JP2007126199A - ガス検知器の防爆性容器の蓋部分開閉用治具 - Google Patents

ガス検知器の防爆性容器の蓋部分開閉用治具 Download PDF

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Abstract

【課題】本体部分に蓋部分が螺合装着されてなる防爆性容器を備えたガス検知器の、蓋部分を開閉する際に用いられるものであって、蓋部分の開閉動作を容易にかつ確実に行うことができ、高い利便性を得ることのできる蓋部分開閉用治具を提供すること。
【解決手段】円形の端壁部およびこの端壁部の外周縁位置から突出するスリーブ状の周壁部を有する蓋部分が底壁部を有する円筒状の本体部分に螺合されて装着されてなる防爆性容器を備えたガス検知器の、前記蓋部分を開閉するために用いられる蓋部分開閉用治具であって、蓋部分の端壁部の外周縁における互いに直径方向に対向する位置に形成された一対の突部の両方に同時に係合する2つの係合穴が形成された細長い形態の本体と、この本体の長手方向における少なくとも一方の端部に連続して外方に伸びるハンドル部とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばガス検知器を構成する防爆性容器の、円筒形の本体部分に螺合されて装着される蓋部分を開閉するために用いられる蓋部分開閉用治具に関するものである。
例えば可燃性のガスや蒸気を含む爆発性雰囲気の存在により、引火、爆発が発生し得る環境で使用されるガス検知器においては、高い防爆性を有した防爆構造を具備していることが要求され、このような防爆構造を備えた防爆型ガス検知器のある種のものは、例えば、本体部分に対して蓋部分が螺合されて装着されてなる防爆性容器内に、例えばガスセンサーからの検知信号を処理する機能を有する主基板などの必要な構成部材が収容された構成とされている。
このような防爆性容器においては、蓋部分が本体部分に対して着脱可能とされていることから、必要に応じて適宜に行われる保守作業等を例えば作業現場において容易に行うことができることが期待される。
しかしながら、このような防爆型のガス検知器においては、例えば作業現場において保守作業を行うに際して、防爆性容器の蓋部分を作業者の手によって開閉することは作業性が悪い、という問題がある。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、本体部分に対して蓋部分が螺合されて装着されてなる防爆性容器を備えたガス検知器の、蓋部分を開閉する際に用いられる治具であって、蓋部分の開閉動作を容易にかつ確実に行うことができ、しかも高い利便性を得ることのできる蓋部分開閉用治具を提供することを目的とする。
本発明のガス検知器の防爆性容器の蓋部分開閉用治具(以下、「蓋部分開閉用治具」という。)は、円形の端壁部およびこの端壁部の外周縁位置から突出するスリーブ状の周壁部を有する蓋部分が底壁部を有する円筒状の本体部分に螺合されて装着されてなる防爆性容器を備えたガス検知器の、前記蓋部分を開閉するために用いられるものであって、
蓋部分の端壁部の外周縁における互いに直径方向に対向する位置に形成された一対の突部の両方に同時に係合する2つの係合穴が形成された細長い形態の本体と、この本体の長手方向における少なくとも一方の端部に連続して外方に伸びるハンドル部とを有することを特徴とする。
本発明の蓋部分開閉用治具は、円形の端壁部およびこの端壁部の外周縁位置から突出するスリーブ状の周壁部を有する蓋部分が底壁部を有する円筒状の本体部分に螺合されて装着されてなる防爆性容器を備えたガス検知器の、前記蓋部分を開閉するために用いられるものであって、
蓋部分の端壁部の外周縁における互いに直径方向に対向する位置に形成された一対の突部の一方に係合する係合穴が形成された細長い形態の本体と、この本体の長手方向における少なくとも一方の端部に当該本体に連続して外方に伸びるハンドル部とを有し、係合穴より離間した本体の一方の側縁部の個所が、前記一対の突部の他方に当接係合される係合部とされていることを特徴とする。
本発明の蓋部分開閉用治具においては、係合穴の形状が円形または長円形であることが好ましい。
また、本発明の蓋部分開閉用治具は、平板状であることが好ましい。
さらに、本発明の蓋部分開閉用治具においては、本体の両方の端部にハンドル部が形成された構成とすることができる。
さらに、本発明の蓋部分開閉用治具は、金属製の基材の表面に被覆材層が形成されてなる構成とされていることが好ましい。
本発明の蓋部分開閉用治具によれば、ガス検知器を構成する防爆性容器の蓋部分を開閉するために必要とされる力を梃子の原理を利用して小さくすることができるので、ハンドル部を握って蓋部分開閉用治具全体を回動させることにより、当該防爆性容器の蓋部分を容易にかつ確実に回転させて開閉することができる。
また、係合穴の形状が円形または長円形であることにより、高い位置精度および高い寸法精度で係合穴を形成する必要がないので、所定の蓋部分開閉用治具を有利に作製することができると共に、蓋部分の開閉動作を行うに際して係合穴を防爆性容器の蓋部分における突部に係合させるという簡単な作業を行えばよいので、蓋部分開閉用治具を防爆性容器に対して極めて容易に装着することができる。
さらに、蓋部分開閉用治具が平板状であることにより、ポケットなどへの収納が容易で携帯に便利であるので、高い利便性を有するものとして構成することができる。
さらにまた、本体の両端部にハンドル部が形成された構成であることにより、両手で操作することができるので、蓋部分の開閉動作を一層容易にかつ一層確実に行うことができる。
さらにまた、被覆材層が表面に形成された構成であることにより、手に対してソフトな感触が得られるので、ハンドル部を手で握ったときに痛みを感ずることがなく、しかも、蓋部分の開閉動作によって蓋部分の塗装などが損傷することを防止することができる。
以下、本発明について図面を参照して詳細に説明するが、先ず、本発明の蓋部分開閉用治具が用いられるガス検知器について説明する。
図1は、本発明の蓋部分開閉用治具が用いられる防爆型ガス検知器の一例における構成を示す平面図、図2は、図1に示す防爆型ガス検知器のC−C断面図である。
この防爆型ガス検知器10は、底壁部22を有する円筒状の本体部分21および蓋部分30よりなる防爆性容器20を具えており、この防爆性容器20内に、必要とされる複数の回路構成基板、具体的には、液晶表示基板41、ガス検知出力信号処理回路を有する主基板44および電源端子基板52が本体部分21の軸方向に互いに離間した積重状態で、共通の支柱部材50によって支持されて配置されている。図1において、11は出力側ケーブル接続部、12は電源用ケーブル接続部、15は防爆型のガスセンサであって、例えばセンサーユニットに防爆ケースが装着されてなる拡散式赤外線ガスセンサが用いられている。
防爆性容器20の蓋部分30は、中央に例えば円形の開口26Aを有する円形の端壁部26およびこの端壁部26の外周縁位置から軸方向に突出して伸びるスリーブ状の周壁部27よりなる金属製の蓋部材25と、この蓋部材25の開口26Aを塞ぐよう装着された板状ガラス部材28とにより構成されており、この板状ガラス部材28により透明領域Tが形成されている。ここに、板状ガラス部材28としては、肉厚が例えば10mmであるものが用いられている。
蓋部材25の周壁部27における先端側部分の内周面には、周方向の全周にわたってネジ溝が形成されており、この周壁部27が本体部分21における開口側部分の外周面に形成されたネジ溝に螺合されて、蓋部分30が本体部分21に対して着脱自在に装着されている。
また、蓋部分30の端壁部26の一面(図2においては上面)上には、その外周縁位置における互いに直径方向に対向する位置に、各々断面が矩形状の一対の突部29A、29Bが形成されている。
図2において、24は、本体部分21の外周面と蓋部分30における周壁部27の内周面との間に介在されて設けられた、例えばOリングよりなるシール部材である。
防爆性容器20における螺合装着部35の構成例を示すと、はめあい長さが10mm以上、例えば14mmであり、はめあい山数が5山以上、例えば7山である。このような構成とされていることにより、防爆性容器20を十分な防爆性を有するものとして構成することができる。
以下、上記構成の防爆型ガス検知器10を構成する防爆性容器20の蓋部分30を開閉するために用いられる蓋部分開閉用治具について説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る蓋部分開閉用治具は、ガス検知器の防爆性容器を構成する蓋部分における一対の突部の両方に同時に係合される2つの係合穴が形成されてなるものである。
図3は、本発明の第1実施形態に係る蓋部分開閉用治具の構成の一例を示す説明図である。
この蓋部分開閉用治具60は、防爆型ガス検知器10を構成する防爆性容器20の蓋部分30に形成された一対の突部29A、29Bの両方に同時に係合する各々円形の2つの係合穴63A、63Bが形成された細長い平板状の本体61と、この本体61の長手方向における一方の端部に連続して外方に伸びるハンドル部62とを有する。
この蓋部分開閉用治具60におけるハンドル部62の長さL2は、作業者が手で握って保持することができる長さであればよい。
各々の係合穴63A、63Bの直径の大きさは、蓋部分30の突部29A、29Bの最大寸法より大きい状態とされており、当該係合穴が形成された個所に十分な強度が確保される大きさであれば、特に限定されない。ここに、「突部29A、29Bの最大寸法」とは、突部29A、29Bを2本の平行線で挟んだとき、その平行線の間隔が最大となる幅寸法をいう。
蓋部分開閉用治具60の肉厚(全厚)は、例えば3〜5mmであることが好ましい。これにより、携帯性を低下させることなく蓋部分開閉用治具60それ自体を十分な強度を有するものとして構成することができ、蓋部分30の開閉動作によって当該蓋部分開閉用治具60が変形することを防止することができて所期の性能を確実に得ることができる。
この蓋部分開閉用治具60は、例えば鉄鋼材料よりなる平板状の基材の表面の全面に、例えば塩化ビニル樹脂よりなる被覆材層が形成されて構成されている。
ここに、被覆材層の厚みは、例えば2mm以上であることが好ましい。
図3において、65は、基材の表面に被覆層を形成する際の吊り下げ用穴である。
この蓋部分開閉用治具60は次のようにして用いられる。すなわち、蓋部分開閉用治具60における2つの係合穴63A、63Bを防爆型ガス検知器10を構成する防爆性容器20の蓋部分30における一対の突部29A、29Bの両方に同時に係合させることにより、蓋部分開閉用治具60を防爆性容器20に対して装着し、この状態で、蓋部分開閉用治具60におけるハンドル部62を手で握って所定の方向に回動させることにより、回動方向に対して蓋部分30における一方の突部29Aの後縁部および他方の突部29Bの後縁部が、それぞれ、係合穴63A、63Bの内周面の一部分に当接係合され、これにより、蓋部分開閉用治具60の本体61全体が蓋部分30に対する係合部として機能し、梃子の原理により、蓋部分30が中心軸O周りに回転されて防爆性容器20の本体部分21から取り外される。また、本体部分21に対して蓋部分30を装着する場合についても、同様である。
而して、上記構成の蓋部分開閉用治具60によれば、梃子の原理が利用されて、防爆型ガス検知器10を構成する防爆性容器20の蓋部分30を開閉するために必要とされる力がハンドル部62の長さに応じて小さくされるので、蓋部分の開閉動作を容易にかつ確実に行うことができる。
また、防爆性容器20における蓋部分30の突部29A、29Bと当該突部29A、29Bの最大寸法より大きい直径を有する円形の係合穴63A、63Bとを係合させればよいので、手間がかからず便利であると共に、蓋部分30の開閉動作を行うに際して力が加わる個所が防爆性容器20の螺合装着部35に直接的に影響することのない部分であるので、蓋部材27が損傷してガス検知器10の防爆性能を低下させるおそれがない。
さらに、係合穴63A、63Bの形状が円形であることにより、本体61における係合穴63A、63Bの形成位置および寸法に高い精度が要求されないので、高い設計の自由度が得られると共に所定の蓋部分開閉用治具60を有利に作製することができる。
また、蓋部分開閉用治具60が平板状であることにより、ポケットなどへの収納が容易で携帯に便利であるので、高い利便性を得ることができる。
さらに、表面に被覆材層が形成された構成とされていることにより、作業者は当該蓋部分開閉用治具60を握ったときにソフトな感触を得ることができると共に、蓋部分30の開閉動作によって蓋部分30の塗装が損傷することを防止することができる。
第1実施形態に係る蓋部分開閉用治具においては、例えば図4に示すように、本体における少なくとも一方の係合穴の形状が長円形とされた構成とされていてもよい。
すなわち、この蓋部分開閉用治具60Aは、ハンドル部62が形成された一方の端部側に形成された係合穴64Bの形状が長円形とされていると共に、本体61の他方の端部側に形成された係合穴64Aの形状が円形とされていることの他は、図3に示すものと同様の構成を有する。図4においては、図3に示すものと同一の構成部材については、便宜上、同一の符号が付してある。
係合穴64Bの大きさは、当該係合穴64Bが形成された個所に十分な強度が確保される大きさであれば、特に限定されない。
少なくとも一方の係合穴の形状が長円形とされていることにより、ガス検知器の防爆性容器20の大きさに関わらず、防爆性容器20の蓋部分30の開閉動作を確実に行うことができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る蓋部分開閉用治具は、ガス検知器の防爆性容器を構成する蓋部分における一対の突部に係合される係合穴が一つであって、他方の突部が当接係合される係合部が本体の側縁部に形成されてなるものである。
図5は、本発明の第2実施形態に係る蓋部分開閉用治具の構成の一例を示す説明図である。
この蓋部分開閉用治具70は、細長い平板状の本体71と、この本体71の長手方向における一方の端部に連続して外方に伸びるハンドル部72とを有し、本体71の長手方向における他方の端部側部分に、ガス検知器10の防爆性容器20を構成する蓋部分30に形成された一対の突部のうちの一方の突部29Aに係合する係合穴73が形成されている。
この蓋部分開閉用治具70においては、係合穴73より長手方向近位側(ハンドル部側)に離間した位置における本体71の一方の側縁部の個所が、蓋部分30における一対の突部のうちの他方の突部29Bに当接係合される係合部74とされている。
ハンドル部72の長さ、係合穴73の形状および開口径の大きさ、蓋部分開閉用治具70の全厚並びにその他の具体的な構成は、第1実施形態に係るものと同様、特に限定されるものではない。
このような構成の蓋部分開閉用治具70は、蓋部分30における一方の突部29Aと係合穴73とを係合させることにより、蓋部分開閉用治具70を防爆性容器20に対して装着し、この状態で、蓋部分開閉用治具70におけるハンドル部72を手で握って所定の方向に回動させることにより、回動方向に対して蓋部分30における一方の突部29Aの後縁部が係合穴73の内周面の一部分に当接係合されると共に、他方の突部29Bの後縁部が蓋部分開閉用治具70の本体71における回動方向前方側の側縁部に当接係合されて係合部74が形成され、これにより、蓋部分開閉用治具70の本体71全体が蓋部分30に対する係合部として機能し、梃子の原理により、蓋部分30が中心軸O周りに回転されて防爆性容器20の本体部分21から取り外される。また、本体部分21に対して蓋部分30を装着する場合についても、同様である。
而して、このような構成の蓋部分開閉用治具70によっても、梃子の原理が利用されて、防爆型ガス検知器10を構成する防爆性容器20の蓋部分30を開閉するために必要とされる力がハンドル部72の長さに応じて小さくされるので、蓋部分30の開閉動作を容易にかつ確実に行うことができると共に、上記第1実施形態に係るものと実用上同等の効果を得ることができる。
また、この蓋部分開閉用治具70においては、蓋部分30における一対の突部29A、29Bのうちのいずれか一方と係合穴73とを係合させればよいので、蓋部分30の開閉動作を一層容易に行うことができる。
本発明の第2実施形態に係る蓋部分開閉用治具においては、例えば図6に示すような構成とされていてもよい。
すなわち、この蓋部分開閉用治具75においては、本体76におけるハンドル部77が形成された一方の端部側部分に、防爆性容器20を構成する蓋部分30における一対の突部のうち他方の突部29Bに係合する係合穴78が形成されており、この係合穴78より長手方向遠位側(他方の端部側)に離間した位置における本体76の一方の側縁部の個所が、蓋部分30における一対の突部のうちの一方の突部29Aに当接係合される係合部79とされている。
このような構成の蓋部分開閉用治具75によっても、上記のものと同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、本発明の蓋部分開閉用治具においては、ハンドル部は本体の少なくとも一方の端部に形成された構成とされていれば実用上十分な効果を確実に得ることができるが、例えば図7に示すように、ハンドル部が本体の両端部に形成された構成とすることができる。
この蓋部分開閉用治具80は、ガス検知器10の防爆性容器20を構成する蓋部分30に形成された一対の突部29A、29Bの両方に同時に係合する、例えば各々円形の2つの係合穴83A、83Bが形成された細長い平板状の本体81と、この本体81の長手方向における両方の端部に当該本体81に連続して外方に伸びるハンドル部82とを有する。
このような構成の蓋部分開閉用治具80によれば、作業者は両手を使用することができるので、一層容易にかつ一層確実に蓋部分30の開閉動作を行うことができる。
また、二つの係合穴が本体に形成されてなる第1実施形態に係るものに限らず、第2実施形態に係るものにおいても、本体の両端部にハンドル部が形成された構成とすることによって、同様の効果が得られる。
また、本発明の蓋部分開閉用治具においては、係合穴の形状は、ガス検知器の防爆性容器を構成する蓋部分における突部に係合可能に構成されてさえいれば、円形または長円形に限定されるものではない。
また、本発明の第2実施形態に係る蓋部分開閉用治具おいては、蓋部分における突部に当接係合されて係合部を形成する本体の側縁部の形状は、例えば治具が当接される突部の当接面の形状に適合する形状とされていてもよい。
以上のように、本発明の蓋部分開閉用治具は、防爆性容器における蓋部分の開閉動作を容易にかつ確実に行うことができるので、例えばガス検知器を構成する防爆性容器の蓋部分の外径寸法(直径)が124mm以上である場合などの、蓋部分を直接手で握って回転させることが困難である場合や、ガス検知器が垂直な壁面に設置されている場合などの、作業者が力を効率良く加えることができないような体勢で作業を行うことが必要とされる場合またはそのような状態となる位置に設置されている場合など、十分な作業性を確保することができない場合において、ガス検知器を構成する防爆性容器の蓋部分を開閉する場合に極めて有用である。
本発明の蓋部分開閉用治具が用いられる防爆型ガス検知器の一例における構成を示す平面図である。 図1に示す防爆型ガス検知器のC−C断面図である。 本発明の第1実施形態に係る蓋部分開閉用治具の構成の一例を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る蓋部分開閉用治具の構成の他の例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る蓋部分開閉用治具の構成の一例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る蓋部分開閉用治具の構成の他の例を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る蓋部分開閉用治具の構成のさらに他の例を示す説明図である。
符号の説明
10 防爆型ガス検知器
11 出力側ケーブル接続部
12 電源用ケーブル接続部
15 ガスセンサ
20 防爆性容器
21 本体部分
22 底壁部
24 シール部材
25 蓋部材
26 端壁部
26A 開口
27 周壁部
28 板状ガラス部材
29A、29B 突部
30 蓋部分
35 螺合装着部
41 液晶表示基板
44 主基板
50 支柱部材
52 電源端子基板
T 透明領域
60 蓋部分開閉用治具
60A 蓋部分開閉用治具
61 本体
62 ハンドル部
63A、63B 係合穴
64A、64B 係合穴
65 吊り下げ用穴
O 中心軸
70 蓋部分開閉用治具
71 本体
72 ハンドル部
73 係合穴
74 係合部
75 蓋部分開閉用治具
76 本体
77 ハンドル部
78 係合穴
79 係合部
80 蓋部分開閉用治具
81 本体
82 ハンドル部
83A、83B 係合穴

Claims (6)

  1. 円形の端壁部およびこの端壁部の外周縁位置から突出するスリーブ状の周壁部を有する蓋部分が底壁部を有する円筒状の本体部分に螺合されて装着されてなる防爆性容器を備えたガス検知器の、前記蓋部分を開閉するために用いられる蓋部分開閉用治具であって、
    蓋部分の端壁部の外周縁における互いに直径方向に対向する位置に形成された一対の突部の両方に同時に係合する2つの係合穴が形成された細長い形態の本体と、この本体の長手方向における少なくとも一方の端部に連続して外方に伸びるハンドル部とを有することを特徴とする、ガス検知器の防爆性容器の蓋部分開閉用治具。
  2. 円形の端壁部およびこの端壁部の外周縁位置から突出するスリーブ状の周壁部を有する蓋部分が底壁部を有する円筒状の本体部分に螺合されて装着されてなる防爆性容器を備えたガス検知器の、前記蓋部分を開閉するために用いられる蓋部分開閉用治具であって、
    蓋部分の端壁部の外周縁における互いに直径方向に対向する位置に形成された一対の突部の一方に係合する係合穴が形成された細長い形態の本体と、この本体の長手方向における少なくとも一方の端部に当該本体に連続して外方に伸びるハンドル部とを有し、係合穴より離間した本体の一方の側縁部の個所が、前記一対の突部の他方に当接係合される係合部とされていることを特徴とする、ガス検知器の防爆性容器の蓋部分開閉用治具。
  3. 係合穴の形状が円形または長円形であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガス検知器の防爆性容器の蓋部分開閉用治具。
  4. 平板状であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のガス検知器の防爆性容器の蓋部分開閉用治具。
  5. 本体の両方の端部にハンドル部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のガス検知器の防爆性容器の蓋部分開閉用治具。
  6. 金属製の基材の表面に被覆材層が形成されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のガス検知器の防爆性容器の蓋部分開閉用治具。
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