JP4682876B2 - 自動変速機 - Google Patents

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本発明は、自動変速機に関する。
FF車又はRR車用の横置きパワートレインに適用される自動変速機として、特許文献1には、横置きエンジンのクランク軸と同軸に配置された第1軸と、第1軸に対し平行に配置されかつ、上記変速歯車機構の出力部によって駆動されるドリブンギヤを有する第2軸と、第1及び第2軸に対し平行に配置されかつ、上記第2軸上に配置されたドライブギヤによって駆動される差動歯車機構を有する第3軸と、を備えた3軸構成の自動変速機が開示されている。
そして、上記自動変速機では、第2軸上のドリブンギヤに対し、パーキングギヤが一体的に形成されている。
特開2000−161450号公報
ところで、自動変速機を、例えばミニバン等の重量が比較的重い車両に搭載するには、そのパーキングギヤの歯幅を大きくして大きなトルク容量を確保する必要がある。
しかしながら、上記特許文献に開示されたレイアウトでは、ドリブンギヤに対して一体的に形成されたパーキングギヤが、第1軸上に配置された変速歯車機構に含まれる2つの摩擦締結要素の間の狭い隙間に配置されている。このため、その歯幅を大きくしようとすれば自動変速機の軸方向長さを長くしなければならず、自動変速機が大型化してしまうという不都合がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、3軸構成の自動変速機において、自動変速機のコンパクト化を図りつつ、パーキングギヤの歯幅を幅広化することにある。
本発明の自動変速機は、横置きエンジンのクランク軸と同軸に配置された第1軸と、上記第1軸上に上記エンジン側からその反対側に向かって順に配置された、トルクコンバータ、油圧ポンプ、及び変速歯車機構と、上記第1軸に対し平行に配置されかつ、上記変速歯車機構の出力部によって駆動される第2軸と、上記第1及び第2軸に対し平行に配置されかつ、上記第2軸上に配置されたドライブギヤによって駆動される差動歯車機構を有する第3軸と、上記第2軸上に配置されたパーキングギヤと、を備えた自動変速機である。
そして、上記油圧ポンプのハウジングは、上記パーキングギヤに対し軸方向に対向する部分が除肉されており、上記パーキングギヤと油圧ポンプとは、軸方向に重なる位置に配置されている。
この構成によると、第1〜第3軸を備えた3軸構成の自動変速機において、パーキングギヤは第2軸上に配置されている。
そして、第1軸上に配置されている油圧ポンプは、そのハウジングにおける、パーキングギヤに軸方向に対向する部分が除肉されており、その除肉されたハウジングに対して軸方向に重なった位置にパーキングギヤが配置されている。このことによって、パーキングギヤは、除肉によって確保されたスペース内で歯幅を拡大させることが可能になる。
そうして、自動変速機の軸方向長さを長くしなくてもパーキングギヤの歯幅が拡大し、自動変速機のコンパクト化を図りつつ、パーキングギヤの歯幅が幅広化する。
ここで、上記油圧ポンプのハウジングは、ポンプカバーと、該ポンプカバーよりもエンジン側に位置してポンプロータを収容するポンプケースと、から構成され、上記パーキングギヤは、その歯幅が上記ポンプケースに対して軸方向に重なる位置まで延びている、としてもよい。
パーキングギヤの歯幅を、エンジン側に配置されたポンプケースに対して軸方向に重なる位置まで延ばすことによって、パーキングギヤの歯幅がさらに拡大する。
上記パーキングギヤは、上記変速歯車機構に含まれかつ、上記油圧ポンプに隣接して配置された回転部材よりもエンジン側に配置されている、としてもよい。
こうすることで、第1軸上に配置される回転部材とパーキングギヤとが干渉しないため、パーキングギヤの径を拡大することができる。これによって、第1及び第2軸間の軸間距離を大きくしなくても、パーキングギヤの径を拡大してトルク容量を大にすることができる。これは、自動変速機をコンパクト化しつつ、例えば比較的重量の重い車両及び/又はタイヤ径の大きい車両に搭載する上で有利な構成である。
上記第2軸上には、上記出力部によって駆動されるドリブンギヤが配置され、上記変速歯車機構は、上記第1軸の入力回転を常時減速する常時減速プラネタリギヤセットを含み、上記常時減速プラネタリギヤセットは、上記パーキングギヤと上記ドリブンギヤとの間に配置されている、としてもよい。
上記常時減速プラネタリギヤセットは、減速ギヤを介することなく常に入力トルクが直接入力されるので、トルクの変動が小さくトルク負荷が極小化するため、十分に小型化することができる。
こうして小型化した常時減速プラネタリギヤセットを、パーキングギヤとドリブンギヤとの間に配置することによって、上記常時減速プラネタリギヤセットは、エンジンに近い位置に配置されることになる。これによって、第3軸上に配置された差動歯車機構を、小型化された常時減速プラネタリギヤセットに対して、車幅方向に略同じ位置で車両の前後方向に近接して配置することが可能になる。このことにより自動変速機全体のコンパクト化が可能になると同時に、差動歯車機構が車体中心線に近い位置に配置されることになるから、左右のドライブ軸(第3軸)の折れ角がそれぞれ緩やかになる点で有利になる。また、差動歯車機構のリングギヤを大径化させることも可能になり、変速機をコンパクトな構成としながら、減速比の設計自由度が高まる点で好ましい。
また、比較的大径のドリブンギヤは、上記常時減速プラネタリギヤセットに対し車幅方向にずれて配置されるため、第2軸を自動変速機に対して上下方向に近接して配置することができ、自動変速機が上下方向にコンパクト化する。さらに、出力部が常時減速プラネタリギヤセットに対して車幅方向に隣り合って配置されるため、この出力部と車幅方向に同じ位置に配置されるドリブンギヤと、差動歯車機構のリングギヤと噛み合うドライブギヤとの間隔は比較的短くなる。換言すれば第2軸の長さが短くなるため、余計な機械損失や重量の増大を招くことなく、自動変速機の車幅方向に対するコンパクト化が図られる。
そうして、第2軸の長さを短くして自動変速機をコンパクト化しながらも、常時減速プラネタリギヤセットよりもエンジン側に配置されるパーキングギヤは、油圧ポンプと干渉することなく、その歯幅を拡大させることが可能になる。
上記変速歯車機構は、上記第1軸の回転を常時減速して出力する第2の常時減速プラネタリギヤセットと、互いに連結されることによって合わせて第1〜第4の回転要素を有すると共に、その第1の回転要素が上記出力部に連結されている2組のプラネタリギヤセットと、第1〜第3のクラッチと、第1及び第2のブレーキと、をさらに含みかつ、上記第1〜第3のクラッチ並びに第1及び第2のブレーキを選択的に作動させることによって、少なくとも前進6速を得る機構であり、上記第1及び第2のクラッチは、上記ドリブンギヤと上記パーキングギヤとの間に配置されている常時減速プラネタリギヤセットの外周側位置に軸方向に並んで配置され、上記第1及び第2のクラッチはさらに、上記ドリブンギヤと上記パーキングギヤとの間で、該ドリブンギヤ及びパーキングギヤに対し径方向に重なる位置に配置されている、としてもよい。
上記変速歯車機構は、入力回転を常時減速する2組のプラネタリギヤセットと、これに組み合わされる2組のプラネタリギヤセットの互いのキャリアとリングギヤとを連結したCR−CR型連結遊星歯車列とを備えており、3つのクラッチと2つのブレーキとを選択的に作動させることで、前進6速を得ることが可能なものである。従って、ダブルリングギヤタイプ等のプラネタリギヤセットを用いる必要がなくなり、これにより、ギヤノイズや振動が大きくなる虞れがなくなるとともに、構造が単純になって製造コストの低減も図れる。
また、常時減速プラネタリギヤセットに対し外周側位置に配置される第1及び第2のクラッチは、上記ドリブンギヤと上記パーキングギヤとの間で、該ドリブンギヤ及びパーキングギヤに対し径方向に重なった位置に配置されることによって、これらのクラッチを大径化させることが可能になり、大きなトルク容量が確保される。また同様に、第1及び第2のクラッチとは軸方向にずれて配置されるドリブンギヤ及びパーキングギヤもそれぞれ大径化させることができ、それによって大きな減速比と、パーキングギヤの大きなトルク容量とがそれぞれ確保される。
以上説明したように、本発明の自動変速機によると、第1軸上に配置されている油圧ポンプのハウジングを除肉することによって、その除肉されたハウジングに対して軸方向に重なった位置に配置した、第2軸上のパーキングギヤの歯幅を拡大させることができ、自動変速機をコンパクトにしつつも、パーキングギヤの歯幅を幅広にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
−全体構成−
図1は、本実施形態に係る自動変速機ATの全体構成を示しており、この構成は、自動変速機ATを車両に対し横置きに搭載されるFF車用のパワートレインに適用した場合を示している。
自動変速機ATは、主たる構成要素として、トルクコンバータ3と、変速歯車機構2と、差動歯車機構4と、を備えている。トルクコンバータ3は、図外のエンジンの出力軸から出力される回転駆動力を、車幅方向に配設された変速歯車機構2の入力軸Inputに伝達し、変速歯車機構2は、その回転駆動力を変速して上記入力軸Inputと同軸配置された出力ギヤ(出力部)Outputから出力する。出力ギヤOutputは、上記入力軸Inputに対して平行に配置されたカウンタ軸43のドリブンギヤ44と噛み合っており、該出力ギヤOutputの回転はドリブンギヤ44によってカウンタ軸43に伝達される。差動歯車機構4は、このカウンタ軸43上のドライブギヤ45と差動歯車機構4のリングギヤ41との噛み合いによって減速された後の回転駆動力を、上記入力軸Inputに対して平行に配置されたドライブ軸42,42に伝達する。
上記トルクコンバータ3はトルクコンバータハウジング5内に、上記変速歯車機構2、差動歯車機構4、及びカウンタ軸43は変速機ケース1内に、それぞれ収容されている。上記トルクコンバータハウジング5は、変速機ケース1の一端側(エンジン側)を塞ぐように配設されている。上記変速機ケース1は、大別すると、変速歯車機構2を収容する変速歯車機構収容部12と、差動歯車機構4を収容する差動歯車機構収容部13と、上記変速歯車機構収容部12及び差動歯車機構収容部13の間に配置されたカウンタ軸43を収容するカウンタ軸収容部14と、を備えており、上記変速歯車機構収容部12の反トルクコンバータ側は、リヤカバー6により覆われるようになっている。
ここで、図2を参照しながら、入力軸Input、カウンタ軸43及びドライブ軸42の3つの軸の位置関係について説明する。同図において、軸線d1、d2及びd3はそれぞれ入力軸Input、カウンタ軸43及びドライブ軸42の軸線を示している。
上記図2に示すように、上記3つの軸線d1,d2,d3は、車両前方から後方へ向かって、d1(入力軸Input)、d2(カウンタ軸43)、d3(ドライブ軸42)の順に配置されている。また、上記カウンタ軸43の軸線d2の高さ位置はドライブ軸42の軸線d3よりも高くなるように設定されていると共に、入力軸Inputの軸線d1の高さ位置はカウンタ軸43の軸線d2とドライブ軸42の軸線d3との間に設定されている。尚、これらの入力軸Input、カウンタ軸43及びドライブ軸42の相対的な位置関係は、変速歯車機構2を構成するギヤ、差動歯車機構4を構成するギヤ、ドリブンギヤ44及びドライブギヤ45の寸法関係、及び自動変速機ATのエンジンルーム内での配置スペースの制約等により決まる。
次に、図1,3を参照しながら、変速歯車機構2の構成について説明する。図3は、変速歯車機構2の構成を示す骨子線図(スケルトン図)である。
変速歯車機構2は、第1〜第4の4組のプラネタリギヤセットGS1,GS2,GS3,GS4と、第1〜第3の3つの湿式多板式のクラッチC1,C2,C3と、第1及び第2の2つの湿式多板式のブレーキB1,B2と、を備えている。尚、上記4組のプラネタリギヤセットGS1〜GS4の内、第1及び第2のプラネタリギヤセットGS1,GS2は、それぞれ第3及び第4のプラネタリギヤセットGS3,GS4よりも小型のものとされている。
ここで、変速機ケース1における変速歯車機構収容部12には、入力軸方向の略中間位置において該変速機ケース1の内周面から径方向内方に向かって突出するように支持壁15が形成されている。この支持壁15によって、上記変速歯車機構収容部12は、入力軸方向に、トルクコンバータ3に近い側(以下、トルクコンバータ側)の前室12aと、トルクコンバータ3から遠い側(以下、反トルクコンバータ側)の後室12bとの2つの室に分割されている。
そして、上記第1〜第4の4組のプラネタリギヤセットGS1〜GS4の内、第2、第3及び第4のプラネタリギヤセットGS2,GS3,GS4は、後室12b内に入力軸方向の反トルクコンバータ側からトルクコンバータ側に向かって順に配置されている一方、第1のプラネタリギヤセットGS1は、前室12a内に配置されている。これにより、第1及び第2のプラネタリギヤセットGS1,GS2は、第3及び第4のプラネタリギヤセットGS3,GS4を中間に挟むように入力軸方向の両側に位置付けられることになる。
−プラネタリギヤセットの構成−
第1のプラネタリギヤセットGS1は、第1サンギヤS1と、第1リングギヤR1と、該両ギヤS1,R1に噛み合う第1ピニオンP1を支持する第1キャリアPC1と、を有するシングルピニオンタイプのプラネタリギヤセットである。また、第2のプラネタリギヤセットGS2も、第2サンギヤS2と、第2リングギヤR2と、該両ギヤS2,R2に噛み合う第2ピニオンP2を支持する第2キャリアPC2と、を有するシングルピニオンタイプのプラネタリギヤセットである。尚、上記第1及び第2のプラネタリギヤセットGS1,GS2における入力回転の減速比(即ち、それぞれのリングギヤ及びサンギヤの歯数の比)は、変速機のギヤリングの適正化の観点から互いに同一にも、互いに異なる値にも設定することができる。
上記第1のプラネタリギヤセットGS1の第1サンギヤS1は、後述するポンプケース63を介して変速機ケース1に対し固定(常時固定)されていて、上記第2のプラネタリギヤセットGS2の第2サンギヤS2も、変速機ケース1に対して固定(常時固定)されている。
一方、上記第1のプラネタリギヤセットGS1の第1リングギヤR1は、そのボス部が入力軸Inputに溶接等により固定される第1連結メンバM1によって該入力軸Inputに連結(常時連結)されていて、上記第2のプラネタリギヤセットGS2の第2リングギヤR2は、そのボス部が入力軸Inputにスプライン嵌合等により固定される第2連結メンバM2によって該入力軸Inputに連結(常時連結)されている。
これにより、上記入力軸Inputの回転は、第1及び第2のプラネタリギヤセットGS1,GS2においてそれぞれ常時減速されて、第1及び第2キャリアPC1,PC2から出力される。また、上記第1及び第2のプラネタリギヤセットGS1,GS2には、それぞれ、第1及び第2リングギヤR1,R2を介して入力軸Inputから入力トルクがそのまま入力されるだけで、トルクが増大されることがなく、大きなトルク変動もないため、該第1及び第2のプラネタリギヤセットGS1,GS2を小型化することができる。
第3のプラネタリギヤセットGS3は、第3サンギヤS3と、第3リングギヤR3と、該両ギヤS3,R3に噛み合う第3ピニオンP3を支持する第3キャリアPC3と、を有するシングルピニオンタイプのプラネタリギヤセットである。また、第4のプラネタリギヤセットGS4も、第4サンギヤS4と、第4リングギヤR4と、該両ギヤS4,R4に噛み合う第4ピニオンP4を支持する第4キャリアPC4と、を有するシングルピニオンタイプのプラネタリギヤセットである。
そして、上記第3リングギヤR3と第4キャリアPC4とは、第3連結メンバM3により連結(常時連結)されており、これによって、該第3リングギヤR3及び第4キャリアPC4は一体回転するようになっている。また、上記第3キャリアPC3と第4リングギヤR4とは、上記第3のプラネタリギヤセットGS3の外周側を覆うように配置された第4連結メンバM4により連結(常時連結)されており、これによって、上記第3キャリアPC3及び第4リングギヤR4は互いに一体的に回転するようになっている。
つまり、第3及び第4のプラネタリギヤセットGS3,GS4は、第3及び第4連結メンバM3,M4によって互いに連結されることにより、合わせて4つの回転要素(第3サンギヤS3、第3キャリアPC3=第4リングギヤR4、第3リングギヤR3=第4キャリアPC4、第4サンギヤS4)を有するようになっており、これにより互いのキャリアとリングギヤとを連結したCR−CR型連結遊星歯車列を構成している。
出力ギヤOutputは、上記支持壁15に対しトルクコンバータ側で且つ該支持壁15に隣接するように配置されている。即ち、上記出力ギヤOutputは、トルクコンバータ3に対して第1のプラネタリギヤセットGS1を挟んだ反対側に位置付けられる。そして、上記支持壁15の内周部には、入力軸方向に延びるようにボス部が形成されているとともに、該ボス部にはベアリングが内嵌されて固定されており、上記出力ギヤOutputは、このベアリングによって回転可能に支持されている。また、上記出力ギヤOutputは、上記第4のプラネタリギヤセットGS4の第4キャリアPC4に連結されており、これによって、該第4キャリアPC4と一体回転するようになっている。
−クラッチ及びブレーキの構成−
上記変速歯車機構2は、上記第1〜第3の3つのクラッチC1〜C3と、第1及び第2の2つのブレーキB1,B2とを選択的に作動させて入力軸Inputから出力ギヤOutputまでの駆動力の伝達経路を切り換えることにより、前進6速及び後退速が得られるようになっている。
尚、図示しないが、上記第1〜第3のクラッチC1〜C3、第1及び第2のブレーキB1,B2には変速油圧制御装置が接続されており、この変速油圧制御装置が、図4の締結作動表に示すように、各変速段にて締結圧(●印)や解放圧(無印)を作り出すようになっている。このような変速油圧制御装置としては、油圧制御タイプ、電子制御タイプ、油圧+電子制御タイプ等が考えられる。尚、詳しくは後述するが、本実施形態では第2のブレーキB2と並列にワンウエイクラッチOWCが配置されており、この場合、前進1速では第2のブレーキB2は締結されず、例えばマニュアルモードやホールドモード等、エンジンブレーキの必要な場合にのみ、第2のブレーキB2は締結される(図4の締結作動表においては括弧を付して示す)。但し、ワンウエイクラッチOWCはなくてもよく、その場合は、前進1速で第2のブレーキB2が締結される。
第1のクラッチC1は、第4サンギヤS4と第1キャリアPC1とを選択的に断接するためのクラッチであって、上記図4の締結作動表に示すように、低速側の1〜4速にて締結されるクラッチである(以下、第1のクラッチをLowクラッチと呼ぶ)。
LowクラッチC1は、第1のプラネタリギヤセットGS1の外周側位置に配置されていて、内周側のボス部が、第1のプラネタリギヤセットGS1よりもトルクコンバータ側位置において、第1キャリアPC1に連結されたクラッチドラム51と、このクラッチドラム51の外周壁の内面から径方向内方に離間して配置されたクラッチハブ52と、これらクラッチドラム51及びクラッチハブ52の間に入力軸方向(図の左右方向)に交互に配設された複数のクラッチプレート53,54…と、を備えている。
上記クラッチハブ52は、後述するHighクラッチC2の外周囲を覆うように反トルクコンバータ側に向かって軸方向に延びており、その先端部(反トルクコンバータ側の端部)には、上記第4のプラネタリギヤセットGS4のサンギヤS4に連結される回転力伝達部材が結合されている。
そして、上記クラッチドラム51内には、このクラッチドラム51との間に受圧室を区画するようにクラッチピストン55が配設されている。クラッチピストン55は、その受圧室に供給される作動油圧に応じて、リターンスプリングの付勢力に抗して反トルクコンバータ側(図1の左側)へ移動し、クラッチプレート53,54,…を押圧し、軸方向に隣接するクラッチプレート53,54,…同士を係合させるようになっている。
また、この実施形態では、LowクラッチC1の回転に伴い受圧室の作動油が遠心力を受け、制御油圧に対し上昇することを考慮して、クラッチピストン55の反受圧室側にシーリングプレート(バランスプレート)56を配置しそれによって、受圧室と隣り合う遠心バランス室を区画している。この遠心バランス室の油圧が受圧室と同様に遠心力により上昇することで、遠心力による上昇油圧を相殺してクラッチ制御性を高めることができる。
第2のクラッチC2は、第3キャリアPC3と第1リングギヤR1(入力軸Input)とを選択的に断接するためのクラッチであって、図4の締結作動表に示すように、高速側の4〜6速にて締結されるクラッチである(以下、第2のクラッチをHighクラッチと呼ぶ)。
このHighクラッチC2は、図1に示すように、湿式多板式のクラッチであって、第1のプラネタリギヤセットGS1の外周側に配置されている。そうして、HighクラッチC2とLowクラッチC1とは、該LowクラッチC1がトルクコンバータ3に近い側に、HighクラッチC2がトルクコンバータ3から遠い側に、入力軸方向に並んで配置されている。
このように、変速機ケース1の変速歯車機構収容部12における前室12aには、Low及びHighの2つのクラッチC1,C2が常時減速の第1のプラネタリギヤセットGS1とともに収容されていて、その前室12a内では、該Low及びHighクラッチC1,C2が第1のプラネタリギヤセットGS1の外周側に配置されているため、変速歯車機構2の全長を短縮することができ、自動変速機ATのコンパクト化を図れる。
また、上記第1のプラネタリギヤセットGS1を、前室12a内において軸方向の略中央位置に配置し、その第1のプラネタリギヤセットGS1を挟んだ軸方向両側のスペースにLow及びHighクラッチC1,C2のクラッチピストンをそれぞれ配置することで、第1のプラネタリギヤセットGS1、Low及びHighクラッチC1,C2を効率良く配置して、前室12aが径方向に大型化することが回避される。
加えて、第1のプラネタリギヤセットGS1の出力側に連結されるLowクラッチC1をトルクコンバータ3に近い側に、第1のプラネタリギヤセットGS1の入力側に連結されるHighクラッチC2をトルクコンバータ3から遠い側に、それぞれ配置することによって、Low及びHighクラッチC1,C2に対する入力・出力を行う部材の取り回しが短縮され、自動変速機ATのコンパクト化が実現する。
そして、このように、第1のプラネタリギヤセットGS1が収容された自動変速機ATの前室12a部分が径方向にコンパクト化されていることによって、差動歯車機構4を、前室12aに対して車両の前後方向に近接して配置することが可能になり(図2参照)、差動歯車機構4を含めた自動変速機全体のコンパクト化が可能になると共に、差動歯車機構4を車体中心線に近い位置に配置することができる(図1参照)。これは、左右のドライブ軸42,42の折れ角がそれぞれ緩やかになる点で有利である。また、差動歯車機構4のリングギヤ41を大径化させることも可能になり、コンパクト化を阻害することなく、減速比の設計自由度が高まる点で好ましい。
これに対し、変速機ケース1の変速歯車機構収容部12における後室12bには、第3のクラッチC3及び第1及び第2のブレーキB1,B2が第2〜4のプラネタリギヤセットGS2〜GS4とともに、それぞれ収容されている。
第3のクラッチC3は、第2のプラネタリギヤセットGS2の第2キャリアPC2と第3のプラネタリギヤセットGS3の第3サンギヤS3とを選択的に断接するためのクラッチであって、図4の締結作動表に示すように、3速、5速及び後退速にて締結されるクラッチである(以下、第3のクラッチを3/5/Rクラッチと呼ぶ)。
この3/5/RクラッチC3は、図1に示すように、湿式多板式のクラッチであって、第2のプラネタリギヤセットGS2の外周側に且つ該第2のプラネタリギヤセットGS2に軸方向にオーバーラップするように配置されている。
第1のブレーキB1は、第3サンギヤS3を選択的に変速機ケース1に断接して、該第3サンギヤS3の回転を選択的に停止させるためのブレーキであり、図4の締結作動表に示すように、2速及び6速にて締結されるブレーキである(以下、この第1のブレーキを2/6ブレーキと呼ぶ)。
この2/6ブレーキB1は、図1に示すように、湿式多板式のブレーキであって、上記3/5/RクラッチC3よりもさらに外周側に位置し且つ該クラッチC3及び上記第2のプラネタリギヤセットGS2に軸方向にオーバーラップするように配置されている。
第2のブレーキB2は、第3キャリアPC3と第4リングギヤR4とを連結する第4連結メンバM4を、選択的に変速機ケース1に断接して、該第4連結メンバM4の回転を選択的に停止させるためのブレーキであり、図4の締結作動表に示すように、1速及び後退速にて締結されるブレーキである(以下、第2のブレーキをL/Rブレーキと呼ぶ)。但し、上述したように、このL/RブレーキB2はマニュアルモードやホールドモード等、エンジンブレーキを必要とする時にのみ締結される。
このL/RブレーキB2は、図1に示すように、湿式多板式のブレーキであって、2/6ブレーキB1よりもトルクコンバータ側で且つ第3及び第4のプラネタリギヤセットGS3,GS4の外周側に配置されている。
また、上記L/RブレーキB2よりも反トルクコンバータ側には、ワンウエイクラッチOWCが配設されている。このワンウエイクラッチOWCは、変速機ケース1と第4連結メンバM4との間で、該第4連結メンバM4の一方向回転を阻止するようになっている。
このように、変速機ケース1の変速歯車機構収容部12における後室12bにおいては、上述のように小型化された第2のプラネタリギヤセットGS2に対して、その外周側に、3/5/RクラッチC3及び2/6ブレーキB1を軸方向にオーバーラップするように配置されている。このことによって、変速機ATの全長を短くしてよりコンパクトに構成することができる。このとき、第2のプラネタリギヤセットGS2が小型化されていることで、第2のプラネタリギヤセットGS2の外周側位置にクラッチC3及びブレーキB1を配置しても、自動変速機ATの径方向への大型化は抑制される。これにより、リヤカバー6やケース1等の大型化も抑制されるため、それらの剛性も確保することができる。
さらに、第3及び第4のプラネタリギヤセットGS3,GS4の外周側に、L/RブレーキB2を配置することで、さらに軸方向長さを短くすることができ、自動変速機ATをさらにコンパクトにすることができる。
本実施形態の自動変速機ATは、第1〜第4の4組のシングルピニオンタイプのシンプルプラネタリギヤセットGS1〜GS4を備え、第1〜第3の3つのクラッチC1〜C3と第1、第2の2つのブレーキB1,B2とを選択的に作動させて、前進6速と後退速とを得るようになっている。言い換えると、上記変速機ATは、ラビニヨタイプ等の複合型のプラネタリギヤセットを含まず、ダブルサンギヤタイプ、ダブルピニオンタイプ、ダブルリングギヤタイプのプラネタリギヤセットを必要としない上に、回転要素同士を断接するクラッチ、ブレーキ等の個数が5つ以下と比較的、少なくて済み、その分、コンパクト化、コスト及び重量の低減、騒音の低減等に有利である。
−オイルポンプの構成−
図1に示すように、上記入力軸Input上における、変速歯車機構2とトルクコンバータ3との間には、油圧ポンプ6が配置されている。
この油圧ポンプ6は、エンジンの出力軸によって直接回転駆動される、トルクコンバータ3のポンプと一体回転するようにそのポンプに固定されているポンプロータ61を備えており、このポンプロータ61は、ハウジング62内に収容されている。
上記ハウジング62は、エンジン側に配置されて上記ポンプロータ61を収容するポンプケース63と、このポンプケース63に対し変速歯車機構2側に配置されたポンプカバー64と、からなり、ポンプケース63が変速機ケース1に対して固定されていると共に、ポンプカバー64が、そのポンプケース63に対して固定されている。
ポンプケース63には、入力軸Inputに外挿されて変速歯車機構側に延びるボス部が一体的に形成されており、このボス部に対して、上記第1のプラネタリギヤセットGS1の第1サンギヤS1が固定されている。
そして、図1,2に示すように、上記ポンプカバー64は、カウンタ軸43側の部分を含む、略2/3円に相当する部分が除肉されている(図1,2の一点鎖線参照)。
−パーキングギヤの構成−
上記カウンタ軸43におけるエンジン側の端部には、パーキングギヤ7が配置されており、それによって、このパーキングギヤ7は、上記変速歯車機構2に含まれるLowクラッチC1のクラッチドラム51よりもエンジン側に位置している。
そうして、このパーキングギヤ7は、上記油圧ポンプ6のポンプカバー64において除肉されている部分に軸方向に対向しており、その外径が上記クラッチドラム51に対して径方向に重なる位置まで拡がっていると共に、その歯幅が上記ポンプカバー64に対して軸方向に重なる位置まで延びている。
本実施形態の自動変速機ATでは、油圧ポンプ6のポンプカバー64の一部が除肉されることによって空スペースが形成されており、この空スペース内においてパーキングギヤ7の歯幅がエンジン側に延びている。
また、変速歯車機構2の第1のプラネタリギヤセットGS1、LowクラッチC1及びHighクラッチC2はそれぞれ、カウンタ軸43上のドリブンギヤ44とパーキングギヤ7との間に配置されており、これによって、比較的大径のドリブンギヤ44は、第1のプラネタリギヤセットGS1に対し車幅方向にずれて配置されるため、カウンタ軸43を変速歯車機構2に対して上下方向に近接して配置することができ、自動変速機ATが上下方向にコンパクト化する。また、出力部Outputが第1のプラネタリギヤセットGS1に対して車幅方向に隣り合って配置されているため、ドリブンギヤ44とドライブギヤ45との間隔は比較的短くなるり、カウンタ軸43の長さが短くなる。このため、余計な機械損失や重量の増大を招くことなく、自動変速機ATの車幅方向に対するコンパクト化が図られる。
そうして、カウンタ軸43の長さを短くして自動変速機ATをコンパクト化しながらも、第1のプラネタリギヤセットGS1よりもエンジン側に配置されるパーキングギヤ7は、油圧ポンプ6と干渉することなく、その歯幅を拡大させることが可能になる。その結果、自動変速機ATのコンパクト化を図りつつ、パーキングギヤ7の歯幅が幅広化する。
また、パーキングギヤ7は、LowクラッチC1とは軸方向にずれて配置されるため、その分だけ大径化させることができるものの、図1に示すように、十分には大径化することはできない。しかしながら、上述したように、歯幅をトルクコンバータ側に拡大させることができるため、大きなトルク容量を確保することができる。
また、LowクラッチC1及びHighクラッチC2は、ドリブンギヤ44とパーキングギヤ7との間で、該ドリブンギヤ44及びパーキングギヤ7に対し径方向に重なった位置に配置されているため、これらのクラッチC1,C2、及びドリブンギヤ55をそれぞれ大径化させることが可能になり、大きなトルク容量、及び大きな減速比がそれぞれ確保される。
(その他の実施形態)
本発明の具体的な構成は、上記実施形態の自動変速機ATに限定されず、それ以外の種々の構成を包含するものである。即ち、本発明が適用可能な自動変速機は、上記の構成には限らず、また変速歯車機構は、前進6速を得る構成でなくてもよい。
また、上記実施形態では、自動変速機ATをFF車用の横置きパワートレインに適用した例を示したが、RR車用の横置きパワートレインに適用するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明は、油圧ポンプのハウジングを除肉することによって、自動変速機のコンパクト化を図りつつ、パーキングギヤの歯幅を幅広化することができるため、例えば乗用車に搭載する自動変速機として特に有用である。
本発明の実施形態に係る自動変速機の構成を示す断面図である。 トルクコンバータハウジングを取り外した状態における自動変速機の側面図である。 同自動変速機の概略構成を示す骨子線図である。 同自動変速機の締結作動表である。
符号の説明
1 変速機ケース
2 変速歯車機構
3 トルクコンバータ
4 差動歯車機構
42 ドライブ軸(第3軸)
43 カウンタ軸(第2軸)
44 ドリブンギヤ
45 ドライブギヤ
51 クラッチドラム(回転部材)
6 油圧ポンプ
61 ポンプロータ
62 ハウジング
63 ポンプケース
64 ポンプカバー
7 パーキングギヤ
AT 自動変速機
B1 第1のブレーキ(2/6ブレーキ)
B2 第2のブレーキ(L/Rブレーキ)
C1 第1のクラッチ(Lowクラッチ)
C2 第2のクラッチ(Highクラッチ)
C3 第3のクラッチ(3/5/Rクラッチ)
GS1 第1の常時減速プラネタリギヤセット
GS2 第2の常時減速プラネタリギヤセット
GS3 プラネタリギヤセット(2組のプラネタリギヤセット)
GS4 プラネタリギヤセット(2組のプラネタリギヤセット)
Input 入力軸
Output 出力ギヤ(出力部)

Claims (4)

  1. 横置きエンジンのクランク軸と同軸に配置された第1軸と、
    上記第1軸上に上記エンジン側からその反対側に向かって順に配置された、トルクコンバータ、油圧ポンプ、及び変速歯車機構と、
    上記第1軸に対し平行に配置されかつ、上記変速歯車機構の出力部によって駆動される第2軸と、
    上記第1及び第2軸に対し平行に配置されかつ、上記第2軸上に配置されたドライブギヤによって駆動される差動歯車機構を有する第3軸と、
    上記第2軸上に配置されたパーキングギヤと、を備えた自動変速機であって、
    上記油圧ポンプのハウジングは、上記パーキングギヤに対し軸方向に対向する部分が除肉されており、
    上記パーキングギヤと油圧ポンプとは、軸方向に重なる位置に配置されている自動変速機。
  2. 請求項1に記載の自動変速機において、
    上記油圧ポンプのハウジングは、ポンプカバーと、該ポンプカバーよりもエンジン側に位置してポンプロータを収容するポンプケースと、から構成され、
    上記パーキングギヤは、その歯幅が上記ポンプケースに対して軸方向に重なる位置まで延びている自動変速機。
  3. 請求項1又は2に記載の自動変速機において、
    上記パーキングギヤは、上記変速歯車機構に含まれかつ、上記油圧ポンプに隣接して配置された回転部材よりもエンジン側に配置されている自動変速機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動変速機において、
    上記第2軸上には、上記出力部によって駆動されるドリブンギヤが配置され、
    上記変速歯車機構は、上記第1軸の入力回転を常時減速する常時減速プラネタリギヤセットを含み、
    上記常時減速プラネタリギヤセットは、上記パーキングギヤと上記ドリブンギヤとの間に配置されている自動変速機。
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