JP2007136587A - 物品グリッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】物品4を保持するグリップ爪10だけを、簡単な操作で交換できるようにする。
【解決手段】一対のグリップ部材6と、これらグリップ部材を開閉させる開閉用シリンダ8を備えている。グリップ部材は、物品を保持するグリップ爪10と、このグリップ爪が取り付けられるグリップ爪保持部材12からなっている。グリップ爪は、板ばね16によってグリップ爪保持部材に連結される。また、グリップ爪保持部材の下端に、グリップ爪の下端の傾斜面10cが係止する係止部12dが形成されている。グリップ爪下端の傾斜面を前記係止部に支持させてグリップ爪を回転させると、グリップ爪の上部が板ばねに挟まれて連結される。逆に、プッシャ22によってグリップ爪の外面側上部を押圧すると、係止部を支点にしてグリップ爪が回転して板ばねから外れる。
【選択図】図1

Description

本発明は物品グリッパに係り、特に、容器等の物品をつかんで箱内に収納するケーサ、または箱内から物品を取り出すアンケーサ等に用いられる物品グリッパに関するものである。
箱内に物品を挿入するケーサや箱内から物品を取り出すアンケーサに用いられる物品グリッパとして、各種のものが従来から知られている。このような物品グリッパが用いられるケーサやアンケーサ等は、サイズや形状の異なる多種類の物品に兼用することが望まれており、そのため従来の構成では、物品の種類が変更された場合に、グリッパ全体を取り外して他のグリッパと交換するようにしている。
通常、物品グリッパは、物品を直接グリップするグリップ部材と、このグリップ部材を開閉させるための作動機構を備えているため、前記のようにグリッパ全体を交換する構成では、部品点数が多く、しかも交換用の大型のグリッパを多数準備しておく必要があり、コスト高であるとともに、使用しないときの保管場所も大きなスペースが必要である等種々の問題があった。
そこで、作動機構とグリップ部材とを別体にして、グリップ部材だけを外して交換できるグリッパが提案された。このグリッパは、グリップ部材だけを交換するので、前述のように全体を交換する従来のグリッパに比較して、大幅にコストダウンを図ることができ、また、保管場所も少なくて済む等のメリットがある。
しかしながら、グリップ部材には、物品に直接接触してグリップするグリップ爪の他に、このグリップ爪の揺動中心となる揺動軸や、カムによって開閉されるローラ、スプリング等の部品が用いられており、また、グリップ部材と作動機構とを着脱する機構にも数多くの部品が用いられているため、グリップ部材だけを交換するようにしてもある程度コスト高である。しかも、グリップ部材の着脱作業には面倒な操作を必要とする等の問題があった。
そこで、本発明の出願人は、グリップ部材のうち物品に直接接触するグリップ爪の部分だけを、グリップ爪保持部材から取り外して交換することを可能にした物品グリッパの発明について既に出願した(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された発明の構成について簡単に説明すると、物品グリッパは一対のグリップ部材と、これらグリップ部材を開閉する作動機構とを備えており、グリップ部材の下端部を接近・離隔させて物品(容器)の把持・解放を行う。グリップ部材は、グリップ爪保持部材とこの保持部材に取り付けられるグリップ爪と、グリップ爪の移動を規制するロック手段(ボルト)とを有している。グリップ爪保持部材には、グリップ爪の上部が当接する当接部と、グリップ爪を当接させたときにその背後を支持する背受部と、当接部と背受部との間に形成された間隙とを有している。グリップ爪の上部を間隙から挿入して前記当接部に密着させる。また、グリップ爪の内面側には、位置決め用のスプリングピンが植え込まれ、一方、グリップ爪保持手段側のブロックの底面中央部には、このスプリングピンと対応する位置にピン穴が設けられており、スプリングピンとピン穴とにより位置決めをした後、前記ロック手段によって固定する。
特開2001−150380公報(第2−4頁、図3)
前記特許文献1の発明は、グリップ部材のうちグリップ爪の部分だけを取り外して交換できるようにしたので、交換部品のコストを低減し、保管スペースを大幅に小さくすることができたが、グリップ爪保持部材とグリップ爪とを連結する構成がやや複雑であり、着脱の操作をより一層簡単にすることが望まれていた。
本発明は、互いに接近、離隔して物品の把持開放を行う一対のグリップ部材と、これらグリップ部材を開閉させる作動機構とを備えた物品グリッパにおいて、前記グリップ部材が、物品を把持するグリップ爪と、このグリップ爪が取り付けられるグリップ爪保持部材とを有し、前記グリップ爪保持部材は、グリップ爪に係合してこれを保持する連結手段と、グリップ爪の下端を支持して脱落を防止する係止部とを備え、グリップ爪を前記係止部に支持させつつ連結手段に保持させるとともに、グリップ爪を前記係止部を支点にして回動させて取り外すことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載した発明は、前記連結手段が板ばねであり、前記グリップ爪には、この板ばねの下端と係合して上方への移動を規制するストッパが設けられていることを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載した発明は、前記グリップ爪保持部材に、グリップ爪の外面側を押すプッシャが貫通する穴を形成したことを特徴とするものである。
本発明の物品グリッパは、構造が簡単であり、しかも、極めて単純な操作で、グリップ部材のうち物品に直接接触するグリップ爪の部分だけを取り外して交換することが可能である。
互いに接近、離隔して物品の把持解放を行う一対のグリップ部材を、物品を把持するグリップ爪と、このグリップ爪が取り付けられるグリップ爪保持部材とを有する構成とし、グリップ爪保持部材に、グリップ爪に係合してこれを保持する連結手段と、グリップ爪の下端を支持して脱落を防止する係止部とを設けた構成とすることにより、グリップ爪をグリップ爪保持部材に取り付ける際には、グリップ爪を前記係止部に支持させつつ連結手段に保持させ、また、グリップ爪を取り外す際には、前記係止部を支点にしてグリップ爪を回動させればよく、構造を簡素化し、操作を容易にするという目的を達成した。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る物品グリッパの正面図、図2はこの物品グリッパを構成するグリップ部材の側面図、図3は図1のIII方向矢視図である。この物品グリッパ2は、物品(この実施例では容器4)を保持する一対のグリップ部材6、6と、これらグリップ部材6、6を開閉させる作動機構としての開閉用シリンダ8とを備えている。両グリップ部材6、6を開閉させる構造は図示をしないが、例えば、従来(特許文献1参照)の構成と同様に、エアシリンダによってカムを昇降させて両グリップ部材6、6を開閉させるようにしても良い。また、その他の構成により開閉させることもできる。
各グリップ部材6は、容器4を把持するグリップ爪10と、このグリップ爪10が取り付けられるベース(グリップ爪保持部材)12とを備えている。グリップ爪保持部材12は、上部の直線部12aと中間の傾斜部12bと、下部の直線部12cとを有しており、上部の直線部12aが上方の取付板14に固定される。一対のグリップ爪保持部材12、12は、図1に示すように、中間の傾斜部12b、12bが下方に行くに従って両側に拡開する方向に向けて固定される。
グリップ爪保持部材12の下部側の直線部12cには、グリップ爪10の両側部に係合して保持する連結部材16と、グリップ爪保持部材12に取り付けたグリップ爪10の下端部が、このグリップ爪保持部材12の下端部から離隔して脱落しないように支持する係止部12dとを有している。連結部材16は、この実施例では、板ばねであり、前述のように上方の取付板14に固定された状態のグリップ爪保持部材12の外面(なお、この明細書では、グリップ爪10、10およびグリップ爪保持部材12、12の互いに向かい合う面を内面、その逆の面を外面と呼ぶことにする。)側に固定され、その両側部16a、16aがグリップ爪保持部材12の内面12e側に向けて折り曲げられている(図3参照)。さらに、その両側部16a、16aの先端16b、16bが僅かに内側(互いに接近する方向)へ折り曲げられている。この板ばね16は、その両側部16a、16aが、グリップ爪保持部材12の両側壁12f、12fに対して間隙を有しており、また、両側部16a、16aの先端16b、16bが、グリップ爪保持部材12の内面12eから離れている。
前記グリップ爪保持部材12の下部側直線部12cの内面12e側にグリップ爪10が取り付けられる。グリップ爪10は、図3に示すように、前記グリップ爪支持部材12の幅よりもやや広い幅の平坦部10aと、この平坦部10aの両側に、外面側を向けて設けられた側壁10b、10bとを有している。平坦部10aの外面(グリップ爪保持部材12側を向いた面)は、グリップ爪10の幅とほぼ同じ幅を有し、両側壁10b、10bの互いに向かい合う面は、グリップ爪保持部材12の厚さとほぼ同じ長さを有している。
グリップ爪10の内面側の下部に、物品4を把持するパッド18が取り付けられている。このパッド18は、樹脂等の素材からなり、物品4を把持する側の面18aがV字状に切り欠かれている。
前記グリップ爪保持部材12の下端部に形成された係止部12dは、内面側が高く、外面側に向かって低くなる傾斜を有している。一方、グリップ爪10の両側壁10b、10bの下端部は、前記グリップ爪保持部材12の係止部12dの傾斜と同一の傾斜を有する傾斜面10cになっている。また、グリップ爪保持部材12に固定されている板ばね16は、両側部16a、16aの先端部16b、16b間の距離が、グリップ爪10の両側壁10b、10b間の距離よりもやや短くなっている。従って、グリップ爪10の前記両側壁10b、10bの下端に形成された傾斜面10c、10cを、グリップ爪保持部材12の下端部の係止部12d、12dに支持させた状態で、グリップ爪10の上部側をグリップ爪保持部材12方向に押圧すると、グリップ爪10の上部が前記板ばね16の先端部16b、16bを押し広げて通過し、両側部16a、16a間に嵌り込んで保持される。グリップ爪10の両側壁10b、10bの外面側は、前記板ばね16の先端部16b、16bが通過しやすいようにテーパ状の切り欠き10d、10dが形成されている。
グリップ爪10の内面(両グリップ爪10、10の向かい合う面)側の、前記板ばね16が係合する位置に、この板ばね16の先端16b、16bが嵌り込むテーパー状の切り欠き10e、10eが形成されている(後に説明する図4参照)。グリップ爪保持部材12の板ばね16の先端部16b、16b間にグリップ爪10を嵌合させて連結すると、板ばね16がグリップ爪10の背面側の切り欠き10e、10eに嵌り込み、この切り欠き10e、10eの下端部10f、10fが板ばね16に対するストッパになってグリップ爪10が上方へ移動することを規制する。
グリップ爪保持部材12の、板ばね16が取り付けられている位置の上方に、円形の貫通穴12gが形成されている(図2参照)。板ばね16に保持されているグリップ爪10は、その上端がこの貫通穴12gの位置まで伸びており、この貫通穴12gにプッシャを差し込んでグリップ爪10の外面側の上端を押すことにより、板ばね16に保持されているグリップ爪10を取り外すことができる。なお、このプッシャは、別体のピンをこの貫通穴12gの内部に挿入するタイプの手動によるものでも良いが、この実施例では、グリップ爪保持部材12の貫通穴12gの外側にプッシャ保持部20を取り付け、このプッシャ保持部20内に、先端にピン22a(後に説明する図5(b)参照)が設けられ後端に頭部(図示せず)を有するプッシャ22を保持させ、ピン22aを貫通穴12g内に挿入しておくとともに、スプリングによって貫通穴12gからピン22aが突出しないように頭部を後退する方向に付勢しておく。グリップ爪10を取り外す際には、プッシャ保持部20内に収容されている頭部をスプリングに抗して押圧すると、ピン22aの先端が貫通穴12gから突出し、グリップ爪10の外面側の上端部を押圧し、グリップ爪10を板ばね16の係合から外す。
以上の構成に係る物品グリッパ2の作用について説明する。この実施例の物品グリッパ2は、グリップ爪保持部材12とグリップ爪10を有する一対のグリップ部材6、6と、これらグリップ部材6、6を開閉させる作動機構8とを備えており、上部の作動機構8側を図示しないロボットハンドに取り付けて操作をする。グリップ爪10は、グリップ爪保持部材12に対して着脱可能になっており、グリップする物品(容器4)のサイズ、形状等に応じて最適なものを選択し、グリップ爪保持部材12に取り付ける。
グリップ爪10をグリップ爪保持部材12に取り付ける工程について、図4(a)〜(c)により説明する。まず、グリップ爪10の上部がグリップ爪保持部材12から離れるように傾斜させた状態で、その下端部の傾斜面10cをグリップ爪保持部材12の下端部に設けられている係止部12dの上端に当てる(図4(a)の上方の図参照)。次に、前記傾斜部10cが係止部12dから外れないように押しつけながら、グリップ爪10の上部をグリップ爪保持部材12の方向に向けて回動させる。グリップ爪10が板ばね16に接触する位置まで回動させると(図4(b)の上下の図参照)、板バネ16の先端部16b、16bの下端がグリップ爪10に接触する。グリップ爪10の両側壁10b、10bの内面側角部にテーパー状の切り欠き10d、10dが形成されており、この切り欠き10d、10dによって板バネ16の両先端部16b、16bが押し広げられ、グリップ爪10が次第に板ばね16の両側部16a、16a間に挿入されていく。そのままグリップ爪10の上部側をグリップ爪保持部材12側に回動させていくと、グリップ爪10の両側壁10b、10bが板ばね16の両側部16a、16a間にはまり込み、板ばね16の両側部16a、16aの先端部16b、16bによってグリップ爪10が保持される(図4(c)の上下の図参照)。
前記のようにグリップ爪10を、下端の傾斜面10cをグリップ爪保持部材12の係止部12dに押し付けて、この係止部12dを支点にして回動させるだけで、板ばね16を介して簡単にグリップ爪保持部材12に連結させることができる。しかも、グリップ爪保持部材12の下端に形成されている係止部12dは、内面側(グリップ爪10側)が高く、外面側が低くなっており、また、グリップ爪10の下端は、この係止部12dに合致する傾きを有する傾斜面10cになっているので、グリップ爪保持部材12に連結されたグリップ爪10は、グリップ爪保持部材12に対して、下方への移動および下端部が離れる方向への移動のおそれがなく、確実に連結される。さらに、グリップ爪10の内面側の、板ばね16の先端部16b、16bの下端とほぼ同じ高さにストッパ10f(テーパー状の切り欠き10e、10eの下端)が形成されており、グリップ爪10がグリップ爪保持部材12に対して上方へ移動することも規制されている。従って、簡単な操作でグリップ爪10をグリップ爪保持部材12に連結することができ、しかも、確実に保持することができる。
この物品グリッパ2によって保持する物品4のサイズ、形状が異なる場合には、前記のようにグリップ爪保持部材12に取り付けてあったグリップ爪10を取り外し、別のグリップ爪10に交換する。グリップ爪10を取り外す場合について、図5(a)、(b)により説明する。この実施例では、プッシャ22がプッシャ保持部20によって予めグリップ爪保持部材12に取り付けられている。つまり、プッシャ22の先端のピン22aがグリップ爪保持部材12の貫通穴12g内に挿入され、図示しないスプリングによって貫通穴12gから突出しないように後退する方向に付勢されている(図5(a)の上下の図参照)。前記プッシャ保持部20の背面側に露出しているプッシャ22の頭部を押圧すると、プッシャ22がスプリングに抗して前進し、先端のピン22aが貫通穴12gから突出してグリップ爪10の外面側の上端部を押圧する。上端部を押されたグリップ爪10は、グリップ爪保持部材12の係止部12dに係止している下端の傾斜部10cを支点にして回動し、板ばね16に保持されていた上部が板ばね16の両側部16a、16aを押し広げて、この板ばね16から脱出する(図5(b)の上下の図参照)。このようにグリップ爪保持部材12に対して、板ばね16によって強固に連結されているグリップ爪10を、プッシャ22によって押圧するという簡単な操作で、容易に取り外すことができる。
図6は第2の実施例に係る物品グリッパ2の要部を示す図であり、グリップ爪保持部材12の下端に形成された係止部と、この係止部に係合するグリップ爪10の下端部の構成が、前記第1実施例と異なっており、その他の部分は同一の構成であるので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
前記第1実施例では、グリップ爪保持部材12の下端に形成された係止部12d、およびグリップ爪10の下端部10cがいずれも傾斜面であったが、この実施例では、段部が形成されている。グリップ爪保持部材12の下端部には、内面側12ha(グリップ爪10側)が高く、外面側12hbが低い段状の係止部12hが形成され、一方、グリップ爪10の下端部には、グリップ爪保持部材12の低い段部12hb側に嵌り込む突出部10gが形成されている。この実施例でも、グリップ爪10をグリップ爪保持部材12に連結する場合には、グリップ爪10の下端の突出部10gを、グリップ爪保持部材12の段部(係止部)12hに係合させた状態で、グリップ爪10の上部をグリップ爪保持部材12側に回転させて、板ばね16に挟み込ませる。また、グリップ爪10をグリップ爪保持部材12から取り外す場合には、プッシャ22によってグリップ爪10の外面側の上部を押圧することにより、グリップ爪保持部材12の係止部12hを支点としてグリップ爪10を回転させて板ばね16の連結を外すことができる。
図7は第3の実施例に係る物品グリッパ2の要部を示す図であり、グリップ爪保持部材12にグリップ爪10を取り付けるための連結手段の構成が、前記第1実施例と異なっているので、その異なっている部分についてだけ説明し、その他の部分の説明は省略する。前記第1実施例では、連結手段として板ばね16を用いており、板ばね16の両先端部16b、16bによってグリップ爪10を挟み込んで連結するようにしていたが、この実施例では、連結手段として一対のボールプランジャ24、24を用いている。前記実施例のグリップ爪保持部材12に板ばね16を取り付けた位置に、コ字状のプレート26を固定し、このプレート26の両側壁26a、26aにボールプランジャ24、24を設けている。これらボールプランジャー24、24がグリップ爪10を両側から保持して、グリップ爪10をグリップ爪保持部材12に連結する。この実施例でも、前記各実施例と同様に簡単な操作で、グリップ爪10のグリップ爪保持部材12への連結および取り外しを行うことができる。
物品グリッパの正面図である。(実施例1) 前記物品グリッパのグリップ部材を示す側面図である。 図1のIII方向矢視図である。 図(a)〜(c)は、グリップ爪をグリップ爪保持部材に連結する過程を順次示す説明図である。(実施例2) 図(a)、(b)は、グリップ爪をグリップ爪保持部材から取り外す過程を順次示す説明図である。 物品グリッパの要部を示す図である。(実施例2) 物品グリッパの要部を示す図である。(実施例3)
符号の説明
6 グリップ部材
8 作動機構
10 グリップ爪
10c グリップ爪の下端(傾斜面)
12 グリップ爪保持部材
12d 係止部
16 連結手段(板ばね)

Claims (3)

  1. 互いに接近、離隔して物品の把持開放を行う一対のグリップ部材と、これらグリップ部材を開閉させる作動機構とを備えた物品グリッパにおいて、
    前記グリップ部材が、物品を把持するグリップ爪と、このグリップ爪が取り付けられるグリップ爪保持部材とを有し、
    前記グリップ爪保持部材は、グリップ爪に係合してこれを保持する連結手段と、グリップ爪の下端を支持して脱落を防止する係止部とを備え、グリップ爪を前記係止部に支持させつつ連結手段に保持させるとともに、グリップ爪を前記係止部を支点にして回動させて取り外すことを特徴とする物品グリッパ。
  2. 前記連結手段が板ばねであり、前記グリップ爪には、この板ばねの下端と係合して上方への移動を規制するストッパが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の物品グリッパ。
  3. 前記グリップ爪保持部材に、グリップ爪の外面側を押すプッシャが貫通する穴が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品グリッパ。
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