JP2007124362A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 画像等のデータを記憶するための内蔵メモリにおいて記憶容量を節約することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】 本実施形態の撮像装置10では、初期設定時に選択されなかった言語に対応する言語データ(非選択言語データ)112が削除されて、フラッシュメモリ58内の言語データは選択言語データ114のみになり、フラッシュメモリ58の空き容量が増加する(図6の下の図)。これにより、フラッシュメモリ58の記憶容量を節約することができる。
【選択図】 図6
【解決手段】 本実施形態の撮像装置10では、初期設定時に選択されなかった言語に対応する言語データ(非選択言語データ)112が削除されて、フラッシュメモリ58内の言語データは選択言語データ114のみになり、フラッシュメモリ58の空き容量が増加する(図6の下の図)。これにより、フラッシュメモリ58の記憶容量を節約することができる。
【選択図】 図6
Description
本発明は情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに係り、特に画像等のデータを記憶するための内蔵メモリを有する情報処理装置等に関する。
特許文献1には、複数のフォントデータ又は言語データを1の圧縮データに圧縮することにより、フラッシュメモリにおける記憶容量を節約することを可能にした情報処理装置について開示されている。
特開2005−195835号公報
上記の特許文献1に開示されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置では、言語の設定変更を行うことはまれであり、複数のフォントデータ又は言語データの圧縮データを保存しておく必要はなく、また、記憶容量の無駄になるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、画像等のデータを記憶するための内蔵メモリにおいて記憶容量を節約することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に係る情報処理装置は、複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶する記憶手段と、操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択手段と、前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に係る情報処理装置によれば、装置の操作に使用する言語として選択されなかった言語に対応する言語データ(非選択言語データ)を削除することにより、記憶手段の空き容量を増加させ、記憶容量を有効に利用することができる。
請求項2に係る情報処理装置は、請求項1において、前記言語選択手段は、前記操作者から装置の操作に使用する言語の選択の指示入力を受け付けなかった場合に、装置の操作に使用する言語としてデフォルトの言語を選択し、前記データ削除手段は、前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記デフォルトの言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除することを特徴とする。
請求項2に係る情報処理装置によれば、言語選択を行わなかった場合に、デフォルトの言語から変更しない場合には、不要な言語データを削除することにより、記憶手段の空き容量を増やすことができる。
請求項3に係る情報処理装置は、複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶する記憶手段と、操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択手段と、前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除手段とを備えることを特徴とする。
請求項3に係る情報処理装置によれば、装置の動作中に記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、非選択言語データを削除することにより、記憶手段の空き容量を増やすことができる。
請求項4に係る情報処理装置は、請求項3において、前記言語選択手段は、前記操作者から装置の操作に使用する言語の選択の指示入力を受け付けなかった場合に、装置の操作に使用する言語としてデフォルトの言語を選択し、前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記データ削除手段は、前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記デフォルトの言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除することを特徴とする。
請求項4に係る情報処理装置によれば、言語選択を行わなかった場合にも、装置の動作中に記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、必要に応じて不要な言語データを削除することにより、記憶手段の空き容量を増やすことができる。
請求項5に係る情報処理装置は、請求項3又は4において、前記記憶手段は、前記非選択言語データを削除候補として記憶し、前記データ削除手段は、前記削除候補の言語データを削除することを特徴とする。
請求項5に係る情報処理装置によれば、非選択言語データを削除候補として記憶しておくことにより、記憶容量が足りなくなった場合に、非選択言語データをすぐに削除することができる。
請求項6に係る情報処理装置は、請求項3から5において、前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記非選択言語データを削除するかどうかについて、操作者からの指示入力を受け付ける入力受付手段を更に備え、前記非選択言語データを削除する旨の指示入力が受け付けられた場合に、前記データ削除手段は、前記非選択言語データを削除することを特徴とする。
請求項6に係る情報処理装置によれば、非選択言語データを削除して記憶容量を確保するかどうか選択することができる。
請求項7に係る情報処理方法は、複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶手段に記憶する記憶工程と、操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択工程と、前記記憶工程において記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除工程とを備えることを特徴とする。
請求項8に係る情報処理方法は、複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶手段に記憶する記憶工程と、操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択工程と、前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除工程とを備えることを特徴とする。
請求項9に係る情報処理方法は、請求項8において、前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記非選択言語データを削除するかどうかについて、操作者からの指示入力を受け付ける入力受付工程を更に備え、前記入力受付工程において、前記非選択言語データを削除する旨の指示入力が受け付けられた場合に、前記データ削除工程において、前記非選択言語データを削除することを特徴とする。
請求項10に係る情報処理プログラムは、複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶手段に記憶する記憶機能と、操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択機能と、前記記憶機能により記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする。
請求項11に係る情報処理プログラムは、複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶手段に記憶する記憶機能と、操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択機能と、前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする。
請求項12に係る情報処理プログラムは、請求項11において、前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記非選択言語データを削除するかどうかについて、操作者からの指示入力を受け付ける入力受付機能と、前記入力受付機能により、前記非選択言語データを削除する旨の指示入力が受け付けられた場合に、前記データ削除機能により、前記非選択言語データを削除する機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする。
請求項10から12に係る情報処理プログラムを含むソフトウェアやファームウェアをパーソナルコンピュータ(PC)のほか、撮像装置(電子カメラ、デジタルカメラ)やビデオ再生装置(ビデオデッキ、テレビ)、デジタルカメラ、携帯電話等の装置に適用することにより、本発明の情報処理装置及び情報処理方法を実現することができる。
本発明によれば、装置の操作に使用する言語として選択されなかった言語に対応する言語データ(非選択言語データ)を削除することにより、記憶手段の空き容量を増加させ、記憶容量を有効に利用することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムの好ましい実施の形態について説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置を備える撮像装置(電子カメラ、デジタルカメラ)を示す図である。図1は正面斜視図であり、図2は背面斜視図である。本実施形態の撮像装置10のカメラボディ12は、扁平状の四角い箱型に形成されている。図1に示すように、カメラボディ12の正面には、撮影レンズ14、ストロボ16及びファインダ窓18等が設けられており、上面には、レリーズボタン20及び電源スイッチ22が設けられている。図2に示すように、カメラボディ12の背面には、ファインダ接眼部24、ファインダランプ26、液晶モニタ28、モードスイッチ30、ズームボタン32、マクロボタン34、ストロボボタン36、MENU/OKボタン38、BACKボタン40及び表示ボタン42等が設けられている。
電源スイッチ22は、スライド式のスイッチであり、撮像装置10の電源は、電源スイッチ22をスライド操作することによりON/OFFされる。撮影レンズ14は、沈胴式のズームレンズで構成されており、撮像装置10の電源をオンにすることにより、カメラボディ12の正面から繰り出される。そして、撮像装置10の電源をオフにすることにより、カメラボディ12内に沈胴する。
カメラボディ12の上面に設けられたレリーズボタン20は、いわゆる「半押し」と「全押し」とからなる2段ストロークタイプのボタンで構成されており、「半押し」でAF(Auto Focus:自動焦点合わせ)、AE(Auto Exposure:自動露出)が機能し、「全押し」で撮影が実行される。
カメラボディ12の背面に設けられた液晶モニタ28は、撮影した画像の再生用モニタとして使用されるとともに、撮影時には電子ビューファインダとして使用される。表示ボタン42は、この電子ビューファインダのON/OFF切替ボタンとして機能する。また、液晶モニタ28は、ユーザインターフェース用表示画面としても利用され、必要に応じてメニュー情報や選択項目、設定内容等の情報が表示される。なお、液晶モニタ28に代えて、有機EL(electro-luminescence)等の他の方式の表示装置を用いることも可能である。
モードスイッチ30は、撮像装置10のモードを切り替えるスイッチとして機能し、その設定位置によって静止画の撮影を行なう「撮影モード」と、撮影した画像を再生する「再生モード」とに切り替えられる。
ズームボタン32は、上下方向に揺動自在なシーソーボタンで構成されており、ズーム操作時の操作ボタンとして機能する。すなわち、撮影モードの下、このズームボタン32を上方向に操作することにより、ズームがテレ方向に操作され、下方向に操作することにより、ズームがワイド方向に操作される。
また、このズームボタン32は、再生モードの下、再生画像のズームボタンとしても機能する。すなわち、再生モードの下、このズームボタン32を上方向に操作することにより、再生画像が拡大表示され、下方向に操作することにより、再生画像が縮小表示される。
マクロボタン34は、マクロ機能(接写機能)のON/OFFを切り替えるボタンとして機能し、撮影モードの下、このマクロボタン34を押圧操作することにより、マクロ機能がON又はOFFされる。また、このマクロボタン34は、再生モードの下、コマ戻しボタン(1コマ前の画像が表示されるように指示するボタン)として機能する。
ストロボボタン36は、ストロボモードを切り替えるボタンとして機能し、撮影モードの下、このストロボボタン36を押圧操作することにより、ストロボモードが、ストロボ発光/発光禁止の各モードに設定される。また、このストロボボタン36は、再生モードの下、コマ送りボタン(1コマ後の画像が表示されるように支持するボタン)として機能する。
MENU/OKボタン38は、メニュー画面の表示を指示するボタンとして機能し、このMENU/OKボタン38が押されることにより、液晶モニタ28にメニュー画面が表示される。また、このMENU/OKボタン38は、メニュー画面から選択した項目の確定や動作の実行を指示するボタンとして機能し、BACKボタン40は、メニュー画面で選んだ項目の取消や一つ前の状態に戻すことを指示するボタンとして機能する。
なお、このメニュー画面が表示されている場合において、ズームボタン32、マクロボタン34、ストロボボタン36の3つのボタンは、十字キーとして機能し、この3つのボタンを利用してメニュー項目の選択等が行なわれる。
図3は、撮像装置10の主要構成を示すブロック図である。図3に示す撮像装置10は、静止画や動画の記録及び再生機能を備えたデジタルカメラであり、撮像装置10全体の動作は中央処理装置(CPU)50によって統括制御される。CPU50は、所定のプログラムに従って本カメラシステムを制御する制御手段として機能するとともに、自動露出(AE)演算、自動焦点調節(AF)演算、ホワイトバランス(WB)調整演算等、各種演算を実施する演算手段として機能する。電源回路52は、本カメラシステムの各ブロックに電源を供給する。
CPU50には、バス54を介してROM(Read Only Memory)56及びフラッシュメモリ58が接続されている。ROM56には、CPU50が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納され、フラッシュメモリ58には、CCD画素欠陥情報、カメラ動作に関する各種定数/情報等が格納されている。また、フラッシュメモリ58には、複数の言語に対応する言語データ(言語データ、フォントデータ等)が格納されている。
また、メモリ(SDRAM、Synchronous Dynamic Random Access Memory)60は、プログラムの展開領域及びCPU50の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データや音声データの一時記憶領域として利用される。VRAM(Video Random Access Memory)62は、画像データ専用の一時記憶メモリであり、A領域62AとB領域62Bを含んでいる。なお、メモリ60とVRAM62は共用することが可能である。
操作スイッチ群64は、上記したレリーズボタン20及び電源スイッチ22等を含むブロックである。これら各種の操作スイッチからの信号はCPU50に入力され、CPU50は入力信号に基づいて撮像装置10の各回路を制御し、例えば、レンズ駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録/再生制御、液晶モニタ28の表示制御等を行う。
撮像装置10は、メディアソケット(メディア装着部)66を有し、メディアソケット66には記録メディア68を装着することができる。記録メディア68の形態としては、xD-PictureCard(商標)、スマートメディア(商標)に代表される半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等、種々の媒体を用いることができる。メディアコントローラ70は、メディアソケット66に装着される記録メディア68に適した入出力信号の受渡しを行うために所要の信号変換を行う。
また、撮像装置10は、パーソナルコンピュータその他の外部機器と接続するための通信手段として外部接続インターフェース(I/F)部72を備える。撮像装置10は、図示せぬUSBケーブル等を用いて撮像装置10と外部機器を接続することにより、外部機器との間でデータの受渡しが可能となる。なお、外部機器との通信方式はUSBに限らず、IEEE1394やBluetooth、その他の通信方式を適用してもよい。
次に、撮像装置10の撮影機能について説明する。モードスイッチ30によって撮影モードが選択されると、カラーCCD固体撮像素子74(以下の説明では、CCD74と記載する)を含む撮像部に電源が供給され、撮影可能な状態になる。
レンズユニット76は、フォーカスレンズ78及びズームレンズ80を含む撮影レンズ14と、絞り兼用メカシャッタ82とを含む光学ユニットである。撮影レンズ14のフォーカシングは、フォーカスレンズ78をフォーカスモータ78Aによって移動させることにより行われ、ズーミングは、ズームレンズ80をズームモータ80Aで移動させることにより行われる。フォーカスモータ78Aとズームモータ80Aは、それぞれフォーカスモータドライバ78Bとズームモータドライバ80Bにより駆動制御される。CPU50は、このフォーカスモータドライバ78Bとズームモータドライバ80Bに制御信号を出力して制御する。
絞り82は、いわゆるターレット型絞りで構成されており、F2.8からF8の絞り孔が穿孔されたターレット板を回転させて絞り値(F値)を変化させる。この絞り82の駆動はアイリスモータ82Aによって行われる。アイリスモータ82Aはアイリスモータドライバ82Bにより駆動制御される。CPU50は、このアイリスモータドライバ82Bに制御信号を出力して制御する。
レンズユニット76を通過した光は、CCD76の受光面に結像される。CCD74の受光面には多数のフォトダイオード(受光素子)が二次元的に配列されており、各フォトダイオードに対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造(ベイヤー、Gストライプ等)で配置されている。また、CCD74は、各フォトダイオードの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する電子シャッター機能を有している。CPU50は、タイミングジェネレータ(TG)84を介してCCD74での電荷蓄積時間を制御する。
CCD74の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、CPU50の指令に従いTG84から与えられる駆動パルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出される。
CCD74から出力された信号はアナログ処理部(CDS/AMP)86に送られ、ここで画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールド(相関二重サンプリング処理)され、増幅された後、A/D変換器88に加えられる。A/D変換器88によってデジタル信号に変換された点順次のR、G、B信号は、画像入力コントローラ90を介してメモリ60に記憶される。
画像信号処理回路92は、メモリ60に記憶されたR、G、B信号をCPU50の指令に従って処理する。すなわち、画像信号処理回路92は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス補正回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含む画像処理手段として機能し、CPU50からのコマンドに従ってメモリ60を活用しながら所定の信号処理を行う。
画像信号処理回路92に入力されたRGBの画像データは、画像信号処理回路92において輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施される。画像信号処理回路92で処理された画像データはVRAM62に格納される。
撮影画像を液晶モニタ28にモニタ出力する場合、VRAM62から画像データが読み出され、バス54を介してビデオエンコーダ94に送られる。ビデオエンコーダ94は、入力された画像データを表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合画像信号)に変換して液晶モニタ28に出力する。
CCD74から出力される画像信号によって、1コマ分の画像を表す画像データがVRAM62のA領域62AとB領域62Bとで交互に書き換えられる。VRAM62のA領域62A及びB領域62Bのうち、画像データが書き換えられている方の領域以外の領域から、書き込まれている画像データが読み出される。このようにしてVRAM62内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される画像信号が液晶モニタ28に供給されることにより、撮像中の映像がリアルタイムに液晶モニタ28に表示される。撮影者は、液晶モニタ28に表示される映像(スルームービー画)によって撮影画角を確認できる。
レリーズボタン20が半押しされると、撮像装置10はAE及びAF処理を開始する。すなわち、CCD74から出力された画像信号はA/D変換後に画像入力コントローラ90を介してAF検出回路96並びにAE/AWB検出回路98に入力される。
AE/AWB検出回路98は、1画面を複数のエリア(例えば、8×8又は16×16)に分割し、分割エリアごとにRGB信号を積算する回路を含み、その積算値をCPU50に提供する。CPU50は、AE/AWB検出回路989から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。求めた露出値と所定のプログラム線図に従い、絞り値とシャッタースピードが決定され、これに従いCPU50はCCD74の電子シャッター及びアイリスを制御して適正な露光量を得る。
また、AE/AWB検出回路98は、自動ホワイトバランス調整時には、分割エリアごとにRGB信号の色別の平均積算値を算出し、その算出結果をCPU50に提供する。CPU50は、Rの積算値、Bの積算値、Gの積算値を得て、分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、これらR/G、B/Gの値のR/G、B/G軸座標の色空間における分布等に基づいて光源種判別を行い、判別された光源種に応じてホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランス補正値)を制御し、各色チャンネルの信号に補正をかける。なお、ホワイトバランス調整の詳細は後述する。
撮像装置10におけるAF制御は、例えば、画像信号のG信号の高周波成分が極大になるようにフォーカスレンズ78を移動させるコントラストAFが適用される。すなわち、AF検出回路96は、G信号の高周波成分のみを通過させるハイパスフィルタ、絶対値化処理部、画面内(例えば、画面中央部)にあらかじめ設定されているフォーカス対象エリア内の信号を切り出すAFエリア抽出部及びAFエリア内の絶対値データを積算する積算部から構成される。
AF検出回路96により求められた積算値のデータはCPU50に通知される。CPU50は、フォーカスモータドライバ78Bを制御してフォーカスレンズ78を移動させながら、複数のAF検出ポイントで焦点評価値(AF評価値)を演算し、評価値が極大となるレンズ位置を合焦位置として決定する。そして、CPU50は、求めた合焦位置にフォーカスレンズ78を移動させるようにフォーカスモータドライバ78Bを制御する。なお、AF評価値の演算はG信号を利用する態様に限らず、輝度信号(Y信号)を利用してもよい。
レリーズボタン20が半押しされ、AE/AF処理が行われ、レリーズボタン20が全押しされ、記録用の撮影動作がスタートする。レリーズボタン20の全押しに応動して取得された画像データは画像信号処理回路92において輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、メモリ60に格納される。
メモリ60に格納されたY/C信号は、圧縮伸張回路100によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディアコントローラ70を介して記録メディア68に記録される。例えば、静止画についてはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式で記録される。
モードスイッチ30により再生モードが選択されると、記録メディア68に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録されたファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係るファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像圧縮データは、圧縮伸張回路100を介して非圧縮のYC信号に伸張され、画像信号処理回路92及びビデオエンコーダ94を介して表示用の信号に変換された後、液晶モニタ28に出力される。これにより、当該ファイルの画像内容が液晶モニタ28の画面上に表示される。
静止画の一コマ再生中(動画の先頭フレーム再生中も含む)に、ストロボボタン36(右キー)又はマクロボタン34(左キー)を操作することによって、再生対象のファイルを切り換えること(順コマ送り/逆コマ送り)ができる。コマ送りされた位置の画像ファイルが記録メディア68から読み出され、上記と同様にして静止画像や動画が液晶モニタ28に再生表示される。
また、再生モード時に、パーソナルコンピュータやテレビ等の外部ディスプレイがビデオ入出力端子102を介して撮像装置10に接続されている場合には、記録メディア68に記録されている画像データはビデオ出力回路104により処理されて、この外部ディスプレイに再生表示される。
また、CPU50には、オーディオ入出力回路106が接続される。オーディオ入出力回路106には、スピーカ108及びマイク110が接続され、撮影モード時や再生モード時等における各種動作音が再生出力されるとともに、動画撮影時の音声信号が入力される。
次に、本実施形態の撮像装置10の初期設定の処理について、図4以降を参照して説明する。なお、図4に示す処理は、例えば、撮像装置10の購入時等に行われる。まず、電源スイッチ22が操作されて、電源がオンになると、撮像装置10を制御するプログラムに用いる各種のパラメータの初期化処理(ステップS10)、電源立上げ処理(ステップS12)が行われる。次に、撮像装置10の日付設定が行われていない場合には(ステップS14のNo)、日付設定を行うように促す表示が液晶モニタ28に表示され、日付設定を受け付ける状態になる(ステップS16)。そして、日付設定処理が完了すると、ステップS18に進む。一方、撮像装置10の日付設定が行われている場合には(ステップS14のYes)、ステップS18に進む。
次に、図5に示すように、撮像装置10の操作、液晶モニタ28における操作メニュー等の表示に使用される言語の選択を促す画面が液晶モニタ28に表示され、言語選択を受け付ける状態になる(ステップS18)。そして、十字キー(ズームボタン32、マクロボタン34、ストロボボタン36)等が操作されて言語選択が完了すると、選択されなかった言語に対応する言語データ(非選択言語データ)がフラッシュメモリ58から削除される(ステップS20)。
図6は、フラッシュメモリ58内の記憶領域を模式的に示すブロック図である。図6に示すように、本実施形態の撮像装置10では、初期設定時に選択されなかった言語に対応する言語データ(非選択言語データ)112が削除されて、フラッシュメモリ58内の言語データは選択言語データ114のみになり、フラッシュメモリ58の空き容量が増加する(図6の下の図)。これにより、フラッシュメモリ58の記憶容量を節約することができる。
なお、本実施形態の撮像装置10において、言語選択を変更したい場合には、例えば、削除された非選択言語データ114を外部機器接続I/F72等を介して接続された外部機器や、ネットワークから取得することができる。
なお、上記の実施形態では、非選択言語データ114の削除を、撮像装置10の初期設定時に行うようにしたが、撮像装置10の動作時に必要に応じて行うようにしてもよい。図7は、撮像装置10の撮影時における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、撮像装置10の初期設定時において、電源スイッチ22が操作されて、電源がオンになると、撮像装置10を制御するプログラムに用いる各種のパラメータの初期化処理(ステップS30)、電源立上げ処理(ステップS32)が行われる。次に、撮像装置10の日付設定が行われていない場合には(ステップS34のNo)、日付設定を行うように促す表示が液晶モニタ28に表示され、日付設定を受け付ける状態になる(ステップS36)。そして、日付設定処理が完了すると、ステップS38に進む。一方、撮像装置10の日付設定が行われている場合には(ステップS34のYes)、ステップS38に進む。
次に、撮像装置10の操作、液晶モニタ28における操作メニュー等の表示に使用される言語の選択を促す画面が液晶モニタ28に表示され(図5参照)、言語選択を受け付ける状態になる(ステップS38)。そして、十字キー(ズームボタン32、マクロボタン34、ストロボボタン36)等が操作されて言語選択が完了すると、選択されなかった言語に対応する言語データ(非選択言語データ)にマーキングされる(ステップS40)。なお、ステップS40では、非選択言語データに所定のマークやフラグを付してもよいし、非選択言語データ114を特定するデータファイル等を生成するようにしてもよい。
次に、撮像処理時において、レリーズボタン20が押下(半押し又は全押し)されると(ステップS42のYes)、CPU50により、記録画素数、画質等の設定内容情報が取得されて、記録メディア68の空き容量が参照される。そして、CPU50により、上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量が記録メディア68にないと判断されると、フラッシュメモリ58の空き容量が参照される(ステップS44)。上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量がフラッシュメモリ58にあると判断された場合(ステップS44のYes)、撮影処理が行われ、撮像された画像はフラッシュメモリ58に保存される(ステップS48)。
一方、上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量がフラッシュメモリ58にないと判断された場合(ステップS44のNo)、CPU50により、非選択言語データを削除しても画像を保存するための空き容量を確保できないと判断された場合には、撮影処理は行わず、液晶モニタ28に警告を表示して終了する。一方、非選択言語データを削除すれば、画像を保存するための空き容量を確保できると判断された場合には、非選択言語データがフラッシュメモリ58から削除されて(ステップS46)、撮影処理が行われる(ステップS48)。
本実施形態によれば、撮像装置10により撮影を行っている最中に、画像を記録するための記録メディア68の空き容量がなくなった場合に、フラッシュメモリ58に画像を記録することができるとともに、フラッシュメモリ58の空き容量も足りない場合には、非選択言語データ112を削除してフラッシュメモリ58の空き容量を増やして画像を記録することができる。
なお、上記のステップS42では、レリーズボタン20の半押し時、すなわち、AE又はAF時に、記録メディア68やフラッシュメモリ58の空き容量を確認するようにしたが、例えば、全押し時であってもよい。また、撮影の都度、記録メディア68やフラッシュメモリ58の空き容量を確認して、空き容量が足りなくなった段階で非選択言語データを削除してもよいし、又は、設定内容(記録画素数や画質等)の変更を促す表示を行ってもよい。
次に、撮影時の処理の流れの別の実施形態について説明する。図8は、撮像装置10の撮影時における処理の第2の実施形態を示すフローチャートである。なお、初期設定時の処理(ステップS50からS60)は、図7のステップS30からS40と同様であるため説明を省略する。
撮像処理時において、レリーズボタン20が押下(半押し又は全押し)されると(ステップS62のYes)、CPU50により、記録画素数、画質等の設定内容情報が取得されて、記録メディア68の空き容量が参照される。そして、CPU50により、上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量が記録メディア68にないと判断されると、フラッシュメモリ58の空き容量が参照される(ステップS64)。上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量がフラッシュメモリ58にあると判断された場合(ステップS64のYes)、撮影処理が行われ、撮像された画像はフラッシュメモリ58に保存される(ステップS70)。
一方、上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量がフラッシュメモリ58にないと判断された場合(ステップS64のNo)、CPU50により、非選択言語データを削除しても画像を保存するための空き容量を確保できないと判断された場合には、撮影処理は行わずに、液晶モニタ28に警告を表示して終了する。
一方、非選択言語データを削除すれば、画像を保存するための空き容量を確保できると判断された場合には、図9に示すように、非選択言語データを削除するかどうかを確認する確認画面が液晶モニタ28に表示される(ステップS66)。そして、非選択言語データを削除する場合には、MENU/OKボタン38が押下されたことを検知すると(ステップS66のYes)、非選択言語データがフラッシュメモリ58から削除されて(ステップS68)、撮影処理が行われる(ステップS70)。一方、非選択言語データを削除しない場合には、BACKボタン40が押下されたことを検知すると(ステップS66のNo)、図10に示すように、液晶モニタ28に警告画面が表示されて、画像は保存されずに終了する(ステップS72)。
本実施形態によれば、撮影中に、記録メディア68及びフラッシュメモリ58の両方とも空き容量がなくなった場合に、非選択言語データを削除して空き容量を確保するかどうか選択することができる。
次に、撮影時の処理の流れの第3の実施形態について、図11を参照して説明する。まず、撮像装置10の初期設定時において、電源スイッチ22が操作されて、電源がオンになると、撮像装置10を制御するプログラムに用いる各種のパラメータの初期化処理(ステップS80)、電源立上げ処理(ステップS82)が行われる。次に、撮像装置10の日付設定が行われていない場合には(ステップS84のNo)、日付設定を行うように促す表示が液晶モニタ28に表示され、日付設定を受け付ける状態になる(ステップS86)。そして、日付設定処理が完了すると、ステップS88に進む。一方、撮像装置10の日付設定が行われている場合には(ステップS84のYes)、ステップS88に進む。
次に、撮像装置10の操作、液晶モニタ28における操作メニュー等の表示に使用される言語の選択を促す画面が液晶モニタ28に表示され(図5参照)、言語選択を受け付ける状態になる(ステップS88)。そして、十字キー(ズームボタン32、マクロボタン34、ストロボボタン36)等が操作されて言語選択が完了すると(ステップS88のYes)、選択されなかった言語に対応する言語データ(非選択言語データ)にマーキングされる(ステップS90)。なお、ステップS90では、非選択言語データに所定のマークやフラグを付してもよいし、非選択言語データ114を特定するデータファイル等を生成するようにしてもよい。一方、BACKボタン40等により言語選択がキャンセルされた場合には(ステップS88のNo)、初期設定を終了する。
次に、撮像処理時において、レリーズボタン20が押下(半押し又は全押し)されると(ステップS92のYes)、CPU50により、記録画素数、画質等の設定内容情報が取得されて、記録メディア68の空き容量が参照される。そして、CPU50により、上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量が記録メディア68にないと判断されると、フラッシュメモリ58の空き容量が参照される(ステップS94)。上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量がフラッシュメモリ58にあると判断された場合(ステップS94のYes)、撮影処理が行われ、撮像された画像はフラッシュメモリ58に保存される(ステップS100)。
一方、上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量がフラッシュメモリ58にないと判断された場合(ステップS94のNo)、CPU50により、非選択言語データを削除しても画像を保存するための空き容量を確保できないと判断された場合には、撮影処理は行わずに、液晶モニタ28に警告を表示して終了する。
一方、非選択言語データを削除すれば、画像を保存するための空き容量を確保できると判断された場合には、フラッシュメモリ58内の言語データが参照されて、非選択言語データのマーキングがあるかどうか、すなわち、初期設定時に言語選択が行われているかどうか確認される(ステップS96)。初期設定時に言語選択が行われており、非選択言語データのマーキングがある場合には(ステップS96のYes)、非選択言語データがフラッシュメモリ58から削除されて(ステップS98)、撮影処理が行われる(ステップS100)。一方、初期設定時に言語選択が行われておらず、非選択言語データのマーキングがない場合には(ステップS96のNo)、図12に示すように、液晶モニタ28に警告画面が表示されて、画像は保存されずに終了する(ステップS102)。
本実施形態によれば、例えば、日付設定や言語選択等の初期設定を行わずに撮影を行った場合に、後で言語選択が可能なように非選択言語データを保持できる。
次に、撮影時の処理の流れの第4の実施形態について、図13を参照して説明する。なお、初期設定時の処理(ステップS110からS120)は、図11のステップS80からS90と同様であるため説明を省略する。
撮像処理時において、レリーズボタン20が押下(半押し又は全押し)されると(ステップS122のYes)、CPU50により、記録画素数、画質等の設定内容情報が取得されて、記録メディア68の空き容量が参照される。そして、CPU50により、上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量が記録メディア68にないと判断されると、フラッシュメモリ58の空き容量が参照される(ステップS124)。上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量がフラッシュメモリ58にあると判断された場合(ステップS124のYes)、撮影処理が行われ、撮像された画像はフラッシュメモリ58に保存される(ステップS130)。
一方、上記設定内容情報に基づいて撮影された画像を記録するだけの空き容量がフラッシュメモリ58にないと判断された場合(ステップS124のNo)、CPU50により、非選択言語データを削除しても画像を保存するための空き容量を確保できないと判断された場合には、撮影処理は行わずに、液晶モニタ28に警告を表示して終了する。一方、非選択言語データを削除すれば、画像を保存するための空き容量を確保できると判断された場合には、フラッシュメモリ58内の言語データが参照されて、非選択言語データのマーキングがあるかどうか、すなわち、初期設定時に言語選択が行われているかどうか確認される(ステップS126)。初期設定時に言語選択が行われており、非選択言語データのマーキングがある場合には(ステップS126のYes)、非選択言語データがフラッシュメモリ58から削除されて(ステップS128)、撮影処理が行われる(ステップS130)。
一方、初期設定時に言語選択が行われておらず、非選択言語データのマーキングがない場合には(ステップS126のNo)、非選択言語データを削除するかどうかを確認する確認画面(図9参照)が液晶モニタ28に表示される(ステップS132)。そして、非選択言語データを削除する場合には、MENU/OKボタン38が押下されたことを検知すると(ステップS132のYes)、非選択言語データがフラッシュメモリ58から削除されて(ステップS128)、撮影処理が行われる(ステップS130)。一方、非選択言語データを削除しない場合には、BACKボタン40が押下されたことを検知すると(ステップS132のNo)、液晶モニタ28に警告メッセージが表示されて(図10参照)、画像は保存されずに終了する(ステップS134)。
本実施形態によれば、例えば、日付設定や言語選択等のまた、後で言語選択を行う場合には、言語データを保持しておくこともできる。
次に、初期設定時に言語選択を行わず、後で言語選択を行う場合の処理の流れについて、図14を参照して説明する。まず、MENU/OKボタン38が押下され、メニュー画面(セットアップメニュー、図5参照)が表示される(ステップS140)。次に、上記十字キー(ズームボタン32)により、言語選択メニューが選択されると、言語選択画面が液晶モニタ28に表示され、言語選択を受け付ける状態になる(ステップS142)。そして、十字キー(ズームボタン32、マクロボタン34、ストロボボタン36)等が操作されて言語選択が完了すると(ステップS144のYes)、選択されなかった言語に対応する言語データ(非選択言語データ)がフラッシュメモリ58から削除される(ステップS146)。一方、BACKボタン40により、言語選択がキャンセルされると(ステップS144のNo)、通常の処理に戻る。
10…撮像装置、12…カメラボディ、14…撮影レンズ、16…ストロボ、18…ファインダ窓、20…レリーズボタン、22…電源スイッチ、24…ファインダ接眼部、26…ファインダランプ、28…液晶モニタ、30…モードスイッチ、32…ズームボタン、34…マクロボタン、36…ストロボボタン、38…MENU/OKボタン、40…BACKボタン、42…表示ボタン、58…フラッシュメモリ、112…非選択言語データ、114…選択言語データ
Claims (12)
- 複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶する記憶手段と、
操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択手段と、
前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記言語選択手段は、前記操作者から装置の操作に使用する言語の選択の指示入力を受け付けなかった場合に、装置の操作に使用する言語としてデフォルトの言語を選択し、
前記データ削除手段は、前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記デフォルトの言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶する記憶手段と、
操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択手段と、
前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記言語選択手段は、前記操作者から装置の操作に使用する言語の選択の指示入力を受け付けなかった場合に、装置の操作に使用する言語としてデフォルトの言語を選択し、
前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記データ削除手段は、前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記デフォルトの言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。 - 前記記憶手段は、前記非選択言語データを削除候補として記憶し、
前記データ削除手段は、前記削除候補の言語データを削除することを特徴とする請求項3又は4記載の情報処理装置。 - 前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記非選択言語データを削除するかどうかについて、操作者からの指示入力を受け付ける入力受付手段を更に備え、
前記非選択言語データを削除する旨の指示入力が受け付けられた場合に、前記データ削除手段は、前記非選択言語データを削除することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項記載の情報処理装置。 - 複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶手段に記憶する記憶工程と、
操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択工程と、
前記記憶工程において記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除工程と、
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶手段に記憶する記憶工程と、
操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択工程と、
前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除工程と、
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記非選択言語データを削除するかどうかについて、操作者からの指示入力を受け付ける入力受付工程を更に備え、
前記入力受付工程において、前記非選択言語データを削除する旨の指示入力が受け付けられた場合に、前記データ削除工程において、前記非選択言語データを削除することを特徴とする請求項8記載の情報処理方法。 - 複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶手段に記憶する記憶機能と、
操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択機能と、
前記記憶機能により記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とする情報処理プログラム。 - 複数の言語に対応する言語データを含むデータ群を記憶手段に記憶する記憶機能と、
操作者からの操作入力に基づいて、前記複数の言語のうちから、装置の操作に使用する言語を選択する言語選択機能と、
前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記記憶手段に記憶された言語データのうち、前記選択された言語に対応する言語データ以外の非選択言語データを削除して、前記記憶手段の空き容量を増やすデータ削除機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とする情報処理プログラム。 - 前記記憶手段の記憶容量が足りなくなった場合に、前記非選択言語データを削除するかどうかについて、操作者からの指示入力を受け付ける入力受付機能と、
前記入力受付機能により、前記非選択言語データを削除する旨の指示入力が受け付けられた場合に、前記データ削除機能により、前記非選択言語データを削除する機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とする請求項11記載の情報処理プログラム。
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