JP2007134967A - 通信システム、通信方法、通信プログラム、呼処理装置及び電話端末 - Google Patents

通信システム、通信方法、通信プログラム、呼処理装置及び電話端末 Download PDF

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Abstract

【課題】呼発生に係るメモリリソース量を低減させながら、収容端末を区別することなく、外線着信呼に対して一斉着信を行なうことができるようにする。
【解決手段】本発明の通信システムは、呼接続要求メッセージの送受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する呼処理装置と、呼処理装置に収容される複数の電話端末とを備え、電話端末への着信要求が呼処理装置に与えられると、呼処理装置が複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる着信システムにおいて、呼処理装置が、呼接続要求メッセージとは別個のものであり、各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを複数の電話端末のそれぞれに送信する通知メッセージ通信手段と、複数の電話端末のうち着信に応答する応答端末から受け取った着信応答用の呼接続要求メッセージの受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する着信応答手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信システム、通信方法、通信プログラム、呼処理装置及び電話端末に関し、例えば、SIP(Session Initiation Protocol)メッセージに基づいて収容する端末の呼を制御するIP(Internet Protocol)交換機、又はIP交換機に収容される電話端末に適用し得る。
図2は、SIPプロトコルを採用した従来のIP交換機による呼接続方法を説明する説明図であり、一般に、外線から1つの着信呼があった場合、IP交換機内の呼制御部は次のように2つのSIP呼を発生させている。
図2に示すIP交換機(IP−PBX)100は、複数のSIP端末200−1及び200−2を内線端末として収容し、また外線網としてVoIP公衆網300と接続するものとする。
VoIP公衆網300(外線)から内線への着信呼があった場合、IP交換機100の外線VoIP終端部101は、VoIP公衆網300からのSIP呼を終端し、外線呼の処理を行なうと共に、マルチラインSIP制御部102に対してSIP呼を発生させ、SIP呼を終端させる。
また、マルチラインSIP制御部102は、その外線呼の相手先である内線側のSIP端末200−1に向けて着信呼を発生させ、SIP端末200−1との間のSIP呼を終端させる。
このように、マルチラインSIP制御部102は、外線から内線に向けての1つの着信呼があった場合、外線VoIP終端部101及び内線のSIP端末200−1との間の2つのSIP呼を発生させる必要がある。
また、内線相互間の内線呼の場合、マルチラインSIP制御部102は、2台のSIP端末200−1及び200−2との間の2つのSIP呼を発生させる必要がある。
また、マルチラインSIP制御部102がSIP呼を発生させる際には、SIP呼制御を処理するためのメモリリソースを確保し、使用する必要がある。
ところで、従来のIP交換機において採用される代表的な着信サービスとして一般着信(一斉着信)というサービスがある。この一般着信(一斉着信)サービスとは、図3に示すように、1つの外線着信呼があると、IP交換機が収容する全ての内線端末200−1〜200−3に対して着信呼の旨を通知して鳴動させ、呼を発生させるサービスである。
このような一般着信(一斉着信)を上述したSIPプロトコル採用のIP交換機にそのまま適用すると、1つの外線着信呼があった場合に、多くのSIP呼を発生させる必要があり、それに応じて多くのメモリリソースが消費されるという問題が生じ得る。
これは、小型のシステムの構築を困難にし、また大きなシステムを構築する際も、非現実的なメモリ容量が必要となる。
例えば、IP交換機100が16外線32内線を収容し、1個のSIP呼につきakB(キロバイト)のメモリリソースを消費するものとする。
そして、収容する16外線全てから外線着信呼が同時にあった場合、IP交換機100は、1つの外線着信呼に対して33個(=1(外線SIP呼)+32(内線SIP呼))のSIP呼を発生させる必要があるため、全部で528呼(33個×16(外線数))を発生させる必要がある。そのため、IP交換機100は、528akBのメモリリソースが消費されることとなり、現実的な範囲を超えるものとなる。
また、IP交換機に収容される電話端末の機能は必ずしも同一のものと限らない。そのため、拡張されたSIPに対応できる電話端末もあれば、対応できない電話端末も収容され得る。
このような場合でも、収容される全ての電話端末に対して一斉着信を実現することが望まれている。
そのため、呼発生のために確保するメモリリソース量を低減させながら、収容する電話端末を区別することなく、外線着信呼に対して一斉着信を行なうことができる通信システム、通信方法、通信プログラム、呼処理装置及び電話端末が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の通信システムは、(1)呼接続要求メッセージの送受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する呼処理装置と、(2)呼処理装置に収容される複数の電話端末とを備え、電話端末への着信要求が呼処理装置に与えられると、呼処理装置が複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる通信システムにおいて、呼処理装置が、(1−1)呼接続要求メッセージとは別個のものであり、各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを複数の電話端末のそれぞれに送信する通知メッセージ通信手段と、(1−2)複数の電話端末のうち着信に応答する応答端末から受け取った着信応答用の呼接続要求メッセージの受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する着信応答手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明の呼処理装置は、呼接続要求メッセージの送受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立するものであって、収容する電話端末への着信要求が与えられると、収容する複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる呼処理装置において、(1)呼接続要求メッセージとは別個のものであり、各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを複数の電話端末のそれぞれに送信する通知メッセージ通信手段と、(2)複数の電話端末のうち着信に応答する応答端末から受け取った着信応答用の呼接続要求メッセージの受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する着信応答手段とを備えることを特徴とする。
第3の本発明の通信方法は、(1)呼接続要求メッセージの送受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する呼処理装置と、(2)呼処理装置に収容される複数の電話端末とを備え、電話端末への着信要求が呼処理装置に与えられると、呼処理装置が複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる通信方法において、(1−1)呼処理装置の通知メッセージ通信手段が、呼接続要求メッセージとは別個のものであり、各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを複数の電話端末のそれぞれに送信する通知メッセージ通信工程と、(1−2)呼処理装置の着信応答手段が、複数の電話端末のうち着信に応答する応答端末から受け取った着信応答用の呼接続要求メッセージの受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する着信応答工程とを有することを特徴とする。
第4の本発明の通信プログラムは、(1)呼接続要求メッセージの送受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する呼処理装置と、(2)呼処理装置に収容される複数の電話端末とを備え、電話端末への着信要求が呼処理装置に与えられると、呼処理装置が複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる着信プログラムにおいて、(1)呼処理装置に、(1−1)呼接続要求メッセージとは別個のものであり、各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを複数の電話端末のそれぞれに送信する通知メッセージ通信手段、(1−2)複数の電話端末のうち着信に応答する応答端末から受け取った着信応答用の呼接続要求メッセージの受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する着信応答手段として機能させることを特徴とする。
第5の本発明の電話端末は、呼接続要求メッセージの送受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する呼処理装置と、呼処理装置に収容される複数の電話端末とを備え、電話端末への着信要求が呼処理装置に与えられると、呼処理装置が複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる通信システムを構成する電話端末のそれぞれにおいて、(1)呼接続要求メッセージとは別個のものであり、各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを、呼処理装置から受け取り、通知メッセージに基づいて着信動作を行なう着信動作実行手段を有することを特徴とする。
第6の本発明の通信システムは、(1)呼接続要求メッセージの送受信により収容する電話端末の呼を確立する呼処理装置と、(2)呼処理装置に収容される複数の電話端末とを備え、呼処理装置と各電話端末とは、メッセージを構成するボディ部に要求情報又は通知情報を乗せた通知メッセージを使用して呼処理をすることを特徴とする。
第7の本発明の通信方法は、(1)呼接続要求メッセージの送受信により収容する電話端末の呼を確立する呼処理装置と、(2)呼処理装置に収容される複数の電話端末とを備え、呼処理装置と各電話端末とは、メッセージを構成するボディ部に要求情報又は通知情報を乗せた通知メッセージを使用して呼処理をすることを特徴とする。
第8の本発明の呼処理装置は、呼接続要求メッセージを送受信により収容する電話端末の呼を確立する呼処理装置において、収容する電話端末との間で、メッセージを構成するボディ部に通知情報を乗せた通知メッセージを使用して呼処理をする呼制御手段を有することを特徴とする。
第9の本発明の電話端末は、呼接続要求メッセージの送受信により呼を確立する呼処理装置に収容される各電話端末において、呼処理装置との間で、メッセージを構成するボディ部に要求情報を乗せた通知メッセージを使用して呼処理をする制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、呼発生のために確保するメモリリソース量を低減させながら、収容する電話端末を区別することなく、外線着信呼に対して一斉着信を行なうことができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明の通信システム、通信方法、通信プログラム、呼処理装置及び電話端末の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
本実施形態は、シグナリングプロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)を採用したIP交換機(IP−PBX)に本発明を適用した場合を示す。
(A−1)第1の実施形態の構成
図4は、本実施形態のIP交換機の内部のハードウェア構成例を示すブロック図であり、図1は、本実施形態のIP交換機の内部機能構成をソフトウェア的に示したソフトウェアイメージ図である。
図4において、IP交換機(IP−PBX)100は、CPU121、例えばROM、RAM(例えばEEPROMなどの不揮発性の書き換え可能なメモリを含む)等から構成されるメモリ122、回線側インタフェース123、ネットワーク側インタフェース124を有する。
回線側インタフェース123は、内線網に収容する複数の電話端末と接続するための物理的なインタフェースであり、ネットワーク側インタフェース124は、例えば公衆網等と接続するための物理的なインタフェースである。
CPU121は、IP交換機100の機能を司るものであり、メモリ122は、処理プログラムや処理に必要な情報を格納したりするものである。例えば、CPU121は、ROMに格納されている固定データやRAMに格納されているテンポラリデータを用い、RAMをワーキングエリアメモリとして用いて、ROMに格納されている処理プログラムを実行することにより、IP交換機100の機能を実現するものである。
図1において、IP交換機100が実現する主な機能ブロックとして、外線VoIP終端部111、マルチラインSIP制御部112を少なくとも有する。
また、本実施形態のIP交換機100は、VoIP公衆網300を外線網として接続し、内線網を通じて複数(図1ではn台)のSIP端末200−1〜200−nを収容しているものとする。
外線VoIP終端部111は、VoIP公衆網300との間でSIPを用いた呼を確立させるものであり、例えばユーザエージェントとして機能するものである。外線VoIP終端部111は、VoIP公衆網300から呼確立に関するリクエストを受信すると、これを終端し、VoIP公衆網300側との間の呼を発生するものである。
また、外線VoIP終端部111は、VoIP公衆網300(外線)から内線への着信呼のリクエストがあった場合、マルチラインSIP制御部112に対して外線着信呼であることを示すリクエスト(INVITE)を与えて、マルチラインSIP制御部112との間で呼を発生させるものである。
マルチラインSIP制御部112は、収容するSIP端末200−1〜200−nについての呼を制御する呼制御装置である。
また、マルチラインSIP制御部112は、外線VoIP終端部111又はSIP端末200−1〜200−nとの間でSIPメッセージを終端するユーザエージェントとして機能するものである。
つまり、マルチラインSIP制御部112は、外線VoIP終端部111から外線着信呼である旨を示すリクエストを受け取ると、外線VoIP終端部111との間で呼を発生させるものである。このとき、マルチラインSIP制御部112は、外線VoIP終端部111からINVITEメッセージを受け取ると、メモリリソースを確保する。
また、マルチラインSIP制御部112は、外線着信呼があった場合に収容するSIP端末200−1〜200−nに対して一斉に外線から着信があったことを通知する一斉着信制御部113を有する。
ここで、本実施形態の一斉着信制御部113は、外線着信呼があった場合に、全ての収容端末200−1〜200−nに対してNOTIFYメッセージを送信するものとする。
従来の一斉着信(一般着信)を実行する際、全ての収容端末200−1〜200−nに対してINVITEメッセージを送信している。しかし、INVITEを送信すると、一般に全ての収容端末200−1〜200−nとの間でSIP呼が発生し、呼制御部は全ての呼のためのメモリリソースを確保することとなる。
そこで、本実施形態では、外線から着信があったことを通知するために、一斉着信制御部113がNOTIFYメッセージを全ての収容端末200−1〜200−nに通知し、メモリリソースを確保しないようにする。
なお、本実施形態では、通知メッセージの代表としてNOTIFYメッセージを採用したが、これに限定されず、SIP端末200に対して外線着信があったことを知らせるメッセージであれば他のメッセージを適用しても良い。
ここで、一斉着信制御部113の主な機能は、図1に示すように、外線着信呼メッセージ生成部113a、外線着信呼メッセージ通知部113b、着信応答部113cなどを有する。
外線着信呼メッセージ生成部113aは、外線から着信があったことを全ての収容端末200−1〜200−nに通知し、収容端末200−1〜200−n側で鳴動及び又はLED点灯させるため、鳴動指示情報及び又はLED点灯指示情報を有するNOTIFYメッセージを作成するものである。
また、外線着信呼メッセージ生成部113aは、後述するように、いずれかのSIP端末200から着信応答用のINVITEメッセージを受信すると、他のSIP端末200の鳴動を停止させ通話状態になった旨を示すため、通話状態となったことを示すLED制御情報と鳴動停止指示情報とを有するNOTIFYメッセージを作成するものである。
なお、本実施形態では、1つのメッセージにLEDに関する情報と、鳴動に関する情報を乗せる場合を示したが、それぞれの情報を別のメッセージに乗せて送信させるようにしてもよい。
外線着信呼メッセージ通知部113bは、外線着信呼メッセージ113aが作成したNOTIFYメッセージを、収容する全てのSIP端末200−1〜200−nに対して送信するものである。
着信応答部113cは、LED点灯及び鳴動させたSIP端末200−1〜200−nのうち、いずれかの応答端末200から着信応答用のINVITEメッセージを受け取ると、その応答端末との間にSIP呼を発生させ、そのSIP呼のためのメモリリソースを確保するものである。
これにより、SIP端末200からの応答を受けてその応答端末との間のSIP呼についてのみメモリリソースの確保をすることができるので、メモリリソースを低減することができる。
SIP端末200−1〜200−nは、IP交換機100に収容されるSIPに従って音声通信を実現する電話端末である。
図5は、各SIP端末200−1〜200−nの内部構成例を示すブロック図である。
図5において、本実施形態のSIP端末200は、IP網インタフェース501、DSP502、コーデック503、増幅器504、電話機制御手段505、記憶手段506、信号生成手段507、LED(発光ダイオード)やLCD(液晶表示器)等の表示手段508、ダイヤルキー及び機能キー等の操作キー509、ハンドセット510、着信音を発生するスピーカ511などを備える。
IP網インタフェース501は、企業内IP網や公衆IP網などのIP網と接続するものであり、電話機制御手段505の制御により、IP交換機100と音声信号や制御信号を送受信するものである。
電話機制御手段505は、マイクロプロセッサを基本に各種処理機能、演算機能、一時記憶手段、タイマ等を備え、IP網インタフェース501、DSP502、コーデック503、増幅器504、記憶手段506、信号生成手段507、表示手段508、操作キー509などの動作を制御するものである。
電話機制御手段505は、IP交換機100から外線着信呼を通知するためのNOTIFYメッセージを受信すると、そのNOTIFYメッセージに含まれているLED点灯指示情報及び鳴動指示情報に基づいて、表示手段508のLEDを点灯させたり、鳴動させたりするものである。
また、電話機制御手段505は、利用者の操作により、応答キーである操作キー505が押下されると、着信応答用のINVITEメッセージをIP交換機100に返信するものである。
さらに、電話機制御手段505は、IP交換機100から応答があった旨を示すNOTIFYメッセージを受けると、そのNOTIFYメッセージに含まれているLED制御情報及び鳴動停止指示情報に基づいて、表示手段508を制御し及び鳴動を停止するものである。
表示手段508は、IP交換機100から一斉着信である旨を知らせるNOTIFYメッセージを受信すると、そのNOTIFYメッセージに含まれているLED点灯指示情報やLED制御情報等に従って、LEDを点灯させたり又は色を変化させたりするものである。
また、操作キー509は、IP電話端末としての電話番号を入力するキーや一斉着信の通知があったときに応答するための応答キー等から構成される。そして、利用者が応答キーを押下すると、IP交換機100に対してINVITEメッセージを返信させることができる。
DSP502は、電話機制御手段505の制御により、IPパケットをデジタル信号に変換してコーデック503に供給し、デジタル信号をIPパケットに変換してIP網インタフェース501に供給するものである。コーデック503は、電話機制御手段505の制御により、DSP502から供給されるデジタル信号をアナログの音声信号に変換して増幅器504に供給し、増幅器504から供給される音声信号に符号化を施してデジタル信号とし、DSP502に供給するものである。増幅器504は送話アンプ、受話アンプ、スピーカアンプなどで構成され、受話音声信号や送話音声信号を増幅するものである。信号生成手段507は、各種のトーンなどを生成するものである。ハンドセット510及びスピーカ511の機能説明は省略する。
記憶手段506は、書き換え可能なRAM等のメモリで構成され、電話機制御手段505の制御の下、操作キー509が操作されると、当該IP電話端末500の電話番号などのデータや、当該IP電話端末500のデータや登録端末のデータとして登録しているIP交換機100のIPアドレスなどのデータ506a等を記憶しているものである。
(A−1)第1の実施形態の動作
次に、本実施形態のIP交換機100による一斉着信処理の動作について、図6のシーケンス図を参照しながら説明する。
VoIP公衆網300からIP交換機100の収容端末を着信先とするINVITEがIP交換機100の外線VoIP終端部111に与えられると、外線VoIP終端部111は、外線側との外線SIP呼を終端し、200OKメッセージを外線側に返信し、外線SIP呼を発生させる(S1及びS2)。
また、外線VoIP終端部111はマルチラインSIP制御部112に対してINVITEを与え、マルチラインSIP制御部112は、外線VoIP終端部111に対して200OKメッセージを返信し、外線VoIP終端部111との間でSIP呼を発生する(S3及びS4)。
このとき、マルチラインSIP制御部112は、外線VoIP終端部111との間に発生させたSIP呼のためのメモリリソースを確保する(S5)。
また、マルチラインSIP制御部112において、外線からの着信呼があった旨を全ての収容端末200−1〜200−nに通知するために、LED点灯指示情報と鳴動指示情報を有するNOTIFYメッセージが作成され(S6)、作成されたNOTIFYメッセージが、全ての収容端末200−1〜200−nに送信される(S7)。
マルチラインSIP制御部112からのNOTIFYメッセージを受信した各SIP端末200−1〜200−nでは、受信したNOTIFYメッセージに含まれているLED点灯指示情報及び鳴動指示情報に基づいて、外線から着信があったことを示すLEDが点灯し及び鳴動する(S8)。
図7は、マルチラインSIP制御部112からSIP端末200−1〜200−nへのメッセージ送信の様子を示すイメージ図である。図7に示すように、マルチラインSIP制御部112が、全てのSIP端末200−1〜200−nに対してNOTIFYメッセージを送信し、各SIP端末200−1〜200−nがNOTIFYメッセージを受けて鳴動する。
LEDの点灯及び鳴動している各SIP端末200−1〜200−nのうち、SIP端末200−2を用いて利用者が着信応答する場合、利用者はSIP端末200−2に搭載されている応答キー(操作キー)509を押下する(S9)。
SIP端末200−2において応答キー(操作キー)509が押下されると、SIP端末200−2は、外線着信に対する応答であることを示すINVITEメッセージをマルチラインSIP制御部112に送信する(S10)。
SIP端末200−2からINVITEメッセージがマルチラインSIP制御部112に与えられると、マルチラインSIP制御部112は、200OKメッセージをSIP端末200−2に返信し(S11)、SIP端末200−2との間でSIP呼を発生させる。
このとき、マルチラインSIP制御部112は、SIP端末200−2との間のSIP呼のためのメモリリソースを確保する(S12)。
また、マルチラインSIP制御部112において、通話状態になったことを示すために、通話状態を示すLED制御情報及び鳴動停止指示情報を有するNOTIFYメッセージが作成される(S13)。
このとき、図8のメッセージ送信のイメージ図のように、応答端末であるSIP端末200−2に対して送信するNOTIFYメッセージは、着信応答して通信中である旨を示すためのLED制御情報(例えば、青色LEDをON)を有し、応答端末以外のSIP端末200−1、200−3〜200−nに対してのNOTIFYメッセージは、他のSIP端末が通話している旨を示すためのLED制御情報(例えば、赤色LEDをON)を有するようにする。
そして、マルチラインSIP制御部112において作成されたNOTIFYメッセージは、各SIP端末200−1〜200−nに送信される(S14)。
マルチラインSIP制御部112からのNOTIFYメッセージを受信した各SIP端末200−1〜200−nでは、受信したNOTIFYメッセージに含まれているLED制御情報及び鳴動停止指示情報に基づいて、通話状態であることを示すようにLED表示を制御し、鳴動が停止される(S15)。
また、応答端末であるSIP端末200−2は、マルチラインSIP制御部112との間でSIP呼を確立し、外線着信に対し応答でき、通話が成立する(S16)。
以上のようにして、内線端末に対して外線着信であることを通知する一斉着信(一般着信)サービスを提供する際でも、一般着信中は外線SIP呼に対するメモリリソースの消費のみとなり、確保するメモリリソースを低減することができる。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、本実施形態によれば、マルチラインSIP制御部112が、一斉着信を通知メッセージであるNOTIFYメッセージで全収容端末に通知し、また応答端末からINVITEメッセージを受信したときに、応答端末との間だけにSIP呼を発生し、そのSIP呼のためのメモリリソースを確保することができるので、SIP呼のために確保するメモリリソースを低減させることができる。
例えば、1個のSIP呼のために確保するメモリリソース量をakB(キロバイト)とし、16外線32内線の同時着信に対応するIP交換機は、(1(外線SIP呼)+0(内線SIP呼)×16外線)=16×akBのメモリリソース量の確保が必要であり、従来に比べてメモリリソースを約3%近くまで低減することができる。
(B)第2の実施形態
以下、本発明の通信システム、通信方法、通信プログラム、呼処理装置及び電話端末の第2の実施形態を図面を参照して説明する。
第2の実施形態も、第1の実施形態と同様に、シグナリングプロトコルとしてSIPを採用したIP交換機(IP−PBX)に本発明を適用した場合を示す。
(B−1)第2の実施形態の構成
第2の実施形態は、SUBSCRIBE/NOTIFY方式に対応の拡張がされてない標準SIP端末をIP交換機が収容している場合でも、拡張SIP対応の端末と差別することなく、SUBSCRIBE/NOTIFY方式で一斉着信を全ての収容端末に実行できるようにするための通信方式である。
図9は、第2の実施形態のIP交換機の内部機能構成をソフトウェア的に示したソフトウェアイメージ図である。
図9において、第2の実施形態のIP交換機100は、外線VoIP終端部111、マルチラインSIP制御部122を少なくとも有する。
また、第2の実施形態のIP交換機100は、SUBSCRIBE/NOTIFY方式に対応の拡張されたマルチラインSIP端末210−1及び210−2と、拡張されていない標準SIP端末220を収容するものである。
第2の実施形態のIP交換機の機能構成が第1の実施形態と異なる点は、マルチライン制御部122の機能構成であるため、以下では、マルチライン制御部122の機能構成について詳細に説明し、第1の実施形態で説明した機能構成については省略する。
マルチライン制御部122は、着信呼があった場合に、全ての収容端末210(210−1及び210−2)及び220に対して、第1の実施形態と同様にNOTIFYを使用して一斉着信させる一斉着信制御部123を有する。
また、この一斉着信制御部123は、NOTIFYに対して、SUBSCRIBEを返信してきたSIP端末をマルチラインSIP端末210(210−1及び210−2)であると判断し、そのマルチラインSIP端末210(210−1及び210−2)に対して、NOTIFYメッセージのボディ部(BOBY)に一斉着信情報(マルチライン情報)を乗せて送信するものである。
なお、拡張されていない標準SIP端末220は、メッセージのボディ部(BODY)を意識して処理しないため、上記のようなボディ部に一斉着信情報を乗せたメッセージを受信しても問題なく、第1の実施形態と同様の処理を行うことができる。
また、マルチラインSIP端末210ではなく、標準SIP端末と判断した場合、その標準SIP端末には、NOTIFYメッセージでなく、INVITEメッセージを送出することもできる。
図1に示すように、一斉着信制御部123は、呼メッセージ作成部123a、呼メッセージ通知部123b、応答部123cなどの機能を少なくとも有する。
応答部123cは、着信呼を知らせるNOTIFYを受信した収容端末210及び220から返信されてきたメッセージを受け取り、そのメッセージがSUBSCRIBEである場合、SUBSCRIBEを返信してきた端末をマルチラインSIP端末210であると判断するものである。
また、応答部123cは、SUBSCRIBEメッセージに含まれているイベント種類を取り出し、マルチラインSIP端末210が要求するイベント種類(リクエスト)内容を判断するものである。
ここで、図10は、マルチラインSIP端末210からIP交換機100に返信されてくるSUBSCRIBEのメッセージ構成例を示す。
図10に示すように、SUBSCRIBEのメッセージは、大別して、ヘッダ部61とボディ部62とを有して構成されており、ヘッダ部61にイベント種類を示す「Event」611の属性があり、またボディ部62にイベントの内容を示す「FK_EVENT」621の属性がある。
これにより、マルチラインSIP端末210は、IP交換機100側に対して、NOTIFYメッセージのボディ部に乗せる内容(オーダー)を要求することができる。
ここで、上記のイベント種類は、種々の要求を適用することができるが、例えば、IP交換機100側からマルチラインSIP端末210へ設定データをダウンロードするための「設定データ要求」、マルチラインSIP端末210の状態をIP交換機から通知するための「表示通知要求」、IP交換機100からマルチラインSIP端末210を制御するための「マルチラインSIP端末制御要求」等が考えられる。
なお、マルチラインSIP端末210は、第1の実施形態で説明したように(図5参照)、利用者操作による応答キー505があり、その応答キー505が押下されると、それに応じたイベント種類及び内容がSUBSCRIBEのヘッダ部61及びボディ部61に乗せられ、IP交換機100に送信される。
呼メッセージ作成部123aは、第1の実施形態と同様に、着信呼があった場合に、表示指示情報や鳴動情報等を有するNOTIFYメッセージを作成するものである。
また、呼メッセージ作成部123aは、応答部123cによりマルチラインSIP端末210と判断された端末に対して、ボディ部(BODY)にマルチライン情報を乗せたNOTIFYメッセージを作成するものである。
ここで、図11は、マルチラインSIP端末210に送信するNOTIFYのメッセージ構成例を示す。
図11に示すように、NOTIFYのメッセージは、大別して、ヘッダ部71とボディ部72とを有して構成されている。また、マルチラインSIP端末210からSUBSCRIBEで要求されたイベントに対するオーダーを、「RING_INFO」、「GAIN_INFO」、「OTHER_INFO」の属性としてボディ部72に乗せる。
ここで、オーダーは、上述したイベント種類に対応した内容であり、例えば、IP交換機100側からマルチラインSIP端末210へ設定データをダウンロードするための「設定データ通知」、マルチラインSIP端末210の状態をIP交換機から通知するための「表示通知」、IP交換機100からマルチラインSIP端末210を制御するための「マルチラインSIP端末制御通知」等が考えられる。
呼メッセージ通知部123bは、第1の実施形態と同様に、呼メッセージ作成部123aが作成したメッセージを収容端末210及び220に送信するものである。
また、呼メッセージ通知部123bは、応答部123cによりマルチラインSIP端末210と判断された端末に対して、呼メッセージ作成部123aが作成したボディ部に一斉着信情報を乗せたNOTIFYメッセージを送信するものである。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、本実施形態のIP交換機100による一斉着信処理の動作について、図12のシーケンス図を参照しながら説明する。
VoIP公衆網300からIP交換機100の収容端末を着信先とする着信呼があると、第1の実施形態と同様にして、マルチラインSIP制御部122は、収容端末210及び220に対して、NOTIFYを送信し、LEDの点灯や鳴動を指示する(図6のS1〜S8参照)。
マルチラインSIP端末210−1がこの着信に対して応答する場合、利用者が外線着信への応答キー505を押下すると(S21)、マルチラインSIP端末210−1は、応答キー505に対応するイベントをボディ部62に乗せたSUBSCRIBEをマルチラインSIP制御部122に与える(S22)。
SUBSCRIBEがマルチラインSIP制御部122に与えられると、マルチラインSIP制御部122は、200OKメッセージをマルチラインSIP端末210−1に返信し(S23)、受信したSUBSCRIBEでのイベント要求に対するオーダーを、ボディ部72に乗せたNOTIFYをマルチラインSIP端末210−1に送信する(S24)。
NOTIFYがマルチラインSIP端末210−1に与えられると、マルチラインSIP端末210−1は、200OKメッセージをマルチラインSIP制御部122に返信し(S25)、外線着信に対する応答であることを示すINVITEメッセージをマルチラインSIP制御部122に送信する(S26)。
マルチラインSIP端末210−1からINVITEメッセージがマルチラインSIP制御部122に与えられると、マルチラインSIP制御部122は、200OKメッセージをSIP端末210−1に返信し、SIP端末210−1との間でSIP呼を発生させる(S27)。
このとき、マルチラインSIP制御部122は、マルチラインSIP端末210−1に対しては、自端末(マルチラインSIP端末210−1)との間の通話状態であること及び鳴動を停止させること示す情報を、ボディ部72に乗せたNOTIFYメッセージを作成し、その作成したNOTIFYメッセージを送信する(S28)。
また、マルチラインSIP制御部122は、その他の収容端末210−2及び220に対しては、他端末(マルチラインSIP端末210−1)との間の通話状態であること及び鳴動を停止させること示す情報を、ボディ部72に乗せたNOTIFYメッセージを作成し、その作成したNOTIFYメッセージを送信する(S29)。
このようにすることで、応答端末であるマルチラインSIP端末210−1に対しては、通話状態であること及び鳴動停止指示をすることができ、一方、応答端末でない他のマルチラインSIP端末210−2に対しても他の端末が通話状態になったこと及び鳴動停止指示ができる。
また、標準SIP端末220は、一般にメッセージのヘッダ部の見て処理判断するので、本実施形態にようにボディ部にオーダーが乗せられているメッセージを受信しても問題なく通常の動作をすることができる。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態によれば、メッセージのボディ部にイベント又はオーダーを乗せたメッセージを作成し、そのメッセージを使用して着信処理をすることにより、収容端末に拡張されていないSIP端末を含む場合でも、第1の実施形態で説明した一斉着信を実現することができる。
(C)他の実施形態
(C−1)上述した第1及び第2の実施形態では、音声通信とする場合について説明したが、他のメディアデータ(例えば、画像データ、映像データ、オーディオデータ、FAXデータ等)を通信するネットワークシステムにも適用できる。
(C−2)上述した第1及び第2の実施形態では、シグナリングプロトコルとしてSIPを採用したシステムに適用した場合を示したが、例えば、H.323やMGCP(Media Gateway Control Protocol)等その他SIP以外のプロトコルにも適用することができる。
第1の実施形態のIP交換機の内部機能構成をソフトウェア的に示したソフトウェアイメージ図である。 従来のIP交換機における着信処理を説明する説明図である。 従来のIP交換機における外線着信呼に対する一般着信(一斉着信)サービスを説明する説明図である。 第1の実施形態のIP交換機の内部構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態のSIP端末の内部構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の一斉着信処理を示す処理シーケンスである。 第1の実施形態のIP交換機によるメッセージ送信を示すイメージ図である。 第1の実施形態のIP交換機によるメッセージ送信を示すイメージ図である。 第2の実施形態のIP交換機の内部機能構成をソフトウェア的に示したソフトウェアイメージ図である。 第2の実施形態のSUBSCRIBEのメッセージ構成例を示す図である。 第2の実施形態のNOTIFYのメッセージ構成例を示す図である。 第2の実施形態の一斉着信処理を示す処理シーケンスである。
符号の説明
100…IP交換機、111…外線VoIP終端部、112及び122…マルチラインSIP制御部、113及び123…一斉着信制御部、113a…外線着信呼メッセージ作成部、113b…外線着信呼メッセージ通知部、113c…着信応答部、123a…呼メッセージ生成部、123b…呼メッセージ通知部、123c…応答部、200−1〜200−n…SIP端末。

Claims (11)

  1. 呼接続要求メッセージの送受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する呼処理装置と、
    上記呼処理装置に収容される複数の電話端末と
    を備え、
    上記電話端末への着信要求が上記呼処理装置に与えられると、上記呼処理装置が上記複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる通信システムにおいて、
    上記呼処理装置が、
    上記呼接続要求メッセージとは別個のものであり、上記各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを上記複数の電話端末のそれぞれに送信する通知メッセージ通信手段と、
    上記複数の電話端末のうち上記着信に応答する応答端末から受け取った着信応答用の上記呼接続要求メッセージの受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する着信応答手段と
    を有することを特徴とする通信システム。
  2. 上記着信応答手段により上記応答端末との間の呼を確立すると、上記通知メッセージ通信手段は、上記応答端末以外の上記各電話端末に対して、着信動作を停止させ、通話状態を示す動作をさせるための通知メッセージを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 呼接続要求メッセージの送受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立するものであって、収容する電話端末への着信要求が与えられると、収容する複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる呼処理装置において、
    上記呼接続要求メッセージとは別個のものであり、上記各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを上記複数の電話端末のそれぞれに送信する通知メッセージ通信手段と、
    上記複数の電話端末のうち上記着信に応答する応答端末から受け取った着信応答用の上記呼接続要求メッセージの受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する着信応答手段と
    を備えることを特徴とする呼処理装置。
  4. 呼接続要求メッセージの送受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する呼処理装置と、
    上記呼処理装置に収容される複数の電話端末と
    を備え、
    上記電話端末への着信要求が上記呼処理装置に与えられると、上記呼処理装置が上記複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる通信方法において、
    上記呼処理装置の通知メッセージ通信手段が、上記呼接続要求メッセージとは別個のものであり、上記各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを上記複数の電話端末のそれぞれに送信する通知メッセージ通信工程と、
    上記呼処理装置の着信応答手段が、上記複数の電話端末のうち上記着信に応答する応答端末から受け取った着信応答用の上記呼接続要求メッセージの受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する着信応答工程と
    を有することを特徴とする通信方法。
  5. 呼接続要求メッセージの送受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する呼処理装置と、
    上記呼処理装置に収容される複数の電話端末と
    を備え、
    上記電話端末への着信要求が上記呼処理装置に与えられると、上記呼処理装置が上記複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる通信プログラムにおいて、
    上記呼処理装置に、
    上記呼接続要求メッセージとは別個のものであり、上記各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを上記複数の電話端末のそれぞれに送信する通知メッセージ通信手段、
    上記複数の電話端末のうち上記着信に応答する応答端末から受け取った着信応答用の上記呼接続要求メッセージの受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する着信応答手段
    として機能させることを特徴とする通信プログラム。
  6. 呼接続要求メッセージの送受信により、呼の接続に必要な記憶領域を確保し、呼を確立する呼処理装置と、
    上記呼処理装置に収容される複数の電話端末と
    を備え、
    上記電話端末への着信要求が上記呼処理装置に与えられると、上記呼処理装置が上記複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる通信システムを構成する上記電話端末のそれぞれにおいて、
    上記呼接続要求メッセージとは別個のものであり、上記各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを、上記呼処理装置から受け取り、上記通知メッセージに基づいて着信動作を行なう着信動作実行手段を有することを特徴とする電話端末。
  7. 呼接続要求メッセージの送受信により収容する電話端末の呼を確立する呼処理装置と、
    上記呼処理装置に収容される複数の電話端末と
    を備え、
    上記呼処理装置と上記各電話端末とは、メッセージを構成するボディ部に要求情報又は通知情報を乗せた通知メッセージを使用して呼処理をすることを特徴とする通信システム。
  8. 上記呼処理装置が、
    上記呼接続要求メッセージとは別個のものであり、上記各電話端末に着信動作をさせるための通知メッセージを上記複数の電話端末のそれぞれに送信する通知メッセージ通信手段と、
    上記複数の電話端末のうち上記着信に応答する応答端末から受け取った着信応答用の上記呼接続要求メッセージの受信により、呼を確立する着信応答手段と
    を有し、
    上記電話端末への着信要求が上記呼処理装置に与えられると、上記呼処理装置が上記複数の電話端末に対して一斉に着信動作させる請求項7に記載の通信システム。
  9. 呼接続要求メッセージの送受信により収容する電話端末の呼を確立する呼処理装置と、
    上記呼処理装置に収容される複数の電話端末と
    を備え、
    上記呼処理装置と上記各電話端末とは、メッセージを構成するボディ部に要求情報又は通知情報を乗せた通知メッセージを使用して呼処理をすることを特徴とする通信方法。
  10. 呼接続要求メッセージを送受信により収容する電話端末の呼を確立する呼処理装置において、
    収容する上記電話端末との間で、メッセージを構成するボディ部に通知情報を乗せた通知メッセージを使用して呼処理をする呼制御手段を有することを特徴とする呼処理装置。
  11. 呼接続要求メッセージの送受信により呼を確立する呼処理装置に収容される各電話端末において、
    上記呼処理装置との間で、メッセージを構成するボディ部に要求情報を乗せた通知メッセージを使用して呼処理をする制御手段を有することを特徴とする電話端末。

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