JP2017027665A - Led照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化を図ることが可能なLED照明装置を提供すること。
【解決手段】 LEDチップ22を具備するLED発光部2と、LED発光部2を支持するケース1と、LED発光部2への電源供給を行う電源部3と、を備えるLED照明装置A1であって、ケース1は、LED発光部2の主出射方向とは反対側に開口する開口領域10を有しており、外部から受電するための受電ケーブル81が取り付けられる受電ケーブル孔41を有し且つ電源部に接続される接続部4を備えており、受電ケーブル孔41に取り付けられた受電ケーブル81が延びる方向である電源ケーブル延出方向Cが、開口領域10と交差する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、LED照明装置に関する。
光源としてLEDチップを有するLED照明装置は、省電力、長寿命な照明装置として普及している。特許文献1には、従来のLED照明装置の一例が開示されている。このLED照明装置、光源としてLEDチップを備えており、LEDチップに電源供給するための電源部、LEDチップからの光を透過させる外部カバー、LEDチップ、電源部および外部カバーを支持するケースを備える。
LED照明装置は、小型化の要請がますます高まっている。
特開2007−200302号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、小型化を図ることが可能なLED照明装置を提供することをその課題とする。
本発明によって提供されるLED照明装置は、LEDチップを具備するLED発光部と、前記LED発光部を支持するケースと、LED発光部への電源供給を行う電源部と、を備えるLED照明装置であって、前記ケースは、LED発光部の主出射方向とは反対側に開口する開口領域を有しており、外部から受電するための受電ケーブルが取り付けられる受電ケーブル孔を有し且つ前記電源部に接続される接続部を備えており、前記受電ケーブル孔に取り付けられた前記受電ケーブルが延びる方向である電源ケーブル延出方向Cが、前記開口領域と交差することを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記接続部が取り付けられ、且つ前記ケースに固定された電源支持部材を更に備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記電源支持部材は、前記接続部が設置された設置板部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記設置板部は、前記接続部のうち前記設置板部とは設置板部の厚さ方向に対して反対側に位置する主面が、前記開口領域側に臨むように、前記主出射方向に対して傾いている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記設置板部の前記接続部が取り付けられた面とは反対側の面には、前記電源部が設置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記接続部と前記電源部とは、中継ケーブルを経由して接続されており、前記接続部は、前記中継ケーブルが取り付けられる中継ケーブル孔を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記中継ケーブル孔は、前記受電ケーブル孔とは反対側の面に配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記電源部は、電源基板、前記電源基板に搭載された複数の電子部品を有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記電源基板は、前記設置板部の表面方向に対して平行である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記電源部に接続された電源ケーブルを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記電源ケーブルは、前記中継ケーブルに接続されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記電源部と前記LED発光部とを接続するLEDケーブルを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記LEDケーブルは、前記電源ケーブルに対して前記LED発光部に近い位置において前記電源部に接続されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記LEDケーブルと前記電源ケーブルとは、前記複数の電子部品を挟んで前記電源基板に接続されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ケースは、前記LED発光部を支持する前記LED支持部材が固定された底板部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記接続部の前記主出射方向とは反対側の端部は、前記底板部の前記主出射方向とは反対側の面よりも前記出射方向側に位置している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記LED発光部は、前記電源部よりも前記主出射方向側に位置している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記接続部は、端子台によって構成されている。
本発明によれば、前記LED照明装置の小型化を図ることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づくLED照明装置を示す全体斜視図である。 図1のLED照明装置を示す正面図である。 図1のLED照明装置を示す側面図である。 図1のLED照明装置を示す平面図である。 図1のLED照明装置を示す要部平面図である。 図1のLED照明装置を示す底面図である。 図5のVII−VII線に沿う断面図である。 図5のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図1のLED照明装置を示す要部斜視図である。 図1のLED照明装置のLED発光部を示す平面図である。 図10のXI−XI線に沿う要部断面図である。 図5のXII−XII線に沿う要部断面図である。 図7と同様の断面における要部拡大断面図である。 図1のLED照明装置の電源部を主に示す平面図である。 図1のLED照明装置の接続部を示す平面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図15は、本発明に係るLED照明装置の一例を示している。本実施形態のLED照明装置A1は、ケース1、LED発光部2、電源部3、接続部4、外部カバー5、人感センサ6、LED支持部材71、電源支持部材72、センサ支持部材73およびスペーサ75を備えている。LED照明装置A1は、たとえば図2において図中下方に壁面が位置する姿勢で住宅などに設置される照明装置である。
図1は、LED照明装置A1を示す全体斜視図である。図2は、図1のLED照明装置A1を示す正面図である。図2において、人感センサ6が視認可能である。図3は、図1のLED照明装置A1を示す側面図である。図4は、図1のLED照明装置A1を示す平面図である。図5は、図1のLED照明装置A1を示す要部平面図である。図6は、図1のLED照明装置A1を示す底面図である。図7は、図5のVII−VII線に沿う断面図である。図8は、図5のVIII−VIII線に沿う断面図である。図9は、LED照明装置A1を示す要部斜視図である。図10は、LED照明装置A1のLED発光部2を示す平面図である。図11は、図10のXI−XI線に沿う要部断面図である。図12は、図5のXII−XII線に沿う要部断面図である。図13は、図7と同様の断面における要部拡大断面図であって、電源部3、接続部4、LED支持部材71および電源支持部材72を示している。図14は、LED照明装置A1の電源部3および電源支持部材72の一部(後述する設置板部722)を図13における図中左上方向から見た平面図である。図15は、LED照明装置A1の接続部4を図13における図中右下方向から見た平面図である。以降の説明においては、本発明で言う主出射方向である側を便宜上z方向上側と称し、主出射方向とは反対側に向かう方向をz方向下側と称する。ただし、これらの「上」「下」の語は説明の便宜であり、重力方向との関係を特定するものではない。
LED照明装置A1のサイズの一例を挙げると、z方向寸法が190mm程度、x方向寸法が129mm程度、y方向寸法が125mm程度である。
ケース1は、LED発光部2、電源部3、接続部4、外部カバー5、人感センサ6、LED支持部材71、電源支持部材72、センサ支持部材73を支持するものである。なお、本実施形態においては、LED発光部2、電源部3、接続部4および人感センサ6は、LEDブラケット71、電源ブラケット72およびセンサブラケット73を介して間接的にケース1に支持されている。ケース1の材質は特に限定されないが、本実施形態においては、ケース1は、金属からなる。また、本実施形態においては、ケース1は、金型成形によって形成されている。ケース1のz方向寸法は、たとえば68mm程度である。
ケース1は、側板部11、天板部12、内筒部13、底板部14、連結固定部15および中板部16を有している。図9は、ケース1をz方向下側から見た斜視図である。
側板部11は、ケース1の外面を構成している。側板部11は、z方向とは交差する方向を向く面を有する。本実施形態においては、側板部11は、z方向とは直角である方向(x方向、y方向)を向く面を有する。側板部11の具体的形状は特に限定されないが、図示された例においては、側板部11は、角筒形状とされている。側板部11は、たとえば円筒形状であってもよい。側板部11は、開口領域10が形成されている。開口領域10は、ケース1のz方向下方端縁(本実施形態においては、側板部11のz方向下方端縁)が含まれる平面のうち、ケース1(側板部11)のz方向下方端縁内に含まれる領域を指すものと定義する。側板部11のz方向寸法は、たとえば68mm程度である。
側板部11には、センサ用切欠き部111が形成されている。センサ用切欠き部111は、y方向視において人感センサ6の一部を露出させている。センサ用切欠き部111は、挿通部112および2つの拡幅部113を含む。挿通部112は、人感センサ6の少なくとも一部をケース1の外部に露出させる。拡幅部113は、挿通部112に繋がり且つz方向に対して直角である幅寸法(x方向寸法)を拡大させる。挿通部112は、半円形状の部分を含む。拡幅部113は、矩形状の部分を含む。2つの拡幅部113は、挿通部112を挟んでx方向両側に配置されている。センサ用切欠き部111は、開口領域10に繋がっている。
天板部12は、内筒部13と側板部11とのz方向側部分同士を連結する。天板部12は、開口部121を有している。開口部121は、内筒部13との連結部分である。本実施形態においては、開口部121は、平面視円形状である。
内筒部13は、z方向を軸方向とする筒状部分である。本実施形態においては、内筒部13は、略円柱形状とされている。内筒部13は、側板部11によってx方向およびy方向が囲まれている。内筒部13は、センサ用切欠き部131およびネジ部132を有する。
センサ用切欠き部131は、内筒部13と人感センサ6との干渉を回避するために設けられている。本実施形態においては、図12に示すように、センサ用切欠き部131の周方向における一部が切り欠かれた構成となっている。
ネジ部132は、外部カバー5と係合することにより、外部カバー5をケース1に対して固定するためのものである。ネジ部132は、内筒部13の内面に設けられている。ネジ部132は、内筒部13の径方向において内方に突出している。本実施形態においては、ネジ部132は、内筒部13の周方向において一部方位に設けられていないが、過半を占める大部分の方位に設けられている。また、ネジ部132は、z方向において内筒部13の中心よりもz方向上側に配置されている。
底板部14は、内筒部13の径方向内方に位置しており、z方向に略直角の表面を備えたである板状部分である。底板部14は、内筒部13のz方向下端部分に対して、2つの連結固定部15によって連結されている。連結固定部15は、LED照明装置A1を図示しないボルトなどによって壁面等に固定するために用いられる。本実施形態においては、底板部14は、電源部用切欠き部141およびセンサ用切欠き部142を有する。
図6に示すように、電源部用切欠き部141は、底板部14が電源部3(および電源支持部材72)と干渉することを回避するために設けられている。なお、電源支持部材72の固定部721は、意図的に底板部14に対して固定されているが、電源部用切欠き部141は、電源支持部材72の設置板部722や側板部724と底板部14とが観賞することを回避している。本実施形態においては、電源部用切欠き部141は、平面視略矩形状である。センサ用切欠き部142は、底板部14が人感センサ6(およびセンサ支持部材73)と干渉することを回避するために設けられている。
中板部16は、z方向において天板部12と開口領域10との間に位置する。中板部16は、z方向に対して直角である板状部分である。中板部16は、z方向において内筒部13の中央よりもz方向上側に位置している。中板部16には、センサ支持部材73が固定されている。
LED発光部2は、LED照明装置A1の光源ユニットである。LED発光部2は、LED基板21、複数のLEDチップ22、堰部23、封止樹脂24およびLEDフレーム25を有する。図10は、LED発光部2を示す平面図であり、図11は、図10のXI−XI線に沿う要部断面図である。
LED基板21は、たとえばセラミックスからなる基板であり、表面に配線パターン(図示略)が適宜形成されている。複数のLEDチップ22は、LED基板21に実装されている。本実施形態においては、LEDチップ22は、平面視においてマトリクス状に配置されている。LEDチップ22は、たとえばGaN系半導体からなり、たとえば青色光を発する。堰部23は、LED基板21上に形成されており、平面視において複数のLEDチップ22を囲んでいる。堰部23は、たとえば白色のシリコーン樹脂からなる。封止樹脂24は、堰部23によって囲まれた領域において、複数のLEDチップ22を覆っている。封止樹脂24は、たとえば透明なシリコーン樹脂に蛍光材料が混合された材質からなる。前記蛍光材料は、LEDチップ22からの青色光によって励起されることにより、たとえば黄色光を発する。このようなLEDチップ22と封止樹脂24との混色効果により、LED発光部2は、白色光を発する。LEDフレーム25は、LED基板21を囲むように保持しており、たとえば白色の樹脂からなる。
LED発光部2は、LED支持部材71に取り付けられている。また、LED発光部2は、内部カバー29によって覆われている。内部カバー29は、たとえば半透明の乳白色樹脂からなる部材である。本実施形態においては、内部カバー29は、ドーム状とされている。内部カバー29は、LED支持部材71に取り付けられている。
LED支持部材71は、LED発光部2および内部カバー29を支持するものであり、たとえば板金加工によって形成されている。LED支持部材71は、2つの固定部711、天板部712および2つの側板部714を有する。2つの固定部711は、ケース1の中板部16に固定された部分である。天板部712は、2つの固定部711に対してz方向上側に位置しており、z方向上側の表面にはLED発光部2および内部カバー29が取り付けられている。天板部712には、LEDケーブル孔713が形成されている。LEDケーブル孔713は、電源部3からLED発光部2に繋がるLEDケーブル83を挿通させるためのものである。2つの側板部714は、z方向に沿って延びており、2つの固定部711と天板部712とを繋いでいる。
電源部3は、LED発光部2を発光させるための電力を供給するためのものであり、たとえば商用の100V交流電力をLED発光部2のLEDチップ22の発光に適した直流電力に変換する。図14に示すように、電源部3は、電源基板31、複数の電子部品32および電源フレーム33を有する。
電源基板31は、たとえばガラスエポキシ樹脂などからなる基材を有する絶縁基板の表面に配線等が形成された基板である。複数の電子部品32は、電力変換機能を実現する電源回路を構成するものであり、電源基板31に実装されている。電源フレーム33は、電源基板31を囲む樹脂製部品であり、電源部3を電源支持部材72に取り付けるために用いられる。図7および図13に示すように、本実施形態においては、電源部3の電源基板31は、z方向に対して傾斜している。なお、電源基板31は、LED支持部材71の天板部712、側板部714やケース1の天板部12および開口領域10との関係においても傾斜している。また、電源部3は、LED支持部材71の天板部712および2つの側板部714によっても覆われている。
電源基板31には、LEDケーブル83および電源ケーブル85が接続されている。L電源ケーブル85は、電源基板31に接続箇所851において接続されている。LEDケーブル83は、LED発光部2からLED支持部材71のLEDケーブル孔713を通過して電源部3の電源基板31に到達している。電源ケーブル85は、接続子89によって中継ケーブル82やセンサケーブル84に接続されている。本実施形態においては、LEDケーブル83は、電源ケーブル85に対してz方向上側において電源基板31に接続箇所831において接続されている。また、図14に示すように、LEDケーブル83と電源ケーブル85とは、複数の電子部品32を挟んで配置された接続箇所831と接続箇所851とにおいて電源基板31に接続されている。
接続部4は、外部から受電するための受電ケーブル81と中継ケーブル82とを接続するものであり、電源支持部材72にたとえばボルトによって取り付けられている。接続部4の具体的構成は限定されず、本実施形態においては、端子台によって構成されている。これ以外に、接続部4は、たとえばコネクタによって構成されていてもよい。
図15に示すように、接続部4は、主面40、受電ケーブル孔41および中継ケーブル孔42を有する。主面40は、電源支持部材72に取り付けられた面とは反対側の面であり、たとえば受電ケーブル81を受電ケーブル孔41に脱着する際の作業がなされる面である。受電ケーブル孔41は、受電ケーブル81が接続される孔である。図7および図13に示すように、接続部4の受電ケーブル孔41に接続された受電ケーブル81は、接続部4の主面40の面方向と平行な電源ケーブル延出方向Cに沿って延出する。電源ケーブル延出方向Cは、ケース1の開口領域10と交差する方向となっている。また、本実施形態においては、電源ケーブル延出方向Cは、z方向に対して傾斜している。なお、電源ケーブル延出方向Cは、LED支持部材71の天板部712、側板部714やケース1の天板部12および開口領域10との関係においても傾斜している。また、電源部3は、LED支持部材71の天板部712および2つの側板部714によっても覆われている。この傾斜により、接続部4の主面40は、開口領域10側に臨んでいる。
電源支持部材72は、電源部3および接続部4を支持するものであり、本実施形態においては、板金加工によって形成されている。電源支持部材72は、固定部721、設置板部722および2つの側板部724を有する。
固定部721は、ケース1の中板部16のz方向下面に取り付けられている。設置板部722は、固定部721に繋がっており、z方向に対して傾いている。固定部721と設置板部722とは、一つの板状部材が曲げられて形成されている。設置板部722の一方の面には電源部3が設置されており、z方向下側の他方の面には接続部4が設置されている。また、本実施形態においては、電源部3の電源基板31と設置板部722との間に、これらに密着するようにシリコーン樹脂39が設けられている。設置板部722がz方向に対して傾いていることにより、電源部3および接続部4は、同じ角度でz方向に対して傾斜している。なお、図13に示すように、傾斜した設置板部722が延びる方向をs方向と定義する。s方向はx、y、及びz方向の各々と角度をなす方向である。図14および図15においては、図中上下方向がs方向に一致している。図8に示すように、設置板部722には、ケーブル孔723が形成されている。ケーブル孔723は、中継ケーブル82およびセンサケーブル84を挿通させるためのものである。本実施形態においては、ケーブル孔723は、設置板部722のs方向中心よりもLED発光部2がある側に設けられており、y方向一端寄りに配置されている。2つの側板部724は、設置板部722のy方向両端から起立している。2つの側板部724は、電源部3をy方向両側から覆っている。
外部カバー5は、LED発光部2からの光を透過させつつ、LED発光部2を覆っており、ケース1に固定されている。外部カバー5は、LED照明装置A1の外観にあらわれており、本実施形態においては、LED発光部2との間に内部カバー29を収容している。外部カバー5の材質は特に限定されず、本実施形態においては、外部カバー5は、半透明の乳白色のガラスからなる。本実施形態の外部カバー5は、筒部51、天板部52および係合部53を有する。
筒部51は、LED発光部2をx方向およびy方向において囲む部分であり、本実施形態においては、角柱形状とされている。筒部51のz方向寸法は、たとえば122mm程度である。天板部52は、筒部51のz方向上端に繋がっており、筒部51のz方向上側を塞いでいる。天板部52は、たとえば平面視矩形状である。筒部51および天板部52は、ケース1から露出している。係合部53は、ケース1と係合することにより、外部カバー5をケース1に脱着可能に固定するための部分である。本実施形態においては、係合部53は、ケース1の内筒部13の内側に位置しており、ネジ部531を有している。ネジ部531は、ケース1の内筒部13のネジ部132と螺合する。なお、ケース1と外部カバー5との間には、密閉性を高めるためのパッキンを設けてもよい。
人感センサ6は、人体をはじめとする生体の有無を検出するセンサである。人感センサ6の形式は特に限定されないが、本実施形態においては、人感センサ6は、赤外線を利用した焦電式赤外線センサである。人感センサ6からの検出信号に応じて、電源部3からの電源供給状態が適宜制御される。
人感センサ6は、センサ本体61、レンズ62、2つのスイッチ63およびケーブル保持部64を有する。
センサ本体61は、人感センサ6のセンサ素子や電源部および部等(いずれも図示略)が内蔵された部分である。本実施形態においては、センサ本体61は、直方体形状である。レンズ62は、検出媒体である赤外線を、前記センサ素子に集光するためのものである。2つのスイッチ63は、人感センサ6の検出開始および停止や、検出継続時間などを設定する操作を行うためのものである。センサ本体61は、レンズ62よりもy方向奥方に位置している。
2つのスイッチ63は、センサ本体61に設けられている。図2に示すように、本実施形態においては、2つのスイッチ63は、レンズ62を挟んでx方向両側に配置されている。2つのスイッチ63は、レンズ62の中心よりもz方向下側に位置している。
レンズ62は、少なくともその一部が、ケース1の側板部11のセンサ用切欠き部111の挿通部112から、y方向外方に露出している。また、2つの拡幅部113のy方向奥方に、2つのスイッチ63が各別に位置している。2つのスイッチ63は、側板部11よりもy方向奥方に位置している。挿通部112は、レンズ62の湾曲した外形に沿って側板部11を開口している。拡幅部113は、湾曲した挿通部112と接続され、且つ側壁部11に対する挿通部112の開口の軌道とは異なる軌道により側壁部11を開口させている。人感センサ6のレンズ62と各スイッチ63は、y方向視において側壁部11が存在せず視認可能である。センサ用切欠き部111は、レンズ62に合わせて形どった開口である挿通部112によって、できる限り人感センサ6をケース1内に収容して外部からの可視領域を低減しつつも人感センサ6の外部監視機能を有効としつつ、さらにスイッチ63に合わせて形どった開口である拡幅部113によって、使用者のスイッチ63へのアクセスを良好にできる構成となっている。
ケーブル保持部64は、センサ本体61に対してレンズ62とはy方向反対側に設けられている。ケーブル保持部64は、センサケーブル84を支持するためのものである。
ケーブル保持部64は、センサ支持部材73に固定されている。センサ支持部材73は、固定部731および起立部732を有しており、たとえば板金加工によって形成されている。図12に示すように、固定部731は、ケース1の中板部16のz方向下面に取り付けられている。起立部732は、固定部731に繋がっており、固定部731からz方向下側に延びている。起立部732には、ケーブル孔733が形成されている。ケーブル孔733は、人感センサ6のケーブル保持部64が挿通される部位である。人感センサ6のケーブル保持部64は、ケーブル孔733に挿通された状態でケーブル孔733に対して固定されている。これにより、人感センサ6はセンサ支持部材73を介してケース1に固定されている。
図6に示すように、本実施形態においては、開口領域10からネジ部132を見た場合に、ネジ部132の少なくとも一部がセンサ支持部材73によって隠されている。すなわち、内筒部13の内面の周方向における大部分の方位に設けられたネジ部132の一部が、z方向下側から開口領域10を通して見た場合に、センサ支持部材73によって隠れた格好となっている。ただし、センサ支持部材73をケース1の中板部16から取り外すと、開口領域10からネジ部132の全体を見ることができる。中板部16は、開口領域10から見た場合にネジ部132を避けた領域に設けられている。また、底板部14は、開口領域10から見た場合にネジ部132を避けた領域に設けられている。
スペーサ75は、ケース1の開口領域10を塞ぐ部材であり、ケース1と壁面等との隙間を埋めるためのものである。スペーサ75は、たとえば硬質スポンジ等からなる板状部材である。
次に、LED照明装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、受電ケーブル孔41に取り付けられた受電ケーブル81が延びる方向である電源ケーブル延出方向Cが、開口領域10と交差する。このため、接続部4から延びる受電ケーブル81は、開口領域10を通過してケース1の外部へと向かう姿勢を取りやすい。これにより、ケース1の開口領域10よりも内部の空間において、受電ケーブル81が渦状に存在してしまうことを防止することができる。そして、従来であれば受電ケーブル81のうちケース1内において過剰に存在していた部分の収納を、設置側である壁面内の空間に委ねることが可能である。したがって、LED照明装置A1の小型化を図ることができる。
また、接続部4は、主面40が、開口領域10側に臨むように、z方向に対して傾斜している。これにより、受電ケーブル81を開口領域10から外部へと導くとともに、主面40において受電ケーブル81を脱着するための作業をより容易に行うことができる。たとえば、電源ケーブル延出方向Cがz方向に沿っている構成の場合、主面40にたとえばドライバー等の工具を当接させようとすると、この工具や工具を持つ手がケース1などに干渉しまい、上述した作業が困難となってしまう。電源ケーブル延出方向Cを本実施形態のように傾けることにより、工具を用いた作業をスムーズに行うことができる。
接続部4と電源部3とは、設置板部722の両面に別れて設置されている。設置板部722をz方向に対して傾斜させることにより、接続部4とともに電源部3をz方向に対して傾斜させることができる。電源部3が傾斜していると、たとえば電源基板31のs方向寸法が大きい場合であっても、電源部3のz方向寸法を縮小することができる。これは、LED照明装置A1の小型化に好ましい。
接続部4の受電ケーブル孔41がz方向下側に設けられており、中継ケーブル孔42がz方向上側に設けられている。これにより、受電ケーブル81と中継ケーブル82とが干渉することを回避することができる。電源部3においては、複数の電子部品32を挟んで、LEDケーブル83と電源ケーブル85とがz方向(z方向)において分かれて配置されている。LEDケーブル83をz方向上側に配置することにより、電源部3からLED発光部2へと至るLEDケーブル83の経路が不当に長くなることを回避することができる。
電源部3のz方向下端は、底板部14のz方向下面よりもz方向上側に位置している。これにより、LED照明装置A1を設置する際などに電源部3が誤って壁面に接触することを防止することができる。
また、本実施形態によれば、開口領域10からネジ部132を見た場合に、ネジ部132の少なくとも一部がセンサ支持部材73によって隠されている。このセンサ支持部材73は、ケース1とは別部材とされており、使用者の任意によってケース1から取り外すことが可能である。これにより、ケース1を金型成形する際には、いまだセンサ支持部材73は存在しておらず、金型のうちネジ部132のz方向下側部分を形成する部位をケース1の開口領域10から出し入れすることができる。このため、ネジ部132よりもz方向下側に人感センサ6を配置しつつ、金型の構成が複雑となることを阻止することができる。したがって、LED照明装置A1を構成するケース1の製造が困難となることを回避することができる。
ネジ部132が、内筒部13の内面から径方向内方に突出する構成であるため、外部カバー5のネジ部531をネジ部132に螺合させることにより、外部カバー5をケース1に対して確実に固定することができる。特に、外部カバー5がz方向においてぐらつくこと等を防止することができる。また、ネジ部132が、内筒部13の内面の周方向における大部分の方位に設けられていることにより、外部カバー5をより確実にケース1に対して固定することができる。
ネジ部132が、内筒部13のz方向中央よりもz方向上側に配置されている。これにより、ネジ部132と係合する外部カバー5の係合部53を、内筒部13のz方向下側に過大に進入させる必要がない。
また、本実施形態によれば、側板部11には、人感センサ6の少なくとも一部をケース1の外部に露出させる挿通部112および挿通部112に繋がり且つy方向寸法である幅寸法を拡大させる拡幅部113を含むセンサ用切欠き部111が形成されている。これにより、人感センサ6のレンズ62等をケース1の外部に露出させ、検出感度を高めることができる。一方、レンズ62に対してセンサ本体61をケース1の内方に位置させても、センサ用切欠き部111の拡幅部113を通じて、センサ本体61に手や工具などを到達させることができる。これにより、人感センサ6を適切に機能させつつ、LED照明装置A1の小型化を図ることができる。
スイッチ63は、レンズ62のz方向中心よりもz方向下側に位置している。このため、センサ用切欠き部111において、拡幅部113を挿通部112に対して相対的にz方向下側に配置することができる。したがって、レンズ62に近接するように挿通部112の端縁を配置させ、誤作動や異物の混入を抑制することができる。
センサ用切欠き部111は、開口領域10に繋がっている。このため、センサ用切欠き部111の挿通部112から露出するレンズ62が存在するにもかかわらず、人感センサ6を取り外す際には、人感センサ6をz方向下側へとスムーズに移動させることができる。
本発明に係るLED照明装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るLED照明装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1 LED照明装置
1 ケース
10 開口領域
11 側板部
111 センサ用切欠き部
112 挿通部
113 拡幅部
12 天板部
121 開口部
13 内筒部
131 センサ用切欠き部
132 ネジ部
14 底板部
141 電源部用切欠き部
142 センサ用切欠き部
15 連結固定部
16 中板部
2 LED発光部
21 LED基板
22 LEDチップ
23 堰部
24 封止樹脂
25 LEDフレーム
29 内部カバー
3 電源部
31 電源基板
32 電子部品
33 電源フレーム
39 シリコーン樹脂
4 接続部
40 主面
41 受電ケーブル孔
42 中継ケーブル孔
71 LED支持部材
711 固定部
712 天板部
713 LEDケーブル孔
714 側板部
72 電源支持部材
721 固定部
722 設置板部
723 ケーブル孔
724 側板部
73 センサ支持部材
731 固定部
732 起立部
733 ケーブル孔
5 外部カバー
51 筒部
52 天板部
53 係合部
531 ネジ部
6 人感センサ
61 センサ本体
62 レンズ
63 スイッチ
64 ケーブル保持部
75 スペーサ
81 受電ケーブル
82 中継ケーブル
83 LEDケーブル
831 接続箇所
84 センサケーブル
85 電源ケーブル
851 接続箇所
89 接続子
C 電源ケーブル延出方向

Claims (18)

  1. LEDチップを具備するLED発光部と、
    前記LED発光部を支持するケースと、
    LED発光部への電源供給を行う電源部と、を備えるLED照明装置Aであって、
    前記ケースは、LED発光部の主出射方向とは反対側に開口する開口領域を有しており、
    外部から受電するための受電ケーブルが取り付けられる受電ケーブル孔を有し且つ前記電源部に接続される接続部を備えており、
    前記受電ケーブル孔に取り付けられた前記受電ケーブルが延びる方向である電源ケーブル延出方向Cが、前記開口領域と交差することを特徴とする、LED照明装置。
  2. 前記接続部が取り付けられ、且つ前記ケースに固定された電源支持部材を更に備える、請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記電源支持部材は、前記接続部が設置された設置板部を有する、請求項2に記載のLED照明装置。
  4. 前記設置板部は、前記接続部のうち前記設置板部とは設置板部の厚さ方向に対して反対側に位置する主面が、前記開口領域側に臨むように、前記主出射方向に対して傾いている、請求項3に記載のLED照明装置。
  5. 前記設置板部の前記接続部が取り付けられた面とは反対側の面には、前記電源部が設置されている、請求項4に記載のLED照明装置。
  6. 前記接続部と前記電源部とは、中継ケーブルを経由して接続されており、
    前記接続部は、前記中継ケーブルが取り付けられる中継ケーブル孔を有する、請求項3ないし5のいずれかに記載のLED照明装置。
  7. 前記中継ケーブル孔は、前記受電ケーブル孔とは反対側の面に配置されている、請求項6に記載のLED照明装置。
  8. 前記電源部は、電源基板、前記電源基板に搭載された複数の電子部品を有している、請求項6または7に記載のLED照明装置。
  9. 前記電源基板は、前記設置板部の表面方向に対して平行である、請求項8に記載のLED照明装置。
  10. 前記電源部に接続された電源ケーブルを備える、請求項8または9に記載のLED照明装置。
  11. 前記電源ケーブルは、前記中継ケーブルに接続されている、請求項10に記載のLED照明装置。
  12. 前記電源部と前記LED発光部とを接続するLEDケーブルを備える、請求項10または11に記載のLED照明装置。
  13. 前記LEDケーブルは、前記電源ケーブルに対して前記LED発光部に近い位置において前記電源部に接続されている、請求項12に記載のLED照明装置。
  14. 前記LEDケーブルと前記電源ケーブルとは、前記複数の電子部品を挟んで前記電源基板に接続されている、請求項13に記載のLED照明装置。
  15. 前記ケースは、前記LED発光部を支持する前記LED支持部材が固定された底板部を有する、請求項1ないし14のいずれかに記載のLED照明装置。
  16. 前記接続部の前記主出射方向とは反対側の端部は、前記底板部の前記主出射方向とは反対側の面よりも前記出射方向側に位置している、請求項15に記載のLED照明装置。
  17. 前記LED発光部は、前記電源部よりも前記主出射方向側に位置している、請求項1ないし16に記載のLED照明装置。
  18. 前記接続部は、端子台によって構成されている、請求項17に記載のLED照明装置。
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