JP2007126546A - 粘着付与剤樹脂エマルジョン、及びこれを含む水性粘着剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】優れた乳化性を有し、且つ良好な保存安定性を有する粘着付与剤樹脂エマルジョン及びこれを含有することにより優れた耐湿粘着性、耐熱性を有する水性粘着剤組成物を提供する。
【解決手段】乳化剤の存在下に粘着付与剤樹脂を乳化して得られる粘着付与剤樹脂エマルジョンであって、前記乳化剤はノニオン性乳化剤及び高分子乳化剤を含むことを特徴とする粘着付与剤樹脂エマルジョンであり、これを含有するベースポリマーから構成されることを特徴とする粘着剤組成物。
【解決手段】乳化剤の存在下に粘着付与剤樹脂を乳化して得られる粘着付与剤樹脂エマルジョンであって、前記乳化剤はノニオン性乳化剤及び高分子乳化剤を含むことを特徴とする粘着付与剤樹脂エマルジョンであり、これを含有するベースポリマーから構成されることを特徴とする粘着剤組成物。
Description
本発明は、粘着付与剤樹脂エマルジョン、及びこれを含む水性粘着剤組成物に関する。
粘着テープは何にでも容易に接着でき、且つ取扱が非常に容易であることなどから、包装、建築、建材、自動車、電子部品などの産業分野から一般家庭用まで幅広く使用されている。
一般的に粘着剤はアクリル系重合体等のベースポリマーに、タック等の粘着特性を付与するために粘着付与剤樹脂が添加されており、粘着テープは液状の粘着剤を支持基材に塗布することによって製造される。粘着剤を液状にして塗布する方法として、有機溶剤に粘着剤を溶解する溶剤系方式、加熱溶融するホットメルト方式、有機溶剤に溶解する代わりに水媒体中に乳化するエマルジョン方式などがある。従来は多種多様な添加剤を配合しやすく、高性能を発揮しやすいといった点から溶剤型粘着剤が幅広く使用されてきた。しかしながら、近年、環境問題の高まりから溶剤系からエマルジョン方式へ移行する動きがある。
一般的に粘着剤はアクリル系重合体等のベースポリマーに、タック等の粘着特性を付与するために粘着付与剤樹脂が添加されており、粘着テープは液状の粘着剤を支持基材に塗布することによって製造される。粘着剤を液状にして塗布する方法として、有機溶剤に粘着剤を溶解する溶剤系方式、加熱溶融するホットメルト方式、有機溶剤に溶解する代わりに水媒体中に乳化するエマルジョン方式などがある。従来は多種多様な添加剤を配合しやすく、高性能を発揮しやすいといった点から溶剤型粘着剤が幅広く使用されてきた。しかしながら、近年、環境問題の高まりから溶剤系からエマルジョン方式へ移行する動きがある。
従来、エマルジョン型粘着剤としては、アクリル系重合体エマルジョン、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、天然ゴムラテックス、クロロプレンラテックス等をベースポリマーとし、これにロジン類、ロジン誘導体、石油系樹脂、テルペン系樹脂、フェノール樹脂、ロジンフェノール樹脂、ケトン樹脂等の粘着付与剤樹脂エマルジョン等を配合してなるエマルジョン型粘着剤組成物が知られている。通常、かかる粘着付与剤樹脂エマルジョンには、ベースポリマーとの相溶性や、接着物性が良好であることから、ロジン類やロジン誘導体等のロジン系樹脂のエマルジョンが広く使用されている。
しかし、これらロジン系樹脂のエマルジョンを使用した場合も、エマルジョン型粘着剤は溶剤型粘着剤と比較し耐湿性、耐熱性が劣るといった問題があった。
このような問題を解決する方法として、ベンゼン環を構造中に含むノニオン性乳化剤を使用する方法(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
このような問題を解決する方法として、ベンゼン環を構造中に含むノニオン性乳化剤を使用する方法(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
また、機械的安定性、耐熱性に優れた粘着付与剤樹脂エマルジョンを得る方法として、反応性乳化剤、スチレンおよび/または(メタ)アクリル酸アルキルエステルならびにアニオン性単量体を主成分とする高分子乳化剤を用いた例が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、初期接着性を向上させた粘着付与剤樹脂エマルジョンを得る方法として酸価が90〜220、軟化点が80〜160℃の粘着付与剤樹脂を乳化する方法(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
また、アニオン性単量体および(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体からなる高分子乳化剤を用いる方法(例えば、特許文献4参照)も提案されている。以上のような技術が開示されているが、更なる改良が要求されている。
また、初期接着性を向上させた粘着付与剤樹脂エマルジョンを得る方法として酸価が90〜220、軟化点が80〜160℃の粘着付与剤樹脂を乳化する方法(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
また、アニオン性単量体および(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体からなる高分子乳化剤を用いる方法(例えば、特許文献4参照)も提案されている。以上のような技術が開示されているが、更なる改良が要求されている。
本発明は、優れた乳化性を有し、且つ良好な保存安定性を有する粘着付与剤樹脂エマルジョン及びこれを含有することにより優れた耐湿粘着性、耐熱性を有する水性粘着剤組成物を提供することを目的とするものである。
このような目的は、下記の本発明(1)〜(11)により達成される。
(1)乳化剤の存在下に粘着付与剤樹脂を乳化して得られる粘着付与剤樹脂エマルジョンであって、前記乳化剤は高分子乳化剤(a)及びノニオン性乳化剤(b)を含むことを特徴とする粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(2)前記高分子乳化剤(a)は、スチレン類及び/又は(メタ)アクリル酸アルキルエステルとを主成分として構成されるものである(1)に記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(3)前記高分子乳化剤(a)の含有量は、粘着付与剤樹脂100重量部に対し、固形分換算で0.1〜15重量部である(1)又は(2)に記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(4)前記ノニオン性乳化剤(b)のHLB値は、13以上である(1)〜(3)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(5)前記ノニオン性乳化剤(b)の含有量は、前記粘着付与剤樹脂100重量部に対し、固形分換算で0.1〜20重量部である(1)〜(4)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(6)前記ノニオン性乳化剤(a)と高分子乳化剤(b)との含有比率(a):(b)は、1:20〜20:1である(1)〜(5)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(7)前記粘着付与剤樹脂の酸価は、30〜90である(1)〜(6)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(8)前記粘着付与剤樹脂がロジン類、ロジン誘導体、ロジンフェノール樹脂、及び石油系樹脂から選ばれた少なくとも1種である(1)〜(7)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(9)前記粘着付与剤樹脂エマルジョン中における不揮発成分の含有量は、前記粘着付与剤樹脂エマルジョン全体に対して、30〜70重量%である請求項1〜8のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(10)(1)〜(9)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョンを含有するベースポリマーから構成されることを特徴とする水性粘着剤組成物。
(11)前記ベースポリマーは、アクリル系重合体エマルジョン、ゴム系ラテックス、及び合成樹脂系エマルジョンの中より選ばれる少なくとも1種以上である(10)に記載の水性粘着剤組成物。
(1)乳化剤の存在下に粘着付与剤樹脂を乳化して得られる粘着付与剤樹脂エマルジョンであって、前記乳化剤は高分子乳化剤(a)及びノニオン性乳化剤(b)を含むことを特徴とする粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(2)前記高分子乳化剤(a)は、スチレン類及び/又は(メタ)アクリル酸アルキルエステルとを主成分として構成されるものである(1)に記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(3)前記高分子乳化剤(a)の含有量は、粘着付与剤樹脂100重量部に対し、固形分換算で0.1〜15重量部である(1)又は(2)に記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(4)前記ノニオン性乳化剤(b)のHLB値は、13以上である(1)〜(3)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(5)前記ノニオン性乳化剤(b)の含有量は、前記粘着付与剤樹脂100重量部に対し、固形分換算で0.1〜20重量部である(1)〜(4)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(6)前記ノニオン性乳化剤(a)と高分子乳化剤(b)との含有比率(a):(b)は、1:20〜20:1である(1)〜(5)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(7)前記粘着付与剤樹脂の酸価は、30〜90である(1)〜(6)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(8)前記粘着付与剤樹脂がロジン類、ロジン誘導体、ロジンフェノール樹脂、及び石油系樹脂から選ばれた少なくとも1種である(1)〜(7)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(9)前記粘着付与剤樹脂エマルジョン中における不揮発成分の含有量は、前記粘着付与剤樹脂エマルジョン全体に対して、30〜70重量%である請求項1〜8のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
(10)(1)〜(9)のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョンを含有するベースポリマーから構成されることを特徴とする水性粘着剤組成物。
(11)前記ベースポリマーは、アクリル系重合体エマルジョン、ゴム系ラテックス、及び合成樹脂系エマルジョンの中より選ばれる少なくとも1種以上である(10)に記載の水性粘着剤組成物。
本発明によれば、優れた乳化性を有し、且つ良好な保存安定性を有する粘着付与剤樹脂エマルジョンを提供することができる。
また、本発明の上記粘着付与剤樹脂エマルジョンを含有することにより、優れた耐湿粘着性、耐熱性を有する水性粘着剤組成物を提供できる。
また、本発明の上記粘着付与剤樹脂エマルジョンを含有することにより、優れた耐湿粘着性、耐熱性を有する水性粘着剤組成物を提供できる。
本発明は、乳化剤の存在下に粘着付与剤樹脂を乳化して得られる粘着付与剤樹脂エマルジョンであって、上記乳化剤は高分子乳化剤(a)及びノニオン性乳化剤(b)を含むことを特徴とする。
また、本発明は上記粘着付与剤樹脂エマルジョンを含有する水性粘着剤組成物である。
また、本発明は上記粘着付与剤樹脂エマルジョンを含有する水性粘着剤組成物である。
まず、本発明の粘着付与剤樹脂エマルジョン(以下、単に「エマルジョン」ということがある)について説明する。
本発明のエマルジョンに用いられる高分子乳化剤(a)は、例えばスチレン類及び/又は(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分として構成されたものであることが好ましい。
本発明のエマルジョンに用いられる高分子乳化剤(a)は、例えばスチレン類及び/又は(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分として構成されたものであることが好ましい。
上記スチレン類としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等が挙げられる。これらの中でも粘着付与剤樹脂との親和性の観点からスチレン、α−メチルスチレンを用いることが好ましい。
上記(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソ−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸イソボルニル等が挙げられる。これらの中でも粘着付与剤樹脂との親和性の点から(メタ)アクリル酸メチルを用いることが好ましい。
これらスチレン類、(メタ)アクリル酸アルキルエステルはそれぞれ単独で使用しても、両者を併用しても良い。また、所望により(メタ)アクリル酸エステル重合体の接着特性を損なわない程度に、例えば酢酸ビニル等の共重合可能なモノマーを併用することが好ましい。
これらスチレン類、(メタ)アクリル酸アルキルエステルはそれぞれ単独で使用しても、両者を併用しても良い。また、所望により(メタ)アクリル酸エステル重合体の接着特性を損なわない程度に、例えば酢酸ビニル等の共重合可能なモノマーを併用することが好ましい。
本発明のエマルジョンに用いられる高分子乳化剤(a)の含有量は、粘着付与剤樹脂100重量部に対し、固形分換算で0.1〜15重量部が好ましく、更に好ましくは0.5〜10重量部である。高分子乳化剤(a)の含有量を上記範囲とすることで、水性粘着剤組成物の耐水性を良好なものとできると共に安定的に生産できる。
上記高分子乳化剤(a)を得るための重合方法としては、特に限定されず、溶液重合、乳化重合、懸濁重合等の各種公知の方法を採用することができる。
本発明のエマルジョンに用いられるノニオン性乳化剤(b)は、HLB値が13以上であることが好ましい。HLB値が13以上のノニオン性乳化剤(b)を用いることで特に乳化性を向上することができる。
上記ノニオン性乳化剤(b)としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン誘導体、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレントリメチロールプロパン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルアルカノールアミド等のノニオン性の乳化剤を例示でき、これらの1種を単独または2種以上混合して使用できる。これらの中でも、乳化性、保存安定性、コスト、耐湿粘着性のバランスの観点からポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを用いることが好ましい。
本発明のエマルジョンに用いられるノニオン性乳化剤(b)の含有量は、粘着付与剤樹脂100重量部に対し、固形分換算で0.1〜20重量部が好ましく、更に好ましくは1〜15重量部である。上記ノニオン性乳化剤(b)の含有量を上記範囲とすることで、特に耐水性を良好なものとすることできると共に安定的に生産することができる。
上記高分子乳化剤(a)とノニオン性乳化剤(b)との含有比率(a):(b)は、1:20〜20:1が好ましい。更に好ましくは1:15〜15:1である。両者の比率を上記範囲とすることで、特に乳化性を向上することができる。
本発明のエマルジョンに用いることができる粘着付与剤としては、例えば、ロジン類、ロジン誘導体、ロジンフェノール樹脂、及び石油系樹脂から選ばれた少なくとも1種であることが好ましく、これらを単独、又は2種以上を併用できる。
上記ロジン類としては、例えば、ガムロジン、ウッドロジンもしくはトール油ロジンの原料ロジンまたは上記原料ロジンを精製、不均化もしくは水素添加処理した安定化ロジンや重合ロジン等が挙げられる。
また、上記ロジン誘導体としては、例えば、ロジンエステル類、ロジンフェノール類が挙げられる。ロジンエステル類としては上記ロジン類と多価アルコールとをエステル化反応させて得られたロジンエステル、原料ロジンを部分的にフマル化もしくはマレイン化し、次いでエステル化して得られる部分マレイン化もしくは部分フマル化ロジンの多価アルコールエステル、原料ロジンを部分的にフマル化もしくはマレイン化させた後、不均化し、次いでエステル化して得られる部分マレイン化もしくは部分フマル化不均化ロジンの多価アルコールエステル等である。また、ロジンフェノール類とはロジン類にフェノール類を付加させ熱重合したもの、または次いでエステル化したもの、もしくはロジン類にフェノール類および又はアルデヒド類を付加熱重合したものをいう。
なお、上記エステル化に用いられる多価アルコールは、例えば、ジエチレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオール、ペンタエリスリトール等の各種公知のものを挙げられる。
また、上記石油系樹脂とは、例えば、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、C5−C9共重合系石油樹脂、クマロン樹脂、クマロン−インデン系樹脂、ピュアモノマー樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂およびこれらの水素化物等を例示でき、テルペン系樹脂としてはα−ピネン樹脂、β−ピネン樹脂や、α−ピネン、β−ピネン等のテルペン類とスチレン等の芳香族モノマーを共重合させた芳香族変性のテルペン系樹脂およびこれらの水素化物等を挙げられる。
これら粘着付与剤の中では、例えば、ロジン誘導体であるロジンエステル類、ロジンフェノール類を用いることが、基材への密着性が向上するため好ましい。これら粘着付与剤樹脂の軟化点は特に限定されず200℃以下の高軟化点のものから液状のものを、各種用途に応じて適宜選択して使用できる。
上記粘着付与剤の酸価は、30〜90であることが好ましい。更に好ましくは40〜80である。粘着付与剤の酸価を上記範囲とすることで、特に通常金属系の被着体より接着しずらいポリプロピレンなどの被着体に対して、密着性の優れたものを得ることができる。
上記粘着付与剤の乳化方法としては、例えば、高圧乳化法、反転乳化法等を用いることができる。具体的には(I)上記粘着付与剤樹脂をベンゼン、トルエン等の溶剤に溶解したのち前記高分子乳化剤および軟水を添加し、高圧乳化機を用いてエマルジョン化したのち減圧下に溶剤を除去する方法、(II)粘着付与剤樹脂に少量のベンゼン、トルエン等の溶剤を混合し、つづいて乳化剤を練り込み、さらに熱水を徐々に添加してゆき転相乳化させてエマルジョンを得たのち溶剤を減圧下に除去またはそのまま使用する方法、(III)加圧下または常圧下にて樹脂の軟化点以上に昇温して乳化剤を練り込み、熱水を徐々に添加してゆき転相乳化させてエマルジョン化する方法等を挙げることができる。
この中でも上記(III)の方法が実質的に溶剤を含有しないエマルジョンを製造することができ好ましい。
この中でも上記(III)の方法が実質的に溶剤を含有しないエマルジョンを製造することができ好ましい。
本発明のエマルジョン中にある不揮発成分の含有量は、上記エマルジョン全体に対して、30〜70重量%であることが好ましい。更に好ましくは40〜60重量%である。不揮発成分の含有量を上記範囲とすることで、特に基材への塗工性に優れた粘着付与剤樹脂エマルジョンを得ることができる。
本発明のエマルジョンの固形分濃度は特に限定されないが、通常20〜70重量%となるように適宜調整して用いることができる。また、得られたエマルジョンの平均粒子径は、0.05〜5μmであり、且つ均一に分散していることが好ましい。
次に、本発明の水性粘着剤組成物(以下、単に「組成物」ということがある)について説明する。
本発明の組成物は、上記本発明のエマルジョンを含有するベースポリマーから構成されることを特徴とする。
本発明の組成物は、上記本発明のエマルジョンを含有するベースポリマーから構成されることを特徴とする。
本発明の組成物に用いられる上記ベースポリマーは、例えば、アクリル系重合体エマルジョン、ゴム系ラテックス、及び合成樹脂系エマルジョンからなる群より選ばれる少なくとも1種以上であるものが好ましい。これらを単独、又は2種以上を併用してもかまわない。
上記アクリル系重合体エマルジョンは、一般に各種のアクリル系粘着剤等に使用されているもの使用でき、(メタ)アクリル酸エステルを重合することにより、製造することができる。
使用される(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル等が挙げられる。これらを単独でもしくは二種以上を混合して用いることができる。
使用される(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル等が挙げられる。これらを単独でもしくは二種以上を混合して用いることができる。
また、上記(メタ)アクリル酸エステルに換えて(メタ)アクリル酸を少量使用してもよい。このことにより得られるアクリル系重合体エマルジョンに貯蔵安定性を付与することができる。さらに所望により(メタ)アクリル酸エステル重合体の接着特性を損なわない程度で、たとえば、酢酸ビニル、スチレン等の共重合可能なモノマーを併用できる。
また、上記ゴム系ラテックスとしては、水系粘・接着剤組成物に用いられる各種公知のものを使用できる。例えば天然ゴムラテックス、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、クロロプレンラテックス等が挙げられる。
さらに、上記合成樹脂系エマルジョンとしては、例えば、水系粘着剤組成物に用いられる各種公知のものを使用でき、例えば酢酸ビニル系エマルジョン、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン、ウレタン系エマルジョン等の合成樹脂エマルジョンが挙げられる。
本発明の組成物は、これらのほかに、必要に応じて消泡剤、増粘剤、充填剤、酸化防止剤、耐水化剤、造膜助剤、保水剤等を添加することができる
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。ここで記載されている「部」及び「%」は全て「重量部」及び「重量%」を示す。また、配合物及び配合量を表1上段に示す。
(実施例1)攪拌機及び温度計を備えた四口フラスコ中にロジンフェノール樹脂(住友ベークライト社製 PR−12603)70部、水飴状のロジンエステル30部を入れ、180℃で溶融混合した。このときの粘着付与剤樹脂の軟化点は110℃、酸価は50であった。次いで、ノニオン性乳化剤としてポリオキシアルキレンデシルエーテル(花王社製 エマルゲンP−1040、HLB値 18.4)を5部添加した後、高分子乳化剤としてスチレン−アクリル酸エステル共重合体(星光PMC 社製 T−XP204)25%液を5部逐次添加し、次いで、沸騰水を逐次添加していき、乳化して樹脂エマルジョンAを得た。沸騰水の添加量は最終的な不揮発分が50%となるように調節した。
(実施例2)ノニオン性乳化剤としてポリオキシアルキレンデシルエーテル(花王社製 エマルゲンP−1040、HLB値 18.4)を9部、高分子乳化剤としてスチレン−アクリル酸エステル共重合体(星光PMC 社製 T−XP204)25%液を4部とした以外は実施例1と同一の方法により乳化して、不揮発分が50%のエマルジョンBを得た。
(実施例3)ノニオン性乳化剤としてポリオキシアルキレンデシルエーテル(花王社製 エマルゲンP−1040、HLB値 18.4)を2部、高分子乳化剤としてスチレン−アクリル酸エステル共重合体(星光PMC 社製 T−XP204)25%液を40部とした以外は実施例1と同一の方法により乳化して、不揮発分が35%のエマルジョンCを得た。
(実施例4)ノニオン性乳化剤としてポリオキシアルキレンデシルエーテル(花王社製 エマルゲンP−1040、HLB値 18.4)に代えてポリオキシエチレンジスチレン化フェニルエーテル(花王社製 エマルゲンA−500、HLB値 18.0)を9部添加、高分子乳化剤としてスチレン−アクリル酸エステル共重合体(星光PMC 社製 T−XP204)25%液を4部とした以外は実施例1と同一の方法により乳化して、不揮発分が50%のエマルジョンDを得た。
(比較例1)ノニオン性の乳化剤は添加せず、高分子乳化剤としてスチレン−アクリル酸エステル共重合体(星光PMC 社製 T−XP204)25%液を10部逐次添加し、それ以外は実施例1と同一の方法により乳化して、不揮発分が25%のエマルジョンEを得た。
(比較例2)ポリオキシアルキレンデシルエーテル(花王社製 エマルゲンP−1040)に代えてアニオン性乳化剤であるポリオキシエチレンジスチリルフェニルエーテルサルフェートアンモニウム塩(第一工業製薬社製 ハイテノール NF−13)を5部添加し、高分子乳化剤であるスチレン−アクリル酸エステル共重合体25%液25%液を5部とした以外は実施例1と同一の方法により乳化して、不揮発分が50%のエマルジョンFを得た。
(エマルジョン化における乳化性の評価)
実施例および比較例で行った粘着付与剤樹脂のエマルジョン化における乳化性の良否を目視判定した。
A:乳化性良好。
B:乳化性やや不良。
C:乳化性不良(エマルジョン化しない)。
実施例および比較例で行った粘着付与剤樹脂のエマルジョン化における乳化性の良否を目視判定した。
A:乳化性良好。
B:乳化性やや不良。
C:乳化性不良(エマルジョン化しない)。
(平均粒子径)
平均粒子径はレーザー散乱型粒度分布測定装置(堀場製作所社製・「LA920」)を用いて測定した。
平均粒子径はレーザー散乱型粒度分布測定装置(堀場製作所社製・「LA920」)を用いて測定した。
(水性エマルジョン粘着剤の粘着シートの作成)
水性アクリル系のエマルジョン粘着剤を固形分換算で100部、樹脂エマルジョンを固形分換算で30部添加し、プライマル ASE−60とアンモニア水で粘度調整した。得られた水性粘着剤組成物を厚さ25μmのポリエステルフィルムに塗布し、120℃の乾燥機内で3分間乾燥し、のりの厚みが25μmの粘着シートを作成した。得られた粘着シートを用いて下記の試験を行った。
水性アクリル系のエマルジョン粘着剤を固形分換算で100部、樹脂エマルジョンを固形分換算で30部添加し、プライマル ASE−60とアンモニア水で粘度調整した。得られた水性粘着剤組成物を厚さ25μmのポリエステルフィルムに塗布し、120℃の乾燥機内で3分間乾燥し、のりの厚みが25μmの粘着シートを作成した。得られた粘着シートを用いて下記の試験を行った。
(耐湿粘着力試験)
粘着シートを幅25mmに切断し、被着体のPP板(ポリプロピレン板)に貼り合わせ、一方を40℃の乾燥機内で1週間加熱処理(A処理)し、他方を40℃、92%の加温・加湿条件下で1週間処理(B処理)した。それぞれの処理後1時間、23℃、65%で保持した後、180°剥離テストを引っ張り速度300mm/分で行い、粘着力(kgf/25mm)を測定した。
粘着シートを幅25mmに切断し、被着体のPP板(ポリプロピレン板)に貼り合わせ、一方を40℃の乾燥機内で1週間加熱処理(A処理)し、他方を40℃、92%の加温・加湿条件下で1週間処理(B処理)した。それぞれの処理後1時間、23℃、65%で保持した後、180°剥離テストを引っ張り速度300mm/分で行い、粘着力(kgf/25mm)を測定した。
(粘着強度比)
上記2種類の処理後の粘着強度比(B処理/A処理×100%)を計算した。
上記2種類の処理後の粘着強度比(B処理/A処理×100%)を計算した。
(耐水白化性試験)前記粘着シートを4×4cmに切り、20℃の水中に24時間浸漬後の、粘着シートの白化度合いを目視に観察した。
A:変化なし
B:わずかに白化
C:白濁
D:強烈に白濁
A:変化なし
B:わずかに白化
C:白濁
D:強烈に白濁
表1の結果から明らかなように、実施例1〜4はスチレン類および(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分として構成される高分子乳化剤と、ノニオン性乳化剤の存在下に粘着付与剤樹脂を乳化することにより得られた本発明の粘着付与剤樹脂エマルジョンおよびこれを含む本発明の水性粘着剤組成物であり、ノニオン性乳化剤を用いなかった比較例1及びアニオン性乳化剤を用いた比較例2と比較し、乳化性、平均粒子径、不揮発分、耐湿粘着力、粘着強度比、耐水白化性のいずれにおいても良好な性能を示すものであった。
また、比較例1は不揮発分が所望の値に調整することができず、平均粒子径が大きくなった結果、アクリル系のエマルジョン粘着剤との混合が不十分となり粘着力が低下し、また、エマルジョン化することができなかった。
比較例2はエマルジョン化、不揮発分においては良好なものの、耐湿粘着力、耐水白化性が劣るものであった。
本発明によって得られた粘着付与剤樹脂エマルジョンおよび水性粘着剤組成物が乳化性、不揮発分、耐湿粘着力、粘着強度比及び耐水白化性に優れたものであることが確認できた。
また、比較例1は不揮発分が所望の値に調整することができず、平均粒子径が大きくなった結果、アクリル系のエマルジョン粘着剤との混合が不十分となり粘着力が低下し、また、エマルジョン化することができなかった。
比較例2はエマルジョン化、不揮発分においては良好なものの、耐湿粘着力、耐水白化性が劣るものであった。
本発明によって得られた粘着付与剤樹脂エマルジョンおよび水性粘着剤組成物が乳化性、不揮発分、耐湿粘着力、粘着強度比及び耐水白化性に優れたものであることが確認できた。
Claims (11)
- 乳化剤の存在下に粘着付与剤樹脂を乳化して得られる粘着付与剤樹脂エマルジョンであって、前記乳化剤は高分子乳化剤(a)及びノニオン性乳化剤(b)を含むことを特徴とする粘着付与剤樹脂エマルジョン。
- 前記高分子乳化剤(a)は、スチレン類及び/又は(メタ)アクリル酸アルキルエステルとを主成分として構成されるものである請求項1に記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
- 前記高分子乳化剤(a)の含有量は、粘着付与剤樹脂100重量部に対し、固形分換算で0.1〜15重量部である請求項1又は2に記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
- 前記ノニオン性乳化剤(b)のHLB値は、13以上である請求項1〜3のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
- 前記ノニオン性乳化剤(b)の含有量は、前記粘着付与剤樹脂100重量部に対し、固形分換算で0.1〜20重量部である請求項1〜4のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
- 前記ノニオン性乳化剤(a)と高分子乳化剤(b)との含有比率(a):(b)は、1:20〜20:1である請求項1〜5のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
- 前記粘着付与剤樹脂の酸価は、30〜90である請求項1〜6のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
- 前記粘着付与剤樹脂がロジン類、ロジン誘導体、ロジンフェノール樹脂、及び石油系樹脂から選ばれた少なくとも1種である請求項1〜7のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
- 前記粘着付与剤樹脂エマルジョン中における不揮発成分の含有量は、前記粘着付与剤樹脂エマルジョン全体に対して、30〜70重量%である請求項1〜8のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョン。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の粘着付与剤樹脂エマルジョンを含有するベースポリマーから構成されることを特徴とする水性粘着剤組成物。
- 前記ベースポリマーは、アクリル系重合体エマルジョン、ゴム系ラテックス、及び合成樹脂系エマルジョンの中より選ばれる少なくとも1種以上である請求項10に記載の水性粘着剤組成物。
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---|---|---|---|---|
JP2010059389A (ja) * | 2007-12-17 | 2010-03-18 | Ricoh Co Ltd | 感熱性粘着剤及び感熱性粘着材料 |
KR101053794B1 (ko) * | 2010-08-05 | 2011-08-03 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 수성 점착부여제 조성물 및 이의 제조방법 |
KR20130108108A (ko) | 2012-03-23 | 2013-10-02 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 점착 부여제, 수성 점착제 및 점착 시트 |
JP2018009087A (ja) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | 日油株式会社 | 粘着付与剤エマルジョンおよび水性粘着剤樹脂組成物 |
CN115109538A (zh) * | 2021-03-18 | 2022-09-27 | 财团法人纺织产业综合研究所 | 感压胶带 |
-
2005
- 2005-11-02 JP JP2005319922A patent/JP2007126546A/ja active Pending
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