JP2007135635A - 土鍋 - Google Patents

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Abstract

【課題】煮汁等の浸出・漏れがなく、熱源からの熱量が高効率に調理に利用でき、繰返して連続的に調理に使用できて、直火及び電磁調理器の何れにも使用できる土鍋を提供する。
【解決手段】土鍋は、土鍋内底面に形成の発熱層と、発熱層上に密着して形成の高機械的強度を有する保護層と、保護層を含む土鍋内面を形成される一体の硬質撥水性層とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、煮汁等の浸出・漏れがなく、熱源からの熱量を調理に利用できる効率(以下において、土鍋熱利用効率という場合がある)が高くて、繰返して連続的に調理に使用(以下において、連続的使用という場合がる)が可能で、直火及び電磁調理器の何れにも使用できる土鍋に関する。
土鍋は、下記(1)〜(6)等の多くの不備の存在が知られている。
(1)土鍋は、一定時間以上の煮炊きに使用すると、煮汁等の浸出が不可避的である。市販の53種の土鍋を対象として行った本発明での実験では、53種の全ての土鍋に浸出が見られた。
(2)土鍋は、自然放置で湿気を吸水し、高温で過熱すると破損する。電磁調理器での加熱において、耐熱板をも焦げ付かせる事故が発生する。
(3)土鍋は、繰返して連続的に調理に使用すると、保水量の増加及び強度低下等によって高温加熱で容易に破損する。そのために、土鍋は、一回の調理が終了すると、乾燥してから再使用するのが一般的である。
(4)土鍋は、土鍋内底面に発熱膜を装着すると、土鍋内面の焦げ付きを取除く際に、発熱膜又はコーティング材の剥離・損傷が不可避である(特許文献1の段落番号0003を参照)。
(5)土鍋に発熱膜を装着する場合には、高温用接着剤の混入、塗布若しくは溶射によって土鍋外底面に装着される(特許文献1〜3を参照)。
(6)外底面に発熱膜を接着した土鍋は、発熱膜を直火に曝すと剥離等の可能性があって、実質的な制約が存在する(特許文献2,3を参照)。
(7)土鍋は、土質材料の肉厚面からなるので、低熱伝導及び低熱伝効率の低くく、熱伝導の不均一等から異常発熱が生じ易く、電磁調理器での調理では、異常発熱によって耐熱板が破損する。
現時点においても、上述の土鍋は不備が解決されておらず、土鍋には下記(a)〜(f)等の基本的な問題点が存在する。
(a)土鍋からの煮汁等の浸出・漏れを無くして、連続的使用が可能な、土鍋が提案されていない。
(b)発熱膜を装着した土鍋でもって、直火及び電磁調理器との両方に使用可能なものが提案されていない。
(c)発熱膜付土鍋は、土鍋外底面への発熱膜の装着が不可避で、発熱膜のそれ以外の箇所への装着は不可能である旨が示唆されている(特許文献1〜3を参照)。
(d)土鍋内底面に銀を貼り付けて、それ上に釉薬を塗布して
焼成して土鍋にすると、釉薬の強度が弱すぎて調理に多くの制約が生じて、直ぐに破損するので実用的に著しく制約を受ける。
(e)土鍋内を強い力で擦る等の作業が、土鍋がそれに堪え得る強度を有しないので困難である。
(f)土鍋内の調理調理物に発熱膜から直接的に利用する工業的に実施可能な提案が行われていない。
特許文献1 特開2000−133429号公報
特許文献2 特開2003−190006号公報
特許文献3 特許33619806号公報
そこで、土鍋の問題点を解決して、直火及び電磁調理器との両方に可能にする土鍋が本発明によって創案された。
本発明は、以下(A)〜(C)を目的とする。
(A)本発明は、土鍋からの水等の浸出・漏出を無くして、土鍋の連続的使用が可能で、直火及び電磁調理器のいずれにも使用し得る土鍋を提供すること、を目的とする。
(B)本発明は、従来の土鍋及び電磁調理器専用土鍋よりも土鍋内の調理物への熱伝達効率を大きい土鍋を提供すること、をも目的とする。
(C)本発明は、土鍋内底部に強い力を負荷する作業をしても、僅かな損傷が生じることがない土鍋を提供すること、をも目的とする。
本発明による土鍋は、土鍋内底面に形成の発熱層と、該発熱層上に形成の高機械的強度の保護層と、該保護層を含む土鍋内面に形成の一体の硬質撥水性層とを備えること、を特徴とする。

本発明の土鍋によれば、下記(a)〜(f)等に代表される効果が得られる。
(a)土鍋内表面の一体の硬質撥水性層によって土鍋内から外への煮汁等の浸出・漏出が遮断される。
(b)土鍋内部から煮汁等が土鍋母材に浸出すことがないので、土鍋母材は水分を保有しない状態を常時に維持する。
(c)土鍋を再使用することができる
(d)土鍋外底面が直火と接触可能にできるので、直火及び電磁調理器のいずれにも自由に使用可能になる。
(e)土鍋内底面の発熱層からの発熱が直接的に調理材料等の土鍋調理物に伝達されて土鍋熱利用効率が上昇する。本発明での実験では、従来の土鍋及び電磁調理器用専用土鍋よりも、同じ熱量で大幅に加熱時間が短縮された。
(f)土鍋内底部の硬質撥水性層は、その直下に保護層が設けられて、人為的に負荷による力に対抗する強度(特に、耐磨耗強度)が補強されている。従って、土鍋内底部は、タワシその他の洗浄具等によって強力に擦られても損傷することがない。
(g)土鍋内底面の発熱層は、保護層及び硬質撥水性層の両層に補強されているので、最上層の硬質撥水性層に負荷される力が、発熱層に対しては負の力(例えば、剥離作用等として働く力)として働くことがない。
(h) 土鍋内底面の発熱層は、それ自体の力で土鍋母材に強力に付着して、しかも、広い面積の土鍋母材に付着・形成されて保護層及び硬質撥水性層により土鍋内底面に固定された状態になって、上方から作用する力によって変化及び破損することがない。
(i) 土鍋内面に設ける硬質撥水性層が、剥離性にも優れる層であると、調理後に残存食材が付かなくなり、焦げ付きが生じて除去容易である。
本発明による土鍋の実施の形態を図1〜6に基づいて詳細に説明する。なお、図1〜6は、本発明の好適な実施の形態ではあるが、本発明に包含される多くの実施の形態の例示の一部である。
図1は、土鍋10とそれを覆う蓋20とを断面で示す側面図である。土鍋10は、形状自体に制約がなく、外側面10aが、緩やかな曲面、大きな曲面、垂直面若しくはそれらの近似面等に形成されてもよい。土鍋10の外側面10aの上端部の取手10b,
10bは、形状及び位置等において任意であって、土鍋10の用途に応じて選択される。また、土鍋10は、取手10b, 10bを有しないで、特別の装着自在の取手具を使用することも可能である。
図2は土鍋10を断面で示す側面図で、図3は土鍋10の底部を断面で示す部分側面図である。図2及び図3において、土鍋10の内面底部Aの土鍋母材10cの上には、発熱層30が強力に付着して形成されて(発熱層の詳細は、後述する)、発熱層30の上に保護層40が強固に形成されている(保護層の詳細は、後述する)。
保護層40の上には、土鍋10の内面全体に形成される一体の硬質撥水性層50が付着して形成されて、土鍋10の内面が一体の硬質撥水性層50から形成されて、土鍋10の調理物(固体・液体等)は、一体の硬質撥水性層50と接触する。一体の硬質撥水性層50は、土鍋10の内面側部全域で土鍋母材に形成して強固に土鍋母材に付着して強固に固定されてる(硬質撥水性層の詳細は、後述する)。
従って、土鍋10の内面底部Aの領域は、三つの層30、40、50の個々の特性による機能・作用と、それらの積層による機能・作用による効果を享受して、内面全域が一体の硬質撥水性層50による効果を享受する。
<発熱層>:
発熱層30は、土鍋10の連続使用が可能になる発熱体の層からなる。発熱体は、導電性物質からなる発熱体であって、土鍋内底面に設けて、本発明による効果の享受が容易であるものが使用される。発熱体としては、金属、合金、セラミック、有機及び無機の高分子が知られている。 従来提案の外底面に発熱膜を装着する電磁調理器専用土鍋(例えば、特許文献1及び2を参照)では、土鍋母材と熱膨張係数が近似のセラミックスを使用して、調理加熱時の熱膨張係数の相違に起因する発熱膜の剥離を防止している。
発熱層30は、調理物への熱伝達の効率、土鍋母材に対する発熱層の付着強度、土鍋母材の熱変化に対する良好な対応性、保護層との付着性及び所望厚みの発熱層の形成容易性等性等から発熱層30の材料及び形成方法が決められる。材料は、金属及び合金が調理物への熱伝達の効率の点から適していて、土鍋母材に対する付着強度の点からは、溶融化金属を皮膜にして土鍋母材面に強固に付着させる方法が適していて、例えば、溶射法によるのが適している。
発熱層30の材料となる金属は、抵抗率が10−4〜10-9オーム(Ω)mの導電性金属が使用可能で、特に、抵抗率が10−8〜10-9オーム(Ω)mの
導電性が大きい金属(例えば、アルニウム、銀等)が適して、それらの金属の熱溶融体を吹き付ける等して金属皮膜を土鍋母材面に強固に付着させ、それによって、界面が一体化して熱的変化も同一状態になる発熱層30を土鍋内底面に形成する。
例えば、発熱層30が、アルニウム若しくは銀からそのようにして土鍋内底面に形成される場合には、発熱層に関して本発明よる効果を最大に享受可能になる。
発熱層30が、アルニウム若しくは銀からからの溶融化溶射法により形成されると、土鍋10を過酷な条件で長期に連続使用しても、発熱層30の性能低下(例えば、熱伝達性の低下、熱膨張による剥離・破損等)を生じることがない。また、アルニウム及び銀(特に、アルニウム)は、熱伝達性が優れるので、土鍋10の調理物に対する熱伝達が高効率になって、煮炊き等に要する調理時間を短縮させることができる。土鍋は、外底面熱源(直火、電磁調理器)の熱エネルギーが土鍋母材を介して伝達されて、発熱層30が短時間に昇温して土鍋10の調理物に極短時間に熱伝達が行われて、煮炊き等の調理時間が劇的に短縮する。
発熱層30の厚みは、厚みに由来する強度、発熱層の発熱量及び調理物に対する熱伝達の効率等のバランス等によることが可能である。発熱層30の厚は、発熱層30の熱的特性から決められるが、例えば、数ミクロン〜150ミクロン(好ましくは数十ミクロン〜100ミクロン)であると本発明による効果が発現する。
なお、本発明での実験によると、土鍋外底面に発熱膜を装着した従来の電磁調理器専用の土鍋よりも約80%以上有効に熱エネルギーが利用される。さらに、土鍋母材に微細な凹凸を形成して、凹凸を有する大面積の土鍋内底面にそれに溶融化溶射法によるアルニウム若しくは銀の発熱層30を設けると、発熱層30と土鍋母材との界面が、強固な結合力による一体化界面になる。凹凸を有する増大面積の生成手段は、任意であり得るが、代表的には、ブラスト吹き付けによる。
<保護層>:
保護層40は、高機械的強度(例えば、高硬度、耐摩耗性及び耐衝撃性等)を有する層であって、発熱層30上に密着して形成されて、発熱層30に対して上方等より作用する静的・動的な力から発熱層30を保護する。
保護層40は、その目的から発熱層30よりも高機械的強度の層に形成されて、発熱層30に強固に付着して形成されて、形成性及び密着性等の確保を容易にされる。保護層40は、発熱層30と化学的親和性を有することによって発熱層30に強固に密着するのが容易になる。保護層40が、例えば、発熱層30よりも高機械的強度を有して、発熱層30と化学的親和性を有するセラミック層30である場合には、保護層40について本発明による効果を享受するのが容易である。例えば、発熱層30がアルニウム層である場合に、保護層40がホワイトアルミナ層若しくはグレーアルミナ層である場合である。
ただし、保護層40が、発熱層30に強固に付着する高機械的強度を有する層で、発熱層30に対して作用する静的・動的な力から発熱層30を保護可能であれば、材料及び成形方法において制約がない。
保護層40は、例えば、溶射によって発熱層30に対する密着皮膜を形成することによって、本発明の効果を与える保護層40を得るのが容易である。
<硬質撥水性層>:
硬質撥水性層50は、保護層40を含む土鍋内面を形成される一体の硬質で撥水性を有する層であって、煮汁等の浸出・漏出を遮断する撥水性を有して、硬質であることによって、調理での多くの使用態様に耐えるとができる。さらに、硬質撥水性層50が、自己潤滑性(例えば、テフロン(登録商標)と同様の自己潤滑性)の表面を有する場合には、調理で生ずる多様な付着性物質が硬質撥水性層50に付いても簡単・容易に剥離可能になる。すなわち、土鍋10は、調理時の付着性物質に対する剥離性を有することになる。
硬質撥水性層50は、具体的には、煮炊きする高温の調理物に接しても変化しない耐高温性、高温の調理物に接しても有害物を溶出しない無害性、及びブラシ等の洗浄具が衝突しても破損しない何らの影響受けない機械的強度等の特性を備える。
硬質撥水性層50は、それらの特性を備える層であれば、その材料及び形成方法について制約がない。硬質撥水性層50として、例えば、ガラス質層を土鍋10の内面に焼結すれば、本発明の効果の享受が可能である。
ガラス質の層は、ガラス原料(SiO2 )が有機溶剤に混合・分散する溶剤型原料を保護層40を含む土鍋10の内面全体に塗布して高温で焼結させて土鍋内面全体に一体のガラス質層からなる一体の硬質撥水性層を形成する。
ガラス質層は、硬質・撥水性・剥離性を有するので、調理後の調理物が着き難く、しかも、調理後に着いた調理物の剥離が容易である。
<その他の形態>:
本発明による土鍋は、土鍋10の外面底部の形状については、制約がないから、外面底部形状を直火及び電磁調理器のいずれにも使用可能な形状にすることができる。
図4は、土鍋10の外面底部を模式的に示す説明図である。図4において、外面底部の中央部10dが、直火型の調理器及び電磁調理器に使用可能な形状にすることで、汎用型になる。また、専用型にすることも容易である。
また、土鍋10は、外面は任意の形態であり得るが、土鍋外面に硬質の撥水層を設けて、土鍋外面の濡れ及び汚れの付着を防止してもよい。
なお、本発明の土鍋は、土鍋外面(側面、底面)について制約がないので、土鍋外底面を直火及び電磁調理器に併用する形態にすること、及び土鍋外底面を直火若しくは電磁調理器に専用使用する形態にすることが可能である。
図5は、土鍋母材外面全体に撥水自己潤滑層60が形成されている土鍋の側面を断面で示す側面図である。図5において、土鍋内面は、図1〜図3に基いて説明した内容と同一である。
撥水潤滑層60は、撥水性及び潤滑性を有する硬質の皮膜からなる層であるので、図5の土鍋61は、調理時の付着性物質に対する剥離性を有することになる。撥水潤滑層60は、例えば、ガラス質層及びセラミックス層である。
撥水剥離層60は、土鍋母材に強固に付着して、調理に際しての手荒な扱いにも耐えることが可能な強度を撥水性と調理に際しての様々な付着物が容易に剥離する剥離性を有する層に形成される。
図6は、土鍋母材外面が底面以外の領域に撥水潤滑層70が形成されて、熱源からの熱エネルギーが外面底面に土鍋母材に負荷される構造の土鍋の側面を断面で示す側面図である。図6の土鍋71は、土鍋内面の発熱層30を含む積層が熱エネルギーの熱伝達効率及び熱伝達の制御を行って、鍋母材外面の撥水剥離層70が、土鍋の濡れ及び調理物付着を防止することになる。
なお、本発明においては、本発明の目的に沿うものであって、本発明の効果を特に害さない限りにおいては、改変あるいは部分的な変更及び付加は任意であって、いずれも本発明の範囲である。

本発明によって、煮汁等の浸出・漏出が遮断されて、直火及び電磁調理器のいずれにも自由に使用可能で、同じ熱量で調理時間が大幅に短
縮されて、タワシその他の洗浄具等によって強力に擦って損傷することがない土鍋が提供される。しかも、多くの特性を有して、土鍋外底面の形態を直火及び電磁調理器に併用可能若しくは専用使用可能にできるな土鍋が提供される。
土鍋とそれを覆う蓋の側面を断面で示す側面図である。 土鍋の側面を断面で示す側面図である。 土鍋の底部を断面で示す部分側面図である。 土鍋の外面底部を模式的に示す説明図である。 土鍋の側面を断面で示す側面図である。 土鍋の側面を断面で示す側面図である。
符号の説明
10 土鍋
10a 外側面
10b 取手
10c 土鍋母材
10d 外面底部の中央部
20 蓋
30 発熱層
40 保護層
50 硬質撥水性層
60
撥水潤滑層
61
土鍋
70 撥水潤滑層
71 土鍋

Claims (4)

  1. 土鍋内底面に形成の発熱層と、該発熱層上に密着して形成の高機械的強度を有する保護層と、該保護層を含む土鍋内面を形成される一体の硬質撥水性層とを備えること、を特徴とする土鍋。
  2. 下記(1)〜(6)の特徴の一つ若しくは複数を備えること、を特徴とする請求項1に記載の土鍋。
    (1)前記発熱層は、導電性金属層からなる。
    (2)前記保護層は、発熱層よりも高機械的強度を有する層からなる。
    (3)前記保護層は、発熱層と化学的親和性を有する層からなる。
    (4)前記硬質撥水性層は、剥離性を有する層からなる。
    (5)前記硬質撥水性層は、無機質層からなる。
    (6)土鍋外底面が、直火及び電磁調理器に対して併用可能な形態を有する。
  3. 下記(a)〜(e)の特徴の一つ若しくは複数を備えること、を特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の土鍋。
    (a)前記発熱層は、抵抗率が10−4〜10-9オーム(Ω)mの導電性金属層からなる。
    (b)前記発熱層は、土鍋母材に強固に付着する金属層からなる。
    (c)前記保護層は、セラミックス層からなる。
    (d)前記硬質撥水性層は、ガラス質皮膜からなる。
    (e)前記発熱層は、溶融化金の溶射による溶射皮膜からなる。
  4. 下記(i)〜(v)の特徴の一つ若しくは複数を備えること、を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の土鍋請。
    (i)前記発熱層は、アルミニウム若しくは銀の溶射皮膜からなる。
    (ii)前記発熱層は、凹凸を有する母材面に付着する溶射皮膜からなる。
    (iii)前記発熱層は、数ミクロン〜150ミクロンの厚みからなる。
    (iv)前記保護層は、セラミックス皮膜からなる。
    (v)前記硬質撥水性層は、土鍋内面全面に焼結されるガラス質皮膜からなる。
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