JP2007128674A - 電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】不正なリサイクル業者による二次電池の交換を防止することができる電池パックを提供する。
【解決手段】状態変化検出部221は、二次電池ブロック3の電圧が所定の下限電圧以下になったことを検出し、データ書込部222は、記憶部23に下限電圧履歴データを書き込み、電源回路4は制御回路2への電力供給を停止し、電池パック1の稼働を停止する。データ消去部225は、稼働が開始される際、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれている場合は、下限電圧履歴データを消去し、状態制御部223は電池パック1を使用可能状態にする。一方、データ書込部222は、稼働が開始される際、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれていない場合、記憶部23に下限電圧履歴データを書き込み電池パック1を使用禁止状態にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次電池を備える電池パックに関するものである。
近年、ノートパソコンや携帯電話等の電器機器において広く使用されている電池パックは、二次電池の状態を監視し、二次電池を過充電や過放電等から保護する制御回路を備えている。ここで、電池パックは二次電池が寿命に到達すると使用することができなくなるが、制御回路は寿命に到達していないケースが多い。そこで、特許文献1では、使用済みの電池パックが備える回路保護基板の電池保護機能の良否を判定し、保護回路基板が電池保護機能を保持している場合は、この保護回路基板に対して新たな二次電池を取り付け、電池パックをリサイクルする電池の製造方法が開示されている。
特開2003−92152号公報
しかしながら、電池パックの製造元に許可無く二次電池を交換する不正なリサイクル業者も多く存在し、このような業者によって電池パックが交換されると、粗悪な二次電池が取り付けられる可能性が高く、粗悪な電池パックが市場に流通するといった問題が発生する。また、このような、粗悪な電池パックが市場に流出すると、電池パックの製造元は、多大な損害を被ってしまう。
本発明の目的は、不正なリサイクル業者による二次電池の交換を防止することができる電池パックを提供することである。
本発明による電池パックは、二次電池を備える電池パックであって、記憶手段と、前記二次電池を交換するためのリサイクル作業が行われた際に生じる前記電池パックの状態の変化を検出する状態変化検出手段と、前記状態変化検出手段により、前記電池パックの状態の変化が検出された場合、前記記憶手段に状態が変化したことを示すための履歴データを書き込むデータ書込手段と、前記記憶手段に前記履歴データが書き込まれている場合、前記電池パックを使用禁止状態にし、前記記憶手段に前記履歴データが書き込まれていない場合、前記電池パックを使用可能状態にする状態制御手段と、前記電池パックに接続される外部接続装置から指令信号を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた指令信号を基に、前記記憶手段に書き込まれた前記履歴データを消去するデータ消去手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、状態変化検出手段は、電池パックから二次電池を交換するためのリサイクル作業に起因して生じる電池パックの状態の変化を検出する。データ書込手段は、電池パックの状態が変化したとき、記憶手段に履歴データを書き込む。状態制御手段は、記憶手段に履歴データが書き込まれている場合、電池パックを使用禁止状態にし、記憶手段に履歴データが書き込まれていない場合、電池パックを使用可能状態にする。
ここで、正規のリサイクル業者のみに指令信号を教えておけば、正規のリサイクル業者は、この指令信号を入力することで、二次電池の交換時に記憶手段に書き込まれた履歴データを消去して、電池パックを出荷することができる。従って、この電池パックは、使用可能状態となる。
一方、不正なリサイクル業者は、指令信号を入力することができないため、二次電池の交換時に記憶手段に書き込まれた履歴データを消去することができない。そのため、不正なリサイクル業者によって二次電池が交換された電池パックは、使用禁止状態で出荷される。その結果、不正なリサイクル業者による二次電池の交換を防止することができる。
また、上記構成において、前記状態変化検出手段は、前記二次電池の電圧が、電池パックの通常使用時における前記二次電池の電圧範囲の下限電圧以下となったとき、前記電池パックの状態が変化したと判定し、前記データ書込手段は、前記状態変化検出手段により、前記二次電池の電圧が前記下限電圧以下になったと判定された場合、下限電圧履歴データを前記履歴データとして前記記憶手段に書き込み、前記データ書込手段による前記記憶手段への前記下限電圧履歴データの書き込み処理が終了したときに、稼働を停止する電源回路を更に備え、前記受付手段は、前記電源回路の稼動が停止している状態において、外部接続装置から印加される所定レベルの電圧を前記指令信号として受け付け、前記電源回路は、前記受付手段により受け付けられた指令信号を基に稼働を開始し、前記データ消去手段は、前記電源回路が稼働を開始した際に、前記記憶手段に前記下限電圧履歴データが書き込まれている場合は、前記記憶手段から前記下限電圧履歴データを消去し、前記データ書込手段は、前記電源回路が稼働を開始した際に、前記記憶手段に前記下限電圧履歴データが書き込まれていない場合は、前記記憶手段に前記下限電圧履歴データを書き込むことが好ましい。
この構成によれば、状態変化検出手段が二次電池の電圧が電池パックの通常使用状態の二次電池の電圧範囲の下限電圧以下になったことを検出した場合、データ書込手段は、下限電圧履歴データを記憶手段に書き込む。データ書込手段による記憶手段への下限電圧履歴データの書き込みが終了すると、稼動停止手段は、電池パックの稼動を停止する。
ここで、正規のリサイクル業者には、二次電池の電圧を下限電圧以下にさせ、記憶手段に下限電圧履歴データを書き込ませてから、二次電池を交換させるようにする。なお、下限電圧は、一般ユーザが電池パックの充電を数ヶ月の間、全く行わない場合に到達するような電圧であり、一般ユーザが電池パックを普通に使用している場合は到達しない電圧である。一方、不正なリサイクル業者には、二次電池の電圧を下限電圧以下にすることを教えないでおく。電池パックは満充電に近い状態でリサイクル業者に持ち込まれるケースが多い。そのため、不正なリサイクル業者は、二次電池の電圧が下限電圧以下になる前に二次電池を交換する結果、記憶手段には下限電圧履歴データが書き込まれない。
そして、受付手段により外部接続装置から所定レベルの電圧が印加されたことが受け付けられると、電源回路は稼動を開始する。ここで、正規のリサイクル業者により二次電池が交換された電池パックは記憶手段に下限電圧履歴データが書き込まれているため、データ消去手段は、この下限電圧履歴データを消去し、状態制御手段は電池パックを使用可能状態にする。
一方、不正なリサイクル業者により二次電池が交換された電池パックは、受付手段により外部接続装置からの所定レベルの電圧が受け付けられ、電源回路が稼動を開始したとき、記憶手段に下限電圧履歴データが書き込まれていないため、データ書込手段は、記憶手段に下限電圧履歴データを書き込み、状態制御手段は電池パックを使用禁止状態にする。そのため、不正なリサイクル業者による二次電池の交換を防止することができる。
また、上記構成において、前記受付手段は、オペレータによる操作指令を更に受け付け、前記操作指令受付手段により受け付けられた操作指令が前記記憶手段から前記下限電圧履歴データを書き込むための書込指令であるか否かを判定する操作指令判定手段を更に備え、前記データ書込手段は、前記操作指令判定手段により、前記受付手段により受け付けられた操作指令が前記書込指令であると判定された場合、前記記憶手段に前記下限電圧履歴データを書き込むことが好ましい。
この構成によれば、正規のリサイクル業者は、二次電池の電圧が下限電圧以下になる前に二次電池を交換した場合であっても、下限電圧履歴データを記憶手段に書き込ませることができるため、リサイクル作業の簡素化を図ることができる。
また、上記構成において、前記二次電池の通電経路上に設けられた通電スイッチを更に備え、前記状態制御手段は、前記記憶手段に前記下限電圧履歴データが書き込まれている場合、前記通電スイッチをオフにする、又は前記電源回路の稼働を停止させることにより、前記電池パックを使用禁止状態にすることが好ましい。
この構成によれば、通電スイッチをオフにする、または電源回路の稼働を停止させることにより、電池パックが使用禁止状態にされるため、電池パックを確実に使用禁止状態にすることができる。
また、上記構成において、前記受付手段は、外部接続装置から印加される所定レベルの電圧を前記指令信号として受け付けると共に、オペレータから入力される操作指令を更に受け付け、前記受付手段により所定レベルの電圧が受け付けられたとき、稼働を開始する電源回路を更に備え、前記状態変化検出手段は、前記電源回路の稼働が開始したとき、前記電池パックの状態が変化したと判定し、前記データ書込手段は、前記状態変化検出手段により前記電源回路の稼働が開始したと判定されたとき、前記記憶手段に開始履歴データを前記履歴データとして書き込み、前記受付手段により受け付けられた操作指令が前記開始履歴データを消去する消去指令であるか否かを判定する操作指令判定手段を更に備え、前記データ消去手段は、前記操作指令判定手段により前記操作指令が前記消去指令であると判定された場合、前記記憶手段から前記開始履歴データを消去することが好ましい。
この構成によれば、電源回路の稼働が停止している状態において受付手段が外部接続装置から印加される所定レベルの電圧を受け付けると、電源回路は稼働を開始し、状態変化検出手段は、電源回路の稼働の開始を電池パックの状態の変化として検出し、データ書込手段は開始履歴データを記憶手段に書き込む。
また、受付手段はオペレータからの操作指令も受け付ける。操作指令受付手段がこの操作指令が開始履歴データを消去するための操作指令であると判定した場合、データ消去手段は、開始履歴データを消去する。
ここで、正規のリサイクル業者のみに開始履歴データを消去する消去指令を教えておけば、正規のリサイクル業者は、二次電池を交換した電池パックの稼働を開始した時に、記憶手段に書き込まれた開始履歴データを消去することができる。従って、この電池パックは使用可能状態となる。
一方、不正なリサイクル業者は、開始履歴データを消去する消去指令を知らないため、二次電池を交換した電池パックが稼働を開始した時に、記憶手段に書き込まれた開始履歴データを消去することができない。従って、この電池パックは使用禁止状態になる。そのため、不正なリサイクル業者による二次電池の交換を防止することができる。なお、電源回路は、稼働状態で出荷されることが一般的である。また、電源回路は一旦稼働が開始されると、全く使用されない状況が長期間継続しない限り、稼働が停止されない。そのため、一般ユーザの手元に渡った電池パックの記憶手段に開始履歴データが書き込まれ、電池パックが使用禁止状態になるケースは稀にしか生じない。
また、上記構成において、前記二次電池の通電経路上に設けられた通電スイッチを更に備え、前記状態制御手段は、前記記憶手段に前記開始履歴データが書き込まれている場合、前記通電スイッチをオフにする、又は、前記電源回路の稼働を停止させることで、前記電池パックを使用禁止状態にすることが好ましい。
この構成によれば、通電スイッチをオフにする、または電源回路の稼動を停止させることにより、電池パックが使用禁止状態にされるため、電池パックを確実に使用禁止状態にすることができる。
また、上記構成において、前記状態変化検出手段は、前記電池パックが解体されたとき、前記電池パックの状態が変化したと判定し、前記データ書込手段は、前記状態変化検出手段により前記電池パックが解体されたと判定された場合、前記記憶手段に解体履歴データを前記履歴データとして書き込み、前記受付手段はオペレータからの操作指令を受け付け、前記受付手段により受け付けられた操作指令が前記解体履歴データを消去する消去指令であるか否かを判定する操作指令判定手段を更に備え、前記データ書込手段は、前記操作指令判定手段によりオペレータからの操作指令が前記消去指令であると判定された場合、前記記憶手段から前記解体履歴データを消去することが好ましい。
この構成によれば、状態変化検出手段により電池パックが解体されたと判定されたとき、データ書込手段は、解体履歴データを記憶手段に書き込む。ここで、正規のリサイクル業者のみに解体履歴データを消去する消去指令を教えておけば、正規のリサイクル業者は、リサイクル作業において、二次電池を交換した電池パックを起動したときに、記憶手段に書き込まれた解体履歴データを消去することができる。従って、この電池パックは使用可能状態となる。
一方、不正なリサイクル業者は、消去指令を知らないため、二次電池を交換した電池パックを起動したときに、記憶手段に書き込まれた解体履歴データを消去することができない。従って、この電池パックは、を使用禁止状態となる。そのため、不正なリサイクル業者による二次電池の交換を防止することができる。
また、前記電池パックを構成する種々の回路素子が実装された回路基板を更に備え、前記回路基板と対向して配設され、前記二次電池を前記回路基板に取り付ける電池ホルダーと、前記電池ホルダーと前記回路基板との間に配設され、前記電池ホルダーと前記回路基板との距離が所定値以下の場合にオンし、前記電池ホルダーと前記回路基板との距離が所定値より大きい場合にオフするスイッチとを更に備え、前記状態変化検出手段は、前記スイッチがオフしたとき、前記電池パックが解体されたと判定することが好ましい。
この構成によれば、スイッチは、二次電池を覆う電池ホルダーと電池ホルダーに対面する回路基板との間に取り付けられ、二次電池が回路基板から取り外されたとき、スイッチと電池ホルダーとの距離が一定以上離れ、スイッチがオフされて、状態変化検出手段は電池パックが解体されたと判定するため、二次電池が取り外されたか否かを正確に判定することができる。
また、上記構成において、前記データ書込手段は、前記スイッチのオフ状態が所定時間以上継続したとき、前記記憶手段に前記解体履歴データを書き込むことが好ましい。
この構成によれば、振動等によって一瞬だけスイッチがオフ状態となっても、二次電池は取り外されていないと判定されるため、二次電池が取り外されたか否かをより正確に判定することができる。
また、上記構成において、前記二次電池の通電経路上に設けられた通電スイッチを更に備え、前記状態制御手段は、前記記憶手段に前記解体履歴データが書き込まれている場合、前記通電スイッチをオフにする、又は前記電池パックが備える電源回路の稼働を停止させることで、前記電池パックを使用禁止状態にすることが好ましい。
この構成によれば、通電スイッチをオフにする、または稼動停止手段により電池パックの稼動を停止させることにより、電池パックが使用禁止状態にされるため、電池パックを確実に使用禁止状態にすることができる。
本発明による電池パックによれば、不正なリサイクル業者による二次電池の交換を防止することができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による電池パック1の構成を示したブロック図である。電池パック1は、制御回路2、二次電池ブロック3、電源回路4、端子T1,T2、及び通信端子T5、ダイオードD1,D2を備えている。端子T1,T2及び通信端子T5の各々には、端子T3,T4及び通信端子T6が接続され、これにより外部接続装置100及び電池パック1が電気的に接続される。
端子T1,T2は充放電端子であり、通信端子T5は、外部接続装置100と種々のデータを送受信するための端子である。ダイオードD1はアノードが通電スイッチ21に接続され、カソードが電源回路4に接続されている。ダイオードD2は、アノードが端子T1に接続され、カソードが電源回路4に接続されている。
二次電池ブロック3は、直列接続された3個の電池セル31〜33を備える。電池セル31〜33は、各々、リチウムイオン二次電池、燃料電池、ニッケルカドミウム二次電池等の二次電池から構成される。なお、二次電池ブロック3を構成する電池セルの個数は、3個に限定されず、4個以上の電池セルから構成してもよいし、2個の電池セルから構成してもよい。
制御回路2は、通電スイッチ21、演算部22、記憶部23、電圧検出部24、電流検出部25、及び通信部26を備えている。通電スイッチ21は、FET等の可逆式のスイッチ又は温度ヒューズ等の非可逆式のスイッチから構成され、演算部22の制御の下、オン又はオフし、オフ状態において二次電池ブロック3及び端子T1間を開放し、オン状態において二次電池ブロック3及び端子T1間を電気的に接続する。
電圧検出部24は、A/D変換器等から構成され、電池セル31〜33の各々の端子間の電圧を検出し、デジタルの検出データに変換して演算部22に出力する。電流検出部25は、電流センサから構成され、二次電池ブロック3の負極及び端子T2間に接続され、二次電池ブロック3に通電される充電電流、或いは放電電流を検出し、検出データを演算部22に出力する。
演算部22は、種々の処理を実行するCPU(中央演算処理装置)及びCPUの作業領域として用いられるRAM(ランダムアクセスメモリ)等から構成され、記憶部23に記憶された制御プログラムを実行することで電池パック1を制御する。ここで、演算部22は、電圧検出部24により検出された二次電池ブロック3の電圧と電流検出部25により検出された電流とを用いて二次電池ブロック3の残容量を算出する機能、並びに二次電池ブロック3を過充電、過放電、及び過電流から保護する機能を備える。
特に本実施の形態では、演算部22は、状態変化検出部221、データ書込部222、状態制御部223、操作指令判定部224、及びデータ消去部225の機能を備えている。これらの機能は、演算部22が記憶部23に書き込まれた制御プログラムを実行することで実現される。
状態変化検出部221は、電圧検出部24から出力された検出データを用いて、二次電池ブロック3を構成する少なくとも1つの電池セルの電圧が予め定められた下限電圧以下になったことを、電池パック1の状態の変化として検出する。ここで、下限電圧は、ユーザが電池パックの充電を数ヶ月間、全く行わない場合に到達する電圧であり、一般ユーザが電池パックを普通に使用している場合は到達しない電圧である。
データ書込部222は、状態変化検出部221が少なくとも1つの電池セルの電圧が下限電圧以下になったことを検出したとき、下限電圧履歴データを記憶部23に書き込み、書き込み処理が終了したとき、電源回路4に電池パックの稼働を停止させる信号を出力する。
また、データ書込部222は、電池パック1の稼働が開始されたとき、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれていない場合は、記憶部23に下限電圧履歴データを書き込む。
更に、データ書込部222は、操作指令判定部224により、外部接続装置100を用いて入力された操作指令が記憶部23に下限電圧履歴データを書き込むための書込指令であると判定された場合、記憶部23に下限電圧履歴データを書き込む。
状態制御部223は、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれている場合、通電スイッチ21をオフさせる、又は電源回路4に電池パック1の稼働を停止させ、電池パック1を使用禁止状態にする。また、状態制御部223は、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれていない場合、通電スイッチ21をオンさせ、電池パック1を使用可能状態にする。
操作指令判定部224は、外部接続装置100を用いてオペレータにより入力された操作指令を通信部26が受信したとき、受信した操作指令が下限電圧履歴データを消去するための消去指令であるか否か、又は下限電圧履歴データを書き込むための書込指令であるか否かを判定する。
データ消去部225は、電源回路1の稼働が開始されたとき、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれている場合は、記憶部23から下限電圧履歴データを消去する。また、データ消去部225は、操作指令判定部224により、外部接続装置100を用いて入力された操作指令が下限電圧履歴データを消去するための消去指令であると判定されたとき、記憶部23から下限電圧履歴データを消去する。
通信部26は、通信端子T5を介して外部接続装置100から種々のデータを受信すると共に、外部接続装置100に対して種々のデータを送信する。具体的には、通信部26は、演算部22が算出した二次電池ブロック3の残容量を示すデータを送信したり、外部接続装置100からオペレータが入力した操作指令を受信したりする。
記憶部23は、EPROM等の書き換え可能な不揮発性の記憶装置から構成され、電池パック1を制御するための制御プログラムを記憶すると共に、データ書込部222によって書き込まれた下限電圧履歴データ等を記憶する。
電源回路4は、二次電池ブロック3又は外部接続装置100からの電力を安定化させて、制御回路2に供給し、電池パック1を稼働させる。ここで、電源回路4は、状態変化検出部221が少なくとも1つの電池セルの電圧が下限電圧以下になったことを検出して、データ書込部222が記憶部23に下限電圧履歴データを書き込んだとき、稼働を停止し、演算部22に対して供給される電力を遮断する。一方、電源回路4は稼働を停止しているときに、外部接続装置100が接続され、端子T1,T2に所定レベルの電圧が印加されたとき、稼働を開始し制御回路2に対して電力供給を開始する。なお、電源回路4は、二次電池ブロック3が取り外されて、電源回路4への電力供給が停止されたときも稼働を停止し、制御回路2への電力供給を停止する。
ここで、電池パック1は、電源回路4が稼働した状態で出荷されることが一般的であり、また、一般ユーザも、少なくとも1つの電池セルが下限電圧以下になるまで電池パック1を使用することは稀であるため、一般ユーザが所持している電池パック1の電源回路4の稼働の停止は稀にしか起こらない。
外部接続装置100は、二次電池ブロック3を充電する充電装置、或いは負荷装置から構成される。また、外部接続装置100は通信機能を備え、通信端子T6を介して電池パック1に対して種々のデータを送信したり、電池パック1から種々のデータを受信したりする。負荷装置としては、ノート型のパーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA、電動工具等の装置を採用することができる。
更に、外部接続装置100は、制御部101、通電スイッチ102、及び入力部103を備えている。制御部101は、外部接続装置100全体の制御を司る。通電スイッチ102は、FET等の可逆式のスイッチ又は温度ヒューズ等の非可逆式のスイッチから構成され、制御部101の制御の下、オン又はオフする。入力部103は、記憶部23に下限電圧履歴データを書き込むためのオペレータからの書込指令又は消去するためのオペレータからの消去指令を受け付ける。
なお、本実施の形態では、端子T1,T2、通信端子T5、及び通信部26が受付手段の一例に相当する。
次に、実施の形態1の電池パック1による下限電圧履歴データの書き込み処理について図2のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS1において、状態変化検出部221が二次電池ブロック3を構成する少なくとも1つの電池セルの電圧が所定の下限電圧以下になったことを検出した場合(S1でYES)、データ書込部222は、記憶部23に下限電圧履歴データを書き込む(S2)。一方、ステップS1において、状態変化検出部221が、二次電池ブロック3を構成する少なくとも1つの電池セルの電圧が下限電圧以下になったことを検出しない場合(S1でNO)、処理をステップS1に戻す。
ステップS3において、データ書込部222は、電源回路4に対して電池パック1の稼働の停止を指示する信号を出力し、電源回路4は稼働を停止して、制御回路2への電力供給を停止する。
次に、図3のフローチャートに従って、電源回路4の稼働開始時の処理について説明する。なお、このフローチャートの処理が実行される前に電源回路4は稼働を停止していたものとする。まず、ステップS11において、端子T1,T2及び通信端子T5に外部接続装置100が接続され、電源回路4に所定レベル以上の電圧が印加されると、電源回路4は稼働を開始して制御回路2への電力供給を開始する。
ステップS12において、データ書込部222又はデータ消去部225は記憶部23に下限電圧履歴データが記憶されているか否かを判定する。ステップS13において、記憶部23に下限電圧履歴データが記憶されている場合(S13でYES)、データ消去部225は、二次電池ブロック3を使用可能状態にするために、記憶部23に記憶されている下限電圧履歴データを消去する(S15)。
ステップS16において、状態制御部223は、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれていないため、通電スイッチ21をオンして電池パック1を使用可能状態にする。ここで、状態制御部223は、例えば記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれているか否かの判定を一定時間毎に行う。
ステップS13において、記憶部23に下限電圧履歴データが記憶されていない場合(S13でNO)、データ書込部222は、記憶部23に下限電圧履歴データを書き込む(S14)。ステップS17において、状態制御部223は、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれているため、通電スイッチ21をオフして電池パック1を使用禁状態にする。ここで、状態制御部223は、電源回路4に電池パック1の稼働を停止させることで、電池パック1を使用禁止状態にしてもよい。
以上説明したように実施の形態1の電池パック1によれば、二次電池ブロック3を構成する電池セル31〜33のうち、いずれかの電池セルの電圧が下限電圧以下となり電池パック1の稼働が停止される際、データ書込部222は記憶部23に下限電圧履歴データを書き込む。
そのため、電池セル31〜33のいずれかの電圧が下限電圧以下となる前に電池パック1から二次電池ブロック3が取り外された場合は、記憶部23には下限電圧履歴データが書き込まれることなく電源回路4は稼働を停止する。また、電源回路4の稼働が開始されるとき、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれていない場合は、データ書込部222は、記憶部23に下限電圧履歴データを書き込み、二次電池ブロック3を使用禁止状態にする。一方、電源回路4の稼働が開始されるとき、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれている場合は、データ消去部225は記憶部23から下限電圧履歴データを消去して、電池パック1を使用可能状態にする。
ここで、電池パックの製造元から許可を受けた正規のリサイクル業者に対しては電池セル31〜33のいずれかの電圧を下限電圧以下にしてから、二次電池ブロック3を交換させるようにすれば、稼働停止時に記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれるため、稼働開始時に記憶部23から下限電圧履歴データが消去され、電池パック1は使用可能状態にされる。
一方、電池パック1の製造元から無許可で二次電池ブロック3を交換する不正なリサイクル業者は、電池セル31〜33のうち、いずれかの電池セルの電圧を下限電圧以下にしてから、二次電池ブロック3を交換させることを知らせないでおく。そのため、不正なリサイクル業者が二次電池ブロック3を交換した場合、電池パック1は満充電に近い状態でリサイクル業者に持ち込まれるケースが多いことから、この電池パック1は記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれずに稼働が停止される。
そのため、電源回路4の稼働が開始したときに記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれるため、電池パック1は使用禁止状態にされる。これにより、不正なリサイクル業者による電池パック1のリサイクルを防止することができる。
なお、新品の電池パック1は、下限電圧履歴データが書き込まれていないため、使用禁止状態となっているが、これを防止するために、新品の電池パック1を出荷する前に、この電池パック1に外部接続装置100を接続し、外部接続装置100から書込指令を入力して、記憶部23に下限電圧履歴データを書き込ませ、電源回路4の稼働を開始させてから新品の電池パック1を出荷すればよい。
また、実施の形態1では、電池パック1が下限電圧履歴データの有無を判定していたが、外部接続装置100が下限電圧履歴データの有無を判定してもよい。図4は、外部接続装置100が使用禁止状態にするか否かを判定する場合の処理を示すフローチャートである。なお、本フローチャートが開始される前、通電スイッチ102はオフされているものとする。
ステップS21において、通信部26は、通信端子T5の電圧の変化を検出することで電池パック1に外部接続装置100が接続されているか否かを判定する。
ステップS21において、通信部26は、電池パック1に外部接続装置100が接続されていると判定した場合(S21でYES)、ステップS22において、状態制御部223は、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれているか否かを判定する。ステップS22において、状態制御部223は、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれている場合(S22でYES)、記憶部23から下限電圧履歴データを読み出し、通信部26に出力し、通信部26は、下限電圧履歴データを外部接続装置100に送信する(S23)。
一方、外部接続装置100が接続されていない場合(S21でNO)、又は、記憶部23に下限電圧履歴データが書き込まれていない場合(S22でNO)、処理が終了される。ステップS31において、外部接続装置100の制御部101は、下限電圧履歴データを受信した場合(S31でYES)、通電スイッチ102をオンする。
一方、制御部101は、履歴データを受信しなかった場合(S31でNO)、通電スイッチ102を継続してオフする(S33)。
このように外部接続装置100に充放電制御を行なわせれば、電池パック1の構成を簡素化することが可能となる。
(実施の形態2)
次に実施の形態2による電池パック1aについて説明する。実施の形態2による電池パック1aは、稼働停止時に下限電圧履歴データを書き込む代わりに、稼働開始時に開始履歴データを書き込むことを特徴とする。図5は、実施の形態2による電池パック1aのブロック図を示している。なお、実施の形態2の電池パック1aにおいて実施の形態1と同一のものは同一の符号を付し説明を省略する。
状態変化検出部221aは、外部接続装置100が接続され、端子T1,T2に所定の電圧が印加され、電源回路4が稼働を開始し、制御回路2に電力供給を開始したとき、電池パック1aの状態が変化したと判定する。
データ書込部222aは、状態変化検出部221aにより電源回路4の稼働開始が検出されたとき、記憶部23に稼働が開始したことを示す開始履歴データを書き込む。
データ消去部225aは、操作指令判定部224aによりオペレータからの操作指令が開始履歴データを消去するための消去指令であると判定されたとき、記憶部23から開始履歴データを消去する。
操作指令判定部224aは、外部接続装置100を用いてオペレータにより入力された操作指令を通信部26が受信したとき、受信した操作指令が開始履歴データを消去するための消去指令であるか否かを判定する。
次に、実施の形態2による電池パック1aの動作について説明する。図6は、電池パック1aの起動時の処理を示したフローチャートである。なお、このフローチャートの処理が実行される前に電池パック1は稼働が停止されていたものとする。
まず、ステップS41において、状態変化検出部221aは、端子T1,T2及び通信端子T5に外部接続装置100が接続され、電源回路4により制御回路2に電力供給が開始されたことを検出する。
ステップS42において、データ書込部222aは、記憶部23に開始履歴データを書き込む。ステップS43において、データ消去部225aは、操作指令判定部224aにより外部接続装置200から送信された操作指令が開始履歴データを消去するための消去指令であると判定されると(S43でYES)、記憶部23から開始履歴データを消去する。一方、ステップS43において、データ消去部225aは、通信部26が外部接続装置100からの開始履歴データの消去指令を受信しない場合(S43でNO)、処理を終了させる。
図7は、電源回路4の稼働開始時の処理を示したフローチャートである。まず、ステップS51において、状態制御部223は、記憶部23に開始履歴データが書き込まれているか否かを判定し、開始履歴データが書き込まれている場合は(S51でYES)、通電スイッチ21をオフにして、電池パック1aを使用禁止状態にする(S52)。
一方、ステップS51において、状態制御部223は、記憶部23に開始履歴データが書き込まれていない場合(S51でNO)、通電スイッチ21をオンし、電池パック1aを使用可能状態にする(S53)。
以上、説明したように、実施の形態2による電池パック1aによれば、電池パック1aのリサイクル工程において、二次電池ブロック3が交換され、電池パック1aの稼働が開始されたとき、記憶部23に開始履歴データが書き込まれる。そして、状態制御部223は開始履歴データが記憶部23に書き込まれている場合は、電池パック1aを使用禁止状態にし、開始履歴データが記憶部23に書き込まれていない場合は、電池パック1aを使用可能状態にする。
ここで、電池パック1aの製造元は、正規のリサイクル業者のみに開始履歴データの消去指令を教えるようにする。これにより、正規のリサイクル業者は、リサイクル工程において、二次電池ブロック3を交換して電源回路4の稼働を開始させたときに記憶部23に書き込まれた開始履歴データを消去して、電池パック1aを出荷することができる。
一方、不正なリサイクル業者は、上記消去指令を知らないため、リサイクル工程において、電源回路4の稼働を開始させたときに記憶部23に書き込まれた開始履歴データを消去して電池パック1aを出荷することができない。そのため、不正なリサイクル業者による二次電池ブロック3の交換を防止することができる。
なお、上記実施形態では、電池パック1aが開始履歴データの有無を判定していたが、外部接続装置100が開始履歴データの有無を判定してもよい。図8は、外部接続装置100が使用禁止状態にするか否かを判定する場合の処理を示すフローチャートである。なお、このフローチャートが開始される前、外部接続装置100の制御部101は、通電スイッチ102をオンしているものとする。まず、ステップS61において、通信部26は、通信端子T5の電圧の変化を検出することで電池パック1aに外部接続装置100が接続されているか否かを判定する。
ステップS61において、通信部26は、電池パック1aに外部接続装置100が接続されていると判定した場合(S61でYES)、データ書込部222aは、記憶部23に開始履歴データが書き込まれているか否かを判定する。ステップS62において、データ書込部222aは記憶部23に開始履歴データが書き込まれていると判定した場合(S62でYES)、記憶部23から開始履歴データを読み出し、通信部26に出力し、通信部26は開始履歴データを外部接続装置100に送信する(S63)。
一方、ステップS61において、通信部26は外部接続装置100が接続されていないと判定した場合(S61でNO)、処理をステップS61に戻す。また、データ書込部222aは、記憶部23に開始履歴データが書き込まれていないと判定した場合(S62でNO)、処理を終了する。
ステップS71において、外部接続装置100の制御部101は、開始履歴データを受信した場合(S71でYES)、通電スイッチ102をオフする。(S73)。一方、制御部101は、開始履歴データを受信しなかった場合(S71でNO)、通電スイッチ102を継続してオンさせる(S72)。
このように外部接続装置100に充放電制御を行なわせた場合、電池パック1aの簡素化を図ることができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3による電池バック1bについて説明する。図9は、実施の形態3による電池パック1bのブロック図を示している。実施の形態3による電池パック1bは、スイッチ27を備えていることを特徴としている。なお、図9に示す電池パック1bにおいて、実施の形態1の電池パック1と同一のものは同一の符号を付して説明を省略する。
状態変化検出部221bは、スイッチ27が所定時間以上連続してオフされている場合、電池パック1bが解体されたと判定する。スイッチ27は、オンしている場合、電気信号を演算部22に出力し、オフしている場合、電気信号を演算部22に出力しないことで、オンされているかオフされているかを状態変化検出部221bに通知する。
データ書込部222bは、状態変化検出部221bにより、電池パック1bが解体されたと判定された場合、解体されたことを示す解体履歴データを記憶部23に書き込む。データ消去部225bは、操作指令判定部224bによりオペレータからの操作指令が解体履歴データを消去するための消去指令であると判定されたとき、記憶部23から解体履歴データを消去する。
操作指令判定部224bは、通信部26により受信された操作指令が解体履歴データを消去するための消去指令であるか否かを判定する。
図10は、制御回路2の回路基板に配設されたスイッチ27を示した図面であり、(a)はスイッチ27がオンされているときを示し、(b)はスイッチ27がオフされているときを示している。スイッチ27は、制御回路2が実装された回路基板2Xの上面側に配設されたベース部271と、ベース部271に上下方向にスライド可能に配設された可動部272とを備えている。
ベース部271は、直方体形状を有しており、上面の一部が長方形状に開口されている。可動部272は、直方体形状を有し、下面側の一部がベース部271の開口に埋没するように配設されている。可動部272の底面とベース部271の底面との間にはバネ273が取り付けられ、可動部272はこのバネ273によって上方向に付勢されている。また、可動部272の底面とベース部271の底面との間には回路基板2Xの上面から上方向に突出した金属製、かつL字状の一対の切片部275,276が配設されている。可動部272の下面は金属板277が取り付けられている。
回路基板2Xの上面には、二次電池ブロック3を取り付ける電池ホルダー3Xが回路基板2Xと対向するように取り付けられている。
図11は、電池パック1bの外観構成図を示している。図10に示すように電池パック1bは、上蓋1Uと下蓋1Dとによって覆われている。上蓋1Uと下蓋1Dの前面には、端子T1,T2、及び通信端子T5が配設されている。回路基板2Xは例えば下蓋1D側に取り付けられ、電池ホルダー3Xは上蓋1U側に取り付けられている。そして、二次電池ブロック3は、回路基板2Xと図略の電線により電気的に接続された後、電池ホルダー3X内に挿入され、上蓋1Uと下蓋1Dとが閉じられたとき、スイッチ27を下方向に押す。
ここで、上蓋1Uと下蓋1Dとがこじ開けられると、二次電池ブロック3は上蓋1U側に取り付けられているため、電池ホルダー3Xと回路基板2Xとの距離が一定以上離れるため、電池ホルダー3Xとスイッチ27とは非接触となり、図10(b)に示すように、可動部272は上方向にスライドし、スイッチ27はオフされる。なお、上蓋1Uと下蓋1Dとをこじ開けても、二次電池ブロック3と回路基板2Xとの電気的な接続が停止されなければ、状態変化検出部221bは二次電池ブロック3からの電力によって駆動することができ、電池パック1bが解体されたか否かを判定することが可能となる。
次に、実施の形態3による電池パック1bの動作について説明する。図12は、電池パック1bが解体の有無を検出する際の処理を示したフローチャートである。
まず、ステップS81において、データ書込部222bは、上蓋1Uと下蓋1Dとがこじ開けられ、電池ホルダー3Xとスイッチ27と非接触になり、スイッチ27がオフされると(S81でYES)、スイッチ27のオフ時間を計時するためのカウンタを動作させる。一方、ステップS81において、スイッチ27がオフされない場合(S81でNO)、処理がステップS81に戻される。
ステップS82において、カウンタの値が一定の値以上となり、スイッチ27のオフ時間が所定時間より大きくなると(ステップS82でYES)、状態変化検出部221bは、電池パック1bが解体されたと判定し(S83)、記憶部23に解体履歴データを書き込む(S84)。一方、ステップS82において、状態変化検出部221bは、スイッチ27が所定時間経過するまでにオンすると(S82でNO)、電池パック1bは解体されていないと判定し、処理をステップS81に戻す。ここで、状態変化検出部221bは、電池パック1bが解体されていないと判定したとき、カウンタをリセットする。
ステップS85において、操作指令判定部224bは、通信部26が受信した外部接続装置100からの操作指令が、解体履歴データを消去するための消去指令であるか否かを判定し、解体履歴データを消去するための消去指令であると判定した場合(S85でYES)、データ消去部225bは、記憶部23から解体履歴データを消去する(S86)。
一方、ステップS85において、操作指令判定部224bは、通信部26が受信した外部接続装置100からの操作指令が、解体履歴データを消去するための消去指令でないと判定した場合(S85でNO)、処理を終了する。
図13は、電池パック1bが解体履歴データの有無を判定する処理を示したフローチャートである。まず、ステップS91において、状態制御部223は、記憶部23に解体履歴データが書き込まれているか否かを判定し、解体履歴データが書き込まれている場合は(S91でYES)、通電スイッチ21をオフし、電池パック1bを使用禁止状態にする(S92)。ここで、状態制御部223は、電源回路4に電池パック1bの稼働を停止させることで、電池パック1bを使用禁止状態にしてもよい。
一方、ステップS91において、記憶部23に解体履歴データが書き込まれていない場合は(S91でNO)、通電スイッチ21をオンして、電池パック1bを使用可能状態にする(S93)。
以上説明したように、実施の形態3による電池パック1bによれば、電池パック1bが解体された場合、データ書込部222bは記憶部23に解体履歴データを書き込む。そして、状態制御部223は記憶部23に解体履歴データが書き込まれている場合は、通電スイッチ21をオフして電池パック1bを使用禁止状態にする。そして、外部接続装置100から解体履歴データを消去する消去指令が入力されたとき、データ消去部225bは、記憶部23から解体履歴データを消去する。
ここで、正規のリサイクル業者のみに、解体履歴データを消去する消去指令を教えておく。従って、正規のリサイクル業者は、電池パック1bを解体したときに、記憶部23に書き込まれた解体履歴データを消去して、電池パック1bを出荷することができる。
一方、不正なリサイクル業者は、解体履歴データを消去する消去指令を知らないため、電池パック1bを解体したときに、記憶部23に書き込まれた解体履歴データを消去することができない。そのため不正なリサイクル業者によって二次電池ブロック3が交換された電池パック1bは、使用禁止状態で出荷されることとなる。その結果、不正なリサイクル業者により二次電池ブロック3の交換を防止することができる。
なお、上記実施の形態では、電池パック1bが解体履歴データの存在の有無を判定していたが、外部接続装置100が解体履歴データの存在の有無を判定してもよい。
図14は、外部接続装置100が解体履歴データの存在の有無を判定する処理を示したフローチャートである。なお、このフローチャートが開始される前、外部接続装置100は通電スイッチ102をオンしているものとする。まず、ステップS101において、通信部26は通信端子T5の電圧の変化から外部接続装置100が接続されているか否かを判定し、外部接続装置100が接続されていると判定する。ステップS101において、通信部26が外部接続装置100と接続されていると判定した場合(S101でYES)、データ書込部222bは、記憶部23に解体履歴データが書き込まれているか否かを判定する。
ステップS102において、データ書込部222bは記憶部23に解体履歴データが書き込まれていると判定した場合(S102でYES)、記憶部から解体履歴データを読み出し、通信部26に出力し、通信部26は解体履歴データを外部接続装置100に送信する(S103)。
一方、ステップS101において、通信部26は外部接続装置100が接続されていないと判定した場合(S101でNO)、処理をステップS101に戻す。また、データ書込部222bは、記憶部23に解体履歴データが書き込まれていないと判定した場合(S102でNO)、処理を終了する。
ステップS111において、外部接続装置100の制御部101は、解体履歴データを受信した場合(S111でYES)、通電スイッチ102をオフする(S112)。一方、制御部101は、履歴データを受信しなかった場合(S111でNO)、通電スイッチ102を継続してオンする(S113)。
このように、外部接続装置100に充放電制御を行なわせることにより、電池パック1bを簡素化することができる。
本発明によれば、不正な業者による二次電池ブロックの交換を防止することができるため、携帯電話やノートパソコン等の装置に対して有用な電池パックを提供することができる。
本発明の実施の形態1による電池パックのブロック図である。 電池パックが下限電圧履歴データを書き込む処理を示したフローチャートである。 電源回路が稼働を開始するときの処理を示すフローチャートである。 外部接続装置が下限電圧履歴データの有無を判定する処理を示すフローチャートである。 実施の形態2による電池パックのブロック図である。 電池パックの稼働開始時の処理を示したフローチャートである。 電池パックが開始履歴データの有無を判定する処理を示すフローチャートである。 外部接続装置が開始履歴データの有無を判定する処理を示すフローチャートである。 実施の形態3による電池パックのブロック図である。 スイッチを示した図面であり、(a)はスイッチがオンされているときを示し、(b)はスイッチがオフされているときを示している。 電池パックの外観構成図を示している。 電池パックが解体の有無を検出する処理を示したフローチャートである。 電池パックが解体履歴データの有無を判定する処理を示すフローチャートである。 外部接続装置が解体履歴データの有無を判定する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1D 下蓋
1U 上蓋
1,1a,1b 電池パック
2X 回路基板
2 制御回路
3X 電池ホルダー
3 二次電池ブロック
4 電源回路
21 通電スイッチ
22 演算部
221,221a,221b 状態変化検出部
222,222a,222b データ書込部
223 状態制御部
224,224a,224b 操作指令判定部
225,225a,225b データ消去部
23 記憶部
24 電圧検出部
25 電流検出部
26 通信部
27 スイッチ
31,32,33 電池セル
100 外部接続装置
101 制御部
102 通電スイッチ
103 入力部
271 ベース部
272 可動部
273 バネ
275,276 切片部
277 金属板
T1,T2 端子
T3,T4 端子
T5,T6 通信端子

Claims (10)

  1. 二次電池を備える電池パックであって、
    記憶手段と、
    前記二次電池を交換するためのリサイクル作業が行われた際に生じる前記電池パックの状態の変化を検出する状態変化検出手段と、
    前記状態変化検出手段により、前記電池パックの状態の変化が検出された場合、前記記憶手段に状態が変化したことを示すための履歴データを書き込むデータ書込手段と、
    前記記憶手段に前記履歴データが書き込まれている場合、前記電池パックを使用禁止状態にし、前記記憶手段に前記履歴データが書き込まれていない場合、前記電池パックを使用可能状態にする状態制御手段と、
    前記電池パックに接続される外部接続装置から指令信号を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた指令信号を基に、前記記憶手段に書き込まれた前記履歴データを消去するデータ消去手段とを備えることを特徴とする電池パック。
  2. 前記状態変化検出手段は、前記二次電池の電圧が、電池パックの通常使用時における前記二次電池の電圧範囲の下限電圧以下となったとき、前記電池パックの状態が変化したと判定し、
    前記データ書込手段は、前記状態変化検出手段により、前記二次電池の電圧が前記下限電圧以下になったと判定された場合、下限電圧履歴データを前記履歴データとして前記記憶手段に書き込み、
    前記データ書込手段による前記記憶手段への前記下限電圧履歴データの書き込み処理が終了したときに、稼働を停止する電源回路を更に備え、
    前記受付手段は、前記電源回路の稼動が停止している状態において、外部接続装置から印加される所定レベルの電圧を前記指令信号として受け付け、
    前記電源回路は、前記受付手段により受け付けられた指令信号を基に稼働を開始し、
    前記データ消去手段は、前記電源回路が稼働を開始した際に、前記記憶手段に前記下限電圧履歴データが書き込まれている場合は、前記記憶手段から前記下限電圧履歴データを消去し、
    前記データ書込手段は、前記電源回路が稼働を開始した際に、前記記憶手段に前記下限電圧履歴データが書き込まれていない場合は、前記記憶手段に前記下限電圧履歴データを書き込むことを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  3. 前記受付手段は、オペレータによる操作指令を更に受け付け、
    前記操作指令受付手段により受け付けられた操作指令が前記記憶手段から前記下限電圧履歴データを書き込むための書込指令であるか否かを判定する操作指令判定手段を更に備え、
    前記データ書込手段は、前記操作指令判定手段により、前記受付手段により受け付けられた操作指令が前記書込指令であると判定された場合、前記記憶手段に前記下限電圧履歴データを書き込むことを特徴とする請求項2記載の電池パック。
  4. 前記二次電池の通電経路上に設けられた通電スイッチを更に備え、
    前記状態制御手段は、前記記憶手段に前記下限電圧履歴データが書き込まれている場合、前記通電スイッチをオフにする、又は前記電源回路の稼働を停止させることにより、前記電池パックを使用禁止状態にすることを特徴とする請求項2又は3記載の電池パック。
  5. 前記受付手段は、外部接続装置から印加される所定レベルの電圧を前記指令信号として受け付けると共に、オペレータから入力される操作指令を更に受け付け、
    前記受付手段により所定レベルの電圧が受け付けられたとき、稼働を開始する電源回路を更に備え、
    前記状態変化検出手段は、前記電源回路の稼働が開始したとき、前記電池パックの状態が変化したと判定し、
    前記データ書込手段は、前記状態変化検出手段により前記電源回路の稼働が開始したと判定されたとき、前記記憶手段に開始履歴データを前記履歴データとして書き込み、
    前記受付手段により受け付けられた操作指令が前記開始履歴データを消去する消去指令であるか否かを判定する操作指令判定手段を更に備え、
    前記データ消去手段は、前記操作指令判定手段により前記操作指令が前記消去指令であると判定された場合、前記記憶手段から前記開始履歴データを消去することを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  6. 前記二次電池の通電経路上に設けられた通電スイッチを更に備え、
    前記状態制御手段は、前記記憶手段に前記開始履歴データが書き込まれている場合、前記通電スイッチをオフにする、又は、前記電源回路の稼働を停止させることで、前記電池パックを使用禁止状態にすることを特徴とする請求項5記載の電池パック。
  7. 前記状態変化検出手段は、前記電池パックが解体されたとき、前記電池パックの状態が変化したと判定し、
    前記データ書込手段は、前記状態変化検出手段により前記電池パックが解体されたと判定された場合、前記記憶手段に解体履歴データを前記履歴データとして書き込み、
    前記受付手段はオペレータからの操作指令を受け付け、
    前記受付手段により受け付けられた操作指令が前記解体履歴データを消去する消去指令であるか否かを判定する操作指令判定手段を更に備え、
    前記データ書込手段は、前記操作指令判定手段によりオペレータからの操作指令が前記消去指令であると判定された場合、前記記憶手段から前記解体履歴データを消去することを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  8. 前記電池パックを構成する種々の回路素子が実装された回路基板を更に備え、
    前記回路基板と対向して配設され、前記二次電池を前記回路基板に取り付ける電池ホルダーと、
    前記電池ホルダーと前記回路基板との間に配設され、前記電池ホルダーと前記回路基板との距離が所定値以下の場合にオンし、前記電池ホルダーと前記回路基板との距離が所定値より大きい場合にオフするスイッチとを更に備え、
    前記状態変化検出手段は、前記スイッチがオフしたとき、前記電池パックが解体されたと判定することを特徴とする請求項7記載の電池パック。
  9. 前記状態変化検出手段は、前記スイッチのオフ状態が所定時間以上継続したとき、前記電池パックが解体されたと判定することを特徴とする請求項8記載の電池パック。
  10. 前記二次電池の通電経路上に設けられた通電スイッチを更に備え、
    前記状態制御手段は、前記記憶手段に前記解体履歴データが書き込まれている場合、前記通電スイッチをオフにする、又は前記電池パックが備える電源回路の稼働を停止させることで、前記電池パックを使用禁止状態にすることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の電池パック。
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