JP2008306050A - 電極接続構造および液晶表示ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】配線フィルムと配線基板とが接着により接続される電極接続構造において、配線フィルムが動いても接着がはがれたりしない一定の強度が得られるとともに、配線基板の配線やVIAホールを作成するスペースが電極パッドにより必要以上に占められることのない電極接続構造、ならびに、この電極接続構造を有する液晶表示ユニットを提供する。
【解決手段】ドライバICが形成される配線フィルム20には、縦長の電極パッド22…が複数並列した状態に形成され、配線基板30には、配線フィルム20の電極パッド22…に対応した位置に縦長の電極パッド32…が複数並列した状態に形成され、配線基板30側の複数の電極パッド32…が、両側に配置された電極パッド32…が長く、中央側に配置された電極パッド32…が短く形成された構成とした。
【選択図】図2
【解決手段】ドライバICが形成される配線フィルム20には、縦長の電極パッド22…が複数並列した状態に形成され、配線基板30には、配線フィルム20の電極パッド22…に対応した位置に縦長の電極パッド32…が複数並列した状態に形成され、配線基板30側の複数の電極パッド32…が、両側に配置された電極パッド32…が長く、中央側に配置された電極パッド32…が短く形成された構成とした。
【選択図】図2
Description
この発明は、配線フィルムと配線基板との電極接続構造およびこれを利用した液晶表示ユニットに関する。
従来、例えば液晶表示ユニットなどにおいて、ドライバICが形成されたCOF(チップオンフィルム)を、ドライバICにデータ信号や駆動電圧を供給するプリント基板に接続するのに、図5に示すような電極パターンを用いた接続構造が採用されている。すなわち、COF80とプリント基板90とに縦長の電極パッド82…,92…を複数並列させた状態で設けるとともに、これら電極パッド82…,92…を重ねた状態で圧着することで、COF80の配線とプリント基板90の配線とを電気的に接続するとともに、COF80とプリント基板90とを物理的に接着させる。
また、本願発明に関連する従来技術として、次のような技術の開示があった。例えば、特許文献1には、ドライバICを基板に形成された引出線とフリップチップボンディングにより接続する構成が開示されている。また、特許文献2には、基板の配線パターンとICとを裸線を用いてワイヤボンディングで接続する構成が開示されている。また、特許文献3には、ガラス基板の額縁部にドライバICの電極パターンを接続する技術が開示されている。
特開昭57−85081号公報
特開昭62−89985号公報
特開平11−142873号公報
しかしながら、配線フィルムと配線基板とを電極パッドを介して圧着させる場合、ある程度の強度を得るために電極パッドを長めに形成しなければならず、その分、配線基板の縦幅が増すという課題があった。
また、配線フィルムと配線基板とを圧着させた状態で、配線フィルムをさまざまに動かした場合、並列して設けられた複数の電極パッドのうち、両端側の電極パッドには比較的大きなストレスがかかる一方、中央側の電極パッドには大したストレスはかからない。従って、両側から中央側まで全ての電極パッドを一律に長く形成するのはスペース的な無駄が生じていると考えられた。
この発明の目的は、配線フィルムと配線基板とが接着により接続される電極接続構造において、配線フィルムが動いても接着がはがれたりすることのない一定の強度が得られるとともに、配線基板の配線やVIAホールを作成するスペースが電極パッドにより必要以上に占められることのない電極接続構造、ならびに、この電極接続構造を有する液晶表示ユニットを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、電気配線の形成された配線フィルムと、電気配線の形成された配線基板とを接続する電極接続構造であって、前記配線フィルムには、縦長の電極パッドが複数並列した状態に形成され、前記配線基板には、前記配線フィルムの前記複数の電極パッドに対応した位置に縦長の電極パッドが複数並列した状態に形成されるとともに、当該配線基板側の複数の電極パッドは、両側に配置された電極パッドが長く、中央側に配置された電極パッドが短く形成され、前記配線フィルムの複数の電極パッドと前記配線基板の複数の電極パッドとが接着されて電気的に接続されている構成とした。
好ましくは、前記配線基板の前記中央側の電極パッドの周囲における、前記両側の電極パッドより短くされた範囲に、電気配線が形成されている構成とすると良い。
具体的には、前記配線フィルムの複数の電極パッドは両側と中央側とで同一長に形成されている構成としても良い。
また、具体的には、前記配線フィルムの複数の電極パッドは、両側に配置された電極パッドが長く、中央側に配置された電極パッドが短く形成されている構成としても良い。
さらに、具体的には、前記配線フィルムの電極パッドと前記配線基板の電極パッドとが異方性導電接着フィルムにより圧着された構成とすることができる。
また、本発明の液晶表示ユニットは、液晶パネルと、液晶パネルを駆動するドライバICが設けられた配線フィルムと、該配線フィルムに信号を供給する配線基板とを備え、前記配線フィルムと前記配線基板とが上述の電極接続構造により接続されている構成とした。
本発明に従うと、複数の並列される電極パッドのうち、両端側のものが長く、中央側のものが短く形成されているので、ストレスのかかる両端側においては一定の強度が得られるとともに、ストレスの余りかからない中央側では電極パッドが短くされる分、配線等を配設するスペースを多く確保することが出来るという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の液晶表示ユニットの全体を示す平面図である。
この実施の形態の液晶表示ユニット1は、ガラス上に液晶セルや透明電極が形成された液晶パネル10と、液晶パネル10を駆動するゲートドライバ21a…またはソースドライバ21…が形成されたCOF(チップオンフィルム)20…と、ゲートドライバ21a…やソースドライバ21に電源電圧や各種信号を供給するための回路および配線が形成されたプリント基板30a,30等から構成される。
上記構成のうち、COF20と液晶パネル10、ならびに、COF20とプリント基板30,30aとは、異方性導電接着フィルムをはさんで互いの電極パッドが押圧されることで、これらの電極パッドが互いに接着され、且つ、電気的に接続されるようになっている。
図2には、図1のCOF20およびプリント基板30との接続部を示した平面図を、図3には、COF20とプリント基板30との接着方法を表わした説明図を示す。
COF20とプリント基板30との接続構造は、図2と図3に示す通りである。すなわち、図2に示すように、COF20の縁近傍の一面側には、縦長の複数の電極パッド22…が並列されて形成され、一方、プリント基板30の対応する箇所には縦長の複数の電極パッド32…が並列されて形成されている。
この実施の形態の電極接続構造では、プリント基板30に並列した状態に形成される複数の電極パッド32…(1個のCOF20の電極パッド22…に対応して形成される複数の電極パッド32…)のうち、両側に配置される電極パッド32…は長く、中央側に配置される電極パッド32…は短く形成されている。具体的には、両端の2個の電極パッド32,32が一番長く、両端から数個目(例えば3個目〜5個目)の電極パッド32…まで徐々に短くされ、それより中央側の複数の電極パッド32…が一番短く形成されている。
また、中央側の電極パッド32…が短く形成されていることで確保されたスペースS1には、配線34や、多層配線の層間を結ぶVIAホール35などが形成され、有効活用されている。
そして、図3に示すように、COF20の電極パッド22…とプリント基板30の電極パッド32…とを互いに向かい合わせにし、且つ、その間に異方性導電接着フィルム(ACF)50を挟み混ませた状態で、両者を上下から押圧して両者が圧着されている。
異方性導電接着フィルム50は、押圧することで接着作用を発揮してCOF20の電極パッド22…とプリント基板30の電極パッド32…とを接着させるとともに、縦方向に高い導電性を発揮して接着された一対の電極パッド22,32を電気的に導通させる。一方、横方向には絶縁して隣り合う電極パッド22…,32…間を電気的に絶縁させる。また、上記のスペースS1に形成された配線34やVIAホール35は、電極パッド32と比較してプリント基板30上に突出されていないため、この部分で異方性導電接着フィルム50が圧着されて導通されたりすることがない。
以上のように、この実施形態の電極接続構造および液晶表示ユニット1によれば、電極パッド22…,32…の圧着によりCOF20とプリント基板30とが接着されるとともに、プリント基板30の電極パッド32…がストレスの生じやすい両側は長く、ストレスが生じにくい中央側は短く形成されているので、必要な強度を確保しつつ、中央側のスペースS1が電極パッド32…により無駄に使用されることがない。そして、このスペースS1に配線やVIAホールを形成して有効に活用することができ、その分、プリント基板30の面積の縮小が図れるという効果が得られる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、配線フィルムとしてドライバICが設けられたCOF(チップオンフィルム)を例示したが、フィルム上に配線のみが形成されたFPC(フレキシブルプリント配線)であっても、本発明の電極接続構造を同様に適用して、同様の作用効果を得ることが出来る。また、配線基板もプリント配線のみでなくガラス上に配線が形成されたガラス配線基板など種々のものに適用することができる。
また、図4のCOFの電極パッドの変形例に示すように、COF20側の電極パッド22bも、両側が長く、中央側が短くなるように形成しても良い。その他、実施の形態で示した細部等は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 液晶表示ユニット
10 液晶パネル
20 COF
21 ソースドライバ
21a ゲートドライバ
22,22b 電極パッド
30,30a プリント基板
32 電極パッド
34 配線
35 VIAホール
10 液晶パネル
20 COF
21 ソースドライバ
21a ゲートドライバ
22,22b 電極パッド
30,30a プリント基板
32 電極パッド
34 配線
35 VIAホール
Claims (7)
- 電気配線の形成された配線フィルムと、電気配線の形成された配線基板とを接続する電極接続構造であって、
前記配線フィルムには、縦長の電極パッドが複数並列した状態に形成され、
前記配線基板には、
前記配線フィルムの前記複数の電極パッドに対応した位置に縦長の電極パッドが複数並列した状態に形成されるとともに、
当該配線基板側の複数の電極パッドは、両側に配置された電極パッドが長く、中央側に配置された電極パッドが短く形成され、
前記配線フィルムの複数の電極パッドと前記配線基板の複数の電極パッドとが接着されて電気的に接続されていることを特徴とする電極接続構造。 - 前記配線基板の前記中央側の電極パッドの周囲における、前記両側の電極パッドより短くされた範囲に、電気配線が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電極接続構造。
- 前記配線フィルムの複数の電極パッドは両端側と中央側とで同一長に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電極接続構造。
- 前記配線フィルムの複数の電極パッドは、両側に配置された電極パッドが長く、中央側に配置された電極パッドが短く形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電極接続構造。
- 前記配線フィルムの電極パッドと前記配線基板の電極パッドとが異方性導電接着フィルムにより圧着されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電極接続構造。
- 液晶パネルと、
該液晶パネルを駆動するドライバICが設けられた配線フィルムと、
該配線フィルムに信号を供給する配線基板とを備え、
前記配線フィルムと前記配線基板とが請求項1〜5の何れか1項に記載の電極接続構造により接続されていることを特徴とする液晶表示ユニット。 - 液晶パネルと、
該液晶パネルを駆動するドライバICが設けられた配線フィルムと、
該配線フィルムに信号を供給する配線基板とを備え、
前記配線フィルムには、
縦長で各々同一長に形成された複数の電極パッドが並列した状態に形成され、
前記配線基板には、
前記配線フィルムの前記複数の電極パッドに対応した位置に縦長の電極パッドが複数並列した状態に形成されるとともに、
当該配線基板側の複数の電極パッドは、両側に配置された電極パッドが長く、中央側に配置された電極パッドが短く形成され、
前記電極パッドの短くされた範囲には電気配線が形成されるとともに、
前記配線フィルムの電極パッドと前記配線基板の電極パッドとが異方性導電接着フィルムにより圧着されていることを特徴とする液晶表示ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007152858A JP2008306050A (ja) | 2007-06-08 | 2007-06-08 | 電極接続構造および液晶表示ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007152858A JP2008306050A (ja) | 2007-06-08 | 2007-06-08 | 電極接続構造および液晶表示ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008306050A true JP2008306050A (ja) | 2008-12-18 |
Family
ID=40234476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007152858A Pending JP2008306050A (ja) | 2007-06-08 | 2007-06-08 | 電極接続構造および液晶表示ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008306050A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012004843A1 (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-12 | 株式会社日立製作所 | 通信システム及び方法、網管理装置、及び、通信装置 |
WO2013056456A1 (zh) * | 2011-10-18 | 2013-04-25 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 覆晶薄膜的面板结构 |
-
2007
- 2007-06-08 JP JP2007152858A patent/JP2008306050A/ja active Pending
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