JP2007129958A - 緑化屋根 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水や湿気による屋根面や屋上面の劣化を防止して屋根面や屋上面が元々有する排水機能を発揮させると共に、プランターの風のあおりによる飛散も防止できる簡単な構成の緑化屋根を提供する。
【解決手段】 屋根面1又は屋上面2に長尺の緑化下地材3を所定間隔をあけて複数本載置する。隣接する緑化下地材3の間にプランター4を吊持してプランター4の底面と屋根面1又は屋上面2との間に空間6を形成する。緑化下地材3にカバー材5を被着する。カバー材5と緑化下地材3の側面とでプランター4の側面壁38を挟持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、緑化屋根に関するものである。
近年、ヒートアイランド現象に対する都市環境の改善を目的として、建築物の屋根又は屋上の緑化が注目されており、様々な屋上緑化技術が提案されている。たとえば特許文献1には屋根面上に土壌層を積層してこの土壌層に植栽を行う技術が開示されており、また特許文献2,3には屋根面又は屋上面にプランターを載設してこのプランターに収納した土壌に植栽を行う技術が開示されている。
特開2004−89090号公報 特開2004−1747593号公報 特開2002−291328号公報
しかしながら、上記特許文献1乃至3のような屋根材上に土壌や土壌の収納されたプランターを載置するようなものは、屋根材の排水性能が発揮されずに湿潤状態の土壌が常に存在することとなるから、屋根材が腐食して劣化する恐れがあると共に良好な通気性を確保できず植物の育成上も好ましいものではない。また、植物ヘの水遣りのための給水管は緑化屋根の美観のために土壌内に隠して配管することもしばしば行われているが、植物の根が給水管に絡んだりして劣化の恐れが強いと共に、給水管のメンテナンスも簡単には行うことができない。また、特許文献2のように屋上面にプランターを置くようなものは風によるあおりを受けてプランターが倒れたり飛散したりする恐れがある。なお、たとえば特許文献3のようにプランターを屋根面を構成した屋根材にビスで固定すればプランターの飛散の恐れを解消できるが、屋根材にビスを打入することは屋根に穴をあけることであって屋根材の防水性能を破壊してしまうものであって好ましいものではない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて為したものであって、水や湿気による屋根面や屋上面の劣化を防止して屋根面や屋上面が元々有する排水機能を発揮させると共に、プランターの風のあおりによる飛散も防止できる簡単な構成の緑化屋根を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る緑化屋根は、屋根面1又は屋上面2に長尺の緑化下地材3を所定間隔をあけて複数本載置し、隣接する緑化下地材3の間にプランター4を吊持してプランター4の底面と屋根面1又は屋上面2との間に空間6を形成し、緑化下地材3にカバー材5を被着し、このカバー材5と緑化下地材3の側面とでプランター4の側面壁38を挟持したことを特徴とする。これによると、屋根面1又は屋上面2に長尺の緑化下地材3を所定の間隔をあけて複数本載置し、隣接する緑化下地材3の間にプランター4を吊持してプランター4の底面と屋根面1又は屋上面2との間に空間6を形成したので、この空間6を、水を流す排水空間や湿気を逃がす通気空間や植物への水遣りに用いる給水管7の配管空間などに利用することができるのであって有用であり、また、緑化下地材3にカバー材5を被着し、このカバー材5と緑化下地材3の側面とでプランター4の側面壁38を挟持したので、上記空間6を抜ける風のあおりを受けたプランター4をカバー材5で抑えることができ、緑化屋根の破壊を回避することができる。すなわち、水や湿気による屋根面1や屋上面2の劣化を防止して屋根面1や屋上面2が元々有する排水機能を発揮させると共にプランター4の風のあおりによる飛散も防止でき、更には給水管7を外観に露出させずに緑化屋根に良好な外観を現出すると共に給水管7を上記空間6に露出させて給水管7に良好なメンテナンス性を確保することを図り得る緑化屋根を、簡単な構成で形成できたものである。
また、請求項2に係る緑化屋根は、請求項1において、上記緑化下地材3を、屋根面1又は屋上面2に載置した長尺の第1緑化下地材3aと、第1緑化下地材3aに略直交するように架け渡した長尺の第2緑化下地材3bとで構成したことを特徴とする。これによると、第1緑化下地材3aに第2緑化下地材3bを架け渡して一体化して剛性強度を向上させた緑化下地材3を緑化屋根の略全面に亙るように配設できるのであり、また、略直交に交差する第1緑化下地材3aと第2緑化下地材3bとによって、プランター4を配設する緑化下地材3の間の空間を上面視矩形状の空間に区分けすることができ、この上面視矩形状の空間にプランター4を位置決めして配設することができる。
また、請求項3に係る緑化屋根は、請求項1において、上記プランター4の底面と屋根面1又は屋上面2との間に形成された空間6に、植物への水遣りに用いる給水管7を配管したことを特徴とする。これによると、敷設されたプランター4にて目隠しがされた状態で給水管7を配管できるのであって、緑化屋根にすっきりとした良好な外観を確保できる。また、上記空間6に配管された給水管7には植物の根が絡み付くこともなくて破損の恐れは無く、また、給水管7は空間6に露出することから良好なメンテナンス性も確保できる。
また、請求項4に係る緑化屋根は、請求項1または2において、屋根面1を構成した屋根材8と緑化下地材3との間に取付具9を介在し、取付具9の一端に設けた屋根材挟持部10で屋根材8を挟持すると共に、取付具9の他端に設けた下地材固定部11に緑化下地材3を固着したことを特徴とする。これによると、屋根材8に緑化下地材3を載置するに際し、ネジの打入などで屋根材8に穴を穿つようなことを回避でき、つまり、屋根面1の防水性能を低下させることなく緑化屋根を形成することができるのであって、特に既存の屋根面1または屋上面2に緑化屋根を形成するのに有用である。
また、請求項5に係る緑化屋根は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、プランター4にユニット状の土壌部材12を収納し、この土壌部材12をカバー材5で下方に抑え付けたことを特徴とする。これによると、プランター4に入れる土壌にはしばしば土に比べて軽量なユニット状の土壌部材12が用いられるのであって、このユニット状の土壌部材12は風にあおられると飛散する恐れが強いものであるが、叙述のように緑化下地材3に被着したカバー材5で土壌部材12を下方に抑え付けたので、土壌部材12の風による飛散、ひいてはプランター4の風による飛散を回避することができる。
本発明は、水や湿気による屋根面や屋上面の劣化を防止して屋根面や屋上面が元々有する排水機能を発揮させると共にプランターの風のあおりによる飛散も防止でき、更には給水管を外観に露出させずに緑化屋根に良好な外観を現出すると共に給水管を上記空間に露出させて給水管に良好なメンテナンス性を確保することを図り得る緑化屋根を、簡単な構成で形成できるといった利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図8に本発明の実施の形態の例を示す。本例は屋根材8としての折板屋根材8aを葺設して形成した屋根面1に対して緑化屋根を形成した例である。上記折板屋根材8aを葺設してなる屋根面1は、図3のように上方に突出する山部13と下方に凹没する谷部14とが交互に連続した全体として波状に形成される。詳しくは、本例の折板屋根材8aは、その幅方向に山部13と谷部14とを交互に折曲形成し、山部13の頂部の両側には内方に凹む引掛凹部15を形成し、一方の幅方向端部に位置する山部13の頂部のみに下方に凹没した固着用溝部16を形成してなる金属製薄板材である。この折板屋根材8aは、屋根の棟部から軒部に向けて所定の間隔で水平方向に設けられた母屋材17に屋根材固定用基材18を介して取り付けられる。屋根材固定用基材18は、図4のように、屋根材8の各山部13と同一ピッチの複数の支持山部19を形成した長尺材であり、母屋材17の上面にボルト、溶接等により固着されている。折板屋根材8aの屋根材固定用基材18への取り付けは、図2のように、折板屋根材8aの固着用溝部16と屋根材固定用基材18の支持山部19とをボルト20で固着し、他の折板屋根材8aの山部13を屋根材固定用基材18の支持山部19にボルト21で被着した屋根材固定用ピース材22に対して嵌め込ませることで行われる。このとき、固着用溝部16には上記ボルト20の頭部が収納される。隣接する折板屋根材8aの間では、一方の折板屋根材8aにおける一方の幅方向端部の山部13(固着用溝部16が形成された山部13)に対して、他方の折板屋根材8aにおける他方の幅方向端部の山部13(固着用溝部16が形成されない山部13)を被せるようにして嵌め込まれる。ここで、折板屋根材8aの山部13の屋根材固定用ピース材22への嵌め込みは、屋根材固定用ピース材22に形成された係止片22aを引掛凹部15の内面に係止させることで強固に行われており、また、隣接する折板屋根材8aの山部13同士の嵌め込みは、固着用溝部16を有した山部13とこの山部13に被せる山部13の引掛凹部15同士を係止することで強固に行われている。このように本例の折板屋根材8aでは一方の幅方向端部の山部13のみをボルト20を用いて母屋材17に固定させていて他の山部13では嵌合構造にて母屋材17に取付けており、つまり折板屋根材8aに母屋材固定用のボルト20の挿通孔を極力穿設しないようにしてあり、また上記挿通孔を穿設してもこの挿通孔は隣接する折板屋根材8aによって被せられるから、屋根面1に強固な防水性能を確保している。
上記屋根面1には複数本の長尺の緑化下地材3が緑化下地材3同士所定間隔をあけるようにしてそれぞれ載置される。本例では上記緑化下地材3は第1緑化下地材3aと第2緑化下地材3bとで構成されている。第1緑化下地材3aは、主に緑化屋根の荷重を支えるための金属製の型枠材で構成されており、屋根面1には第1緑化下地材3a同士所定間隔をあけて複数本載置されている。本例のように折板屋根材8aからなる屋根は耐荷重性に多少の不安があることから、第1緑化下地材3aとしては重量の比較的軽い型枠材が用いられる。たとえば本例では、図1のように、上下のフランジ部23の一端部をウェブ部24で連結すると共に上下のフランジ部23の他端部からそれそれリップ部25を延設してなる断面リップ付きコ字状のチャンネル鋼材を第1緑化下地材3aに用いている。このような重量の軽い第1緑化下地材3aは風であおられる恐れがあるため、本例では第1緑化下地材3aは取付具9を介して屋根材8に載置固定されている。
取付具9は、図7,8のように、その一端に屋根材8を挟持する屋根材挟持部10が設けられ、他端に第1緑化下地材3aを固着する下地材固定部11が設けられている。なお、図7の取付具9は図1,2のように折板屋根材8aの山部13に沿って第1緑化下地材3aを載置固定させるための金具であり、図8(a)の取付具9は図8(b)のように折板屋根材8aの山部13に略直交に架け渡すように第1緑化下地材3aを載置固定させるための金具である。詳しくは、取付具9は一対の取付半具9a,9bで構成されている。一方の取付半具9aには山部13の両側の引掛凹部15のうちの一方の引掛凹部15aに引っ掛け係止する爪片26aが備えられ、他方の取付半具9bには他方の引掛凹部15bに引っ掛け係止する爪片26bが備えられ、各取付半具9a,9bの対向部27同士をボルト28aとナット29b等とでなる取付具形成用の締結具28で締付けて一体化することで、屋根材挟持部10を構成する両爪片26a,26bによって折板屋根材8aの山部13が挟持可能にされている。ここで、図7の取付具9では、対向部27に第1緑化下地材3aのウェブ部24を沿わせて上記締結具28の締付けによって同時に第1緑化下地材3aの取付具9への固着も併せて行わせている。つまり、上記対向部27及び締結具28が下地材固定部11を構成している。また、図8の取付具9では、いずれかの取付半具9a(9b)に緑化下地材3を固着するための取付片29を形成し、この取付片29にウェブ部24を沿わせた第1緑化下地材3aをボルト30aとナット30b等とでなる下地固着用の締結具30で固着させている。なお、上記締結具30を挿通させる孔31は上下に長い長孔に形成されており、取付具9への第1緑化下地材3aの固着が上下方向に調節可能にされている。つまり、上記取付片29及び締結具30が下地材固定部11を構成している。第1緑化下地材3aの折板屋根材8aへの載置固定は、図7の取付具9を用いて折板屋根材8aの山部13に沿わせて行わせても、図8の取付具9を用いて折板屋根材8aの山部13に略直交に架け渡すように行わせてもよいが、本例では前者の取付具9を採用して緑化屋根を形成させている。
第2緑化下地材3bは、図5のように、長尺の金属製の型枠材で構成され、上記第1緑化下地材3aに架け渡すように所定の間隔をあけて複数本載置、固着される。具体的に、第2緑化下地材3bは、略水平なプランター支持片32の幅方向両端から側面片33をそれぞれ垂下し、側面片33の下端から幅方向外方に略水平に固定片34を延出してなる断面ハット型の軽金属製(たとえばアルミニウム製)の型枠材で構成されている。なお、プランター支持片32の幅方向中央からは被嵌合突条部35が上方に突設されており、本例の第2緑化下地材3bは被嵌合突条部35も含めて押出し成形にて形成されている。この第2緑化下地材3bは、固定片34を第1緑化下地材3aの上フランジ部23に載置させ、上記積層する上フランジ部23と固定片34とをボルト36aやナット36b等でなる下地形成用の締結具36によって固着させている。このように緑化下地材3を、第1緑化下地材3aに架け渡した第2緑化下地材3bとで構成させたことで、第1緑化下地材3aに第2緑化下地材3bを架け渡して一体化して剛性強度を向上させた緑化下地材3を緑化屋根の略全面に亙るように配設することが可能になり、緑化屋根の荷重を緑化下地材3でバランスよく支持することが可能にされている。
図1,2のように、隣接する第2緑化下地材3bの間には植栽用のプランター4が複数個並べて配置される。プランター4は、底面壁37の周縁から側面壁38が立設して上方に開口せる土壌収納部4aが形成されると共に、この側面壁38の上端部に側外方へ延出したフランジ壁39が形成された上面視矩形状の樹脂製容器である。このプランター4は、第2緑化下地材3bの長手方向に略平行な両フランジ壁39を隣接する第2緑化下地材3bの各プランター支持片32にそれぞれ引っ掛けることで、第2緑化下地材3bへの吊持が行われている。このようにプランター4は第2緑化下地材3bに吊持されているので、プランター4の底面と屋根面1との間には空間6が形成されている。加えて本例では、第2緑化下地材3bの側面片33の上下高さがプランター4の上下高さよりも長く形成されており、第2緑化下地材3bに吊持させたプランター4の底面が第1緑化下地材3aに接地しないようにもされている。
第2緑化下地材3bにはカバー材5が被着される。カバー材5は、図6のように、略水平な上面部41の幅方向両端から側面部42をそれぞれ垂下してなる軽金属製(たとえばアルミニウム製)の型枠材で構成されている。なお、側面部42の下端には幅方向内方に斜め下方に向けて押さえ部43が延設されており、また、上面部41の幅方向中央から嵌合突条部44が上方に突設されている。本例のカバー材5は押さえ部43及び嵌合突条部44も含めて押出し成形にて形成されている。このカバー材5を第2緑化下地材3bに被着するには、カバー材5の嵌合突条部44を第2緑化下地材3bの被嵌合突条部35に上方から無理嵌めすることで行われる。カバー材5を第2緑化下地材3bに被着したときには、カバー材5の上面部41と第2緑化下地材3bのプランター支持片32との間にプランター4のフランジ壁39が位置すると共に、カバー材5の側面部42と第2緑化下地材3bの側面片33との間にプランター4の側面壁38が位置するのであってカバー材5の押さえ部43の先端43aがプランター4の側面壁38を第2緑化下地材3bの側面片33に向けて押圧している。つまり、カバー材5の上面部41でプランター4のフランジ壁39を上方から覆って目隠しされると共に、カバー材5の側面部42と第2緑化下地材3bの側面片33とでプランター4の側面壁38が挟持された状態にされている。なお、カバー材5は、第2緑化下地材3bの長手方向にたとえばプランター4毎に被着させてもよいが、本例では図1,2のように第2緑化下地材3bの長手方向に略亙るように被着させている。この場合、嵌合突条部44の被嵌合突条部35への無理嵌め長さを長く採ることができて、カバー材5の第2緑化下地材3bへの高い被着強度を確保できる利点がある。またこの場合にはカバー材5は第2緑化下地材3bの長手方向に亙るような長尺に形成されるのであるが、カバー材5の側面部42には第2緑化下地材3bの長手方向に略直交するプランター4の側面壁38及びフランジ壁39を回避するための切欠40が設けられている。
叙述のように本例の緑化屋根は、屋根面1に長尺の緑化下地材3を所定の間隔をあけて複数本載置し、隣接する緑化下地材3の間にプランター4を吊持したことで、図1,2のように、プランター4の底面と屋根面1との間に空間6を形成させている。この空間6は、水を流す排水空間や湿気を逃がす通気空間や植物への水遣りに用いる給水管7の配管空間に利用できて有用である。
つまり、従来の緑化屋根では屋根面1に土壌や土壌を収納したプランター4を直接載置することが行われていてこの場合には降雨や植物への水遣りに用いた水がスムーズに排水されずに土壌に不必要に長く保持されてしまい、したがって屋根面1には湿潤状態の土壌が常に存在することとなって屋根面1を傷める恐れが強いものであったが、本例の緑化屋根では上記プランター4の底面と屋根面1との間に形成した空間6が、屋根面1が元々有する排水機能を発揮させるための排水空間となっており、水による屋根面1の劣化を防止できたものである。更に言うと、上記プランター4の底面と屋根面1との間の空間6は、通気可能であるからすなわち湿気を逃がす通気空間ともなるのであって、湿気による屋根面1の劣化をも防止できたものである。また、屋根面1に土壌やプランター4を直接載置した従来の緑化屋根では土壌に良好な通気性を確保できずに植物の良好な育成環境を確保できないものであったが、本例の緑化屋根では上記通気空間となるプランター4の底面と屋根面1との間の空間6によって土壌に良好な通気性を確保できて植物の良好な育成環境を確保できる利点も有している。
なお、上記のようにプランター4の底面と屋根面1との間の空間6が通気空間となると、この空間6に風が吹き抜けることでプランター4はこの風のあおりを受けて飛散してしまう恐れもあるのであるが、本例では上述のようにカバー材5の上面部41でプランター4のフランジ壁39を上方から覆うと共にカバー材5の側面部42と第2緑化下地材3bの側面片33とでプランター4の側面壁38が挟持された状態にされているから、つまりカバー材5でプランター4を抑えることができたものであり、上記空間6を抜ける風のあおりを受けたプランター4の飛散をカバー材5で抑えることができて緑化屋根の破壊が回避されているのである。
また、本例の緑化屋根では、図1のように、上記プランター4の底面と屋根面1との間の空間6に植物への水遣りに用いる給水管7を配管している。ここで、上記プランター4の底面と屋根面1との間の空間6はプランター4によって目隠しがされた空間6であるから、この空間6に配管された給水管7は外観に現出されずに、緑化屋根にすっきりとした良好な外観を確保できるのである。また、上記空間6に配管された給水管7は、従来の土壌内に配管した給水管7のように植物の根が絡む等による破損も回避できるのは勿論のこと、周りを土壌で覆われずにメンテナンスも容易に行うこともできる。なお詳しくは、本例では図1のように、第2緑化下地材3bの被嵌合突条部35及びカバー材5の嵌合突条部44にそれぞれ給水管挿通孔45が穿設されており、上記空間6に配管された給水管7の先端が給水管挿通孔45から緑化屋根の上面に臨み、この給水管7の先端に装着したスプリンクラー装置7aによってプランター4の植物への適当な水遣りが可能にされている。
すなわち、本例の緑化屋根においては、屋根面1に長尺の緑化下地材3を所定間隔をあけて複数本載置し、隣接する緑化下地材3の間にプランター4を吊持してプランター4の底面と屋根面1又は屋上面2との間に空間6を形成し、緑化下地材3にカバー材5を被着してこのカバー材5と緑化下地材3の側面とでプランター4の側面壁38を挟持するという簡単な構成によって、上記プランター4の底面と屋根面1との間の空間6を排水空間や通気空間として利用して屋根面1を劣化させずに元々の排水機能をそのまま維持、発揮させることができたものであり、また、上記プランター4の底面と屋根面1との間の空間6が通気空間となることで生じるプランター4の風のあおりによる飛散の恐れも解消できたものであり、また、上記プランター4の底面と屋根面1との間の空間6を給水管7の配管空間として利用したことで、緑化屋根に良好な外観を現出できると共に給水管7の良好なメンテナンスも可能にできたものである。更に言うと、本例では屋根面1が山部13と谷部14とが交互に連続する折板屋根材8aで構成されているので、上記プランター4の底面と屋根面1との間の空間6にあっては折板屋根材8aの谷部14が構成する屋根面1の部位とプランター4の底面との間に特に大きな空間6が形成されるのであるから、上記プランター4の底面と屋根面1との間の空間6が、通気性の良好な通気空間となると共に、広い空間での給水管7の配管施工やメンテナンス作業が可能になって更に良好な給水管7の配管施工の施工性やメンテナンス作業の作業性を確保できたものである。
また、本例の緑化屋根では、プランター4に収納する土壌として、通常の土を用いることもできるのであるが、通常の土に比べて軽量なユニット状の土壌部材12が用いられている。ここで、ユニット状の土壌部材12とは、土壌収納部4aの容積と略同じ大きさの不織布などの保水用部材をいう。そして、本例では、図1のように、カバー材5の押さえ部43の斜め下方に面する押圧面43aで土壌部材12を下方に抑え付けている。ユニット状の土壌部材12は風にあおられると飛散する恐れが強いものであるが、叙述のように緑化下地材3に被着したカバー材5で土壌部材12を下方に抑え付けているので、土壌部材12の風による飛散も防止されている。なお、土壌部材12の下方に抑え付けによっては、土壌部材12を介して同時にプランター4の風による飛散をも回避できるのは言うまでもない。
また、本例の緑化屋根では、屋根面1を構成した屋根材8への緑化下地材3の載置にあっては、屋根材挟持部10にて屋根材8に取付けた取付具9に第1緑化下地材3aを固着することで行わせており、つまり、屋根材8に緑化下地材3を載設するに際して緑化下地材3を固定させるためにネジの打入などで屋根材8に穴を穿つようなことが回避されており、屋根面1の防水性能を低下させることない緑化屋根の形成が図られているのである。したがって、緑化屋根の形成施工に伴って屋根面1の防水施工が別途必要になることもなく、緑化屋根の施工に良好な施工性を確保できたものであり、特に既存の屋根面1に緑化屋根を形成するのに有用である。そして、屋根材8に緑化下地材3を固定させるためにネジの打入などで屋根材8に穴を穿つようなこともないから、屋根材8の再利用も図り得るといった利点もある。
また、図9及び図10には本発明の実施の形態の他例を示す。この例は建物の屋上面2(陸屋根の屋根面)に緑化屋根を形成した例である。便宜上、先の実施の形態の例と同様部位については同番号を付して説明を省き、異なる部分のみを説明する。建物の屋上面2はコンクリートスラブなどで構成されていて先の折板屋根材8aに比べて耐荷重性に優れているので、第1緑化下地材3aには自重で風圧に耐えられる程の重量のある金属製の型枠材が用いられると共に、第1緑化下地材3aは屋上面2に単に置くようにして載置されている。つまり、先の実施に形態の例に比べて取付具9を用いずに緑化下地材3を屋上面2に載置させているから、構成を簡略にできると共にその施工性も向上している。具体的に、本例の第1緑化下地材3aには上面部46、下面部47及び一対の側面部48とで成る縦断面矩形状のチャンネル鋼材が用いられており、この第1緑化下地材3aは硬質樹脂製の板材でなるスペーサ材49を介して屋上面2に載置されている。ここで、スペーサ材49は第1緑化下地材3aの長手方向に間隔をあけて複数個配設されている。つまり、スペーサ材49の間における第1緑化下地材3aの下面部47と屋上面2との間には隙間sが形成されており、屋上面2を伝う水がこの隙間を介して流れることが可能になっているから、屋上面2が元々有する排水機能の発揮を妨げてしまうことが回避されている。本例の緑化屋根においても、上記プランター4の底面と屋上面2との間に空間6を形成でき、この空間6を先の実施の形態の例と同様、水を流す排水空間や湿気を逃がす通気空間や植物への水遣りに用いる給水管7の配管空間などに利用することができると共に、上記空間6を抜ける風のあおりを受けたプランター4もカバー材5で抑えることができる。しかも、耐荷重性のあるコンクリートスラブで構成された屋上面2に緑化屋根を形成したことで、緑化下地材3には風圧にも動じない重量のある金属製の型枠材を用いると共にこの緑化下地材3は屋上面2に固着を行わずに単に載置させることで済むことから、緑化屋根の構成の更なる簡略化を図ることができたものである。
上記実施形態では、上記緑化下地材3を第1緑化下地材3aと第2緑化下地材3bとで構成しているが、下面を屋根面1または屋上面2に載置させると共に上面にプランター4を吊持させる単一の長尺材によって構成させてもよい。また、上記実施形態では、第1緑化下地材3aと第2緑化下地材3bとを略直交に架け渡しているから、緑化下地材3の間のプランター4の配設空間を上面視矩形状の小空間に区分けすることができたものであり、したがって、第1緑化下地材3aの高さ寸法より長い高さ寸法を有したプランター4を用いた場合には、このプランター4を上記小空間に位置決めして配設することができ、つまり位置ずれを抑制した状態でプランター4を配設できるといった利点もある。
本発明の実施の形態の例の緑化屋根の斜視図である。 同上の緑化屋根の側断面図である。 同上の屋根材の斜視図である。 同上の屋根材の下地部分の斜視図である。 同上の第2緑化下地材の斜視図である。 同上のカバー材の斜視図である。 同上に用いる取付具の分解斜視図である。 (a)は取付具の他例の分解斜視図であり、(b)は(a)の取付具を用いて緑化下地材を載置固定した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態の他例の緑化屋根の斜視図である。 同上の緑化屋根の側断面図である。
符号の説明
1 屋根面
2 屋上面
3 緑化下地材
3a 第1緑化下地材
3b 第2緑化下地材
4 プランター
5 カバー材
6 空間
7 給水管
8 屋根材
9 取付具
10 屋根材挟持部
11 下地材固定部
12 土壌部材

Claims (5)

  1. 屋根面又は屋上面に長尺の緑化下地材を所定間隔をあけて複数本載置し、隣接する緑化下地材の間にプランターを吊持してプランターの底面と屋根面又は屋上面との間に空間を形成し、緑化下地材にカバー材を被着し、このカバー材と緑化下地材の側面とでプランターの側壁を挟持したことを特徴とする緑化屋根。
  2. 上記緑化下地材を、屋根面又は屋上面に載置した長尺の第1緑化下地材と、第1緑化下地材に略直交するように架け渡した長尺の第2緑化下地材とで構成したことを特徴とする請求項1記載の緑化屋根。
  3. 上記プランターの底面と屋根面又は屋上面との間に形成された空間に、植物への水遣りに用いる給水管を配管したことを特徴とする請求項1記載の緑化屋根。
  4. 屋根面を構成した屋根材と緑化下地材との間に取付具を介在し、取付具の一端に設けた屋根材挟持部で屋根材を挟持すると共に、取付具の他端に設けた下地材固定部に緑化下地材を固着したことを特徴とする請求項1または2記載の緑化屋根。
  5. プランターにユニット状の土壌部材を収納し、この土壌部材をカバー材で下方に抑え付けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の緑化屋根。
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