室内側であり該アウターパネルとの間に所定の空間を形成して配置されるインナーパネルとを有する車両ドアと、
前記車両ドアに支持され且つ前記空間内に収容可能な板材と、
前記インナーパネルに設置され前記空間内の圧力を検知する圧力検知手段と、
前記板材の前記空間内への収容量を検知する収容量検知手段と、
前記圧力検知手段により検知された前記圧力と前記収容量検知手段により検知された前記収容量とに基づいて、前記衝突の判定を行う衝突判定手段と、
を備えることを特徴とする車両用衝突検知システム。 - 前記衝突判定手段は、
前記圧力検知手段により検知された前記圧力と所定の閾値とを比較して、前記衝突の判定を行う比較手段と、
前記収容量検知手段により検知された前記収容量に応じて前記閾値を変更設定する閾値設定手段と、
を備える請求項1記載の車両用衝突検知システム。 - 前記圧力検知手段は、
前記空間内の圧力に応じた第1信号を出力する検知回路と、
前記第1信号に対して所定の増幅度により増幅した第2信号を生成し、且つ、前記収容量検知手段により検知された前記収容量に応じて前記増幅度を変更する増幅回路と、
を備え、
前記衝突判定手段は、前記第2信号に基づいて前記衝突の判定を行う請求項1記載の車両用衝突検知システム。
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