JP2007123344A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に対してCOF実装部品を正確に位置合わせすることができ、接続の信頼性が向上した基板装置およびこれを備えた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】基板装置は、入力端子75および第1位置決めマーク84が設けられた基板72と、異方性導電膜を挟んで入力端子に接続された出力リード80および第2位置決めマーク86を有し電子部品77が実装されたフレキシブルプリント回路基板76と、を備えている。第1位置決めマークは、入力端子の配列ピッチ方向に延びた第1辺および入力端子の延出方向に延びた第2辺を有し、異方性導電膜から外れた領域に設けられている。第2位置決めマークは、出力リードの配列ピッチ方向に延びた第1辺および出力リードの延出方向に延びた第2辺を有し、異方性導電膜から外れた領域に設けられ、フレキシブルプリント回路基板は、第2位置決めマークを第1位置決めマークに合わせてアレイ基板に接続されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば、電極基板とこの電極基板に接続された電子部品とを備えた液晶表示装置に関する。
近年、液晶表示装置に代表される平面表示装置は、薄型、軽量、低消費電力といった特徴を生かして、テレビ、コンピュータあるいはカーナビゲーション・システム等の各種表示装置として利用されている。
例えば、液晶表示装置は、互いに対向したアレイ基板と対向基板とを有し、これらの基板間に、配向膜を介して液晶組成物が封入されている。アレイ基板は、ガラス基板上に複数本の信号線と複数本の走査線とをマトリックス状に配置し、信号線と走査線との各交差部近傍に、スイッチング素子としての薄膜トランジスタ(以下TFTと称する)を介して画像電極を配置することによって構成されている。また、ガラス基板上には、走査線とほぼ平行な補助容量線が設けられている。
対向基板は、ガラス基板上に薄膜トランジスタおよび画素電極周辺を遮光するマトリックス状の遮光膜を設け、この遮光膜上に絶縁膜を介して透明な対向電極を設けることにより構成されている。
アレイ基板の各信号線および各走査線は、キャリアテープ上に駆動素子を配置してなるTAB(テープオートメーテッドボンディング)部品等を介して、駆動回路基板に電気的に接続されている。一般に、TAB部品とアレイ基板とは、これらの間に、接着樹脂中に導電粒子が分散されてなる異方性導電膜(ACF)を挟んだ状態で熱圧着することによって互いに接続されている。
熱圧着に用いる熱圧着装置は、加熱された状態でTAB部品に圧接されるヒータツール、および、TAB部品およびアレイ基板を挟んでヒータツールと対向配置されたバックアップを備えている。そして、ヒータツールとバックアップとの間に、TAB部品、異方性導電膜、およびアレイ基板を挟んだ状態で、ヒータツールによってTAB部品を加熱および加圧することにより、TAB部品をアレイ基板に熱圧着する。
近年、TAB部品に代わって、COF(チップ・オン・フィルム)実装部品が用いられている。このCOF実装部品は、ベースフィルム上に接続配線が形成されてなるフレキシブルプリント回路基板(以下FPCと称する)と、FPC上に実装されたドライバIC等のICチップを有している。そして、FPCは、アレイ基板の周縁部に接続されている。FPCを用いた場合、ドライバICの微細ピッチ化に対応して配線を微細ピッチ化することができる。FPCとアレイ基板とは、これらの間に異方性導電膜を挟んだ状態で熱圧着することによって互いに接続される。
特開2001−264792号公報
異方性導電膜を用いた熱圧着において、TAB部品の出力リードを液晶表示パネルのアレイ基板に設けられた入力端子に対して位置決めする場合、TAB部品のベースフィルムに形成された窓部を通して出力リードおよび入力端子を視認し、正確に位置合わせすることができる。しかしながら、FPCを用いたCOF実装部品の場合、FPCのベースフィルムに窓部を設けることは困難となる。また、熱圧着時、FPCの出力リードとアレイ基板の入力端子との間には異方性導電膜が介在される。そのため、FPC側からアレイ基板の入力端子を視認することができず、FPCの出力リードをアレイ基板の入力端子に対し正確に位置合わせすることが困難となる。その結果、FPCの出力リードとアレイ基板の入力端子との間に位置ズレが生じ、接続の信頼性が低下する。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、基板に対して接続部品を正確に位置合わせすることができ、接続の信頼性が向上した基板装置、およびこれを備えた液晶表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の態様に係る基板装置は、複数の入力端子および第1位置決めマークが設けられた基板と、異方性導電膜を挟んで前記入力端子に接続された複数の出力リード、および第2位置決めマークを有しているとともに電子部品が実装されたフレキシブルプリント回路基板と、を備え、
前記第1位置決めマークは、前記入力端子の配列ピッチ方向に延びた第1辺およびこの第1辺と直交し前記入力端子の延出方向に延びた第2辺を有し、前記異方性導電膜から外れた領域に設けられ、前記第2位置決めマークは、前記出力リードの配列ピッチ方向に延びた第1辺およびこの第1辺と直交し前記出力リードの延出方向に延びた第2辺を有し、前記異方性導電膜から外れた領域に設けられ、前記フレキシブルプリント回路基板は、前記第2位置決めマークを第1位置決めマークに合わせて前記アレイ基板に接続されている。
この発明の他の態様に係る液晶表示装置は、複数の配線、前記複数の配線に接続された複数の入力端子、および第1位置決めマークが設けられたアレイ基板を有する液晶表示パネルと、異方性導電膜を挟んで前記入力端子に接続された複数の出力リード、および第2位置決めマークを有しているとともに、電子部品が実装されたフレキシブルプリント回路基板と、を備え、
前記第1位置決めマークは、前記入力端子の配列ピッチ方向に延びた第1辺およびこの第1辺と直交し前記入力端子の延出方向に延びた第2辺を有し、前記異方性導電膜から外れた領域に設けられ、前記第2位置決めマークは、前記出力リードの配列ピッチ方向に延びた第1辺およびこの第1辺と直交し前記出力リードの延出方向に延びた第2辺を有し、前記異方性導電膜から外れた領域に設けられ、前記フレキシブルプリント回路基板は、前記第2位置決めマークを第1位置決めマークに合わせて前記アレイ基板に接続されている。
本発明によれば、位置決めマークを用いてフレキシブルプリント回路基板の出力リードと基板の入力端子とを正確に位置合わせすることができ、接続部の位置ずれを防止し接続の信頼性が向上した基板装置およびこれを備えた液晶表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施形態に係る液晶表示装置について詳細に説明する。
図1は、液晶表示装置全体を示している。図1に示すように、液晶表示装置は、液晶表示パネル70、および液晶表示パネルを駆動する駆動回路基板71を備えている。
液晶表示パネル70は、所定のギャップをおいて互いに対向配置されたアレイ基板72および対向基板74と、これらの基板間に封入された図示しない液晶層LCLと、を備えている。アレイ基板72および対向基板74は、例えば、板厚0.3mmの薄板ガラスにより構成されている。アレイ基板72上には、複数の信号線74a、および複数の走査線74bを含む複数の配線が格子状に形成されている。
アレイ基板72上の有効表示領域90には、それぞれ画素部PXを構成する多数の画素電極92がマトリクス状に配設され、各画素電極は、スイッチング素子としての薄膜トランジスタ91を介して、信号線と走査線との各交差部近傍に接続されている。その他、アレイ基板72上には、走査線とほぼ平行な補助容量線が設けられ、補助容量線と画素電極との間で補助容量CSが形成されるように、これらの間には絶縁膜が介在されている。
対向基板74の内面上には、アレイ基板72側の薄膜トランジスタ91および画素電極92周辺を遮光する図示しないマトリクス状の遮光膜が設けられ、この遮光膜上に絶縁膜を介して透明な共通電極96が設けられている。共通電極96は、定電圧電源線Vcomに接続されている。また、アレイ基板72および対向基板74のいずれか一方にカラーフィルタが設けられている。
アレイ基板72上において、有効表示領域11の外側には、走査線駆動回路94が形成され、走査線74bに接続されている。駆動回路基板71は、FPC76上に電子部品、例えば、ICチップ77を実装してなるCOF(チップ・オン・フィルム)実装部品78を介して、アレイ基板72の周縁部に接続されている。アレイ基板72およびこれに接続された実装部品78は基板装置を構成している。
図1、図3および図4に示すように、有効表示領域の外側でアレイ基板72の周縁部には、それぞれ信号線74aに導通した多数のリード75が形成されている。これらのリード75は、入力端子として機能し、アレイ基板72の側縁と平行な第1方向Xに沿って互いに所定のピッチで配列され、かつ、側縁と直交する第2方向Yに沿ってアレイ基板の側縁近傍まで延びている。
アレイ基板72の周縁部には、アレイ基板上のリード75に対してFPC76を位置決めするための第1ランドパッド84が形成されている。第1ランドパッド84は、例えばベタの矩形状に形成され、第1方向Xと平行に延びた一辺、およびこの一辺と直交し第2方向Yと平行に延びた他辺を有している。第1ランドパッド84は、後述する異方性導電膜(ACF)82から外れた領域で、かつ、アレイ基板72の側縁およびリード75に隣接した領域に設けられている。第1ランドパッド84は、例えば、リード75と共通の金属膜をパターニングすることにより形成されている。
アレイ基板72の各信号線および各走査線は、COF実装部品78等を介して、駆動回路基板71に電気的に接続されている。図2ないし図4に示すように、アレイ基板72に接続される複数のCOF実装部品78は、それぞれ矩形状のFPC76と、FPC上に実装された駆動用のICチップ77と、を有している。FPC76は、ポリイミド等の透明な絶縁材料によって形成されたベースフィルムと、ベースフィルム上に形成された金属膜によって構成された複数の配線と、を有している。複数の配線は、FPC76の一端側に設けられた多数の出力リード80と、他端側に設けられた多数の入力リード81とを含んでいる。出力リード80は、アレイ基板72のリード75と同一のピッチをもって平行に並んで設けられている。入力リード81は、駆動回路基板71の図示しないリードと同一のピッチをもって平行に並んで設けられている。ICチップ77は、ベアチップにより構成され、配線を介して出力リード80および入力リード81に導通している。
FPC76の一端側には、アレイ基板72上のリード75に対してFPC76を位置決めするための第2ランドパッド86が形成されている。第2ランドパッド86は、例えばベタの矩形状に形成され、出力リード80の配列方向と平行な第1方向Xに延びた一辺、およびこの一辺と直行し第2方向Yと平行に延びた他辺を有している。また、第2ランドパッド86は、アレイ基板72側の第1ランドパッド84よりも小さな寸法の矩形状に形成されている。第1ランドパッド84は、異方性導電膜82から外れた領域で、かつ、FPC76の側縁および出力リード80に隣接した領域に設けられている。第2ランドパッド86は、例えば、出力リード80および入力リード81と共通の金属膜をパターニングすることにより形成されている。
上記のように構成されたCOF実装部品78のFPC76は、接着樹脂中に導電粒子が分散されてなる異方性導電膜82を挟んでアレイ基板72に熱圧着されている。これにより、FPC76の出力リード80はアレイ基板72の対応するリード75に電気的かつ機械的に接続されている。同様に、FPC76の他端部は、異方性導電膜を挟んで駆動回路基板71に熱圧着され、FPC76の入力リード81は駆動回路基板の対応するリードに電気的かつ機械的に接続されている。
次に、熱圧着に用いる熱圧着装置および熱圧着方法について説明する。
図5は、熱圧着装置全体を示している。図5に示すように、液晶表示装置の製造に用いられる熱圧着装置は、基台10と基台上に取り付けられた支持フレーム12とを備えている。基台10の上面にはX−Yテーブル14が設けられ、このX−Yテーブル上には後述する被加工物としての液晶表示パネル等が載置されるステージ16が設けられている。
ステージ16の上方には、熱圧着ヘッド18を有するヘッドユニット20が設けられている。ヘッドユニット20は、エアシリンダ22を介して可動台24に取り付けられている。可動台24は、支持フレーム12の内、ステージ16の上方を水平に延びる水平フレーム26に設けられている。これにより、ヘッドユニット20は、ステージ16に対して昇降可能に、かつ、水平方向に沿って移動可能に支持されている。
支持フレーム12の前部には、X−Yテーブル14、エアシリンダ22、熱圧着ヘッド18等の動作を制御する操作パネル28が設けられている。
図6および図7は、熱圧着装置の熱圧着ヘッド18およびバックアップ部材60を示している。図6および図7に示すように、熱圧着ヘッド18は、支持ロッド23を介してエアシリンダ22に固定された板状のベース部30、ベース部に取り付けられた直方体状の支持ブロック32、および支持ブロックに固定されたヒータツール34を備えている。支持ブロック32は、ヒータツール34の位置調整が可能なように、ベース部30に対して回動可能に取り付けられている。
加熱、加圧手段として機能するヒータツール34は、互いに平行に所定間隔離間して対向した一対の脚部34aと、これら脚部の一端を互いに連結した先端部34bと、を有し、ほぼU字形状に形成されている。先端部34bの底面36は平坦に形成され水平に延びている。ヒータツール34は例えば鉄で形成されているとともに、先端部34bは電気抵抗が最も高くなるように充分に薄く形成されている。
ヒータツール34は、その一対の脚部34aを支持ブロック32の下面に固定されたシャンク38にねじ止めすることによって支持ブロックに脱着可能に固定されている。シャンク38は、導電性物質、例えば、銅の表面に金メッキを施して形成されているとともに、電流供給ライン40を通してパルス電源42および図示しない制御部に接続されている。パルス電源42からパルス電流を供給することにより、シャンク38を介してヒータツール34に通電され、電気抵抗の高いヒータツールの先端部34bは供給電流に応じたジュール熱を瞬時に発生する。
ヒータツール34の先端部34bには、サーミスタ等の図示しない温度センサが取り付けられ、この温度センサは制御部に接続されている。そして、先端部34bの加熱温度は温度センサによって検出され、制御部は、検出温度に応じてパルス電源42の動作を制御し、先端部34bを所定の加熱温度に設定する。
支持ブロック32の上面には、ブラケットを介して調整レバー44が固定されている。この調整レバー44の先端部を押して支持ブロック32を回動させることにより、ヒータツール34が支持ブロックと共に回動し、被接合部に対するヒータツール先端部34bの平行度を調整することができる。
図6および図7に示すように、熱圧着ヘッド18は、ヒータツール34の先端部34bの底面36を覆うように張架された捕獲シート50、およびこの捕獲シートを巻き取り可能に支持したシート支持機構52を備えている。捕獲シート50は、耐熱性および弾性を有した材料、例えば、厚さ0.08mmのテフロン(登録商標)シートにより形成されているとともに、ヒータツール34の幅よりも大きな幅に形成されている。
シート支持機構52は、それぞれ支持ブロック32に回転自在に支持された一対のリール54a、54b、および少なくとも一方のリールを回転させる駆動モータ56を備えている。そして、捕獲シート50は、ヒータツール34の先端部34bを外側から跨いで配置され、その両端部は、一対のリール54a、54bに巻き付けられている。駆動モータ56によってリール54aを回転させることにより、捕獲シート50はリール54aに巻き取られ、捕獲シートの新しい部分がヒータツール34の先端部34bと対向して位置する。
図6および図7に示すように、熱圧着装置は、ステージ16側に設けられ、熱圧着ヘッド18の下方に隙間を置いて対向したバックアップ部材60を備えている。バックアップ部材60は、例えば金属により直方体形状に形成されているとともに、ヒータツール34の底面36に対向した平坦な支持面60aを有している。バックアップ部材60は、昇降自在に、かつ、ステージ16に対して水平方向の位置調整が可能に設けられている。バックアップ部材60は、ヒータツール34による加圧に対して、被接合部を支える。
次に、熱圧着装置を用いた熱圧着方法について説明する。
図3に示すように、まず、アレイ基板72の周縁部に設けられた多数のリード75上に細長い異方性導電膜82を貼付ける。異方性導電膜82は、例えば、熱硬化性樹脂中にニッケル、はんだ等の導電粒子を分散させてシート状に形成されている。この際、異方性導電膜82は、アレイ基板72の第1ランドパッド84と重ならない位置に貼付する。なお、異方性導電膜82は、アレイ基板72に限らず、COF実装部品78のFPC76側に貼付してもよい。
続いて、図4に示すように、異方性導電膜82を間に挟んでFPC76の一端部をアレイ基板72上に重ね合わせる。この際、出力リード80が設けられている面が異方性導電膜82と接するようにFPC76を重ね合わせる。また、アレイ基板72に設けられた所定のリード75とFPC76の出力リード80とが正確に重なるように位置合わせしながら、FPC76を配置する。位置合わせにおいては、FPC76を上方から視認しながら、FPC76に設けられた第2ランドパッド86が第1ランドパッド84と重なり、かつ、第1ランドパッド内に位置するように、FPCを位置調整する。更に、第2ランドパッド86の各辺が第1ランドパッド84の対応する辺と平行に、かつ、等間隔離間するように、FPC76をアレイ基板72に対して位置調整する。前述したように、第1ランドパッド84はリード75に対して所定位置に設けられ、同様に、第2ランドパッド86は出力リード80に対して所定位置に設けられている。従って、第2ランドパッド86を第1ランドパッド84に合わせることにより、FPC76の出力リード80はアレイ基板72のリード75と正確に重なった位置に位置決めされる。また、第1および第2ランドパッド84、86は、異方性導電膜82から外れた位置に設けられているため、FPC76の上方から容易に視認することができ、アレイ基板72に対してFPCを容易にかつ正確に位置合わせすることができる。
以上のようにしてFPC76をアレイ基板72の所定位置に重ね合わせた後、FPCを押圧し、仮圧着する。この状態で、液晶表示パネル70および複数のCOF実装部品78を熱圧着装置のステージ16上に載置する。
続いて、操作パネル28を介してX−Yテーブル14を作動させ、図6および図7に示すように、液晶表示パネル70とCOF実装部品78との仮圧着部、つまり、被接合部がヒータツール34の先端部34bとバックアップ部材60との間に整列する位置へステージ16を移動させる。この状態で、捕獲シート50は、ヒータツール34の先端部34bとCOF実装部品78の被接合部との間に介在している。
次いで、バックアップ部材60をヒータツール34と対向する位置に位置調整する。そして、図7に示すように、バックアップ部材60をアレイ基板72の下面と当接する位置まで上昇させ、バックアップ部材によってアレイ基板の周縁部を下から支持する。
その後、エアシリンダ22を駆動して熱圧着ヘッド18を下降させ、ヒータツール34の先端部34bの底面36をCOF実装部品78のFPC76に上方から押し付け、FPC76をアレイ基板72に向かって所定の圧力で加圧する。この際、ヒータツール34の底面36は捕獲シート50を間に挟んでFPC76を押圧する。同時に、アレイ基板72の裏面をバックアップ部材60の支持面60a上に支持し、バックアップ部材60とヒータツール34との間にFPC76、異方性導電膜82、アレイ基板72を挟持する。
この状態で、パルス電源42から所定時間通電し、ヒータツール34を加熱する。このように、ヒータツール34によってFPC76、アレイ基板72、および異方性導電膜82に熱および圧力を加え、異方性導電膜82を挟んで被接合部を機械的および電気的に本圧着する。熱圧着時、捕獲シート50によってヒータツール34の底面36を覆うことにより、溶融した余剰の異方性導電膜82がはみ出した場合でも、捕獲シート50によって余剰異方性導電膜を捕獲し、ヒータツールに付着することを防止する。
続いて、ヒータツール34への通電を停止し、ヒータツール34が所定の温度まで低下した後、エアシリンダ22を駆動してヘッドユニット20を上昇させる。
以上の動作により、異方性導電膜82の樹脂が加熱され一旦軟化して押し潰された後に硬化し、FPC76がアレイ基板72に固定される。同時に、異方性導電膜82の樹脂中に分散した導電粒子によりアレイ基板72のリード75とFPC76の出力リード80とが電気的に接続される。
一方、FPC76の他端部に設けられた入力リード81と駆動回路基板71の図示しないリードとの接続も、上記と同様の動作によって行なわれる。この場合、異方性導電膜に代わって半田を用いても良い。
捕獲シート50が汚れた場合、あるいは、定期的に、リール54aを駆動して第1シートを巻き取り、捕獲シートの新しい部分をヒータツール34の先端部と対向する位置へ移動させる。
以上のように構成された液晶表示装置によれば、リードの配列方向に延びた一辺およびリードの延出方向に延びた他辺をそれぞれ有した位置決めマークをアレイ基板およびFPCに設け、かつ、これらの位置決めマークを異方性導電膜から外れた位置に設けることにより、これらの位置決めマークを用いてFPCをアレイ基板に対して正確にかつ容易に位置合わせすることができる。そのため、FPCの位置ズレを生じることなく、アレイ基板のリードとFPCの出力リードとを高い精度で接続することが可能となる。従って、接続作業の効率向上を図ることができるとともに、接続の信頼性が向上した液晶表示装置が得られる。
この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明に係る基板装置は、液晶表示装置に限らず、他の電子機器の基板装置にも適用することができる。位置決めマークとしての第1および第2ランドパッドは、リードの配列方向に延びた一辺およびリードの延出方向に延びた他辺を有していればよく、矩形状に限らず、他の形状としてもよい。また、第1および第2ランドパッドは、ベタの形状に限らず、枠状あるいは線形状としてもよい。
第1および第2ランドパッドは、リードの片側に設ける構成としたが、それぞれリードの両側に1つずつ設ける構成としてもよい。
図1は、この発明の実施形態に係る液晶表示装置を示す斜視図。 図2は、液晶表示装置のCOF実装部品を示す斜視図。 図3は、アレイ基板のリード部分およびCOF実装部品のFPCを示す分解斜視図。 図4は、アレイ基板上にFPCを重ねて配置した状態を示す平面図。 図5は、アレイ基板とCOF実装部品の接続に用いる熱圧着装置を示す斜視図。 図6は、上記熱圧着装置の熱圧着ヘッドおよびバックアップ部材を示す正面図。 図7は、上記熱圧着装置の熱圧着ヘッドおよびバックアップ部材を示す側面図。
符号の説明
16…ステージ、 18…熱圧着ヘッド、 20…ヘッドユニット、
34…ヒータツール、 70…液晶表示パネル、 75…リード、 76…FPC、
77…ICチップ、 78…COF実装部品、 80…出力リード、
84…第1ランドパッド、 86…第2ランドパッド

Claims (5)

  1. 複数の入力端子および第1位置決めマークが設けられた基板と、
    異方性導電膜を挟んで前記入力端子に接続された複数の出力リード、および第2位置決めマークを有しているとともに、電子部品が実装されたフレキシブルプリント回路基板と、を備え、
    前記第1位置決めマークは、前記入力端子の配列ピッチ方向に延びた第1辺およびこの第1辺と直交し前記入力端子の延出方向に延びた第2辺を有し、前記異方性導電膜から外れた領域に設けられ、
    前記第2位置決めマークは、前記出力リードの配列ピッチ方向に延びた第1辺およびこの第1辺と直交し前記出力リードの延出方向に延びた第2辺を有し、前記異方性導電膜から外れた領域に設けられ、前記フレキシブルプリント回路基板は、前記第2位置決めマークを第1位置決めマークに合わせて前記アレイ基板に接続されている基板装置。
  2. 前記第1位置決めマークおよび第2位置決めマークはそれぞれ矩形状に形成されている請求項1に記載の基板装置。
  3. 前記第2位置決めマークは、前記第1位置決めマークよりも小さい寸法に形成され、前記フレキシブルプリント回路基板は、前記第2位置決めマークが前記第1位置決めマーク内に重なった状態で接続されている請求項2に記載の基板装置。
  4. 前記第1位置決めマークは、前記入力端子と共通の金属膜により形成され、前記第2位置決めマークは、前記出力リードと共通の金属膜により形成されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の基板装置。
  5. 複数の配線、前記複数の配線に接続された複数の入力端子、および第1位置決めマークが設けられたアレイ基板を有する液晶表示パネルと、
    異方性導電膜を挟んで前記入力端子に接続された複数の出力リード、および第2位置決めマークを有しているとともに、電子部品が実装されたフレキシブルプリント回路基板と、を備え、
    前記第1位置決めマークは、前記入力端子の配列ピッチ方向に延びた第1辺およびこの第1辺と直交し前記入力端子の延出方向に延びた第2辺を有し、前記異方性導電膜から外れた領域に設けられ、
    前記第2位置決めマークは、前記出力リードの配列ピッチ方向に延びた第1辺およびこの第1辺と直交し前記出力リードの延出方向に延びた第2辺を有し、前記異方性導電膜から外れた領域に設けられ、前記フレキシブルプリント回路基板は、前記第2位置決めマークを第1位置決めマークに合わせて前記アレイ基板に接続されている液晶表示装置。
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