JP2013122834A - 電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】再利用品としての信頼性を高める電池モジュールを提供する。
【解決手段】外装部材113、114の内部に電解質を含む発電要素115を封止する単電池301を備えた電池モジュール1において、単電池301に関する情報を管理する電子部品を含む電池情報管理部と、電池モジュール1の不正使用を検出する検出部401とを備え、電池情報管理部は、検出部401により不正使用を検出した場合に、電池情報を電池モジュール1の外部に出せない状態にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電池モジュールに関するものである。
複数の電池と、複数の電池のそれぞれに対応して設けられ、複数の電池のそれぞれの劣化情報を記録する複数のメモリとを備え、電池は一対の電極と当該一対の電極を外部からシールドする外装部とを備え、当該メモリを外装部の内側に設けた電池パックが知られている(特許文献1)。
特開2010−232103号公報
しかしながら、上記の電池パックでは、メモリ及び電池の具体的な構造が開示されておらず、メモリが電池パックから取り出されて他のメモリに交換され、再利用品の電池パックとして不正に流通した場合には、不正に再利用された電池が使用可能な状態となるため、正規な再利用品の信頼性が低下する問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、再利用品としての信頼性を高める電池モジュールを提供することである。
本発明は、電池モジュールの不正使用を検出する検出部と、検出部により不正使用を検出した場合には、電池情報を電池モジュールの外部に出せない状態にする電池情報管理部とを備えることによって上記課題を解決する。
本発明によれば、電池モジュールの不正使用が検出された場合には、電池情報管理部で管理していた単電池の情報が外部に出せないため、不正使用に係る電池モジュールの再利用が抑制され、電池モジュールの再利用品の信頼性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る電池モジュールのブロック図である。 図1の電池モジュールを構成する単電池の平面図である。 図1の単電池を積層した電池構造体の斜視図である。 図1の電池モジュールの分解斜視図である。 図4の電池モジュール及び蓋体の斜視図である。 図5のVI線に沿う部分断面図である。 本発明の他の実施形態に係る電池モジュールの部分断面図である。 本発明の他の実施形態に係る電池モジュールの部分断面図である。
以下、発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
本発明の実施形態に係る電池モジュール1は、単電池301と、セルコントローラ(ADC:Autonomous Decentralized Cell Controller)400とを備えている。単電池301は、一次電池又は二次電池で構成されている。セルコントローラ400は、検出部401と、電圧計測部402と、容量調整部403と、電源回路404と、通信部405と、制御部406と、揮発性記録部407、及び、不揮発性記録部408を有し、後述する蓋体40内に収容されており、電子部品により構成されている。
まず図2〜図6を用いて、単電池301と蓋体40の構造について説明する。本例の電池モジュール1の単電池301のうち、扁平型の単電池101について、図2を用いて説明する。図2は単電池101の平面図を示す。単電池101は、リチウムイオン系、平板状、積層タイプのラミネート型の二次電池(薄型電池)であり、正極板と、セパレータと、負極板と、正極端子111(正極端子)と、負極端子112(負極端子)と、上部外装部材113と、下部外装部材114と、特に図示しない電解質とから構成されている。なお、正極板、セパレータ及び負極板はそれぞれ1枚に限らず、複数枚で構成されてもよい。
正極板、セパレータ、負極板および電解質が発電要素115を構成し、また、正極板、負極板が電極板を構成し、上部外装部材113および下部外装部材114が一対の外装部材を構成する。
発電要素115を構成する正極板は、正極端子111まで伸びている正極側集電体と、正極側集電体の一部の両主面にそれぞれ形成された正極層とを有する。なお、正極板の正極層は、正極側集電体の全体の両主面に亘って形成されているのではなく、正極板、セパレータおよび負極板を積層して発電要素115を構成する際に、正極板においてセパレータに実質的に重なる部分のみに正極層が形成されている。
正極板の正極側集電体は、たとえばアルミニウム箔、アルミニウム合金箔、銅箔、または、ニッケル箔等の電気化学的に安定した金属箔から構成されている。また、正極板の正極層は、たとえば、ニッケル酸リチウム(LiNiO)、マンガン酸リチウム(LiMnO)、または、コバルト酸リチウム(LiCoO)等のリチウム複合酸化物や、カルコゲン(S、Se、Te)化物等の正極活物質と、カーボンブラック等の導電剤と、ポリ四フッ化エチレンの水性ディスパージョン等の接着剤と、溶剤とを混合したものを、正極側集電体の一部の両主面に塗布し、乾燥および圧延することにより形成されている。
発電要素115を構成する負極板は、負極端子112まで伸びている負極側集電体と、当該負極側集電体の一部の両主面にそれぞれ形成された負極層とを有する。なお、負極板の負極層も、負極側集電体の全体の両主面に亘って形成されているのではなく、発電要素115を構成する際に、負極板においてセパレータに実質的に重なる部分のみに負極層が形成されている。
負極板の負極側集電体は、たとえばニッケル箔、銅箔、ステンレス箔、または、鉄箔等の電気化学的に安定した金属箔から構成されている。また、負極板の負極層は、たとえば非晶質炭素、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素、または、黒鉛等のような上記の正極活物質のリチウムイオンを吸蔵および放出する負極活物質に、有機物焼成体の前駆体材料としてのスチレンブタジエンゴム樹脂粉末の水性ディスパージョンを混合し、乾燥させた後に粉砕することで、炭素粒子表面に炭化したスチレンブタジエンゴムを担持させたものを主材料とし、これにアクリル樹脂エマルジョン等の結着剤をさらに混合し、この混合物を負極側集電体の一部の両主面に塗布し、乾燥および圧延させることにより形成されている。
特に、負極活物質として非晶質炭素や難黒鉛化炭素を用いると、充放電時における電位の平坦特性に乏しく放電量に伴って出力電圧も低下するので、通信機器や事務機器の電源には不向きであるが、電気自動車の電源として用いると急激な出力低下がないので有利である。
発電要素115のセパレータは、上述した正極板と負極板との短絡を防止するものであり、電解質を保持する機能を備えてもよい。このセパレータは、たとえばポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン等から構成される微多孔性膜であり、過電流が流れると、その発熱によって層の空孔が閉塞され電流を遮断する機能をも有する。なお、本例に係るセパレータは、ポリオレフィン等の単層膜にのみ限られず、ポリプロピレン膜をポリエチレン膜でサンドイッチした三層構造や、ポリオレフィン微多孔膜と有機不織布等を積層したものも用いることができる。
以上の発電要素115は、セパレータを介して正極板及び負極板が積層されてなる。そして、正極板は、正極側集電体を介して、金属箔製の正極端子111にそれぞれ接続される一方で、負極板は、負極側集電体を介して、同様に金属箔製の負極端子112にそれぞれ接続されている。
なお、正極端子111も負極端子112も電気化学的に安定した金属材料であれば特に限定されないが、正極端子111としては、上述の正極側集電体と同様に、アルミニウム箔、アルミニウム合金箔、銅箔、またはニッケル箔等を挙げることができる。また、負極端子112としては、上述の負極側集電体と同様に、たとえばニッケル箔、銅箔、ステンレス箔、または、鉄箔等を挙げることができる。
上述した発電要素115は、上部外装部材113および下部外装部材114に収容されて封止されている。特に図示はしないが、本例の上部外装部材113および下部外装部材114は何れも、単電池101の内側から外側に向かって、たとえばポリエチレン、変性ポリエチレン、ポリプロピレン、変性ポリプロピレン、または、アイオノマー等の耐電解液性および熱融着性に優れた樹脂フィルムから構成されている内側層と、たとえばアルミニウム等の金属箔から構成されている中間層と、たとえばポリアミド系樹脂又はポリエステル系樹脂等の電気絶縁性に優れた樹脂フィルムで構成されている外側層と、の三層構造とされている。
したがって、上部外装部材113および下部外装部材114は何れも、たとえばアルミニウム箔等金属箔の一方の面(扁平型電池の内側面)をポリエチレン、変性ポリエチレン、ポリプロピレン、変性ポリプロピレン、またはアイオノマー等の樹脂でラミネートし、他方の面(扁平型電池の外側面)をポリアミド系樹脂またはポリエステル系樹脂でラミネートした、樹脂−金属薄膜ラミネート材等の可撓性を有する材料で形成されている。
これらの外装部材113、114によって、上述した発電要素115、電極端子111の一部および電極端子112の一部を包み込み、当該外装部材113、114により形成される内部空間に、有機液体溶媒に過塩素酸リチウム、ホウフッ化リチウムや六フッ化リン酸リチウム等のリチウム塩を溶質とした液体電解質を注入しながら、外装部材113、114により形成される空間を吸引して真空状態とした後に、外装部材113、114の外周縁を熱プレスにより熱融着して封止する。
次に図3を用いて、図1の単電池101を積層した電池構造体について説明する。図3は、単電池101及び単電池201の斜視図である。
図3に示す単電池101は、端部に板状の電極端子111を有し、電極端子111の逆向きの端部に板状の電極端子112が、それぞれ電池の外方に向けて設けられている。電極端子111は陽極を、電極端子112は陰極の極性を有している。なお、図3の電極端子111、112は、図2の電極端子111、112の先端部分を加工することで形成してもよく、また別途の電極を図2の電極端子111、112に接続することで形成してもよい。
スペーサ121とスペーサ122が電極端子111を狭持し、スペーサ123とスペーサ124は電極端子112を狭持する。スペーサは絶縁性を有しており、単電極101と積層される単電池201との間の絶縁性を保つ。出力端子131は、電極端子111と電気的に接続されており、図4に示す電池モジュールの出力端子131となる。
単電池201は、単電池101の上面より積層される。スペーサ221は、単電池201の電極端子211を上下から狭持するスペーサであって、下側のスペーサを示す。スペーサ223は、単電池201の電極端子212を上下から狭持するスペーサであって、同様に下側のスペーサを示している。電極端子211は陰極の極性を有し、電極端子212は陽極の極性を有す。単電池101と単電池201が積層される際は、電極端子111と電極端子211が電気的に接続される。これにより、単電池101と単電池201は、直列に接続され、積層される。よって、スペーサ122、221が設けられている部分には、単電池101と201の積層方向に隙間が設けられることとなる。
なお、図3は、2個の単電池101,201を積層した状態のみを示したが、3個以上の単電池を積層する場合は、別の単電池が、単電池の上面より積層され、別の単電池の正極の電極端子は電極端子212と接続する。これにより、3個の単電池が直列接続に積層する。
図4は、本実施形態に係る電池モジュール1を示す分解斜視図である。図5は、電池モジュール1及び蓋体40の斜視図である。この電池モジュール1の単電池301は、図3に示す単電池101、201を複数積層したものである。
単電池301の一端には、陽極、陰極それぞれの出力端子131、132が接続される。絶縁カバー302は、出力端子131及び132が接続された単電池301の端面側に取り付けられ、電極端子を覆い、電極端子と単電池外部との間の絶縁性を保つ。同様に絶縁カバー303は、出力端子131、132の接続面とは逆側に取り付けられる。スペーサ304、305は、図2のスペーサ121〜124を積層することで形成され、単電池301の間に配置され、単電池301を所定の位置に固定する。
ケース360は、アッパーケース361とロアケース362を有し、図示するようにロアケース362に単電池301等のアッセンブリを入れ、アッパーケース361の開口部とロアケース362とをカシメ加工することで、単電池301及びスペーサ304、5等が収容される。ケース360は、薄板スチール板により形成される。
差込口307は、絶縁カバー302の中央部分に設けられ、後述する蓋体40と嵌合する。蓋体40が差込口に307に嵌合されると、単電池301と、蓋体40に収容されているセルコントローラ400とが電気的に接続される。
次に図5及び図6を用いて、電池モジュール1のうち、差込口307と蓋体40との接合部分について説明する。図6は図5のVI線に沿う部分断面図である。
絶縁カバー302は差込口307が形成されている。差込口307は本体部42の形状に合うように形成されている。差込口307の上面には、当該面から、差込口307の上部の絶縁カバー302の内部に向かって凹んでいる凹部302aが形成されている。差込口307に蓋体40が差し込まれると、凹部302aは凹部421aと対向する。
蓋体40は、電池モジュール1の側面に沿う、板状の板部41と、柱状の本体部42とを有している。本体部42は、直方体の形状に形成され、上面421及び下面422を含む4つの面で構成されている。また本体部42は、板部41の平面部から発電要素115に向かって延在している。板部41及び本体部42は一体に形成されており、例えば樹脂等により形成されている。蓋体40は、単電池301の状態を管理するためのセルコントローラ400を収容する収容体である。本体部42の内部の電子部品は図示しない基板上に実装され、当該基板が本体部42の内壁面に沿って設けられている。
蓋体40と単電池301との間は、配線43で接続されている。なお図6では、配線43による蓋体40と単電池301との接続部分を省略しているが、例えば、本体部42の電子部品と電気的に接続するコネクタピン(配線43に相当)を蓋体40に設け、単電池301の端子と電気的に接続し、コネクタピンの挿入孔となるコネクタをスペーサ304に設ける。そして、蓋体40を差込口307に嵌めこむと、コネクタピンと当該コネクタとが接続することで、単電池301とセルコントローラ400が電気的に接続された状態となる。
上面421には凹部421aが形成されており、当該凹部421aに検出部401が設けられている。検出部401は電池モジュール1の不正使用を検出するためのリミットスイッチ401aで構成されている。リミットスイッチ401aは、セルコントローラ404を備えた蓋体40の差込口307への差し込み、及び、蓋体40の差込口307からの取り外しにより駆動するスイッチである。リミットスイッチ401aの上部が上面421から突出するように、検出部401は凹部421aに設けられている。差込口307に蓋体40が差し込まれる際、差込口307の入口部分において、リミットスイッチ401aの上部が差込口307の上面により押圧される。そして、蓋体40が差込口307に完全に差し込まれた状態になると、凹部302aにより、押圧されていたリミットスイッチ401aの上部が元の位置に戻る。これにより、蓋体40が差込口307差し込まれると、リミットスイッチ401aが押される。
また蓋体40を差込口307から取り出そうとすると、凹部421aと差込口307の上面との間の部分で、リミットスイッチ401aの上部が押圧される。そして、蓋体40が差込口307から完全に取り外された状態になると、押圧されていたリミットスイッチ401aの上部が元の位置に戻る。これにより、蓋体40が差込口307から取り外されると、リミットスイッチ401aが押される。すなわち、検出部401は、蓋体40の差込口307への差し込み及び取り外しを検出するセンサとなる。
図1に戻り、単電池301と蓋体40の構造以外について説明する。検出部401は、電池モジュール1の不正使用を検出する検出部であり、リミットスイッチ401aのオン及びオフの切り替えに基づいて、当該不正使用を検出し、検出結果を示す信号を制御部406に送信する。なお、検出部401による不正使用の検出制御については後述する。
電圧計測部402は、単電池301に含まれる電池の端子間に接続され、各単電池301の電圧を検出するセンサである。また電圧計測部402は、検出電圧を制御部406に送信する。容量調整部403は、各単電池301の容量を調整する回路であって、放電用の放電抵抗及びスイッチ等により構成されている。容量調整部403は制御部406からの制御信号に基づき、当該スイッチをオンにすることで、単電池301と放電抵抗との間を導通させ、単電池301を放電させることで、単電池301の容量を調整する。電源回路404は、単電池301をセルコントローラ400の駆動電源にするための調整回路であって、単電池301からの電力を各制御部分に適した電力に変換した上で供給する。電源回路404は、単電池301と、通信部405、制御部406、揮発性記憶部407及び不揮発性記憶部406との間に接続されている。
通信部405は、電池モジュール1の外部と無線又は有線で通信を行う通信器である。通信部405は、制御部406の制御信号に基づき、制御部406で管理する情報または情報記録部407、408に記録されている情報を外部に送信し、外部からの情報を受信して制御部406等に送る。
制御部406は、検出部401、容量調整部403、通信部405、記録部407、408を制御する。また、制御部406は、検出部401により不正使用が検出されると、セルコントローラ400で管理されている単電池301の電池情報を、電池モジュール1の外部に出せない状態になるよう制御する。なお、不正使用が検出された場合の制御部406の制御については後述する。
揮発性記録部407は、制御部406の制御に基づき、単電池301に関する情報として、例えば単電池301の使用履歴や満充電容量、あるいは、電池モジュール1毎に予め登録されている識別情報(ID)などを記録する。揮発性記録部407は、電源回路404からの電力供給を受けている場合には、記録情報を保持している。蓋体40が差込口307に完全に差し込まれている場合には、単電池301の電力が電源回路404を介して揮発性記録部407に供給される電力供給状態となり、蓋体40が差込口307から取り出されない限り、当該電力供給状態が継続される。一方、蓋体40が差込口307から取り出された場合には、単電池301とセルコントローラ400との間で電気的に遮断されるため、単電池301の電力から揮発性記録部407への電力供給が止まり、揮発性記録部407の記録情報が消えてしまう。
不揮発性記録部408は、単電池301からの電力が供給されなくても、記録情報を保持できるメモリである。揮発性記憶部407に記録する情報は、不揮発性記憶部408に記憶してもよく、また、揮発性記憶部408記録する情報は、不揮発性記憶部407に記憶してもよい。
次に、セルコントローラ400の制御について、説明する。まず単電池301の容量調整制御について説明する。
制御部406は、電圧計測部402の検出電圧から、各単電池301の電圧を管理している。そして、各単電池301の電圧にバラツキが生じた場合には、制御部406は、各単電池301の中で電圧の大きい単電池301に接続された、容量調整部403のスイッチをオンにして、放電させる。そして、容量調整の対照となる単電池301の電圧が、他の単電池301の電圧、または、所定の調整電圧になるように調整することで、バラツキを抑制する。なお、制御部406は単電池301の充電制御により、単電池301の容量を調整してもよい。
次に、セルコントローラ400で管理される単電池301の電池情報について説明する。制御部406は、電圧計測部402の電圧から単電池301の充電状態(SOC:State of Charge)を管理しており、当該SOCから単電池301の劣化情報を管理している。また、制御部406は、セルコントローラ400の駆動時間などから単電池301の劣化情報を管理してもよい。
単電池301は使用経過に応じて劣化し、単電池301の最大容量は減少する。本例の電池モジュール1が搭載された車両や家屋の蓄電システムから、当該電池モジュール1を取り出し、他の車両等に再利用する場合を想定すると、再利用のために流通する電池の市場価値は、例えば単電池301の劣化度に依存する。そのため、セルコントローラ400は、単電池301の劣化情報を、単電池301の電池情報として管理している。
また、上記のような電池モジュール1を再利用する場合において、電池モジュール1の信頼性を確保するために、電池モジュール毎に識別情報が予め付与されている。識別情報は、単電池301とセルコントローラ400との同一性を保証するための情報であり、上記のように揮発性記録部407に記録されている。例えば、ある単電池301からセルコントローラ400を備えた蓋体40を取り外し、別の単電池301の差込口307に差し込んだ場合には、当該単電池301から蓋体40を取り外した時点で、揮発性記録部407の識別情報は消去されるため、別の単電池301に蓋体40を差し込んでも、識別情報がない状態となる。これにより、本例は、識別情報から電池モジュール1の信頼性を確保している。そして、セルコントローラ400は、電池モジュール1の識別情報を、単電池301の電池情報として管理している。
次に、検出部401の不正使用の検出制御と、不正使用が検出された場合の電池情報に係る制御について説明する。検出部401は、上記の通り、リミットスイッチ401aにより、蓋体40の差込口307への差し込み及び蓋体40の差込口307からの取り外しを検出している。単電池301が新品の状態で、蓋体40が差込口307に差し込まれていない状態では、リミットスイッチ401aは1度も押されていないため、リミットスイッチ401aの起動カウンタはゼロになる。そして、電池モジュール1の出荷のために、蓋体40を差込口307に差し込むと、リミットスイッチ401aが押されて、リミットスイッチ401aの起動カウンタは「1」となる。その後、蓋体40が差込口307から取り出されない限り、リミットスイッチ401aの起動カウンタは「1」の状態を維持する。
一方、電池モジュール1の不正使用のために、蓋体40が差込口307から取り外された場合には、リミットスイッチ401aが押されるため、リミットスイッチ401aの起動カウンタは「2」となる。検出部401は、起動カウンタの値を保持しており、駆動カウンタの値が1より大きい場合に、電池モジュール1の不正使用があった、と検出し、不正使用を示す信号を制御部406に送信する。これにより、検出部401は電池モジュール1の不正使用を検出する。
ここで、電池モジュール1の不正使用について説明する。電池モジュール1の不正使用とは、例えば電池モジュール1内のセルコントローラ400を取り出して、セルコントローラ400で記録する劣化情報を書き換えたり、識別情報を変更したりする場合である。あるいは、セルコントローラ400の記録情報に不正使用の履歴が残る場合には、この履歴自体を改ざんする場合も不正使用に該当する。そして、このような不正使用がされた場合には、例えば本来、劣化している単電池301を備えた電池モジュール1が、あたかも劣化度の低い再利用品の電池モジュール1として市場に流通し、使用される可能性がある。そのため、本例では、以下のような制御を行うことで、電池モジュール1の不正使用を抑制する。
制御部406は、検出部401で電池モジュール1の不正使用を検出すると、通信部405の通信機能を停止させ、通信部405からセルコントローラ400内の情報が送信できない状態にすることで、電池情報が電池モジュール1の外部に出せない状態とする。
また制御部406は、検出部401で電池モジュール1の不正使用を検出すると、不揮発性記録部407及び揮発性記憶部408に記録されている、電池モジュール1の電池情報を消去することで、電池情報が電池モジュール1の外部に出せない状態とする。
これにより、電池モジュール1の不正使用が検出された場合には、セルコントローラ400の外部に、電池情報が出せない状態となるため、セルコントローラ400を出荷時と異なる単電池301に搭載したとしても、電池モジュール1を管理するメインコントローラと、不正使用の電池モジュール1との間で電池情報の送受信を不可能にする。
また、真正品の電池モジュール1と不正使用の電池モジュール1とを搭載した蓄電装置または蓄電システムにおいて、真正品の電池モジュール1とメインコントローラとの間では電池情報を送受信することができ、不正使用の電池モジュール1とメインコントローラとの間では電池情報の送受信を行わないようにすることができるため、装置またはシステム自体を完全に停止させなくても、真正品の電池モジュール1のみで装置またはシステムを駆動させるこができる。特に、本例の電池モジュール1を定置型の電源システムに再利用した場合には、真正品の電池モジュール1を用いて電源としての機能を発揮しつつ、不正使用の電池モジュール1を交換させるよう制御することができる。
上記のように、本例は、検出部401により電池モジュール1の不正使用を検出した場合には、電池情報を電池モジュール1の外部に出せない状態にする。これにより、電池モジュール1の不正使用が検出された場合には、セルコントローラ400で管理していた単電池301の情報が外部に出せないため、不正使用に係る電池モジュール1の再利用が抑制され、電池モジュールの再利用品の信頼性を高めることができる。
また、本例は、検出部401により電池モジュール1の不正使用を検出した場合には、通信部405による通信機能を停止させることで、電池情報を電池モジュール1の外部に出せない状態にする。これにより、電池モジュール1の不正使用が検出された場合には、セルコントローラ400で管理していた単電池301の情報が通信部405から送信されないため、不正使用に係る電池モジュール1の再利用が抑制され、電池モジュールの再利用品の信頼性を高めることができる。
また、本例は、検出部401により電池モジュール1の不正使用を検出した場合
には、揮発性記録部407及び不揮発性記録部408に記録された情報を消去することで、電池情報を電池モジュール1の外部に出せない状態にする。これにより、電池モジュール1の不正使用が検出された場合には、揮発性記録部407及び不揮発性記録部408に記録されていた電池情報が消去され、電池の信頼性を示す情報が消されるため、不正使用の電池モジュール1が再利用品として市場に流通したとしても、当該電池モジュール1が不正使用に係る電池であると識別させることができる。その結果として、不正使用に係る電池モジュール1の再利用が抑制され、電池モジュールの再利用品の信頼性を高めることができる。
また本例において、検出部401はリミットスイッチ401aを有し、当該リミットスイッチ401aの駆動回数から不正使用を検出する。これにより、不正使用に係る電池モジュール1の再利用が抑制され、電池モジュールの再利用品の信頼性を高めることができる。
なお、本例は、検出部401にリミットスイッチ401aを設けることで、不正使用の検出機能を持たせたが、セルコントローラ400の電源がオフになった場合に、不正使用があったと検出し、揮発性記録部407の記録情報を消去することで、電池情報を電池モジュール1の外部に出せない状態にしてもよい。上記の通り、セルコントローラ400は単電池301を駆動電源としており、蓋体40が差込口307から取り出されると、電源回路404と単電池301との間は電気的に遮断されるため、セルコントローラ400の駆動電源がオフ状態になる。そして、揮発性記録部407への電力供給も遮断されるため、揮発性記録部407の記録情報が消去される。すなわち、不正使用のために蓋体40を差込口307から取り出そうとすると、電源回路404の電源がオンからオフになることで不正使用が検出され、揮発性記録部407の記録情報が消去されることで、電池情報を電池モジュール1の外部に出せない状態となる。これにより、本例は、電池モジュー1ルの不正な再利用が抑制され、電池モジュール1の再利用品の信頼性を高めることができる。
なお、本例は、電池情報を不揮発性記録部408に記録してもよく、検出部401で不正使用を検出した場合には、不揮発性記録部408の電池情報を消去することで、電池情報を電池モジュール1の外部に出せない状態にしてもよい。すなわち、不揮発性記録部408に記録された電池情報を消去することで、セルコントローラ400を有する蓋体40が取り出されても、当該電池情報が不正に使用されることはない。また、セルコントローラ400を有する蓋体40が別の単電池301の差込口に307に差し込まれたとしても、電池情報に含まれる識別情報が消去されているため、電池モジュール1が真正品でないことが示されるため、電池モジュール1の不正な再利用が抑制される。
また本例は、検出部401で不正使用を検出した場合には、不揮発性記録部408の情報を消去するが、不揮発性記録部408に不正使用を示す情報を記録する場合には、当該情報を消去しなくてもよい。これにより、不正使用の情報が不揮発性記録部408に記録された場合には、蓋体40が差込口307から取り出されても、不正使用の情報がセルコントローラ400に残ることになり、不正使用に係る電池モジュール1が市場に流通したとしても、当該電池モジュール1が不正使用に係る電池であると識別させることができる。その結果として、不正使用に係る電池モジュール1の再利用が抑制され、電池モジュールの再利用品の信頼性を高めることができる。
なお本例において、検出部401は必ずしもリミットスイッチ401aを有する必要なく、例えば、ひずみセンサ、静電容量センサ、インピーダンスセンサ、磁気センサ、加速度センサ、電流センサ、または、圧力センサのうち少なくとも一つのセンサを有してもよい。そして、検出部401はこれらのセンサの検出値と、予め設定された、不正使用を判定するための閾値とを比較し、比較結果に基づいて、不正使用を検出してもよい。これにより、不正使用に係る電池モジュール1の再利用が抑制され、電池モジュールの再利用品の信頼性を高めることができる。
上記のセルコントローラ400が本発明の「電池情報管理部」に相当する。
《第2実施形態》
図7は発明の他の実施形態に係る電池モジュール1の部分断面図であり、図6と対応する断面図である。本例では上述した第1実施形態に対して、検出部401の構成が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、第1実施形態の記載を適宜、援用する。
検出部401は光計測部401bを有しており、図7に示すように、凹部421aに設けられている。第1実施形態のような凹部302aは、本例の絶縁カバー302には形成されていない。光計測部401bは光を検出するセンサである。差込口307に蓋体40が差し込まれた状態では、光計測部401bは絶縁カバー302に覆われているため、外部からの光が光計測部401bに入射することはない。
検出部401は、光計測部401bのよる光の検出の有無により、電池モジュール1の不正使用を検出する。差込口307に蓋体40が差し込まれた状態で、電池モジュール1が出荷されると、蓋体40が差込口307から取り外さない限り、検出部401bは光を検出しない。一方、不正使用の目的で、蓋体40が差込口307から取り外されると、外部からの光が光計測部401bに入射するため、光計測部401bは光を検出する。検出部401は、電池モジュール1の出荷後に、光計測部401bにより光を検出した場合には、蓋体40が差込口307から取り外されたと判断し、電池モジュール1の不正使用を検出し、制御部406に制御信号を送信する。
上記のように、検出部401は光計測部401bを有している。これにより、不正使用に係る電池モジュール1の再利用が抑制され、電池モジュールの再利用品の信頼性を高めることができる。
上記の光計測部401bが本発明の「光センサ」に相当する。
《第3実施形態》
図8は発明の他の実施形態に係る電池モジュール1の部分断面図であり、図6と対応する断面図である。本例では上述した第1実施形態に対して、検出部401の構成が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、第1実施形態の記載を適宜、援用する。
検出部401は温度センサ401cを有している。図8に示すように、上面421及び下面422には凹部が形成されている。また電池モジュール1の外方を向いた、蓋体40の表面にも凹部が形成されている。そして、複数の温度センサ401cが複数の凹部にそれぞれ設けられている。
温度センサ401cは、セルコントローラ400、または、セルコントローラ400の周囲であり、電池モジュール1を構成する部材(絶縁カバー302等)に加わる温度を検出するためのセンサである。不正使用の目的でセルコントローラ400を電池モジュール1から取り外す場合には、半田ごてやドライヤーなどにより、蓋体40または蓋体40の周辺を加熱することが想定される。
検出部401は、温度センサ401cの検出温度と、予め設定された、不正使用を判断するための温度閾値とを比較し、検出温度が温度域値より高くなった場合に、不正使用があったと判断する。蓋体40または蓋体40の周辺を半田ごて等で加熱すると、温度センサ401cが、加熱による温度上昇を検出し、検出部401は、温度センサ401cの検出温度が温度域値より高くなった場合に、電池モジュール1の不正使用があった、と検出し、制御部406に信号を送信する。
上記のように、検出部401は温度センサ401を有している。これにより、不正使用に係る電池モジュール1の再利用が抑制され、電池モジュールの再利用品の信頼性を高めることができる。
1…電池モジュール
101、201、301…単電池
111、112、211、212、311、312…電極端子
113…上部外装部材
114…下部外装部材
115…発電要素
120〜124、221、223…スペーサ
131、132…出力端子
302、303…絶縁カバー
302a…凹部
304、305…スペーサ
307…差込口
360…ケース
361…アッパーケース
362…ロアケース
40…蓋体
41…板部
42…本体部
421…上面
421a…凹部
422…下面
422a…凹部
400…セルコントローラ
401…検出部
401a…リミットスイッチ
401b…光計測部
401c…温度センサ
402…電圧計測部
403…容量調整部
404…電源回路
405…通信部
406…制御部
407…揮発性記録部
408…不揮発性記憶部

Claims (9)

  1. 外装部材の内部に電解質を含む発電要素を封止する単電池を備えた電池モジュールにおいて、
    前記単電池に関する電池情報を管理する電池情報管理部と、
    前記電池モジュールの不正使用を検出する検出部とを備え、
    前記電池情報管理部は、
    前記検出部により前記不正使用を検出した場合に、前記電池情報を前記電池モジュールの外部に出せない状態にする
    ことを特徴とする電池モジュール。
  2. 前記電池情報管理部は、
    前記電池情報を外部に送信する通信部を有し、
    前記検出部により前記不正使用を検出した場合には、前記通信部による通信機能を停止させることで、前記状態にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記電池情報管理部は、
    前記電池情報を記録する記録部を有し、
    前記検出部により前記不正使用を検出した場合には、前記記録部に記録された情報を消去することで、前記状態にする
    ことを特徴とする請求項1記載の電池モジュール。
  4. 前記電池情報管理部は、
    前記電池情報を記録する記録部を有し、
    前記検出部により前記不正使用を検出した場合には、前記不正使用があったことを示す情報を前記記録部に記録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池モジュール。
  5. 前記電池情報管理部が差し込まれる差込口をさらに備え、
    前記検出部は、
    前記電池情報管理部の前記差込口への差し込み、及び、前記電池情報管理部の前記差込口からの取り外しにより駆動するスイッチを有し、
    前記スイッチの駆動回数から前記不正使用を検出する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池モジュール。
  6. 前記検出部は、光を検出する光センサを有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池モジュール。
  7. 前記検出部は、前記電池情報管理部または前記電池モジュールを構成する部材の温度を検出する温度センサを有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池モジュール。
  8. 前記電池情報管理部は前記単電池を駆動電源とし、
    前記検出部は、
    前記駆動電源がオフになった場合に、前記不正使用があったと検出する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池モジュール。
  9. 前記検出部は、ひずみセンサ、静電容量センサ、インピーダンスセンサ、磁気センサ、加速度センサ、電流センサ、または、圧力センサのうち少なくとも一つのセンサを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池モジュール。
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