JP2804679B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2804679B2
JP2804679B2 JP15964092A JP15964092A JP2804679B2 JP 2804679 B2 JP2804679 B2 JP 2804679B2 JP 15964092 A JP15964092 A JP 15964092A JP 15964092 A JP15964092 A JP 15964092A JP 2804679 B2 JP2804679 B2 JP 2804679B2
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文彦 佐川
聡 松原
泰岳 吉田
敬 伊達
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0266Marks, test patterns or identification means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示パネルとパネ
ル駆動用ICが搭載されたフレキシブルプリント基板
(以下、FP基板と略称する)とを備えた液晶表示装置
に係り、特に、液晶表示パネルに形成された電極端子と
FP基板に形成されたリードパターンとを位置決めする
アライメントマークの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図6〜図9に、従来より知られている液
晶表示装置の一例を示す。図6は液晶表示装置の平面図
であり、図7は図6の要部拡大図である。これらの図に
おいて、1は液晶表示パネル、21 〜28 はセグメント
駆動用IC、31 〜34 はコモン駆動用IC、4はこれ
らセグメント駆動用IC21 〜28 またはコモン駆動用
IC31 〜34 が搭載されたFP基板、5は図示しない
制御回路が搭載されたプリント配線板を示している。
【0003】本例の液晶表示パネル1は、図6に示すよ
うに、表示エリアが上半部1aと下半部1bとからな
り、上半部1aがセグメント駆動用IC21 〜24 とコ
モン駆動用IC31 〜32 によって駆動され、下半部1
bがセグメント駆動用IC25〜28 とコモン駆動用I
C33 〜34 によって駆動されるようになっている。こ
の液晶表示パネル1は、上部電極基板6と、下部電極基
板7と、これら上下両電極基板6,7の間に封入された
液晶(図示せず)、それに上下両電極基板6,7の外面
に夫々被着された偏光板(図示せず)などから構成され
ている。上部電極基板6の内面には、図7に示すよう
に、矢印Y−Y´方向に延びる透明なセグメント信号電
極群8がパターニングされ、その先端部にそれと同一材
質からなる電極端子10が一体に形成されている。この
電極端子10の表面には、FP基板4に形成されたリー
ドパターン(後述)との接続性を改善するための金属層
が被着される。一方、下部電極基板7の内面には、矢印
X−X´方向に延びる透明なコモン信号電極群9がパタ
ーニングされ、その先端部にそれと同一材質からなる電
極端子(図示せず)が一体に形成されている。セグメン
ト信号電極群8と一体に形成された電極端子10は、上
下両電極基板6,7を所定の位置関係で貼り合わせたと
き、下部電極基板7の上下端辺より外部に露出するよう
に形成され、コモン信号電極群9と一体に形成された電
極端子は、上部電極基板6の左端辺より外部に露出する
ように形成される。なお、前記セグメント信号電極群
8、コモン信号電極群9、電極端子10は、例えばIT
O等の薄膜をもって形成される。
【0004】FP基板4は、例えばポリイミドフィルム
等からなる絶縁性のベースフィルム11上に、銅箔をエ
ッチング等して得られる所定本数のリードパターン12
を所定のパターンで形成したものであって、各リードパ
ターン12の先端部は、前記電極端子10と同一ピッチ
で配列されている。このFP基板4上には、セグメント
駆動用IC21 〜28 又はコモン駆動用IC31 〜34
が搭載されており、これらセグメント駆動用IC21
8 又はコモン駆動用IC31 〜34 の各端子が、各リ
ードパターン12に選択的に接続されている。
【0005】FP基板4に形成されたリードパターン1
2群と前記液晶表示パネル1に形成された電極端子10
群とは、異方性導電体14を介して接続される。異方性
導電体14は、熱硬化性樹脂中に導電粒子を混入したも
のをシート状又はリボン状に形成したものであって、導
電部が局部的に形成された2つの部材をその両側に配置
し、それら両部材を内向きに加圧することによって、導
電部が相対向に配置された部分のみが前記導電粒子を介
して選択的に導通されるようにしたものである。したが
って、液晶表示パネル1の電極端子形成部15上に異方
性導電体14を設定し、その上にFP基板4を重ねて各
電極端子10とそれに対応する所定のリードパターン1
2とを相対向に配置し、FP基板4にヒータチップ等の
圧着ヘッドを押しつけて異方性導電体を固化することに
よって、各電極端子10とリードパターン12、ひいて
は各セグメント信号電極群8とセグメント駆動用IC2
1〜28 、及び各コモン信号電極群9とコモン駆動用I
C31 〜34 とを、異方性導電体14中の導電粒子を介
して接続、固定できる。
【0006】プリント配線板5は、例えばセラミック等
からなる絶縁基板5a上に、銅箔をエッチング等して得
られる所定本数の回路パターン16を所定のパターンで
形成したものであって、図示しない制御回路からセグメ
ント駆動用IC21 〜28 及びコモン駆動用IC31
4 の各端子に信号を伝送する。したがって、各回路パ
ターン16の先端部は、前記リードパターン12と同一
ピッチで配列されている。この回路パターン16と前記
リードパターン12との接続も、前出の異方性導電体を
介して行なわれる。
【0007】ところで、電極端子10とリードパターン
12とを異方性導電体14を介して正確に対向させるた
めには、上部電極基板6とFP基板4との間に、少なく
とも1組以上のアライメントマークを設ける必要があ
る。従来は、液晶表示装置の製造工程を簡略化するた
め、上部電極基板6の電極端子形成エリア外に、電極端
子10を構成する透明導電材料をもって第1のアライメ
ントマークを形成すると共に、FP基板4のリードパタ
ーン形成エリア外に、リードパターン12を構成する銅
箔をもって第2のアライメントマークを形成するといっ
た方法が一般にとられている。また、アライメントマー
クの形状に関しては、アライメント作業を容易かつ高精
度に行なうため、一般に図8(a)に示すように、前記
第1のアライメントマーク21を四角形のドット状に形
成すると共に、図8(b)に示すように、前記第2のア
ライメントマーク22を、中央部に前記第1のアライメ
ントマーク21よりもやや大型にしてそれと同形の空隙
23を有する枠状に形成している。このようにすると、
第2のアライメントマーク22の空隙23内に第1のア
ライメントマーク21が入り込むように液晶表示パネル
21とFP基板4とを重ね合わせ、第1のアライメント
マーク21の外周辺21aと第2のアライメントマーク
22の内周辺22aとの間の隙間が均等になるように調
整することによって、アライメント作業を容易かつ高精
度に行なうことができる。
【0008】なお、アライメントマークの重ね合わせ方
法としては、目視によって前記第1及び第2のアライメ
ントマーク21,22を確認しつつ、作業者が固定され
た液晶表示パネル1に対してFP基板4をx,y,θ方
向に移動して行なう方法と、カメラ及び画像処理装置に
て前記第1及び第2のアライメントマーク21,22の
重心を割り出しつつ、その重心の差信号がゼロになる方
向にFP基板4が搭載された作業テーブルを自動的に駆
動して行なう方法とがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
においては、上部電極基板6に形成される第1のアライ
メントマーク21がITOなどの透明導電材料をもって
形成されているために、第1のアライメントマーク21
が見にくく、目視によるアライメント調整を高能率かつ
高精度に行なうことが難しい。かかる不都合は、前記第
1のアライメントマーク21に不透明性を付与すれば改
善できる。ところがその反面、第1のアライメントマー
ク21に不透明性を付与すると、カメラ及び画像処理装
置を用いた自動位置合わせを行なう際に、第1のアライ
メントマーク21と第2のアライメントマーク22とを
別個に検出することができなくなるために、第2のアラ
イメントマーク22の重心を単独で割り出すことができ
ず、アライメント調整の正確度が劣化するという不都合
が生じる。
【0010】これを図9によって説明する。図9(a)
は、第1のアライメントマーク21の重心G1 を割り出
した後、第1のアライメントマーク21と第2のアライ
メントマーク22とが一部重なり合うようにFP基板4
が初期設定された状態の、カメラでとらえられた画像を
示している。かように、第1のアライメントマーク21
に不透明性が付与された結果、カメラには第1及び第2
のアライメントマーク21,22の重なり合った画像
(以下、これを合成画像という)がとらえられ、画像処
理装置にて合成画像の重心G3 が割り出される。この合
成画像の重心G3は、第2のアライメントマーク22の
重心G2 よりも第1のアライメントマーク21の重心G
1 側にずれている。そこで、重心G1 と重心G3 を合致
するようにFP基板4を駆動し、重心G1 と重心G3
が合致した段階で再度新たな合成画像の重心G3´ を割
り出し、第1のアライメントマーク21の重心G1 と新
たな合成画像の重心G3´ とのずれを再度FP基板4を
駆動することで修正して行けば、第1のアライメントマ
ーク21の重心G1 を順次第2のアライメントマーク2
2の重心G2 に近付けることができる。しかるに、図9
(b)に示すように、第1のアライメントマーク21の
重心G1 と合成画像の重心G3 とが完全に合致した状態
に至ると、第1のアライメントマーク21の重心G1
第2のアライメントマーク22の重心G2 とが合致して
いないにも拘らず、それ以上のアライメント調整が不可
能になる。
【0011】本発明は、かかる従来技術の不都合を解決
するためになされたものであって、その目的は、目視に
よるアライメント調整が容易で、かつ機械を用いた自動
アライメント調整をも高精度に行ない得るアライメント
マークの構成を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、液晶表示パネルと、該液晶表示パネルを
駆動するための駆動用ICが搭載されたフレキシブルプ
リント基板とを備え、前記液晶表示パネルに設けられた
第1のアライメントマークと前記フレキシブルプリント
基板に設けられた第2のアライメントマークとを重ね合
わせることによって、前記液晶表示パネルに形成された
電極端子と前記フレキシブルプリント基板に形成された
リードパターンとの位置決めが行なわれた液晶表示装置
において、前記第1のアライメントマークを不透明なド
ット状に形成すると共に、前記第2のアライメントマー
クを、前記第1のアライメントマークとほぼ同形同大の
不透明なドット状マークと、該ドット状マークの周囲に
これと一定幅の空隙を隔てて形成された不透明な枠状マ
ークとから構成した。
【0013】なお、第1のアライメントマークは、前記
電極端子を構成する透明層と金属層との積層体にて形成
することができ、また、前記第2のアライメントマーク
は、前記リードパターンを構成する銅箔をもって形成す
ることができる。前記第1及び第2のアライメントマー
クは、任意の形状に形成可能であるが、x,y,θ方向
の位置決めが容易であることから、四角形(例えば、正
方形又は長方形)に形成することが特に好ましい。
【0014】
【作用】第1及び第2のアライメントマークを共に不透
明にすると、両方のアライメントマークが見やすくなる
ので、目視によるアライメント調整が容易になる。ま
た、第1及び第2のアライメントマークを共に不透明に
すると、カメラ及び画像処理装置を用いた自動位置合わ
せを行なう際に第1のアライメントマークと第2のアラ
イメントマークとを別個に検出することができなくなる
が、第2のアライメントマークを第1のアライメントマ
ークとほぼ同形同大の不透明なドット状マークと、該ド
ット状マークの周囲にこれと一定の間隔を隔てて形成さ
れた不透明な枠状マークとから構成すると、従来のよう
に第2のアライメントマークを枠状マークのみから構成
した場合に比べてマークの充実度が高くなるために、第
2のアライメントマークの重心と合成画像の重心とがほ
ぼ一致する。したがって、合成画像の重心を第1のアラ
イメントマークの重心に合致させることによって、アラ
イメントマークの重心を第2のアライメントマークの重
心にほぼ合致させることができ、アライメント精度を向
上できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。図1は液晶表示パネルの要部平面図、図
2は図1のA−A断面図、図3はFP基板の要部平面
図、図4はアライメント調整方法を示す側面図、図5は
本実施例の効果を示す説明図である。
【0016】図1に示すように、液晶表示パネル1の上
電極基板6には、電極端子10の形成エリア外に、平面
形状が正方形をなすドット状の第1のアライメントマー
ク31が形成されている。この第1のアライメントマー
ク31は、任意の不透明体をもって形成できるが、製造
工程の複雑化を回避するため、前記電極端子10と同様
の構成にすることがより好ましい。すなわち、図2に示
すように、電極端子10を構成する透明導電材料からな
る透明層32の表面に、電極端子10の金属層10aを
構成する金属材料からなる金属層33を被着することで
形成される。透明層32を電極端子10の印刷時に形成
し、また、金属層33を金属層10aの被着時に被着す
れば、ほとんどコスト高になることがない。
【0017】一方、図3に示すように、FP基板4に
は、第2のアライメントマーク34として、前記第1の
アライメントマーク31とほぼ同形同大のドット状マー
ク35と、該ドット状マーク35の周囲にこれと一定幅
の空隙36を隔てて設けられた枠状マーク37とが形成
される。この第2のアライメントマーク34は、任意の
不透明体をもって形成できるが、製造工程の複雑化を防
止するため、前記リードパターン12を構成する銅箔に
て形成することが好ましい。FP基板4は、絶縁性のベ
ースフィルム上に銅箔が一様に被着された原反から、銅
箔をエッチングし、所定のリードパターン12を所定の
配列で形成することで得られるから、リードパターン1
2のエッチング時に第2のアライメントマーク34を同
時にエッチング形成すれば、ほとんどコスト高になるこ
とがない。
【0018】以下、図4及び図5を参照しつつ、前記第
1のアライメントマーク31が形成された液晶表示パネ
ル1と、前記第2のアライメントマーク34が形成され
たFP基板4とのアライメント調整方法を説明する。
【0019】目視によってアライメント調整を行なう場
合には、液晶表示パネル1とFP基板4とを重ね合わせ
たときに、液晶表示パネル1側から第1のアライメント
マーク31と第2のアライメントマーク34とを同時に
目視できるから、図5(b)に示すように、第1のアラ
イメントマーク31と第2のアライメントマーク34の
ドット状マーク35とを重ね合わせ、第1のアライメン
トマーク31の外周辺と枠状マーク37の内周辺との間
に一定幅の空隙36が形成されるように調整することに
よって、両部材1,4のアライメント調整を行なうこと
ができる。
【0020】機械を用いた自動アライメント調整を行な
う場合には、まず、図4(a)に示すように、液晶表示
パネル1を姿勢調整台41上に搭載し、液晶表示パネル
1用の照明42を点灯して、第1のアライメントマーク
31を姿勢調整台41の下方に備えられたカメラ43に
てとらえる。そして、その画像信号aを信号処理装置4
4にて解析し、予め定められた所定位置からのx方向、
y方向、θ方向(図1及び図3参照)のずれを検出する
と共に、信号処理装置44から当該ずれ量に比例した姿
勢制御信号bを姿勢調整台41に出力して、液晶表示パ
ネル1の姿勢を是正する。またこれと同時に、信号処理
装置44にて第1のアライメントマーク31の重心G1
を割り出す。
【0021】次に、図4(b)に示すように、FP基板
搬送装置46にて液晶表示パネル1の電極端子形成部に
FP基板4を搬送し、図5(a)に示すように、第1の
アライメントマーク31と第2のアライメントマーク3
4とが一部重なり合うようにFP基板4を初期設定す
る。この段階で、照明を液晶表示パネル1用の照明42
からFP基板4用の照明45に切替える。このときカメ
ラ43には、図5(a)に示すように、第1及び第2の
アライメントマークの合成画像がとらえられる。信号処
理装置44は、その画像信号a´を解析して、予め定め
られた所定位置からのθ方向のずれを検出し、FP基板
搬送装置46に姿勢制御信号cを出力してFP基板4の
θ方向の姿勢を是正すると共に、合成画像の重心G3
割り出す。この合成画像の重心G3 は、第2のアライメ
ントマーク34の重心G2 よりも第1のアライメントマ
ーク31の重心G1 側にずれている。
【0022】そこで、重心G1 と重心G3 を合致するよ
うにFP基板4を駆動し、重心G1と重心G3 とが合致
した段階で再度新たな合成画像の重心G3´ を割り出
し、第1のアライメントマーク31の重心G1 と新たな
合成画像の重心G3´ とのずれを修正して行けば、第1
のアライメントマーク31の重心G1 を順次第2のアラ
イメントマーク34の重心G2 に近付けることができ
る。図5(b)に示すように、第1のアライメントマー
ク31が第2のアライメントマーク34と完全に重なり
合った状態においては、第1のアライメントマーク31
と第2のアライメントマーク34の空隙36とが重なり
あった分だけ、合成画像の重心G3 は第1のアライメン
トマーク31の重心G1 側に偏る。しかしながら、空隙
36の幅は、第2アライメントマーク34の外周の大き
さに比べて充分細幅に形成され、かつ第1のアライメン
トマーク31の外周の大きさも第2アライメントマーク
34の外周の大きさに比べて充分小型に形成されるの
で、重心G2 に対する重心G3 の偏りは微小である。す
なわち、第2のアライメントマーク34をドット状マー
ク35と枠状マーク37とから構成すると、従来のよう
に枠状マークのみから構成した場合に比べてマークの充
実度が高くなるために、第2のアライメントマークの重
心G2 と合成画像の重心G3 とのずれが非常に小さいも
のになる。したがって、合成画像の重心G3 を第1のア
ライメントマークの重心G1 に合致させることによっ
て、第1のアライメントマーク31の重心G1 を第2の
アライメントマーク34の重心G2 にほぼ合致させるこ
とができる。
【0023】なお、カメラ43及び信号処理装置44の
画像の解像度を、空隙37の大きさ以上に設定すれば、
第1のアライメントマーク31と第2のアライメントマ
ーク34とが完全に重なり合ったとき、合成画像の重心
3 が第2のアライメントマーク34の重心G2 と一致
するため、合成画像の重心G3 を第1のアライメントマ
ークの重心G1 に合致させることによって、第1のアラ
イメントマーク31の重心G1 を第2のアライメントマ
ーク34の重心G2 に完全に合致させることができる。
【0024】かように、前記実施例の液晶表示装置は、
第1及び第2のアライメントマーク31,34を不透明
に構成したので、目視によるアライメント調整が容易に
なると共に、カメラ43及び画像処理装置44を用いた
自動位置合わせの精度を大幅に向上することができる。
また、前記実施例の液晶表示装置は、第1のアライメン
トマーク31と電極端子10とを同一材料を用いて同時
に形成すると共に、第2のアライメントマーク34とリ
ードパターン12とを同一材料を用いて同時に形成した
ので、製造コストが上昇することもない。さらに、前記
実施例の液晶表示装置は、第1及び第2のアライメント
マーク31,31を四角形に形成したので、x,y,θ
の各方向の是正が容易に行なうことができる。
【0025】なお、アライメントマーク34,23の配
列、形状、数量などについては、前記実施例に拘らず任
意に設計できる。また、液晶表示装置を構成する各部材
の形状、構造、使用材料等については、本発明の要旨を
変更しない範囲で任意に設計できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1及び第2のアライメントマークを不透明に構成した
ので、目視によるアライメント調整を容易化できると共
に、カメラ及び画像処理装置を用いた自動位置合わせの
精度を大幅に向上することができる。よって、液晶表示
装置の生産性と良品の歩留を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る液晶表示パネルの要部平面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】実施例に係るFP基板の要部平面図である。
【図4】実施例に係る液晶表示装置のアライメント調整
方法を示す側面図である。
【図5】実施例の効果を示す説明図である。
【図6】従来例に係る液晶表示装置の正面図である。
【図7】従来例に係る液晶表示装置の要部拡大正面図で
ある。
【図8】従来例に係るアライメントマークの平面図であ
る。
【図9】従来技術の不都合を示す説明図である。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 4 FP基板 10 電極端子 12 リードパターン 31 第1のアライメントマーク 32 透明層 33 金属層 34 第2のアライメントマーク 35 ドット状マーク 36 空隙 37 枠状マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊達 敬 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アル プス電気株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−28621(JP,A) 特開 平3−102389(JP,A) 特開 昭62−92989(JP,A) 特開 平4−58217(JP,A) 実開 昭54−79148(JP,U) 実開 昭61−60283(JP,U) 実開 平1−142924(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/1345

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルと、該液晶表示パネルを
    駆動するための駆動用ICが搭載されたフレキシブルプ
    リント基板とを備え、前記液晶表示パネルに設けられた
    第1のアライメントマークと前記フレキシブルプリント
    基板に設けられた第2のアライメントマークとを重ね合
    わせることによって、前記液晶表示パネルに形成された
    電極端子と前記フレキシブルプリント基板に形成された
    リードパターンとの位置決めが行なわれた液晶表示装置
    において、前記第1のアライメントマークが不透明なド
    ット状に形成され、前記第2のアライメントマークが、
    前記第1のアライメントマークとほぼ同形同大の不透明
    なドット状マークと、該ドット状マークの周囲にこれと
    一定幅の空隙を隔てて形成された不透明な枠状マークと
    から構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1のアライメ
    ントマークが、前記電極端子を構成する透明層と金属層
    との積層体から形成され、前記第2のアライメントマー
    クが、前記リードパターンを構成する銅箔をもって形成
    されていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第1及び第2の
    アライメントマークの平面形状が、共に四角形に形成さ
    れていることを特徴とする液晶表示装置。
JP15964092A 1992-06-18 1992-06-18 液晶表示装置 Expired - Lifetime JP2804679B2 (ja)

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