JP2007119829A - スパッタ成膜装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スパッタ成膜時間を低減しつつ、高品質な薄膜を成膜することができるスパッタ成膜装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係るスパッタ成膜装置10は、真空チャンバー11と、真空チャンバー11内に回転可能に設けられた回転ドラム12と、真空チャンバー11内にスパッタガスを供給するガス供給部17とを備え、真空チャンバー11内にスパッタガスを充填して、回転ドラム12を回転させながら、回転ドラム12の外周に取り付けられる複数の基板にスパッタ成膜する。また、特にガス供給部17は、スパッタガスを加熱する加熱部172を有する。
【選択図】図3

Description

本発明はスパッタ成膜装置に関し、例えばカルーセル型スパッタ成膜装置のような回転式スパッタ成膜装置に関する。
液晶表示装置や有機EL(Electro Luminescence)表示装置など表示装置の製造工程において、基板上にITO(Indium Tin Oxide)等の光学薄膜や金属薄膜を形成する方法としてスパッタ成膜方法が用いられている。
例えば、スパッタ成膜方法に用いられるカルーセル型スパッタ成膜装置では、真空チャンバー内に回転可能な回転ドラムが設けられており、この回転ドラムの外周に多角柱筒状の基板ホルダが取り付けられている。また、ターゲットが、真空チャンバー内であって基板ホルダの外方に、回転ドラムの回転軸側にプラズマ発生面を向けて設けられている。
そして、基板ホルダの側面に複数の基板を回転ドラムの回転軸方向に沿って取り付け、真空チャンバー内に設けられたヒータなどにより真空チャンバー内を設定温度(例えば、スパッタガスをアルゴン(Ar)ガスとした場合、約330℃)に調整した後、真空チャンバー内にスパッタガスを流入し、回転ドラムを回転させながら、陰極となるターゲットに電圧を印加して、基板とターゲットの間にプラズマを生成させる。すると、プラズマ中のイオンがターゲット表面に衝突し、はじき出されたターゲット原子(スパッタ原子)が基板上に飛来して付着することにより、基板に所望の薄膜が形成される(例えば、特許文献1参照)。なお、このカルーセル型スパッタ成膜装置では、一度に複数の基板に対して成膜することができるため、生産性に優れているという利点がある。
特開平15−27226号公報(図1、図2)
しかしながら、従来の一般的なカルーセル型スパッタ成膜装置では、真空チャンバー内に設けられたヒータなどにより真空チャンバー内を設定温度に調整しても、真空チャンバー内にスパッタガスを流入することにより、真空チャンバー内の温度が低下してしまい、基板表面温度も低下してしまう問題が生じていた。この基板表面温度の低下に伴い、スパッタ成膜により形成された薄膜の体積抵抗率が高くなってしまっていた。このように体積低効率が高い薄膜を適用した液晶表示装置などの電気部品は、消費電力が高くなってしまうなどの問題があった。また、真空チャンバー内にスパッタガスを流入後スパッタ成膜前に、再度、真空チャンバー内に設けられたヒータなどにより真空チャンバー内を設定温度まで上昇させるのに、一定時間(例えば、約1分間)を要し、スパッタ成膜時間が長くなってしまっていた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、スパッタ成膜時間を低減しつつ、高品質な薄膜を成膜することができるスパッタ成膜装置を提供することを目的とする。
本発明にかかるスパッタ成膜装置は、チャンバーと、チャンバー内に回転可能に設けられた回転ドラムと、チャンバー内にスパッタガスを供給するガス供給部とを備え、チャンバー内にスパッタガスを充填して、回転ドラムを回転させながら、回転ドラムの外周に取り付けられる複数の基板にスパッタ成膜するスパッタ成膜装置であって、ガス供給部は、スパッタガスを加熱する加熱部を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、ガス供給部は、スパッタガスを加熱する加熱部を有するので、スパッタ成膜の設定温度に合った高温のスパッタガスをチャンバー内に直接供給でき、スパッタ成膜時間を低減しつつ、高品質な薄膜を成膜することができる。
また、ガス供給部は、チャンバーの外部から内部へ導かれたガス供給管を有し、加熱部はガス供給管の外周に取り付けられている。また、ガス供給部は、チャンバーの外部から内部へ導かれたガス供給管を有し、加熱部はガス供給管内に取り付けられてもよい。また、ガス供給部は、チャンバーの外部から内部へ導かれ、先端に噴出孔が形成されたガス供給管を有し、加熱部はガス噴出孔の外周部に沿って取り付けられてもよい。
本発明によれば、スパッタ成膜時間を低減しつつ、高品質な薄膜を成膜することができる。
本発明にかかるスパッタ成膜装置について図に基づいて説明する。
図1は本発明にかかるスパッタ成膜装置の構成を模式的に示す断面図である。なお、図1はスパッタ成膜装置を上から見た断面図である。図2は本発明にかかるスパッタ成膜装置に用いられる回転ドラム及び基板ホルダの構成を模式的に示す斜視図である。図3はスパッタガス供給部の構成および配置関係を模式的に示す図である。なお、図3では、便宜上、基板ホルダ13や基板20を省略している。
図1に示されるスパッタ成膜装置100は、カルーセル型のスパッタ成膜装置であり、一度の処理で複数の基板200に対して成膜することができるバッチ方式のスパッタ成膜装置である。
スパッタ成膜装置10は、真空チャンバー11内にスパッタガスを充填し、基板ホルダ13が装着された回転ドラム12を回転させながら、ターゲット14を用いて、基板ホルダ13に取り付けられた複数の基板20にスパッタ成膜する。スパッタ成膜装置10は、真空チャンバー11、回転ドラム12、基板ホルダ13、ターゲット14、マグネトロン部15、スパッタ電源16、スパッタガス供給部17を備えている。
図1に示されるように、真空チャンバー11は、断面が略円形状に設けられ、ターゲット14を配置するための箇所が外側に突出している。すなわち、真空チャンバー11はターゲット14を配設するための箇所を除いて断面が円形となっている。この真空チャンバー11は、スパッタ成膜を行うための反応室となる。
図2に示されるように、回転ドラム12は円筒状に形成されており、真空チャンバー11内に回転軸12Aを中心に回転可能に設けられている。なお、回転軸12Aは鉛直方向に延びる真空チャンバー11の中心線と一致する。図2では基板ホルダ13に基板20が保持されていない状態を示している。
基板ホルダ13は、正12角形筒等の多角形筒状に形成され、回転ドラム12の外側に取り付けられている。基板ホルダ13は回転ドラム12と一体となって、真空チャンバー11内で回転可能に設けられている。すなわち、回転ドラム12を回転させることにより、基板ホルダ13が、回転軸12Aを中心に回転する。なお、基板ホルダ13の回転軸は円筒状の回転ドラム12の回転軸12Aと一致する。また、図2に示されるように、基板ホルダ13の各側面は、鉛直方向が長手方向となる矩形状に形成されている。
図1に示されるように、回転ドラム12の外周に設けられた基板ホルダ13の外周の各側面には、回転ドラム12の回転軸12Aの方向に沿って、基板20が配列される。すなわち、回転軸12Aに沿って、基板ホルダ13の一側面に複数の基板が配置される。例えば、基板ホルダ13の外周の各側面に2枚の基板20が取り付けられているとすると、正12角柱筒状の基板ホルダ13には24枚の基板20を取り付けることができる。そして、一側面に設けられた2枚の基板20は鉛直方向に一列に配置される。基板20は、図示しない取り付け具により基板ホルダ13に取り付けられる。
基板20が基板ホルダ13に取り付けられた状態で、図1に示されるように、矢印Xの方向に回転ドラム12を回転させると、基板ホルダ13の各側面に設けられた基板20が順次、ターゲット14のプラズマ発生面を通過する。
ターゲット14は、鉛直方向が長手方向となる矩形状の平板に形成されている。また、図1に示されるように、ターゲット14は、真空チャンバー11内であって回転ドラム12および基板ホルダ13の外方に設けられている。
また、図1に示されるように、ターゲット14は回転ドラム12の回転軸12Aと略平行に、回転ドラム12の回転軸12A側にプラズマ発生面を向けて設けられている。従って、回転ドラム12の回転により基板ホルダ13のいずれの外周面がターゲット14のプラズマ発生面と対向しても、ターゲット14のプラズマ発生面と、基板ホルダ13に取り付けられた基板20との距離が一定となる。なお、図1に示されるスパッタ成膜装置10では2つのターゲット14が真空チャンバー11内で、プラズマ発生面が互いに対向する位置に設けられている。ターゲット14の数は1つでもよく、3以上であってもよい。
マグネトロン部15は、ターゲット14の裏面側に設けられている。マグネトロン部15はバッキングプレートや、例えば、永久磁石や電磁石などの磁石を備えている。すなわち、スパッタ電源16からマグネトロン部15のバッキングプレートを介してターゲット14に電圧が印加される。これにより、ターゲット14の前面でマグネトロン放電が起こり、プラズマを発生させることができる。
そして、プラズマ中のイオンが陰極であるターゲット14に衝突することにより、ターゲット原子がはじき出される。その結果、ターゲット14近傍の基板20に飛来してくるターゲット原子を付着させることができ、所望の薄膜を基板20上に形成することができる。スパッタ電源16はAC電源でもDC電源でもよい。
図3に示されるように、スパッタガス供給部17が真空チャンバー11内の鉛直方向における両端部に設けられている。スパッタガス供給部17はアルゴン(Ar)などのスパッタガスを真空チャンバー11内に供給する機能を果たす。
スパッタガス供給部17は、スパッタガス供給管171および加熱部としての加熱ヒータ172により構成されている。
図1に示されるように、スパッタガス供給管171は真空チャンバー11の外部から内部へ導かれており、先端には複数のスパッタガス噴出孔171aが形成されている。
図3に示されるように、加熱ヒータ172は線状に形成され、スパッタガス供給管171の外周にらせん状に巻きつけられて取り付けられており、電源装置(不図示)から電源の供給を受けることにより、複数のスパッタガス噴出孔171aへ向けてスパッタガス供給管171内を流動するスパッタガスを加熱する。この際、加熱ヒータ172は、スパッタ成膜をする際の真空チャンバー11内の設定温度(Arガスの場合、例えば330℃)までスパッタガスを加熱する。従って、スパッタガス噴出孔171aからは、スパッタ成膜をする際の真空チャンバー11内の設定温度に対応する高温のスパッタガスが噴出される。
なお、スパッタ成膜装置10は真空チャンバー11を排気するための真空ポンプ(図示せず)を備えている。
次に、本発明の実施の形態に係るスパッタ成膜装置10の成膜作業工程について、説明する。
まず、基板ホルダ13の側面に複数の基板20を回転ドラム12の回転軸方向に沿って取り付け、真空チャンバー11内に設けられたヒータ(不図示)により真空チャンバー11内をスパッタ成膜の設定温度(例えば、スパッタガスをArガスとする場合、約330℃)に調整する。
真空チャンバー11内を設定温度に調整した後に、Arガスなどのスパッタガスを、スパッタガス供給部17を用いて、真空チャンバー11内に供給する。その際に、スパッタガス供給管171内を流動するスパッタガスを、加熱ヒータ172により加熱しながら、スパッタガス噴出孔171aを介して真空チャンバー11内に供給する。そして、加熱ヒータ172により加熱されたスパッタガスを真空チャンバー11内に供給しながら、回転ドラム12を回転させ、陰極となるターゲットに電圧を印加して、基板とターゲットの間にプラズマを生成させる。すると、プラズマ中のイオンがターゲット表面に衝突し、はじき出されたターゲット原子が基板上に飛来して付着することにより、基板に所望の薄膜が形成される。
以上のように、本発明によれば、真空チャンバー11内にArガスなどのスパッタガスを供給するスパッタガス供給部17を備え、スパッタガス供給部17は、スパッタガスを加熱する加熱ヒータ172を有するので、スパッタ成膜の設定温度に合った高温のスパッタガスをチャンバー内に直接供給でき、スパッタ成膜時間を低減しつつ、高品質な薄膜を成膜することができる。
次に、本発明の実施例および比較例について説明する。スパッタガスには、Arガスや酸素(O)を用いた。
実施例.
予め、真空チャンバー11内を330℃に設定した後に、加熱ヒータ172によりスパッタガスを330℃にまで加熱しながら、300sccmのスパッタガス供給速度でスパッタガスを真空チャンバー11の鉛直方向における両端部の2箇所から真空チャンバー内に供給して、その直後に回転ドラム12を回転させて基板ホルダ13に取り付けられた基板20に対してITO(Indium Tin Oxide)スパッタ成膜した。
従来例.
予め、真空チャンバー11内を330℃に設定した後に、300sccmのスパッタガス供給速度で常温のスパッタガスを真空チャンバー11の鉛直方向における両端部の2箇所から真空チャンバー内に供給して、その直後に、回転ドラム12を回転させて基板ホルダ13に取り付けられた基板20に対してITOをスパッタ成膜した。この際、真空チャンバー11内の温度は230℃であった。
実施例および従来例について、基板上に形成された薄膜の膜厚および体積抵抗率を図4にまとめた。図4は、実施例および従来例により成膜された薄膜の膜厚および体積抵抗率を示す図である。
図4に示されるように、全体的に、実施例の方が従来例よりも低い体積抵抗率であることがわかる。特に、膜厚0.05μm以下では、従来例の抵抗率が2Ωcm以上と高い傾向が見られる。これについては、スパッタガスの供給により、真空チャンバー11の温度が330℃から230℃にまで低下してしまった状態で、基板20に対しスパッタ成膜したため、基板20上の薄膜内で成長膜の結晶が十分に成長せず、小さくなってしまったことが要因として考えられる。特にその傾向が薄膜になるほど顕著にみられる。
以上の結果により、本発明を適用した実施例では、従来例と比較して、より体積抵抗率低い薄膜を安定的に形成できることがわかる。
次に、本発明の実施の形態に係るスパッタ成膜装置の第1の変形例について、図に基づいて説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係るスパッタ成膜装置の第1の変形例のスパッタガス供給管の内部を模式的に示す図である。
本実施の形態に係るスパッタ成膜装置では、図3に示されるように、加熱ヒータ172はスパッタガス供給管171の外周に取り付けられているのに対し、本発明の実施の形態に係るスパッタ成膜装置の第1の変形例では、加熱ヒータ173はスパッタガス供給管171の内側に取り付けられている点で相違する。
具体的には、図5に示されるように、らせん状に形成された加熱ヒータ173が、スパッタガス供給管171の内側に固定され、加熱ヒータ173の両端173a、173bがスパッタガス供給管171の外側に引き出されている。そして、スパッタガスを真空チャンバー11内に供給する際に、加熱ヒータ172の両端に電圧を印加して、スパッタガス供給管171内を流動するスパッタガスを加熱する。なお、スパッタガス供給管171および加熱ヒータ173によりスパッタガス供給部17aを構成する。
このような構成によっても、スパッタ成膜の設定温度に合った高温のスパッタガスを真空チャンバー11内に直接供給でき、スパッタ成膜時間を低減しつつ、高品質な薄膜を成膜することができる。
次に、本発明の実施の形態に係るスパッタ成膜装置の第2の変形例について、図に基づいて説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係るスパッタ成膜装置の第2の変形例のスパッタガス供給管のスパッタガス噴出孔周辺の断面を模式的に示す図である。
本実施の形態に係るスパッタ成膜装置では、図3に示されるように、加熱ヒータ172はスパッタガス供給管171の外周に取り付けられているのに対し、本発明の実施の形態に係るスパッタ成膜装置の第2の変形例では、加熱ヒータ174はスパッタガス供給管171の先端に形成された複数のスパッタガス噴出孔171aの外周に沿って取り付けられている点で相違する。
具体的には、図6に示されるように、円筒状に形成された加熱ヒータ174が、スパッタガス供給管171の先端に形成された複数のスパッタガス噴出孔171a外周に沿って固定されている。そして、スパッタガスを真空チャンバー11内に供給する際に、スパッタガス供給管171内を流動するスパッタガスを加熱ヒータ174により加熱する。
このような構成によっても、スパッタ成膜の設定温度に合った高温のスパッタガスを真空チャンバー11内に直接供給でき、スパッタ成膜時間を低減しつつ、高品質な薄膜を成膜することができる。
以上の説明は、本発明を実施の形態を説明するものであり、本発明が以上の実施の形態に限定されるものではない。また、当業者であれば、以上の実施の形態の各要素を、本発明の範囲において、容易に変更、追加、変換することが可能である。
本発明にかかるスパッタ成膜装置の構成を模式的に示す断面図である。 本発明にかかるスパッタ成膜装置に用いられる回転ドラム及び基板ホルダの構成を模式的に示す斜視図である。 スパッタガス供給部の構成および配置関係を模式的に示す図である。 実施例および従来例により成膜された薄膜の膜厚および抵抗率を示す図である 本発明の実施の形態に係るスパッタ成膜装置の第1の変形例のスパッタガス供給管の内部を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係るスパッタ成膜装置の第2の変形例のスパッタガス供給管のスパッタガス噴出孔周辺の断面を模式的に示す図である。
符号の説明
10 スパッタ装置
11 真空チャンバー
12 回転ドラム
13 基板ホルダ
14 ターゲット
15 マグネトロン部
16 スパッタ電源
17、17a、17b スパッタガス供給部
171 スパッタガス供給管
171a スパッタガス噴出孔
172、173、174 加熱ヒータ
20 基板

Claims (4)

  1. チャンバーと、上記チャンバー内に回転可能に設けられた回転ドラムと、上記チャンバー内にスパッタガスを供給するガス供給部とを備え、上記チャンバー内に上記スパッタガスを充填して、上記回転ドラムを回転させながら、上記回転ドラムの外周に取り付けられる複数の基板にスパッタ成膜するスパッタ成膜装置であって、
    上記ガス供給部は、上記スパッタガスを加熱する加熱部を有することを特徴とするスパッタ成膜装置。
  2. 上記ガス供給部は、上記チャンバーの外部から内部へ導かれたガス供給管を有し、上記加熱部は上記ガス供給管の外周に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のスパッタ成膜装置。
  3. 上記ガス供給部は、上記チャンバーの外部から内部へ導かれたガス供給管を有し、上記加熱部は上記ガス供給管内に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のスパッタ成膜装置。
  4. 上記ガス供給部は、上記チャンバーの外部から内部へ導かれ、先端にガス噴出孔が形成されたガス供給管を有し、上記加熱部は上記ガス噴出孔の外周部に沿って取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のスパッタ成膜装置。
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