JP2007127490A - X線検査装置 - Google Patents

X線検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007127490A
JP2007127490A JP2005319573A JP2005319573A JP2007127490A JP 2007127490 A JP2007127490 A JP 2007127490A JP 2005319573 A JP2005319573 A JP 2005319573A JP 2005319573 A JP2005319573 A JP 2005319573A JP 2007127490 A JP2007127490 A JP 2007127490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation button
measurement
ray
teaching program
pause
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005319573A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatsugu Kushibiki
敬嗣 櫛引
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2005319573A priority Critical patent/JP2007127490A/ja
Publication of JP2007127490A publication Critical patent/JP2007127490A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

【課題】 ティーチングによる自動運転を実行するときに使い勝手のよいX線検査装置を提供する。
【解決手段】 X線測定光学系13と、視野調整機構14、16と、制御系コンピュータ20とからなり、制御系コンピュータ20は、ティーチングプログラム実行中に、一時停止操作ボタン71、やり直し操作ボタン74、スキップ操作ボタン73、編集操作ボタン75とがモニタ画面に表示され、一時停止操作ボタン71が操作されていない状態ではやり直し操作ボタン74、スキップ操作ボタン73、編集操作ボタン75の操作を制限し、一時停止操作ボタン71が操作された後にこれらに対する操作制限を解除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、工業製品などの透視検査またはCT検査などを行うためのX線検査装置に関し、さらに詳細には、被測定物に対してティーチングにより複数の異なる測定視野からの測定を行うX線検査装置に関する。
工業製品などの透視検査を行うX線検査装置では、X線発生装置のX線源に対向するようにして、イメージインテンシファイア(以下、IIと略す)とCCDカメラとを組み合わせたX線検出器が配置してある。最近はII、CCDカメラからなるX線検出器に代えて、フラットパネルX線検出器を使用したX線検査装置も利用されている。
これらのX線検査装置は、X線源とX線検出器との間に、被測定物を載置するステージを配置し、ステージ上に載置された被測定物について透視X線像を撮影する。
X線検査装置による検査では、通常、位置合わせや測定倍率調整、測定角度調整のために視野移動を行う。視野移動は、ステージ駆動機構によりステージを移動しつつ、被測定物の透視X線画像を撮影するようにし、これにより被測定物の検査位置を探す。
一般に、ステージ駆動機構は、ステージ面方向を含む直交する3軸方向に並進移動する並進駆動機構を備えており、さらにステージ面に垂直な軸の周りに回転移動する回転駆動機構が設けられているものもある。また、斜め方向からのX線測定を行うためにX線源とX線検出器との対向配置を保ったまま回転可能に支持するアームを駆動するアーム駆動機構(傾動機構)を備えたものも利用されている。
X線検査では、同一形状の多数の被測定物について、それぞれの被測定物における複数の位置を次々と繰り返し検査する場合がある。このような場合に、最初の被測定物(位置決めの基準にする被測定物)に含まれる複数の検査位置を、装置に教示(ティーチング)することによりティーチングプログラムを作成し、ティーチングプログラムに従って測定視野を次々と変更し、各検査位置のX線画像を順番に撮影することで効率的に検査を行う、いわゆるティーチング機能を備えた装置が使用されている。
ティーチング機能を備えたX線検査装置としては、産業用ロボットのような搬送手段を用いて、予めティーチングした被測定物の任意のポイントを測定視野内に移動させ、測定(観察)することが開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−117214号公報
同一形状を有する複数の被測定物について次々とX線検査を行う場合に、被測定物をステージ上に載せ、1つ1つの測定位置(教示ポイント)を指定することによりティーチングプログラムを作成する。また、回転や傾動を行うときは回転角、傾動角も指定して、ティーチングプログラムを作成する。そして、作成したティーチングプログラムに基づいて自動運転による検査を実行する。
ティーチングプログラムによる自動運転がスタートすると、これまでの装置では、プログラム実行中に、いずれか1つの測定点について検査不良などの不具合が見つかってもプログラムが終了するまで自動運転を続けなければならず、自動運転を途中で中止すると、それ以後は手動操作で処理する必要があった。
また、プログラム実行中に、既に測定した測定点について直ちに検査結果を表示する機能を備えた装置では、X線画像の検査結果が思わしくない不具合点が発生したとき、最初から測定をやり直すか、最後の測定点まで自動運転を続けてから不具合点の再測定を行う必要があり、不具合点の処理について使い勝手が悪い場合があった。不具合が発生していない場合でも、測定開始後に、測定点を追加や削除などの変更をしたい場合があるが、プログラム実行中は、思い通りに変更することが困難であった。
また、ティーチングプログラムは、プログラムによってはスタートから終了までに数分から数十分かかることが想定される。そのため、操作者や操作者以外の者は、プログラムの進捗状況や終了予定時間を知った上でさらに処理を続行するか、処理を変更するか、中止するか等を臨機応変に判断したい場合がある。
そこで、本発明は、ティーチングによる自動運転を実行するときに使い勝手のよいX線検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明のX線検査装置では、透視用X線を照射するX線源と被測定物の透視X線像を撮影するX線検出器とからなるX線測定光学系と、被測定物の各測定点に対するX線測定光学系の測定視野を調整する視野調整機構と、X線測定光学系および視野調整機構の制御を行う制御系コンピュータとからなり、制御系コンピュータはティーチングプログラムによる測定中に必要な指示を行う入力装置および測定結果や運転状況をモニタ画面に表示する表示装置を備えたX線検査装置において、制御系コンピュータは、ティーチングプログラム実行中に、処理を一時停止するための入力を行う一時停止操作ボタン、既に測定済みの測定点について測定のやり直しを指示するためのやり直し操作ボタン、未測定の測定点について測定をスキップするスキップ操作ボタン、未測定の測定点について測定内容の編集を行う編集操作ボタンとをモニタ画面に表示し、一時停止操作ボタンが操作されていない状態ではやり直し操作ボタン、スキップ操作ボタン、編集操作ボタンの操作を制限し、一時停止操作ボタンが操作された後にこれらに対する操作制限を解除するようにしている。
この発明によれば、制御系コンピュータはティーチングプログラムによる測定を実行中に、表示装置のモニタ画面に測定結果や運転状況を表示し、さらに、これらの表示とともに処理を一時停止するための入力を行う一時停止操作ボタン、既に測定済みの測定点について測定のやり直しを指示するためのやり直し操作ボタン、未測定の測定点について測定をスキップするスキップ操作ボタン、未測定の測定点について測定内容の編集を行う編集操作ボタンをモニタ画面に表示する。そして、制御系コンピュータは、一時停止操作ボタンが操作されていない状態でやり直し操作ボタン、スキップ操作ボタン、編集操作ボタンの操作を制限して使えないようにし、一時停止操作ボタンが操作された後にこれらに対する操作制限を解除して操作可能な状態にする。これにより、ティーチングプログラムに自動運転での測定中に、不具合点の再測定、測定予定であった測定点のスキップ、未測定点について測定内容の編集を実行したい場合には、プログラムを一時停止して現在実行中のプログラムを変更可能な状態にし、ティーチングプログラムの終了を待つことなく、必要なプログラムの変更を加え、新しいティーチングプログラムで処理を進めることが可能になる。さらに一時停止操作ボタンが操作された後に、これら操作ボタンに対する操作制限を解除して操作可能な状態にすることにより、ティーチングプログラムの測定動作中はプログラム変更ができないようにして測定中にプログラムが変更されることによる誤動作の発生を防ぐ。
上記発明において、さらにティーチングプログラム実行中のモニタ画面に、少なくとも処理の進捗状況表示、処理の推定残り時間表示、処理の終了予定時刻表示のいずれかの表示とともに、一時停止操作ボタン、やり直し操作ボタン、スキップ操作ボタン、編集操作ボタンを表示するようにしてもよい。
これによれば、操作者がモニタ画面に表示される処理の進捗状況、処理の推定残り時間、処理の終了予定時刻の表示を見つつ、これらに基づいてティーチングプログラムの変更操作を行うかを判断し、必要であれば、一時停止操作ボタンおよびやり直し操作ボタン、スキップ操作ボタン、編集操作ボタンの操作を行う。
本発明によれば、ティーチングによる自動運転の実行中に、ティーチングプログラムの終了まで待つことなく、やり直し測定、スキップ操作、ティーチング内容の編集を実行することができるので、使い勝手のよりX線検査装置にすることができる。
また、処理の進捗状況表示、処理の推定残り時間表示、処理の終了予定時刻表示の表示を見ながら、一時停止操作ボタン、やり直し操作ボタン、スキップ操作ボタン、編集操作ボタンを操作することにより、状況に応じて臨機応変に対応することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
図1は本発明の一実施形態であるX線検査装置の構成を示すブロック図であり、図2はティーチングプログラム実行中にモニタ画面に表示される状況表示画面(窓画面)、図3はティーチングプログラム実行中におけるモニタ画面全体を示す図である。
このX線検査装置1は、X線発生装置11とX線検出器12とで構成されるX線測定光学系13と、被測定物Sを載置するステージ14と、ステージ14を互いに直交するXYZ方向(被測定物載置面をXY面とし、載置面に垂直な方向をZ軸方向とする)に並進し、ステージ14をZ軸の周りに回転するための駆動機構16と、X線検出器12に隣接させて取り付けた光学カメラ18と、装置全体の制御を行う制御系20とにより構成される。なお、X線測定光学系13の光軸を傾斜させるための傾動機構として図示しないCアーム機構(X線発生装置11とX線検出器12とを対向配置の状態で回転可能に支持するC字状のアーム)をさらに備えてもよい。
X線測定光学系13を構成するX線発生装置11は、透視X線照射用のX線管を備えている。X線検出器12は、X線管に対向するように配置されるIIと、このIIの後側に一体的に取り付けられたCCDカメラとからなり、IIが透視X線を検出することにより形成した蛍光像をCCDカメラで撮影することにより、透視X線像の映像信号が出力されるようにしてある。
ステージ14は、X軸、Y軸、Z軸方向に並進移動できるようにしてある。また、ステージを上下2段にして下方を並進ステージ、上方を回転ステージにすることで、回転移動できるようにしてある。
駆動機構16は、X軸、Y軸、Z軸の3軸それぞれの方向への並進移動用の各駆動軸モータおよび回転移動用のモータが搭載され、CPU21からの制御信号に基づいてステージ14を並進、回転する。
光学カメラ18は、X線測定光学系13の近傍に取り付けてあり、また、ステージ14全体を視野内に含めることができるようにしてある。光学カメラ18とX線測定光学系13とは位置関係が固定されているため、光学カメラ18により撮影された外観画像(可視光像)上の位置とX線検出器12による透視X線像の位置とは関係付けられている。
つづいて制御系20について説明する。制御系20はコンピュータ装置により構成されるが、そのハードウェアをさらにブロック化して説明すると、CPU21と、キーボード22やマウス23などの入力装置と、液晶パネルなどの表示装置24と、メモリ25とにより構成される。
また、CPU21が処理する機能をブロック化して説明すると、X線画像作成部31、X線画像表示制御部32、光学カメラ画像作成部33、光学カメラ画像表示制御部34、駆動信号発生部35、ティーチングプログラム状況表示制御部36、ティーチングプログラム入力編集部37、ティーチングプログラム実行部38とに分けられる。
また、メモリ25には、X線画像データ記憶領域50、光学カメラ画像データ記憶領域51、ティーチングプログラム記憶領域52、プログラム実行状況記憶領域53、測定結果記憶領域54が形成されている。
次に、CPU21の各機能ブロックについて説明する。
X線画像作成部31は、X線検出器12から送られてきた透視X線像の映像信号を、次々とデジタル画像に変換し、コマ画像データを作成する制御を行う。作成されたコマ画像データの一部(静止画像表示用)あるいは全部(動画表示用)がメモリ25のX線画像データ記憶領域50に蓄積される。
X線画像表示制御部32は、作成されたコマ画像データを表示装置24に送って表示することにより、透視X線画像24aを表示する。この透視X線画像24aは、主として被測定物Sの局所的な透視X線像であり、被測定物の検査に用いる画像である。なお、X線測定終了後に、X線画像データ記憶億領域50に蓄積された画像データについても読み出して表示することができるようにしてある。
光学カメラ画像作成部33は、光学カメラ18から送られてきた被測定物Sの可視光映像信号をデジタル画像データに変換し、被測定物Sの外観画像データとしてメモリ25の光学カメラ画像データ蓄積領域51に蓄積する制御を行う。この光学カメラ画像データは、ステージ14を予め定めた基準位置(原点)に位置決めした状態で、被測定物Sの全体像を測定するようにしてあり、その結果、光学カメラ画像データ上の各点とステージ14の位置座標との対応が付くようにしてある。
光学カメラ画像表示制御部34は、操作者による表示指示がある場合に、光学カメラ画像データに基づいて表示装置24のモニタ画面に、光学カメラ画像24bを表示する制御を行う。この光学カメラ画像24b上で、マウス23により任意の位置の指定を行うことにより、指定位置を透視X線像の測定視野に導くまでの移動距離が算出されるようにしてある。すなわち、光学カメラ18とX線測定光学系13の位置関係は一定に固定されているため、原点位置で撮影した光学カメラ画像24bと透視X線画像24aとの間の位置関係を予め対応付けしておくことができる。上述したように、光学カメラ画像24b上の各点とステージ14上の位置座標との対応が付けられているので、結局、透視X線像24a上の位置と光学カメラ画像24b上の位置とステージ14座標とを対応付けることができる。したがって、光学カメラ画像24bあるいは透視X線画像24a上で位置を指定すれば、その指定した位置に対応するステージ14座標が一義的に定まり、この座標をX線測定光学系の測定視野内に移動するまでの移動距離を算出できるようになっている。
この機能を利用して、光学カメラ画像24bあるいは透視X線画像24a上でマウス23による位置指定を行うことにより、ティーチングプログラムを作成することができる。
駆動信号発生部35は、駆動機構16を制御するための駆動信号を発生する。駆動信号16は、キーボード22の矢印キーを押下する操作によりその矢印方向へ移動する指示を与えたり、X線画像24a上や光学カメラ画像24b上の任意の位置をマウス23でクリックする操作でその位置を測定視野内に移動する指示を与えたりすることにより、駆動信号が発生する。また、自動運転中は、後述するティーチングプログラム実行部38からの出力信号に基づいて駆動信号が発生する。
ティーチングプログラム状況表示制御部36は、ティーチングプログラムを実行中に、表示装置24のモニタ画面に、操作者に向けて必要な現在の運転情報を表示するとともに操作者に向けて現在実行可能な機能の入力を促すための状況表示画面24cを表示する。
具体的には、図2に示すように、操作者へ知らせる現在の運転情報として、装置操作者名61、ティーチングプログラム開始時刻(自動操作開示時刻)62、ティーチングプログラム終了予定時刻63、推定残り時間64、全測定点数のうちの完了測定点数(100%換算でもよい)65、各測定点の測定状況・測定結果情報66を表示する。さらに操作者への入力を促すための入力操作用情報として、ティーチングプログラムの一時停止操作ボタン71(一時停止操作状態のときは再開(停止解除)を促す停止解除操作ボタンに切り換わる)、ティーチングプログラムを中止する中止操作ボタン72、未測定の測定点について測定をスキップするスキップ操作ボタン73、既に測定済みの測定点について測定のやり直しを指示するためのやり直し操作ボタン74、未測定の測定点について測定内容の編集を行う編集操作ボタン75を表示する。さらに、測定点ごとに、測定するか否かを知らせるチェックボックス76を表示する。
また、ティーチングプログラム状況表示制御部36は、さらに一時停止操作ボタン71が操作されていない状態でスキップ操作ボタン73、やり直し操作ボタン74、編集操作ボタン75の操作を制限して使えないように、一時停止操作ボタン71が操作された後にこれらに対する操作制限を解除して操作可能な状態にする制御を行う。
ティーチングプログラム入力編集部37は、ティーチングプログラム作成の際に、所定の入力画面(不図示)にて操作者によるキーボード22やマウス23による入力操作を受け付けて、ティーチングプログラムを作成したり、作成したティーチングプログラムを編集したりするときの制御を行う。作成、編集されたティーチングプログラムは、ティーチングプログラム記憶領域52に蓄積され、その後、ティーチングプログラムの実行命令が入力されたときに読み出される。また、ティーチングプログラム実行中に、一時停止操作や中止操作、停止解除操作の入力操作がなされたときに、それぞれの入力を受け付ける制御も行う。また、本発明では作成したティーチングプログラムを実行中に、一時停止状態になって、ティーチングプログラムのスキップ、やり直し、編集を行うことがあるが、その場合の編集などの制御も行う。
ティーチングプログラム実行部38は、作成されたティーチングプログラムに基づいてX線測定の自動操作を実行する制御を行う。ティーチングプログラム実行中に撮影されたX線画像を用いて、予め組み込まれている計測プログラムにより検査がなされると、その検査結果(OKまたはNGの検査結果、NGの場合はNGとなった検査項目表示)は、測定結果記憶領域53に蓄積される。
次に、ティーチングプログラム実行中の状況表示画面の表示例について、図2、図3を用いて説明する。
図2、図3は、多数の測定点がプログラムされたティーチングプログラムにより、すでにティーチングプログラムによる自動操作が開始されている状態である。
ログインユーザ61の表示は、操作者が誰であるか(例えば図2では「Ichiro」)を示しており、第三者が、操作者を知ることができるようにしてある。
自動操作開始時刻62、終了予定事項63、残り時間64など実行中の情報の表示は、装置の使用経過、使用予定を示すことにより、操作者や第三者が、予定を立てるのに役立つようにしてある。
全測定点数のうちの完了測定点数65は、ここでは全観測点数のち測定完了点数を100%換算で表示し、さらにグラフィック表示(プログレスバー表示)で進捗度を表示している。この表示を確認することにより、すべて終了するまで、あとどれくらいかかるかを直感的に把握することができる。
各測定点の測定状況・測定結果情報66は、測定点欄(ポイント欄)と検査結果欄(OK/NG欄)とを対にしてグリッドコントロール表示してある。
測定点欄(ポイント欄)には、測定点の識別番号とともにその測定点に測定順が回ってきたときにスキップすることなく測定を実行するか、それとも、スキップするかを選択するためのチェックボックス75が形成してあり、チェックを入れた点について順次測定が実行される。
検査結果欄(OK/NG欄)には、測定を終えた測定点についてOKまたはNGが表示され、さらにNGの表示のときはどのような計測項目がNGであるかも表示するようにしてある。この表示を見た操作者は、急いで再測定したいと考えたときに、後述するやり直し操作ボタン74の操作を行うことになる。
また、計測中の測定点については「計測中」の表示がなされる。
一時停止操作ボタン71は、自動操作中にこのボタンを押下すると、計測動作、および、移動動作を停止し、ティーチングプログラムは進行を一時停止する。なお、一旦、一時停止状態になると、一時停止操作ボタン71は、このボタンに割り付けられた機能が停止解除操作ボタンに切り換わり、ボタンのキャプションも「一時停止」から「停止解除」に変化する。
なお、一時停止操作ボタンが押下されると、スキップ操作ボタン73、やり直し操作ボタン74、編集ボタン75は、これまで操作できない状態であったのが操作可能な状態に変化し、キャプションも薄い不鮮明な表示から濃い通常表示に切り換わる。
中止ボタン72は、自動操作中にこのボタンを押下すると、自動操作を中止する。
スキップ操作ボタン73は、一時停止状態でのみ押下することができ、スキップ操作ボタン73押下後に、グリッドコントロール内のスキップしたい測定点(ポイント)のチェックボックス76のチェックマークを消すと自動操作再開後に、この点をスキップすることができるようになる。
やり直し操作ボタン74は、一時停止状態でのみ押下することができ、やり直し操作ボタン74押下後に、再測定をしようとする測定点(ポイント)を選択すると、この選択した測定点(ポイント)から測定をやり直すようになる。
なお、1つの測定点のみをやり直したいときには、グリッドコントロール内のやり直したい測定点のみをマウス23でダブルクリックすることにより、ティーチングプログラムでは1つの測定点のみのやり直しと判断して、その点の再測定のみを行い、その後、現在の測定点から測定を再開する。
編集操作ボタン75は、一時停止状態でのみ押下することができ、編集操作ボタン75押下後に、グリッドコントロール内の測定点(ポイント)を選択すると、編集画面(不図示)が開かれ、その測定点(ポイント)での計測項目などを編集することができる。
このように、ティーチングプログラムによる自動運転中に進捗状況を確認でき、また、プログラム実行時に一時停止操作ボタンによりプログラムを一時停止し、その上でスキップ、やり直し、編集などのティーチングプログラムの変更を行うことができるので、ティーチングプログラム実行中でも、誤動作することなく安全に、ティーチングプログラムを変更することができる。
本発明は、ティーチングプログラムにより自動操作を行うことができるX線検査装置に利用することができる。
本発明の一実施形態であるX線検査装置の構成を示すブロック図。 ティーチングプログラム実行中の表示装置のモニタ画面の一例を示す図。 ティーチングプログラム実行中のモニタ画面全体の表示例を示す図。
符号の説明
1: X線検査装置
11: X線発生装置(X線源)
12: X線検出器
13: X線測定光学系
14: ステージ
16: 駆動機構
18: 光学カメラ
20: 制御系
21: CPU
23: マウス
24: 表示装置
25: メモリ
31: X線画像作成部
32: X線画像表示制御部
33: 外観画像作成部
34: 外観画像表示制御部
36: ティーチングプログラム状況表示制御部
37: ティーチングプログラム入力編集部
38: ティーチングプログラム実行部

Claims (2)

  1. 透視用X線を照射するX線源と被測定物の透視X線像を撮影するX線検出器とからなるX線測定光学系と、被測定物の各測定点に対するX線測定光学系の測定視野を調整する視野調整機構と、X線測定光学系および視野調整機構の制御を行う制御系コンピュータとからなり、制御系コンピュータはティーチングプログラムによる測定中に必要な指示を行う入力装置および測定結果や運転状況をモニタ画面に表示する表示装置を備えたX線検査装置において、
    制御系コンピュータは、ティーチングプログラム実行中に、処理を一時停止するための入力を行う一時停止操作ボタン、既に測定済みの測定点について測定のやり直しを指示するためのやり直し操作ボタン、未測定の測定点について測定をスキップするスキップ操作ボタン、未測定の測定点について測定内容の編集を行う編集操作ボタンとをモニタ画面に表示し、
    一時停止操作ボタンが操作されていない状態ではやり直し操作ボタン、スキップ操作ボタン、編集操作ボタンの操作を制限し、一時停止操作ボタンが操作された後にこれらに対する操作制限を解除することを特徴とするX線検査装置。
  2. ティーチングプログラム実行中のモニタ画面に、少なくとも処理の進捗状況表示、処理の推定残り時間表示、処理の終了予定時刻表示のいずれかの表示とともに、一時停止操作ボタン、やり直し操作ボタン、スキップ操作ボタン、編集操作ボタンを表示することを特徴とする請求項1に記載のX線検査装置。
JP2005319573A 2005-11-02 2005-11-02 X線検査装置 Pending JP2007127490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005319573A JP2007127490A (ja) 2005-11-02 2005-11-02 X線検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005319573A JP2007127490A (ja) 2005-11-02 2005-11-02 X線検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007127490A true JP2007127490A (ja) 2007-05-24

Family

ID=38150268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005319573A Pending JP2007127490A (ja) 2005-11-02 2005-11-02 X線検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007127490A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2207028A1 (en) 2009-01-08 2010-07-14 Omron Co., Ltd. X-ray examination region setting method, x-ray examination apparatus and x-ray examination region setting program
DE102021003441A1 (de) 2020-07-03 2022-01-05 Omron Corporation Röntgenprüfgerät

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000243338A (ja) * 1999-02-22 2000-09-08 Hitachi Ltd 透過電子顕微鏡装置および透過電子検査装置並びに検査方法
JP2003185599A (ja) * 2001-12-20 2003-07-03 Shimadzu Corp コンピュータ断層撮像装置
JP2004012201A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Toshiba Solutions Corp 欠陥検査装置及び欠陥検査プログラム
JP2004117214A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Shimadzu Corp X線透視装置
JP2004279058A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Shimadzu Corp X線ct装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000243338A (ja) * 1999-02-22 2000-09-08 Hitachi Ltd 透過電子顕微鏡装置および透過電子検査装置並びに検査方法
JP2003185599A (ja) * 2001-12-20 2003-07-03 Shimadzu Corp コンピュータ断層撮像装置
JP2004012201A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Toshiba Solutions Corp 欠陥検査装置及び欠陥検査プログラム
JP2004117214A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Shimadzu Corp X線透視装置
JP2004279058A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Shimadzu Corp X線ct装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2207028A1 (en) 2009-01-08 2010-07-14 Omron Co., Ltd. X-ray examination region setting method, x-ray examination apparatus and x-ray examination region setting program
JP2010160071A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Omron Corp X線検査方法、x線検査装置およびx線検査プログラム
US8351682B2 (en) 2009-01-08 2013-01-08 Omron Corporation X-ray examination region setting method, X-ray examination apparatus and X-ray examination region setting program
DE102021003441A1 (de) 2020-07-03 2022-01-05 Omron Corporation Röntgenprüfgerät

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7016465B2 (en) X-ray CT apparatus
US7477723B2 (en) X-ray fluoroscope
WO2008066017A1 (en) X-ray fluoroscope
JP2005152640A (ja) X線装置およびx線画像データセットの作成方法
JP2006343193A (ja) X線透視装置
JP2007127490A (ja) X線検査装置
JP4715986B2 (ja) X線透視装置
JP4665696B2 (ja) X線検査装置
JP2001255286A (ja) X線検査装置およびx線検査方法
JP2006122448A (ja) X線映像装置
JP2008033306A (ja) 欠陥修正装置
JP4577214B2 (ja) X線検査装置
JP4742902B2 (ja) X線検査装置
JP4405773B2 (ja) 放射線検査装置及び画像操作プログラム
JP4956958B2 (ja) X線検査装置
JP2007127601A (ja) X線検査装置
JP4433182B2 (ja) X線透視装置
JP2012002696A (ja) X線検査装置
JP2008175764A (ja) 外観検査装置
JP4123373B2 (ja) X線透視装置
JP3897102B2 (ja) X線透視装置
JP4577216B2 (ja) X線検査装置
JP4687362B2 (ja) X線検査装置
JPH1128205A (ja) X線透視撮影台
JP5544909B2 (ja) X線検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080207

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110222