JP2007122877A - 正極活物質用マンガン酸化物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来よりも優れたハイレート特性を実現することができるマンガン酸化物を提供する。
【解決手段】 組成式MnSabMexc・zH2O(但し、Me:Ti,Ca、Mg、Lnの一種あるいは二種以上の組合せ)で表されるマンガン酸化物であって、aは、0.005以上0.015以下であり、bは、0.3以上0・5以下であり、cは、1.8以上2.3以下であり、xは、0或いは0より大きく0.015以下であり、zは、0を超える値であることを特徴とするマンガン酸化物、なかでも好ましくはSに対するHの比率b/aが2〜100であるマンガン酸化物を提案する。マンガン酸化物中に所定量の「S」「H」が取り込まれることによって、放電反応時に、マンガン酸化物内から直接かつ速やかにプロトン(H+)が供給され、高負荷時においても放電反応(ハイレート放電)が追随でき易くなる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、電池の正極活物質として用いるマンガン酸化物に関する。
マンガン酸化物は、ニッケルマンガン電池、アルカリ電池、マンガンリチウム電池などの正極活物質として広く使用されている。中でも、電解二酸化マンガンは、比較的安価である上、高放電容量の電池を実現できるため、近年、これを正極活物質として用いたアルカリ電池は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話機、PDAなどの電子機器用駆動電源として広く利用されている。
最近、電子機器の高性能化に伴い、正極活物質として用いるマンガン酸化物にも、より一層のハイレート特性が求められるようになって来ているが、本来的に電解二酸化マンガンは、電池の正極活物質として用いた場合、放電電流が大きくなると電解二酸化マンガンの利用率が低下して大電流を効率良く取り出せなくなる課題を有している。そこで従来、ハイレート特性を向上させるための種々の提案が為されてきた。
例えば特許文献1(特開平5−21062号公報)は、硫酸マンガン及び硫酸溶液にアンモニウム塩を添加した電解液を電解して得た、アンモニアを有するα型二酸化マンガンを、リチウム塩水溶液で中和処理し、またはリチウム塩を混合することにより、リチウム二次電池の正極材料として使用することを提案している。
特許文献2(特開平5−174841号公報)は、120℃以上400℃を超えない範囲での加熱処理により除去される水のモル数が、Mn原子1モル当たり0.16以上である電解二酸化マンガンを正極に用いることを提案している。
特許文献3(特開2002−289185号公報)は、最大粒子径が100μm以下で、1μm以下の粒子個数が15%未満で、かつそのメジアン径が20〜60μmの範囲にある電解二酸化マンガン粉末であって、該粉末を窒素中150℃で脱気した後、窒素とヘリウムの混合ガス吸着法により測定した比表面積が50m2/g以上である電解二酸化マンガン粉末を提案している。
また、特許文献4(特開2002−289186号公報)は、最大粒子径が100μm以下で、1μm以下の粒子個数が15%未満で、かつそのメジアン径が20〜60μmの範囲にある電解二酸化マンガン粉末であって、該粉末を、X線源としてCuKαを用いた測定において、ミラー指数が(110)である回折面の半価幅が3.5°未満である微小結晶サイズの大きな電解二酸化マンガン粉末を提案している。
特許文献5(特開2002−304990号公報)には、ハイレート間欠性能を向上させたアルカリマンガン電池用正極合材として、表面硫酸量が0.10重量%以上であり、かつ、表面アルカリ金属量が0.20重量%未満である二酸化マンガンが開示されている。
特許文献6(特開2003−163003号公報)は、チタンを電解二酸化マンガンに0.001〜3.0重量%含有させることにより、電化二酸化マンガンの比表面積を高めて反応面積を高めることによりハイレート特性を高める方法を提案している。
更に、特許文献7(特開2004−47445号公報)には、ハイレート特性を向上させることができる電解二酸化マンガンとして、硫酸根を1.3〜1.6重量%含有するものが開示されている。
特開平5−21062号公報 特開平5−174841号公報 特開2002−289185号公報 特開2002−289186号公報 特開2002−304990号公報 特開2003−163003号公報 特開2004−47445号公報
本発明は、従来とは異なる観点からマンガン酸化物について研究を進め、その結果得られた新たな知見に基づき、優れたハイレート特性を実現することができるマンガン酸化物を提供せんとするものである。
本発明は、組成式MnSabMexc・zH2O(但し、Me:Ti,Ca、Mg、Ln(ランタノイド)の一種あるいは二種以上の組合せ)で表されるマンガン酸化物であって、
aは、0.005以上0.015以下であり、
bは、0.3以上0・5以下であり、
cは、1.8以上2.3以下であり、
xは、0或いは0より大きく0.015以下であり、
zは、0を超える値であることを特徴とするマンガン酸化物、なかでも好ましくは、前記組成式MnSabMexc・zH2OにおけるSに対するHの比率b/aが2〜100であるマンガン酸化物を提案する。
このようにマンガン酸化物中に所定量の「S」「H」が取り込まれることによって、放電反応時に、マンガン酸化物内から直接かつ速やかにプロトン(H+)が供給され、高負荷時においても放電反応(ハイレート放電)が追随でき易くなり、ハイレート特性に優れた電池を実現することができる。
また、マンガン酸化物の結晶成長の間に「S」乃至「Me」が取り込まれると、これが結晶成長に際して制御因子として働き、ハイレート特性が更に優れたものとなる。詳細なメカニズムは不明であるが、おそらくマンガン酸化物の結晶成長の間に取り込まれた「S」「Me」が結晶成長に際して制御因子と働き、プロトン(H+)を含めて放電反応物の供給をより一層スムースにすると同時に放電生成物の拡散もスムースにするために、優れたハイレート特性が実現されるものと考えられる。
上記本発明のマンガン酸化物の中でも、X線回折法(XRD)で測定される(130)面のピーク強度I(130)と、(221)面のピーク強度I(221)の比率が、I(130)/I(221)<0.2であるのが特に好ましい。
ピーク強度I(130)と、(221)面のピーク強度I(221)の比率が0.2よりどれだけ小さいかは、γ−MnO2の結晶構造からどれだけずれているかの指標、言い換えればマンガン酸化物内にS、H及びMeがどれだけ含有されているかの指標となる。したがって、I(130)/I(221)<0.2であれば、マンガン酸化物内にS、H及びMeが十分に取り込まれており、より一層優れたハイレート特性の電池を実現することができる。
また、X線回折法(XRD)で測定される(110)面の面間隔d値が4.010Å以上であるものがより好ましい。(110)面の面間隔d値はMnとOの結合状態に起因して変化する値である。詳細な理由は不明であるが、面間隔d値が4.010Å以上以上であればハイレート特性がより一層優れたものとなることが確かめられている。
なお、本発明において「ハイレート」とは、例えばアルカリ電池の場合であれば400mA以上の領域をハイレートと言う。本発明の試験的では、玩具およびデジタルカメラ等で使用される400mA、1000mAの電流を所定の電圧を維持しつつ継続的もしくは断続的に流し得る特性について検討した。
本発明の組成式MnSabMexc・zH2Oにおいて「S」「H」及び「Me」は、事後的に添加されて混合状態で存在するものとは異なり、マンガン酸化物内に含有され、X線回折において「S」「H」「Me」のピークが観察されない状態を意味し、マンガン酸化物と一体的に含有されている状態のものをいう。
また、組成式MnSabMexc・zH2Oにおける「z」は、マンガン酸化物を110℃で2時間乾燥させた時のマンガン酸化物1モル当たりの重量減少をH2Oのモル数に換算した値である。この「H2O」は110℃での加熱乾燥によって蒸発し得る状態にある水、すなわちマンガン酸化物中にH2Oの状態で含有される水であるから、事後的に添加された水分とは異なる。又、マンガン酸化物を200〜400℃に加熱した際に蒸発する水分を結合水などと言うが、この結合水は110℃での加熱乾燥では蒸発しないため、結合水とも異なる。
本発明における数値範囲の上限値及び下限値は、本発明が特定する数値範囲から僅かに外れる場合であっても、当該数値範囲内と同様の作用効果を備えている限り本発明の範囲に含まる意を包含する。
次に、本発明の実施の形態について説明するが、本発明の範囲が以下に説明する実施形態に制限されるものではない。
本発明のマンガン酸化物は、組成式MnSabMexc・zH2Oで表されるマンガン酸化物である。
本発明のマンガン酸化物は、上記組成を満足するのであれば、天然マンガン酸化物、化学合成マンガン酸化物、電解マンガン酸化物、その他のマンガン酸化物のいずれでもよいが、安価でかつ上記組成を実現し易いという観点から、硫酸マンガン溶液を電気分解することによって生成(析出)して得られるマンガン酸化物が好ましい。
上記組成式において、Sのモル比率としての「a」は、0.005以上0.015以下であることが重要であり、好ましくは0.009以上0.013以下である。このSのモル比率aは、電解法によってマンガン酸化物を製造する場合であれば、例えば電解装置の設計(電解液の上層を高温層とし下層を低温層とすることも含む)、電解液の硫酸濃度、電解条件などによって調整することができる。
S元素の定量はICP分析装置を使って測定することができる。
上記組成式において、Hのモル比率としての「b」は、0.3以上0.5以下であり、好ましくは0.32以上0.5以下である。このHのモル比率bは、電解法によってマンガン酸化物を製造する場合であれば、例えば電解装置の設計(電解液の上層を高温層とし下層を低温層とすることも含む)、電解液の硫酸濃度、電解条件などによって調整することができる。
H元素の定量は、110から500℃まで加熱した際に試料から放出された水分量をカールフィッシャー水分計で測定し、得られた水分量から、110℃で加熱乾燥した際に放出される水分量を除いた値に基づいて算出することができる。
なお、二酸化マンガンを110から500℃まで加熱するとγ型からβ型に相変化するが、本発明のマンガン酸化物においてもこの相変化の際に内部に含まれていたプロトン(H+)が周囲の酸素を捉えてH2Oとして蒸発する。
本発明のマンガン酸化物は、所定量の「S」及び「H」をともに含有することが重要であり、特にSに対するHの量が所定比率であることが好ましい。具体的には、Sに対するHの比率b/aが2〜100、特に10〜60であることが好ましい。
Sに対するHの比率b/aは、電解法によってマンガン酸化物を製造する場合であれば、例えば電解装置の設計(電解液の上層を高温層とし下層を低温層とすることも含む)、電解液の硫酸濃度、電解条件などによって調整することができる。
上記組成式において、Oのモル比率としての「c」は、1.8以上2.3以下である。このOのモル比率cは、S、H及びMeの含有量を変化させることにより調整できる。
上記組成式において、「Me」はTi,Ca、Mg、Ln(ランタノイド)の一種あるいは二種以上の組合せであり、原料中に含まれている不可避不純物と故意に添加された物とを区別するものではない。
「Me」のモル比率としての「x」は、xは、0或いは0より大きく0.015以下であり、好ましくは0.000001以上0.013以下、さらに好ましくは0.00001以上0.013以下である。すなわち、Meは必ずしも含まれていなくてもよいが、少しでも含まれていると結晶成長の際に制御因子として働き、ハイレート特性を更に優れたものとすることができる。
上記組成式において、「z」は、マンガン酸化物中にH2Oの状態で含有される水のモル比率を意味し、110℃で十分加熱乾燥させた時の重量減少を、マンガン酸化物1モル当たりのH2Oモル数に換算した値であり、若干でも存在すれば、すなわち0を超える値であればよい。
上記組成を有するマンガン酸化物の中でも、X線回折法(XRD)で測定される(130)面のピーク強度I(130)と、(221)面のピーク強度I(221)の比率が、I(130)/I(221)<0.2、特に<0.19、中でも特に<0.18であるのが好ましい。
また、X線回折法(XRD)で測定される(110)面の面間隔d値が4.010Å以上、特に4.010〜4.090、中でも特に4.015〜4.090、さらに4.020〜4.090であるのが好ましい。
(マンガン酸化物の製造方法)
本発明のマンガン酸化物の製造方法は、特に限定するものではなく、マンガン酸化物中にS、H、場合によってはMeがそれぞれ所定量含有されるようにマンガン酸化物を製造すればよい。
具体的には、次に説明する方法とは異なる方法でも製造可能であるが、例えば、硫酸マンガン及び硫酸溶液からなる電解液を電気分解する方法において、電解槽内に高温の上層電解液層と低温の下層電解液層とを形成すると共に、電解電流密度、電解液の硫酸濃度等を調整することにより、目的とする組成のマンガン酸化物を製造することができる。以下、この製造方法についてより詳細に説明する。
電極として陽極には、チタン、チタン合金、鉛板、黒鉛板等を用い、陰極には、カーボン等を用いればよい。但し、これらに限定するものではない。
上層電解液層の温度は90〜100℃、低温の下層電解液層の温度は60〜85℃、特に65〜84℃とするのが好ましい。このように高温の上層電解液層と低温の下層電解液層とを形成する手段は、特に制限するものではないが、一例としては、電解槽の底部から補給液を上方向に送液するように導入管を設け、所定温度の電解液を所定の送液速度で補給しながら、熱交換器の配設位置とその加熱温度を調整する手段を紹介することができる。
電解液の硫酸濃度は、特に制限はないが、50〜100g/L、特に55〜75g/Lであるのが好ましい。電解液中のマンガン濃度は、20〜50g/L、特に30〜40g/Lであるのが好ましい。電解電流密度は、20〜100A/m2、特に30〜70A/m2であるのが好ましい。
なお、送液速度つまり電解液の補給速度は、電解液の硫酸濃度が所定濃度に保持されるように設定すればよい。
Meを含有させる場合、Meを多く含む原料を選択するか、或いは電解液にMe化合物を添加するようにすればよい。この際、Me化合物としては、硫酸塩化合物、硝酸塩化合物、塩化塩化合物などを挙げることができる。具体的には、補給液としての硫酸マンガン溶液にこれらのMe化合物を溶解して添加する方法が好ましい。
陽極上に電析固着したマンガン酸化物の析出物を剥離し、必要に応じて粉砕及び分級するのが一般的である。但し、必ず粉砕及び分級をしなければならないというものではない。
この際の粉砕方法としては、ジョークラッシャー等により粗粉砕して数cmの塊状物に粉砕し、さらに微粉砕を行うためにローラーミル等により粉砕を行い、必要に応じてさらに乳鉢、湿式ボールミル粉砕、臼(ミル)粉砕、乾式ボールミル粉砕等によって粉砕を行うようにすればよい。
また、分級方法は、篩によるほか、粉砕して得られたマンガン酸化物粉末を純水中に分散させ、沈降粉末をろ過し乾燥を行うことにより微粉末を除去する方法等を採用することができる。
このように微粉砕したマンガン酸化物粉は、必要に応じて、表面に残留する遊離酸を取り除くため、水洗もしくはアルカリを用いて洗浄を行うようにする。
また、必要に応じて、電解後に焼成脱水してもよい。この際の加熱処理条件は特に限定するものではないが、例えば350〜400℃程度で1〜4時間程度の焼成を例示することができる。
(用途)
本発明のマンガン酸化物は、ニッケルマンガン電池、アルカリ電池、マンガンリチウム電池などの正極活物質として好適に用いることができる。特に、ハイレート特性が優れているため、これを正極活物質として用いたアルカリ電池は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話機、PDAなどの電子機器用駆動電源として好適に用いることができる。
リチウム電池の正極活物質として用いる場合は、上述したように、電解後に焼成脱水したマンガン酸化物を使用することが好ましい。
なお、電池の負極活物質は従来から知られているものでよく、特に限定されないが、マンガン電池、アルカリマンガン電池の場合は亜鉛等を、リチウム電池の場合はリチウム等を用いるのが一般的である。
電池を構成する電解液も従来から知られているものでよく、特に限定されないが、マンガン電池では塩化亜鉛又は塩化アンモニウム、アルカリ電池では水酸化カリウム、リチウム電池ではリチウム塩の有機溶媒溶液等を用いるのが一般的である。
本発明のマンガン酸化物粉体を用いて、アルカリマンガン電池を構成する例について説明すると、例えばマンガン酸化物粉体と導電剤である黒鉛と混練し、これを圧縮成型し正極缶の内側に配置する。また、正極活物質の内側にセパレータを介してゲル状亜鉛粉末からなる負極材を設けるようにして構成することができる。但し、この構成例に限定されるものではない。
(実施例1)
5Lビーカーを電解槽として用い、陽極としてチタン板、陰極として黒鉛板をそれぞれ交互に電解槽内に懸吊し、電解槽の底部から補給液が上方向に補給されるように硫酸マンガン電解補給液の導入管を設けた。この際、電解液に浸漬している極板の長さ1に対して、電解槽底から極板下端までの距離が0.2となる長さの電極を用いた。
60℃に調整した電解補給液を前記導入管を通じて電解槽内に注入し、電解するに際して電解液の組成がマンガン35g/L、硫酸60g/Lとなるように調整するとともに、熱交換器の配設位置と加熱温度を調整し、電解液の上層(電解液に浸漬している電極板全体を含む上層部)の温度を95〜98℃に保つ一方、電解液の上層(電極板より下層部)の温度を65〜80℃に保ちながら、電流密度55A/m2で10日間電解した。
なお、マンガン濃度、硫酸濃度、電流密度の実測値は表1に示した。
電解析出して得られたマンガン酸化物は粗粉砕し、90℃の熱水で30分洗浄後、デカンテーションし、さらに同量の水で24時間撹拌洗浄し、再びデカンテーションした。そして、ここで得られたマンガン酸化物を苛性ソーダによりマンガン酸化物のJISpHが3.5になるよう中和後、70℃で0.5時間加熱乾燥し、そして平均粒径が約35μmとなるよう微粉砕してマンガン酸化物粉体を得た。
(実施例2)
実施例1と同様の電解槽において、電解液に浸漬している極板の長さ1に対して、電解槽底から極板下端までの距離が0.4となる長さの電極を用い、他の条件は実施例1と同じになるように電解析出及び粉砕・洗浄を行った(詳しくは表1を参照のこと)。
(実施例3)
Caを多く含むマンガン原料からなる硫酸マンガン電解補給液を調整して供給し、他の条件は実施例1と同じになるように電解析出及び粉砕・洗浄を行った(詳しくは表1を参照のこと)。
(実施例4)
Lnを多く含むマンガン原料からなる硫酸マンガン電解補給液を調整して供給すると共に、電解するに際して電解液の組成をマンガン30g/L、硫酸70g/Lとなるように調整するとともに、熱交換器の配設位置と加熱温度を調整することにより、電解液の上層の温度を95〜98℃に保ち、下層の温度を65〜80℃に保ちながら、電流密度55A/m2で10日間電解した。他の条件は実施例1と同じになるように電解析出及び粉砕・洗浄を行った。マンガン酸化物中のLn含有量は10ppmであった。(詳しくは表1を参照のこと)。
(実施例5)
電解液及び電解補給液にTiを0.25g/L及びLnを0.25g/L添加し、電解するに際して電解液の組成をマンガン20g/L、硫酸80g/Lとなるように調整するとともに、熱交換器の配設位置と加熱温度を調整することにより、電解液の上層の温度を95〜98℃に保ち、下層の温度を65〜80℃に保ちながら、電流密度55A/m2で10日間電解した。他の条件は実施例1と同じになるように電解析出及び粉砕・洗浄を行った(詳しくは表1を参照のこと)。
(比較例1)
5Lビーカーを電解槽として用い、陽極としてチタン板、陰極として黒鉛板をそれぞれ交互に電解槽内に懸吊し、電解槽の底部に補給液が下方向に補給されるように硫酸マンガン電解補給液の導入管を設けた。この際、電解液に浸漬している極板の長さ1に対して、電解槽底から極板下端までの距離が0.2となる長さの電極を用いた。
98℃に調整した電解補給液を前記導入管を通じて電解槽内に注入し、電解するに際して電解液の組成がマンガン60g/L、硫酸15g/Lとなるように調整するとともに、電解槽内の電解液温度が均一に95〜98℃に保たれるように熱交換器の配設位置と加熱温度を調整しながら、電流密度55A/m2に設定して10日間電解した。なお、マンガン濃度、硫酸濃度、電流密度A/m2の実測値は表1に示した。
電解析出して得られたマンガン酸化物は粗粉砕し、90℃の熱水で30分洗浄後、デカンテーションし、さらに同量の水で24時間撹拌洗浄し、再びデカンテーションした。そして、ここで得られたマンガン酸化物を苛性ソーダによりマンガン酸化物のJISpHが3.5になるよう中和後、70℃で0.5時間加熱乾燥し、そして平均粒径が約35μmとなるよう微粉砕してマンガン酸化物粉体を得た。
(比較例2)
電解するに際して電解液の組成をマンガン15g/L、硫酸30g/Lとなるように調整するとともに、電流密度30A/m2に設定し、他の条件は比較例1と同じになるように電解析出及び粉砕・洗浄を行った(詳しくは表1を参照のこと)。
(比較例3)
電解するに際して電解液の組成をマンガン55g/L、硫酸35g/Lとなるように調整するとともに、電流密度65A/m2に設定し、他の条件は比較例1と同じになるように電解析出及び粉砕・洗浄を行った(詳しくは表1を参照のこと)。
(比較例4)
電解するに際して電解液の温度を95〜96℃、電解液の組成をマンガン30g/L、硫酸30g/Lとなるように調整するとともに、電流密度70A/m2に設定し、他の条件は比較例1と同じになるように電解析出及び粉砕・洗浄を行った(詳しくは表1を参照のこと)。
(比較例5)
電解するに際して電解液の温度を95〜96℃、電解液の組成をマンガン70g/L、硫酸50g/Lとなるように調整するとともに、電流密度100A/m2に設定し、他の条件は比較例1と同じになるように電解析出及び粉砕・洗浄を行った(詳しくは表1を参照のこと)。
(比較例6)
電解するに際して電解液の温度を95〜96℃、電解液の組成をマンガン40g/L、硫酸40g/Lとなるように調整するとともに、電流密度90A/m2に設定し、他の条件は比較例1と同じになるように電解析出及び粉砕・洗浄を行った(詳しくは表1を参照のこと)。
Figure 2007122877
(水分量の測定)
試料としてのマンガン酸化物粉末を、110℃で2時間加熱乾燥した際に放出される水分量を測定した。
(H元素の定量方法)
試料としてのマンガン酸化物粉末を、カールフィッシャー水分計を用いて、110から500℃まで加熱した際に水分のカウントが安定するまで保持することで放出される水分量を測定し、その水分量から、上記の110℃の加熱乾燥させた際に放出される水分量を除き、その除いた水分量からH元素のモル比率を算出した。
(S元素の定量方法)
ICP分析装置で、S元素の量を測定した。
(Me元素の定量方法)
ICP分析装置で、各Me元素の量を測定した。
(XRD測定方法)
XRD測定条件は、Cu管球を用い、スキャンステップ0.02°、スキャンスピードは1°/minで測定した。
XRD測定の結果から、(110)面のd値を求めた。
XRD測定から、(130)面/(221)面のピーク強度比I(130)/I(221)を算出した。
(電池の特性試験における電池構成)
マンガン酸化物を正極活物質としてLR6(単3)型のアルカリマンガン電池を作製した。ここで、電池の電解液としては濃度40%の水酸化カリウム水溶液に酸化亜鉛を飽和させたものに、ゲル化剤としてカルボメトキシセルロースとポリアクリル酸ソーダを1.0%程度加えたものを用いた。また、負極活物質として亜鉛粉末3.0gを用い、この負極活物質と上述した電解液1.5gとを混合してゲル状化したものをそのまま負極材とした。
このように作製したアルカリマンガン電池の縦断面図を図1に示す。
図1に示すアルカリマンガン電池は、正極缶1の内側に配置されたマンガン酸化物からなる正極活物質2と、正極活物質2の内側にセパレーター3を介して配置されたゲル状亜鉛粉末からなる負極材4とを具備する。負極材4内には負極集電体5が挿入され、この負極集電体5が正極缶1の下部を塞ぐ封口体6を貫通して当該封口体6の下方に設けられた負極底板7と接合されている。一方、正極缶1の上側には正極端子となるキャップ8が設けられている。キャップ8及び負極底板7を上下から挟む絶縁リング9、10が設けられ、これら絶縁リング9、10を介してキャップ8及び負極底板7を固定すると共に、正極缶1の外周を覆うように熱収縮性樹脂チューブ11及びこれを覆う外装缶12が設けられている。
(ハイレート特性)
アルカリマンガン電池について、20℃、放電電流400mA・1000mAで放電を行い、カット電圧(終止電圧)0.9Vまでの放電時間を測定した。比較例6の値を100%としてハイレート特性を評価した。
アルカリマンガン電池の断面図である。
符号の説明
1 正極缶
2 正極活物質
3 セパレータ
4 負極材
5 負極集電体
6 封口体
7 負極底板
8 キャップ
9、10 絶縁リング
11 熱収縮性樹脂チューブ
12 外装缶


Claims (6)

  1. 組成式MnSabMexc・zH2O(但し、Me:Ti,Ca、Mg、Lnの一種或いは二種以上の組合せ)で表されるマンガン酸化物であって、
    aは、0.005以上0.015以下であり、
    bは、0.3以上0.5以下であり、
    cは、1.8以上2.3以下であり、
    xは、0或いは0より大きく0.015以下であり、
    zは、0を超える値であることを特徴とするマンガン酸化物。
  2. 組成式MnSabMexc・zH2OにおけるSに対するHの比率b/aが2〜100であることを特徴とする請求項1記載のマンガン酸化物。
  3. マンガン酸化物は、硫酸マンガン溶液を電気分解によって生成して得られるマンガン酸化物であることを特徴とする請求項1又は2記載のマンガン酸化物。
  4. X線回折法(XRD)で測定される(130)面のピーク強度I(130)と、(221)面のピーク強度I(221)の比率が、
    I(130)/I(221)<0.2
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマンガン酸化物。
  5. X線回折法(XRD)で測定される(110)面の面間隔d値が4.010Å以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマンガン酸化物。
  6. 請求項1〜5のいずれかのマンガン酸化物粉体を正極活物質として用いてなる構成を備えた電池。

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