JP2007127186A - 自動変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも6段の自動変速機ATにおいてギヤノイズの発生を抑えながら、そのコンパクト化を図る。
【解決手段】自動変速機ATは、第1及び第2の常時減速プラネタリギヤセットGS1,GS2と、互いに連結されて第1〜第4の4つの回転要素を有すると共に、その第1の回転要素PC4が出力部Outputに連結される2組のプラネタリギヤセットGS3,GS4と、第1〜第3のクラッチC1〜C3と、第1及び第2のブレーキB1,B2と、を備える。プラネタリギヤセットGS1〜GS4は、入力軸Inputへの動力入力側からその反対側に向かって、第1の常時減速プラネタリギヤセットGS1、2組のプラネタリギヤセットGS3,GS4、及び第2の常時減速プラネタリギヤセットGS2の順に配置され、出力部Outputは、第1の常時減速プラネタリギヤセットGS1とプラネタリギヤセットGS4との中間位置に配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、4組のプラネタリギヤセットを備え、3つのクラッチと2つのブレーキとによって少なくとも前進6速を得るようにした自動変速機に関する。
この種の自動変速機として、従来より、入力軸と、これを減速する減速ギヤセットと、2組のシングルプラネタリギヤセットを組み合わせたシンプソン型遊星歯車列と、3つのクラッチと、2つのブレーキと、出力軸とを有して構成され、摩擦要素である3つのクラッチと2つのブレーキとを適宜締結、開放するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1の図1等を参照)。
上記の自動変速機においては、オーバドライブの変速段を得るために遊星歯車列のキャリア及びリングギヤへの入力が必要であるが、入力軸と出力軸とを同軸に設けると、回転要素が3つに限られるシングルプラネタリギヤセットでは、キャリア及びリングギヤの両方への入力経路は成立しなくなる。そのため、入力軸と出力軸とを異なる軸線上に平行に配置せざるを得ず、このことが変速機の大型化を招く。
そこで、シンプソン型の遊星歯車列に代えて、いわゆるラビニヨ型の遊星歯車列(ダブルピニオンにそれぞれサンギヤを噛み合わせた複合遊星歯車列)を用いることが、例えば同文献の図3、図13等に開示されている。また、このものでは、入力軸と出力軸とを同軸に設けるために、入力回転を減速する減速ギヤセットとして1組のシングルピニオンタイプのプラネタリギヤセットを用いている。
しかし、一般的にラビニヨ型の遊星歯車列は、構造が複雑でギヤの噛み合い箇所が多いことから、ギヤノイズや振動が大きくなりやすいという難がある。また、シンプソン型に比べて高コストにもなりやすく、加えて、強度の確保が難しいことや遊星歯車列の内部でトルク循環が発生すること等、種々の問題を内包する。
斯かる点を考慮して、特許文献2、3には、ラビニヨ型ではなく、シンプソン型の遊星歯車列を採用するとともに、これを構成する2組のプラネタリギヤセットのうちの一方を所謂ダブルリングギヤタイプ又はダブルサンギヤタイプのものとして、キャリアへの回転の入出力をセンターメンバによって径方向で行うようにすることが提案されている。
特開平4−219553号公報 国際公開第2002/099316号パンフレット 特開2004−069050号公報
しかしながら、上記提案例のようなダブルリングギヤタイプ、ダブルサンギヤタイプ等のプラネタリギヤセットは、単純にリングギヤやサンギヤを半分に割ったものではなく、そうして分割した個々のギヤがそれぞれ駆動力を伝達することを考慮して、各々、十分な強度を有するように構成しなくてはならない。
そのため、上記ダブルリングギヤタイプ等のプラネタリギヤセットの外形は、概略、2組のプラネタリギヤセットを組み合わせたものと同程度の寸法になり、回転軸の方向にかなり大きくなってしまう。また、分割されたギヤに跨って噛み合うピニオンが長くなって傾きを生じやすいことから、ギヤノイズや振動が大きくなる傾向がある。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、少なくとも前進6段の自動変速機においてギヤノイズの発生を抑えながら、そのコンパクト化を図ることにある。
本発明の自動変速機は、入力軸と、上記入力軸と同軸に配設された出力部と、それぞれ上記入力軸の回転を常時減速して出力する第1及び第2の常時減速プラネタリギヤセットと、互いに連結されることによって合わせて第1〜第4の4つの回転要素を有すると共に、その第1の回転要素が上記出力部に連結されている2組のプラネタリギヤセットと、第1〜第3のクラッチと、第1及び第2のブレーキと、を備え、上記第1〜第3のクラッチ及び第1及び第2のブレーキを選択的に作動させて上記入力軸から上記出力部までの動力伝達系路を切り換えることによって、少なくとも前進6速を得る自動変速機である。
そして、上記第1及び第2の常時減速プラネタリギヤセット、及び2組のプラネタリギヤセットは、上記入力軸への動力入力側からその反対側に向かって、第1の常時減速プラネタリギヤセット、2組のプラネタリギヤセット、及び第2の常時減速プラネタリギヤセットの順に入力軸の軸方向に並んで配置され、上記出力部は、上記第1の常時減速プラネタリギヤセットと上記2組のプラネタリギヤセットとの中間位置に配置される。
上記構成の自動変速機は、入力回転を常時減速する2組のプラネタリギヤセット(第1及び第2の常時減速プラネタリギヤセット)と、これに組み合わされる2組のプラネタリギヤセットからなるシンプソン型遊星歯車列とを備えており、3つのクラッチと2つのブレーキとを選択的に作動させることで、前進6速を得ることが可能なものである。従って、従来例のようなダブルリングギヤタイプ等のプラネタリギヤセットを用いる必要がなくなり、これによりギヤノイズや振動が大きくなる虞れがない。
入力回転を常時減速する2組のプラネタリギヤセットは、減速ギヤを介することなく常に入力トルクが直接入力されるので、トルクの変動が小さくトルク負荷が極小化するため、これら第1及び第2のプラネタリギヤセットを十分に小型化することができる。
こうして小型化した第1の常時減速プラネタリギヤセットを動力入力側、つまり、エンジン(又はトルクコンバータ)に近い側に配置すると共に、その第1の常時減速プラネタリギヤセットから入力軸の軸方向に沿って、2組のプラネタリギヤセット、第1の常時減速プラネタリギヤセットと同様に小型化した第2の常時減速プラネタリギヤセットの順にそれぞれ配置しかつ、2組のプラネタリギヤセットの第1の回転要素に連結されている出力部を、2組のプラネタリギヤセットと第1の常時減速プラネタリギヤセットとの中間位置に配置する。このことによって、各プラネタリギヤセット、出力部、各クラッチ及び各ブレーキ間を連結する部材の取り回しが短縮化され、自動変速機のコンパクト化が図られる。
また、本自動変速機は、出力部を入力軸の中間位置に配置しているため、FF車又はRR車等の、横置きされたエンジンに対し自動変速機が直列に(エンジン出力軸と変速機の入力軸とが同軸になるように)接続される構成に好適であるが、エンジンに近い側に配置された第1の常時減速プラネタリギヤセットは、上述したように小型化されているため、この自動変速機からの出力を受ける差動歯車機構(ディファレンシャル)を、第1の常時減速プラネタリギヤセットに対して、車幅方向に略同じ位置で車両の前後方向に近接して配置することが可能になる。このことにより、差動歯車機構を含めた自動変速機全体のコンパクト化が可能になると同時に、差動歯車機構が車体中心線に近い位置に配置されることになるから、左右のドライブ軸の折れ角がそれぞれ緩やかになる点で有利になる。また、差動歯車機構のリングギヤを大径化させることも可能になり、変速機をコンパクトな構成としながら、減速比の設計自由度が高まる点で好ましい。
さらに、出力部からの出力を受ける比較的大径のドリブンギヤは、上記第1の常時減速プラネタリギヤセットに対し車幅方向にずれて配置されることになるため、カウンタ軸を自動変速機に対して上下方向に近接して配置することができ、自動変速機が上下方向にコンパクト化する。また、出力部が第1の常時減速プラネタリギヤセットに対して車幅方向に隣り合って配置されているため、この出力部と車幅方向に同じ位置に配置されるドリブンギヤと、差動歯車機構のリングギヤと噛み合うファイナルギヤとの間隔は比較的短くなる、換言すればカウンタ軸の長さが短くなるため、余計な機械損失や重量の増大を招くことなく、自動変速機の車幅方向に対するコンパクト化が図られる。
ここで、上記自動変速機は、上記各常時減速プラネタリギヤセット、2組のプラネタリギヤセット、各クラッチ及び各ブレーキを収容する変速機ケースをさらに備え、該変速機ケースの内部には、上記出力部を支持する支持壁が設けられ、その支持壁によって上記変速機ケース内部は上記入力軸の軸方向に上記入力軸への動力入力側である前室とその反対側である後室とに区画され、上記第1の常時減速プラネタリギヤセット、並びに第1及び第2のクラッチは、上記前室に収容され、上記2組のプラネタリギヤセット、第2の常時減速プラネタリギヤセット、第3のクラッチ、並びに第1及び第2のブレーキは、上記後室に収容され、上記第1及び第2のクラッチは、上記前室内において、上記第1の常時減速プラネタリギヤセットの外周側位置に、上記入力軸の軸方向に並んで配置されている、としてもよい。
第1の常時減速プラネタリギヤセットに対して、その外周側位置に、クラッチを配置することによって、変速機の全長を短縮してコンパクトに構成できるとともに、より一層、FF車又はRR車への搭載に適したものとなる。このときに、第1の常時減速プラネタリギヤセットは小型化されていることで、第1の常時減速プラネタリギヤセットの外周側位置にクラッチを配置しても、自動変速機の径方向への大型化は抑制される。
特にブレーキ容量を確保する観点から、比較的径が大きくなる第1及び第2のブレーキは共に後室内に収容されており、径をそれほど大きくする必要がないクラッチ(第1及び第2のクラッチ)のみが前室内に収容されるため、第1の常時減速プラネタリギヤセットが収容される前室は径方向にそれほど大きくはならない。これは、差動歯車機構をこの前室に対して車両の前後方向に近接して配置したり、カウンタ軸を前室に対して上下方向に近接して配置したりする上で有利である。
上記第1及び第2のクラッチはそれぞれ、そのクラッチ締結のためのクラッチピストンを有し、上記第1のクラッチのクラッチピストンと、上記第2のクラッチのクラッチピストンとは、上記第1の常時減速プラネタリギヤセットを挟んだ上記入力軸の軸方向両側に、それぞれ配置されている、としてもよい。
第1の常時減速プラネタリギヤセットを、前室内において軸方向の略中央位置に配置し、その第1の常時減速プラネタリギヤセットを挟んだ軸方向両側のスペースに第1及び第2のクラッチのクラッチピストンをそれぞれ配置することで、第1の常時減速プラネタリギヤセット並びに、第1及び第2のクラッチをスペース効率よく配置して、前室が径方向に大型化することが回避される。
上記第1のクラッチは、上記第1の常時減速プラネタリギヤセットの出力と、上記2組のプラネタリギヤセットの第2の回転要素とを断接するクラッチであり、上記第2のクラッチは、上記入力軸と、上記2組のプラネタリギヤセットの第3の回転要素とを断接するクラッチであり、上記第1のクラッチは上記入力軸への動力入力側に対し近い側に、上記第2のクラッチは上記入力軸への動力入力側に対し遠い側に、それぞれ配置されている、としてもよい。
つまり、第1のクラッチは第1の常時減速プラネタリギヤセットの出力側に連結されるクラッチであるのに対し、入力軸に連結される第2クラッチは、第1の常時減速プラネタリギヤセットが入力軸に連結されることから、第1の常時減速プラネタリギヤセットの入力側に連結されるクラッチである。そして、第1の常時減速プラネタリギヤセットの出力側に連結される第1のクラッチは、入力軸への動力入力側に対し近い側に、第1の常時減速プラネタリギヤセットの入力側に連結される第2のクラッチは、入力軸への動力入力側に対し遠い側に、それぞれ配置することによって、第1及び第2のクラッチに対する入力・出力を行う部材の取り回しが短縮され、自動変速機のコンパクト化が実現する。
上記支持壁の内周側にボス部を形成して、上記出力部は、上記ボス部の外周面に支持されているとしてもよいし、上記ボス部の内周面に支持されているとしてもよい。
以上説明したように、本発明の自動変速機によると、3つのクラッチと2つのブレーキとによって少なくとも前進6速を得る自動変速機において、シンプソン型の遊星歯車列を構成する2組のプラネタリギヤセット以外に、第1及び第2の2組のプラネタリギヤセットを設け、それらを常時減速用のものとして小型化を図りつつ、それぞれ上記遊星歯車列の軸方向両側に配置したことで、入力軸を出力部と同軸に配置しながら、オーバードライブを含む高変速段を達成することができ、しかも、ギヤノイズや振動が大きくなる虞れもなく、変速機のコンパクト化にも有利になる。
さらに、その出力部を、入力軸への動力入力側に配置された第1のプラネタリギヤセットと、2組のプラネタリギヤセットとの中間位置に配置することによって、各プラネタリギヤセット、出力部、各クラッチ及び各ブレーキ間を連結する部材の取り回しが短縮され、自動変速機のコンパクト化に有利になると共に、差動歯車機構を、車体中心線に近い位置で第1の常時減速プラネタリギヤセットに対し車両の前後方向に近接して配置することができる。さらにカウンタ軸を短縮化しつつ、自動変速機に対して上下方向に近接して配置することできる。その結果、自動変速機全体を大幅にコンパクトな構成とすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本実施形態に係る自動変速機ATの全体構成を示しており、この構成は、自動変速機ATを車両に対し横置きに搭載されるFF車用のパワートレインに適用した場合を示している。
自動変速機ATは、主たる構成要素として、トルクコンバータ3と、変速歯車機構2と、差動歯車機構4と、を備えている。トルクコンバータ3は、図外のエンジンの出力軸から出力される回転駆動力を、車幅方向に配設された変速歯車機構2の入力軸Inputに伝達し、変速歯車機構2は、その回転駆動力を変速して上記入力軸Inputと同軸の出力ギヤ(出力部)Outputから出力する。出力ギヤOutputは、入力軸Inputに対して平行に配置されたカウンタ軸43のドリブンギヤ44と噛み合っており、出力ギヤOutputの回転はドリブンギヤ44によってカウンタ軸43に伝達される。差動歯車機構4は、このカウンタ軸43上のファイナルギヤ45と差動歯車機構4のリングギヤ41との噛み合いによって減速された後の回転駆動力を、上記入力軸Inputに対して平行に配置されたドライブ軸42,42に伝達する。
上記トルクコンバータ3、変速歯車機構2、差動歯車機構4、及びカウンタ軸43は、変速機ケース1内に収容されている。この変速機ケース1は、大別すると、トルクコンバータ3を収容するトルクコンバータ収容部11と、変速歯車機構2を収容する変速歯車機構収容部12と、差動歯車機構4を収容する差動歯車機構収容部13と、上記変速歯車機構収容部12及び差動歯車機構収容部13の中間に配置されたカウンタ軸43を収容するカウンタ軸収容部14と、を備えている。
ここで、図2を参照しながら、入力軸Input、カウンタ軸43及びドライブ軸42の3つの軸の位置関係について説明する。同図において、軸線d1、d2及びd3はそれぞれ入力軸Input、カウンタ軸43及びドライブ軸42の軸線を示している。また、同図において破線で示す円はそれぞれ、入力軸Inputと同軸の出力ギヤOutput、カウンタ軸43と同軸のドリブンギヤ44及びファイナルギヤ45、並びに、ドライブ軸42と同軸のリングギヤ41を示している。
上記の3つの軸d1,d2,d3は、車両の前方から後方へ向かって、入力軸Input、カウンタ軸43、ドライブ軸42の順に配置されている。また、カウンタ軸43の位置はドライブ軸42よりも上下方向に高い位置に設定されていると共に、入力軸Inputの位置はカウンタ軸43とドライブ軸42との間の高さ位置に設定されている。尚、入力軸Input、カウンタ軸43及びドライブ軸42の相対的な位置関係は、変速歯車機構2を構成するギヤ、差動歯車機構4を構成するギヤ、ドリブンギヤ44及びファイナルギヤ45の寸法関係、及び自動変速機ATの配置スペースの制約等により設定されることになる。
次に、図1,3,4を参照しながら、変速歯車機構2の内部機構について説明する。図3は、上記の自動変速機ATにおいて変速歯車機構2の部分を拡大して示す断面図、図4は、変速歯車機構2の構成を示す骨子線図(スケルトン図)である。
変速歯車機構2は、第1〜第4の4組のプラネタリギヤセットGS1,GS2,GS3,GS4と、第1〜第3の3つの湿式多板式のクラッチC1,C2と、第1及び第2の2つの湿式多板式のブレーキB1,B2と、を備えている。また、第1及び第2のプラネタリギヤセットGS1,GS2は、それぞれ第3及び第4のプラネタリギヤセットGS3,GS4よりも小型のものとされている。
ここで、変速機ケース1における変速歯車機構収容部12には、入力軸方向の略中間位置において変速機ケース1の内周面から径方向の内方に立設した支持壁15が形成されている。この支持壁15によって、変速歯車機構収容部12は、入力軸方向に、トルクコンバータ3に近い側(以下、トルクコンバータ側)の前室12aと、トルクコンバータ3から遠い側(以下、反トルクコンバータ側)の後室12bとの2つの室に分割されている。
そして、第1〜第4の4組のプラネタリギヤセットGS1〜GS4の内、第2、第3及び第4のプラネタリギヤセットGS2,GS3,GS4は、後室12b内に、入力軸方向の反トルクコンバータ側からトルクコンバータ側に向かって順に配置されている一方、第1のプラネタリギヤセットGS1は、前室12a内に配置されている。それによって、第1及び第2のプラネタリギヤセットGS1,GS2は、第3及び第4のプラネタリギヤセットGS3,GS4を中間に挟む入力軸方向の両側位置に配置されている。
第1のプラネタリギヤセットGS1は、第1サンギヤS1と、第1リングギヤR1と、該両ギヤS1,R1に噛み合う第1ピニオンP1を支持する第1キャリアPC1と、を有するシングルピニオンタイプのプラネタリギヤセットである。また、第2のプラネタリギヤセットGS2は、第2サンギヤS2と、第2リングギヤR2と、該両ギヤS2,R2に噛み合う第2ピニオンP2を支持する第2キャリアPC2と、を有するシングルピニオンタイプのプラネタリギヤセットである。尚、上記第1及び第2のプラネタリギヤセットGS1,GS2における入力回転の減速比(即ち、それぞれのリングギヤ及びピニオンの歯数の比)は、互いに異なる値に設定されている。
ここで、変速機ケース1における変速歯車機構収容部12には、トルクコンバータ側に形成されて入力軸Inputのトルクコンバータ側を支持する第1のボス部16aと、反トルクコンバータ側に形成されて入力軸Inputの反トルクコンバータ側端部を支持する第2のボス部16bと、がそれぞれ形成されている。
上記第1サンギヤS1は、第1のボス部16aの外周面に対してスプライン等によって固定(常時固定)され、第2サンギヤS2は、第2のボス部16bの内周面に対してスプライン等によって固定(常時固定)されている。
一方、第1リングギヤR1は、そのボス部が入力軸Inputに対し溶接等によって固定された第1連結メンバM1によって入力軸Inputに連結(常時連結)され、第2リングギヤR2は、そのボス部が入力軸Inputに対しスプライン等によって固定された第2連結メンバM2によって入力軸Inputに連結(常時連結)されている。
これにより、上記入力軸Inputの回転は第1及び第2のプラネタリギヤセットGS1,GS2においてそれぞれ常時減速されて、第1及び第2キャリアPC1,PC2から出力される。
第3のプラネタリギヤセットGS3は、第3サンギヤS3と、第3リングギヤR3と、該両ギヤS3,R3に噛み合う第3ピニオンP3を支持する第3キャリアPC3と、を有するシングルピニオンタイプのプラネタリギヤセットである。また、第4のプラネタリギヤセットGS4は、第4サンギヤS4と、第4リングギヤR4と、該両ギヤS4,R4に噛み合う第4ピニオンP4を支持する第4キャリアPC4と、を有するシングルピニオンタイプのプラネタリギヤセットである。
そして、上記第3リングギヤR3と第4キャリアPC4とは、第3連結メンバM3により連結(常時連結)されており、これによって、第3リングギヤR3と第4キャリアPC4とは互いに一体に回転するようになっている。また、上記第3キャリアPC3と第4リングギヤR4とは、上記第3のプラネタリギヤセットGS3の外周囲を覆うように配置された第4連結メンバM4により連結(常時連結)されており、これによって、上記第3キャリアPC3と第4リングギヤR4とは互いに一体的に回転するようになっている。
つまり、第3及び第4のプラネタリギヤセットGS3,GS4は、第3及び第4連結メンバM3,M4によって互いに連結されることにより、合わせて4つの回転要素(第3サンギヤS3、第3キャリアPC3=第4リングギヤR4、第3リングギヤR3=第4キャリアPC4、第4サンギヤS4)を有するようになっており、これによりシンプソン型の遊星歯車列を構成している。
出力ギヤOutputは、上記支持壁15に対しトルクコンバータ側に、この支持壁15に隣接して配置されている。上記支持壁15の内周部に形成されたボス部15aにはベアリング15bが内嵌されて固定されており、出力ギヤOutputはこのベアリング15bによって回転可能に支持されている。この出力ギヤOutputは、第4キャリアPC4に連結されており、これによって、第4キャリアPC4と一体に回転するようになっている。
そして上記変速歯車機構2は、上記第1〜第3の3つのクラッチC1〜C3と、第1及び第2の2つのブレーキB1,B2とを選択的に作動させて入力軸Inputから出力ギヤOutputまでの駆動力の伝達経路を切り替えることにより、前進6速と後退速とが得られるようになっている。
尚、図示しないが、上記第1〜第3のクラッチC1〜C3、第1、第2のブレーキB1,B2には変速油圧制御装置が接続されており、この変速油圧制御装置が、図5の締結作動表に示すように、各変速段にて締結圧(●印)や解放圧(無印)を作り出すようになっている。このような変速油圧制御装置としては、油圧制御タイプ、電子制御タイプ、油圧+電子制御タイプ等が考えられる。尚、詳しくは後述するが、本実施形態では第2のブレーキB2と並列にワンウエイクラッチOWCが配置されており、この場合、前進1速では第2のブレーキB2は締結されず、例えばマニュアルモードやホールドモード等、エンジンブレーキの必要な場合にのみ、第2のブレーキB2は締結される(締結作動表においては括弧を付して示す)。但し、ワンウエイクラッチOWCはなくてもよく、その場合は、前進1速で第2のブレーキB2が締結される。
第1のクラッチC1は、第4サンギヤS4と第1キャリアPC1とを選択的に断接するクラッチであって、図5の締結作動表に示すように、低速側の1〜4速にて締結されるクラッチである(以下、第1のクラッチをLowクラッチと呼ぶ)。
LowクラッチC1は、第1のプラネタリギヤセットGS1の外周側位置に配置されていて、内周側のボス部が、第1のプラネタリギヤセットGS1よりもトルクコンバータ側位置において、第1キャリアPC1に連結されたクラッチドラム51と、このクラッチドラム51の外周壁の内面から径方向内方に離間して配置されたクラッチハブ52と、これらクラッチドラム51及びクラッチハブ52の間に入力軸方向(図の左右方向)に交互に配設された複数のクラッチプレート53,54…と、を備えている。
上記クラッチハブ52は、後述するHighクラッチC2のクラッチドラム61の外周囲を覆うように反トルクコンバータ側に向かって軸方向に延びており、その先端部(反トルクコンバータ側の端部)には、円板状の回転力伝達部材58が結合されている。この回転力伝達部材58は、その内周側のボス部が、第5連結メンバM5にスプライン等によって連結されている。第5連結メンバM5は、上記第4のプラネタリギヤセットGS4のサンギヤS4に連結されて入力軸Inputと出力ギヤOutputとの間を入力軸Inputの軸方向に延びて配設されており、これによって、上記クラッチハブ52は、回転力伝達部材58及び第5連結メンバM5を介して第4サンギヤS4に連結されている。
そして、上記クラッチドラム51内には、このクラッチドラム51との間に受圧室を区画するようにクラッチピストン55が配設されている。クラッチピストン55は、その受圧室に供給される作動油圧に応じて、リターンスプリング57の付勢力に抗して反トルクコンバータ側(図3の左側)へ移動し、クラッチプレート53,54,…を押圧し、軸方向に隣接するクラッチプレート53,54,…同士を係合させるようになっている。
また、この実施形態では、LowクラッチC1の回転に伴い受圧室の作動油が遠心力を受け、制御油圧に対し上昇することを考慮して、クラッチピストン55の反受圧室側にシーリングプレート(バランスプレート)56を配置しそれによって、受圧室と隣り合う遠心バランス室を区画している。この遠心バランス室の油圧が受圧室と同様に遠心力により上昇することで、遠心力による上昇油圧を相殺してクラッチ制御性を高めることができる。
第2のクラッチC2は、第3キャリアPC3と第1リングギヤR1(入力軸Input)とを選択的に断接するクラッチであって、図5の締結作動表に示すように、高速側の4〜6速にて締結されるクラッチである(以下、第2のクラッチをHighクラッチと呼ぶ)。
HighクラッチC2は、第1のプラネタリギヤセットGS1の外周側の位置に配置されており、これによってLowクラッチC1とHighクラッチC2とは、LowクラッチC1がトルクコンバータ3に近い側、HighクラッチC2がトルクコンバータ3に遠い側に、入力軸方向に並んで配置されている。このHighクラッチC2は、内周側のボス部が第1リングギヤR1に連結されたクラッチドラム61と、このクラッチドラム61の外周壁の内面から径方向内方に離間して配置されたクラッチハブ62と、これらクラッチドラム61及びクラッチハブ62の間に入力軸方向(図の左右方向)に交互に配設された複数のクラッチプレート63,64,…と、を備えている。クラッチハブ62は、その内周側のボス部が、入力軸Inputと出力ギヤOutputとの間を入力軸Inputの軸方向に沿って反トルクコンバータ側に延びて、第3キャリアPC3に連結されている。
そして、第1リングギヤR1を入力軸Inputに連結する第1連結メンバM1に対して入力軸方向に隣接して、その第1連結メンバM1との間に受圧室を区画するようにクラッチピストン65が配設されている。クラッチピストン65は、その受圧室に供給される作動油圧に応じて、リターンスプリング67の付勢力に抗して反トルクコンバータ側(図3の左方向)へ移動し、クラッチプレート63,64,…を押圧し、軸方向に隣接するクラッチプレート63,64,…同士を係合させるようになっている。また、クラッチピストン65の反受圧室側にはシーリングプレート66が配設されており、受圧室と隣り合う遠心バランス室を区画している。
このように、変速機ケース1の変速歯車機構収容部12における前室12aには、Low及びHighの2つのクラッチC1,C2が収容されており、その前室12a内では、LowクラッチC1がトルクコンバータ3に近い側に、HighクラッチC2がトルクコンバータ3から遠い側にそれぞれ配置されて、LowクラッチC1及びHighクラッチC2が入力軸方向に並んで配置されると共に、LowクラッチC1のクラッチピストン55とHighクラッチC2のクラッチピストン65とが、第1のプラネタリギヤセットGS1を挟んだ軸方向の両側に、この第1のプラネタリギヤセットGS1に近接してそれぞれ配置されている。
これに対し、変速機ケース1の変速歯車機構収容部12における後室12bには、第3のクラッチC3と、第1及び第2のブレーキB1,B2がそれぞれ収容されている。
第3のクラッチC3は、第2キャリアPC2と第3サンギヤS3とを選択的に断接するクラッチであって、図5の締結作動表に示すように、3速、5速及び後退速にて締結されるクラッチである(以下、第3のクラッチを3/5/Rクラッチと呼ぶ)。
この3/5/RクラッチC3は、第2のプラネタリギヤセットGS2の外周側の位置に配置されていて、内周側のボス部が第2キャリアPC2に連結されたクラッチドラム71と、このクラッチドラム71の外周壁の内面から径方向内方に離間して配置されかつ、その内周側のボス部が第3サンギヤS3に連結されたクラッチハブ72と、これらクラッチドラム71及びクラッチハブ72の間に入力軸方向(図の左右方向)に交互に配設された複数のクラッチプレート73,74,…と、を備えている。
そして、上記クラッチドラム71内には、該クラッチドラム71との間に受圧室を区画するようにクラッチピストン75が配設されている。クラッチピストン75は、その受圧室に供給される作動油圧に応じて、リターンスプリング77の付勢力に抗してトルクコンバータ側(図3の右側)へ移動し、クラッチプレート73,74,…を押圧し、軸方向に隣接するクラッチプレート73,74,…同士を係合させるようになっている。また、クラッチピストン75の反受圧室側にはシーリングプレート76が配設されており、受圧室と隣り合う遠心バランス室を区画している。
第1のブレーキB1は、第3サンギヤS3を選択的に変速機ケース1に断接して、これを選択的に停止させるブレーキであり、図5の締結作動表に示すように、2速及び6速にて締結されるブレーキである(以下、第1のブレーキを2/6ブレーキと呼ぶ)。
この2/6ブレーキB1は、上記3/5/RクラッチC3よりも外周側の位置に配置されていて、変速機ケース1の内周面から径方向内方に離間して配置されかつ、その内周側のボス部が上記3/5/RクラッチC3のクラッチハブ72に連結されるブレーキハブ82と、変速機ケース1の内周面及びブレーキハブ82の間に入力軸方向に交互に配設された複数のブレーキプレート83,84,…と、を備えている。尚、上記ブレーキハブ82は、3/5/RクラッチC3のクラッチハブ72に連結されることから、このクラッチハブ72を介して第3サンギヤS3に連結されることになる。
そして、変速機ケース1の反トルクコンバータ側の側壁部には凹部が形成されており、当該凹部内にブレーキピストン85が内挿されることによって、この凹部とブレーキピストン85との間に受圧室が区画形成されている。ブレーキピストン85は、その受圧室への油圧の供給に応じて、リターンスプリング87の付勢力に抗してトルクコンバータ側(図3の右側)へ移動し、ブレーキプレート83,84,…を押圧し、軸方向に隣接するブレーキプレート83,84,…同士を係合させるようになっている。
第2のブレーキB2は、第3キャリアPC3及び第4リングギヤR4を連結する第4連結メンバM4を、選択的に変速機ケース1に断接して、これを選択的に停止させるブレーキであり、図5の締結作動表に示すように、1速及び後退速にて締結されるブレーキである(以下、第2のブレーキをL/Rブレーキと呼ぶ)。但し、上述したように、L/RブレーキB2はマニュアルモードやホールドモード等、エンジンブレーキの必要時にのみ締結される。
L/RブレーキB2は、2/6ブレーキB1よりもトルクコンバータ側の位置であって、第3及び第4のプラネタリギヤセットGS3,GS4の外周側位置に配置されている。このL/RブレーキB2のブレーキハブは、第3キャリアPC3及び第4リングギヤR4を連結する第4連結メンバM4によって構成されており、変速機ケース1の内周面及び第4連結メンバM4の外周面の間に複数のブレーキプレート93,94,…が入力軸方向に交互に配設されて構成されている。
そして、変速機ケース1の支持壁15には凹部が形成されており、当該凹部内にブレーキピストン95が内挿されることによって、この凹部とブレーキピストン95との間に受圧室が区画形成されている。ブレーキピストン95は、その受圧室への油圧の供給に応じて、リターンスプリング97の付勢力に抗して反トルクコンバータ側(図3の左側)へ移動し、ブレーキプレート93,94,…を押圧し、軸方向に隣接するブレーキプレート93,94,…同士を係合させるようになっている。
ここで、上記リターンスプリング97は、変速機ケース1の内周面に形成した凹溝17内に配置されており、これによってリターンスプリング97は、ブレーキプレート93,94よりも外周側に位置している。
また、このL/RブレーキB2よりも反トルクコンバータ側位置には、ワンウエイクラッチOWCが配置されており、ワンウエイクラッチOWCは、変速機ケース1と第4連結メンバM4との間で、この第4連結メンバM4の一方向回転を阻止するようになっている。
このワンウエイクラッチOWCは、変速機ケース1の内周面に取付固定された支持部材18によって支持されている。この支持部材18は、ワンウエイクラッチOWCの支持の他にも、L/RブレーキB2のリターンスプリング97の受けとして機能すると共に、ブレーキピストン95によるブレーキプレート93,94,…の押圧力を受け止めるためのリテーニングプレートとしての役割を有している。
本実施形態の自動変速機ATは、第1〜第4の4組のシングルピニオンタイプのシンプルプラネタリギヤセットGS1〜GS4を備え、第1〜第3の3つのクラッチC1〜C3と第1、第2の2つのブレーキB1,B2とを選択的に作動させて、前進6速と後退速とを得るようになっている。言い換えると、上記変速機ATは、ラビニヨタイプ等の複合型のプラネタリギヤセットを含まず、ダブルサンギヤタイプ、ダブルピニオンタイプ、ダブルリングギヤタイプのプラネタリギヤセットを必要としない上に、回転要素同士を断接するクラッチ、ブレーキ等の個数が5つ以下と比較的、少なくて済み、その分、コンパクト化、コスト及び重量の低減、騒音の低減等に有利である。
また、常時減速プラネタリギヤセットGS1,GS2はトルク負荷が小さく、小型化することができる。このため、小型の第1の常時減速プラネタリギヤセットGS1をトルクコンバータ側に、小型の第2の常時減速プラネタリギヤセットGS2を反トルクコンバータ側に、比較的大きな第3、第4の2組のプラネタリギヤセットGS3,GS4によって構成されるシンプソン型遊星歯車列を、その第1及び第2の常時減速プラネタリギヤセットGS1,GS2の間に、それぞれ配置しかつ、第4キャリアPC4に連結されている出力ギヤOutputを、シンプソン型遊星歯車列と第1の常時減速プラネタリギヤセットGS1との中間位置に配置することによって、各プラネタリギヤセットGS1〜GS4及び出力ギヤOutput間を連結する各連結メンバ等M1〜M5,51,52,58,61,62,71,72,82の取り回しが短縮化され、自動変速機ATをコンパクト化することができる。
また、第1のプラネタリギヤセットGS1に対して、その外周側位置に、Low及びHighクラッチC1,C2を配置することによって、変速機ATの全長を短縮してコンパクトに構成できるとともに、より一層、FF車への搭載に適したものとなる。このときに、第1のプラネタリギヤセットGS1は小型化されていることで、第1のプラネタリギヤセットGS1の外周側位置にクラッチC1,C2を配置しても、自動変速機ATの径方向への大型化は抑制される。
特にブレーキ容量を確保する観点から、比較的径が大きくなる2/6ブレーキB1及びL/RブレーキB2は共に後室12b内に収容されており、径をそれほど大きくする必要がないクラッチ(Low及びHighクラッチC1,C2)のみが前室12a内に収容されるため、第1のプラネタリギヤセットGS1が収容される前室12aは径方向にそれほど大きくはならない。
さらに、第1のプラネタリギヤセットGS1を、前室12a内において軸方向の略中央位置に配置し、その第1のプラネタリギヤセットGS1を挟んだ軸方向両側のスペースにLow及びHighクラッチC1,C2のクラッチピストン55,65をそれぞれ配置することで、第1のプラネタリギヤセットGS1、Low及びHighクラッチC1,C2をスペース効率よく配置して、前室12aが径方向に大型化することが回避される。
加えて、第1のプラネタリギヤセットGS1の出力側に連結されるLowクラッチC1はトルクコンバータ3に近い側に、第1のプラネタリギヤセットGS1の入力側に連結されるHighクラッチC2はトルクコンバータ3に遠い側に、それぞれ配置することによって、Low及びHighクラッチC1,C2に対する入力・出力を行う部材51,52,58,61,62の取り回しが短縮され、自動変速機ATのコンパクト化が実現する。
そして、第1のプラネタリギヤセットGS1が収容された自動変速機ATの前室12a部分が径方向にコンパクト化されていることによって、差動歯車機構4を、前室12aに対して車両の前後方向に近接して配置することが可能になり(図2参照)、差動歯車機構4を含めた自動変速機全体のコンパクト化が可能になると共に、差動歯車機構4を車体中心線に近い位置に配置することができる(図1参照)。これは、左右のドライブ軸42,42の折れ角がそれぞれ緩やかになる点で有利である。また、差動歯車機構4のリングギヤ41を大径化させることも可能になり、コンパクト化を阻害することなく、減速比の設計自由度が高まる点で好ましい。
さらに、出力ギヤOutputが、トルクコンバータ3に対して第1のプラネタリギヤセットGS1を挟んだ反対側の位置に配置されているため、比較的大径のドリブンギヤ44が第1のプラネタリギヤセットGS1に対し車幅方向にずれて配置されることになり、カウンタ軸43を変速歯車機構2に対して略上下方向に近接して配置することができる(図2参照)。つまり、自動変速機ATが上下方向にコンパクト化する。また、ドリブンギヤ44がファイナルギヤ45に近づいて配置されることでカウンタ軸43の長さが短くなるため、余計な機械損失や重量の増大を招くことなく、自動変速機ATの車幅方向に対するコンパクト化が図られる(図1参照)。
尚、上記実施形態では、出力ギヤOutputを、支持壁15のボス部15aに内嵌されたベアリング15bによって回転可能に支持されているが、例えば図6に示すように、支持壁15のボス部15aにベアリング15bを外嵌させ、そのベアリング15bによって上記出力ギヤOutputを回転可能に支持してもよい。この構成では、出力ギヤOutputは、支持壁15の反トルクコンバータ側に配置されることになる。
また、本発明の具体的な構成は、上記実施形態の自動変速機ATに限定されず、それ以外の種々の構成を包含するものである。上記実施形態では、本発明の自動変速機ATをFF車用の横置きパワートレインに適用した例を示したが、本発明はRR車用の横置きパワートレインにも適用可能である。
以上説明したように、本発明は、車両の自動変速機であって、5つ以下の摩擦要素により前進6速を達成する軽量、コンパクトなものであるから、特に乗用車に搭載するものとして有用である。
本発明の実施形態に係る自動変速機の構成を示す断面図である。 同自動変速機の側面説明図である。 同自動変速機の変速歯車機構部分を拡大して示す断面図である。 同自動変速機の概略構成を示す骨子線図である。 同自動変速機の締結作動表である 変形例に係る自動変速機の出力部近傍を示す断面図である
符号の説明
1 変速機ケース
12a 前室
12b 後室
15 支持壁
15a ボス部
55 クラッチピストン(第1のクラッチ)
65 クラッチピストン(第2のクラッチ)
B1 第1のブレーキ(2/6ブレーキ)
B2 第2のブレーキ(L/Rブレーキ)
C1 第1のクラッチ(Lowクラッチ)
C2 第2のクラッチ(Highクラッチ)
C3 第3のクラッチ(3/5/Rクラッチ)
GS1 第1の常時減速プラネタリギヤセット
GS2 第2の常時減速プラネタリギヤセット
GS3 プラネタリギヤセット(2組のプラネタリギヤセット)
GS4 プラネタリギヤセット(2組のプラネタリギヤセット)
Input 入力軸
Output 出力ギヤ(出力部)
PC3 第3キャリア(第3の回転要素)
PC4 第4キャリア(第1の回転要素)
S4 第4サンギヤ(第2の回転要素)

Claims (6)

  1. 入力軸と、
    上記入力軸と同軸に配設された出力部と、
    それぞれ上記入力軸の回転を常時減速して出力する第1及び第2の常時減速プラネタリギヤセットと、
    互いに連結されることによって合わせて第1〜第4の4つの回転要素を有すると共に、その第1の回転要素が上記出力部に連結されている2組のプラネタリギヤセットと、
    第1〜第3のクラッチと、
    第1及び第2のブレーキと、を備え、
    上記第1〜第3のクラッチ及び第1及び第2のブレーキを選択的に作動させて上記入力軸から上記出力部までの動力伝達系路を切り換えることによって、少なくとも前進6速を得る自動変速機であって、
    上記第1及び第2の常時減速プラネタリギヤセット、及び2組のプラネタリギヤセットは、上記入力軸への動力入力側からその反対側に向かって、第1の常時減速プラネタリギヤセット、2組のプラネタリギヤセット、及び第2の常時減速プラネタリギヤセットの順に入力軸の軸方向に並んで配置され、
    上記出力部は、上記第1の常時減速プラネタリギヤセットと上記2組のプラネタリギヤセットとの中間位置に配置されている自動変速機。
  2. 請求項1に記載の自動変速機において、
    上記各常時減速プラネタリギヤセット、2組のプラネタリギヤセット、各クラッチ及び各ブレーキを収容する変速機ケースをさらに備え、該変速機ケースの内部には、上記出力部を支持する支持壁が設けられ、その支持壁によって上記変速機ケース内部は上記入力軸の軸方向に上記入力軸への動力入力側である前室とその反対側である後室とに区画され、
    上記第1の常時減速プラネタリギヤセット、並びに第1及び第2のクラッチは、上記前室に収容され、
    上記2組のプラネタリギヤセット、第2の常時減速プラネタリギヤセット、第3のクラッチ、並びに第1及び第2のブレーキは、上記後室に収容され、
    上記第1及び第2のクラッチは、上記前室内において、上記第1の常時減速プラネタリギヤセットの外周側位置に、上記入力軸の軸方向に並んで配置されている自動変速機。
  3. 請求項2に記載の自動変速機において、
    上記第1及び第2のクラッチはそれぞれ、そのクラッチ締結のためのクラッチピストンを有し、
    上記第1のクラッチのクラッチピストンと、上記第2のクラッチのクラッチピストンとは、上記第1の常時減速プラネタリギヤセットを挟んだ上記入力軸の軸方向両側にそれぞれ配置されている自動変速機。
  4. 請求項3に記載の自動変速機において、
    上記第1のクラッチは、上記第1の常時減速プラネタリギヤセットの出力と、上記2組のプラネタリギヤセットの第2の回転要素とを断接するクラッチであり、
    上記第2のクラッチは、上記入力軸と、上記2組のプラネタリギヤセットの第3の回転要素とを断接するクラッチであり、
    上記第1のクラッチは上記入力軸への動力入力側に対し近い側に、上記第2のクラッチは上記入力軸への動力入力側に対し遠い側に、それぞれ配置されている自動変速機。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の自動変速機において、
    上記支持壁の内周側には、ボス部が形成されており、
    上記出力部は、上記ボス部の外周面に支持されている自動変速機。
  6. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の自動変速機において、
    上記支持壁の内周側には、ボス部が形成されており、
    上記出力部は、上記ボス部の内周面に支持されている自動変速機。
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