JP2007115068A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム Download PDF

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貴弘 岩田
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Abstract

【課題】
サーバ装置と中継器とクライアント装置からなる情報処理システムの柔軟性や汎用性の高いシステムを実現する。
【解決手段】
上記の課題を解決するために、例えば、サーバ装置と中継器とクライアント装置とがそれぞれ共通のプロトコルを有しており、そのそれぞれが通信網を介して接続される情報処理システムを想定する。新たな機能プログラムを追加的に記録する場合は、前記共通のプロトコルに関するプログラムはそのままにして前記新たに追加された機能プログラムを記憶するように制御し、前記コンテンツ記憶部により記憶された前記コンテンツ情報をクライアント装置に送信する。当該コンテンツ情報を受信したクライアント装置は、受信したコンテンツ情報を例えばリスト形式で表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サーバ・クライアントのコンテンツ配信システムに関わり、特に、クライアントに対して新規機能を提供できる情報処理装置に関するものである。
近年、AV(Audio Visual)対応PC(Personal Computer)や、HDD(Hard Disk Drive)・DVD(Digital Versatile Disk)レコーダ等のAV装置も数多く製品化されている。また、上記のような装置間でのデジタルコンテンツの共有を目的に、ネットワーク対応化が進み、製品が市場に登場してきている。
DLNA(Digital Living Network Alliance)は、デジタルコンテンツの共有に関して、異なるメーカの装置間でのデジタルコンテンツ共有のための相互接続性を保証する仕様を規定したものである。DLNAによるデジタルコンテンツの共有は、装置に保存されたデジタルコンテンツを一旦メモリーカードなどのブリッジメディアに保存し、他の装置へ移動を行うよりも、ユーザの利便性が高いことがひとつの大きな特徴である。なお、DLNAがサポートするコンテンツのメディアフォーマットとしては、現在のところ、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2 PS(Program Stream)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、LPCM(Linear Pulse Code Modulation)が規定されている。(非特許文献1参照)(非特許文献2参照)
このような背景のもと、例えば、特許文献1では、以下のような技術が開示されている。例えば、同一機能の共有に関して、それぞれの装置で処理可能なデジタルコンテンツのフォーマットやビットレートを含むフォーマット情報を送信することのできる特殊な機能を持ったサーバ装置、及び、クライアント装置と、前記フォーマット情報を利用してデジタルコンテンツのフォーマット変換を行う機能を持った中継装置をネットワーク上に設置し、クライアント装置、及び、サーバ装置は、前記のフォーマット情報を、前記の中継装置に対して送信し、この情報を受け取った中継装置は、サーバ装置に蓄積されたデジタルコンテンツを取得し、フォーマット変換を行った後、フォーマット変換後のデジタルコンテンツをクライアント装置に送信する。
特開2002−152301号公報 "DLNA"、Digital Living Network Alliance: Home、インターネット<URL:http://www.dlna.org> "UPnP Device Architecture"、UPnPフォーラム、インターネット<URL:http://www.upnp.org>
しかしながら、上記特許文献1においては、フォーマット変換を行う中継装置を利用するために、中継装置に接続された全てのサーバ・クライアントに、各装置の再生可能なコンテンツのフォーマットや、ビットレート情報を送信するための機能を実装しなければならない。そのため、ネットワーク上の装置で同一機能の共有を行う場合、共有したい機能に併せて、全ての装置において機能のアップデート、もしくは、交換を行う必要が生じてしまう。
そこで、本発明の目的は、上記課題を鑑み、柔軟性の高い情報処理システムを提供すること又はそのシステムに用いられる情報処理装置や情報処理方法を提供することである。
上記の課題を解決するために、例えば、サーバ装置と中継器とクライアント装置とがそれぞれ共通のプロトコルを有しており、そのそれぞれが通信網を介して接続される情報処理システムを想定する。前記サーバ装置は、所定のコンテンツデータや複数コンテンツのリストなどのコンテンツ情報を中継器に送信する。当該コンテンツ情報を受信した中継器は、受信された前記コンテンツ情報を変換処理して別途新たにコンテンツ情報を作成し、前記受信したコンテンツ情報と前記作成したコンテンツ情報とを記憶する。
新たな機能プログラムを追加的に記録する場合は、前記共通のプロトコルに関するプログラムはそのままにして前記新たに追加された機能プログラムを記憶するように制御し、前記コンテンツ記憶部により記憶された前記コンテンツ情報をクライアント装置に送信する。当該コンテンツ情報を受信したクライアント装置は、受信したコンテンツ情報を例えばリスト形式で表示する。
この表示の際に、クライアント装置の処理能力に応じてリスト表示を変換すれば使い勝手は向上する。例えば、クライアント装置が処理可能なフォーマットのコンテンツのみを表示するなどすれば、コンテンツ視聴等するユーザにとって好ましい。なお、上記クライアント装置は、例えば、PCやDMA(Digital Media Adaptor)などが想定される。
共通のプロトコルとしては、汎用性の高いDLNAなどが考えられるが、このDLNAの枠組みを変更することなく中継器のみの機能を追加や変更となるシステムを実現できるため、非常に柔軟性の高いシステムを実現できる。具体的には、デバイス検索のためのプロトコルと、コンテンツリストを提示、取得するためのプロトコルは、共通で利用する。ただし、ダイジェスト機能などの利用のためのパラメータは、中継器に用意しておいて、トランスコード機能と同様にあらかじめ、リストを作成しておき、クライアント装置に提供する構成にする。このように構成すれば、サーバ装置やクライアント装置を変更したとしても、別途専用プロトコルを実装する必要はなく、中継器のみの実装で実現することができるため、DNLAの仕組みの下に容易にメンテナンスや機能アップロードなどを行うことができる。これは、システム運用上きわめて都合がよい。
以上説明したように、本発明によれば、柔軟性の高い情報処理システムを提供すること又はそのシステムに用いられる情報処理装置や情報処理方法を提供することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照し説明する。実施形態の説明としては、コンテンツ配信システム及びそれに用いられるサービス付加装置を想定し、それらを中心に説明する。
図1は、実施形態のコンテンツ配信システムにおける、サービス付加装置のブロック構成例を示す図である。また、図2は、実施形態のコンテンツ配信システムにおける、サービス付加装置を含むネットワークのシステム構成例を示す図である。ここで、サービス付加装置とは、所定のサービスに付加価値をつけるために用いられる装置である。
図1、図2において、1はサービス付加装置、2はクライアント装置、3はサーバ装置、4は有線あるいは無線を用いた通信網、10は有線あるいは無線を用いた通信網に接続しネットワーク上の装置と通信を行う通信制御部、11はサーバ機能、12はクライアント機能、13はサーバ制御部、14はクライアント制御部、15はコンテンツリスト作成部、16はHDD、メモリ等で構成される記憶部、17はコンテンツ管理テーブル、18は命名規則管理テーブル、19は登録機能管理テーブル、20は登録機能制御部、21〜24はそれぞれサービス付加装置1に登録された登録機能である。ここで、登録機能とは、サービス付加装置1がクライアント装置2に提供可能な機能を実装したモジュールを登録するものであり、例えば、フォーマット変換を行うトランスコード機能等である。
ここで、クライアント装置2、サーバ装置3において、ネットワーク上に存在するクライアント装置2、サーバ装置3の数は、特に限定されるものではない。また、登録機能21〜24において、サービス付加装置1に登録可能な登録機能の数も、特に限定されるものではない。
サービス付加装置1は、サーバ装置3が管理するコンテンツリストを、クライアント機能12を利用して取得する。コンテンツリストの取得は、クライアント制御部14の制御により実行する。コンテンツリスト作成部15を利用して、取得したコンテンツリストからサービス付加装置1のコンテンツリストを作成する。
クライアント装置2の要求により、サービス付加装置1のコンテンツリストを送信する。サービス付加装置1は、クライアント装置2に対してコンテンツリストを利用して提示及び選択させることが可能である。サービス付加装置1は選択されたコンテンツに従い、登録機能を選択し、登録機能を利用してコンテンツを作成し、クライアント装置2に送信する。
クライアント装置2は、通信網4を介して、サービス付加装置10のサーバ機能11及びサーバ装置3に対して、コンテンツリストの送信要求、及び、コンテンツの送信要求を行う機能を有する。
サーバ装置3は、通信網4を介して、サービス付加装置10のクライアント機能12、及びクライアント装置2に対して、コンテンツリストの送信、及び、コンテンツの送信を行う機能を有する。
通信網4は、有線LAN、無線LAN、UWB(Ultra Wide Band)、Bluetooth、電力線等で構成されるネットワークであり、通信網4に接続された装置間では、ある所定の手順に従ってデータを転送することが可能である。通信網4に接続された装置は、それぞれ同一のサブネットマスクを有することになる。
通信制御部10は、通信網4を介してネットワークに接続された装置と情報の送受信を行うための制御を行う。
サーバ機能11は、サーバ制御部13の指示により機能を実行する。クライアント装置2に対して、通信網4を介して、サービス付加装置1の有するコンテンツリストの送信、及び、コンテンツの送信を行う機能を有する。
クライアント機能12は、クライアント制御部14の指示により機能を実行する。サーバ装置3に対して、通信網4を介して、サーバ装置3の有するコンテンツリストの送信要求、及び、コンテンツの送信要求を行う機能を有する。
サーバ制御部13は、サーバ機能11に対して、クライアント装置2へのコンテンツリストの送信、及び、コンテンツの送信の実行許可を発行する。
クライアント制御部14は、クライアント機能12に対して、サーバ装置3へのコンテンツリストの送信要求、及び、コンテンツの送信要求の実行許可を発行する。
コンテンツリスト作成部15は、クライアント機能12がサーバ装置3から取得したコンテンツリストを記憶部16から読み込む。そして、コンテンツリストを利用して、命名規則管理テーブル18に従って、サービス付加装置1に登録されている機能ごとにコンテンツのタイトル、コンテンツと登録機能を一意に特定するための識別子等の作成を行う。作成したサービス付加装置1のコンテンツリストを記憶部16に保存する。
記憶部16は、HDD、メモリ、メモリーカード等のブリッジメディアで構成される記憶装置である。クライアント機能12がサーバ装置3から取得したコンテンツリストを保存する。コンテンツリスト作成部15によって作成されたサービス付加装置1のコンテンツリストを保存する。クライアント機能12がサーバ装置3から取得したコンテンツを保存する。サーバ装置3から取得したコンテンツからサービス付加装置1に登録された登録機能21〜24を利用して作成されたコンテンツを保存する。コンテンツ管理テーブル17は、サービス付加装置1の有するコンテンツリストに含まれるコンテンツが記憶部16に保存されているかを記憶し、管理するものである。
図2は、サービス付加装置1を含むネットワークのシステム構成例を示す図である。
図2(a)は、同一の通信網4上に、サービス付加装置1とクライアント装置2とサーバ装置3が設置されている構成である。この場合、クライアント装置2は、サービス付加装置1とサーバ装置3が有するコンテンツと、サービス付加装置1に登録されている登録機能を利用可能である。図2(b)は、同一の通信網4上に、サービス付加装置1とクライアント装置2が設置されている構成である。この場合、クライアント装置2は、サービス付加装置1が有するコンテンツと、サービス付加装置1に登録されている登録機能を利用可能である。図2(c)は、同一の通信網4a上に、サービス付加装置1とクライアント装置2が設置されており、外部ネットワークに接続された通信網4b上にサーバ装置3が設置されている構成である。この場合、クライアント装置2は、サービス付加装置1とサーバ装置3が有するコンテンツと、サービス付加装置1に登録されている登録機能を利用可能である。また、サービス付加装置1は、サーバ装置3が提供する登録機能をダウンロードし登録することが可能である。
図3は、コンテンツ管理テーブル17のテーブル構成例である。サービス付加装置1が有するコンテンツリスト内のタイトルごとに、そのコンテンツが記憶部16に保存されているかを示す、コンテンツ作成済みフラグを有する。また、記憶部16に保存されていない場合は、コンテンツをサーバ装置3から取得しなければならないため、作成に必要な元コンテンツのタイトルと、どのサーバ装置がコンテンツを有しているかを示す、元コンテンツ保存先を有する。
命名規則管理テーブル18は、サービス付加装置1に登録された登録機能21〜24を利用して作成されるコンテンツのタイトル、コンテンツと登録機能を一意に特定するための識別子等の命名規則を保存するものである。
このとき、クライアント装置2が、コンテンツリスト内のリスト表示から、サービス付加装置1に登録された登録機能21〜24を理解することが可能な形で、コンテンツリストの階層化、または、コンテンツのタイトルの命名規則を作成する。
図4は、命名規則管理テーブル18のテーブル構成例である。命名規則管理テーブル18は、サービス付加装置1に登録された機能ごとに、その機能を利用して作成したコンテンツのタイトルの命名規則、及び、登録機能の利用時に付随して使用するパラメータを有する。また、コンテンツと登録機能を一意に特定するためのコンテンツ識別子命名規則を有する。
登録機能管理テーブル19は、サービス付加装置1に登録された登録機能21〜24を管理して、機能ごとに作成される識別子や、機能の利用に必要なパラメータを記憶、管理するためのものである。
図5は、登録機能管理テーブル19のテーブル構成例である。登録機能管理テーブル19は、サービス付加装置1に登録された登録機能21〜24ごとに、機能を特定するための機能識別子、及び、その機能を利用するために必要なパラメータを有する。
登録機能制御部20は、サービス付加装置1の有するコンテンツリストに示された各登録機能を利用して作成したコンテンツを、クライアント装置2に対して送信可能な状態にするため、サービス付加装置1に登録された登録機能21〜24に対して実行の制御を行う機能を有する。
登録機能21〜24は、サービス付加装置1に登録されている機能であり、登録機能制御部20の制御により、実行を開始する。
次に、図を参照して、コンテンツ配信におけるサービス提供の処理の流れを説明する。以下では、図1の登録機能21に、フォーマット変換、ビットレート変換を可能とするトランスコード機能を登録する場合の処理について具体的に説明する。
はじめに、サーバ装置3の有するコンテンツリストを取得し、サービス付加装置1がクライアント装置2に送信するコンテンツリストを作成する手順を説明する。
図6は、サービス付加装置1がコンテンツリストを作成する時の処理の流れを示している。S101では、サービス付加装置1のクライアント制御部14が、クライアント機能12を利用して、通信網4を介して、サービス付加装置1に接続されているすべてのサーバ装置を発見する。S101の操作は、必ずしも、コンテンツリストを作成するタイミングで行う必要はなく、例えば、ある一定時間ごとに行ってもよい。
また、サーバ装置から取得するコンテンツリストと作成するコンテンツリストとの整合性を取るために、コンテンツリストを取得するタイミングで行ってもよい。通信網4を介してネットワークに接続されているサーバ装置のリストを記憶部16に保存する。以降、図1のネットワークのシステム構成で示したサーバ装置3がネットワーク上に存在するサーバ装置であることを前提に説明する。
S102では、サービス付加装置1のクライアント制御部14が、クライアント機能12を利用して、通信網4を介して、サーバ装置3が有するコンテンツのコンテンツリスト取得要求を発行する。コンテンツリスト取得要求を受信したサーバ装置3は、サーバ装置3に保存されているコンテンツリストを、サービス付加装置1に送信する。サービス付加装置1は、取得したコンテンツリストを記憶部16に保存する。
S103では、S102までに取得したコンテンツリストを用いて、サービス付加装置1のコンテンツリスト作成部15にて、命名規則管理テーブル18を参照して、コンテンツリストの再生成を行う。命名規則管理テーブル18のテーブルフォーマットの一例を図4に示す。あらかじめ、機能の登録の際に、サービス付加装置1の登録機能名1801ごとに、コンテンツタイトルの命名規則1802、タイトルに使用するパラメータ1803、コンテンツ識別子命名規則1804などの命名規則を記述しておく。
ここで、取得したコンテンツリストに含まれているタイトルを、命名規則管理テーブル18に従って変更する処理について説明する。図4の命名規則管理テーブル18のトランスコード後のタイトル1802は、元のタイトルに対して順に、トランスコードを表す"_tr"、トランスコードに使用するビットレート"_bitrate=%d"(%dには実際のビットレートの数値が入る、ここでは例として1000とする。)、トランスコードに使用するフレームレート"_framerate=%d"(%dには実際のフレームレートの数値が入る、ここでは例として15とする。)を付加するような命名規則としている。このため、例えば、S102で取得したコンテンツリストのタイトルのひとつが、「テストタイトル」であった場合、元のタイトルである「テストタイトル」に対して、「テストタイトル_tr_bitrate=1000_framerate=15」というタイトルが新たに作成され、サービス付加装置1のコンテンツリストに追加される。
同様に、図4の命名規則管理テーブル18のトランスコード時のタイトル1804は、元コンテンツの識別子に、トランスコードを表す"tr_"を付加するような命名規則としている。このため、例えば、S102で取得したコンテンツリストのひとつの識別子が、「123」であった場合、元コンテンツの識別子である「123」に対して、「tr_123」という識別子を新たに作成する。
前記のように、S102では、取得したコンテンツリストに含まれる全コンテンツに対して、命名規則管理テーブル18に従ったコンテンツリストの再生成を行う。再生成を行った後のコンテンツリストを、ネットワークに接続されたクライアント装置2に送信可能なサービス付加装置1のコンテンツリストとして、記憶部16に保存する。
ただし、命名規則管理テーブル18に表記した命名の対象となる要素は、図4の限りではない。他に、命名規則に追加したい要素がある場合は、命名規則管理テーブル18に要素を追加してもよい。また、命名規則に関しても、図4の限りではなく、サービス付加装置1のコンテンツリストの表示時に、クライアント装置2から、サービス付加装置1が利用可能な機能がコンテンツリストから判断できるようなタイトルの命名規則であれば、どのような形でもよい。また、登録機能の利用時に、利用する登録機能がコンテンツ識別子から特定可能な命名規則であれば、どのような形でもよい。
S104では、S101にて、ネットワークに接続されている全サーバ装置に対して、以上のS102,S103の操作を繰り返し実行する。ただし、S103の処理とS104の判定の順序はどちらでもよく、特に限定されるものではない。
以上により、サービス付加装置1が登録機能をクライアント装置2に明示可能なコンテンツリストを作成する。
次に、サービス付加装置1の有するコンテンツリストの更新手順を説明する。
図7は、サービス付加装置1の有するコンテンツリストを更新する時の処理の流れを示している。
S201では、サービス付加装置1のクライアント制御部14が、クライアント機能12を利用して、通信網4を介して、サービス付加装置1に接続されているすべてのサーバ装置を発見する。S201の操作は、必ずしも、コンテンツリストを作成するタイミングで行う必要はなく、例えば、ある一定時間ごとに行ってもよい。
また、サーバ装置から取得するコンテンツリストと作成するコンテンツリストとの整合性を取るために、コンテンツリストを取得するタイミングで行ってもよい。通信網4を介してネットワークに接続されているサーバ装置のリストが記憶部16に保存される。
S202では、サービス付加装置1のクライアント制御部14が、クライアント機能12を利用して、通信網4を介して、サーバ装置3の有するコンテンツのコンテンツリストの更新があったかを確認する。
コンテンツリストの更新の確認方法は、例えば、サーバ装置3が自機のコンテンツリストを更新する際に発行する更新識別子を、サービス付加装置1がサーバ装置3に対して要求して取得し、前回の更新処理時に取得した更新識別子と比較して異なっているかを計算して、サーバ装置3のコンテンツリストが更新されていることを確認してもよい。また、サーバ装置3のコンテンツリストを取得して、前回の更新処理時に取得したコンテンツリストとの差分を計算して、コンテンツリストが更新されていることを確認してもよい。
S202の結果、サーバ装置のコンテンツリストが更新されていた場合、S204の処理に進む。(S203)
S204では、サーバ装置のコンテンツリストが更新されていた場合、S102と同様にサーバ装置3のコンテンツリストを取得する。
S205では、S103と同様に、コンテンツリストの再生成を行う。S204、S205の処理は、コンテンツリストの更新が認められたサーバ装置3に対して、そのサーバのコンテンツリストの全てを取得し、コンテンツリストを再生成してもよい。また、サーバ装置3のコンテンツリストの更新部分のみに対して、コンテンツリストの取得し、サービス付加装置1のコンテンツリストを更新してもよい。
S206では、S201にて、ネットワークに接続されている全サーバ装置に対して、以上の操作を繰り返し実行する。
サービス付加装置1が、サーバ装置3のコンテンツリストを取得し、サービス付加装置1のコンテンツリストを更新するのは、クライアント装置2が、サーバ機能11に対してサービス付加装置1の有するコンテンツリストの取得要求を発行した時点でもよい。また、サービス付加装置1が管理する一定期間ごとに、クライアント制御部14がサーバ装置3に対してコンテンツリストの取得要求を行ってもよい。
以上により、ネットワークに接続されている全サーバ装置のコンテンツリストを取得して、サービス付加装置1の有するコンテンツリストを更新する。
図8に、作成したコンテンツリストの表示例の一例を示す。
図8(a)は、はじめにサービス付加装置1に登録されている機能を選択した後に、コンテンツの種類を選択し、その後にコンテンツを選択する方法である。
図8(b)は、はじめにコンテンツの種類を選択し、サービス付加装置1に登録されている機能に応じて命名されたコンテンツのタイトルを表示する方法である。
図8(c)は、はじめにコンテンツの種類を選択し、サービス付加装置1に接続されたサーバ装置3にあらかじめ保存されているコンテンツのタイトルを選択し、次に、サービス付加装置1に登録されている機能を選択する方法である。
これらのパターン以外に、コンテンツのタイトルがサービス付加装置1の登録機能を適切に表現しており、クライアント装置からコンテンツリストを参照するユーザが、コンテンツ、及び、サービス付加装置1で利用可能な登録機能を、容易に理解でき、選択可能であれば、どのような形でもよい。
次に、クライアント装置2からサービス付加装置1を利用する場合の処理手順について説明する。
図9は、クライアント装置2のアクションに対するサービス付加装置1の処理の流れを示している。
S301では、サービス付加装置1に接続されたクライアント装置2が、通信網4を介して、サービス付加装置1の有するコンテンツリストの取得要求を発行する。
S302では、記憶部16にあらかじめ作成され保存された、サービス付加装置1のコンテンツリストを、サーバ機能11が、クライアント装置2に送信する。
S303では、クライアント装置2からのアクションが、コンテンツリスト要求の場合、S302の処理を繰り返し行う。クライアント装置2からのアクションが、コンテンツの送信要求であった場合、S304以降の処理を実行する。
S304では、サーバ制御部13が、クライアント装置2に選択されたコンテンツの識別子から、サービス付加装置1に登録された機能を利用するか、どの機能を利用するかを判定する。
S305では、サービス付加装置1がクライアント装置2から送信要求されたコンテンツを、登録機能を利用して作成し、記憶部16に保存する。この処理については、後に詳細を記載する。
S306では、S305で作成したコンテンツを、サーバ機能11を利用してクライアント装置2に送信する。
以上により、クライアント装置2から送信要求のあったコンテンツを、サービス付加装置1が登録機能を利用して作成し、クライアント装置2に送信する。
次に、サービス付加装置1の登録機能を利用してコンテンツを作成する場合の、処理手順について説明する。この処理は、前に説明したS305の部分の処理に該当する。
図10は、登録機能を利用したコンテンツの作成に関する処理の流れを示している。
S401では、サービス付加装置1の登録機能を利用する場合、既にクライアント装置2から要求されたコンテンツが作成済みかを、コンテンツ管理テーブル17を参照して、確認する。コンテンツ管理テーブル17のテーブルフォーマットの一例を図3に示す。コンテンツタイトル1701に対して、送信可能であるかをコンテンツ作成済みフラグ1702で示す。コンテンツ作成済みフラグ1702がYESの場合は、送信可能なコンテンツが作成済みのため、S402以降の処理を行わない。コンテンツ作成済みフラグ1702がNOの場合は、送信可能なコンテンツが作成されていないため、S402以降の処理を行う。
S402では、クライアント装置2に送信するためのコンテンツをトランスコードにより作成するための元コンテンツが記憶部16に保存されているかを、コンテンツ管理テーブル17を参照して、確認する。コンテンツ管理テーブル17のコンテンツ作成済みフラグ1702がNOの場合に、登録機能の利用に必要な元コンテンツ1703と元コンテンツの保存先1704を参照する。そして、クライアント制御部14がクライアント機能12を利用して、元コンテンツが保存されているサーバ装置3からコンテンツを取得する。(S403)
サービス付加装置1が登録機能の利用のために必要なサーバ装置3の元コンテンツの取得は、サーバ装置3からのコンテンツリストの取得時、または、サービス付加装置1が作成したコンテンツリストからの、クライアント装置2によるコンテンツの選択時、または、サービス付加装置1が管理する一定期間ごとに、実施することも可能である。
S404では、クライアント装置2が選択したコンテンツの識別子と、登録機能管理テーブル19を参照して、どの機能を利用するかを判別する。登録機能管理テーブル19のテーブルフォーマットの一例を図5に示す。例えば、コンテンツ識別子が「tr_123」であった場合、登録機能管理テーブル19の機能識別子1902と比較して、機能識別子を含むかを確認する。この場合、機能識別子が「tr」であるトランスコードが該当するため、トランスコードを実行する。利用する機能がトランスコードである場合、必要パラメータ1903で示す、トランスコード前のコンテンツファイル、トランスコードに使用するトランスコードパラメータを記憶部16から読み込み、トランスコードの実行プログラムを利用してトランスコードを実行する。
トランスコードを実行するには、あらかじめ設定ファイルとして、トランスコードに使用するコンテンツのファイルパスとトランスコードに使用する映像、音声のフォーマット、映像、音声のビットレート、映像のフレームレート、音声のチャネル数を設定しておく。すると、実行後に、設定したパラメータによってトランスコードされたコンテンツが作成される。
S405では、トランスコードを実行した結果、作成されたコンテンツを記憶部16に保存する。
サービス付加装置1の登録機能を利用したコンテンツ作成は、サーバ装置3からのコンテンツリストの取得時、または、サービス付加装置1が作成したコンテンツリストからの、クライアント装置2によるコンテンツの選択時、または、サービス付加装置1が管理する一定期間ごとに、実施することも可能である。
記憶部16にトランスコード後のコンテンツをすべて保存するだけの空き容量がない場合は、クライアント装置2からのコンテンツの取得要求が発行された時点でトランスコードを実行してコンテンツを作成することも可能である。この場合、すべてのコンテンツをあらかじめ用意する場合に比べ、記憶部16の使用率を抑えることができる。特に、トランスコードの処理は、ソフトウェアによる実行の場合、処理の完了までにコンテンツの再生時間とほぼ等しい時間がかかる可能性がある。そのため、図6、図7に従ってコンテンツリストを作成、更新する際に、あらかじめすべてのコンテンツに対して、トランスコードを実行し、コンテンツを記憶部16に保存することが可能である。
しかし、この場合、トランスコードの実行が終了するまで、クライアント装置2へのコンテンツの送信はできない。そのため、リアルタイムにトランスコードを実行しながら、トランスコード済みのコンテンツデータを、ストリーミングを利用して送信することも可能である。このように、サービス付加装置1が、サーバ制御部13とクライアント制御部14を利用して、コンテンツの取得、コンテンツの配信を制御することで、記憶部16の容量に応じて、コンテンツの蓄積、配信を制御することも可能である。
以上により、クライアント装置2が選択したコンテンツのタイトルから、選択された機能を利用して作成したコンテンツを、クライアント装置2に送信することが可能となる。
以上、本実施例で示したように、サーバ装置3のコンテンツリストを取得し、サービス付加装置1のコンテンツリストを再生成してクライアント装置2に提供し、クライアント装置2によるコンテンツ選択に応じて、サービス付加装置1の登録機能21を利用して作成したコンテンツを、クライアント装置に提供することが可能である。
次に、図1の登録機能22に新たな機能を新規に追加する場合の処理について図11を用いて説明する。
なお、ここでは、追加する登録機能の例として、コンテンツのシーンを解析して重要シーンのみを抽出して、コンテンツの再構成を行うダイジェスト機能をサービス付加装置1に追加することとする。
S501では、新規に追加する機能、ダイジェスト機能を実行するプログラムを記憶部16に保存する。追加する機能の実行に必要な初期設定用のファイル等があれば、別途、記憶部16に保存する。ここで追加する機能は、記憶媒体に格納されたプログラムから追加することもできるし、または、ネットワークを介してプログラムを取得し、追加することもできる。
S502では、登録機能管理テーブル19のリストを追加する。1901には、追加する登録機能名「ダイジェスト」を追加し、1902には、コンテンツ識別子と比較するための機能識別子「dig」を、1903には、追加機能に実行に不可欠なパラメータの保存先「コンテンツファイル名(パス)」、「ダイジェストファイルのファイル名(パス)」を記述する。
S503では、命名規則管理テーブル18にリストを追加する。1801には、追加する登録機能名「ダイジェスト」を追加し、1802には、コンテンツのタイトルを作成する命名規則「*_dig_percent=%d」、1803には、1802に含まれるパラメータ「ダイジェストの再生率」を、1804には、コンテンツ識別子を作成するための命名規則「dig_*」を記述する。
以上により、登録機能を新規に追加して、登録機能の実行可能な状態とする。
図6で示すS101〜S104のサービス付加装置1のコンテンツリスト作成の処理手順、図7のS201〜S206で示すサービス付加装置1のコンテンツリスト更新の処理手順、図9で示すS301〜S306で示すクライアント装置2からサービス付加装置1に登録された機能を利用する場合の処理手順については、実施例1で示したものと同様の処理を行うことが可能である。
図10の登録機能を利用したコンテンツの作成に関しては、S403において、ダイジェスト実行のために必要な元コンテンツの取得を行った後、S404にてダイジェストを実行する。元コンテンツの映像の動きと音声の変化量などからシーンの解析を行い、重要なシーンを抽出することで、コンテンツのダイジェストを行う。例えば、図4の1803で示す、ダイジェスト機能の実行時の設定パラメータである再生率を50%にした場合、シーン解析の結果、元コンテンツの再生時間の50%のコンテンツが作成される。ここで作成されたコンテンツは、S405にて記憶部16に保存される。
以上、本実施例で示したように、サービス付加装置1に、複数の登録機能が登録されており、かつ、実行可能な状態である場合、サービス付加装置1のコンテンツリストをクライアント装置2に提供することで、複数の登録機能が利用可能であるということを、コンテンツリストを通して明示することが可能となる。ここでは、登録機能21で登録されているトランスコード機能と、登録機能22で登録されているダイジェスト機能を利用したコンテンツが取得可能であることを、クライアント装置が理解することが可能となる。そして、クライアント装置2によるコンテンツの選択に応じて、選択された登録機能を判定し、登録機能を利用したコンテンツ作成を行い、クライアント装置2に送信することが可能となる。
次に、図1の登録機能23に、外部のネットワークであるインターネットからコンテンツを取得する機能を登録する場合の処理について説明する。ここでは、デジタルコンテンツのブロードバンド配信を目的とした、コンテンツ配信サービス用のポータルサイトからのダウンロードを例に説明する。
図6で示すS101〜S104の、サービス付加装置1のコンテンツリスト作成処理の後に、インターネットを介して、ダウンロードが可能なコンテンツの一覧を取得する。コンテンツの一覧の管理形式が、前記の実施例までで想定していた形式と異なる場合は、別途コンテンツの一覧をコンテンツリストとして再構成することが必要である。
また、図7のS201〜S206で示すサービス付加装置1のコンテンツリスト更新の処理手順の場合も同様に、インターネットを介して、ダウンロードが可能なコンテンツの一覧を取得する手順を追加して、外部のネットワークを介してダウンロードが可能なコンテンツのコンテンツリストを、クライアント装置2が選択可能にする。
本実施例で想定したポータルサイトのようなサーバ装置3が、サーバ機能11、クライアント機能12で利用する共通のプロトコルを有さない場合は、別途、プロトコル変換、ポータルサイトのサーバのURL(Uniform Resource Locator)管理や、サーバ装置3との認証処理を行う機能を、登録機能23が有する必要がある。
図9のS301〜S306で示すクライアント装置2からサービス付加装置1に登録された機能を利用する場合の処理手順については、実施例1、実施例2で示したものと同様の処理を行う。
図10に関しては、クライアント装置2によって選択されたコンテンツがダウンロード済みであるかを確認し、ダウンロードが済んでいない場合は、インターネットを介して、選択されたコンテンツのダウンロードを行い、記憶部16に保存する。
また、登録機能23を利用してインターネットを介してダウンロードしたコンテンツに対して、前記の実施例1で述べたトランスコード機能や、前記の実施例2で述べたダイジェスト機能を施すことも可能である。その場合、図6、図7のコンテンツリスト作成時に、インターネットからダウンロード可能なコンテンツに対して、命名規則管理テーブル18を参照して、機能を示すための命名処理を行っておき、クライアント装置2が該当するコンテンツを選択することで実現可能である。
以上、本実施例で示したように、インターネット上のコンテンツを取得する機能である登録機能と、コンテンツのトランスコード、もしくは、ダイジェストといった別の登録機能を連続して利用することで、クライアント装置2に対して、サービスを提供することが可能となる。
次に、図1の登録機能24に、外部のネットワークであるインターネットからサービス付加装置1に登録機能をダウンロードし、自動的に機能を追加することが可能な機能を登録する場合の処理について説明する。
本実施例は、コンテンツリストに対するクライアント装置からの要求により実行される機能ではないため、図6、図7で示すコンテンツリスト作成、更新を行う必要はない。また、図9で示すクライアント装置2からサービス付加装置1の登録機能を利用する場合の処理手順を経る必要はない。
外部のネットワークであるインターネットから機能をダウンロード・追加する際は、図11のS501にて、外部のネットワークからダウンロードした登録機能のプログラムを記憶部16に保存する。また、S502で、登録機能管理テーブル19のリストを適切に追加する。また、S503で、追加する機能に関する命名規則を命名規則管理テーブル18のリストを追加することで、ダウンロードした機能への対応を可能とする。
また、本実施例では、サーバ装置、中継器、クライアント装置に専用プロトコルを用いないように構成することで汎用性の向上を追及したのだが、その結果、クライアント装置側で処理できないコンテンツをもリスト表示してしまう可能性がある。そのような場合は、クライアント側で予め処理可能なコンテンツフォーマットのデータを記憶しておき、当該データを参照しながら、処理可能なコンテンツのみを出力表示するように構成すればよい。こうすれば、ユーザにとって使い勝手がよい。また、処理可能なコンテンツのみを色分けやフォントを大きく等して強調するように出力表示するように構成してもよい。この処理はクライアント装置が有するCPU等の制御部により処理される。なお、リスト表示形式は、コンテンツタイトル等のコンテンツを識別可能な情報で表示される。
以上、本実施例で示したように、外部のネットワークであるインターネットからダウンロードした機能が、サービス付加装置1の登録機能として実行可能な状態となり、サービス付加装置1からクライアント装置2に対して提供可能となる。
以上説明してきたように、サービス付加装置が接続された通信網上に存在するサーバ装置、及び、クライアント装置に特別なプログラムをインストールすることなく、本実施形態で説明された装置を導入するだけで、前記装置には搭載されていない機能を、サービス付加装置を介して利用することが可能となる。
本実施形態のコンテンツ配信における、サービス付加装置のブロック構成例を示す。 本実施形態のコンテンツ配信における、サービス付加装置を含むネットワークのシステム構成例を示す。 本実施形態のコンテンツ管理テーブル17のテーブル構成例を示す。 本実施形態の命名規則管理テーブル18のテーブル構成例を示す。 本実施形態の登録機能管理テーブル19のテーブル構成例を示す。 本実施形態のサービス付加装置がコンテンツリストを作成するフローチャートの一例を示すフローチャートである。 本実施形態のサービス付加装置の有するコンテンツリストを更新するフローチャートの一例を示すフローチャートである。 本実施形態のサービス付加装置が作成したコンテンツリストの表示例を示す。 本実施形態のクライアント装置のアクションに対するサービス付加装置の処理フローチャートの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の登録機能を利用したコンテンツを作成するフローチャートの一例を示すフローチャートである。 本実施形態のサービス付加装置に登録機能を新規に追加するフローチャートの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1:サービス付加装置、2:クライアント装置、3:サーバ装置、4:通信網、4a:ローカルネットワーク通信網、4b:グローバルネットワーク通信網、10:通信制御部、11:サーバ機能、12:クライアント機能、13:サーバ制御部、14:クライアント制御部、15:コンテンツリスト作成部、16:記憶部、17:コンテンツ管理テーブル、18:命名規則管理テーブル、19:登録機能管理テーブル、20:登録機能制御部、21:登録機能1、22:登録機能2、23:登録機能3、24:登録機能4、1701:コンテンツタイトル、1702:コンテンツ作成済みフラグ、1703:元コンテンツタイトル、1704:元コンテンツ保存先、1801:登録機能名、1802:コンテンツタイトル命名規則、1803:パラメータ、1804:コンテンツ識別子命名規則、1901:登録機能名、1902:機能識別子、1903:必要パラメータ

Claims (15)

  1. 第1の情報処理装置と第2の情報処理装置と第3の情報処理装置とがそれぞれ共通のプロトコルを有しており、そのそれぞれが通信網を介して接続される情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、第1のコンテンツに関する情報を前記第2の情報処理装置に送信し、
    前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置から前記第1のコンテンツに関する情報を受信する受信部と、前記受信部により受信された前記第1のコンテンツに関する情報を用いて変換処理して第2のコンテンツに関する情報を作成するコンテンツ作成部と、前記第1のコンテンツに関する情報と前記第2のコンテンツに関する情報とを記憶するコンテンツ記憶部と、新たな機能プログラムを追加する機能追加部と、前記機能追加部により追加された機能プログラムを記憶する機能プログラム記憶部と、前記機能プログラム記憶部に前記新たに追加された機能プログラムを記憶する場合に前記共通のプロトコルに関するプログラムはそのままにして前記新たに追加された機能プログラムを記憶するように制御する制御部と、前記コンテンツ記憶部により記憶された前記第1及び第2のコンテンツに関する情報を前記第3の情報処理装置に送信する送信部とを備え、
    前記第3の情報処理装置は、前記第2の情報処理装置から送信される前記第1及び第2のコンテンツに関する情報を受信する受信部と、前記受信部により受信された前記第1及び第2のコンテンツに関する情報を表示する表示部とを備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1記載の情報処理システムにおいて、
    前記第1及び第2のコンテンツに関する情報は、少なくともそれぞれのコンテンツのタイトルを特定するデータを含むことを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項1記載の情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置が、前記通信網を介してポータルサイトの情報を送信することを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項1記載の情報処理システムにおいて、
    前記通信網を介して所定の機能プログラムをダウンロードするダウンロード手段と、
    前記第2の情報処理装置の制御部は、前記第3の情報処理装置からの受信信号が機能プログラム更新要求信号と解釈した場合に、前記共通のプロトコルに関するプログラムはそのままにして更新のための機能プログラムのみを前記共通のプロトコルを介さずに前記ダウンロード手段によりダウンロードし前記機能プログラム記憶部に記憶するように制御することを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項1記載の情報処理システムにおいて、
    前記第3の情報処理装置は、処理可能なコンテンツのフォーマット情報を記憶する記憶部と、前記表示部により前記第1及び第2のコンテンツを識別するための情報をリスト表示する場合に、前記記憶部により記憶された前記フォーマット情報を参照して処理可能なコンテンツのみをリスト表示するように制御する制御部を備えることを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項1記載の情報処理システムにおいて、
    前記第3の情報処理装置は、処理可能なコンテンツのフォーマット情報を記憶する記憶部と、前記表示部により前記第1及び第2のコンテンツを識別するための情報をリスト表示する場合に、前記記憶部により記憶された前記フォーマット情報を参照して処理可能なコンテンツの部分を強調表示するように制御する制御部を備えることを特徴とする情報処理システム。
  7. DLNAの枠組みで外部装置より第1のコンテンツに関する情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記第1のコンテンツに関する情報を用いて変換処理し第2のコンテンツに関する情報を作成するコンテンツ作成部と、
    前記第1のコンテンツに関する情報と前記第2のコンテンツに関する情報とを記憶するコンテンツ記憶部と、
    新たな機能プログラムを追加する機能追加部と、
    前記機能追加部により追加された機能プログラムを記憶する機能プログラム記憶部と、
    前記機能プログラム記憶部に前記新たに追加された機能プログラムを記憶する場合に、
    前記DLNAの枠組みはそのままにして前記新たに追加された機能プログラムを記憶するように制御する制御部と、
    前記コンテンツ記憶部により記憶された前記第1及び第2のコンテンツに関する情報を出力する出力部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項7記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、ネットワークに接続された外部装置の有するコンテンツリストの取得要求を受信又は送信し、前記取得要求により前記外部装置から取得したコンテンツリストを前記記憶部に記憶することを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項7記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、ネットワークに接続された外部装置の有するコンテンツの取得要求を受信又は送信し、前記取得要求により前記外部装置から取得したコンテンツを前記記憶部に記憶することを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    コンテンツに関する管理テーブルを有し、
    前記管理テーブルは、登録された機能を示す登録機能名と、コンテンツのタイトルに関する情報と、コンテンツのタイトルに関する情報に使用するパラメータと、コンテンツと前記登録機能を一意に特定するためのコンテンツ識別子命名規則を含んでいることを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項10記載の情報処理装置において、
    前記コンテンツ作成部は、前記管理テーブルを用いて変換処理し前記第1のコンテンツに関する情報から第2のコンテンツに関する情報を作成することを特徴とする情報処理装置。
  12. 請求項7記載の情報処理装置において、
    登録される機能を管理する登録機能管理テーブルを有し、
    前記登録機能管理テーブルは、情報処理装置に登録されている登録機能名と、情報処理装置に登録されている機能を識別可能な機能識別子と、登録機能を実行する際に必要な必要パラメータとを含んでいることを特徴とする情報処理装置。
  13. 請求項12記載の情報処理装置において、
    前記受信部により受信される前記第1のコンテンツに関する情報は、前記第1のコンテンツを識別するためのコンテンツ識別子を有し、
    前記コンテンツ識別子と前記登録機能管理テーブルの機能識別子を用いて前記情報処理装置に登録された機能の中から所定の登録機能を選択可能にする登録機能制御部を備えることを特徴とする情報処理装置。
  14. 請求項13に記載の情報処理装置において、
    前記登録機能制御部は、新規に追加する登録機能に応じて、登録機能管理テーブルの各要素を更新することを特徴とする情報処理装置。
  15. DLNAの枠組みで外部装置より第1のコンテンツに関する情報を受信し、
    り受信された前記第1のコンテンツに関する情報を用いて変換処理し第2のコンテンツに関する情報を作成し、
    前記第1のコンテンツに関する情報と前記第2のコンテンツに関する情報とを記憶し、さらに、新しく機能を追加する指示を受けた場合に機能プログラムを記憶し、
    前記新たに追加される機能プログラムを記憶する場合に、前記DLNAの枠組みはそのままにして前記新たに追加された機能プログラムを記憶するように制御し、
    前記記憶された前記第1及び第2のコンテンツに関する情報を出力することを特徴とする情報処理方法。
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