JP2007136172A5 - - Google Patents

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車両座席用取り付け具
本発明は、車両座席用取り付け具に関し、特に、自動車座席用取り付け具に関する。
従来の車両座席用取り付け具は、DE19928148A1から公知であり、相互に180°ずらして配置された2つのラッチ部材を有し、旋回制御部材(a swing-free control element)は、段付きの制御用外形部分(a control contour)を備えたリング形状を呈している。
この制御用外形部分は、ラグ部分をそれぞれ有するラッチ部材を背もたれの異なった角度領域に落とし込ませ、すなわち、使用位置におけるロックを可能にするとともに、自由旋回時および旋回停止位置でのロックを防止している。
車両座席用取り付け具をベルト一体型の車両座席に使用するためには、多数のラッチ部材により生じる重い負荷のために、車両座席用取り付け具の高堅固性が必要である。
しかし、自由旋回時にロックを防止する前述した解決策は、可動範囲の最大角度領域により増加するラッチ部材数が360°を超えない限り適用可能である。
4つのラッチ部材を用いた場合、使用位置の設定領域と自由旋回用の角度領域の合計は、制御用外形部分上のセグメントに対するラッチ部材の明確な機能を可能にするために最大で90°である。
また、US6648413B2に開示される車両座席用取り付け具では、旋回制御部材は、偏心輪部材を圧迫する1つのラッチ部材からの落とし込みを制御し、そのラッチ部材が他のラッチ部材を圧迫しないようにそれを阻止するように設計されている。
本発明の目的は、前述したような従来の車両座席用取り付け具において、自由旋回時におけるロック解除の他の手段を提供することである。
本発明の目的は、第2取り付け部材が、背もたれの自由旋回時にラッチ部材を開放状態に保持する制御ディスク部材を旋回制御部材によって係止するように設計されている車両座席用取り付け具によって達成される。
有益な改良は、従属する請求項の主題である。
ここで、本明細書内で用いる用語「自由旋回(swinging-free)」とは、(特に、2列座席のツードアの自動車の場合)前部座席の背もたれが使用位置(a use position)から、後部座席に乗り込める不使用位置(a non use position)へ前方に旋回することを意味している。
この不使用位置を旋回停止位置(a swung-free position)と称する。
本発明の車両座席用取り付け具では、背もたれの自由旋回時に、ラッチ部材を開放状態に保持する旋回制御部材を第2取り付け部材がこの第2取り付け部材に形成された制御カム部分により係止するため、ラッチ部材を開放状態に保持するために制御カム部分以外の部材または部分を必要としないように設計されている。
そのため、旋回制御部材との共働を確保するために、極めて小さな調整しか必要としない。
その結果、旋回制御部材を設置する場合および旋回制御部材を設置しない場合のいずれの場合においても、車両座席用取り付け具用の同一のラッチ部材を使用可能であるため、製造費用を低減できる。
更に製造費用を低減するために、第2取り付け部材と制御ディスク部材に設けられた旋回制御部材との接続手段は、自由旋回機構を有さない車両座席用取り付け具にも原則的に設けられている。
旋回制御部材は、第2取り付け部材と、半径方向の外側位置から半径方向の内側位置におよび後方へ移動する制御ディスク部材との間で移動自在に支持されているのが好ましい。
車両座席用取り付け具のロックを解除する際には、旋回制御部材は、複数のラッチ部材のうちの1つによって制御されて移動するように設計されている。
第2取り付け部材と旋回制御部材との間の共働を可能にするため、この第2取り付け部材は、旋回制御部材の制御用外形部分と共働する制御カム部分または同様に機能する部分を有している。
なお、逆の配置も可能である。
制御カム部分および制御用外形部分は、旋回制御部材を動かすために、および/または、旋回制御部材を特定の位置に保持するために、半径方向に作用する形状を呈しているのが好ましい。
旋回制御部材と制御ディスク部材とを共働させるため、旋回制御部材は、制御ディスク部材に形成された係止用ストッパ部分と共働する係止用段差部分を有しているのが好ましい。
そして、この係止用ストッパ部分の形成を簡便に達成するため、全ての係止用ストッパ部分を使用しない場合であっても、複数の係止用ストッパ部分を制御ディスク部材上に円周方向に同じ角度間隔で形成するのが好ましい。
係止用段差部分または係止用ストッパ部分は、それらによる係止を解除した際に、旋回制御部材を他の位置に移動させるために、半径方向および円周方向に斜めに通る、すなわち、延在した形状を呈しているのが好ましい。
以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の一実施例である車両座席用取り付け具は、自動車の車両座席1で用いられ、この車両座席1は、図2に示すように、座席部材3と背もたれ4とを備え、背もたれ4は、座席部材3に一対の車両座席用取り付け具5によって取り付けられ、座席部材3に対して旋回自在かつ様々な傾斜角度でロック自在に設計されている。
車両座席1は、ベルト一体型の車両座席として設計され、すなわち、安全ベルトの上端部が背もたれ4に、より正確には、背もたれ4の上縁部に設置されたベルト機構に取り付けられている。
従って、衝突発生時などに衝撃を受けた場合に、安全ベルトを介して背もたれ4に送られる力を車両座席用取り付け具5を介して座席部材3に転化する必要があるため、負荷の高い、安全ベルトを取り付けた車両側の車両座席用取り付け具5が、最大負荷取り付け具として設計されている。
本発明の車両座席用取り付け具5は、DE19928148A1に記載された車両座席用取り付け具と同じ原理に基づいており、その開示内容が本発明に明確に含まれている。
車両座席用取り付け具5は、ディスク形状のロック取り付け具の態様を呈している。
車両座席用取り付け具5は、図1などに示すように、第1取り付け部材7と、第1取り付け部材7に対して軸Aの周りを回転する第2取り付け部材8とを備えている。
軸Aは、以下に使用される円筒状座標系を規定している。
フープ状の留め用リング部材9が、第2取り付け部材8を囲むように配置されているとともに第1取り付け部材7に接続され、それにより、第1取り付け部材7と第2取り付け部材8とが軸方向に共に保持されている。
第1取り付け部材7が座席部材3に接続され、第2取り付け部材8が背もたれ4に接続されている。
この逆の配置も可能である。
図1などに示すように、第2取り付け部材8に支持されて軸Aの周りで回転する駆動部材10は、車両座席用取り付け具5の中央に配置されている。
偏心輪部材11は、回り止めされ、または、少なくとも把持されて連結され、駆動部材10に取り付けられている。
偏心輪部材11は、同一形状を呈する4つのラッチ部材13に対して作用し、このラッチ部材13は、偏心輪部材11の周囲の構造空間内で各々90°ずらして配置されているとともに、中空車状の第2取り付け部材8に形成された歯付きリング部分14と共働するように形成された歯部分をその半径方向の外側に有している。
ラッチ部材13は、第1取り付け部材7に膨出形成されたガイド部分15により半径方向にガイドされている。
第2取り付け部材8は、この第2取り付け部材8に形成された歯付きリング部分14を介して4つのガイド部分15に当接しており、その結果、第2取り付け部材8が、第1取り付け部材7上で支持されている。
図1に示すように、相互に内部で重ねて収納された2本の螺旋ばねからなるばね機構17は、第1取り付け部材7の中央開口部分の内部に配置されて偏心輪部材11を圧迫し、その結果、偏心輪部材11がラッチ部材13を半径方向の外側に、すなわち、第2取り付け部材8に形成された歯付きリング部分14に向けて押し込み、車両座席用取り付け具5がロックされるようになっている。
図3は、この車両座席用取り付け具5がロックされた状態を示している。
制御ディスク部材19は、前述した構造空間内において軸Aの方向にラッチ部材13と第2取り付け部材8との間に配置され、本実施例の場合、偏心輪部材11の外周上に回り止め状態で配置されている。
制御ディスク部材19は、ラッチ部材13に形成されたラグ部分13’とそれぞれ共働する4つのスロット付きリンク部分19’を有しており、このラグ部分13’は、ラッチ部材13から軸Aの方向に突出形成されている。
駆動部材10と、この駆動部材10で駆動する偏心輪部材11および制御ディスク部材19とをばね機構17の力に反して回転させると、制御ディスク部材19は、半径方向の内側に、すなわち、第2取り付け部材8に形成された歯付きリング部分14から離間する方向にラッチ部材13を引っ張り、その結果、車両座席用取り付け具5のロックが解除されるようになっている。
図1などに示すように、駆動部材10は、第2取り付け部材8の開口部分内のスリーブ部分により支持されている。
駆動部材10に形成された2つのリブ部分10’は、第2取り付け部材8の内側を軸Aの方向に圧迫し、第2取り付け部材8の外側に配置された固定用リング部材20は、駆動部材10のスリーブ部分に堅固に接続されている。
それにより、駆動部材10は、軸Aの方向に固定されている。
車両座席用取り付け具5は、使用者による着座に適した様々な使用位置(use position)間で背もたれ4の傾斜設定を可能にするばかりでなく、背もたれ4の旋回を制御するようになっている。
前述した車両座席用取り付け具5の構造では、背もたれ4の自由旋回時(swing-free)、すなわち、背もたれ4の使用位置から旋回停止位置まで前方への旋回時、特に、最前の使用位置から旋回停止位置まで前方への旋回時に、使用者は、車両座席用取り付け具5のロックを解除した状態に保つために、駆動部材10を介して偏心輪部材11と制御ディスク部材19とを連続的に作動し続ける必要がある。
そこで、旋回制御部材(swing-free control element)21は、使用者の快適さを増すために設けられている。
図3乃至図5に示すように、旋回制御部材21は、車両座席用取り付け具5の内部において、軸Aの方向に制御ディスク部材19と第2取り付け部材8との間に配置されている。
旋回制御部材21は、半月の形態の基本形状を有し、薄板金から成形されている。
半径方向に延びた長孔部分23によって、旋回制御部材21は、1つのラッチ部材13のラグ部分13’を囲み、それにより、旋回制御部材21は、その角度位置で円周方向に第1取り付け部材7に接続されている。
他のラッチ部材13に形成されたラグ部分13’は、旋回制御部材21に形成されたラグ可動用孔部分24のリム内側を半径方向に圧迫し、別の状況では、ラグ可動用孔部分24で緩く囲まれており、また、このラグ可動用孔部分24は、やや大きな孔部分であり、旋回制御部材21に形成された長孔部分23に対峙して形成されている。
図1および図3乃至図5に示すように、旋回制御部材21は、半径方向の外側面側に、半径方向の内側に位置する内側領域25’と半径方向の外側に位置する外側領域25”とそれらの間に形成される段差とを有する制御用外形部分25を備えている。
第2取り付け部材8は、半径方向の内側に向けて突出するとともに、歯付きリング部分14から軸Aの方向にずれた位置に形成されて制御用外形部分25と共働する制御カム部分26を有している。
旋回制御部材21は、半径方向の内側面側に、異なった長さで半径方向の内側に延びる、すなわち、半径方向の内側で異なる位置に位置する2つの領域の間に配置された2つの係止用段差部分27を相互に90°ずらした状態で有している。
この2つの係止用段差部分27の相互間の領域は、軸Aからの距離が増減するように形成されている。
係止用段差部分27は、半径方向と円周方向に対して斜めに通っている。
係止用段差部分27と共働するように相互に90°ずらして形成された係止用ストッパ部分29が、制御ディスク部材19に、より正確には、スロット付きリンク部分19’のリムに2つ設けられている。
各係止用ストッパ部分29は、薄板金から成形された制御ディスク部材19の外周部を軸Aの方向に単純に曲げることによって形成されている。
図3に示すように、背もたれ4の使用位置(the use position)では、第2取り付け部材8に形成された制御カム部分26は、制御用外形部分25の内側領域25’の領域に配置されており、旋回制御部材21は、制御ディスク部材19に形成された係止用ストッパ部分29と何ら接触することなく、半径方向に延びた長孔部分23によって、半径方向の外側位置に位置している。
旋回制御部材21に形成された長孔部分23により囲まれたラッチ部材13に形成されたラグ部分13’は、長孔部分23の半径方向の内側に位置している。
駆動部材10と偏心輪部材11と制御ディスク部材19とを回転させて車両座席用取り付け具5のロックを解除すると、複数のラッチ部材13が半径方向の内側に引っ張られ、長孔部分23で囲まれたラグ部分13’とラグ可動用孔部分24で囲まれたラグ部分13’とを介して旋回制御部材21が半径方向の内側位置まで移動し、そこで保持されるようになっている。
図4は、車両座席用取り付け具5のロックを解除した状態を示している。
旋回制御部材21に形成された係止用段差部分27は、図4では軸Aから制御ディスク部材19に形成された係止用ストッパ部分29とほぼ同じ半径方向の距離に位置するが、それらの円周方向における角度は異なっている
背もたれ4を前方に旋回すると、すなわち、第2取り付け部材8を前方に旋回すると、第2取り付け部材8に形成された制御カム部分26(最前の使用位置を超えた後)は、半径方向の外側に配置された制御用外形部分25の外側領域25”に達するようになっている。
しかし、旋回制御部材21は、制御カム部分26と制御用外形部分25の外側領域25”との間に距離ができるように更に遠くに引かれている。
図5に示すように、背もたれ4が旋回停止位置(the swung-free position)に達するまで前向きに旋回し、車両座席用取り付け具5のロック解除が完了したら、ばね機構17は、偏心輪部材11と制御ディスク部材19を逆方向に回すように設計されている。
そして、制御ディスク部材19に形成された2つの関連する係止用ストッパ部分29が、旋回制御部材21に形成された係止用段差部分27を圧迫するように設計されている。
係止用段差部分27は傾斜しているので、旋回制御部材21は、その元の位置に戻そうとする半径方向外向きの力を受ける。
しかし、第2取り付け部材8に形成された制御カム部分26が制御用外形部分25の外側領域25”を圧迫するため、旋回制御部材21は、更なる動きを阻止されるように設計されている。
このように、複数の係止用段差部分27は、それらを圧迫する係止用ストッパ部分29を係止し、それにより、制御ディスク部材19が係止されるように設計されている。
制御ディスク部材19は、一方で、制御ディスク部材19に対して回り止めされた偏心輪部材11と駆動部材10とを所定位置に保持し、他方で、スロット付きリンク部分19’を介してラッチ部材13を開放状態に保持している。
車両座席用取り付け具5は、ロックを解除されたまま、すなわち、ロックが阻止されている。
図5は、車両座席用取り付け具5のロックが阻止された状態を示している。
背もたれ4が旋回停止位置から使用位置に逆に旋回されると、第2取り付け部材8に形成された制御カム部分26は制御用外形部分25に沿って移動し、それにより、外側領域25”から内側領域25’に向けて移動するように設計されている。
偏心輪部材11を介してばね機構17で駆動する制御ディスク部材19は、傾斜した係止用段差部分27に対する係止用ストッパ部分29の作用により、旋回制御部材21を半径方向の外側に押し、その後も回転が続くと、係止用段差部分27を通り越す。
その結果、偏心輪部材11はラッチ部材13を半径方向の外側に押すことができ、それにより、車両座席用取り付け具5がロックされるように設計されている。
本発明の一実施例である車両座席用取り付け具を示す分解図。 図1に示す車両座席用取り付け具を示す全体概要図。 図1に示す車両座席用取り付け具のロック状態を示す斜視図。 図1に示す車両座席用取り付け具のロック解除状態を示す斜視図。 図1に示す車両座席用取り付け具のロックが阻止された状態を示す斜視図。
1 ・・・ 車両座席
3 ・・・ 座席部材
4 ・・・ 背もたれ
5 ・・・ 車両座席用取り付け具
7 ・・・ 第1取り付け部材
8 ・・・ 第2取り付け部材
9 ・・・ 留め用リング部材
10 ・・・ 駆動部材
10’ ・・・ リブ部分
11 ・・・ 偏心輪部材
13 ・・・ ラッチ部材
13’ ・・・ ラグ部分
14 ・・・ 歯付きリング部分
15 ・・・ ガイド部分
17 ・・・ ばね機構
19 ・・・ 制御ディスク部材
19’ ・・・ スロット付きリンク部分
20 ・・・ 固定用リング部材
21 ・・・ 旋回制御部材
23 ・・・ 長孔部分
24 ・・・ ラグ可動用孔部分
25 ・・・ 制御用外形部分
25’ ・・・ 内側領域
25” ・・・ 外側領域
26 ・・・ 制御カム部分
27 ・・・ 係止用段差部分
29 ・・・ 係止用ストッパ部分
A ・・・ 軸

Claims (10)

  1. 第1取り付け部材(7)と、該第1取り付け部材(7)に対して軸(A)を中心として回転自在に取り付けられて背もたれ(4)を自由に旋回させる第2取り付け部材(8)と、前記軸(A)を中心として駆動自在かつ回転自在に支持される偏心輪部材(11)と、該偏心輪部材(11)により支持されて前記第2取り付け部材(8)と半径方向の外側で共働して車両座席用取り付け具(5)をロックする複数のラッチ部材(13)と、前記ラッチ部材(13)を半径方向の内側に引っ張って前記車両座席用取り付け具(5)をロック解除する制御ディスク部材(19)と、前記背もたれ(4)の使用位置と旋回停止位置との間における自由旋回時に前記車両座席用取り付け具(5)のロックを防止する旋回制御部材(21)とを備える車両座席用取り付け具(5)において、
    前記第2取り付け部材(8)が、前記背もたれ(4)の自由旋回時にラッチ部材(13)を開放状態に保持する制御ディスク部材(19)を旋回制御部材(21)によって係止するように設計されていることを特徴とする車両座席用取り付け具(5)。
  2. 前記ラッチ部材(13)が、前記車両座席用取り付け具(5)のロック解除時に前記旋回制御部材(21)を半径方向の外側位置から半径方向の内側位置まで移動させるように設計されていることを特徴とする請求項1に記載の車両座席用取り付け具(5)。
  3. 前記第2取り付け部材(8)が、前記旋回制御部材(21)に形成された制御用外形部分(25)と共働する制御カム部分(26)を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両座席用取り付け具(5)。
  4. 前記制御カム部分(26)が半径方向の内側に向けて突出しているとともに、
    前記制御用外形部分(25)が半径方向の異なる位置にそれぞれ位置する領域(25’,25”)を有していることを特徴とする請求項3に記載の車両座席用取り付け具(5)。
  5. 前記制御カム部分(26)が、前記背もたれ(4)の自由旋回時に前記制御用外形部分(25)の半径方向の外側に位置する外側領域(25”)に当接して前記旋回制御部材(21)を半径方向の内側位置に保持するように設計されていることを特徴とする請求項2また請求項4に記載の車両座席用取り付け具(5)。
  6. 前記旋回制御部材(21)が、前記制御ディスク部材(19)に形成された係止用ストッパ部分(29)と共働する係止用段差部分(27)を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両座席用取り付け具(5)。
  7. 前記係止用段差部分(27)が、前記半径方向の内側に種々に延びる旋回制御部材(21)の2つの領域の間で前記半径方向および円周方向に対して斜めに延在していることを特徴とする請求項6に記載の車両座席用取り付け具(5)。
  8. 前記旋回制御部材(21)が軸方向に第2取り付け部材(8)と制御ディスク部材(19)との間に配置されているとともに、
    前記係止用ストッパ部分(29)が制御ディスク部材(19)の外縁を軸方向に折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の車両座席用取り付け具(5)。
  9. 前記旋回制御部材(21)が、前記半径方向の内側位置に位置して前記制御ディスク部材(19)を係止するように設計されていることを特徴とする請求項2乃至請求項8のいずれかに記載の車両座席用取り付け具(5)。
  10. 座席部材(3)と、該座席部材(3)に対して旋回自在で様々な傾斜角度でロック自在であるとともに請求項1乃至請求項9のいずれかに記載された車両座席用取り付け具(5)により座席部材(3)に取り付けられる背もたれ(4)とを備えていることを特徴とする車両座席(1)。
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