JP2007120411A - 4サイクルエンジン、及びこれを備える自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンケース内のエアを吸引して内圧を低減し、ポンピングロスを抑制しつつ、重量、寸法、及びコストの面において好適な構成により気液分離性能を向上させることができる4サイクルエンジンと、これを備える自動二輪車とを提供する。
【解決手段】 エンジンEは、クランクシャフト18を収容するエンジンケース20と、該エンジンケース20内のエアを吸引するポンプP1と、エンジンケース20内及びポンプP1間を連通するエア吸引通路36とを備え、該エア吸引通路36は、エンジンケース20の上部を通ってポンプP1へ延設されている
【選択図】 図2

Description

本発明は、4サイクルエンジン、及びこれを備える自動二輪車に関し、特に、エンジンケース内のエアを吸引してポンピングロスを低減させ、エンジン性能の向上を図る構造に関する。
4サイクルエンジンは、シリンダブロック内で動作するピストンの往復運動を、エンジンケース内に収容されたクランクシャフトにより回転運動に変換し、この回転による動力を外部へ出力するようになっている。このような4サイクルエンジンは、回転数の上昇に伴って種々のメカニカルロスが増大するが、該メカニカルロスの1つとしてポンピングロスが知られている。該ポンピングロスとはピストンの往復運動に対する抵抗のことであり、ブローバイガスを含むエンジンケース内のエアに起因するところが大きい。
このようなポンピングロスを低減すべく、従来、特許文献1に示すように種々の工夫が4サイクルエンジンに施されている。特許文献1に開示されたエンジンは、クランクシャフトの回転に連動して作動する真空ポンプと、エンジンケースに連通する空気室とを備え、該空気室は前記真空ポンプによって負圧に維持されている。従って、クランクシャフトの回転数に応じて真空ポンプが作動し、エンジンケース内のエアが空気室へ吸引され、該エンジンケース内が負圧に維持されるようになっている。
特開平5−60000号公報
ところで、エンジンケース内では、ピストンの裏側へ冷却用のオイルが噴射されたり、クランクシャフトの回転に伴ってその表面に付着しているオイルが飛散するなどして、滴状又は霧状のオイルが多く存在している。そして、従来の4サイクルエンジンとして、これらの滴状又は霧状のオイルを比較的多く含むエアが吸引されるのを抑制すべく、気液分離用のブリーザを備えるものもある。しかしながら、気液分離をより好適に実現するためには、ブリーザの容量を大きくするか、遠心分離式の気液分離装置を備える必要があるが、このような措置はエンジンの重量、寸法、及びコストの面で好ましくない。
そこで本発明は、エンジンケース内のエアを吸引して内圧を低減し、ポンピングロスを抑制しつつ、重量、寸法、及びコストの面において好適な構成により気液分離性能を向上させることができる4サイクルエンジンと、これを備える自動二輪車とを提供することを目的とする。
本発明は上述したような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る4サイクルエンジンは、クランクシャフトを収容するエンジンケースと、該エンジンケース内のエアを吸引するポンプと、前記エンジンケース内及び前記ポンプ間を連通するエア吸引通路とを備え、該エア吸引通路は、前記エンジンケースの上部を通って前記ポンプへ延設されている。
このような構成により、エンジンケース内のエアを吸引して内圧を低減させてポンピングロスを抑制することができる。また、エンジンケース内で飛散するオイルがエア吸引通路へ侵入した場合であっても、該エア吸引通路がエンジンケースの上部を通るように構成されているため、侵入したオイルはエア吸引通路を通ってエンジンケースの外部へ至る前に自重により落下し、エンジンケース内へ戻される。従って、ポンプ側へ吸引されたエアに滴状又は霧状のオイルが混入することを、簡単な構成によって抑制することができる。なお、ここでのエンジンケースとは、一般にいうクランクケースとミッションケースとが一体になったエンジンにおいては両方を含み、両者が独立して構成され分離可能である場合にはクランクケース又はミッションケースの何れかを示している。
また、前記エア吸引通路における前記エンジンケース側の一端は、前記エンジンケース内にて前記クランクシャフトに連動回転する回転体の側方に位置していてもよい。
ギヤ等の回転体が回転しているとき、この回転体に付着したオイルが放射状に飛散するが、上述したような構成とすることにより、そのようにして飛散するオイルの吸引を回避することができる。
また、前記クランクシャフトの回転を変速する変速装置を更に備え、該変速装置は、前記クランクシャフトからの回転が伝達される従動ギヤを有し、前記回転体は前記従動ギヤであってもよい。上記従動ギヤとして、例えば変速装置を構成するプライマリーギヤがあるが、一般にこのような従動ギヤは径が比較的大きいため回転速度が比較的遅く、オイルの飛散が少ない。従って、上述したような構成とすることにより、飛散するオイルの吸引をより一層回避することができる。また別の例として、クランクシャフトに連動回転するバランサを備えるエンジンの場合には、該バランサの側方に、エア吸引通路の一端が位置していてもよい。
また、前記クランクシャフトの回転により発電するジェネレータを更に備え、前記ポンプは、該ジェネレータが生成した電力により作動する電動ポンプであってもよい。
このような構成により、エンジンの回転とは独立して電動ポンプの動作を制御することができるため、エンジンケースの内圧を適切に制御することができる。
また、前記ジェネレータによる発生電圧が所定値以上のときに前記電動ポンプを作動させるポンプ作動調整部を更に備えていてもよい。
例えば自動二輪車の場合、ジェネレータによって生成された電力によって動作する回路やライトなどを装備しており、これらの電気的負荷(電動ポンプを除く)での消費電力量には上限がある。従って、エンジンが所定値以上の高回転数で動作すると、電気的負荷では消費しきれない余剰電力が生じるが、従来はレギュレータ等を用いて回路等へ供給する電圧を略一定に維持すると共に、発生した余剰電力はこのレギュレータ等により熱に変換している。そこで上述したような構成とすることにより、ジェネレータでの発電量が比較的少ない間は、電動ポンプを作動させず、回路等の駆動に必要な電力を確保すると共に、エンジン回転数が高くなって余剰電力が生じる場合は、この余剰電力を用いて電動ポンプを作動させ、エンジンケースの内圧を低減させることができる。
また、前記ポンプに対してエアの通流方向の上流側又は下流側に、該エアを対象として気液分離をするブリーザが設けられていてもよい。
このような構成とすることにより、エア中に混入しているオイル等の液体を除去することができる。
また、外部から燃焼室へ吸気を送る吸気システムと、前記燃焼室から外部へ排気を送る排気システムと、前記ポンプ及び前記ブリーザを経たエアを前記吸気システム又は前記排気システムへ導くエア導出通路とを更に備えていてもよい。
このような構成により、ブリーザを経たエアに若干のオイルが含まれていたとしても、エアを吸気システムへ導く場合は、エアと共にそれに含まれるオイルも燃焼室で燃焼することができ、エアを排気システムへ導く場合も、高温の排気によってエア中のオイル分を燃焼することができる。
また、前記エンジンケースは、前記クランクシャフトを収容するクランク室、及び該クランク室との間が仕切られて変速装置を収容する略気密なミッション室を有し、前記エア吸引通路における前記エンジンケース側の一端は前記クランク室内にて開口しており、該エア吸引通路を通じて吸引されたエアを前記ミッション室へ送るエア供給通路を更に備えていてもよい。
一般に変速装置は、メインシャフト及びカウンターシャフトと、これらのシャフトに対して同軸芯状に設けられて軸方向へ摺動可能な複数のギヤとを備えている。これらのシャフト内にはオイル通路が形成されており、このオイル通路を通るオイルが、ギヤ及びシャフト間の摺接面へ供給される。そして上述したような構成とすることにより、クランク室内から吸引したエアによってミッション室の内圧を高めることができ、ギヤ及びシャフト間の摺接面へ供給されたオイルが漏れ出るのを抑制することができる。
また、前記ミッション室内のエアを前記エンジンケース外へ導くエア排出通路と、該エア排出通路に設けられて前記ミッション室の内圧を調整する調整弁とを更に備えていてもよい。
このような構成とすることにより、ミッション室の内圧を適切な値に調整することができる。
また、本発明に係る自動二輪車は、上記何れかの4サイクルエンジンを備えている。
このような構成とすることにより、エンジンケース内のエアを吸引して内圧を低減させてポンピングロスを抑制しつつ、吸引するエアに滴状又は霧状のオイルが混入するのを簡単な構成によって抑制可能なエンジンを搭載した自動二輪車を実現することができる。なお、上記何れの4サイクルエンジンも、自動二輪車に搭載する他、小型滑走艇や4輪不整地走行車両等の他のレジャービークルにも搭載でき、その場合にも上述したのと同様の効果を奏することができる。
本発明は、エンジンケース内のエアを吸引して内圧を低減し、ポンピングロスを抑制しつつ、重量、寸法、及びコストの面において好適な構成により気液分離性能を向上させることができる4サイクルエンジンと、これを備えるレジャービークルとを提供することができる。
以下、本発明に係る4サイクルエンジン、及びこれを備えたレジャービークルとしての自動二輪車について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施の形態において用いる方向の概念は、自動二輪車の前進方向を前方(又は、正面)とし、その他の向きはこの前方向を基準として自動二輪車に搭乗した操縦者が通常用いる向きと一致するものとし、特別な場合はその旨記述してある。
図1に示すように、自動二輪車1は前輪2及び後輪3を備えており、前輪2は上下方向に延びるフロントフォーク5の下端部にて回転自在に支持され、該フロントフォーク5は、その上端部に設けられたアッパーブラケット(図示せず)と該アッパーブラケットの下方に設けられたアンダーブラケットとを介してステアリングシャフト(図示せず)に支持されている。また、該ステアリングシャフトは、ヘッドパイプ6によって回転自在に支持されており、前記アッパーブラケットには左右へ延びるバー型のステアリングハンドル4が取り付けられている。従って、ライダーがステアリングハンドル4を時計回り又は反時計回りに回動操作することにより、前記ステアリングシャフトを回転軸として前輪2を所望の方向へ転向させることができる。
ヘッドパイプ6からは、車体の骨格を構成する左右一対のメインフレーム7(図1では左側のメインフレーム7のみを示している)が後方へ延設されており、該メインフレーム7の後部からは、ピボットフレーム(スイングアームブラケットともいう)8が下方へ延設されている。このピボットフレーム8に設けられたピボット9には、スイングアーム10の前端部が軸支されており、該スイングアーム10の後端部には後輪3が回転自在に支持されている。
メインフレーム7の上方であってステアリングハンドル4の後方には燃料タンク12が設けられ、該燃料タンク12の後方には騎乗用のシート13が設けられている。また、左右のメインフレーム7,7間の下方にはエンジンEが搭載されており、該エンジンEの側方はカウリング15によって覆われている。このエンジンEは並列4気筒の4サイクルエンジンであり、クランクシャフト18(図2参照)の軸芯が車体の左右方向に略一致するようにして設けられている。このエンジンEの出力は、チェーン14を介して後輪3へ伝えられ、該後輪3が回転駆動することによって自動二輪車1に推進力が付与される。
(実施の形態1)
図2は、図1に示す自動二輪車1に搭載されたエンジンEの実施の形態1に係る構成を示す左側面図であり、下部壁部を切り欠いてその内部構造を模式的に示している。図2に示すエンジンEは、クランクシャフト18及び変速装置19を収容するエンジンケース20と、該エンジンケース20の上部に接続されて並列に配置された4つの気筒を形成するシリンダブロック21とを備えている。このシリンダブロック21は、各気筒の中心軸が若干だけ前傾姿勢となるようにして設けられている。エンジンEは更に、シリンダブロック21の上部に接続されて該シリンダブロック21と共に燃焼室(図示せず)を形成するシリンダヘッド22と、該シリンダヘッド22の上部を覆うシリンダヘッドカバー23とを備えている。シリンダヘッド22の前部からは、排気システム50の構成要素である排気管51が下方へ向けて延設されている。
また、本実施の形態に係るエンジンケース20の内部空間は、クランクシャフト18を収容する前側の空間であるクランク室20Aと、変速装置19を収容する後側の空間であるミッション室20Bとから構成されている。これらクランク室20Aとミッション室20Bとは、エンジンケース20の上部から下方へ延びる第1隔壁部25Aによって隔てられているが、気密には隔絶されておらず、互いの下部にて連通している。また、エンジンケース20の下部には、クランク室20A及びミッション室20Bと連通する空間を有するオイルパン24が設けられており、エンジンE内を循環するオイル24Aが蓄えられるようになっている。本実施の形態に係るエンジンEは、オイルパン24に蓄えられたオイル24Aを、図示しないオイルポンプによってエンジンEの各所へ圧送するウェットサンプ式の潤滑方式が採用されている。また、オイルパン24は正面視でエンジンケース20の左側に偏って設けられており、シリンダヘッド22から延びる排気管51は、エンジンケース20の下方においてオイルパン24の右側を通り、後方へ向かって延設されている(図1参照)。
ミッション室20B内の変速装置19は、メインシャフト27及びカウンターシャフト28を備えている。クランクシャフト18の端部には同軸芯状に駆動ギヤ18Aが設けられており、該駆動ギヤ18Aは、メインシャフト27の端部に同軸芯状に設けられた従動ギヤ27Aと噛合している。従って、クランクシャフト18が回転すると、駆動ギヤ18A及び従動ギヤ(プライマリギヤ)27Aを介して変速装置19が作動する。
エンジンケース20の上部にはブリーザ30が設けられている。即ち、ブリーザ30はボックス形状を成し、エンジンケース20の上部壁面とシリンダブロック21の後部壁面とによって形成される角部分に配置されている。ブリーザ30の内部空間は、仕切板31によってエンジンケース20の内部空間(図2ではミッション室20B)から仕切られ、更に別の仕切板32によって下部空間33と上部空間34とに仕切られている。また、ブリーザ30の下部空間33とミッション室20Bとは、仕切板31に貫通して設けられた第1連通管31Aを介して連通し、下部空間33と上部空間34とは、仕切板32に貫通して設けられた第2連通管32Aを介して連通している。
ブリーザ30の上部空間34には、パイプ状の吸引管35の一端部が接続され、該吸引管35はブリーザ30の外部へ延設され、その他端部がポンプP1に接続されている。このポンプP1は、クランクシャフト18の回転に連動して動作するメカニカルポンプである。そして、第1連通管31A,下部空間33,第2連通管32A,上部空間34,及び吸引管35の夫々によって形成される一連の内部通路は、エア吸引通路36を成し、エンジンケース20の内部空間とポンプP1との間を連通している。また、ポンプP1からは、エンジンEの吸気システム40する構成要素であるエアクリーナーボックス41までエア導出管37が延設されており、その内部通路であるエア導出通路38はポンプP1と吸気システム40とも連通している。
このようなエンジンEでは、ポンプP1の作動によってエア吸引通路36を通じてエンジンケース20内のエアが吸引される。この際、エア吸引通路36がエンジンケース20の上部を通って延設されているため、重力の作用によって下方へ向かう滴状又は霧状のオイルがエアに混じってポンプP1側へ吸引されるのを抑制することができる。これに加え、ポンプP1を用いて積極的にエンジンケース20内のエアを吸引することにより、エンジンケース20の内圧を低減し、エンジンEの動作中に生じるポンピングロス等のメカニカルロスを抑制することができる。更に、吸引したエアを吸気システム40へ導くので、少量含まれるオイル分等をエンジンEの燃焼室(図示せず)において燃焼させることができる。
なお、本実施の形態では、エア導出管37がポンプP1から吸気システム40へ延びる構成について説明したが、吸気システム40に換えて排気システム50へ延設し、エンジンケース20内から吸引したエアを排気システム50へ導くようにしてもよい。この場合は、高温の排気によってエア中に少量含まれるオイル分を燃焼させることができる。
(実施の形態2)
図3は、図1に示す自動二輪車1に搭載されたエンジンEの実施の形態2に係る構成を示す左側面図であり、下部壁部を切り欠いてその内部構造を模式的に示している。図3に示すエンジンEは、エンジンケース20,シリンダブロック21,シリンダヘッド22,シリンダヘッドカバー23,及びオイルパン24等が、図2に示した実施の形態1に係るエンジンEと同様の構成になっているため、その詳細な説明は省略する。
一方、図3に示すエンジンEは、エア吸引通路36Bにおいて図2に示すエア吸引通路36とは異なる構成を備えている。即ち、図3に示すエンジンEでは、エア吸引通路36Bの上流側部分を形成する第1連通管31Bが、ミッション室20B内の従動ギヤ27Aの側方位置まで下方へ延設されており、その結果、エア吸引通路36Bの上流側端部は従動ギヤ27Aの側方であって、且つ、従動ギヤ27Aの回転軸であるメインシャフト27の近傍に位置している。その他におけるエア吸引通路36Bの構成は、図2に示したエア吸引通路36の構成と同様である。
このような構成により、エア吸引通路36Bへ滴状又は霧状のオイルが浸入するのをより効果的に抑制することができる。即ち、従動ギヤ27Aの外周部に付着したオイルは、従動ギヤ27Aが回転している間、放射状に飛散するが、従動ギヤ27Aの側方位置且つメインシャフト27の近傍位置ではこのようなオイルの飛散を回避することができる。また、上記従動ギヤ27Aはその径が比較的大きく回転速度は比較的遅い。従って、回転中に飛散するオイル量が比較的少ない。その結果、上述したように従動ギヤ27Aの側方にエア吸引通路36Bの上流側端部を位置させると、該エア吸引通路36Bへ滴状又は霧状のオイルが浸入するのを効果的に抑制することができる。
また、図3に示すように、第1連通管31Bの上流側端部をメインシャフト27及びカウンターシャフト28との間において略下方へ向けて開口させた場合には、エア吸引通路36Bへのオイルの浸入をより一層抑制することができる。即ち、メインシャフト27及びカウンターシャフト28間でのオイルの飛散方向に着目すると、メインシャフト27は左側面視で時計回りに回転するため、メインシャフト27に付着したオイルは後方又は下方へ飛散する。また、カウンターシャフト28は左側面視で反時計回りに回転するため、カウンターシャフト28に付着したオイルは前方又は下方へ飛散する。従って当該位置にて略下方へ開口する第1連通管31Bの上流側端部から、エア吸引通路36Bへのオイルの浸入を、より効果的に抑制することができる。
なお、エンジンEが、クランクシャフト18に連動するバランサ(図示せず)を備える場合には、このバランサの側方にエア吸引通路36Bの上流側端部を配置しても、上述したのと同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図4は、図1に示す自動二輪車1に搭載されたエンジンEの実施の形態3に係る構成を示す左側面図であり、下部壁部を切り欠いてその内部構造を模式的に示している。図4に示すエンジンEは、シリンダブロック21,シリンダヘッド22,シリンダヘッドカバー23,及びオイルパン24等が、図2に示した実施の形態1に係るエンジンEと同様の構成になっているため、その詳細な説明は省略する。
一方、図4に示すエンジンEでは、エンジンケース20内のクランク室20Aに対してミッション室20Bが仕切られ、該ミッション室20Bは気密なスペースとなっている。即ち、エンジンケース20の上部から下方へ延びる第1隔壁部25Aの下部から、変速装置19の下方を通ってエンジンケース20の後壁部へ至るまで、後方へ向けて第2隔壁部25Bが延設されている。そして、ミッション室20Bは、エンジンケース20内において、第1隔壁部25A及び第2隔壁部25Bによってクランク室20Aから気密に隔てられている。また、ブリーザ30の下部空間33とミッション室20Bとを仕切る仕切板31を貫通して第1連通管31Cが設けられている。本実施の形態に係る第1連通管31Cは、仕切板31からミッション室20Bを通って下方へ延設され、第2隔壁部25Bを貫通し、その上流側端部がオイルパン24の上方であってクランク室20Aと連通した空間にて開口している。
ブリーザ30からポンプP1へは吸引管35が延設され、ポンプP1からは図2,3に示したエア導出管37に換えてエア供給管60が延設され、該エア供給管60の下流側端部はエンジンケース20の上部に接続されてミッション室20B内にて開口している。従って、ポンプP1とミッション室20B内とは、エア供給管60の内部通路であるエア供給通路61によって連通している。更に、ミッション室20B上部のエンジンケース20からエアクリーナ41へはエア排出管62が延設され、ミッション室20B内とエアクリーナ41とは、エア排出管62の内部通路であるエア排出通路63によって連通している。そして、エア導出通路63の途中には、圧力調整弁65が設けられている。この圧力調整弁65は、ミッション室20Bの内圧が所定値以上になると開放され、所定値未満になると閉塞されるような公知の構成になっている。
このような構成のエンジンEの場合、ポンプP1により吸引したクランク室20A内のエアを、ミッション室20B内へ導入し、該ミッション室20Bの内圧を高めることができる。ミッション室20B内のメインシャフト27及びカウンターシャフト28には、軸方向へ摺動可能にして同軸芯状に複数のギヤ(図示せず)が設けられており、一般に各シャフト27,28との摺接箇所へは、各シャフト27,28内を通ってオイルが供給されている。上述したような構成によってミッション室20Bの内圧を高めることにより、このようなオイルが摺接箇所からミッション室20B内へ漏出するのを抑制することができる。また、多少漏出したオイルにおいても、その泡立ちを抑制することができる。また、エア排出通路63には圧力調整弁65が設けられているため、ミッション室20Bの内圧を適正な値に維持することができる。更に、ミッション室20B内が高圧のときに、圧力調整弁65が開いて排出されたエアは、エアクリーナ41を介してエンジンEの燃焼室へ送られる。従って、エアに多少のオイルが混入している場合であっても、そのオイルは燃焼室にて燃焼される。
なお、上述した実施の形態1〜3においては、ブリーザ30の下流側にポンプP1を配置しているが、これとは逆にポンプP1の下流側にブリーザ30を配置してもよいことは言うまでもない。
(実施の形態4)
上述した説明ではポンプP1として、クランクシャフト18の回転に連動して動作するメカニカルポンプを用いた構成について説明しているが、これに換えて図5に示すような電動ポンプP2を用いてもよい。図5は、エンジンE及び電動ポンプP2等の接続形態の一例を説明するための模式的なブロック図であり、既に説明した自動二輪車1(図1参照)に適用することができる構成を示している。図5に示すように、エンジンEには発電用のジェネレータ70が備えられており、自動二輪車1(図1参照)にはジェネレータ70によって得られた電力によって動作する電子回路80が備えられている。ジェネレータ70は、エンジンEのクランクシャフト18(図2〜4参照)に連動して回転する磁石とコイルによって発電する。
ジェネレータ70の出力端子は、一方の端子70Aがグラウンドされると共に、他方の端子70Bがスイッチング装置(ポンプ作動調整部)71の入力端子71Aに接続されている。このスイッチング装置71は2つの出力端子71B,71Cを備え、自動二輪車1に搭載された制御装置100からの入力信号に基づいて、入力端子71Aを出力端子71B,71Cの何れか一方と接続する。スイッチング装置71の出力端子71Bには、電動ポンプP2の一方の端子が接続され、該電動ポンプP2の他方の端子には、直列接続されたレギュレータ72を介して電子回路80が接続されている。また、電動ポンプP2とレギュレータ72との接点には、スイッチング装置71のもう1つの出力端子71Cが接続されている。なお、図5に示す例では、電子回路80と制御装置100とが別個に示されているが、電子回路80は制御装置100を含む概念とすることができる。
ここで、ジェネレータ70は、エンジンEのクランクシャフト18の回転数に対し、略2次比例する電力を発生させる。一方、自動二輪車1に備えられる電子回路80は、一般に適正な供給電圧値が定められており、それ以上の電圧の印加は回路保護のために抑制する必要がある。そのため、電子回路80へ供給する電圧を所定値未満に制限するために、レギュレータ72が設けられている。そして、クランクシャフト18の高回転によって、電子回路80にとっての適正電圧値を超える電圧が印加された場合には、レギュレータ72が電子回路80への出力電圧を調整すると共に、余剰の電気エネルギーを熱エネルギーに変換して消費する。
また、制御装置100はクランクシャフト18の回転数を検出する回転数センサ73と接続されており、該回転数センサ73からの信号によってクランクシャフト18の回転数を取得するようになっている。そして制御装置100は、取得したクランクシャフト18の回転数が、レギュレータ72によって電子回路80への出力電圧を調整する範囲内の値であるか否か、即ち、このときのジェネレータ70での発生電圧値が所定値以上であって電子回路80にとっての適正電圧を超えるものであるか否かを判別する。
その結果、当該範囲内の値であると判別した場合(エンジンEの高速回転時)には、スイッチング装置71へ所定の信号を入力し、スイッチング装置71において入力端子71Aと出力端子71Bとを接続させる。即ち、ジェネレータ70の出力電圧を、互いに直列接続された電動ポンプP2,レギュレータ72,及び電子回路80へ印加させる。一方、当該範囲外の値であると判別した場合(エンジンEの低速回転時)には、スイッチング装置71において入力端子71Aと出力端子71Cとを接続させ、ジェネレータ70の出力電圧を、直列接続されたレギュレータ72及び電子回路80へのみ印加させる。
このような構成とすることにより、ポンピングロスが大きくなるエンジンEの高速回転時に、従来なら余剰分として利用していなかった電力を利用して電動ポンプP2を作動させ、クランク室20A内のエアを吸引して内圧を低減することによりポンピングロスを低減できるので、非常に効率のよいエンジンとなっている。
即ち、エンジンEが低速回転してジェネレータ70での発生電圧が比較的低い場合は、電動ポンプP2を作動させず、制御装置100を含む電子回路80に必要な供給電圧を確保することができる。一方、エンジンEが高速回転してジェネレータ70での発生電圧が比較的高い場合は、供給電圧の余剰分を利用して電動ポンプP2を作動し、エンジンケース20内のエアを吸引してポンピングロスを低減すると共にレギュレータ72での発熱を抑え、且つ、制御装置100を含む電子回路80への供給電圧の超過を抑制することができる。また、レギュレータ72を介在させているため、エンジンEの回転によらず、電子回路80へは適正な供給電圧値が確保される。
なお、スイッチング装置71は、MOSFETやダイオード等の素子を用いて公知の技術により構成できるため、ここでの詳述は省略する。また、図5に示した接続形態は一例であり、電子回路80での消費電力より多くの電力をジェネレータ70が発生させる場合に電動ポンプP2を作動させることができる構成であれば、他の構成を採用してもよい。
上述した説明では、ロードスポーツタイプの自動二輪車1に搭載した並列4気筒の4サイクルエンジンEを例にして説明したが、本願発明に係る4サイクルエンジン及びレジャービークルはこれらに限定されるものではない。例えば、アメリカンタイプやクルーザータイプの自動二輪車の他、4輪の不整地走行車両や小型滑走艇等に適用することも可能であり、また、4気筒以外のエンジンや、V型エンジンに対して適用することも可能である。また、ブリーザ30の構成についても上述した実施の形態に係る構成に限定されない。更に、本発明に係る4サイクルエンジン及び自動二輪車は、本実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でその構成を変更、追加、又は削除することができる。
本発明は、エンジンケース内のエアを吸引して内圧を低減し、ポンピングロスを抑制しつつ、重量、寸法、及びコストの面において好適な構成により気液分離性能を向上させることができる4サイクルエンジンと、これを備える自動二輪車とに適用することができる。
本発明の実施の形態に係る4サイクルエンジンを搭載した自動二輪車を示す左側面図である。 図1に示す自動二輪車に搭載されたエンジンの実施の形態1に係る構成を示す左側面図であり、下部壁部を切り欠いてその内部構造を模式的に示している。 図1に示す自動二輪車に搭載されたエンジンの実施の形態2に係る構成を示す左側面図であり、下部壁部を切り欠いてその内部構造を模式的に示している。 図1に示す自動二輪車に搭載されたエンジンの実施の形態3に係る構成を示す左側面図であり、下部壁部を切り欠いてその内部構造を模式的に示している。 エンジンと電動ポンプ及び電子回路との接続形態の一例を説明するための模式的なブロック図である。
符号の説明
1 自動二輪車
18 クランクシャフト
20 エンジンケース
20A クランク室
20B ミッション室
27A 従動ギヤ(プライマリギヤ)
30 ブリーザ
36 エア吸引通路
38 エア導出通路
40 吸気システム
50 排気システム
61 エア供給通路
63 エア排出通路
65 調整弁
70 ジェネレータ
71 スイッチング装置(ポンプ作動調整部)
E エンジン
P1 ポンプ(メカニカルポンプ)
P2 電動ポンプ

Claims (10)

  1. クランクシャフトを収容するエンジンケースと、該エンジンケース内のエアを吸引するポンプと、前記エンジンケース内及び前記ポンプ間を連通するエア吸引通路とを備え、該エア吸引通路は、前記エンジンケースの上部を通って前記ポンプへ延設されていることを特徴とする4サイクルエンジン。
  2. 前記エア吸引通路における前記エンジンケース側の一端は、前記エンジンケース内にて前記クランクシャフトに連動回転する回転体の側方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の4サイクルエンジン。
  3. 前記クランクシャフトの回転を変速する変速装置を更に備え、該変速装置は、前記クランクシャフトからの回転が伝達される従動ギヤを有し、前記回転体は前記従動ギヤであることを特徴とする請求項2に記載の4サイクルエンジン。
  4. 前記クランクシャフトの回転により発電するジェネレータを更に備え、前記ポンプは、該ジェネレータが生成した電力により作動する電動ポンプであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の4サイクルエンジン。
  5. 前記ジェネレータによる発生電圧が所定値以上のときに前記電動ポンプを作動させるポンプ作動調整部を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の4サイクルエンジン。
  6. 前記ポンプに対してエアの通流方向の上流側又は下流側に、該エアを対象として気液分離をするブリーザが設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の4サイクルエンジン。
  7. 外部から燃焼室へ吸気を送る吸気システムと、前記燃焼室から外部へ排気を送る排気システムと、前記ポンプ及び前記ブリーザを経たエアを前記吸気システム又は前記排気システムへ導くエア導出通路とを更に備えることを特徴とする請求項6に記載の4サイクルエンジン。
  8. 前記エンジンケースは、前記クランクシャフトを収容するクランク室、及び該クランク室との間が仕切られて変速装置を収容する略気密なミッション室を有し、前記エア吸引通路における前記エンジンケース側の一端は前記クランク室内にて開口しており、該エア吸引通路を通じて吸引されたエアを前記ミッション室へ送るエア供給通路を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の4サイクルエンジン。
  9. 前記ミッション室内のエアを前記エンジンケース外へ導くエア排出通路と、該エア排出通路に設けられて前記ミッション室の内圧を調整する調整弁とを更に備えることを特徴とする請求項8に記載の4サイクルエンジン。
  10. 上記請求項1乃至9の何れかに記載の4サイクルエンジンを備えることを特徴とする自動二輪車。
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