JPH11316554A - 平面表示装置及びその製造方法 - Google Patents

平面表示装置及びその製造方法

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JPH11316554A
JPH11316554A JP31863898A JP31863898A JPH11316554A JP H11316554 A JPH11316554 A JP H11316554A JP 31863898 A JP31863898 A JP 31863898A JP 31863898 A JP31863898 A JP 31863898A JP H11316554 A JPH11316554 A JP H11316554A
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JP
Japan
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lead
land
wiring board
display panel
flexible substrate
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Application number
JP31863898A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Hasegawa
達也 長谷川
Masakazu Okubo
雅一 大久保
Yoshihiro Ito
美洋 伊藤
Sanae Tokunaga
佐苗 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細かいピッチよりなるリードを有するTCP
とPCBのランドとの位置合わせが可能な平面表示装置
の製造方法について提供する。 【解決手段】 TCP12のリード30とPCB14の
ランド32の位置合わせのために、リード30のほぼ軸
線上に位置する照明装置22から光を照射し、それをカ
メラ20で撮影して位置合わせを行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等の
平面表示装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶モジュールの製造方法につい
て、図10に示す製造工程の図面に基づいて説明する。
【0003】液晶セル102を製造した後、液晶セル1
02の縁部に沿って異方性導電膜(ANISOTROPIC CONDUC
TIVE FILM 、以下、ACFという)を貼り合わせる。
【0004】この取り付けたACFを加熱手段103に
よって加熱し、所定間隔毎にTCP(TAPE CARRIER PAC
KAGE)を仮圧着する。
【0005】その後、このTCP104の上から再び加
熱してTCP104を液晶セル102に本圧着する。
【0006】次に、プリント基板(以下、PCBとい
う)106にACF112を貼合わせる。
【0007】最後に、液晶セル102に取付けられた複
数のTCP104と、それに取付けられるPCB106
の位置合わせを行い、PCB106とTCP104とを
ACF112で接着し固定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記において、PCB
106にACF112の貼付ける工程において次のよう
な第1の問題点があった。
【0009】PCB106の下面には、既に、銅(C
u)配線パターンやIVH(Interstitial Via Hole )
といった配線構造物115、または、PCBの型番等を
表示するためのシルクスクリーンによる印刷パターンが
形成されている。このため、PCB106の下面はかな
りの凹凸が形成されている。
【0010】ところが、ACF112の貼付けは、作業
員が、ランド群の位置を目視により判断し、この判断し
た領域を覆うように手作業で貼付けている。
【0011】このため、従来の技術には以下の問題点が
あった。
【0012】(1) まず、ACF112の貼付けの位置精
度を確保するのが困難であり、位置精度を向上しようと
すれば熟練した作業員であっても充分な作業時間を取る
必要があった。作業負担を軽減するためには、ACF1
12の寸法マージンを大きく取ることも考えられる。し
かし、ACF112のコストアップにつながるだけでな
く、狭額縁化の要求に反することともなる。
【0013】(2) また、図12に示されているように、
熱圧着の際に、ヒートツール120が作用する端子接続
個所の下面は、厚みをもった配線パターン115や印刷
パターンにより部分的に覆われている。このため、ヒー
トツール120による押圧力が均等に作用しない場合
や、加熱が均一に行われない場合が生じ、一部の端子で
接続不良が生じるおそれがあった。接続信頼性を充分な
ものとしようとすれば、熱圧着の時間及び圧力につい
て、本来必要な値より大きく設定する必要があるため、
工程負担を増大させることとなっていた。
【0014】また、上記において、TCP104とPC
B106の位置合わせ工程において次のような第2の問
題点があった。
【0015】図13は、TCP104とPCB106の
位置合わせを行う場合の平面から見たさらに詳細な説明
図である。すなわち、液晶セル102の縁部に固定され
たTCP104とPCB106のランド110との位置
合わせを行う状態である。
【0016】上記製造工程において、TCP104とP
CB106の位置合わせを行う場合には、図13に示す
ように液晶セル102を第1の治具114に固定し、一
方、PCB106を第2の治具116に取り付け、これ
ら治具114,116の位置合わせを行って、TCP1
04とPCB106との位置合わせを行っている。
【0017】しかしながら、TCP104とPCB10
6の上記位置合わせの方法であると、図13に示すよう
に、TCP104のリード108の間隔eが0.5mm
が限度であり、それ以上に細かいピッチの位置合わせを
行うことができなかった。
【0018】本発明は、第1に、電気的且つ機械的な接
続を得るための異方性導電膜を設ける際の位置精度を向
上し、作業負担を軽減することのできるものを提供す
る。また、本発明は、第2に、さらに細かいピッチより
なるリードを有するフレキシブル配線基板とプリント基
板のランドとの位置合わせが可能な平面表示装置の製造
方法について提供する。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の表示画素が配列された表示パネルと、前記表示パ
ネルに電気的に一端側が接続され、その他端側に第1端
子群を備えた第1配線基板と、前記第1端子群に対応す
る第2端子群を主表面に備え、前記第1端子群と異方性
導電膜を介して電気的に接続され、前記表示パネルに制
御信号を出力する第2配線基板と、を備えた平面表示装
置において、前記第2配線基板は、前記異方性導電膜の
配置位置を指示する位置指示マークを備えたことを特徴
とする平面表示装置である。
【0020】請求項5記載の発明は、複数の表示画素が
配列された表示パネルと、この表示パネルに電気的に接
続される複数のリードを有する可撓性電極基板と、前記
可撓性基板の前記リードに対応する複数のランドを有
し、かつ、前記表示パネルに制御信号を供給する配線基
板と、を備えた平面表示装置の製造方法において、前記
可撓性基板の前記リードと前記配線基板の前記ランドと
を対向配置し、前記リードの軸線に対して光軸が90°
よりも小さい角度を成す光線を光源を照射し、前記リー
ド上方に配置される画像検出部により前記光線に照らさ
れた前記リードと前記ランドとの相対位置関係を検出
し、位置合わせすることを特徴とする平面表示装置の製
造方法にある。
【0021】請求項9記載の発明は、表示パネルに取付
けられた可撓性基板のリードの先端の接続領域と、配線
基板の上面にあるランドを異方性導電膜で接続する平面
表示装置において、前記配線基板のランドを前記可撓性
基板のリードの接続領域より長くすることを特徴とする
平面表示装置にある。
【0022】請求項10記載の発明は、表示パネルに取
付けられた可撓性基板のリードの先端の接続領域と、配
線基板の上面にあるランドを異方性導電膜で接続する平
面表示装置において、前記配線基板のランドを前記異方
性導電膜の幅より長くすることを特徴とする平面表示装
置にある。
【0023】請求項11記載の発明は、表示パネルと、
この表示パネルに電気的に接続される複数のリードを有
する可撓性電極基板と、前記可撓性基板の前記リードに
対応する複数のランドを有し、かつ、前記表示パネルに
制御信号を供給する配線基板と、を備えた平面表示装置
の製造方法において、異方性導電膜の配置位置を指示す
るために前記配線基板に設けられた位置指示マークに基
づいて前記配線基板に前記異方性導電膜を配置する工程
と、前記可撓性基板の前記リードと前記配線基板の前記
ランドとを対向配置する工程と、前記リードの軸線に対
して光軸が90°よりも小さい角度を成す光線を光源を
照射する工程と、前記リード上方に配置される画像検出
部により前記光線に照らされた前記リードと前記ランド
との相対位置関係を検出して位置合わせする工程と、前
記可撓性基板と前記配線基板とを前記異方性導電膜とで
固定する工程とよりなることを特徴とする平面表示装置
の製造方法にある。
【0024】請求項1の平面表示装置では、異方性導電
膜を設ける位置精度を向上できるとともに、その作業負
担を軽減することができるである。
【0025】請求項5の平面表示装置の製造方法では、
可撓性基板のリードのほぼ軸線上に位置する光源から光
を照射することによって、薄膜部材の下面に位置するリ
ードが上面に浮かび上がり、リードの位置が明確に分か
る。そして、この明確になったリードとPCBのランド
とを位置合わせして両者を異方性導電膜で固定する。こ
の場合に、光源がリードのほぼ軸線上に位置するため、
光源からの光によって影が生じても、その影の大きさは
ほぼリードの幅と同じであるため、正確な位置合わせを
行うことができる。
【0026】請求項9の平面表示装置では、可撓性基板
が光透過性であると、リードがさらに浮かび上がって位
置合わせを行いやすい。
【0027】請求項10の平面表示装置では、PCBの
ランドを可撓性基板のリードの接続領域より長くするこ
とにより、位置合わせを行う場合に、ランドがリードの
部分より突出するため、ランドの位置が明確になって位
置合わせが行いやすい。
【0028】請求項11の平面表示装置であると、PC
BのランドがACFより長く突出しているため、可撓性
基板をACFに重ねても、ランドがさらに突出している
ためその位置合わせが行いやすい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶表示装置にお
ける液晶モジュールの製造方法について説明する。
【0030】この液晶モジュールは、液晶セル10の縁
部に複数のTCP12の一辺をACFで固定し、これら
複数のTCP12の他辺をPCB14とさらに接続する
ものである。そして、第1製造工程では、PCB14の
上面にACF34の貼付ける工程を説明し、また、第2
製造工程では、TCP12とACF34を貼付けたPC
B14とを接続する工程について説明する。
【0031】[第1製造工程]第1製造工程について図
1〜3を用いて説明する。
【0032】図1は、液晶表示装置における駆動用のP
CB14の上面へACF34の貼付けについて説明する
模式的な斜視図である。
【0033】略短冊形のPCB14の上面には、図の手
前側の長辺に沿って、TCP12の複数のリード30に
接続するためのランド群33が複数(例えば3〜8個)
形成されている。ランド群33は、15〜30本程度の
短冊状のランド32が所定間隔をなして一列に並設され
たものであり、銅のパターンからなる。各ランド群33
を囲む位置には、ACF34の貼付けのための位置指示
マーク36が形成されている。位置指示マーク36は、
ランド群33と同一の堆積及びパターニングの工程にて
製造される銅の薄膜である。このため、位置指示マーク
36とランド群33とは、十分に高い位置精度が確保さ
れる。
【0034】図1においては、位置指示マーク36が、
1本の長尺テープ状のACF34を貼付ける所定位置4
0を囲むように設けられる。複数のランド群33の列3
8の末端38aの近傍、すなわち、列38の最末端に位
置するランド32の近傍には、ACF34の末端部分の
3辺側に対応して3個組の位置指示マーク36が設けら
れる。また、2つのランド群33に挟まれた領域には、
ACF34の両辺にそれぞれ対応して2個組の位置指示
マーク36が設けられる。
【0035】位置指示マーク36は、各ランド32の中
点を結んだ中心線C−Cに対して前後に線対称となるよ
うに設けられており、全て同一寸法の円形のパターンか
らなる。ここで、寸法構成の例を示すならば、各ランド
32の長さ(すなわちランド群33の幅)が約3.0m
m、ランド32のピッチ(ランド群33内にあって隣り
合うランド32の対応2点間の距離)が約0.3mmで
あって、各ランド群33の長さ(端子並列方向の寸法)
が約40mmである場合に、貼付け位置指示マーク36
の直径が1.0mmである。
【0036】上記のように、位置指示マーク36がAC
F34の貼付け予定位置を囲むように配され、それぞれ
上下左右の位置を規定ているので、ACF34を貼付け
る際の、位置精度の向上と作業時間の短縮とを達成する
ことができる。
【0037】図2には、PCB14の下面側について示
す。
【0038】ランド群33が形成された領域の裏面側に
は、この領域に対応した、略長方形で厚さの一様なソリ
ッドパターン42のみが形成される。このソリッドパタ
ーン42は、この周辺の配線と同一工程にてパターニン
グされた銅の薄膜であるが、周辺の配線とは接続しない
島状の独立パターンである。
【0039】図3には、図2に示すような下面パターン
を有するPCB14の熱圧着の様子について模式的に示
す。
【0040】PCB14であると、ランド群33の下面
に、厚さの一様なソリッドパターン42が形成されてい
るため、ヒートツール44を用いて加熱圧着を行う際
の、端子接続領域内の圧力ムラが防止される。また、ソ
リッドパターン42が金属製であるため、温度ムラが防
止される。したがって、熱圧着の信頼性を大幅に向上さ
せることができる。また、これにより信頼性を十分に確
保するための圧力及び加熱時間のマージンを大幅に低減
することができるため、熱圧着の工程負担及び工程時間
を低減することもできる。
【0041】さらに、このソリッドパターン42が隣合
う金属配線パターンから独立に設けられているので、ヒ
ートツール44からの熱が金属パターンを通じて周辺へ
散逸することが少ない。したがって、金属のソリッドパ
ターン42を設けても熱圧着における加熱効率を損なう
ことがない。
【0042】図4には、PCB14の上面へACF34
の貼付けについて示す変形例の模式的な斜視図である。
【0043】このPCB14においては、ランド群33
毎に、ACF34を貼付けるのに適するように、位置指
示マーク36が形成されている。
【0044】各ランド群33の両端には、ACF34の
貼付け予定位置40に対応して、それぞれ3個の位置指
示マーク36が設けられる。これら3個組のマークは、
上記実施例(図1)における3個組の位置指示マーク3
6と全く同様である。
【0045】なお、上記実施例では、PCB14が一層
であるためにその裏面にソリッドパターン42を設けた
が、PCB14が複数層である場合には、その内層の一
つの層をソリッドパターン42にしてもよい。
【0046】[第2製造工程]第2製造工程について図
5〜8を用いて説明する。
【0047】まず、図5に基づいて、この工程で使用さ
れる位置合せ装置1について説明する。
【0048】液晶セル10は、TCP12を取り付けた
状態で固定治具16に固定される。一方、PCB14
は、固定治具16に沿って設けられている移動ステージ
18に取り付けられる。この移動ステージ18は、固定
治具16に対して移動可能であり、PCB14とTCP
12との位置合わせが可能なようになっている。ここ
で、この位置合せ装置1の方向を明確にするために、図
5に示すように移動ステージ18から固定治具16への
水平方向がx軸方向、移動ステージ18の水平な移動方
向(図5の紙面に垂直な方向)がy軸方向、位置合せ装
置1の高さ方向がz軸方向とする。
【0049】また、PCB14のほぼ真上には、CCD
を有するカメラ20が設けられている。一方、固定治具
16の上方、すなわち、液晶セル10の上方には、可視
光を照射するための照明装置22が設けられている。こ
の照明装置22は、PCB14を照射する位置に取り付
けられており、図5に示すようにx軸方向とz軸方向の
なす角度がφで取り付けられている。
【0050】カメラ20で撮影した画像は拡大されてモ
ニター24に映し出される。作業者は、このモニター2
4を見ながら操作部25を操作して移動ステージ18を
y軸方向に移動させてTCP12とPCB14の位置合
わせをする。なお、符号21は、移動ステージ18、カ
メラ20、照明装置22、モニター24、操作部25を
制御する制御部である。
【0051】次に、図6に基づいてTCP12とPCB
14の構造について説明する。
【0052】TCP12は、前記したように液晶セル1
0の縁部にACFで固定されている。TCP12は、矩
形の光透過性のポリイミドよりなるフィルム26の中心
にIC28を配し、このIC28からリード30がフィ
ルム26の下面に沿って他辺に向かって設けられてい
る。このリード30の間隔bは、0.3mm〜0.4m
mである。
【0053】一方、PCB14は、液晶表示装置を駆動
させるための回路が設けられており、TCP12と接続
する部分にはランド32がリード30の間隔bと同じ間
隔で設けられている。
【0054】そして、複数のランド32の上面にはAC
F34が貼付けられている。そして、このACF34の
幅寸法cは、ランド32の長さdよりも短く、ランド3
2が寸法aだけACF34より突出した状態となってい
る。なお、この突出寸法aは1mmである。
【0055】次に、TCP12のリード30の軸線方向
の位置と照明装置22の光の照射方向について説明す
る。
【0056】図6に示すように、光の照射方向は、リー
ド30の軸線に対してθの傾きを持って照射されてい
る。このθの範囲としては、0゜〜40゜であり、特に
0゜〜30゜が好ましい。なお、この角度θは、図5で
示すx軸方向とz軸方向のなす角度φとは違い、x軸方
向とy軸方向のなす角度である。
【0057】上記構成のTCP12とPCB14を接続
する場合について説明する。
【0058】1.第1工程 図6に示すように、PCB14にACF34を貼付け
る。この場合に、前記したようにランド32がACF3
4の幅よりaだけ突出する。
【0059】2.第2工程 図7に示すように、移動ステージ18を固定治具16に
近づけ、TCP12がPCB14のACF34に被さる
ようにする。
【0060】3.第3工程 図8に示すように、移動ステージ18をy軸方向に移動
させて、リード30とランド32とを位置合わせする。
この場合の位置合わせの方法について詳しく説明する。
【0061】第3−1工程 まず、TCP12の最も左側にあるリード30とランド
32とを位置合わせする。この場合に、照明装置22か
ら光が照射されているため、フィルム26の下面にある
リード30が、図7のモニター24に示されている図の
ように、影が浮かび上がってくる。そのため、作業者は
このモニター24を見ながら、リード30とランド32
とを位置合わせする。また、ランド32はACF34よ
り突出しているため、その位置は明確に判別することが
できる。このようにして、左側のリード30とランド3
2とを位置合わせする。
【0062】第3−2工程 次に、最も右側にあるリード30とランド32との位置
合わせを行い、最終的にTCP12のセンターラインで
リード30とランド32の位置合わせができているよう
にする。
【0063】4.第4工程 フィルム26の上面から加圧してTCP12とPCB1
4とを本圧着する。
【0064】以上のような工程であると、従来より細か
いピッチ、すなわち、0.4mm〜0.3mmのピッチ
よりなるリード30とランド32との位置合わせを行う
ことができる。
【0065】また、照明装置22は、リード30の軸線
方向に対してθの範囲にあるため、リード30を照射し
て影ができても、その影がリード30より太くなる幅が
少ない。そのため、位置合わせを行いやすい。
【0066】さらに、ランド32がACF34より突出
しているため、TCP12をACF34に被せても、ラ
ンド32の位置が明確に判別することができる。
【0067】さらに、リード30の接続領域を、ランド
32よりも長くすれば、より簡単に位置合わせをするこ
とができる。
【0068】なお、上記実施例では照明装置22を液晶
セル102の上方に設けたが、これに代えてTCP12
の下方に設け、光をTCP12の下方から照射して、リ
ード30が浮かび上がるようにしても良い。
【0069】また、照明装置22から照射される光は、
CCDで判別できれば可視光に限らず、紫外線、赤外線
その他の光でもよい。
【0070】図9は、PCBのランド32の構造の変更
例を示すものであり、上記実施例と異なるのは、本変形
例の場合には、ランド32をACF34より突出させる
場合に、連続してランド32を突出させるのでなく、ラ
ンド本体232とランド位置合せ部132とを不連続に
パターニングして形成する。この場合にあってもランド
32がACF34より突出しているため、TCP12を
ACF34に被せても、ランド32の位置が明確に判別
することができる。
【0071】上述した実施例では、PCBとTCPとの
接続を例にとり説明したが、TCPに代えてフレキシブ
ル配線基板等を適宜用いることができる。また、平面表
示装置としては、液晶表示装置の他にもプラズマ、EL
等のディスプレイに適用することができる。
【0072】
【発明の効果】本発明であると、他の配線基板と異方性
導電膜を介して接続される端子群を備えた、平面表示装
置用のプリント基板において、異方性導電膜を設ける際
の位置精度を向上できるともに、作業負担を軽減でき
る。また、異方性導電膜を加熱圧着する熱圧着工程にお
ける圧力ムラや温度ムラを大幅に低減することができ、
これにより、接続信頼性を著しく向上させることができ
る。
【0073】また、本発明であると、接続部品のリード
とプリント基板のランドとの位置合わせを容易に行うこ
とができるだけでなく、従来より細かいピッチのリード
の位置合わせを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1製造工程のPCBの上面へのACFの貼付
けについて示す模式的な斜視図である。
【図2】PCBの下面について示す模式的な斜視図であ
る。
【図3】PCBにおける熱圧着工程についての模式的な
縦断面図である。
【図4】第1製造工程の変形例のPCBの上面へのAC
Fの貼付けについて示す模式的な斜視図である。
【図5】第2製造工程を示す製造工程の説明図である。
【図6】TCPとPCBとを取り付ける前の状態の平面
図である。
【図7】TCPとPCBとを被せ位置合わせをする前の
状態の平面図である。
【図8】TCPとPCBを位置合わせした状態の平面図
である。
【図9】第2製造工程のランドの変更例を示す平面図で
ある。
【図10】液晶モジュールの製造工程の説明図である。
【図11】従来のPCBの上面へのACFの貼付けを示
す模式的な斜視図である。
【図12】従来のPCBのにおける熱圧着工程について
説明するための模式的な縦断面斜視図である。
【図13】従来のTCPとPCBとの接続方法を示す平
面図である。
【符号の説明】
10 液晶セル 12 TCP 14 PCB 20 カメラ 22 照明装置 24 モニター 26 フィルム 28 IC 30 リード 32 ランド 34 ACF 36 位置指示マーク
フロントページの続き (72)発明者 徳永 佐苗 兵庫県姫路市余部区上余部50番地 株式会 社東芝姫路工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の表示画素が配列された表示パネル
    と、 前記表示パネルに電気的に一端側が接続され、その他端
    側に第1端子群を備えた第1配線基板と、 前記第1端子群に対応する第2端子群を主表面に備え、
    前記第1端子群と異方性導電膜を介して電気的に接続さ
    れ、前記表示パネルに制御信号を出力する第2配線基板
    と、 を備えた平面表示装置において、 前記第2配線基板は、前記異方性導電膜の配置位置を指
    示する位置指示マークを備えたことを特徴とする平面表
    示装置。
  2. 【請求項2】前記第2端子群と前記位置指示マークと
    は、同一工程で作製されることを特徴とする請求項1記
    載の平面表示装置。
  3. 【請求項3】前記第2配線基板の前記主表面と相対する
    面における、または、前記第2配線基板の内層におけ
    る、前記第2端子群に対応する領域に薄膜部が設けられ
    たことを特徴とする請求項1記載の平面表示装置。
  4. 【請求項4】前記薄膜部は、電気的に独立していること
    を特徴とする請求項3記載の平面表示装置。
  5. 【請求項5】複数の表示画素が配列された表示パネル
    と、 この表示パネルに電気的に接続される複数のリードを有
    する可撓性電極基板と、 前記可撓性基板の前記リードに対応する複数のランドを
    有し、かつ、前記表示パネルに制御信号を供給する配線
    基板と、 を備えた平面表示装置の製造方法において、 前記可撓性基板の前記リードと前記配線基板の前記ラン
    ドとを対向配置し、 前記リードの軸線に対して光軸が90°よりも小さい角
    度を成す光線を光源を照射し、 前記リード上方に配置される画像検出部により前記光線
    に照らされた前記リードと前記ランドとの相対位置関係
    を検出し、位置合わせすることを特徴とする平面表示装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記光源の位置が、 前記可撓性基板のリードの軸線を中心にして0°よりも
    大きく90°よりも小さい範囲にあることを特徴とする
    請求項5記載の平面表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記光源の位置が、 前記可撓性基板のリードの軸線を中心にして40°の範
    囲にあることを特徴とする請求項5記載の平面表示装置
    の製造方法。
  8. 【請求項8】前記可撓性基板が、光透過性であることを
    特徴とする請求項5記載の平面表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】表示パネルに取付けられた可撓性基板のリ
    ードの先端の接続領域と、配線基板の上面にあるランド
    を異方性導電膜で接続する平面表示装置において、 前記配線基板のランドを前記可撓性基板のリードの接続
    領域より長くすることを特徴とする平面表示装置。
  10. 【請求項10】表示パネルに取付けられた可撓性基板の
    リードの先端の接続領域と、配線基板の上面にあるラン
    ドを異方性導電膜で接続する平面表示装置において、 前記配線基板のランドを前記異方性導電膜の幅より長く
    することを特徴とする平面表示装置。
  11. 【請求項11】表示パネルと、 この表示パネルに電気的に接続される複数のリードを有
    する可撓性電極基板と、 前記可撓性基板の前記リードに対応する複数のランドを
    有し、かつ、前記表示パネルに制御信号を供給する配線
    基板と、 を備えた平面表示装置の製造方法において、 異方性導電膜の配置位置を指示するために前記配線基板
    に設けられた位置指示マークに基づいて前記配線基板に
    前記異方性導電膜を配置する工程と、 前記可撓性基板の前記リードと前記配線基板の前記ラン
    ドとを対向配置する工程と、 前記リードの軸線に対して光軸が90°よりも小さい角
    度を成す光線を光源を照射する工程と、 前記リード上方に配置される画像検出部により前記光線
    に照らされた前記リードと前記ランドとの相対位置関係
    を検出して位置合わせする工程と、 前記可撓性基板と前記配線基板とを前記異方性導電膜と
    で固定する工程とよりなることを特徴とする平面表示装
    置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002311850A (ja) * 2001-04-11 2002-10-25 Toshiba Corp 平面表示装置
JP2007042874A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Fujikura Ltd プリント回路基板、並びに前記プリント回路基板の位置合わせ方法及びその装置
JP2008134620A (ja) * 2007-10-19 2008-06-12 Epson Imaging Devices Corp インターフェース基板、電気光学装置及び電子機器
US7554643B2 (en) 2005-09-06 2009-06-30 Epson Imaging Devices Corporation Electro-optical device, electronic apparatus, and interface board

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