JP2007123541A - 機能部品内蔵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱容量を低減し、搭載基板の熱絶縁性の向上に注目し、搭載基板を短時間で定温化できる機能部品内蔵装置を提供する。
【解決手段】機能部品内蔵装置は、熱絶縁材料を基材とする板状体10と伝熱部材5と伝熱部材5に直接的または間接的に熱接触するように板状体10に搭載された機能部品6とを有する搭載基板1と、搭載基板1を覆うと共に熱絶縁性を有するケース2と、ケース2に設けられ搭載基板1の伝熱部材5に熱接触して伝熱部材5を介して機能部品6を加熱または冷却する温度調整装置3と、ケース2により包囲されケース2の内壁面に対して空間を介して搭載基板1を離間させた状態で支持する支持部材4と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明はレーザダイオード等の光学部品、電気部品(電子部品を含む)等の機能部品をケース内に有する機能部品内蔵装置に関する。
従来、特許文献1は、発熱性をもつ電子部品を搭載する基板をケース内にケース底面から浮かせた状態で配設するモジュールの放熱構造を開示している。このものでは、基板の内部に熱伝導層がプリント基板の面方向に沿って埋設されている。ケースは熱伝導材料であるアルミニウムで形成されている。電子部品が作動するときの熱は、プリント基板の熱伝導層を介してプリント基板の面方向にそって伝達し、ケースを介して外部に放出される。
特許文献2は、導波回路を搭載する基板を脚状の座によりステンレス鋼製のケースの内部に浮かせた状態で支持する導波路型光モジュールを開示している。このものでは、基板のうち導波回路と反対側の面に発熱体が設けられている。導波回路が温度依存性をもつときであっても、発熱体からの伝熱により導波回路の温度が定温に維持される。このため当該温度依存性が回避される。このものでは、ケースはステンレス鋼つまり金属で形成されている。
特許文献3は、発熱性素子を含む電気回路の熱を放出させる回路基板を開示している。このものでは、電気回路を包囲するパッケージが伝熱性が良好な金属材料などで形成されている。また、冷却機能を有する温度制御装置がパッケージの外側に設けられている。更に、回路基板にこれの厚み方向に貫通する熱伝導体が埋設されている。熱伝導体の一端は電気回路に熱接触する。熱伝導体の他端は温度制御装置に熱接触する。温度制御装置が冷却作動すると、電気回路の熱は熱伝導体を介して温度制御装置側に放出される。このものでは、電気回路を搭載する基板はパッケージに密着している。
特開平7−307588号公報 特開2003−287631号公報 特開平10−256685号公報
上記した特許文献では、ケースは容積が大きいにもかかわらず、伝熱性が良好な材料(金属)で形成されており、装置の熱容量自体は大きい。
ところで、被加熱部材または被冷却部材である機能部品を短時間で作動温度に制御できることが要請されている。このため、上記した特許文献1によれば、基板の内部に設けられた熱伝導層とケースとを接続し、機能部品が発生した熱を基板内部の熱伝導層を介してケースに熱を逃がすことが行われている。
しかしながら、従来の方法では以下様な問題がある。即ち、基板の内部に設けられた熱伝導層に熱接触するケースは、放熱器として使用されているため、装置全体の熱容量が大きくなってしまう。この場合、伝熱性が良好なケースは放熱性を有するため、放熱効果を有するものの、装置が一度蓄熱されてしまうと、基板の温度を短時間に平衡化するのに時間がかかると言う問題がある。
更に、室温において装置の電源をONした場合でも、搭載基板の回路等の発熱でケース全体が−定になるまでの時間(温度の平衡化)がかかる。このため、光学機器等の機能部品では、光学的な各種特性が温度依存を受け、光学機器の光量が安定するまでの時間がかかるという問題がある。すなわち、ケースの熱容量に起因して、装置の性能が安定するまでの待ち時間が長時間かかるという問題がある。
本発明は上記した実情に鑑みなされたものであり、その課題は、熱容量をできるだけ低減すると共に搭載基板の熱絶縁性の向上を図り、搭載基板を短時間で定温化できる機能部品内蔵装置を提供することにある。
本発明に係る機能部品内蔵装置は、光学的または電気的な機能部品を有する搭載基板と搭載基板を内部に収容するケースとを具備する機能部品内蔵装置において、搭載基板は、熱絶縁材料を基材とする板状体と板状体の表面またはその内部に設けられ機能部品に直接的または間接的に熱接触する伝熱部材とを有しており、ケースは、搭載基板を覆うと共に熱絶縁性を有する熱絶縁部を有しており、
搭載基板の伝熱部材に直接的又は間接的に熱接触して伝熱部材を介して機能部品を加熱または冷却する温度調整装置が設けられており、且つ、ケースにより包囲されケースの内壁面に対して空間を介して搭載基板を離間させた状態で支持する支持部材が設けられている。
本明細書において『熱接触』とは伝熱容易に複数の部材が接触しているという意味である。『直接的または間接的に熱接触』とは、他の部材を介さずに複数の部材が伝熱可能に直接的に接触しているいう形態と、他の部材を介して複数の部材が伝熱可能に接触している形態とを含むという意味である。
搭載基板を覆うケースは熱絶縁性を有するため、ケース自体に伝熱される熱容量は小さくなる。また、搭載基板は、熱絶縁材料を基材とする板状体で形成されているため、熱絶縁性が高い。しかし搭載基板には、伝熱性が良好な伝熱部材が設けられている。そして搭載基板に搭載されている機能部品は、伝熱部材を介して加熱または冷却機能を有する温度調整装置に直接的または間接的に熱接触されている。従って、温度調整装置が作動すると、搭載基板の伝熱部材を介して搭載基板の機能部品は冷却または加熱される。従って温度調整装置により機能部品を温度調整するとき、熱時定数(温度制御の平衡温度に到達する時間)を小さくできる。この結果、本装置をON作動させてからスタンバイさせる待機時間を大幅に短縮することができる。ここで、平衡温度とはケース内の温度が安定温度に到達するまでの時間をいう。
本発明によれば、温度調整装置により機能部品を温度調整する熱時定数を小さくできる。温度制御の平衡温度に到達する時間を短縮することができる。この結果、本装置をON作動させてからスタンバイさせる待機時間を大幅に短縮することができる。
機能部品内蔵装置の搭載基板は、板状体と伝熱部材と機能部品とを有する。板状体は熱絶縁材料を基材とする板状の部材をいう。伝熱部材は板状体の表面またはその内部に設けられている。伝熱部材はスルーホール構造でも良いし、非スルーホール構造でも良い。搭載基板は、伝熱部材以外の部位では、高い熱絶縁性をもつ。
機能部品は、板状体に搭載された光学的または電気的(電子的を含む)な素子であり、搭載基板の伝熱部材に直接的または間接的に熱接触する。光学的な素子としては、発光源、ミラー、ハーフミラー、導波回路(光ファイバを含む)が例示される。電気的な素子は、電気部品(電子部品を含み)であり、ダイオード、トランジスタ、抵抗、コイル、コンデンサ、スイッチング素子が例示される。
ケースは搭載基板を覆うものであり、熱絶縁性を有する熱絶縁部を有する。ケースの全部が熱絶縁性材料で形成されていても良い。あるいは、ケースの大部分が熱絶縁性材料で形成されているものの、ケースの一部が熱伝導性を有する材料で形成されていても良い。本明細書でいう熱絶縁性材料としては、樹脂、ガラス、セラミックス、木材が例示される。樹脂としては熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂が採用される。具体的には、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリアミド、ポリエステル、ポリスルフォンが例示される。セラミックスとしては、アルミナが例示される。
温度調整装置はケースに設けられており、ケース内に設けられていることが好ましい。温度調整装置は加熱および/または冷却する機能をもつ。温度調整装置は、搭載基板の伝熱部材に直接的又は間接的に熱接触して伝熱部材を介して機能部品を加熱または冷却する。温度調整装置としては発熱体、ペルチェモジュールが例示される。更に、極低温装置の冷却部が例示される。極低温装置はスターリング冷凍機、ギフォード・マクマホン(GM)冷凍機、パルス管冷凍機が例示される。この場合、極低温装置の冷却部がケースに組み込まれ、極低温装置の本体がケースの外方に配置されている形態が例示される。
支持部材はケースの内部に設けられて、ケースにより包囲されており、ケースの内壁面(底面および天井面)に対して空間を介して搭載基板を離間させた状態で支持する。支持部材の材料としては、本装置の熱容量を小さくするためには、樹脂、ガラス、セラミックスなどの熱絶縁性を有するものが好ましい。場合によっては、金属等のように伝熱性を有するものでも良い。
本発明の形態は次のように例示される。
・搭載基板は支持部材によりケースの底面から持ち上げられ、ケースの底面およびケースの天井面から離間した状態で配置されている形態が例示される。これにより搭載基板はケース内において空間に持ち上げられている。これにより搭載基板の伝熱部材の熱絶縁性が良好に確保され、伝熱部材に熱接触する機能部品を良好に冷却または加熱できる。
・支持部材は温度調整装置を搭載しており、温度調整装置を搭載基板の伝熱部材に直接的又は間接的に熱接触させている形態が例示される。この場合、搭載基板の機能部品を温度調整装置により良好に冷却または加熱できる。
・支持部材は、温度調整装置を介して搭載基板を支持している形態が例示される。この場合、温度調整装置を利用して搭載基板を保持できる。この場合、温度調整装置は、温度調整機能と、搭載基板を支持する機能とをもつ。
・ケースは、第1ケースと、第1ケースに接続された第2ケースとを有する形態が例示される。第1ケースおよび第2ケースの双方が熱絶縁性を有する形態が例示される。また第1ケースおよび第2ケースのうちの一方が熱絶縁性を有する形態が例示される。この場合、温度調整装置は、搭載基板の機能部品に熱接触する伝熱部材を冷却する吸熱部と、第2ケースに熱接触し且つ第2ケースを介して熱を放出する放熱部とをもつ形態が例示される。このような温度調整装置としてはペルチェモジュールが例示される。また、温度調整装置は、伝熱部材を加熱する放熱部をもつ形態が例示される。
・ケースは、熱絶縁性を有する第1ケースと、熱絶縁性をもつ第2ケースとを有する形態が例示される。この場合、温度調整装置は、搭載基板の機能部品に熱接触する伝熱部材を加熱する加熱源である形態が例示される。加熱源としては発熱体が例示される。この場合、第1ケースおよび第2ケースの双方が熱絶縁性を有するため、ケース内の搭載基板の熱絶縁性が高まり、搭載基板に搭載されている搭載部品を短時間に加熱できる。
・温度調整装置は、伝熱部材に直接的又は間接的に熱接触する吸熱機能および放熱機能のうちの一方をもつ第1温度調整部と、第1温度調整部と反対側に位置し且つ吸熱機能および放熱機能のうちの他方をもつ第2温度調整部とをもつペルチェモジュールである形態が例示される。この場合、支持部材は、ペルチェモジュールの第2温度調整部に熱接触する伝熱部材である形態が例示される。
・温度調整装置は、搭載基板の伝熱部材に直接的又は間接的に熱接触する吸熱部および放熱部をもつペルチェモジュールである形態が例示される。支持部材は、ペルチェモジュールの放熱部に熱接触し伝熱経路を形成する放熱器(伝熱部材)である形態が例示される。この場合、支持部材を放熱器として利用できる。温度調整装置はケース内に設けることができる。
・搭載基板の伝熱部材は、伝熱経路を搭載基板の表面又はその内部に配置して形成されている形態が例示される。この場合、搭載基板の表面又はその内部が伝熱経路として用いられる。
・搭載基板の伝熱部材は、搭載基板を厚み方向に伝熱する形態が例示される。この場合、伝熱部材が搭載基板の面方向に伝熱する場合に比較して、厚み方向に伝熱する伝熱部材の容積は小さくなる。従って伝熱部材の熱容量は小さくなり、本装置の熱時定数を小さくするのに有利である。
・搭載基板の伝熱部材は、搭載基板を厚み方向に貫通する貫通孔の内壁面に形成された伝熱膜(伝熱体)を有する形態が例示される。この場合、伝熱経路を搭載基板の厚み方向に形成できる。従って伝熱部材の熱容量は小さくなり、本装置の熱時定数を小さくするのに有利である。
・搭載基板の伝熱部材は、搭載基板を厚み方向に貫通する貫通孔に搭載基板の第1面から対面する第1伝熱体と、搭載基板の表面から貫通孔に対面し且つ第1伝熱体に直接的または間接的に熱接触する第2伝熱体とを有する形態が例示される。この場合、伝熱経路を搭載基板の厚み方向に形成できる。従って伝熱部材の熱容量は小さくなり、本装置の熱時定数を小さくするのに有利である。第1伝熱体および第2伝熱体は、搭載基板の貫通孔に装填された構造でも良いし、あるいは、搭載基板の貫通孔の内壁面に膜状に被覆された膜構造でも良い。
・搭載基板は、伝熱部材で形成された伝熱回路と、導電材料で形成された電気回路(電子回路を含む)とを併有する形態が例示される。この場合、電気回路を構成する電気的な機能部品を伝熱部材からの伝熱を介して温度調整することができる。
・搭載基板に対して垂直な方向から視認する平面視において、温度調整装置は搭載基板の中心領域に配置されており、温度調整装置の回りに複数の機能部品が配置されている形態が例示される。また、搭載基板に対して垂直な方向から視認する平面視において、温度調整装置は搭載基板の中心領域に配置されており、温度調整装置の回りに導光回路(例えば光ファイバ)が配置されている形態が例示される。この場合、温度調整装置は搭載基板の中心領域に配置されているため、搭載基板における等しい温度を示す等温線は、搭載基板の中心領域の回りに環状またはほぼ環状に形成される。従って、搭載基板の中心領域に回りに複数の機能部品を配置すれば、機能部品間における温度バラツキを低減しつつ、各機能部品が温度調整される。また、温度依存性が相対的に高い機能部品と、温度依存性が相対的に低い機能部品とが設けられているときには、温度依存性が相対的に高い機能部品を搭載基板の中心領域または中心領域に近い領域に配置し、且つ、温度依存性が相対的に低い機能部品を搭載基板の中心領域よりも遠い領域に配置することができる。この場合、温度依存性が相対的に高い機能部品を良好に温度調整できる。
以下、本発明の実施例1について図1および図2を参照して説明する。本実施例は、温度調整装置として小型定温度ヒータを用い、本装置の環境温度(例えば10〜40℃)において被加熱部材である機能部品6(例えば光学部品、電気部品、電子部品)を、効率的に目標温度(例えば50℃)に制御する例を示す。機能部品内蔵装置は、搭載基板1と、ケース2と、温度調整装置3と、支持部材4とを備える。ケース2は、熱絶縁性を有する上箱形状のケース本体として機能する第1ケース21(熱絶縁部)と、第1ケース21に接続され熱絶縁性を有する底板として機能する第2ケース22(熱絶縁部)とを有する。第1ケース21は天井壁21rと側面壁21tとを有する。第1ケース21および第2ケース22は熱絶縁材料を基材とする。熱絶縁材料は樹脂を主要成分とする材料(ガラスエポキシ材)とされているが、木材、多孔質の硬質樹脂材、非伝熱性のセラミック材等を採用でき、要するに熱絶縁性が高いものであれば良い。
搭載基板1は機能部品6を搭載する基板であり、横方向に沿って配置された板状体10と伝熱部材5と機能部品6とを有する。板状体10は熱絶縁材料を基材とする。板状体10を構成する熱絶縁材料は樹脂を主要成分とする材料(例えばガラスエポキシ材)とされているが、木材、多孔性硬質樹脂材、非伝熱性のセラミック材等の熱絶縁性が高いものであれば良い。機能部品6および温度調整装置3は、搭載基板1の表裏の関係に配置されており、つまり、搭載基板1を介して互いに逆の位置に配置されている。機能部品6は搭載基板1の上面側に、温度調整装置3は搭載基板1の下面に機能部品6に対向する位置に配置されている。この場合、機能部品6への伝熱効率(加熱効率)が高くなる。
伝熱部材5は、搭載基板1の厚み方向に伝熱経路を形成すべく、板状体10の表面またはその内部に設けられている。伝熱部材5は搭載基板1において伝熱経路を形成するものであり、板状体10を構成する熱絶縁材料よりも伝熱性が高い部材という意味である。伝熱部材5を構成する材料としては金属(例えば銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、半田等)を採用できるが、伝熱性を有していれば、導電性を有していなくてもよい。例えば窒化珪素等の伝熱性が高いセラミックスを採用しても良い。搭載基板1の外縁1fは第1ケース21の内壁面に接触していても、非接触でも良い。なお、接触している場合には、搭載基板1の拘束性を高めることができ、搭載基板1とケース2との一体性を高めることができる。非接触の場合には、搭載基板1とケース2との間の熱伝達を更に小さくするのに有利となる。
図2に示すように、伝熱部材5は、搭載基板1を厚み方向に貫通する貫通孔12に搭載基板1の第1面1rから対面する塊状の第1伝熱体51と、搭載基板1の第2面1s(表面)から貫通孔12に対面するプレート状をなす第2伝熱体52とを有する。第1伝熱体51および第2伝熱体52は伝熱性接着剤で互いに固定されている。これにより第1伝熱体51および第2伝熱体52は熱接触する。第1伝熱体51は外径方向に延設されたストッパ機能をもつ鍔部51aをもつ。鍔部51aは搭載基板1の第1面1rに密接している。
第1伝熱体51の鍔部51aの下面(伝熱面)には、温度調整装置として機能するヒータ35(放熱部,発熱源)が接合材(例えば熱溶着シート)で接着されている。従ってヒータ35は搭載基板1の第1面1r(裏面,下面)に設けられている。鍔部51aは、ヒータ35の幅サイズB2(図2参照)に適合するように外径方向に延設されている。これによりヒータ35からの受熱効率が高められており、ヒータ35からの加熱速度を高めることができる。ヒータ35の幅サイズB2は機能部品1の幅サイズB1(図2参照)よりも大きくされている。これにより機能部品1の加熱速度を一層早めるのに有利となる。なお、ヒータ35は所定の発熱能力(例えば最大5W)、所定のサイズ(例えば約10ミリメートル×10ミリメートル×5ミリメートル)をもつ市販品である。ヒータ35は自己温度制御機能をもち、所定の温度範囲(例えば20〜110℃)において制御可能である。本実施例では、被加熱部材としての機能部品6の目標温度は、所定温度(例えば50℃)に設定されている。
図1に示すように、搭載基板1の下面側には、複数(2本または4本)の支持部材4(脚部)が取り付けられている。ここで、支持部材4と搭載基板1とは、取付ねじ42(取付具)により接続されている。これにより搭載基板1はケース2の底面から持ちあがり、ケース2の底面および天井面に対して離間して非接触とされている。図1に示すように、支持部材4は、搭載基板1を持ち上げる柱状部40と、柱状部40に一体的な嵌合部41とをもつ。嵌合部41は、搭載基板1の嵌合孔1pに嵌合する。支持部材4はヒータ35の外側に配置されている。なお、支持部材4の底面4bは第2ケース22の底面に接着されていても良いし、載置されているだけでも良い。
支持部材4の材料は熱絶縁性材料であり、例えば、ガラスエポキシ材とされている。但し、木材、多孔性硬質樹脂材、非伝熱性のセラミック材等の熱絶縁性が高いものであれば良く、これらに限定されるものではない。被加熱部材としての機能部品6は、伝熱部材5のうち第2伝熱体52の上面(伝熱面)に接合材(接着剤または半田付け)で取り付けられている。なお場合によっては、上記した構造とは逆にし、被加熱部材としての機能部品6を搭載基板1の第1面1r(裏面)側に配置し、ヒータ35を搭載基板1の第2面1s(表面)側に取り付けても良い。なおケース2にコネクタ25が保持されている。コネクタ25は外部からヒータ35に給電線(図示せず)を介して電流(一般的には直流電流)を供給するために接続されている。
次に本実施例の作用を述べる。本装置の周りの環境温度がある温度(例えば40℃)である場合には、本装置が使用されても、ヒータ35が通電されていないと、ケース2の内部温度が環境温度付近の温度(例えば約47℃)で平衡に達し、目標温度(例えば50℃)に到達することができない。そこでヒータ35に通電してこれを発熱させる。すると、ヒータ35の設定温度が目標温度(例えば50℃)に設定されているときには、ケース2の内部温度が目標温度(例えば50℃)で一定温度になる。本装置の回りの環境温度が目標温度よりも低温(例えば15℃)である場合には、ケース2の内部温度が目標温度よりもかなり低温であるため、立ち上がりを速めるべく、ヒータ35の発熱パワーを増加させた状態でヒータ35を作動させることが好ましい。
また本実施例によれば、図1に示すように、搭載基板1はケース2内において支持部材4により持ち上げられ、第2ケース22の底面および第1ケース21の天井面から離間している。ここで、前述したようにケース2および支持部材4は熱絶縁性が高い材料で形成されている。このため、搭載基板1の伝熱部材5は、ケース2及び支持部材4の双方により熱絶縁されている。従って、搭載基板1の機能部品6はケース2及び支持部材4の双方に対して熱絶縁されている。基本的な伝熱経路は、ヒータ35→伝熱部材5→機能部品6となる。搭載基板1の大部分およびケース2への熱伝達は無視できる。この結果、搭載基板1における伝熱経路は、搭載基板1の厚み方向とされている。搭載基板1の厚み方向に伝熱する経路であれば、伝熱距離が短くなり、温調時間の短縮化に有利となる。
上記した構成が採用されている本実施例によれば、本装置の熱容量は小さくなる。即ち、ヒータ35により搭載基板1の伝熱部材5が加熱されるとき、伝熱部材5の熱は、搭載基板1の上面側の機能部品6に伝達され、機能部品6を加熱するものの、ケース2及び支持部材4に逃げない構造とされている。従って、ケース2のサイズが例えば20ミリメートル×100ミリメートル×7ミリメートルの場合には、本装置の電源がONにされたとき、被加熱部材である機能部品6の温度は、短時間(例えば約1〜2分)で目標温度(例えば50℃)に到達することができる。特に、第1伝熱体51および第2伝熱体52の材質として、伝熱性が良好な銅または銅合金を用いると、伝熱速度が速く、良好な結果が得られる。なお、ケース2のサイズは上記した値に限定されるものではない。
前記した従来技術に係る装置の場合には、搭載載基板1に搭載されている機能部品6の熱を金属製の大容積のケース2に放出する構造が採用されている。このため、装置全体の熱容量が大きくなる欠点がある。この点本実施例によれば、ケース2は熱絶縁材料を基材として形成されており、かつ、搭載基板1の伝熱部材5の断熱性が高い構造とされている。このため、本装置の熱容量は小さく、本装置の熱時定数が小さくなる。従って、温度制御の際に目標平衡温度に到達する時間が短縮される。従って、本装置に通電してからスタンバイまでの待機時間が大幅に短縮される。このため本装置を計測機器等の用途に幅広く活用することが期待される。
図3は実施例2を示す。本実施例は実施例1と基本的には同一の構成、作用効果を有する。以下、相違する部分を中心として説明する。搭載基板1に設けられている伝熱部材5Bは、搭載基板1の貫通孔12の軸芯方向の一方側に膜状に被覆された第1伝導膜54と、貫通孔12の軸芯方向の他方側に膜状に被覆された第2伝導膜55と、貫通孔12の内壁面12iに膜状に被覆された第3伝導膜56とを有する。従って伝熱部材5Bは、いわゆるスルーホールメッキ構造とされている。第1伝導膜54はヒータ35の加熱面35fに直接的または間接的に熱接触している。第2伝導膜55は機能部品6に直接的または間接的に熱接触している。ヒータ35の熱は、第1伝導膜54、第3伝導膜56、第2伝導膜55を経て搭載基板1の厚み方向に伝達され、更に機能部品6に伝達され、機能部品6を加熱する。この結果、搭載基板1における伝熱経路は、搭載基板1の厚み方向とされている。
ここで膜状の伝熱部材5Bは小さな容積をもつ。故に、膜状の伝熱部材5Bは熱容量は小さく、伝熱速度が速く、良好な結果が得られる。殊に、伝熱部材5Bとして銅箔(例えば厚み10〜100μm、例えば35μm)を使うと、熱容量が低減するため、好ましい結果が得られる。なお貫通孔12の数は特に限定されない。
図4は実施例3を示す。本実施例は実施例1と基本的には同一の構成、作用効果を有する。以下、相違する部分を中心として説明する。ケース2Bの第1ケース21は、熱絶縁性を有する熱絶縁材料で形成されている。しかと底板として機能する第2ケース22は、第1ケース21よりも伝熱性をもつ材料(例えば金属)で形成されている。
支持部材4は熱絶縁材料で形成されている。このため、第2ケース22が金属(例えば銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、鉄合金等)で形成されていたとしても、搭載基板1の伝熱部材5および機能部品6は、ケース2Bに対して熱絶縁されている。このように本実施例によれば、第1ケース2および支持部材4は熱絶縁材料を基材として形成されているため、搭載基板1の伝熱部材5の断熱性が高い構造とされている。このため、本装置の熱容量が少なく、熱時定数が小さくなる。このため、温度制御の際に目標平衡温度に到達する時間が短縮される。従って、本装置に通電してからスタンバイまでの待機時間が大幅に短縮される。このため本装置を計測機器等の用途に幅広く活用することが期待される。
図5および図6は実施例4を示す。本実施例は温度調整装置として小型ペルチェモジュール31を用い、室温(例えば10〜40℃)において被冷却部材(被伝熱部材)である機能部品6(例えば光学部品、電気部品)を効率的に一定温度(例えば25℃)に制御する場合を示す。ここでケース2Cは、熱絶縁性を有する熱絶縁材料で形成されたケース本体として機能する第1ケース21と、第1ケース21よりも伝熱性をもつ材料で形成された第2ケース22とを有する。底板である第2ケース22は金属で形成されている。
搭載基板1の基材である熱絶縁材料としては、例えば、ガラスエポキシ材とされているが、木材、多孔性硬質樹脂材、非伝熱性のセラミック材等としても良い。伝熱部材5Cは、図6に示すように、搭載基板1の厚み方向に貫通する貫通孔12の下側において伝熱材料で形成された鍔状の第1伝熱体51と、搭載基板1の貫通孔12の上側において伝熱材料で形成された鍔状の第2伝熱体52と、搭載基板1の貫通孔12に装填された柱形状の第3伝導体53とを有する。この結果、搭載基板1における伝熱経路は、搭載基板1の厚み方向とされている。
ペルチェモジュール31(例えば10W)は搭載基板1の下方に配置されており、ペルチェ素子30と、ペルチェ素子30の上側に設けられた吸熱部として機能できる第1温度調整部32と、ペルチェ素子30の下側に設けられた放熱部として機能できる第2温度調整部33とを有する。ペルチェモジュール31の低温側となる吸熱部として機能できる第1温度調整部32は、伝熱部材5Cの下側の第1伝導体51に密着されている。ペルチェモジュール31の高温側となる放熱部として機能できる第2温度調整部33は、第2ケース22の底面である放熱面22cに密着されている。ここで機能部品6の目標温度は所定温度(例えば25℃)に設定されている。なお吸熱部として機能できる第1温度調整部32の温度を検出する温度センサ38(例えばサーミスタ)が設けられている。
搭載基板1は、熱絶縁性をもつ複数(2本)の支持部材4(脚)により第2ケース22の放熱面22cに取付ねじ42(取付具)を介して着脱可能に取り付けられている。従って搭載基板1は、第2ケース22の放熱面22cから熱絶縁状態で、持ち上げられている。被伝熱部材である機能部品6は、伝熱部材5Cの第2伝熱体52に接合材(接着剤または半田付け)で密着するように取り付けられている。なお、コネクタ25は外部からペルチェモジュール31に電源を供給するために、ケース2の第1ケース21に一体的に取り付けられている。
次に本実施例の作用を述べる。夏場等のように本装置が所定温度(例えば25℃)よりも高くなっているときにおいて、本装置の電源がONされると、ペルチェモジュール31が作動し、ペルチェモジュール31の吸熱部として機能できる第1温度調整部32が冷却される。このため伝熱部材5Cを介して搭載基板1の機能部品6が吸熱される。ペルチェモジュール31の放熱部として機能できる第2温度調整部33の熱は、金属製の第2ケース22を介して矢印M1方向に外部に向けて放出される。
また、ペルチェモジュール31に流れる電流の向きを反転させることにより、吸熱部として機能できる第1温度調整部32を放熱部として機能でき、放熱部として機能できる第2温度調整部33を吸熱部に変えることができる。このため、冬場等のように本装置が所定温度よりも低くなっているときにおいて、本装置の電源がONされると、ペルチェモジュール31が作動し、ペルチェモジュール31の第1温度調整部32が放熱部として機能する。このため伝熱部材5Cを介して搭載基板1の機能部品6が加熱される。このようにして搭載基板1の機能部品6を必要に応じて冷却したり、加熱したりすることができる。
本実施例においても、搭載基板1の伝熱部材5Cおよび機能部品6は、ケース2Cのうちかなりの体積を占める熱絶縁材料で形成されている第1ケース21により熱絶縁されている。このため、本装置の熱容量は少なく、本装置の熱時定数が小さくなる。このため、機能部品6を冷却したり、加熱したりするときにおいて、目標平衡温度に到達する時間が短縮される。従って、本装置に通電してからスタンバイまでの待機時間が大幅に短縮される。このため本装置を計測機器等の用途に幅広く活用することが期待される。
図7は実施例5を示す。本実施例によれば、伝熱部材5Dは、ペルチェモジュール31の搭載基板1の下面において伝熱材料(例えば銅箔経路)で膜状に被覆された第1伝熱膜54と、搭載基板1の上面において伝熱材料(例えば銅箔経路)で被覆された第2伝熱膜55と、搭載基板1の厚み方向に貫通する貫通孔12の内壁面12iに被覆された第3伝導膜56とを有する。従って伝熱部材5Dはスルーホールメッキとされている。このため伝熱部材5Dの熱容量が少なくなり、温度制御の際に目標平衡温度に到達する時間が短縮される。従って、本装置に通電してからスタンバイまでの待機時間が大幅に短縮される。
図8および図9は実施例6を示す。本実施例によれば、図8に示すように、ケース2Eはケース本体として機能する第1ケース21(熱絶縁部)と、底板として機能する第2ケース22とを有する。第1ケース21は、熱絶縁性を有する熱絶縁材料(例えばガラスエポキシ材)で形成された上箱として機能する。第2ケース22は、底板として機能するように第1ケース21に接続されており、第1ケース21よりも伝熱性をもつ材料で形成されている。第2ケース22は、伝熱性(放熱性)を有するように金属(例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、鉄、鉄合金)で形成されている。なお第1ケース21は外方に連通する通風口21mと光導出口21kとをもつ。第2ケース22は金属製でありながらも、第1ケース21は第2ケース22よりも大容積および大表面積であるため、ケース2Eの熱絶縁性は高められている。
温度調整装置として機能するペルチェモジュール31は、搭載基板1の下方においてケース2の内部に配置されている。ペルチェモジュール31は、ペルチェ素子30と、ペルチェ素子30の上側に設けられた吸熱部として機能できる第1温度調整部32と、ペルチェ素子30の下側に設けられた放熱部として機能できる第2温度調整部33とを備えている。搭載基板1に電気コネクタ25が設けられており、第1ケース21の孔21iに嵌められている。
搭載基板1の第2面1s(表面)には、レーザダイオード601(発光源)、波長分割多重化カップラーとも呼ばれるWDM602(光学部品)、導光回路として機能する光ファイバ603(603a〜603c、光学部品)、レーザコリメータ610(光学部品)、反射鏡611(光学部品)、電気コネクタ25(電気部品)といいった搭載部品として搭載されている。レーザダイオード601から連続光が発振されると、図9の構成により、短パルスに変換される。そして、出力部612から、パルスの時間間隔がフェムト秒の領域の短パルス光が出力される。
つまり、レーザダイオード601からの光(レーザビーム)は、光ファイバ603aを矢印X1方向に透過してWDM602に至り、更に、光ファイバ603bを矢印X2方向に透過する。更に、光は、ミラー機能および光透過機能をもつFBG603を経て反射鏡611に至り、FBG603と反射鏡611との間においてポンピングされる。更に、ポンピングされた光の一部は、矢印X3方向に透過してWDM602に至り、更に光ファイバ603cおよびレーザコリメータ610を矢印X4方向に透過し、短パルス光が出力部612から第1ケース21の光導出口21kを経て外部に出力される。
図8に示すように、伝熱部材5Eは、搭載基板1の第1面1r(下面)に膜状に被覆された第1伝熱部材510(例えば厚み10〜100μm、殊に35μm)と、搭載基板1の第2面1s(表面)(上面)に膜状に被覆された第2伝熱部材520(例えば厚み10〜100μm、殊に35μm)と、搭載基板1を厚み方向に貫通する貫通孔12に膜状に被覆された第3伝導部材530(例えば厚み10〜100μm、殊に35μm)とを備えている。伝熱部材5Eを構成する第1伝熱部材510、第2伝熱部材520および第3伝熱部材530は伝熱材料で形成されている。具体的には、銅箔、または、スズメッキを被覆した銅箔で形成されている。
図9に示すように、搭載基板1の第2面1s(表面)に被覆された第2伝熱部材520は、辺520a、520b、520c、520d、520eをもつ。レーザダイオード601およびWDM602の光学性能は温度依存性が高い光学部品である。このため、温度調整の応答性を高めるべく、レーザダイオード601およびWDM602は、半田付け等により第2伝熱部材520に熱接触されている。これによりレーザダイオード601およびWDM602の一定温度性が確保されている。
これに対して、レーザコリメータ601、反射鏡611および光ファイバ603の光学性能は、レーザダイオード601およびWDM602よりも温度依存性が少ない光学部品であり、このため第2伝熱部材520の外方において、汎用接着剤により搭載基板1の第2面1s(表面)に固定されている。従って、レーザコリメータ610、反射鏡611および光ファイバ603は、第2伝熱部材520に接触していない。これらの部品は、WDM602に比較して厳密な温度調整が必ずしも強く要請されていないためである。光ファイバ603は、ファイバ支持要素として機能する支持テープ615により搭載基板1に保持されている。これにより光ファイバ603の横ずれが回避されている。なお、支持テープ615は、搭載基板1のうち第2伝熱部材520が設けられていない部分に張り付けられている。従って図9に示すように光ファイバ603の大部分は、搭載基板1のうち第2伝熱部材520が設けられていない部分に配置されている。
図8に示すように、搭載基板1の下面側の第1伝熱部材510には、粘着材(例えばシリコングリース)を介してペルチェモジュール31の吸熱部として機能できる第1温度調整部32が密着されて配置されている。金属製の第2ケース22の底面である放熱面22cには、支持部材として機能できる金属塊状(例えばアルミニウムまたはアルミニウム合金、銅または銅合金)をなす放熱器45が設けられている。なお、放熱器45は第2ケース22と一体でも良いし、別体でも良い。
放熱器45の上面45uには、ペルチェモジュール31の放熱部として機能できる第2温度調整部33が密着されて配置されている。この結果、放熱器45は、ペルチェモジュール31を介して搭載基板1を、第2ケース22の底面である放熱面22cから持ち上げた状態で支持している。従って放熱器45は、搭載基板1の中心領域を持ち上げる支持部材として機能するため、放熱機能と支持機能とを兼務することができ、部品点数を削減できる。
更に放熱器45の容積を増加すれば、放熱能を増加できると共に搭載基板1の支持強度を増加できる。なお、ペルチェモジュール31の吸熱部として機能できる第1温度調整部32からの漏れ熱量を遮断するため、ペルチェモジュール31の吸熱部として機能できる第1温度調整部32の外面側には断熱材(断熱スポンジ)48が接着剤で固着されている。これによりペルチェモジュール31の吸熱部として機能できる第1温度調整部32の吸熱性が高められている。なお放熱器45は側壁面45aをもつ。
また本実施例によれば、ペルチェモジュール31に流れる電流の向きを反転させることにより、吸熱部として機能できる第1温度調整部32を放熱部として機能させることもでき、放熱部として機能できる第2温度調整部33を吸熱部に変えることができる。こ場合、冬場等のように本装置が所定温度よりも低くなっているときにおいて、本装置の電源がONされると、ペルチェモジュール31が作動し、ペルチェモジュール31の第1温度調整部32が放熱部として機能する。このため伝熱部材5Cを介して搭載基板1の機能部品6が加熱される。このようにして搭載基板1の機能部品6を必要に応じて冷却したり、加熱したりすることができる。
図9は搭載基板1をこれの垂直方向から視認した平面視を示す。平面視において、レーザダイオード601と放熱器45とは重合していない。これに対して平面視において、WDM602と放熱器45とは重合している。WDM602の真下に、ペルチェモジュール31の吸熱部として機能できる第1温度調整部32および放熱器45が配置されている。WDM602の光学性能は温度依存性がより高いため、WDM602を効率よく冷却するためである。
更に、図9において、温度調整装置としてのペルチェモジュール31の吸熱部として機能できる第1温度調整部32は、搭載基板1の中心領域に配置されている。従って、ペルチェモジュール31の吸熱部として機能できる第1温度調整部32の回りに各機能部品(レーザダイオード601,レーザコリメータ610,反射鏡611等)が配置されている。また、平面視でみると、ペルチェモジュール31の吸熱部として機能できる第1温度調整部32の回りに、つまり、搭載基板1の中心領域の回りに、導光回路としての光ファイバ603がリング状に巡らされている。
この場合、ペルチェモジュール31の第1温度調整部32は搭載基板1の中心領域に配置されている。このためペルチェモジュール31が作動して吸熱部として機能できる第1温度調整部32が吸熱作用を果たせば、搭載基板1における等しい温度を示す等温線は、搭載基板1の中心領域において最も低温であり、当該等温線は搭載基板1の中心領域(吸熱部として機能できる第1温度調整部32)の回りに環状またはほぼ環状に形成されることになる。ペルチェモジュール31が作動して放熱部として機能できる第1温度調整部32が放熱作用を果たすときにおいても同様である。
従って、温度依存性が高い機能部品であるレーザダイオード610およびWDM602を搭載基板1の第2伝熱部材520に接触させるものの、温度依存性が少ない機能部品(レーザコリメータ601、反射鏡611、FBG603、光ファイバ603等)を第2伝熱部材520の外方において搭載基板1の中心領域に回りにほぼ等温線に沿って配置すれば、温度依存性が少ない各機能部品における温度バラツキを低減しつつ、温度依存性が少ない各機能部品を温度調整することができる。
図9に示すように、搭載基板1の第2面1s(表面)には、電気コネクタ25に電気的に繋がる電気回路として導電配線70が形成されている。導電配線70は第1導電配線71、第2導電配線72および第3導電配線73で形成されている。図9に示すように、第1導電配線71はレーザダイオード601に電気的に接続されている。第2導電配線72はペルチェモジュール31の吸熱部として機能できる第1温度調整部32の温度を測定する温度センサ(例えばサーミスタ)の温度検出部76に電気的に接続されている。第3導電配線73はペルチェモジュール31の給電線31xに電気的に接続されている。温度センサの温度検出部76の信号は、第2導電配線72およびコネクタ25を介して制御装置に入力される。制御装置はこれに応じて第3導電配線73およびペルチェモジュール31の給電線31xを介してペルチェモジュール31の吸熱部として機能できる第1温度調整部32を温度制御する。
本装置にはレーザダイオード601を制御する定電流源(図示せず)と、ペルチェモジュール31を制御するドライバ回路(図示せず)とが電気コネクタ25を介して接続されている。定電流源回路及びドライバ電源がONされると、ドライバ回路で設定された設定温度(例えば25℃)に対して、温度センサ38の温度検出信号により搭載基板1の温度を監視しながら、制御装置はペルチェモジュール31の作動を制御する。このとき、搭載基板1の伝熱部材5は熱絶縁されている。このため、より少ない熱容量で搭載部品の冷却が行われ、制御温度は一定温度(例えば25℃)に制御される。この場合、搭載部品を冷却するペルチェモジュール31の放熱部として機能できる第2温度調整部33は、吸熱部として機能できる第1温度調整部32よりも相対的に高温となる。放熱部として機能できる第2温度調整部33からの熱は矢印M1方向に移行し、放熱器45、第2ケース22を経由して外部に放出される。
本実施例によれば、電気経路である導電配線70と、伝熱経路である伝熱部材5Eとが同一の搭載基板1に作成されている。このため本装置の小型に貢献できる。更に、薄い銅箔を伝熱経路として形成して伝熱部材5Eとして使用しているため、伝熱経路の熱容量が小さくなる。更に、搭載基板1において伝熱部材5Eを搭載基板1の基材としての熱絶縁材料(例えばガラスエポキシ材)で断熱しているので、伝熱経路の熱容量が小さくなる。この結果、熱効率が高い伝熱回路が形成できる。したがって一定温度になる時間が長時間(例えは2〜3時間)かかるような装置であっても、本実施例の構造を採用すれば、短時間(例えば2分〜7分程度)に短縮することができる。従って、温度依存性を受けやすい性能を有する光計測機器の分野では、本装置の電源をONにすると、計測が短時間で可能になるため、待ち時間を低減できる。
なお本実施例によれば、導光する光回路を搭載基板1に形成できるように、搭載基板1の材質をガラスエポキシ等の熱絶縁材料にすることができる。この場合、導光する導光回路を搭載基板1の内部に形成できる。このため、導光回路、電気回路、伝熱回路を一体化した温度依存の少ない高精度小型化装置の実現が可能である。
図10は実施例7を示す。本実施例は実施例6と基本的には同様の構成、作用効果を有する。伝熱性が良い材料で形成された放熱器45が設けられている。放熱器45の上面45uには、ペルチェモジュール31の放熱部として機能できる第2温度調整部33が密着されて配置されている。これにより放熱器45は、ペルチェモジュール31を介して搭載基板1を第2ケース22の底面である放熱面22cから持ち上げた状態で支持している。従って放熱器45は搭載基板1を支持する支持部材としての機能できる。更に本実施例では、第1ケース21の内壁面には、搭載基板1の端部を支持する支持係合部21rが設けられている。支持係合部21rが搭載基板1の支持をアシストする。このため、搭載基板1に対して放熱器45のサイズSAを小さくして小型化を図ることもできる。また、支持係合部21rが設けられているため、搭載基板1の重量が増加しても、あるいは、搭載基板1のサイズが増加しても、搭載基板1を良好に保持できる。
なお、搭載基板1のサイズが増加するときには、実施例1のような脚部として機能する支持部材4を設けることにしても良い。
(他の実施例)
その他、本発明は上記しかつ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。例えば、機能部品と温度調整装置とが搭載基板の同じ面に設けられていても良い。上記した記載から次の技術的思想も把握できる。
(付記項)光学的または電気的な機能部品を有する搭載基板と搭載基板を内部に収容するケースとを具備する機能部品内蔵装置において、搭載基板は、熱絶縁材料を基材とする板状体と板状体の表面またはその内部に設けられ機能部品に直接的または間接的に熱接触する伝熱部材とを有しており、搭載基板の伝熱部材に直接的又は間接的に熱接触して伝熱部材を介して機能部品を加熱または冷却する温度調整装置が設けられており、且つ、ケースにより包囲されケースの内壁面に対して空間を介して搭載基板を離間させた状態で支持する支持部材が設けられている機能部品内蔵装置。ケースは熱絶縁性材料を基材としていても良いし、あるいは、熱絶縁性を有しない金属等を基材としていても良い。支持部材により搭載基板をケースの底面から持ち上げ、ケースの内壁面に対して搭載基板を離間させている。搭載基板は熱絶縁材料を基材とするため、伝熱経路は搭載基板の厚み方向である。故に、搭載基板の面方向の伝熱は抑制されている。従って温度調整装置により機能部品を迅速に温度調整できる。
本発明は光学部品(例えば発光源)、電気部品(電子部品を含む)等の機能部品を内蔵して温度調整する温度調整設備、温度調整機構に利用できる。
機能部品内蔵装置の断面図である。 伝熱部材付近の説明図である。 実施例2に係り、伝熱部材付近の断面図である。 実施例3に係り、機能部品内蔵装置の断面図である。 実施例4に係り、機能部品内蔵装置の断面図である。 伝熱部材付近の断面図である。 実施例5に係り、伝熱部材付近の断面図である。 実施例6に係り、機能部品内蔵装置の断面図である。 実施例6に係り、機能部品内蔵装置のと搭載基板の平面図である。 実施例7に係り、機能部品内蔵装置の断面図である。
符号の説明
1は搭載基板、10は板状体、2はケース、21は第1ケース(熱絶縁部)、22は第2ケース、31はペルチェモジュール(温度調整装置)、32は第1温度調整部(吸熱部)、33は第2温度調整部(放熱部)、35はヒータ(温度調整装置)、45は放熱器(支持部材)、5は伝熱部材、51は第1伝熱体、52は第2伝熱体、53は第3伝熱体、54は第1伝熱膜、55は第2伝熱膜、56は第3伝熱膜、510は第1伝熱部材、520は第2伝熱部材、530は第3伝熱部材、6は機能部品、601はレーザダイオード、602はWDM、603は光ファイバ、610はレーザコリメータ、611は反射鏡を示す。

Claims (14)

  1. 光学的または電気的な機能部品を有する搭載基板と前記搭載基板を内部に収容するケースとを具備する機能部品内蔵装置において、
    前記搭載基板は、熱絶縁材料を基材とする板状体と前記板状体の表面またはその内部に設けられ前記機能部品に直接的または間接的に熱接触する伝熱部材とを有しており、前記ケースは、前記搭載基板を覆うと共に熱絶縁性を有する熱絶縁部を有しており、
    前記搭載基板の前記伝熱部材に直接的又は間接的に熱接触して前記伝熱部材を介して前記機能部品を加熱または冷却する温度調整装置が設けられており、且つ、
    前記ケースにより包囲され前記ケースの内壁面に対して空間を介して前記搭載基板を離間させた状態で支持する支持部材が設けられている機能部品内蔵装置。
  2. 請求項1において、前記搭載基板は前記支持部材により前記ケースの底面から持ち上げられ、前記ケースの前記底面およびケースの天井面から離間した状態で配置されている機能部品内蔵装置。
  3. 請求項1または2において、前記支持部材は、前記温度調整装置を搭載している機能部品内蔵装置。
  4. 請求項3において、前記支持部材は、前記温度調整装置を介して前記搭載基板を支持している機能部品内蔵装置。
  5. 請求項4において、前記温度調整装置は、前記伝熱部材に直接的又は間接的に熱接触する吸熱機能および放熱機能のうちの一方をもつ第1温度調整部と、前記第1温度調整部と反対側に位置し且つ吸熱機能および放熱機能のうちの他方をもつ第2温度調整部とをもつペルチェモジュールであり、
    前記支持部材は、前記ペルチェモジュールの前記第2温度調整部に熱接触する伝熱部材である機能部品内蔵装置。
  6. 請求項1〜4のうちのいずれか一項において、前記ケースは、熱絶縁性を有する第1ケースと、前記第1ケースに接続され前記第1ケースよりも伝熱性をもつ材料で形成された第2ケースとを有しており、
    前記温度調整装置は、前記伝熱部材を冷却する吸熱部と、前記第2ケースに直接的または間接的に熱接触し且つ前記第2ケースを介して熱を放出する放熱部とをもつ機能部品内蔵装置。
  7. 請求項1〜5のうちのいずれか一項において、前記ケースは、熱絶縁性を有する第1ケースと、前記第1ケースに接続され熱絶縁性をもつ第2ケースとを有しており、前記温度調整装置は、前記伝熱部材を加熱する加熱源である機能部品内蔵装置。
  8. 請求項1〜5のうちのいずれか一項において、前記ケースは、熱絶縁性を有する第1ケースと、前記第1ケースに接続され第1ケースよりも伝熱性をもつ材料で形成された第2ケースとを有しており、前記温度調整装置は、前記伝熱部材を加熱する加熱源、または、前記伝熱部材を冷却する冷却源である機能部品内蔵装置。
  9. 請求項1〜8のうちのいずれか一項において、前記搭載基板の前記伝熱部材は、前記搭載基板を厚み方向に貫通する貫通孔の内壁面に膜状に被覆された伝熱膜を有する機能部品内蔵装置。
  10. 請求項1〜9のうちのいずれか一項において、前記搭載基板の前記伝熱部材は、前記搭載基板を厚み方向に貫通する貫通孔に装填された伝熱体を有する機能部品内蔵装置。
  11. 請求項1〜10のうちのいずれか一項において、前記伝熱部材は、前記搭載基板を厚み方向に貫通する貫通孔に前記搭載基板の第1面から対面する第1伝熱体と、前記搭載基板の第2面から前記貫通孔に対面し且つ前記第1伝熱体に直接的または間接的に熱接触する第2伝熱体とを有する機能部品内蔵装置。
  12. 請求項1〜11のうちのいずれか一項において、前記搭載基板は、前記伝熱部材で形成された伝熱回路と導電材料で形成された電気回路とを併有する機能部品内蔵装置。
  13. 請求項1〜12のうちのいずれか一項において、前記搭載基板に対して垂直な方向から視認する平面視において、前記温度調整装置は前記搭載基板の中心領域に配置されており、前記温度調整装置の回りに複数の前記機能部品が配置されている機能部品内蔵装置。
  14. 請求項1〜13のうちのいずれか一項において、前記搭載基板に対して垂直な方向から視認する平面視において、前記温度調整装置は前記搭載基板の中心領域に配置されており、前記温度調整装置の回りに導光回路が配置されている機能部品内蔵装置。
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