JP2007204687A - 水性剥離剤、その製造方法及び粘着テープ - Google Patents
水性剥離剤、その製造方法及び粘着テープ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007204687A JP2007204687A JP2006027609A JP2006027609A JP2007204687A JP 2007204687 A JP2007204687 A JP 2007204687A JP 2006027609 A JP2006027609 A JP 2006027609A JP 2006027609 A JP2006027609 A JP 2006027609A JP 2007204687 A JP2007204687 A JP 2007204687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release agent
- aqueous
- group
- weight
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
貯蔵安定性及び塗工性に優れ、しかも基材への密着性や、剥離性と重ね貼り性などのバランスに優れた水性剥離剤、その製造方法及び粘着テープを提供する。
【解決手段】
長鎖アルキル系剥離剤(A)とロジン系樹脂(B)を含む水性剥離剤組成物であって、長鎖アルキル系剥離剤(A)100重量部に対しロジン系樹脂(B)5〜100重量部が、乳化剤の存在下で、水系溶媒中に分散されていることを特徴とする水性剥離剤その製造方法及び粘着テープ。
【採用する図面】ナシ
Description
たとえば、特許文献1には、重合度が300〜5000、鹸化度50モル%以上の酢酸ビニル(共)重合体(a)の水酸基1当量に対し、イソシアネート基、カルボキシル基、酸ハライド基、ケテン基、アルデヒド基及びエポキシ基からなる群より選ばれ、水酸基と反応する官能基を有し、アルキル基の炭素数が6〜30である長鎖アルキル化合物(b)を官能基換算で0.5当量以上の割合で反応させて得られる離型剤成分〔A〕と、高分子界面活性剤〔B〕とからなる離型剤組成物が、水に分散されていることを特徴とする水分散系離型剤が開示されている。さらに、特許文献4には、剥離性成分、乳化剤、及びオクタデシルビニルエーテル及び/又はエチレンビスオレイン酸アミドからなる堅牢性向上剤を含んでなる、ことを特徴とする水性剥離剤であって、剥離性成分が、重合度が300〜5000、鹸化度50モル%以上の酢酸ビニル(共)重合体の水酸基1当量に対し、イソシアネート基、カルボキシル基、酸ハライド基、ケテン基、アルデヒド基及びエポキシ基からなる群より選ばれ、水酸基と反応する官能基を有し、アルキル基の炭素数が6〜30である長鎖アルキル化合物を官能基換算で0.5当量以上の割合で反応させて得られるものであることを特徴とする水性剥離剤が開示されている。
しかし、これら水性剥離剤は、乳化時に乳化剤を多量に使用したり、乳化時に使用した溶剤が残存していたり、また乳化性が不充分であるなどの問題から、貯蔵安定性、塗工性、基材への密着性、剥離性などのバランスを充分満足できるものは存在しなかった。
すなわち、本発明は、長鎖アルキル系剥離剤(A)とロジン系樹脂(B)を含む水性剥離剤組成物であって、長鎖アルキル系剥離剤(A)100重量部に対しロジン系樹脂(B)5〜100重量部が、乳化剤の存在下で、水系溶媒中に分散されていることを特徴とする水性剥離剤である。
また本発明は、長鎖アルキル系剥離剤(A)を、重合度が300〜5000、鹸化度50モル%以上の酢酸ビニル(共)重合体の水酸基1当量に対し、イソシアネート基、カルボキシル基、酸ハライド基、ケテン基、アルデヒド基およびエポキシ基からなる群より選ばれ、水酸基と反応する官能基を有し、アルキル基の炭素数が6〜30である長鎖アルキル化合物を官能基換算で0.5当量以上の割合で反応させて得られるポリマーとすることができる。
さらに、本発明は、ロジン系樹脂(B)を、Tg(ガラス転移温度)が0℃以下のロジンエステルとすることが望ましい。
また本発明は、長鎖アルキル系剥離剤(A)100重量部に対しロジン系樹脂(B)5〜100重量部を配合した剥離剤組成物が、乳化剤の存在下で水系溶媒中に分散されている水性剥離剤100重量部(固形換算)に対し、セラックのアルカリ水溶液(C)を、5〜2000重量部(固形換算)配合されていることを特徴とする水性剥離剤である。
さらに、本発明は、セラックのアルカリ水溶液(C)が5〜40重量%のセラックを含み、アルカリがアンモニア水であることが好ましい。
また本発明は、長鎖アルキル系剥離剤(A)100重量部に対しロジン系樹脂(B)5〜100重量部を溶融混合後、常圧もしくは加圧下で乳化剤を練り込んでいき、次いで水を添加して転相させることを特徴とする水性剥離剤の製造方法である。
さらに、本発明の製造方法においては、このようにして得られた水性剥離剤100重量部(固形換算)に、セラックのアルカリ水溶液(C)を5〜2000重量部(固形換算)配合することができる。
また本発明は、本発明の水性剥離剤を、粘着剤層、基材層、背面処理層からなる粘着テープにおいて、背面処理層の剥離剤として用いることができる。
さらに、本発明の粘着テープでは、基材を紙とすることができ、典型的には、マスキング用途に使用することができる。
また、本発明によれば、危険な溶剤類を含まず、天然物由来のロジンやセラックを用いていることから環境にも優しく、特に紙基材の場合は、マスキング用途に好適であるという特徴を有する。
本発明では、これらのポリマーのうち、重合度が300〜5000、鹸化度50モル%以上の酢酸ビニル(共)重合体の水酸基1当量に対し、イソシアネート基、カルボキシル基、酸ハライド基、ケテン基、アルデヒド基およびエポキシ基からなる群より選ばれ、水酸基と反応する官能基を有し、アルキル基の炭素数が6〜30である長鎖アルキル化合物を官能基換算で0.5当量以上の割合で反応させて得られるポリマーを用いるのが好ましい。
上記ポリマーの反応成分である酢酸ビニル(共)重合体には、酢酸ビニルの単独重合体もしくは酢酸ビニルとビニル化合物との共重合体があり、後者の例としては、酢酸ビニル−エチレン重合体、酢酸ビニル−アクリル酸共重合体等が挙げられる。当該酢酸ビニル(共)重合体の重合度は、500〜3000、好ましくは800〜2500である。重合度が500より小さいと剥離性能が不充分であり、3000より大きいと剥離剤の水への分散性が悪くなるため好ましくない。また酢酸ビニル(共)重合体は酢酸ビニル部分を鹸化して用いるが、その鹸化度は50モル%以上であり、好ましくは60モル%以上である。鹸化度が50モル%より小さい場合は剥離性能が低下するため好ましくない。
本発明において用いられる親水性の有機溶媒としては、イソプロピルアルコール、エタノール、メタノール、エチレングリコール、ブチルセロソルブ、ブチルカルビトール、プロピレングリコールモノメチルエーテル等を挙げることができる。
本発明では、セラックをアルカリ水溶液(C)として水性剥離剤に配合する。アルカリの種類は、水に溶けてアルカリ性を呈するものであれば特に限定されないが、例えば、アンモニア水、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、エタノールアミン、モルホリン、ホウ砂などが挙げられ、これらの中で、乾燥性や耐水性に優れる点で、アンモニア水を用いるのが好ましい。セラックのアルカリ水溶液の調製方法は、特に限定されないが、例えば、セラックの酸価当量以上のアンモニアを水に分散させ、ここにセラックを攪拌しながら添加し、更に加熱しながら攪拌溶解させることで、セラックのアルカリ水溶液(C)を得ることができる。
本発明では、水性剥離剤にセラックのアルカリ水溶液(C)を配合する場合、その配合量は、水性剥離剤100重量部(固形換算)に対し、セラックのアルカリ水溶液(C)を5〜2000重量部(固形換算)配合することができる。配合量が5重量部(固形換算)未満ではセラックのアルカリ水溶液を添加する効果が見られず、2000重量部(固形換算)を超えると剥離力が低下するため好ましくない。
本発明の水性剥離剤は、本発明の目的を逸脱しない範囲で各種公知のポリマーエマルションや樹脂エマルション、ゴム系ラテックスなどの水性製品を配合して使用することも可能である。またこれらのほかに、必要に応じて、濡れ性向上剤、レベリング剤、増粘剤、消泡剤、耐水化剤、造膜助剤、防腐剤等の各種公知の添加剤を適宜含有してもよい。
<長鎖アルキル系剥離剤(A)の製造>
攪拌機、冷却器、滴下ロート、温度計を備えた反応容器中で、ポリビニルアルコール(重合度1100、鹸化度98モル%)10gを、脱水したキシレン50g中に分散させ、還流温度で、オクタデシルイソシアネート67gと触媒(ジラウリン酸ジブチル錫)0.01gを加えて2時間反応させた。その後40℃まで冷却し、反応溶液を1000gのメタノール中に注いで得た白色沈殿物を、メタノール、次いでヘキサンで洗浄し、乾燥させて長鎖アルキル系剥離剤(A−1)を得た。
<セラックのアルカリ水溶液(C)の調整>
攪拌機、冷却器、温度計を備えた容器中で、水583gに25%アンモニア水17gを添加してアルカリ水を調整し、その中にセラック(商品名『パールN-811』、岐阜セラック製造所製)200gを攪拌しながらゆっくり投入し、更に攪拌を行いながら60〜70℃に加温し、セラック樹脂が完全に溶解するまでに120分間攪拌を続け、固形分25%のセラック水溶液(C−1)を得た。
実施例1において、長鎖アルキル系剥離剤(A−1)190g、ロジン系樹脂としてTgが−18℃のロジンのトリエチレングリコールエステル10gを用いた以外は実施例1と同様にして、固形分50%、平均粒子径0.7μmの水性剥離剤(c)を得た。
実施例1において、長鎖アルキル系剥離剤(A−1)100g、ロジン系樹脂としてTgが−18℃のロジンのトリエチレングリコールエステル100gを用いた以外は実施例1と同様にして、固形分50%、平均粒子径0.4μmの水性剥離剤(d)を得た。
実施例1で得た水性剥離剤(a)100gに、製造例2で得られたセラック水溶液(C−1)12gを攪拌混合し、目的の水系剥離剤(e)を得た。
実施例1で得た水性剥離剤(a)100gに、製造例2で得られたセラック水溶液(C−1)60gを攪拌混合し、目的の水系剥離剤(f)を得た。
実施例1で得た水性剥離剤(a)10gに、製造例2で得られたセラック水溶液(C−1)120gを攪拌混合し、目的の水系剥離剤(g)を得た。
実施例1で得た水性剥離剤(a)4gに、製造例2で得られたセラック水溶液(C−1)160gを攪拌混合し、目的の水系剥離剤(h)を得た。
(ロジン系樹脂未使用の例)
実施例1において、ロジン系樹脂を用いずに長鎖アルキル系剥離剤(A−1)200gのみを用いた以外は実施例1と同様にして、固形分50%、平均粒子径2.1μmの水性剥離剤(i)を得た。
(ロジン系樹脂過剰の例)
実施例1において、長鎖アルキル系剥離(A−1)80g、ロジン系樹脂としてTgが−18℃のロジンのトリエチレングリコールエステル120gを用いた以外は実施例1と同様にして、固形分50%、平均粒子径0.4μmの水性剥離剤(j)を得た。
(ロジン系樹脂の代わりにケロシンを使用した例)
実施例1において、長鎖アルキル系剥離(A−1)160g、ロジン系樹脂の代わりにケロシン40gを用いた以外は実施例1と同様にして、固形分50%、平均粒子径0.4μmの水性剥離剤(k)を得た。
(セラックアルカリ水溶液過剰併用、固形比約100/3000の例)
実施例1で得た水性剥離剤(a)2gに、製造例2で得られたセラック水溶液(C−1)120gを攪拌混合し、目的の水系剥離剤(l)を得た。
実施例1〜8および比較例1〜4で得られた水性剥離剤(a〜l)を、固形分が3重量%になるように水で希釈し、以下の性能評価方法にて各種試験を行った。
(1)貯蔵安定性
上記水性剥離剤(a〜l)の3%水溶液をガラス瓶に入れて蓋をし、40℃で24時間静置後、沈殿などの外観変化を目視にて観察し、以下の評価基準により安定性を評価した。評価結果を表1または表2に示した。
○:沈殿、凝集などの発生が見られない
△:沈殿、凝集などの発生が僅かに見られる
×:沈殿、凝集などの発生が見られる
(2)剥離力
上記水性剥離剤(a〜l)の3%水溶液を、和紙に#3のワイヤーバーコーターで塗布し、120℃循風乾燥機で60秒間乾燥させ、剥離シートを作製した。この剥離処理面に、幅40mmのシーリング用ゴム系粘着テープ(商品名『No.3303HG』、カモ井加工紙株式会社製)を圧着ローラーで貼合し、試験片を作製した。次いで23℃、65%RHで24時間放置後、剥離速度300mm/minで180°剥離試験を行い、剥離力を測定した。評価結果を表1または表2に示した。
(3)残存粘着力(基材への密着性)
上記剥離力の試験で作製した試験片の粘着テープを剥離剤塗布面から剥離し、当該粘着テープをステンレス板に圧着ロールで貼り付けて、23℃、65%RHで24時間放置後、上記剥離力の試験と同様に剥離速度300mm/minで180°剥離試験を行い、この剥離力を残存粘着力とした。評価結果を表1または表2に示した。なお、剥離処理面に貼合していない粘着テープをステンレス板に圧着し同様に剥離試験を行ったところ、剥離強度は172N/mであり、残存粘着力がこの値に近いほど、剥離剤成分の粘着剤面への移行が少なく、基材への密着も良好であることを示す。
(4)重ね貼り性(90°定荷重保持力)
上記剥離力の試験で作製した剥離シートの剥離処理面に、幅15mmのシーリング用ゴム系粘着テープ(商品名『No.3303HG』、カモ井加工紙株式会社製)を圧着ローラーで貼合し、テープの端に20gの重りをつけて90°定荷重保持力を測定した。結果は、23℃で1時間後に剥がれた長さで表すが、剥がれた長さが短いほど、重ね貼り性が良好といえる。測定結果を表1または表2に示す。
(5)剥離性能バランス
上記、剥離力、残存粘着力、重ね貼り性を総合的に判断して、マスキング用途への適正を以下の判断基準により評価した。判定結果を表1または表2に示す。
○:性能バランスが良好であり、マスキング用途に最適である
△:性能バランスがほぼ良好であり、マスキング用途に適している
×:性能バランスが悪く、マスキング用途に適さない
(6)安全性
上記水性剥離剤(a〜l)の製造時から塗工時における臭気や火災等の危険性、身体や環境への影響を勘案し、その安全性を以下の基準により総合的に判断した。判定結果を表1または表2に示す。
○:危険な溶剤類を含まず、安全性に問題無し
×:危険な溶剤類を含むため、安全性に問題あり
(7)耐溶剤性
上記剥離力の試験で作製した剥離シートの剥離剤塗布面に、トルエンを数滴落とし、その浸透度合いを目視にて確認し、以下の評価基準により耐溶剤性を評価した。判定結果を表1または表2に示す。
○:トルエンをはじいてなかなか浸透せず、耐溶剤性が認められる
△:徐々に浸透が見られ、やや耐溶剤性が認められる
×:直ちに裏面まで浸透し、耐溶剤性が認められない
Claims (10)
- 長鎖アルキル系剥離剤(A)とロジン系樹脂(B)を含む水性剥離剤組成物であって、長鎖アルキル系剥離剤(A)100重量部に対しロジン系樹脂(B)5〜100重量部が、乳化剤の存在下で、水系溶媒中に分散されていることを特徴とする水性剥離剤。
- 長鎖アルキル系剥離剤(A)が、重合度が300〜5000、鹸化度50モル%以上の酢酸ビニル(共)重合体の水酸基1当量に対し、イソシアネート基、カルボキシル基、酸ハライド基、ケテン基、アルデヒド基及びエポキシ基からなる群より選ばれ、水酸基と反応する官能基を有し、アルキル基の炭素数が6〜30である長鎖アルキル化合物を官能基換算で0.5当量以上の割合で反応させて得られるポリマーであることを特徴とする請求項1に記載の水性剥離剤。
- ロジン系樹脂(B)が、Tg(ガラス転移温度)が0℃以下のロジンエステルである請求項1又は請求項2に記載の水性剥離剤。
- 請求項1に記載した水性剥離剤100重量部(固形換算)に対し、セラックのアルカリ水溶液(C)が、5〜2000重量部(固形換算)配合されていることを特徴とする水性剥離剤。
- セラックのアルカリ水溶液(C)が5〜40重量%のセラックを含み、アルカリがアンモニア水である請求項4に記載した水性剥離剤。
- 長鎖アルキル系剥離剤(A)100重量部に対しロジン系樹脂(B)5〜100重量部を溶融混合後、常圧もしくは加圧下で乳化剤を練り込んでいき、次いで水を添加して転相させることを特徴とする水性剥離剤の製造方法。
- 請求項6に記載した製造方法により得られた水性剥離剤100重量部(固形換算)に、セラックのアルカリ水溶液(C)を5〜2000重量部(固形換算)配合することを特徴とする水性剥離剤の製造方法。
- 粘着剤層、基材層、背面処理層からなる粘着テープにおいて、背面処理層の剥離剤として、請求項1ないし請求項5のいずれかひとつの水性剥離剤が用いられることを特徴とする粘着テープ。
- 基材が紙であることを特徴とする請求項8に記載の粘着テープ
- マスキング用途に使用されることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の粘着テープ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006027609A JP4905880B2 (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 水性剥離剤、その製造方法及び粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006027609A JP4905880B2 (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 水性剥離剤、その製造方法及び粘着テープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007204687A true JP2007204687A (ja) | 2007-08-16 |
JP4905880B2 JP4905880B2 (ja) | 2012-03-28 |
Family
ID=38484422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006027609A Expired - Fee Related JP4905880B2 (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 水性剥離剤、その製造方法及び粘着テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4905880B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019525A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Seiko Pmc Corp | クレープ用離型剤 |
US10676592B2 (en) * | 2014-09-26 | 2020-06-09 | Ahlstrom-Munksjö Oyj | Cellulose fiber-based substrate, its manufacturing process and use as masking tape |
US11649382B2 (en) | 2014-09-26 | 2023-05-16 | Ahlstrom Oyj | Biodegradable cellulose fiber-based substrate, its manufacturing process, and use in an adhesive tape |
WO2023232825A1 (en) | 2022-05-31 | 2023-12-07 | Jotun A/S | Waterborne antifouling composition |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08134484A (ja) * | 1994-11-16 | 1996-05-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 水系離型剤組成物及びこれを用いた粘着テープもしくはシート |
-
2006
- 2006-02-03 JP JP2006027609A patent/JP4905880B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08134484A (ja) * | 1994-11-16 | 1996-05-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 水系離型剤組成物及びこれを用いた粘着テープもしくはシート |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019525A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Seiko Pmc Corp | クレープ用離型剤 |
US10676592B2 (en) * | 2014-09-26 | 2020-06-09 | Ahlstrom-Munksjö Oyj | Cellulose fiber-based substrate, its manufacturing process and use as masking tape |
US11649382B2 (en) | 2014-09-26 | 2023-05-16 | Ahlstrom Oyj | Biodegradable cellulose fiber-based substrate, its manufacturing process, and use in an adhesive tape |
WO2023232825A1 (en) | 2022-05-31 | 2023-12-07 | Jotun A/S | Waterborne antifouling composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4905880B2 (ja) | 2012-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FI117927B (fi) | Pinta-aktiivisina aineena käytettävä kolofonijohdannainen | |
JP6687535B2 (ja) | 高性能水性接着組成物および用途 | |
JP4676945B2 (ja) | 水性粘着剤組成物、粘着テープおよびワイヤーハーネス | |
KR102054356B1 (ko) | 감압 접착제용 로진 에스테르 점착부여제 | |
JP4765048B2 (ja) | 粘着付与剤分散体 | |
US10167416B2 (en) | High performance water-based adhesion compositions and applications | |
KR100418108B1 (ko) | 접착,봉합및미끄럼방지코팅용조성물 | |
JP4905880B2 (ja) | 水性剥離剤、その製造方法及び粘着テープ | |
US20190127594A1 (en) | Article comprising a water-based top-coat | |
JP2009263494A (ja) | 低温粗面用水性粘着剤組成物 | |
JP4368595B2 (ja) | ホットメルト接着剤 | |
JP2009173707A (ja) | 粘着剤および粘着シート | |
JP2004131675A (ja) | 生分解性ポリエステル樹脂系ホットメルト接着剤 | |
KR20210094133A (ko) | 수계 탑-코트를 포함하는 물품 | |
JP2020023596A (ja) | 粘着付与樹脂水性分散体、水性粘着剤及び粘着シート | |
JP2007126546A (ja) | 粘着付与剤樹脂エマルジョン、及びこれを含む水性粘着剤組成物 | |
JP2012007027A (ja) | 粘着付与樹脂エマルジョンおよびその製造方法並びに水系粘・接着剤組成物 | |
JP4214424B2 (ja) | 粘着付与剤樹脂エマルジョンおよび水性粘着剤組成物 | |
JPH0925472A (ja) | 粘着付与剤エマルジョンおよび該エマルジョンを含有する水性粘着剤組成物 | |
JP2002285137A (ja) | 粘着付与樹脂エマルジョンおよびその製造方法ならびに水系粘・接着剤組成物 | |
JP2011006662A (ja) | 粘着付与樹脂エマルジョンおよびその製造方法並びに水系粘・接着剤組成物 | |
JP2003238932A (ja) | 粘着付与樹脂エマルジョンおよびその製造方法ならびに水系粘・接着剤組成物 | |
JP4683828B2 (ja) | 粘着付与剤樹脂エマルションの製造方法 | |
JP2004224916A (ja) | 床材用水系接着剤組成物 | |
JP2007297445A (ja) | エマルション粘着剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111021 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120104 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4905880 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |