JP2009246904A - 通信装置、通信方法、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信帯域不足に起因した通信妨害を抑制して、良好な通信環境を維持することのできる通信装置を提供する。
【解決手段】無線アクセス手段を備え、無線アクセス手段を使用してコンテンツデータを送信することが可能な通信装置(サーバ機器12)として、当該サーバ機器12よりコンテンツデータの送信処理が開始された場合に、当該サーバ機器12が通信を実施するのに使用可能な残りの通信帯域を算出し、残りの通信帯域以上のレートを持つコンテンツの、クライアント機器13,14への公開、及び送信をしないようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、コンテンツを送信する通信装置、通信方法、プログラムに関する。
インターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介したデータ通信の普及に伴い、家庭内においても、家電機器や、コンピュータ、その他の周辺機器をネットワークに接続し、機器間通信を実現したホームネットワークが多く利用されている。
例えばDLNA(Digital Living Network Alliance)は、家庭内のあらゆる場所で、どんな電気製品からも、コンテンツを簡単且つ便利に楽しむことができるシームレスで相互接続可能なネットワークの仕組みを提唱している。この仕組みによれば、AV(Audio
Visual)コンテンツなどの情報が、ネットワーク上のどの機器にあっても、ネットワーク上のどの機器でも視聴することができる。従って、コンテンツの保管場所にとらわれず、例えば、離れた部屋にある機器のコンテンツを別の部屋で視聴することができ、利便性が高まる。
また、DLNAの拡張として、宅内のDLNA環境を宅外からも利用できるようにするシステムも検討されている。本技術は、複数の機器をインターネット経由でSIP(Session
Initiation Protocol)により接続し、DLNAとSIPを取り持つためのゲートウェアの役割を果たすルータを宅内に設置する。これにより、宅内にあるルータが認証を行うことで仮想のDLNA機器となり、遠隔地にある実際のDLNA機器から操作できるようになる。
今後、機器のDLNA対応及びネットワーク対応が進むと、ネットワーク上にて複数の通信データが競合する場合があると想定される。特に宅内のDLNA機器に、宅外から不特定多数のユーザがアクセスして、コンテンツの送受信を行うような場合、複数の通信データが競合し、通信帯域が不足することによって、遅延が許容されないストリーミングデータの配信遅れなどの問題が発生する。
こうした課題を解決する方法として、特許文献1には、プライオリティQoS(Quality of Service)技術をベースとして、優先度処理データに対するリソース配分を高め、優先度処理データの通信品質を向上する方法が開示されている。また、DLNAのガイドラインにおいても、帯域予約ベースのQoSの仕組みである有線LANの802.1Dや、無線LANのWMM(Wi-Fi
Multimedia)がオプションとして規定されており、通信帯域不足によって、ストリーミングデータ配信の破綻が発生しないような仕組みが提唱されている。
特開2005−130150号公報 DLNA Networked device Interoperability Guidelines(expanded:October2006) 7.1章 Networking and Connectivity: QoSRequirements
特許文献1に記載された方法を用いても、複数のストリーミング配信を並行して行った場合には、通信品質を保証できなくなり、良好な通信環境が維持できなくなる場合が発生する。例えば、同一の優先度に設定されたコンテンツのストリーミング配信を複数(n本)並列して実行した場合に、n本のストリーミングを伝送するための十分なネットワーク帯域がない場合にはく、n本のストリーミングのいずれもが、クライアント側でリアルタイム再生を行うための十分な転送レートを維持することができず、当該クライアント機器において再生画像の乱れや音声途切れ等の通信障害を発生させてしまう。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、通信帯域不足に起因した通信障害がおきにくくする通信装置、通信方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
また、この発明は、良好な通信環境を維持することができるようにする通信装置、通信方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
こうした目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る通信装置は、
ネットワークを通じて他の通信装置にコンテンツデータを送信する通信装置において、
当該通信装置から前記他の通信装置へ送信するコンテンツデータの候補を特定するコンテンツ候補情報を保持するコンテンツ候補情報記憶手段と、
この通信装置が使用可能な総通信帯域のうち、その時点で使用可能な通信帯域を示す残通信帯域情報を求める残通信帯域情報取得手段と、
前記コンテンツ候補情報により特定されるコンテンツデータを他の通信装置へ送信するコンテンツ送信手段と、
前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報と前記残通信帯域情報取得手段により求められた残通信帯域情報とに基づいて、前記コンテンツ送信手段によるコンテンツデータの送信を制御する通信制御手段と、
を備える、ことを特徴とする。
また、本発明の第2の観点に係る通信方法は、
他の通信装置へ送信するコンテンツデータの候補を特定する候補情報を記憶し、
コンテンツの送信に使用可能な総通信帯域のうち、その時点で使用可能な通信帯域を示す残通信帯域を求め、
前記コンテンツ候補情報と前記残通信帯域とに基づいて、コンテンツデータの送信を制御する、
ことを特徴とする。
また、本発明の第3の観点に係るコンピュータプログラムは、
コンピュータを、
ネットワークを通じて他の通信装置にコンテンツデータを送信する通信装置において、
当該通信装置から前記他の通信装置へ送信するコンテンツデータの候補を特定するコンテンツ候補情報を保持するコンテンツ候補情報記憶手段、
この通信装置が使用可能な総通信帯域のうち、その時点で使用可能な通信帯域を示す残通信帯域情報を求める残通信帯域情報取得手段、
前記コンテンツ候補情報により特定されるコンテンツデータを他の通信装置へ送信するコンテンツ送信手段、
前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報と前記残通信帯域情報取得手段により求められた残通信帯域情報とに基づいて、前記コンテンツ送信手段によるコンテンツデータの送信を制御する通信制御手段、
として機能させる。
本発明によれば、通信帯域不足に起因した通信障害がおきにくくすることができる。
また、本発明によれば、良好な通信環境を維持することができるようになる。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図6を参照して、この発明に係る通信装置を具体化した第1の実施形態について説明する。なお、この第1の実施形態では、一例として、通信装置が、サーバ機器としてネットワークに接続されて、複数のクライアント機器と共に無線通信システムを構築する場合について説明する。
この実施形態に係る通信システムは、図1に示すように、コンテンツデータの格納及び配信を行うサーバ機器12と、コンテンツデータを視聴するクライアント機器13、14と、これらサーバ・クライアント機器間での通信(IP通信)を制御する通信制御装置11と、から構成されている。サーバ機器12とクライアント機器13,14とは、通信制御装置11を介してネットワーク10に接続されている。通信制御装置11は、例えばIEEE802.11n等の無線通信システムに対応したアクセスポイントやスイッチングハブ等から構成される。サーバ機器12、及びクライアント機器13,14は、それぞれUPnP(Universal
Plug and Play)に対応した機器である。
UPnPは、家庭内のパソコンや周辺機器、AV機器、電話、家電製品などの機器を、ネットワークを通じて接続し、相互に機能を提供し合うための技術仕様である。UPnPでは、ネットワークの基本構成として、デバイス、サービス、コントロールポイントが定義されている。ここで、デバイスは、UPnPに対応した機器である。サービスは、デバイスが提供する機能を表す最小単位である。コントロールポイントは、デバイスの持っているサービスを制御し、利用するものである。各デバイスは、最低1つのサービスを有しているが、1つの機器に1つの機能とは限らず、1つの機器の中に複数のデバイス機能を持たせることもできる。さらに、コントロールポイントとデバイスとが一体となっている機能を考えることもできる。
この実施形態に係る通信システムでは、クライアント機器13,14が上記コントロールポイントを構成する。サーバ機器12は、UPnP AV(Universal
Plug and Play Audio Visual:UPnP規格をAVコンテンツ向けに特化させた規格)で定義されるメディアサーバとしてのサービスを有するデバイスであり、コンテンツデータを保有し、クライアント機器13,14に提供する。
図2に詳細構成を示すように、サーバ機器12は、通信部21と、制御部22と、記憶部23と、公開コンテンツ情報管理処理部24と、通信帯域管理処理部25と、から構成されている。これら各部21〜25は、バス20を介して相互接続されている。
通信部21は、ネットワーク10においてIP通信を行うための通信インタフェースであり、例えば無線LANやCDMA(Code Division Multiple
Access)等の無線通信方式(又は無線通信規格)に対応した変復調回路や通信プロトコル(以下、無線アクセス手段という)が実装されている。この通信部21は、各種データの受信及び送信を行うようになっており、例えばクライアント機器13,14からの各種要求、例えば機器情報の取得要求やコンテンツ情報の取得要求等を受信し、機器情報や、コンテンツ情報、さらにはコンテンツデータなどを送信する。
制御部22は、例えばCPU(Central Processing Unit)等からなり、所定の制御プログラムを実行し、サーバ機器12全体の動作を統括制御する。サーバ機器12は、この制御部22で実行される制御プログラムにより、デバイスとしての機能、及び上記UPnPAVで定義されるメディアサーバとしての機能を発揮することができる。
この制御部22の構成をより詳しくみると、当該制御部22は、図2に示すように、通信処理制御部220と、機器存在通知処理制御部221と、機器情報送信処理制御部222と、コンテンツ情報送信処理制御部223と、コンテンツ送信処理制御部224と、を有する。
ここで、通信処理制御部220は、上記通信部21に対し、その通信機能の動作状態を変更する旨指示し、その動作状態を、例えば無線信号の捕捉、送信、受信、受信待機などに制御(変更)する。また、通信部21が備える通信機能(詳しくは後述)の動作状態の管理も併せて行う。
機器存在通知処理制御部221は、
・当該サーバ機器12がネットワーク10に接続された際、自機器がネットワーク内に存在していることを周知するための機器存在通知。
・当該サーバ機器12がネットワーク10から切断された際、自機器がネットワークから離脱したことを周知するための機器離脱通知。
といった各通知を送信するものであり、その通知についての送信処理及びその制御を行う。また、クライアント機器13,14からの要求のうち、機器存在通知要求(機器存在通知を要求するコマンド)についての受信処理及びその制御も行う。
機器情報送信処理制御部222は、クライアント機器13,14からの要求のうち、詳細機器情報送信要求についての受信処理及びその制御を行う。また、クライアント機器13,14に対する詳細機器情報の送信処理及びその制御も行う。なお、詳細機器情報としては、例えば製造シリアル番号やメーカ名等といったメーカ情報のほか、当該デバイスが提供するサービスのリスト等が記載される。
コンテンツ情報送信処理制御部223は、クライアント機器13,14からの要求のうち、コンテンツ情報送信要求についての受信処理及びその制御を行う。また、クライアント機器13,14に対するコンテンツ情報の送信処理及びその制御も行う。なお、コンテンツ情報は、例えばサーバ機器12にデジタルデータとして格納されている。コンテンツ情報は、例えばクライアント機器13,14に提供可能なコンテンツの属性情報や階層情報から構成される。
コンテンツ送信処理制御部224は、クライアント機器13,14からの要求のうち、コンテンツデータ送信要求についての受信処理及びその制御を行う。また、クライアント機器13,14に対するコンテンツデータの送信処理及びその制御も行う。さらに、コンテンツ送信処理制御部224からクライアント機器13,14のいずれかへのコンテンツ送信が開始されたときには、公開コンテンツ情報管理処理部24(詳しくは図5に示す公開コンテンツ情報管理制御部540)へその旨(イベント通知)を送信する。
サーバ機器12における記憶部23は、図2に示されるように、大きくは、当該サーバ機器12からクライアント機器13,14に提供するコンテンツデータを格納するコンテンツ記憶部230と、当該サーバ機器12によるコンテンツ送信等の通信に使用可能な通信帯域情報を格納する総通信帯域情報記憶部231と、所定のコンテンツ一覧情報を格納する公開コンテンツ情報記憶部232と、から構成されている。これら各部はいずれも、不揮発性の記憶媒体であり、例えばROM(Read
Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等からなる。なお、上記コンテンツ一覧情報は、当該サーバ機器12がクライアント機器13,14に対して提供可能なコンテンツデータの一覧(コンテンツ候補情報)及びそれに関連する情報である。例えば上述のコンテンツ情報送信処理制御部223が、クライアント機器13,14に対してコンテンツ情報を送信する際には、このコンテンツ一覧情報を参照して、提供可能なコンテンツ情報を送信する。
ここで、上記総通信帯域情報記憶部231に格納される通信帯域情報には、総通信帯域情報が含まれる。総通信帯域情報は、当該サーバ機器12が通信を何も行っていないときに、コンテンツ送信等の通信を実行するのに使用可能な通信帯域を示す情報であり、図3に示すように、転送レートCB(任意の値)で表すことも、あるいは図4(a)に示すように、送信負荷量(例えば「100」)で表すことも可能である。
また、公開コンテンツ情報記憶部232に保持されるコンテンツ一覧情報には、コンテンツデータの候補ごとにそのコンテンツデータの通信に必要な通信帯域であるデータ通信帯域情報が含まれる。
例えば図4(b)に示すように、上記コンテンツ一覧情報を、「インデックス番号(#)」「種別」「画質」「圧縮方式」「送信負荷量」といった項目からなる送信負荷量算出テーブルとする。ここで、「インデックス番号」は、「種別」「画質」「圧縮方式」「送信負荷量」を1組(1グループ)とするグループごとに割り当てられ、それら各グループを識別するものである。「種別」は、ビデオやオーディオ等のコンテンツの種類を示すものである。「画質」は、コンテンツの画像解像度(例えばSD、HD、Full
HD(Full High Definition)、QVGAなど)を示すパラメータである。「圧縮方式」は、コンテンツの圧縮方式(例えばMP3、MPEG2、MPEG4、H.264など)を示すものである。「送信負荷量」は、「種別」「画質」「圧縮方式」の3つのパラメータで一意に決定される値であり、コンテンツデータを送信する際に使用される通信帯域の広さ(データ通信帯域)を示すものである。
こうした送信負荷量算出テーブルにおいて、例えば先の図4(a)に示したように、送信負荷量が「100」である場合には、例えば圧縮方式MPEG2でFull HD画質のコンテンツ3本(=送信負荷量「96」)と、圧縮方式MPEG2でSD画質のコンテンツ1本(=送信負荷量「4」)とを、同時に送信可能ということになる。なお、画質を示すパラメータは、コンテンツサイズ(画素数)や、フレームレート、転送レート等であってもよい。また、図4(b)の例では、種別を「Video(ビデオ)」のみとしたが、オーディオのコンテンツを追加してもよい。また、送信負荷量を決定するパラメータも、図4(b)の例では「種別」「画質」「圧縮方式」を用いるようにしたが、「コンテンツのフレームレート情報」「転送レート情報」「コンテンツサイズ情報」など、他のパラメータを使用して算出(判別)するようにしてもよい。さらに、上記図4(b)のテーブルは、コンテンツのストリーミング送信を想定したものとなっているが、他の通信、例えばリアルタイムな通信が要求されるVoIP(Voice
Over IP)通信や、コンテンツのダウンロード通信、アップロード通信、又はこれら多種の通信の各々について、上記のようなテーブルを作成するようにしてもよい。送信負荷量を決定するパラメータや、コンテンツの種別、あるいは通信の種別を増やすことで、通信帯域の管理の精度を向上させることが可能となる。
なお、データ転送帯域情報は、コンテンツを送信するために必要となる帯域や・通信レートを特定できるならば、その種類やフォーマットは任意である。例えば、データ通信帯域情報を、コンテンツデータの候補と、そのコンテンツを送信するために要求される単位時間あたりの通信量を表す転送レートとを対応付けるテーブルから構成してもよい。
さらに、総通信帯域情報は、図3,図4に示した例以外に、同時に送信可能なコンテンツ数で表してもよい。こうしたコンテンツ数による場合は、コンテンツの画質や圧縮方式等のパラメータで通信帯域を管理しないため、図4の例に比べて通信帯域の管理の精度は劣るものの、当該サーバ機器12内で容易に通信帯域を管理できるというメリットがある。
上記総通信帯域情報(例えば図3又は図4に示す情報)を、総通信帯域情報記憶部231に格納する方法としては、例えば工場出荷時に予め格納しておく方法が考えられる。また、それ以外の方法としては、例えばユーザに当該サーバ機器12や通信制御装置11(図1)の型番を入力させることで、ネットワーク10を介して(サーバ経由で)その型番に応じた送信通信帯域情報を取得し、総通信帯域情報記憶部231に格納するという方法も考えられる。
サーバ機器12における公開コンテンツ情報管理処理部24(図2)は、その詳細構成を図5に示すように、公開コンテンツ情報管理処理部24全体の処理の制御を行う公開コンテンツ情報管理制御部540と、残通信帯域算出部550で算出(判別)された残通信帯域情報(詳しくは後述)に基づいて、残通信帯域以上の転送レートを持つコンテンツ、すなわち送信することができないコンテンツの抽出を行う送信不可コンテンツ抽出部542と、送信不可コンテンツ抽出部542での抽出結果に基づいて、クライアント機器に対して送信することができないコンテンツがあるか否かの判定を行う送信不可コンテンツ所持判定部543と、送信不可コンテンツ抽出部542の情報に基づいて、公開コンテンツ情報記憶部232のコンテンツ一覧情報を更新する公開コンテンツ情報更新部541と、から構成されている。この公開コンテンツ情報管理処理部24は、こうした構成により、公開コンテンツ情報記憶部232に格納されているコンテンツ情報(コンテンツ一覧情報)の生成や更新を行う。
サーバ機器12における通信帯域管理処理部25(図2)は、その詳細構成を図5に示すように、総通信帯域情報記憶部231(図2)を参照して総通信帯域情報を取得する総通信帯域取得部551と、コンテンツ送信処理制御部224(図2)で管理されているコンテンツの送信状況を参照して、通信に使用している帯域(以下、使用通信帯域情報という)を算出する使用通信帯域算出部552と、これら各部551,552により取得・算出された情報に基づいて残通信帯域情報を算出する残通信帯域算出部550と、から構成されている。この通信帯域管理処理部25は、こうした構成により、当該サーバ機器12により使用することができる残りの通信帯域情報(残通信帯域情報)を管理する。なお、ここで管理される残通信帯域情報は、当該サーバ機器12がコンテンツ送信等の通信をしている最中に並行して他の通信を行うために使用することのできる通信帯域を示すものである。すなわち、当該サーバ機器12が通信を何も行っていないときは、総通信帯域と残通信帯域とが等しくなる。
より詳しくは、上記使用通信帯域算出部552は、例えば図3で示した総通信帯域情報の場合には、公開コンテンツ情報記憶部232に格納されているコンテンツ一覧情報において、送信中のコンテンツの転送レートを参照することで、使用通信帯域情報を算出する。この算出については、その他、コンテンツのファイルサイズをコンテンツの再生時間で除算することによりコンテンツの転送レートを算出する方法も考えられる。また、図4に示した総通信帯域情報の場合には、当該使用通信帯域算出部552は、総通信帯域情報記憶部231に格納される図4(b)の送信負荷量算出テーブルを参照することで、送信中のコンテンツの送信負荷量を算出し、使用通信帯域情報を得る。なお、使用通信帯域算出部552は、使用通信帯域情報を算出する際、コンテンツ送信処理制御部224で管理されているコンテンツの送信状況だけでなく、通信処理制御部220で管理される他のアプリケーション(VoIP通信やインターネット通信等)の通信状況を参照するようにしてもよい。そうすることで、より精度の高い使用通信帯域情報を算出することができる。
残通信帯域算出部550は、この使用通信帯域算出部552により取得された使用通信帯域情報を用い、上記総通信帯域取得部551により取得された総通信帯域情報から、その使用通信帯域情報を減算して、残通信帯域情報を算出する。
次に、上記のような構成を有する第1の実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)が、公開コンテンツ情報記憶部232に格納されるコンテンツ一覧情報を生成(更新)する際の動作の一例について説明する。すなわち、当該サーバ機器12は、このコンテンツ一覧情報の生成に際して、図6に示すような処理を実行する。具体的には、当該サーバ機器12は、例えば当該サーバ機器12の電源がオンされたことにより、同図6の処理を開始し、その処理の終了の度に再度開始することで、繰り返し同図6の処理を実行する。
この図6の処理においては、ステップS600で、公開コンテンツ情報管理制御部540がコンテンツ送信処理制御部224からのイベント通知を受信したか否かを判定し、同イベント通知を受信した旨判定されるまで、繰り返し同ステップS600においてその受信判定処理を行う。なお、このイベント通知は、コンテンツ送信処理制御部224からクライアント機器13,14のいずれか(以下、要求クライアントという)へのコンテンツデータの送信が開始されたときに、同コンテンツ送信処理制御部224から公開コンテンツ情報管理制御部540へ送信されるものである。
そして、同ステップS600において上記イベント通知を受信した旨判定された場合(ステップS600;Yes)には、続くステップS601において、総通信帯域情報を取得する。この総通信帯域情報の取得に際しては、公開コンテンツ情報管理制御部540が、残通信帯域算出部550に対し、残通信帯域情報の算出を要求する。次いで、この要求を受けた残通信帯域算出部550が、総通信帯域取得部551に対し、総通信帯域情報の取得を指示(要求)する。そして、この総通信帯域取得部551が、その指示(要求)を受け、総通信帯域情報記憶部231を参照することで、総通信帯域情報を取得する。
続くステップS602では、使用通信帯域算出部552が、残通信帯域算出部550からの要求を受け、コンテンツ送信処理制御部224で管理されているコンテンツデータの送信状況と、公開コンテンツ情報記憶部232に格納されているコンテンツ一覧情報とをそれぞれ参照して、使用通信帯域情報を算出する。なお、この使用通信帯域情報の算出においては、送信負荷量算出テーブル(図4(b))を参照して、使用通信帯域情報を示す送信負荷量を算出するようにしてもよい。
続くステップS603では、残通信帯域算出部550が、上記ステップS601,S602で取得・算出された総通信帯域情報及び使用通信帯域情報に基づいて、残通信帯域情報を算出する。そして、その算出した残通信帯域情報を、公開コンテンツ情報管理制御部540へ送信する。
続くステップS604では、公開コンテンツ情報管理制御部540が、送信不可コンテンツ抽出部542に対し、残通信帯域以上の転送レートを持つコンテンツデータの抽出を要求する。送信不可コンテンツ抽出部542は、この要求を受け、上記ステップS603で算出された残通信帯域情報に基づいて、残通信帯域以上の転送レートを持つコンテンツデータ、すなわちクライアント機器(要求クライアント)に対して送信することができないコンテンツデータの抽出を行う。
続くステップS605では、公開コンテンツ情報管理制御部540が、送信不可コンテンツ所持判定部543に対し、判定を要求する。そして、送信不可コンテンツ所持判定部543が、この要求を受けて、上記ステップS604の抽出結果を使用し、クライアント機器に対して送信することができないコンテンツデータがあるか否かの判定を行うとともに、その判定結果を公開コンテンツ情報管理制御部540に送信する。このステップS605の判定処理において、送信不可コンテンツ所持判定部543により送信できないコンテンツデータがない旨判定された場合(ステップS605;No)には、この図6の処理を終了する。他方、このステップS605の判定処理において、送信不可コンテンツ所持判定部543により送信できないコンテンツデータがあると判定された場合(ステップS605;Yes)には、ステップS606に進む。
このステップS606では、公開コンテンツ情報管理制御部540が、公開コンテンツ情報更新部541に対し、コンテンツ一覧情報の更新を要求する。そして、公開コンテンツ情報更新部541が、この要求を受け、上記ステップS604で抽出された情報に基づいて、公開コンテンツ情報記憶部232のコンテンツ一覧情報を更新する。このコンテンツ一覧情報の更新では、送信不可コンテンツ抽出部542で抽出されたコンテンツを公開コンテンツ情報記憶部232のコンテンツ一覧情報からはずすことで、クライアント機器13,14からの当該コンテンツデータのストリーミング送信要求を受け付けないようにする。また、コンテンツ一覧情報からはずされることにより、通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータは、クライアント機器13,14に公開されなくなる。
以上説明したように、この第1の実施形態に係る通信装置によれば、以下のような効果が得られる。
(1)この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)は、ネットワーク10にアクセスするアクセス手段(通信部21)を備え、ネットワーク10を通じて他の通信装置(クライアント機器13,14)へ所定のコンテンツデータを送信する通信装置として、当該サーバ機器12からクライアント機器13,14へ送信するコンテンツデータの候補を示すコンテンツ候補情報(コンテンツ一覧情報)を保持するコンテンツ情報記憶手段(公開コンテンツ情報記憶部232)と、当該サーバ機器12が使用可能な総通信帯域のうち、その時に使用可能な通信帯域を示す残通信帯域情報を算出する残通信帯域算出手段(残通信帯域算出部550、図6のステップS603)と、コンテンツ一覧情報に示される候補のうち、1乃至複数のコンテンツデータをクライアント機器13,14へ送信するコンテンツ送信手段(コンテンツ送信処理制御部224)と、公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報と残通信帯域算出部550により算出された残通信帯域情報とに基づいて、コンテンツ送信処理制御部224によるコンテンツデータの送信を制御する通信制御手段(公開コンテンツ情報管理処理部24)と、を備える。こうした構成であれば、クライアント機器13,14へのコンテンツデータの送信が、残通信帯域情報に見合ったかたちで行われるようになる。このため、例えば新たなストリーミングデータの配信を開始しようとする時点で他のストリーミング配信が実行中である場合などにおいても、その既存のストリーミング配信の帯域を奪ってストリーミング配信の遅延を発生させるといった通信妨害を起こすことなく、良好な通信環境を維持することが可能となる。
(2)当該サーバ機器12では、上記公開コンテンツ情報管理処理部24が、公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報と残通信帯域算出部550により算出された残通信帯域情報とに基づいて、コンテンツ一覧情報に示される候補のうち、1乃至複数のコンテンツデータの送信を禁止するものである。このように、残通信帯域情報に基づいてコンテンツデータの送信を禁止することで、コンテンツ一覧情報に示される候補のうち、残通信帯域情報に相応なデータだけを送信することが可能になる。
(3)当該サーバ機器12では、公開コンテンツ情報記憶部232に保持されるコンテンツ一覧情報が、コンテンツデータの候補ごとにそのコンテンツデータの通信に必要な通信帯域であるデータ通信帯域(例えば転送レートや送信負荷量等)を示すものとなっている(図4(b))。そして、公開コンテンツ情報管理処理部24が、残通信帯域算出部550により算出された残通信帯域情報と公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報とに基づいて、残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータを抽出する送信不可コンテンツ抽出部542(図6のステップS604)と、該送信不可コンテンツ抽出部542により抽出されたコンテンツデータに基づいて、残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータがあるか否かの判定を行う送信不可コンテンツ所持判定部543(図6のステップS605)と、該送信不可コンテンツ所持判定部543により残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータがある旨判定された場合に、上記公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報から、その残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータをはずすことによってそのコンテンツデータの送信を禁止するコンテンツ候補更新手段(公開コンテンツ情報更新部541、図6のステップS606)と、から構成されている。こうした構成により、残通信帯域以下のデータ通信帯域を持つコンテンツデータだけからなるコンテンツ一覧情報に基づいて、再生画像の乱れや音声途切れのないコンテンツデータだけを上記クライアント機器13,14へ送信することが可能になる。
(4)当該サーバ機器12は、該サーバ機器12が通信を実行するために使用可能な総通信帯域を示す総通信帯域情報を保持する総通信帯域情報記憶手段(総通信帯域情報記憶部231)と、上記公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報に基づいて、総通信帯域のうち、その時のコンテンツデータ送信に使用している通信帯域を示す使用通信帯域情報を算出する使用通信帯域算出部(使用通信帯域算出部552、図6のステップS601,S602)と、を備える。そして、残通信帯域算出部550が、総通信帯域情報記憶部231により保持されている総通信帯域情報と、使用通信帯域算出部552により算出された使用通信帯域情報とに基づいて、残通信帯域情報を算出するもの、となっている。こうした構成とすることで、高い精度で残通信帯域情報を算出することが可能になる。
(5)当該サーバ機器12は、コンテンツ送信処理制御部224によりクライアント機器13,14へのコンテンツデータの送信が開始されたか否かを判定するコンテンツ送信開始判定手段(公開コンテンツ情報管理制御部540、図6のステップS600)を備える。そして、残通信帯域算出部550が、公開コンテンツ情報管理制御部540によりコンテンツデータの送信が開始された旨判定された場合に、残通信帯域情報を算出するもの、となっている。こうした構成であれば、クライアント機器13,14へのコンテンツデータの送信が開始される都度、残通信帯域情報を計算し直して、より正確な情報を得ることができるようになる。
(第2の実施形態)
次に、図7〜図8を参照して、この発明に係る通信装置を具体化した第2の実施形態について説明する。なお、ここでは主に、上記第1の実施形態との相違点について説明し、共通する部分についての説明は割愛する。
この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)は、第1の実施形態における公開コンテンツ情報管理処理部24(図2、図5)に代えて、図7に示すようなコンテンツ送信判定制御処理部70を備える。
同図7に示すように、このコンテンツ送信判定制御処理部70は、大きくは、当該コンテンツ送信判定制御処理部70全体の処理の制御を行うコンテンツ送信判定制御部700と、残り通信帯域の多少についての判定を行うコンテンツ送信判定部701と、から構成されている。
より詳しくは、コンテンツ送信判定制御部700は、コンテンツ送信処理制御部224からクライアント要求の通知を受け、残通信帯域算出部550に対し、残通信帯域情報の算出を要求する。そして、残通信帯域算出部550により算出(算出方法は第1の実施形態と同様)された残通信帯域情報を取得して、その残通信帯域情報をコンテンツ送信判定部701に通知する。なお、上記コンテンツ送信処理制御部224からのクライアント要求の通知は、クライアント機器13,14のいずれか(要求クライアント)からコンテンツデータのストリーミング送信要求があった場合に、該コンテンツ送信処理制御部224により送信されるものである。
コンテンツ送信判定部701は、こうしてコンテンツ送信判定制御部700から通知(送信)された残通信帯域情報と、クライアント機器(要求クライアント)からストリーミング送信要求のあったコンテンツデータの転送レート(例えばコンテンツ一覧情報から取得)とを比較することにより、クライアント機器へストリーミング送信する通信帯域が残っているか否かの判定を行うとともに、その判定結果をコンテンツ送信判定制御部700に送信する。
次に、上記のような構成を有する第2の実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)が、クライアント機器(要求クライアント)からのコンテンツデータ送信要求に対するレスポンスを生成する際の動作の一例について説明する。すなわち、当該サーバ機器12は、このレスポンスの生成に際して、図8に示すような処理を実行する。具体的には、当該サーバ機器12は、例えば当該サーバ機器12の電源がオンされたことにより、同図8の処理を開始し、その処理の終了の度に再度開始することで、繰り返し同図8の処理を実行する。
この図8の処理においては、ステップS800で、コンテンツ送信判定制御部700がコンテンツ送信処理制御部224からのイベント通知を受信したか否かを判定し、同イベント通知を受信した旨判定されるまで、繰り返し同ステップS800においてその受信判定処理を行う。なお、このイベント通知は、コンテンツ送信処理制御部224がクライアント機器13,14のいずれか(要求クライアント)からのストリーミング送信要求を受けたときに、同コンテンツ送信処理制御部224からコンテンツ送信判定制御部700へ送信されるものである。
そして、同ステップS800において上記イベント通知を受信した旨判定された場合(ステップS800;Yes)には、続くステップS801〜S803において、前述のステップS601〜S603(第1の実施形態)と同様の処理を行う。ただし、本実施形態における通信帯域管理処理部25の処理制御は、図7に示すように、前述の公開コンテンツ情報管理制御部540に代わって、コンテンツ送信判定制御部700が行う。
ステップS803において残通信帯域情報を算出した後、これに続くステップS804においては、コンテンツ送信判定制御部700が、コンテンツ送信判定部701に対し、判定を要求する。そして、コンテンツ送信判定部701は、この要求を受け、クライアント機器(要求クライアント)からストリーミング送信要求のあったコンテンツデータの転送レートが残通信帯域以下のものであるか否かの判定を行う。
このステップS804の判定処理において、コンテンツ送信判定部701より、クライアント機器(要求クライアント)からストリーミング送信要求のあったコンテンツデータの転送レートが残通信帯域以上、すなわちストリーミング送信不可であると判定された場合(ステップS804;No)には、続くステップS806において、コンテンツ送信判定制御部700が、コンテンツ送信処理制御部224に対し、ストリーミング送信不可である旨を通知する。その後、コンテンツ送信処理制御部224は、通信部21(図2)を介してクライアント機器(要求クライアント)に対し、適切なHTTPステータスコードを設定したストリーミング送信要求に対するレスポンスを送信する。
他方、上記ステップS804の判定処理において、コンテンツ送信判定部701より、コンテンツデータの転送レートが残通信帯域以下、すなわちストリーミング送信可能であると判定された場合(ステップS804;Yes)には、続くステップS805において、コンテンツ送信判定制御部700が、コンテンツ送信処理制御部224に対し、ストリーミング送信可能である旨を通知する。その後、コンテンツ送信処理制御部224は、通信部21を介してクライアント機器(要求クライアント)に対し、要求のあったコンテンツデータの送信処理を行う。
以上説明したように、この第2の実施形態に係る通信装置によれば、前記(1)(2)(4)の効果に加え、以下のような効果が得られる。
(6)この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)は、コンテンツ一覧情報に示される候補のいずれかのコンテンツデータについて、クライアント機器13,14からストリーミング送信要求があったか否かの判定を行うストリーミング送信要求判定手段(コンテンツ送信判定制御部700、図8のステップS800)を備える。そして、コンテンツ一覧情報は、コンテンツデータの候補ごとにそのコンテンツデータの通信に必要な通信帯域であるデータ通信帯域を示すものとなっている。さらに、当該サーバ機器12は、コンテンツ一覧情報と残通信帯域情報とに基づいて、コンテンツ一覧情報に示される候補のうち、1乃至複数のコンテンツデータの送信を禁止するコンテンツ送信判定制御処理部70を備え、このコンテンツ送信判定制御処理部70が、コンテンツ送信判定制御部700によりストリーミング送信要求があった旨判定された場合に、残通信帯域算出部550により算出された残通信帯域情報と公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報とに基づいて、そのストリーミング送信要求のあったコンテンツデータのデータ通信帯域が残通信帯域以下であるか否かを判定するコンテンツ送信判定部(コンテンツ送信判定部701、図8のステップS804)と、コンテンツ送信判定部701によりストリーミング送信要求のあったコンテンツデータのデータ通信帯域が残通信帯域以下でない旨判定された場合に、そのストリーミング送信要求のあったコンテンツデータの送信を禁止するストリーミング送信禁止部(コンテンツ送信判定制御部700、図8のステップS806)と、から構成されるものとなっている。これにより、再生画像の乱れや音声途切れのないコンテンツデータだけを上記クライアント機器13,14へ送信することが可能になる。
(第3の実施形態)
次に、図9〜図10を参照して、この発明に係る通信装置を具体化した第3の実施形態について説明する。なお、ここでは主に、上記第1の実施形態との相違点について説明し、共通する部分についての説明は割愛する。
この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)は、第1の実施形態における公開コンテンツ情報管理処理部24(図2、図5)に代えて、図9に示すようなトランスコード制御処理部90を備える。
同図9に示すように、このトランスコード制御処理部90は、大きくは、トランスコード制御処理部90全体の処理の制御を行うトランスコード制御部900と、送信不可コンテンツ抽出部903及び送信不可コンテンツ所持判定部904と、送信不可コンテンツ抽出部903で抽出されたコンテンツデータについて、残通信帯域以下の転送レートになるようトランスコード処理をするトランスコード処理部901と、該トランスコード処理部901の情報に基づいて、公開コンテンツ情報記憶部232のコンテンツ一覧情報を更新する公開コンテンツ情報更新部902と、から構成されている。
ここで、送信不可コンテンツ抽出部903及び送信不可コンテンツ所持判定部904は、それぞれ第1の実施形態における送信不可コンテンツ抽出部542及び送信不可コンテンツ所持判定部543(図5)に準ずる機能を有するものである。すなわち、送信不可コンテンツ抽出部903は、残通信帯域算出部550で算出された残通信帯域情報に基づいて、送信することができないコンテンツデータ、すなわち残通信帯域以上の転送レートを持つコンテンツデータの抽出を行う。また、送信不可コンテンツ所持判定部904は、送信不可コンテンツ抽出部903による抽出結果に基づいて、クライアント機器に対して送信することができないコンテンツデータがあるか否かの判定を行う。
公開コンテンツ情報更新部902は、上記コンテンツ一覧情報の更新に際して、送信不可コンテンツ抽出部903で抽出されたコンテンツデータをコンテンツ一覧情報から削除してその代わりに、トランスコード処理部901で残通信帯域以下の転送レートになるようトランスコード処理されたコンテンツデータを、新たなコンテンツデータとしてコンテンツ一覧情報に追加する。
次に、上記のような構成を有する第3の実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)が、公開コンテンツ情報記憶部232に格納されるコンテンツ一覧情報を生成(更新)する際の動作の一例について説明する。すなわち、当該サーバ機器12は、このコンテンツ一覧情報の生成に際して、図10に示すような処理を実行する。具体的には、当該サーバ機器12は、例えば当該サーバ機器12の電源がオンされたことにより、同図10の処理を開始し、その処理の終了の度に再度開始することで、繰り返し同図10の処理を実行する。
この図10の処理においては、ステップS1000〜S1005において、前述のステップS600〜S605(第1の実施形態)と同様の処理を行う。ただし、本実施形態における通信帯域管理処理部25の処理制御は、図9に示すように、前述の公開コンテンツ情報管理制御部540に代わって、トランスコード制御部900が行う。
ステップS1005の判定処理において、送信不可コンテンツ所持判定部904により送信できないコンテンツデータがない旨判定された場合(ステップS1005;No)には、この図10の処理を終了する。他方、同ステップS1005において、送信不可コンテンツ所持判定部904により送信できないコンテンツデータがあると判定された場合(ステップS1005;Yes)には、ステップS1006に進む。
ステップS1006において、トランスコード制御部900は、送信不可コンテンツ所持判定部904からの判定結果を受ける。そして、トランスコード処理部901は、トランスコード制御部900からの命令を受けて、上記ステップS1004において送信不可コンテンツ抽出部903により抽出されたコンテンツデータに対して、残通信帯域以下の転送レートになるようトランスコード処理を行う。
そして、ステップS1007において、トランスコード制御部900が、公開コンテンツ情報更新部902に対し、コンテンツ一覧情報の更新を要求する。そして、公開コンテンツ情報更新部902が、この要求(命令)を受け、上記ステップS1006でトランスコード処理された情報に基づいて、公開コンテンツ情報記憶部232のコンテンツ一覧情報を更新する。このコンテンツ一覧情報の更新では、送信不可コンテンツ抽出部903により抽出されたコンテンツデータをコンテンツ一覧情報から削除する。そして、上記ステップS1006において残通信帯域以下の転送レートになるようトランスコード処理されて新たに生成されたコンテンツデータを、そのコンテンツ一覧情報へ追加する。
以上説明したように、この第3の実施形態に係る通信装置によれば、前記(1)(4)(5)の効果に加え、以下のような効果が得られる。
(7)この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)は、公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報と残通信帯域算出部550により算出された残通信帯域情報とに基づいて、コンテンツ候補情報に示される候補のうち、1乃至複数のコンテンツデータを加工するトランスコード制御処理部90を備える。これにより、コンテンツ候補情報に示される候補のうち、通信帯域上、好ましくないコンテンツデータについては、トランスコード制御処理部90の加工により、残通信帯域情報に見合ったデータに変換することができる。
(8)当該サーバ機器12では、公開コンテンツ情報記憶部232に保持されるコンテンツ一覧情報が、コンテンツデータの候補ごとにそのコンテンツデータの通信に必要な通信帯域であるデータ通信帯域情報を含むものとなっている。そして、トランスコード制御処理部90が、公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報と残通信帯域算出部550により算出された残通信帯域情報とに基づいて、残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータを抽出する送信不可コンテンツ抽出部903(図10のステップS1004)と、該送信不可コンテンツ抽出部903により抽出されたコンテンツデータに基づいて、残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータがあるか否かの判定を行う送信不可コンテンツ所持判定部904(図10のステップS1005)と、該送信不可コンテンツ所持判定部904により残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータがある旨判定された場合に、残通信帯域以下のデータ通信帯域になるようにそのコンテンツデータをデータ処理するデータ処理部(トランスコード処理部901、図10のステップS1006)と、から構成される。こうした構成によれば、残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータが残通信帯域以下のデータに加工されるようになり、残通信帯域以下のデータ通信帯域を持つコンテンツデータだけを上記クライアント機器13,14へ送信することが可能になる。
(9)当該サーバ機器12では、トランスコード処理部901が、送信不可コンテンツ所持判定部904により残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータがある旨判定された場合に、その全てが残通信帯域以下のデータ通信帯域になるようにトランスコード処理するもの、となっている。そして、このトランスコード処理部901によるトランスコード処理の後、公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報から残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータを削除し、トランスコード処理したコンテンツデータを新たにコンテンツ一覧情報に含めるコンテンツ候補情報更新手段(公開コンテンツ情報更新部902、図10のステップS1007)を備える。こうした構成であれば、残通信帯域以下のデータ通信帯域を持つコンテンツデータだけからなるコンテンツ一覧情報に基づいて、再生画像の乱れや音声途切れのないコンテンツデータだけを上記クライアント機器13,14へ送信することが可能になる。
なお、トランスコード処理に代えて、他の圧縮処理を行うようにしてもよい。要は、残通信帯域以下のデータ通信帯域になるようコンテンツデータをデータ処理できればよい。
(第4の実施形態)
次に、図11〜図12を参照して、この発明に係る通信装置を具体化した第4の実施形態について説明する。なお、ここでは主に、上記第1の実施形態との相違点について説明し、共通する部分についての説明は割愛する。
この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)は、第1の実施形態における公開コンテンツ情報管理処理部24(図2、図5)に代えて、図11に示すようなストリーミングモード情報更新処理部110を備える。また、公開コンテンツ情報記憶部232に格納されているコンテンツ一覧情報は、コンテンツデータの候補ごとに、そのコンテンツデータがストリーミング送信可能か否かを示すストリーミングモードフラグを有するものとなっている。
同図11に示すように、このストリーミングモード情報更新処理部110は、大きくは、当該ストリーミングモード情報更新処理部110全体の処理の制御を行うストリーミングモードフラグ情報更新制御部1100と、送信不可コンテンツ抽出部1102及び送信不可コンテンツ所持判定部1103と、ストリーミングモードフラグ情報更新部1101と、から構成されている。
ここで、送信不可コンテンツ抽出部1102及び送信不可コンテンツ所持判定部1103は、それぞれ第1の実施形態における送信不可コンテンツ抽出部542及び送信不可コンテンツ所持判定部543(図5)に準ずる機能を有するものである。すなわち、送信不可コンテンツ抽出部1102は、残通信帯域算出部550で算出された残通信帯域情報に基づいて、送信することができないコンテンツ、すなわち残通信帯域以上の転送レートを持つコンテンツの抽出を行う。また、送信不可コンテンツ所持判定部1103は、送信不可コンテンツ抽出部1102による抽出結果に基づいて、クライアント機器に対して送信することができないコンテンツがあるか否かの判定を行う。
ストリーミングモードフラグ情報更新部1101は、公開コンテンツ情報記憶部232に格納されているコンテンツ一覧情報の中の、送信不可コンテンツ抽出部1102で抽出されたコンテンツについては、上記ストリーミングモードフラグを「FALSE(送信不可)」に設定し、公開コンテンツ情報記憶部232のコンテンツ一覧情報を更新する。
次に、上記のような構成を有する第4の実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)が、公開コンテンツ情報記憶部232に格納されるコンテンツ一覧情報を生成(更新)する際の動作の一例について説明する。すなわち、当該サーバ機器12は、このコンテンツ一覧情報の生成に際して、図12に示すような処理を実行する。具体的には、当該サーバ機器12は、例えば当該サーバ機器12の電源がオンされたことにより、同図12の処理を開始し、その処理の終了の度に再度開始することで、繰り返し同図12の処理を実行する。
この図12の処理においては、ステップS1200〜S1205において、前述のステップS600〜S605(第1の実施形態)と同様の処理を行う。ただし、本実施形態における通信帯域管理処理部25の処理制御は、図11に示すように、前述の公開コンテンツ情報管理制御部540に代わって、ストリーミングモードフラグ情報更新制御部1100が行う。
ステップS1205において、送信不可コンテンツ所持判定部1103により、送信できないコンテンツがないと判定された場合(ステップS1205;No)は、この図12の処理を終了する。他方、同ステップS1205において、送信不可コンテンツ所持判定部1103により、送信できないコンテンツがあると判定された場合(ステップS1205;Yes)には、ステップS1206に進む。
ステップS1206において、ストリーミングモードフラグ情報更新制御部1100は、送信不可コンテンツ所持判定部1103からの判定結果を受ける。そして、ストリーミングモードフラグ情報更新部1101は、ストリーミングモードフラグ情報更新制御部1100からの要求を受けて、上記ステップS1204において送信不可コンテンツ抽出部1102により抽出された情報に基づいて、公開コンテンツ情報記憶部232のコンテンツ一覧情報を更新する。このコンテンツ一覧情報の更新では、ストリーミングモードフラグ情報更新部1101が、送信不可コンテンツ抽出部1102により抽出されたコンテンツについてのストリーミングモードフラグを「FALSE」に設定する。これにより、その「FALSE」に設定されたコンテンツは、ストリーミング配信非対応となり、クライアント機器13,14からのストリーミング送信要求を受け付けなくなる。
以上説明したように、この第4の実施形態に係る通信装置によれば、前記(1)(2)(4)(5)の効果に加え、以下のような効果が得られる。
(10)この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)では、公開コンテンツ情報記憶部232に保持されるコンテンツ一覧情報が、コンテンツデータの候補ごとにそのコンテンツデータの通信に必要な通信帯域であるデータ通信帯域を示すとともに、そのコンテンツデータがストリーミング送信可能か否かを示すストリーミングモードフラグを有するものとなっている。そして、当該サーバ機器12は、コンテンツ一覧情報と残通信帯域情報とに基づいて、コンテンツ一覧情報に示される候補のうち、1乃至複数のコンテンツデータの送信を禁止するストリーミングモード情報更新処理部110を備え、このストリーミングモード情報更新処理部110が、公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報と残通信帯域算出部550により算出された残通信帯域情報とに基づいて、残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータを抽出する送信不可コンテンツ抽出部1102(図12のステップS1204)と、該送信不可コンテンツ抽出部1102により抽出されたコンテンツデータに基づいて、残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータがあるか否かの判定を行う送信不可コンテンツ所持判定部1103(図12のステップS1205)と、該送信不可コンテンツ所持判定部1103により残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータがある旨判定された場合に、公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報のうち、その残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータについてストリーミングモードフラグを「FALSE(送信不可)」にセットするフラグセット部(ストリーミングモードフラグ情報更新部1101、図12のステップS1206)と、から構成されるものとなっている。これにより、再生画像の乱れや音声途切れのないコンテンツデータだけを上記クライアント機器13,14へ送信することが可能になる。
(第5の実施形態)
次に、図13を参照して、この発明に係る通信装置を具体化した第5の実施形態について説明する。なお、ここでは主に、上記第1の実施形態との相違点について説明し、共通する部分についての説明は割愛する。
この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)は、第1の実施形態における公開コンテンツ情報管理処理部24(図2、図5)に代えて、図13に示すような機器離脱通知送信処理部130を備える。
同図13に示すように、この機器離脱通知送信処理部130は、大きくは、機器離脱通知送信処理制御部1300と、送信不可コンテンツ抽出部1301及び送信不可コンテンツ所持判定部1302と、から構成されている。なお、上記送信不可コンテンツ抽出部1301及び送信不可コンテンツ所持判定部1302は、それぞれ第1の実施形態における送信不可コンテンツ抽出部542及び送信不可コンテンツ所持判定部543(図5)に準ずる機能を有するものである。
機器離脱通知送信処理制御部1300は、機器離脱通知送信処理部130全体の処理の制御を行い、送信不可コンテンツ所持判定部1302にて、クライアント機器に対して送信することができないコンテンツがあると判定された場合、ネットワーク接続の切断要求を通信処理制御部220(図2)に対して送信するとともに、機器離脱通知の同報送信要求を機器存在通知処理制御部221(図2)に対して送信する。機器存在通知処理制御部221は、この要求を受け、ネットワーク10に接続される全てのクライアント機器(クライアント機器13,14)に対して、当該サーバ機器12が同ネットワーク10から離脱した旨を同報送信する。このように、当該サーバ機器12からネットワークから離脱し、さらにその旨を通知することで、以降、クライアント機器13,14からはコンテンツの送信要求を受け付けなくなる。
以上説明したように、この第5の実施形態に係る通信装置によれば、前記(1)(2)(4)(5)の効果に加え、以下のような効果が得られる。
(11)この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)では、公開コンテンツ情報記憶部232に保持されるコンテンツ一覧情報が、コンテンツデータの候補ごとにそのコンテンツデータの通信に必要な通信帯域であるデータ通信帯域を示すものとなっている。そして、当該サーバ機器12は、コンテンツ一覧情報と残通信帯域情報とに基づいて、コンテンツ一覧情報に示される候補のうち、1乃至複数のコンテンツデータの送信を禁止する機器離脱通知送信処理部130を備え、この機器離脱通知送信処理部130が、公開コンテンツ情報記憶部232により保持されているコンテンツ一覧情報と残通信帯域算出部550により算出された残通信帯域情報とに基づいて、残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータを抽出する送信不可コンテンツ抽出部1301と、該送信不可コンテンツ抽出部1301により抽出されたコンテンツデータに基づいて、残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータがあるか否かの判定を行う送信不可コンテンツ所持判定部1302と、該送信不可コンテンツ所持判定部1302により残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータがある旨判定された場合に、当該サーバ機器12をネットワーク10から切り離して、当該サーバ機器12が同ネットワーク10から離脱した旨をクライアント機器13,14に通知する離脱通知手段(機器離脱通知送信処理制御部1300)と、を備えるものとなっている。これにより、残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータがある場合には、全てのコンテンツデータの送信が禁止されることで、通信帯域不足に起因した通信妨害が抑制されることになる。
なお、上記第1,第3,第4の実施形態における図6のステップS605、図10のステップS1005、図12のステップS1205において、送信不可コンテンツ所持判定部543,904,1103より送信できないコンテンツデータがある旨判定された場合に、通信部21が、ネットワーク10への接続を切断し、機器存在通知処理制御部221より、当該サーバ機器12がネットワーク10から離脱したことを通知する機器離脱通知をネットワーク10へ同報送信するようにしてもよい。
(第6の実施形態)
次に、図14〜図19を参照して、この発明に係る通信装置を具体化した第6の実施形態について説明する。なお、ここでは主に、上記第1の実施形態との相違点について説明し、共通する部分についての説明は割愛する。
この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)における通信部21(図2)は、図14に示すような構造を有する。すなわち、この通信部21は、第1通信部1400と、第2通信部1401と、から構成されている。ここで、これら通信部1400,1401は、それぞれ任意の無線通信方式(又は無線通信規格)に対応した変復調回路や通信プロトコル(無線アクセス手段)を実装している。このため、当該サーバ機器12は、これら通信部1400,1401を通じて、用途に応じて複数の無線アクセス手段を利用することができる。なお、第1通信部1400と第2通信部1401とで共通して使用可能な回路や通信プロトコルは、これら通信部1400,1401の両方がアクセス可能な態様で設けることにより、両者で共用するようにしてもよい。
また、この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)は、第1の実施形態における記憶部23(図2)に代えて、図15に示すような記憶部23aを備える。
同図15に示すように、この記憶部23aは、コンテンツ記憶部1502と、公開コンテンツ情報記憶部1503と、総通信帯域テーブル記憶部1500と、通信手段選択用テーブル記憶部1501とから構成されている。これら各部も、記憶部23(図2)と同様、不揮発性の記憶媒体からなる。なお、上記コンテンツ記憶部1502及び公開コンテンツ情報記憶部1503は、それぞれ第1の実施形態におけるコンテンツ記憶部230及び公開コンテンツ情報記憶部232(図2)に準ずる機能を有するものである。
総通信帯域テーブル記憶部1500は、上記通信部21に搭載される無線アクセス手段と、無線アクセス手段ごとの総通信帯域情報を関連付けたテーブル(以下、総通信帯域テーブルという)と、をそれぞれ格納する記憶領域である。この総通信帯域テーブル記憶部1500には、例えば図16(a)(b)に示すような総通信帯域テーブルが格納される。
詳しくは、図16(a)に示す総通信帯域テーブルは、「インデックス番号(#)」「無線アクセス手段」「総通信帯域」といった項目からなる。ここで、「インデックス番号」は、通信部21に搭載されている無線アクセス手段ごとに割り当てられ、いずれの無線アクセス手段であるか(無線アクセス手段の種類)を識別するものである。「無線アクセス手段」は、通信部21に搭載されている無線アクセス手段の名称(種類)を示すものである。「総通信帯域」は、無線アクセス手段ごとの総通信帯域情報を示すものである。なお、この図16(a)に示すテーブルでは、転送レート情報(図3参照)を、「総通信帯域」における総通信帯域情報としている。
一方、図16(b)に示す総通信帯域テーブルも、上記図16(a)に示すテーブルと同様、「インデックス番号(#)」「無線アクセス手段」「総通信帯域」といった項目からなる。ただし、この図16(b)に示すテーブルでは、送信負荷量(図4(a)参照)を、「総通信帯域」における総通信帯域情報としている。
通信手段選択用テーブル記憶部1501は、当該サーバ機器12に搭載されている通信アプリケーション(通信が必要なアプリケーション)と、その通信アプリケーションごとに使用する無線アクセス手段を関連付けたテーブル情報(以下、通信手段選択用テーブルという)と、をそれぞれ格納する記憶領域である。この通信手段選択用テーブル記憶部1501には、例えば図17に示すような通信手段選択用テーブルが格納される。
同図17に示すように、この通信手段選択用テーブルは、「インデックス番号(#)」「通信アプリ」「使用無線アクセス手段(優先1)」「使用無線アクセス手段(優先2)」といった項目からなる。ここで、「インデックス番号」は、通信部21に搭載されている通信アプリケーションごとに割り当てられ、いずれの通信アプリケーションであるか(通信アプリケーションの種類)を識別するものである。「通信アプリ」は、当該サーバ機器12に搭載されている通信アプリケーションの名称(種類)を示すものである。「使用無線アクセス手段(優先1)」は、各「通信アプリ」について、通信部21に搭載されている無線アクセス手段のうち、最も優先して使用する第1使用無線アクセス手段を示すものである。「使用無線アクセス手段(優先2)」は、「使用無線アクセス手段(優先1)」に記載される無線アクセス手段が何らかの事情で使用できない場合に使用する第2使用無線アクセス手段を示すものである。なおここでは、通信アプリケーションと複数種のアクセス手段の優先順位をつけた2以上とを関連付ける通信手段選択用テーブルを例示したが、通信手段(アクセス手段)の選択に用いる通信手段選択用テーブルとしては、通信アプリケーションと複数種のアクセス手段のいずれか1つのみとを関連付けるものを採用することもできる。
さらに、この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)は、第1の実施形態における記憶部23(図2)に代えて、図18に示すような通信帯域管理処理部180を備える。
同図18に示すように、この通信帯域管理処理部180は、残通信帯域算出部1802と、使用通信帯域算出部1803と、通信部動作状態情報取得部1800と、総通信帯域判定算出部1801と、から構成されている。なお、上記残通信帯域算出部1802及び使用通信帯域算出部1803は、それぞれ第1の実施形態における残通信帯域算出部550及び使用通信帯域算出部552(図5)に準ずる機能を有するものである。
ここで、通信部動作状態情報取得部1800は、通信処理制御部220(図2)より、通信部21に搭載されている各無線アクセス手段の動作状態を取得する。この無線アクセス手段の動作状態は、例えば予め定められた「圏外」「待受け中」「接続中」「アクセス中」などである。総通信帯域判定算出部1801は、通信部動作状態情報取得部1800により取得された無線アクセス手段の動作状態情報と、上記総通信帯域テーブル記憶部1500(図15)に格納されている上記総通信帯域テーブル(図16)とに基づいて、当該サーバ機器12がコンテンツ送信等の通信を実行するために使用可能な総通信帯域情報を算出する。なお、複数の無線アクセス手段が同時に使用可能である場合、上記通信手段選択用テーブル(図17)を参照して、そのアプリ(ここではコンテンツ交換アプリ)が使用すべき無線アクセス手段(使用アクセス手段情報に相当)を取得する。
次に、上記のような構成を有する第6の実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)が、複数の無線アクセス手段に対応した通信端末において、公開コンテンツ情報記憶部232に格納されるコンテンツ一覧情報を生成(更新)し、コンテンツデータのストリーミング送信要求に対するレスポンスを送信する際の動作の一例について説明する。すなわち、当該サーバ機器12は、これらの処理に際して、図19に示すような処理を実行する。具体的には、当該サーバ機器12は、例えば当該サーバ機器12の電源がオンされたことにより、同図19の処理を開始し、その処理の終了の度に再度開始することで、繰り返し同図19の処理を実行する。
この図19の処理においては、ステップS1900において、残通信帯域算出部1802が、公開コンテンツ情報管理処理部24から残通信帯域情報を要求する旨の通知を受信したか否かを判定し、同通知を受信した旨判定されるまで、繰り返し同ステップS1900においてその受信判定処理を行う。
そして、同ステップS1900において上記通知を受信した旨判定された場合(ステップS1900;Yes)には、続くステップS1901において、残通信帯域算出部1802が、通信部21の動作状態情報を要求する旨の通知を、通信部動作状態情報取得部1800へ送信する。通信部動作状態情報取得部1800は、この要求を受け、通信処理制御部220により、上記通信部21に搭載されている各無線アクセス手段の動作状態(使用アクセス手段情報)をそれぞれ取得し、その動作状態を残通信帯域算出部1802へ通知する。なお、複数の無線アクセス手段が同時に使用可能である場合には、通信部動作状態情報取得部1800が、各無線アクセス手段の動作状態情報と、上記通信手段選択用テーブル(図17)とに基づいて、その時に使用する無線アクセス手段(使用アクセス手段)を決定する。
続くステップS1902では、残通信帯域算出部1802が、総通信帯域情報送信要求を総通信帯域判定算出部1801へ送信する。総通信帯域判定算出部1801は、この要求を受け、上記ステップS1901において通信部動作状態情報取得部1800が取得した各無線アクセス手段の動作状態情報と、総通信帯域テーブル記憶部1500に格納されている総通信帯域テーブル(図16)とに基づいて、当該サーバ機器12がコンテンツ送信等の通信を実行するために使用可能な総通信帯域情報(ステップS1901で使用可能である旨判断された無線アクセス手段に係る総通信帯域の合計)を取得し、その総通信帯域情報を残通信帯域算出部1802に通知する。
続くステップS1903では、使用通信帯域算出部1803が、使用通信帯域情報を算出し、その使用通信帯域情報を残通信帯域算出部1802に通知する。
続くステップS1904では、上記ステップS1903,S1904において取得した総通信帯域情報及び使用通信帯域情報に基づいて、残通信帯域算出部1802が、当該サーバ機器12が使用可能な残通信帯域情報を算出する。そして、その算出した通信帯域情報を、公開コンテンツ情報管理処理部24へ送信する。
以上説明したように、この第6の実施形態に係る通信装置によれば、前記(1)〜(5)の効果に加え、以下のような効果が得られる。
(12)この実施形態に係る通信装置(サーバ機器12)は、複数種のアクセス手段(第1通信部1400及び第2通信部1401)と、それらアクセス手段のうち、その時に使用するアクセス手段である使用アクセス手段を示す使用アクセス手段情報を取得する使用アクセス手段情報取得手段(通信部動作状態情報取得部1800、図19のステップS1902)と、を備える。また、総通信帯域テーブル記憶部1500(総通信帯域情報記憶手段)が、アクセス手段の種類ごとに関連付けられた状態で総通信帯域情報を保持しており(図16(a)(b))、残通信帯域算出部1802(残通信帯域算出手段)が、総通信帯域テーブル記憶部1500により保持されている総通信帯域情報のうち、通信部動作状態情報取得部1800により取得された使用アクセス手段情報により示される使用アクセス手段に関連付けられた総通信帯域情報と、使用通信帯域算出部1803により算出された使用通信帯域情報とに基づいて、残通信帯域情報を算出するもの、となっている。こうした構成であれば、複数種のアクセス手段を有するサーバ機器12における残通信帯域算出手段をより高い精度で算出することが可能になり、電波環境が逐次変化する中であれ、通信帯域不足に起因した通信妨害を好適に抑制して、良好な通信環境を維持することが可能になる。
(13)当該サーバ機器12は、該サーバ機器12に搭載されているアプリケーションのうち通信を必要とするもの(通信アプリケーション)と、上記複数種のアクセス手段の優先順位をつけた2以上とを関連付けるアクセス手段関連付け手段(通信手段選択用テーブル記憶部1501、図17)を備える。これにより、適切なアクセス手段を選択することが可能になる。
(14)当該サーバ機器12は、複数種のアクセス手段のうち、その時に使用可能なアクセス手段を示す各無線アクセス手段の動作状態情報(使用可能アクセス手段情報)を取得する使用可能アクセス手段情報取得手段(通信部動作状態情報取得部1800)を備える。そして、同サーバ機器12においては、上記通信部動作状態情報取得部1800が、通信部動作状態情報取得部1800により取得された使用可能アクセス手段情報と、通信手段選択用テーブル記憶部1501とに基づいて、使用アクセス手段を決定する、すなわち上記使用アクセス手段情報を取得するもの、となっている。これにより、その時に使用するアクセス手段として、適切なアクセス手段を選択することができる。
なお、上記第6の実施形態では、一例として、2つの通信部1400,1401を搭載する通信部21を例示したが、3つ以上の通信部を搭載した場合にも、本発明は同様に適用可能である。そしてこの場合、通信手段選択用テーブル記憶部1501には、総通信帯域テーブルにはそれら無線アクセス手段ごとの総通信帯域情報を格納することが好ましい。例えば無線アクセス手段の数がn個の場合、n個の優先順位付けをした使用無線アクセス手段情報を格納することが好ましい。
上記第6の実施形態では、一例として、公開コンテンツ情報管理処理部24に本発明を適用した例を示したが、同処理部24に代えて、コンテンツ送信判定制御処理部70(図7)、トランスコード制御処理部90(図9)、ストリーミングモード情報更新処理部110(図11)、及び機器離脱通知送信処理部130(図13)のいずれかを採用するようにしてもよい。この場合には、上記ステップS1900(図19)において、それら処理部70,90,110,130のいずれかからの残通信帯域情報の要求を受信したか否かの判定を行う。
(他の実施形態)
・上記各実施形態においては、コンテンツデータの送信開始時(コンテンツデータ送信中)にコンテンツ候補情報(コンテンツ一覧情報)を更新する。これに限定されず、コンテンツデータ送信終了後、例えば残通信帯域が増加した際などに、コンテンツ候補情報を更新するようにしてもよい。例えば、公開コンテンツ情報管理制御部540(又はトランスコード制御部900又はストリーミングモードフラグ情報更新制御部1100)を、残通信帯域が変化(例えば増加、又は減少)したか否かを判定するもの(残通信帯域判定手段)とし、残通信帯域算出部550を、公開コンテンツ情報管理制御部540(又はトランスコード制御部900又はストリーミングモードフラグ情報更新制御部1100)により残通信帯域が変化した旨判定された場合に、残通信帯域情報を算出(残通信帯域を判別)するもの、としてもよい。こうした構成であっても、前記(5)の効果に準ずる効果を得ることはできる。
また、機器離脱通知送信処理制御部1300を、残通信帯域が増加したか否かを判定するものとし、残通信帯域が増加した場合に、ネットワークから切り離されていたサーバ機器を再びネットワークに接続し、機器存在通知処理制御部221を介して自機器がネットワーク内に存在していることを周知するようにしてもよい。
・上記各実施形態において、当該通信装置(サーバ機器12)によりストリーミング送信できない場合には、サーバ機器12とクライアント機器13,14との間で例えばHTTPプロトコルのコマンドなどを使用して表示を行うための情報のやり取りをして、クライアント機器側の表示部(例えばCRTモニタ等の表示装置)に、例えば図20(a)に示すような「エラー表示」、図20(b)に示すような「操作(選択)画面」、図20(c)に示すような「リトライ案内表示」、又は図20(d)に示すような「状況報告」、等々の画面を出力(表示)するようにしてもよい。
なお、上記図20(c)の表示画面におけるリトライタイミングの時刻は、例えば次のような方法で算出する。ここでは一例として、サーバ機器12が2つのコンテンツA,Bを配信している最中に、クライアント機器13,14のいずれか(要求クライアント)によりコンテンツCに対してストリーミング送信要求があったとき、下記(式0)が成立する場合について説明する。
コンテンツCの転送レート≧残通信帯域…(式0)
ここで、コンテンツA、Bの配信終了時刻をそれぞれEndTimeA、EndTimeBとし、両者が「EndTimeA<EndTimeB」なる関係にあるとすれば、コンテンツAの配信が終了した時の残通信帯域は、
残通信帯域T+1=残通信帯域+コンテンツAの転送レート…(式1)
という関係式(式1)で表すことができる。
このとき、
コンテンツCの転送レート≦残通信帯域T+1…(式2)
という関係式(式2)が成立するならば、コンテンツAの配信が終了すればコンテンツCの配信が可能になるため、上記表示画面には、「EndTimeA」という時刻を表示する。
他方、(式2)が成立しない場合には、コンテンツAの配信が終了してもコンテンツCの配信はできないため、コンテンツBの配信終了を待つ。この場合、コンテンツBの配信が終了した時の残通信帯域は、
残通信帯域T+2=残通信帯域T+1+コンテンツBの転送レート…(式3)
という関係式(式3)で表すことができる。
このとき、
コンテンツCの転送レート≦残通信帯域T+2…(式4)
という関係式(式4)が成立するならば、コンテンツBの配信が終了すればコンテンツCの配信が可能になるため、上記表示画面には、「EndTimeB」という時刻を表示する。なお、このとき(式4)も成立しないならば、コンテンツCはもともと配信することができないコンテンツであるため、上記図20(c)に示すような「リトライ案内表示」ではなく、例えば「配信することができないコンテンツです」のような「エラー表示」をすることが好ましい。
図20(d)の「状況報告」画面において「通常どおり配信することができないコンテンツ」として列挙すべきコンテンツ一覧は、例えば送信不可コンテンツ抽出部542(図5など)によって抽出された情報をクライアント機器(要求クライアント)に対して、サーバ機器12が送信することで表示することができる。
このような表示(図20(a)〜(d))を行うことで、サーバ機器12に格納されているコンテンツ一覧を把握しているユーザに対し、ストリーミング受信できないことへの違和感を与えないようにすることが可能である。
・上記各実施形態では、サーバ機器12と、クライアント機器13,14とが無線による通信を行うような記載をしたが、有線接続によって通信を行う構成としてもよい。この場合は、xDSLや光ファイバー等(有線規格)に係る有線アクセス手段を用いるようにする。
・上記各実施形態においては、残通信帯域以上のデータ通信帯域を持つコンテンツデータについて、その送信を禁止したりデータ処理したりするようにした。しかしこれに限られず、例えば残通信帯域未満であっても、残通信帯域に近いものについては、上記の態様で、その送信を禁止したりデータ処理(トランスコード処理)したりするようにしてもよい。例えば所定の余裕帯域を設定し、「データ通信帯域+余裕帯域<残通信帯域」を満足しないものについて、上記の態様で、その送信を禁止したりデータ処理したりするようにしてもよい。
複数種の無線アクセス手段として、複数の通信プロトコルで通信を行う通信部21を例示したが、例えば、使用周波数帯域の異なる通信部、携帯基地局と通信する通信部と無線LANの基地局と通信する通信部というように、通信方式の異なる通信手段を異なる無線アクセス手段とすることが可能である。また、通信部は、物理的に複数の通信部から構成されてもよい。
この発明に係る通信装置の第1の実施形態について、該通信装置により構築される通信システムの概要を示す図。 第1の実施形態に係る通信装置の概略構成を示すブロック図。 総通信帯域情報記憶部に格納される通信帯域情報の一例を示す図。 (a)は総通信帯域情報記憶部に格納される通信帯域情報の別の例を示す図。(b)は公開コンテンツ情報記憶部に格納されるコンテンツ一覧情報の一例を示す図。 公開コンテンツ情報管理処理部及び通信帯域管理処理部の詳細構成をそれぞれ示すブロック図。 第1の実施形態に係る通信装置によるコンテンツデータ送信制御の処理手順を示すフローチャート。 この発明に係る通信装置の第2の実施形態について、該通信装置の概略構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係る通信装置によるコンテンツデータ送信制御の処理手順を示すフローチャート。 この発明に係る通信装置の第3の実施形態について、該通信装置の概略構成を示すブロック図。 第3の実施形態に係る通信装置によるコンテンツデータ送信制御の処理手順を示すフローチャート。 この発明に係る通信装置の第4の実施形態について、該通信装置の概略構成を示すブロック図。 第4の実施形態に係る通信装置によるコンテンツデータ送信制御の処理手順を示すフローチャート。 この発明に係る通信装置の第5の実施形態について、該通信装置の概略構成を示すブロック図。 この発明に係る通信装置の第6の実施形態について、該通信装置の通信部の詳細構成を示すブロック図。 第6の実施形態に係る通信装置の記憶部の詳細構成を示すブロック図。 (a)は、総通信帯域テーブル記憶部に格納される総通信帯域テーブルの一例を示す図。(b)は、総通信帯域テーブルの別の例を示す図。 通信手段選択用テーブル記憶部に格納される通信手段選択用テーブルの一例を示す図。 第6の実施形態に係る通信装置の公開コンテンツ情報管理処理部及び通信帯域管理処理部の詳細構成をそれぞれ示すブロック図。 第6の実施形態に係る通信装置によるコンテンツデータ送信制御の処理手順を示すフローチャート。 この発明に係る通信装置の他の実施形態について、コンテンツデータのストーミング送信要求に対するレスポンス受信時にクライアント機器の表示部に表示される画面を示す図。
符号の説明
10…ネットワーク、11…通信制御装置、12…サーバ機器、13…クライアント機器、14…クライアント機器、20…バス、21…通信部、22…制御部、23、23a…記憶部、24…公開コンテンツ情報管理処理部、25…通信帯域管理処理部、70…コンテンツ送信判定制御処理部、90…トランスコード制御処理部、110…ストリーミングモード情報更新処理部、130…機器離脱通知送信処理部、180…通信帯域管理処理部、220…通信処理制御部、221…機器存在通知処理制御部、222…機器情報送信処理制御部、223…コンテンツ情報送信処理制御部、224…コンテンツ送信処理制御部、230…コンテンツ記憶部、231…総通信帯域情報記憶部、232…公開コンテンツ情報記憶部、540…公開コンテンツ情報管理制御部、541…公開コンテンツ情報更新部、542…送信不可コンテンツ抽出部、543…送信不可コンテンツ所持判定部、550…残通信帯域算出部、551…総通信帯域取得部、552…使用通信帯域算出部、700…コンテンツ送信判定制御部、701…コンテンツ送信判定部、900…トランスコード制御部、901…トランスコード処理部、902…公開コンテンツ情報更新部、903…送信不可コンテンツ抽出部、904…送信不可コンテンツ所持判定部、1100…ストリーミングモードフラグ情報更新制御部、1101…ストリーミングモードフラグ情報更新部、1102…送信不可コンテンツ抽出部、1103…送信不可コンテンツ所持判定部、1300…機器離脱通知送信処理制御部、1301…送信不可コンテンツ抽出部、1302…送信不可コンテンツ所持判定部、1400…第1通信部、1400…通信部、1401…第2通信部、1401…通信部、1500…総通信帯域テーブル記憶部、1501…通信手段選択用テーブル記憶部、1502…コンテンツ記憶部、1503…公開コンテンツ情報記憶部、1603…総通信帯域情報、1604…総通信帯域情報、1800…通信部動作状態情報取得部、1801…総通信帯域判定算出部、1802…残通信帯域算出部、1803…使用通信帯域算出部。

Claims (17)

  1. ネットワークを通じて他の通信装置にコンテンツデータを送信する通信装置において、
    当該通信装置から前記他の通信装置へ送信するコンテンツデータの候補を特定するコンテンツ候補情報を保持するコンテンツ候補情報記憶手段と、
    この通信装置が使用可能な総通信帯域のうち、その時点で使用可能な通信帯域を示す残通信帯域情報を求める残通信帯域情報取得手段と、
    前記コンテンツ候補情報により特定されるコンテンツデータを他の通信装置へ送信するコンテンツ送信手段と、
    前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報と前記残通信帯域情報取得手段により求められた残通信帯域情報とに基づいて、前記コンテンツ送信手段によるコンテンツデータの送信を制御する通信制御手段と、
    を備える、ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信制御手段は、前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報と前記残通信帯域算出手段により算出された残通信帯域情報とに基づいて、前記コンテンツ候補情報に示される候補のうち、1乃至複数のコンテンツデータの送信を禁止する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されるコンテンツ候補情報は、前記コンテンツデータの候補ごとにそのコンテンツデータの通信に必要な通信帯域を示す必要帯域情報を含み、
    前記通信制御手段は、
    前記残通信帯域取得手段により求められた残通信帯域情報と前記コンテンツ候補情報記憶手段により保持されているコンテンツ候補情報とに基づいて、残通信帯域以上の通信帯域を必要とするコンテンツデータを送信不可コンテンツとして抽出する送信不可コンテンツ抽出手段と、
    前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報から、前記送信不可コンテンツ抽出手段により抽出されたコンテンツデータのコンテンツ候補情報を除外することによってそのコンテンツデータの送信を禁止するコンテンツ候補更新手段と、
    から構成される、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記コンテンツ候補情報によって特定されるコンテンツデータについて、前記他の通信装置からストリーミング送信要求があったか否かを判定するストリーミング送信要求判定手段を備え、
    前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されるコンテンツ候補情報は、前記コンテンツデータの候補ごとにそのコンテンツデータの通信に必要な通信帯域を示す情報を含み、
    前記通信制御手段は、
    前記ストリーミング送信要求判定手段によりストリーミング送信要求があったコンテンツデータについて、前記残通信帯域取得手段により求められた残通信帯域情報と前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報とに基づいて、ストリーミング送信要求のあったコンテンツデータの通信帯域が残通信帯域以下であるか否かを判定するコンテンツ送信判定手段と、
    前記コンテンツ送信判定手段によりストリーミング送信要求のあったコンテンツデータの送信に必要な通信帯域が残通信帯域以下でないと判定された場合に、そのストリーミング送信要求のあったコンテンツデータの送信を禁止するストリーミング送信禁止手段と、
    から構成される、請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されるコンテンツ候補情報は、コンテンツデータごとに、そのコンテンツデータの通信に必要な通信帯域を示すとともに、そのコンテンツデータがストリーミング送信可能か否かを示すストリーミングモードフラグを含み、
    前記通信制御手段は、
    前記残通信帯域取得手段により求められた残通信帯域情報と前記コンテンツ情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報とに基づいて、残通信帯域以上の通信帯域を送信に必要とするコンテンツデータを抽出する送信不可コンテンツ抽出手段と、
    前記送信不可コンテンツ抽出手段によって抽出されたコンテンツデータについて、コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報のストリーミングモードフラグを「FALSE」にセットするフラグセット手段と、
    から構成される、請求項2に記載の通信装置。
  6. 前記通信制御手段は、前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報と前記残通信帯域取得手段により求められた残通信帯域情報とに基づいて、前記コンテンツ候補情報で特定されるコンテンツデータのうち1乃至複数を加工する加工手段を備える、
    請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されるコンテンツ候補情報は、前記コンテンツデータの候補ごとにそのコンテンツデータの通信に必要な通信帯域を示す情報を含み、
    前記通信制御手段は、
    前記残通信帯域取得手段により取得された残通信帯域情報と前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報とに基づいて、残通信帯域以上の通信帯域を送信に必要とするコンテンツデータを抽出する送信不可コンテンツ抽出手段を備え、
    前記加工手段は、前記送信不可コンテンツ所持判定手段により残通信帯域以上の通信帯域を送信に必要とすると判別されたコンテンツデータを、送信に必要な通信帯域が残通信帯域以下になるようにそのコンテンツデータをデータ処理するデータ処理手段を備える、
    請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記データ処理手段は、前記送信不可コンテンツ抽出手段により抽出された残通信帯域以上の通信帯域を送信に必要とするコンテンツデータについて、その全てが残通信帯域以下の通信帯域となるようにトランスコード処理する手段から構成され、
    該データ処理手段によるトランスコード処理の後、前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報から残通信帯域以上の通信帯域を送信に必要とするコンテンツデータのコンテンツ候補情報をはずし、トランスコード処理したコンテンツデータのコンテンツ候補情報を前記コンテンツコンテンツ候補情報記憶手段に記憶させるコンテンツ候補情報更新手段を備える、
    請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されるコンテンツ候補情報は、前記コンテンツデータの候補ごとにそのコンテンツデータの通信に必要な通信帯域を示す情報を含み、
    前記通信制御手段は、
    前記残通信帯域取得手段により取得された残通信帯域情報と前記コンテンツ候補情報記憶手段により保持されているコンテンツ候補情報とに基づいて、残通信帯域以上の通信帯域を送信に必要とするコンテンツデータを抽出する送信不可コンテンツ抽出手段と、
    前記送信不可コンテンツ抽出手段により残通信帯域以上の通信帯域を送信に必要とするコンテンツデータが抽出された場合に、当該通信装置を前記ネットワークから切り離して、当該通信装置が同ネットワークから離脱した旨を他の通信装置に通知する離脱通知手段と、
    を備える、請求項2に記載の通信装置。
  10. 前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されるコンテンツ候補情報が、前記コンテンツデータの候補ごとにそのコンテンツデータの送信に必要な通信帯域を示す情報を含み、
    当該通信装置が通信を実行するために使用可能な総通信帯域を示す総通信帯域情報を保持する総通信帯域情報記憶手段と、前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報に基づいて、総通信帯域のうち、その時点で、送信に使用している通信帯域を示す使用通信帯域情報を求める使用通信帯域取得手段と、を備え、
    前記残通信帯域取得手段は、前記総通信帯域情報記憶手段に保持されている総通信帯域情報と、前記使用通信帯域取得手段により取得された使用通信帯域情報とに基づいて、前記残通信帯域情報を求める、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の通信装置。
  11. 前記ネットワークにアクセスする複数種のアクセス手段と、それらアクセス手段のうち、その時に使用するアクセス手段である使用アクセス手段を示す使用アクセス手段情報を取得する使用アクセス手段情報取得手段と、を備え、
    前記総通信帯域情報記憶手段は、前記アクセス手段の種類ごとに関連付けられた状態で、前記総通信帯域情報を保持しており、
    前記残通信帯域取得手段は、前記総通信帯域情報記憶手段に保持されている総通信帯域情報のうち、前記使用アクセス手段情報取得手段により取得された使用アクセス手段情報により示される使用アクセス手段に関連付けられた総通信帯域情報と、前記使用通信帯域取得手段により求められた使用通信帯域情報とに基づいて、前記残通信帯域情報を算出する、
    請求項10に記載の通信装置。
  12. 当該通信装置に搭載されているアプリケーションのうち通信を必要とするものと、前記複数種のアクセス手段のいずれか1つ又は優先順位をつけた2以上とを関連付けるアクセス手段関連付け手段を備える、
    請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記複数種のアクセス手段のうち、その時に使用可能なアクセス手段を示す使用可能アクセス手段情報を取得する使用可能アクセス手段情報取得手段を備え、
    前記使用アクセス手段情報取得手段は、前記使用可能アクセス手段情報取得手段により取得された使用可能アクセス手段情報と、前記アクセス手段関連付け手段とに基づいて、前記使用アクセス手段情報を取得するものである、
    請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記コンテンツ送信手段により他の通信装置へのコンテンツデータの送信が開始されたか否かを判定するコンテンツ送信開始判定手段を備え、
    前記残通信帯域取得手段は、前記コンテンツ送信開始判定手段によりコンテンツデータの送信が開始された旨判定された場合に、前記残通信帯域情報を更新する、
    請求項1乃至13のいずれか一項に記載の通信装置。
  15. 残通信帯域が変化したか否かを判定する残通信帯域判定手段を備え、
    前記残通信帯域取得手段は、前記残通信帯域判定手段により残通信帯域が変化した旨判定された場合に、前記残通信帯域情報を更新する、
    請求項1乃至13のいずれか一項に記載の通信装置。
  16. 他の通信装置へ送信するコンテンツデータの候補を特定する候補情報を記憶し、
    コンテンツの送信に使用可能な総通信帯域のうち、その時点で使用可能な通信帯域を示す残通信帯域を求め、
    前記コンテンツ候補情報と前記残通信帯域とに基づいて、コンテンツデータの送信を制御する、
    ことを特徴とする通信方法。
  17. コンピュータを、
    ネットワークを通じて他の通信装置にコンテンツデータを送信する通信装置において、
    当該通信装置から前記他の通信装置へ送信するコンテンツデータの候補を特定するコンテンツ候補情報を保持するコンテンツ候補情報記憶手段、
    この通信装置が使用可能な総通信帯域のうち、その時点で使用可能な通信帯域を示す残通信帯域情報を求める残通信帯域情報取得手段、
    前記コンテンツ候補情報により特定されるコンテンツデータを他の通信装置へ送信するコンテンツ送信手段、
    前記コンテンツ候補情報記憶手段に保持されているコンテンツ候補情報と前記残通信帯域情報取得手段により求められた残通信帯域情報とに基づいて、前記コンテンツ送信手段によるコンテンツデータの送信を制御する通信制御手段、
    として機能させるコンピュータプログラム。
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