JP2007127594A - 防爆型ガス検知器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記課題は、底壁部を有する円筒状の本体部分およびこの本体部分に螺合されて装着される蓋部分よりなる防爆性容器と、この防爆性容器の本体部分の底壁部から当該本体部分の軸方向に突出して伸びる複数の支柱部材と、前記防爆性容器の本体部分の底壁部に接近した位置において当該底壁部の内面に沿って配置され、前記支柱部材に固定された電源端子基板と、前記支柱部材の先端側位置に支持された、液晶表示基板および主基板が一体に組み合わせられた動作基板組立体とよりなり、前記動作基板組立体は、液晶表示基板と、ガス検知出力信号処理回路を有する主基板とが、互いに防爆性容器の軸方向に離間した積重状態で連結されてなる防爆型ガス検知器により、達成される。
【選択図】図2
Description
前記動作基板組立体は、液晶表示基板と、ガス検知出力信号処理回路を有する主基板とが、互いに防爆性容器の軸方向に離間した積重状態で連結されてなることを特徴とする。
また、液晶表示基板と主基板が一体の動作基板組立体を構成し、これが支柱部材に支持された構成であることにより、防爆性容器において、蓋部分が装着される前の本体部分の開口から当該動作基板組立体を容易に組み込むことができるので、ガス検知器を容易に作製することができると共に必要に応じて行われる主基板の保守作業が容易である。しかも、蓋部分が本体部分に対して螺合によって装着される構成であることにより、防爆性容器が本体部分と蓋部分とが着脱自在に装着された構成のものでありながら、防爆性容器を十分な防爆性を有するものとして構成することができる。
この防爆型ガス検知器10は、底壁部22を有する円筒状の本体部分21および蓋部分30よりなる防爆性容器20を具えており、この防爆性容器20内に、必要とされる複数の回路構成基板、具体的には、液晶表示基板41、主基板44および電源端子基板52が収容されている。図1において、11は出力側ケーブル接続部、12は電源用ケーブル接続部、15は防爆型のガスセンサであって、例えばセンサーユニットに防爆ケースが装着されてなる拡散式赤外線ガスセンサが用いられている。
蓋部材25の周壁部27における先端側部分の内周面には、周方向の全周にわたってネジ溝が形成されており、この周壁部27が本体部分21における開口側部分の外周面に形成されたネジ溝に螺合されて、蓋部分30が本体部分21に対して着脱自在に装着されている。
図2において、24は、本体部分21の外周面と蓋部分30における周壁部27の内周面との間に介在されて設けられた、例えばOリングよりなるシール部材である。
具体的には、軸受部材55は、スリーブ部材56およびこのスリーブ部材56の開口に嵌合される筒状部分を有するブシュ57により構成されており、ブシュ57の筒状部分が電源端子基板52に形成された位置決め用孔に電源端子基板52の一面側から嵌合されると共に、電源端子基板52の他面より突出する筒状部分にスリーブ部材56が嵌合され、電源端子基板52に取り付けられている。そして、支柱部材50は、その基端部がスリーブ部材56の他面(図2において下面)より突出する状態でブシュ57に嵌合されると共に、基端部が支柱部材装着部23における支柱部材挿入用孔23Aに嵌合されている。
この動作基板組立体40においては、固定用ピン部材47の一端面上において、液晶表示基板41の全面を覆うよう液晶表示基板41および主基板44と平行に配置された支持板49が、その一面側から固定用ピン部材47に対してネジ留めされて固定されており、支持板49、液晶表示基板41および主基板44が互いに軸方向に所定の間隔で離間した積重状態で連結されている。
図3乃至図5において、42および43は、液晶表示基板41の一面上における、蓋部分30の透明領域Tに対向する領域内に設けられた表示素子および発光素子であり、防爆性容器20の外部から蓋部分30の透明領域Tを介して視認可能とされている。
また、液晶表示基板41と主基板44が一体の動作基板組立体40を構成し、この動作基板組立体40が支柱部材50に支持された構成であることにより、防爆性容器20において、蓋部分30が装着される前の本体部分21の開口から当該動作基板組立体40を組み込むという極めて簡単な作業を行うだけで、液晶表示基板41と主基板44とを所定の位置に適正な姿勢で配置することができるので、所定の防爆型ガス検知器10を容易に作製することができると共に、必要に応じて適宜に行われる主基板44の保守作業を作業現場にて容易に行うことができる。しかも、蓋部分30が本体部分21に対して螺合によって装着される構成であることにより、防爆性容器20が本体部分21と蓋部分30とが着脱自在に構成されたものでありながら、防爆性容器20を十分な防爆性を有するものとして構成することができる。
例えば、必要な複数の基板のすべてを適正な姿勢で支持することができるよう構成されてさえいれば、支柱部材の数および配置位置などの具体的な構成は、特に限定されるものではない。
また、液晶表示基板、主基板および電源端子基板の3者の位置関係、具体的には、各基板間の離間距離の大きさは、目的に応じて適宜に設定することができる。
さらに、本発明の防爆型ガス検知器において用いられるガスセンサとしては、防爆構造を有するものであれば、吸引式のものであっても、拡散式のものであっても、いずれのものであってもよい。また、ガスセンサが防爆性容器に直接的に接続された構成である必要はなく、例えば適宜の接続ケーブルによって接続された構成(リモート式)とされていてもよい。
11 出力側ケーブル接続部
12 電源用ケーブル接続部
15 ガスセンサ
20 防爆性容器
21 本体部分
22 底壁部
23 支柱部材装着部
23A 支柱部材挿入用孔
24 シール部材
25 蓋部材
26 端壁部
26A 開口
27 周壁部
28 板状ガラス部材
T 透明領域
30 蓋部分
35 螺合装着部
40 動作基板組立体
41 液晶表示基板
42 表示素子
43 発光素子
44 主基板
46 スリーブ部材
47 固定用ピン部材
49 支持板
50 支柱部材
52 電源端子基板
55 軸受部材
56 スリーブ部材
57 ブシュ
Claims (4)
- 底壁部を有する円筒状の本体部分およびこの本体部分に螺合されて装着される蓋部分よりなる防爆性容器と、この防爆性容器の本体部分の底壁部から当該本体部分の軸方向に突出して伸びる複数の支柱部材と、前記防爆性容器の本体部分の底壁部に接近した位置において当該底壁部の内面に沿って配置され、前記支柱部材に固定された電源端子基板と、前記支柱部材の先端側位置に支持された、液晶表示基板および主基板が一体に組み合わせられた動作基板組立体とよりなり、
前記動作基板組立体は、液晶表示基板と、ガス検知出力信号処理回路を有する主基板とが、互いに防爆性容器の軸方向に離間した積重状態で連結されてなることを特徴とする防爆型ガス検知器。 - 電源端子基板は、ノイズフィルター回路を有することを特徴とする請求項1に記載の防爆型ガス検知器。
- 動作基板組立体は、液晶表示基板と互いに軸方向に離間した積層状態で連結された支持板を具えており、この支持板が支柱部材の先端に固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防爆型ガス検知器。
- 防爆性容器の本体部分が金属製であり、蓋部分は、中央に開口を有する円形の端壁部およびこの端壁部の外周縁位置から軸方向に突出して伸びるスリーブ状の周壁部よりなる金属製の蓋部材と、この蓋部材の端壁部の開口を塞ぐよう装着された板状ガラス部材とよりなり、当該板状ガラス部材により形成される透明領域を介して、前記液晶表示基板が防爆性容器の外部から視認可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の防爆型ガス検知器。
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