JP2007113802A - 蒸発器 - Google Patents

蒸発器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007113802A
JP2007113802A JP2005303660A JP2005303660A JP2007113802A JP 2007113802 A JP2007113802 A JP 2007113802A JP 2005303660 A JP2005303660 A JP 2005303660A JP 2005303660 A JP2005303660 A JP 2005303660A JP 2007113802 A JP2007113802 A JP 2007113802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
evaporator
fin
tubes
flow direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005303660A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Nishino
達彦 西野
Norihide Kawachi
典秀 河地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005303660A priority Critical patent/JP2007113802A/ja
Priority to US11/581,738 priority patent/US20070084589A1/en
Publication of JP2007113802A publication Critical patent/JP2007113802A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/053Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight
    • F28D1/0535Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight the conduits having a non-circular cross-section
    • F28D1/05366Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators
    • F28D1/05391Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators with multiple rows of conduits or with multi-channel conduits combined with a particular flow pattern, e.g. multi-row multi-stage radiators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/12Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
    • F28F1/126Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element consisting of zig-zag shaped fins
    • F28F1/128Fins with openings, e.g. louvered fins
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F17/00Removing ice or water from heat-exchange apparatus
    • F28F17/005Means for draining condensates from heat exchangers, e.g. from evaporators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D21/00Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
    • F28D2021/0019Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for
    • F28D2021/0068Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for refrigerant cycles
    • F28D2021/0071Evaporators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】水飛び現象を抑えつつ剛性の低下を抑えた蒸発器を提供することを目的とする。
【解決手段】蒸発器10は、空気流れ方向に複数個並んだチューブ5a、5bの外方に空気流れ方向に延設されたフィン4を備え、このフィン4は、複数個並んだチューブ5a、5bのうち少なくとも1個のチューブ5aにおける実質上冷媒が流れる部位の外方において、細隙18a、19aを形成するためにチューブ5aからのフィン4の突出寸法よりも小さい寸法で形成された連結部18、19を有するとともに、複数個並んだチューブ5a、5bはフィン4を介して一体的に結合されている構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍サイクル装置に使用される蒸発器に関する。
近年の冷凍サイクル装置における蒸発器はより小型で、かつ一定の熱交換性能を有するものが要望されている。そこで、蒸発器を小型化するためには、伝熱性能を高めるフィンの伝熱面積を一定量確保するとともに、そのフィンピッチを小さくして蒸発器全体をできるだけ小さくすることが必要となってくる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−179988号公報
一方、蒸発器の外表面には、凝縮した水が付着するので、小型化のためにフィンピッチを小さくすると、隣り合うフィン間で表面張力の影響により凝縮水が水膜状に形成されることになり、蒸発器外表面の保水量が増加してしまう。そして、保水量が増加すると、蒸発器の外部を流れる空調風とともに、凝縮水が風下側に流れ、ついには下流側、例えば室内側に飛び散るという水飛び現象が起こってしまうという問題があった。
また、この水飛び現象を抑える手段として、特許文献1の第2図および第9図に記載の蒸発器のような構成を採用することができる。しかしながら、このような構成においても、排水溝や間隙部を設けた部位における強度が低下して、蒸発器全体の剛性が低下することとなり、冷媒の流動による振動が引き起こす騒音が発生してしまうという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、水飛び現象を抑えつつ剛性の低下を抑えた蒸発器を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1に記載の蒸発器の発明は、内部に冷媒が流れ、外部を冷媒と熱交換する空気が流れ、空気流れ方向に沿って並んで配置された複数の冷媒流路と、空気流れ方向に沿って広がる熱交換面を有し、複数の冷媒流路に隣接して配置されたフィン(4、22、26)とを備え、フィン(4、22、26)は、少なくとも1つの冷媒流路における実質上冷媒が流れる部位に隣接して設けられた開口部(18a、18b、19a、19b、24,25、27a、27b、28a、28b)と、空気流れ方向に沿って延在するとともに、複数の冷媒流路を構成する複数の流路部材(5a、5b)に接合されて、これらの流路部材(5a、5b)を連結するブリッジ部(4b、22b、26c)と、を有することを特徴とする。
この請求項1に記載の発明によれば、冷媒流路の実質上冷媒が流れる部位に隣接して開口部を設けることにより、排水性を高め、凝縮水が風下側へ流れて水飛び現象が起こるのを低減することができる。また、複数の冷媒流路を構成する流路部材を連結するブリッジ部を設けることにより、複数個の流路部材を一体化して蒸発器の剛性を高めることができ、冷媒の流動による振動を低減して騒音の発生を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の蒸発器において、フィン(4、26)は、複数のフィン部分(4a、4b、4c、26a、26b、26c)を有し、開口部(18a、18b、19a、19b、27a、27b、28a、28b)は、空気流れ方向に沿って互いに離れて配置された2つのフィン部分(4a、4b、4c、26a、26b、26c)の間に、流路部材(5a、5b)からのフィン(4、26)の突出寸法よりも小さい寸法の連結部(18、19、27、28)を設けて形成された細隙(18a、18b、19a、19b、27a、27b、28a、28b)であり、ブリッジ部は、ひとつのフィン部分(4a、4b、4c、26a、26b、26c)であることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明によれば、開口部を空気流れ方向に沿って互いに離れて配置された2つのフィン部分の間に、流路部材からのフィンの突出寸法よりも小さい寸法の連結部を設けて形成された細隙としたことにより、伝熱面積の減少を小さくして排水性を確保したフィンが得られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の蒸発器において、フィン(22)は、複数のフィン部分(22a、22b、22c)を有し、開口部(24,25)は、空気流れ方向に沿って互いに離れて配置された2つのフィン部分(22a、22b、22c)の間に形成された間隙部(24,25)であり、ブリッジ部は、ひとつのフィン部分(22b)であることを特徴とする。
この請求項3に記載の発明によれば、開口部を空気流れ方向に沿って互いに離れて配置された2つのフィン部分の間に形成された間隙部としたことにより、排水性を高めたフィンが得られる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の蒸発器において、フィン(4、22、26)は波状のコルゲートフィンであって、開口部(18a、18b、19a、19b、24,25、27a、27b、28a、28b)はコルゲートフィンの波状頂部から延びていることを特徴とする。この請求項4に記載の発明によれば、排水性と伝熱性の両方を高めたフィンが得られる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4からのいずれかに記載の蒸発器において、ブリッジ部(4b、22b、26c)には、開口部(18a、18b、19a、19b、24,25、27a、27b、28a、28b)がないことを特徴とする。この請求項5に記載の発明によれば、ブリッジ部の強度を高め、複数個の流路部材を一体化する蒸発器の剛性をさらに高めることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の蒸発器において、開口部(18a、18b、19a、19b、24,25)をすべての冷媒流路の実質上冷媒が流れる部位に隣接して設けたことを特徴とする。この請求項6に記載の発明によれば、空気流れ方向の風上側および風下側の冷媒流路のいずれにも排水構造が設けられることになるので、さらに水飛び現象の抑制効果を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の蒸発器において、開口部(27a、27b、28a、28b)を任意の冷媒流路の実質上冷媒が流れる部位に隣接して複数個設けたことを特徴とする。この請求項7に記載の発明によれば、空気流れ方向の風上側および風下側の冷媒流路のいずれかに排水構造が複数個所設けられることになるので、さらに水飛び現象の抑制効果を高めることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の蒸発器において、流路部材(5a、5b)の空気流れ方向の最上流側端部から開口部(18a、18b、19a、19b、24,25、27a、27b、28a、28b)を設けた位置までの距離Xを、空気流れ方向に複数個並んだ冷媒流路の全長Dで除した値X/Dが0.25〜0.35の範囲、および0.65〜0.75の範囲の少なくとも一方となるように、開口部(18a、18b、19a、19b、24,25、27a、27b、28a、28b)を形成したことを特徴とする。
この請求項8に記載の発明によれば、蒸発器のコア部の空気流れ方向における凝縮水発生量の分布に対応した最適な排水効果が得られ、風下側への水飛び現象の抑制をさらに高めることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれかに記載の蒸発器において、前記複数個並んだ冷媒流路と連通し、その冷媒流入側端部または冷媒流出側端部に配置されるタンク(2a)を備え、前記流路部材(5a、5b)のそれぞれを前記タンク(2a)に接続する構成としたことを特徴とする。
この請求項9に記載の発明によれば、流路部材と別体の部品であるタンクに複数の流路部材をそれぞれ接続して構成される剛性の低い蒸発器について、請求項1から8のいずれかに記載の構成を適用することにより、フィンと流路部材との一体化構造によって蒸発器のコア部の剛性を大きく向上させることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれかに記載の蒸発器において、複数個並んだ冷媒流路をそれぞれ独立して形成された流路部材(5a、5b)で構成したことを特徴とする。
この請求項10に記載の発明によれば、別体の部品である複数個並んだ流路部材で構成される剛性の低い蒸発器のコア部について、請求項1から9のいずれかに記載の構成を適用することにより、フィンを介して流路部材を一体化する構造によって蒸発器のコア部の剛性を大きく向上させることができる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の蒸発器において、流路部材(5a、5b)を押し出し成形によって形成したことを特徴とする。この請求項11に記載の発明によれば、請求項10と同様の作用効果が得られる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示した一例である。
(第1実施形態)
本実施形態の蒸発器は、室内空調に用いられる冷凍サイクル装置、車両用空調装置に用いられる冷凍サイクル装置、あるいは庫内温度を低温に維持するために低温環境下で使用される冷凍車や冷凍機に使用されて、空気を冷却するとともに、凝縮水が付着する熱交換器である。
以下に、本実施形態に係る蒸発器について図1〜図6を用いて説明する。図1は、本実施形態における蒸発器の全体構成を示した斜視図であり、図2は、蒸発器のコア部の一部を示した斜視図である。
図1に示すように、蒸発器10は配置され、内部に空気が流れ、外部に冷媒が流れる。冷凍サイクル装置の上流側に設けられた図示しない膨張弁によって減圧された冷媒は、冷媒入口部1に流入する。冷媒は、図に示す矢印の向きに蒸発器10の冷媒流路を構成する流路部材内を流れる。冷媒は蒸発器10内を流れる間に、空気と熱交換することによって蒸発したガスとなって下流側の冷媒出口部11から流出する。この冷媒の流れは、空気流れ方向に並んだ2つの冷媒流路内において互いに逆向きの冷媒の流れを形成する2パスタイプのUターン方式である。この蒸発器10は、図に示す空気流れ方向のコア部厚さ寸法をDとしている。
蒸発器10は、コア部における流路部材の長さ方向を高さとしている。蒸発器10は、空気流れ方向と直交し、かつ流路部材の長さ方向と直交する長手方向(幅方向)長さ寸法をWとしている。蒸発器10は、厚さ方向に関して、往路と、復路とを有する。往路は、冷媒入口部1から冷媒が下向きに流れる流路部材の群からなるパスと、冷媒が上向きに流れる流路部材の群からなるパスとを有する。往路は、これら2つのパスによってUターン状の冷媒流れを提供する。復路は、冷媒入口部1とは反対側から、冷媒が下向きに流れる流路部材の群からなるパスと、冷媒が上向きに流れる流路部材の群からなるパスとを有する。復路は、これら2つのパスによってUターン状の冷媒流れを提供する。この実施形態では、1パス当たりのコア部13の幅寸法をW/2としている。蒸発器10は、全体として扁平形状の直方体として構成されている。
蒸発器10は、コア部13および上下のヘッダタンク2a、2bから構成され、これらの構成部品は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、嵌合、かしめ、治具による固定により組み立てられ、各部材に形成されたろう材により、各部材がろう付け接合されて一体的に構成されている。
コア部13は、内部に冷媒が流通する流路部材としてのチューブ5と、それぞれ波形に形成され、チューブ5を挟むように設けられた複数のフィン4、6とを有する。このチューブ5とフィン4、6は、コア部13の長手方向の長さ(寸法W)に渡って交互に積層されている。そして、コア部13の長手方向の両端部には、最外方のフィンのさらに外方に断面コの字状に開口する強度部材としてのサイドプレート3が設けられている。
また、チューブ5は、空気流れ方向に上流側から下流側に向けて複数個配列され、例えば、図2に示すようにチューブ5a、チューブ5bの順に配列されている。ここで、空気流れ方向の上流側に配置されているチューブ5aは、内部の冷媒がヘッダタンク2bからヘッダタンク2aに向かって冷媒流れ方向Bに流れる戻りチューブ群に相当する。下流側に配置されているチューブ5bは、内部の冷媒がヘッダタンク2aからヘッダタンク2bに向かって冷媒流れ方向Aに流れる行きチューブ群に相当する。
チューブ5は、空気流れ方向に沿って広がる両側面を有する扁平管である。チューブ5は、重力方向の上下方向に、あるいは重力方向に対して傾斜して配置される。複数のチューブ5は、空気流れ方向に沿って、多層のチューブ列を構成するように配列されている。複数のチューブ5は、各層においては、空気流れ方向と直交する方向に沿って、互いに所定間隔を空けて一列に配列されてチューブ列を構成している。空気流れ方向に沿って、複数のチューブ列が積層されている。この実施形態では、空気上流側のチューブ列のひとつのチューブ5a、20aと、空気流れ下流側のチューブ列のひとつのチューブ5b、20bとが、空気流れ方向に沿って一列に並べられている。
フィン4、6は、複数のチューブ5、20の間に配置され、チューブ5、20に接合されている。フィン4、6は、チューブ5、20と熱伝達可能に接合されている。フィン4、6は、波状に加工された板材であって、コルゲートフィンとも呼ばれる。フィン4、6は、頂部と平面部とを交互に有する。頂部は、チューブ5、20に接合されている。平面部が提供する面は、チューブ5、20から伸び出して広がるとともに、空気流れ方向に沿って延在している。よって、フィン4、6のチューブ5、20からの突出量は、チューブ5、20間の間隔に相当する。
ヘッダタンク2a、2bは、コア部13の上下方向両端に設けられ、チューブ5の積層方向のコア部の長手方向長さWに渡って延設されている。このヘッダタンク2a、2bは、それぞれタンクプレート9、チューブプレート7、エンドプレート8、および空気流れ方向のタンク内を仕切る仕切りプレートから構成されている。
タンクプレート9は板材をプレス加工して略W字形に形成したものを上下方向両端部に2個配置したものである。チューブプレート7は、板材をプレス加工して略コの字状に形成するとともに、複数個積層されるチューブ5の端部に対応する位置にチューブ挿入口を挿入されるチューブ5の個数分備えている。チューブ5の端部がチューブ挿入口に接合されることによりヘッダタンク2a、2b内部とチューブ5の内部が互いに連通することになる。このように、チューブ5の冷媒流入側端部または冷媒流出側端部に配置されるヘッダタンク2a、2bを備え、空気流れ方向に複数個並んだチューブ5のすべてをヘッダタンク2a、2bに接続して互いに連通させる構成としている。
上側のヘッダタンク2aにおいてチューブ5の積層方向の一方端には、冷媒入口部1と冷媒出口部11とを形成する接続部材12が設けられている。接続部材12は、その上部に冷媒出口部11と備え、下部に冷媒入口部1を備えている。冷媒出口部11は図示しない圧縮機の吸入側と接続され、冷媒入口部1は膨張弁と接続されている。 本実施形態の蒸発器10を構成するコア部13は、図2に示すように、内部を流れる冷媒と熱交換する空気の流れ方向に冷媒流路を複数個並ぶように配置され、それぞれ独立して形成された流路部材としてのチューブ5aおよび5bと、チューブ5aおよび5bの外側に空気の流れ方向に延設されたフィン4と、チューブ5aおよび5bをフィン4とで挟むように配置されたフィン6とから構成されている。
フィン4および6は、複数個並んだチューブ5aおよび5bのうち少なくとも1個のチューブ内部における実質上冷媒が流れる部位の外方において、チューブからのフィンの突出寸法よりも小さい寸法で形成されたチューブ積層方向の高さを有する連結部18または19を有する。さらに、チューブ5aとチューブ5bはフィン4および6を介してろう付け接合により一体的に結合されている。
フィン4は図1の上側のチューブプレート7から下側のチューブプレート7に至るまで配置されている。フィン4のそれぞれには、コア部13の短手方向長さ(寸法D)方向に隣り合うチューブの内部に実質上冷媒が流れる部位の外方において、連結部18および19が形成されている。この連結部18および19のチューブ寄りには、チューブに隣接するスリット状の細隙18a、18bおよび19a、19bが開口部として形成されている。言い換えれば、隣り合う冷媒流路を構成するチューブ5aとチューブ5bとが所定の間隔を設けて空気流れ方向に配列される場合にその間隔の外方における部位や、チューブ5aとチューブ5bとが空気流れ方向に接触して配列される場合に接触する部分の外方における部位は、実質上冷媒が流れない部位の外方であるため、これらの部位には連結部18および19を設けないということである。
細隙18aおよび18bは、チューブ5aのフィン配置側の外方に連結部18とともに設けられ、フィン4をフィン部分4aとフィン部分4bとに部分的に分断している。一方、細隙18aと細隙18bとの間に形成される連結部18はフィン部分4aとフィン部分4bとを連結している。同様に、細隙19aおよび19bは、チューブ5bのフィン配置側の外方に連結部19とともに設けられ、フィン4をフィン部分4bとフィン部分4cとに部分的に分断している。一方、細隙19aと細隙19bとの間に形成される連結部19はフィン部分4bとフィン部分4cとを連結している。
細隙18aおよび19aは、空気流れ方向に配列された流路部材としてのチューブ5aおよび5b寄りにチューブと隣接して配置され、細隙18bおよび19bは、図4に示すように、空気流れ方向に配列された流路部材としてのチューブ20aおよび20b寄りにチューブと隣接して配置されている。チューブ20aおよび20bは、フィン4を介してろう付け接合により一体的に固定されて、チューブ20を構成する。細隙18b、19a、14a、16aはコルゲートフィンの波状頂部から延びているように形成されている。
フィン部分4bは、隣り合う流路部材であるチューブに接合して空気流れ方向に配列された複数個のチューブ、すなわちチューブ5aと5b、およびチューブ20aと20b、を一体的に固定している。このようにフィン部分4bは、チューブ5aと5bを連結するブリッジ部として機能し、これらのチューブ間の剛性が高められることでコア部13の剛性が高められることになる。
また、フィン部分4a、4bおよび4cには、それぞれルーバーフィン17が複数個設けられている。
フィン6もまた、図1の上側のチューブプレート7から下側のチューブプレート7に至るまで配置されている。フィン6のそれぞれは、隣り合う流路部材であるチューブに接合して空気流れ方向に配列された複数個のチューブを一体的に固定し、コア部13の剛性を高める働きを有している。フィン6のそれぞれには、空気流れ方向に隣り合うチューブの内部に実質上冷媒が流れる部位の外方において、連結部14および16が形成されている。この連結部14および16のチューブ寄りにはチューブと隣接して細隙14a、14bおよび16a、16bが形成されている。言い換えれば、隣り合う冷媒流路を構成するチューブ5aとチューブ5bとが所定の間隔を設けて空気流れ方向に配列される場合にその間隔の外方における部位や、チューブ5aとチューブ5bとが空気流れ方向に接触して配列される場合に接触する部分の外方における部位は、実質上冷媒が流れない部位の外方であるため、これらの部位には連結部14および16を設けないということである。
細隙14aおよび14bは、チューブ5aのフィン配置側の外方に連結部14とともに設けられ、フィン6をフィン部分6aとフィン部分6bとに部分的に分断している。一方、細隙14aと細隙14bとの間に形成される連結部14はフィン部分6aとフィン部分6bとを連結している。同様に、細隙16aおよび16bは、チューブ5bのフィン配置側の外方に連結部16とともに設けられ、フィン6をフィン部分6bとフィン部分6cとに部分的に分断している。一方、細隙16aと細隙196との間に形成される連結部16はフィン部分6bとフィン部分6cとを連結している。フィン部分6bは、隣り合う流路部材であるチューブに接合して空気流れ方向に配列された複数個のチューブ、すなわちチューブ5aと5bを一体的に固定している。このようにフィン部分6bによって、チューブ間の剛性が高められることでコア部13の剛性が高められることになる。また、フィン部分6a、6bおよび6cには、それぞれルーバーフィン15が複数個設けられている。
このチューブ5は、扁平形状であり、その扁平形状を形成する2つの主面は、コア部13の長手方向に向き合って配置され、それぞれの主面は、チューブ5の内部を流れる冷媒の蒸発潜熱により冷却される空気の流れ方向とほぼ平行に配置されている。また、チューブ5は、排水性を配慮してその扁平形状の主面を重力方向の上下方向にほぼ一致させて配置されている。チューブ5の内部構成は、その断面長径方向において、一方側から流路、仕切り部の順に交互に配置する構成としてもよく、この流路と仕切り部を交互に配置する構成は、チューブ5の断面の長径方向全体にわたって備えられている。また、チューブ5は押し出し成形によって形成するようにしてもよい。
次に、本実施形態の蒸発器における連結部の最適位置について図3および図4を用いて説明する。図3は、本実施形態の蒸発器の空気流れ方向における発生凝縮量を示したグラフであり、図4は、図3のグラフに対応する蒸発器のコア部の構成を示した模式的断面図である。
図3は、蒸発器の最外端部から空気流れ方向に移動する距離Xを、空気流れ方向の蒸発器の全長Dで除した値X/Dを横軸とし、縦軸を蒸発器の空気流れ方向の全体に発生する凝縮量(g/s)として、この関係を表したグラフである。図3に示すように、凝縮水の大半は、空気流れ方向の上流側で発生する。そのため、蒸発器の表面の保水量も、上流側が多く、この領域に排水構造を設けることが必要となる。
そして、図3に示した発生凝縮量の分布から判断すると、チューブ5a、5bの空気流れ方向の最上流側端部から細隙18aおよび18bを設けた位置までの距離X1を空気流れ方向に複数個並んだ冷媒流路の全長Dで除した値X1/Dが0.25〜0.35の範囲となるように細隙18aおよび18bを配置する排水構成とすることが望ましい。このX1/Dの値を採用した場合には、蒸発器の全長Dにおいて発生する全凝縮量の約50%が、室内側に飛び散ることなく、フィンおよびチューブの外部に送風される空気とともに、細隙18aおよび18bに流れ込み重力によって鉛直下向きに流れて排水されることになる。つまり、図3のグラフに示す凝縮量の曲線と横軸のX1から上方への一点鎖線とで囲まれた範囲の凝縮量を排水することができることになる。
また、フィン4の空気流れ方向の最上流側端部から細隙19aおよび19bを設けた位置までの距離X2を冷媒流路の全長Dで除した値X2/Dが0.65〜0.75の範囲となるように細隙19aおよび19bを配置する排水構成とすることが望ましい。このX2/Dの値を採用した場合には、蒸発器の全長Dにおいて発生する全凝縮量の約95%が、室内側に飛び散ることなく、フィンおよびチューブの外部に送風される空気とともに、細隙19aおよび19bに流れ込み重力によって鉛直下向きに流れて排水されることになる。つまり、図3のグラフに示す凝縮量の曲線と横軸のX2から上方への一点鎖線とで囲まれた範囲の凝縮量を排水することができることになる。
そして、これらの両方の条件を備えた細隙18a、18b、19a、19bをフィン4に採用した場合には、まず空気の流れとともに、細隙18aおよび18bによって約50%の凝縮量が排水されるので、下流側に位置する細隙19aおよび19bに流れ込む上流側の凝縮水が減少するため、細隙19aおよび19bによって位置X1から位置X2の間の凝縮水を速やかに排水することができ、さらに排水効果が向上することなる。なお、このときの細隙18a、18bおよび19a、19bの空気流れ方向の幅は、0.5〜1.0mm程度とすることができる。
次に、本発明の蒸発器と従来の蒸発器について、水飛び限界風速と騒音レベルを検証した実験結果を図5および図6を用いて説明する。図5は、本実施形態の蒸発器および従来の蒸発器における水飛び限界風速を示したグラフであり、図6は、本実施形態の蒸発器および従来の蒸発器における周波数帯域別の騒音値を示したグラフである。また、図5および図6に示す「従来1」とは、特開2000−179988号公報の図9と同様の構成を有し、隣り合う冷媒流路が空気流れ方向に接触して配列される場合の接触部の外方における部位に細隙が設けられたフィンを有するコア部を備えた蒸発器である。また、「従来2」とは、特開2000−179988号公報の図10と同様の構成を有し、細隙が形成されていないフィンを有するコア部を備えた蒸発器である。
蒸発器の周囲を流れる空気の送風量をLoからHiに大きくすると、蒸発器の空気流れ方向の上流側に保水されていた凝縮水が下流側に移動する。このときに、フィンに形成された細隙によって、凝縮水に表面張力が働き、凝縮水が下流側に流れることを妨げることになり、水飛び現象を抑制できることになる。図5に示すように、「従来1」の蒸発器における水飛び限界風速は、「従来2」の蒸発器における水飛び限界風速に比較して、+0.7m/s程度改善している。
これに対して、本発明のコア部13を備えた蒸発器は、複数個並んだチューブのうち少なくとも1個のチューブにおける実質上冷媒が流れる部位の外方において細隙および連結部を備え、複数個並んだチューブはフィンを介して一体的に結合されていることにより、「従来1」の蒸発器と同等の水飛び限界風速を有するとともに、蒸発器全体の剛性が向上している。この蒸発器全体の剛性の向上により、本発明のコア部13を備えた蒸発器は、図6に示すように各周波数帯域において、騒音ピーク値が「従来1」の蒸発器に対して−4〜−7dB程度低減することになる。
さらに、図4に示すように細隙および連結部を空気流れ方向に複数個配置する蒸発器の構成とした場合には、「従来1」の蒸発器に対して、さらに水飛び限界風速を+0.1m/s程度改善することができる。
このような構成の蒸発器10の作用について説明する。冷凍サイクル装置の作動により、膨張弁で減圧された冷媒は、冷媒入口部1に流入し、図1に示す矢印のように、空気流れ方向の下流側に位置する上側のヘッダタンク2a内に流入する。そして、空気流れ方向の下流側に位置するチューブ5b内を通って下方向に流れ、空気流れ方向の下流側に位置する下側のヘッダタンク2b内に流入する。
さらに冷媒は、ヘッダタンク2b内で向きを変えて折り返し空気流れ方向の下流側に位置するチューブ5内を通って上方向に流れ、空気流れ方向の下流側に位置する上側のヘッダタンク2a内に流入する。ここまでが往路を通る冷媒の流れである。そして、冷媒は空気流れ方向の上流側に位置する上側のヘッダタンク2a内に移動し、空気流れ方向の上流側に位置するチューブ5内を通って下方向に流れ空気流れ方向の上流側に位置する下側のヘッダタンク2b内に流入する。
さらに冷媒は、ヘッダタンク2b内で向きを変えて折り返して空気流れ方向の上流側に位置するチューブ5a内を通って上方向に流れ空気流れ方向の上流側に位置する上側のヘッダタンク2a内に流入する。以上が復路を通る冷媒の流れである。そして、冷媒は流体出口部11から外部へ流出する。この間に減圧された冷媒はコア部13において、外部空気と熱交換して蒸発されて圧縮機の吸入側に流出されることになる。
このように本実施形態の蒸発器は、内部に冷媒が流れ、外部を冷媒と熱交換する空気が流れ、空気流れ方向に沿って並んで配置された複数のチューブ5a、5bと、空気流れ方向に沿って広がる熱交換面を有し、複数のチューブ5a、5bに隣接して配置されたフィン4とを備え、フィン4は、少なくとも1つのチューブにおける実質上冷媒が流れる部位に隣接して設けられた細隙18a、18b、19a、19bと、空気流れ方向に沿って延在するとともに、複数のチューブ5a、5bに接合されて、これらのチューブ5a、5bを連結するフィン部分4bと、を有する構成とする。この構成を採用した場合には、凝縮水が風下側へ流れて水飛び現象が起こるのを低減することができる。また、複数個のチューブ5a、5bが一体的に固定されてコア部13の剛性が向上するので、冷媒の流動による振動を低減して騒音の発生を抑制することができる。特に、本実施形態の蒸発器は、車両用空調装置に使用される蒸発器においては冷媒の流動による振動に他に、車両の駆動やエンジンの駆動による振動が加わるため、より有用である。
また、フィン4は、複数のフィン部分4a、4b、4cを有し、空気流れ方向に沿って互いに離れて配置された2つのフィン部分の間に、チューブ5a、5bからのフィン4の突出寸法よりも小さい寸法の連結部18、19を設けて形成された細隙18a、18b、19a、19bを有し、チューブ5aと5bはひとつのフィン部分4bで一体的に固定される構成とする。この構成を採用した場合には、排水構成として細隙18a、18b、19a、19bを形成したことにより、伝熱面積の減少を小さくして排水性を確保したフィン4が得られる。
また、細隙18a、18b、19a、19bはコルゲートフィンの波状頂部から延びている構成とする。この構成を採用した場合には、排水性と伝熱性の両方を高めたフィンが得られる。
また、フィン部分4bには、細隙18a、18b、19a、19bがない構成とする。この構成を採用した場合には、フィン部分4bのブリッジ部としての強度を高め、複数個のチューブを一体化する蒸発器の剛性をさらに高めることができる。
また、フィン4は、空気流れ方向に複数個並んだすべてのチューブ5a、5bについて実質上冷媒が流れる部位に隣接した細隙18a、19aを有する構成とする。この構成を採用した場合には、空気流れ方向の風上側および風下側のチューブのいずれにも排水構造が設けられることになるので、さらに水飛び現象の抑制効果を高めることができる。
また、チューブ5の空気流れ方向の最上流側端部から細隙18a、19aを設けた位置までの距離Xを、空気流れ方向に複数個並んだチューブの全長Dで除した値X/Dが0.25〜0.35の範囲、および0.65〜0.75の範囲の少なくとも一方となるように、細隙18a、19aを配置した構成とする。この構成を採用した場合には、図3に示す蒸発器の空気流れ方向における凝縮水発生量の分布に対応した効率的な排水が行え、風下側への水飛び現象の抑制をさらに高めることができる。
また、空気流れ方向に複数個並んだチューブ5aおよび5bをタンク2aに接続して組み立てる構成とし、さらにフィン4は、複数個並んだチューブ5a、5bのうち少なくとも1個のチューブにおける実質上冷媒が流れる部位の外方において、チューブからのフィン4の突出寸法よりも小さい寸法で形成された連結部18、19を有し、複数個並んだチューブ5a、5bはフィン部分4bを介して一体的に結合されている構成とする。この構成を採用した場合には、チューブと別体の部品であるタンク2aに複数のチューブ5をそれぞれ接続して構成される剛性の低い蒸発器の剛性を大きく向上させることができる。
また、複数個並んだ冷媒流路をそれぞれ独立して形成されたチューブ5a、5bで構成とし、さらにフィン4は、複数個並んだチューブ5a、5bのうち少なくとも1個のチューブにおける実質上冷媒が流れる部位の外方において、チューブからのフィン4の突出寸法よりも小さい寸法で形成された連結部18、19を有し、複数個並んだチューブ5a、5bはフィン部分4bを介して一体的に結合されている構成とする。この構成を採用した場合には、フィンを介してチューブを一体化する構造によって、別体の部品である複数個並んだチューブで構成される剛性の低い蒸発器の剛性を大きく向上させることができる。
また、チューブ5a、5bを押し出し成形によって形成し、さらにフィン4は、複数個並んだチューブ5a、5bのうち少なくとも1個のチューブにおける実質上冷媒が流れる部位の外方において、チューブからのフィン4の突出寸法よりも小さい寸法で形成された連結部18、19を有し、複数個並んだチューブ5a、5bはフィン部分4bを介して一体的に結合されている構成とする。この構成を採用した場合には、フィンを介してチューブを一体化する構造によって、別体の部品である複数個並んだチューブで構成される剛性の低い蒸発器の剛性を大きく向上させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態の蒸発器は、第1実施形態に示した細隙の代わりに、フィン22を外観上分割する間隙部24および25を開口部として設けた構成とする。図7は、本実施形態における蒸発器のコア部を示したものであり、このコア部は、図1に示すコア部13と置き換えられて、全体として第1実施形態と同様の蒸発器10を構成する。
本実施形態のコア部は、図7に示すように、空気の流れ方向に複数個並ぶように配置されたチューブ5aおよび5bの外側に空気の流れ方向に延設されたフィン22を備えている。チューブ5aとチューブ5bはフィン22を介してろう付け接合により一体的に固定されている。さらに、チューブ20aおよび20bは、フィン22を介してろう付け接合により一体的に固定され、その剛性が高められてコア部を構成している。
フィン22のそれぞれには、空気流れ方向に隣り合うチューブの内部に実質上冷媒が流れる部位の外方において、間隙部24、25が形成されている。間隙部24および25は、チューブ5およびチューブ20のフィン配置側の外方に設けられている。間隙部24は、フィン22をフィン部分22aとフィン部分22bとに外観上分割し、間隙部25は、フィン22をフィン部分22bとフィン部分22cとに外観上分割している。間隙部24、25はフィンの波状頂部から延びているように形成されている。
フィン部分22bは、隣り合う流路部材であるチューブに接合して空気流れ方向に配列された複数個のチューブ、すなわちチューブ5aと5b、およびチューブ20aと20b、を一体的に固定している。このようにフィン部分22bは、チューブ5aと5bを連結するブリッジ部として機能し、これらのチューブ間の剛性が高められることで一つの塊となってコア部13の剛性が高められることになる。また、フィン部分22a、22bおよび22cには、それぞれルーバーフィンが複数個設けられている。また、間隙部24、25の位置においても、第1実施形態に記載した最適位置を適用することにより同様の作用効果を奏する。
なお、フィン22は、空気流れ方向に配列する任意のチューブにおける実質上冷媒が流れる部位の外方において、複数個の間隙部24、25を備える構成としてもよい。例えば、フィン22は、チューブ5aおよびチューブ20aの実質上冷媒が流れる部位の外方において、間隙部24、25を備える構成としてもよい。
このように本実施形態の蒸発器は、空気流れ方向に複数個並んだチューブ5a、5bの外方に空気流れ方向に延設されたフィン22を備え、このフィン22は、複数個並んだチューブ5a、5bのうち少なくとも1個のチューブ5aにおける実質上冷媒が流れる部位の外方にチューブに隣接して、間隙部24を有するとともに、複数個並んだチューブ5a、5bはフィン部分22bを介して一体的に結合されている構成とする。この構成を採用した場合には、凝縮水が風下側へ流れて水飛び現象が起こるのを低減することができる。また、複数個のチューブ5a、5bを一体化することによりコア部の剛性が向上するので、冷媒の流動による振動を低減して騒音の発生を抑制することができる。
また、間隙部24、25はコルゲートフィンの波状頂部から延びている構成とする。この構成を採用した場合には、排水性と伝熱性の両方を高めたフィンが得られる。
また、フィン部分22bには、間隙部24、25がない構成とする。この構成を採用した場合には、フィン部分22bのブリッジ部としての強度を高め、複数個のチューブを一体化する蒸発器の剛性をさらに高めることができる。
また、フィン22は、空気流れ方向に複数個並んだすべての冷媒流路としてのチューブ5a、5bについて実質上冷媒が流れる部位の外方にチューブに隣接して間隙部24、間隙部25を有する構成とする。この構成を採用した場合には、空気流れ方向の風上側および風下側のチューブのいずれにも排水構造が設けられることになるので、さらに水飛び現象の抑制効果を高めることができる。
また、チューブ5の空気流れ方向の最上流側端部から間隙部24、25を設けた位置までの距離Xを、空気流れ方向に複数個並んだチューブの全長Dで除した値X/Dが0.25〜0.35の範囲、および0.65〜0.75の範囲の少なくとも一方となるように、間隙部24、25を配置した構成とする。この構成を採用した場合には、図3に示す蒸発器の空気流れ方向における凝縮水発生量の分布に対応した効率的な排水が行え、風下側への水飛び現象の抑制をさらに高めることができる。
(第3実施形態)
本実施形態の蒸発器は、第1実施形態に示した細隙を、空気流れ方向の上流側に位置するチューブ5aにおける実質上冷媒が流れる部位の外方において、複数個(例えば、2個)設けた構成とする。図8は、本実施形態における蒸発器のコア部を示したものであり、このコア部は、図1に示すコア部13と置き換えられて、全体として第1実施形態と同様の蒸発器10を構成する。
本実施形態のコア部は、図8に示すように、空気の流れ方向に複数個並ぶように配置されたチューブ5aおよび5bの外側に空気の流れ方向に延設されたフィン26を備え、チューブ5aとチューブ5bはフィン26を介してろう付け接合により一体的に固定されている。さらに、チューブ20aおよび20bは、フィン26を介してろう付け接合により一体的に固定され、これらは一つの塊となってその剛性が高められてコア部を構成している。
フィン26には、空気流れ方向に隣り合うチューブの上流側に位置するチューブの実質上冷媒が流れる部位の外方において、連結部27および28の両方が形成されている。
開口部としての細隙27aおよび27bは、チューブ5aおよびチューブ20aのフィン配置側の外方に連結部27とともに設けられ、フィン26をフィン部分26aとフィン部分26bとに部分的に分断している。一方、細隙27aと細隙27bとの間に形成される連結部27はフィン部分26aとフィン部分26bとを連結している。同様に、開口部としての細隙28aおよび28bは、チューブ5aおよびチューブ20aのフィン配置側の外方に連結部28とともに設けられ、フィン26をフィン部分26bとフィン部分26cとに部分的に分断している。
一方、細隙28aと細隙28bとの間に形成される連結部28はフィン部分26bとフィン部分26cとを連結している。細隙27aおよび28aは、空気流れ方向に配列された流路部材としてのチューブ5a寄りに配置されるとともに、空気流れ方向に配列された流路部材としてのチューブ20a寄りに配置されている。フィン部分26cは、隣り合う流路部材であるチューブに接合して空気流れ方向に配列された複数個のチューブ、すなわちチューブ5aと5b、およびチューブ20aと20b、を一体的に固定している。このようにフィン部分26cは、チューブ5aと5bを連結するブリッジ部として機能し、これらのチューブ間の剛性が高められることで一つの塊となってコア部13の剛性が高められることになる。また、フィン部分26a、26bおよび26cには、それぞれルーバーフィンが複数個設けられている。
このように本実施形態の蒸発器は、フィン26は、空気流れ方向に配列する任意のチューブにおける実質上冷媒が流れる部位の外方において、チューブと隣接する開口部としての細隙を備える構成とする。この構成を採用した場合には、空気流れ方向の風上側および風下側の冷媒流路のいずれかに排水構造が複数個所設けられることになるので、水飛び現象の抑制効果を一層高めることができる。
(第4実施形態)
本実施形態の蒸発器は、第1実施形態に示した蒸発器に対して、空気流れ方向に複数個配列されるチューブを、その内部にフィンを備えたチューブ29a、29b、および30a、30bで構成したことのみ異なり、その他の構成は同様である。図9は、本実施形態における蒸発器のコア部を示したものであり、このコア部は、図1に示すコア部13と置き換えられて、全体として第1実施形態と同様の蒸発器10を構成し、その作用効果についても同様である。
(その他の実施形態)
上記第1〜第4実施形態の蒸発器は、空気流れ方向に2個並んだ冷媒流路としてのチューブを独立して形成された別体の流路部材としている。これに代えて、図10に示すように、空気流れ方向に配列されるチューブ31aとチューブ31bが開孔32aおよび32bを有する薄肉部32を介して連結されて形成されるチューブ31を流路部材として備える蒸発器の構成としてもよい。この構成においても、チューブと隣り合うフィンを介して空気流れ方向に複数個並んだチューブ31aと31bをろう付け接合によりさらに強力に一体的に固定し、これらを一つの塊としてその剛性が高められたコア部を構成することができる。
上記第1〜第4実施形態の蒸発器は、空気流れ方向に2個並んだ冷媒流路としてのチューブについて適用されるにとどまらず、空気流れ方向に3個以上並んだチューブについても適用できるものである。
また、第1〜第4実施形態の蒸発器における細隙または間隙部は、一つのチューブの外方において、3個以上形成する構成としてもよい。
第1実施形態における蒸発器の全体構成を示した斜視図である。 第1実施形態における蒸発器のコア部の一部を示した斜視図である。 第1実施形態の蒸発器の空気流れ方向における発生凝縮量を示したグラフである。 図3のグラフに対応する蒸発器のコア部の構成を示した模式的断面図である。 第1実施形態の蒸発器および従来の蒸発器における水飛び限界風速を示したグラフである。 第1実施形態の蒸発器および従来の蒸発器における周波数帯域別の騒音値を示したグラフである。 第2実施形態の蒸発器のコア部の構成を示した模式的断面図である。 第3実施形態の蒸発器のコア部の構成を示した模式的断面図である。 第4実施形態の蒸発器のコア部の構成を示した模式的断面図である。 第1〜第4実施形態の蒸発器のコア部の構成を示した模式的断面図である。
符号の説明
2a、2b ヘッダタンク(タンク)
4、22、26 フィン
4a、4c フィン部分
4b フィン部分(ブリッジ部)
5a、5b チューブ(流路部材)
13 コア部
18、19 連結部
18a、18b 細隙(開口部)
19a、19b 細隙(開口部)
22a、22c フィン部分
22b フィン部分(ブリッジ部)
24、25 間隙部(開口部)
26a、26b フィン部分
26c フィン部分(ブリッジ部)
27、28 連結部
27a、27b 細隙(開口部)
28a、28b 細隙(開口部)

Claims (11)

  1. 内部に冷媒が流れ、外部を冷媒と熱交換する空気が流れ、空気流れ方向に沿って並んで配置された複数の冷媒流路と、
    前記空気流れ方向に沿って広がる熱交換面を有し、前記複数の冷媒流路に隣接して配置されたフィン(4、22、26)とを備え、
    前記フィン(4、22、26)は、少なくとも1つの前記冷媒流路における実質上冷媒が流れる部位に隣接して設けられた開口部(18a、18b、19a、19b、24,25、27a、27b、28a、28b)と、
    前記空気流れ方向に沿って延在するとともに、前記複数の冷媒流路を構成する複数の流路部材(5a、5b)に接合されて、これらの前記流路部材(5a、5b)を連結するブリッジ部(4b、22b、26c)と、を有することを特徴とする蒸発器。
  2. 前記フィン(4、26)は、複数のフィン部分(4a、4b、4c、26a、26b、26c)を有し、
    前記開口部(18a、18b、19a、19b、27a、27b、28a、28b)は、前記空気流れ方向に沿って互いに離れて配置された2つの前記フィン部分(4a、4b、4c、26a、26b、26c)の間に、前記流路部材(5a、5b)からの前記フィン(4、26)の突出寸法よりも小さい寸法の連結部(18、19、27、28)を設けて形成された細隙(18a、18b、19a、19b、27a、27b、28a、28b)であり、
    前記ブリッジ部は、ひとつの前記フィン部分(4a、4b、4c、26a、26b、26c)であることを特徴とする請求項1に記載の蒸発器。
  3. 前記フィン(22)は、複数のフィン部分(22a、22b、22c)を有し、
    前記開口部(24,25)は、前記空気流れ方向に沿って互いに離れて配置された2つの前記フィン部分(22a、22b、22c)の間に形成された間隙部(24,25)であり、
    前記ブリッジ部は、ひとつの前記フィン部分(22b)であることを特徴とする請求項1に記載の蒸発器。
  4. 前記フィン(4、22、26)は波状のコルゲートフィンであって、
    前記開口部(18a、18b、19a、19b、24,25、27a、27b、28a、28b)は前記コルゲートフィンの波状頂部から延びていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の蒸発器。
  5. 前記ブリッジ部(4b、22b、26c)には、前記開口部(18a、18b、19a、19b、24,25、27a、27b、28a、28b)がないことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の蒸発器。
  6. 前記開口部(18a、18b、19a、19b、24,25)をすべての前記冷媒流路の実質上冷媒が流れる部位に隣接して設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の蒸発器。
  7. 前記開口部(27a、27b、28a、28b)を任意の前記冷媒流路の実質上冷媒が流れる部位に隣接して複数個設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の蒸発器。
  8. 前記流路部材(5a、5b)の前記空気流れ方向の最上流側端部から前記開口部(18a、18b、19a、19b、24,25、27a、27b、28a、28b)を設けた位置までの距離Xを、前記空気流れ方向に複数個並んだ冷媒流路の全長Dで除した値X/Dが0.25〜0.35の範囲、および0.65〜0.75の範囲の少なくとも一方となるように、前記開口部(18a、18b、19a、19b、24,25、27a、27b、28a、28b)を形成したことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の蒸発器。
  9. 前記複数個並んだ冷媒流路と連通し、その冷媒流入側端部または冷媒流出側端部に配置されるタンク(2a)を備え、前記流路部材(5a、5b)のそれぞれを前記タンク(2a)に接続する構成としたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の蒸発器。
  10. 前記複数個並んだ冷媒流路をそれぞれ独立して形成された流路部材(5a、5b)で構成したことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の蒸発器。
  11. 前記流路部材(5a、5b)を押し出し成形によって形成したことを特徴とする請求項10に記載の蒸発器。
JP2005303660A 2005-10-18 2005-10-18 蒸発器 Pending JP2007113802A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005303660A JP2007113802A (ja) 2005-10-18 2005-10-18 蒸発器
US11/581,738 US20070084589A1 (en) 2005-10-18 2006-10-16 Evaporator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005303660A JP2007113802A (ja) 2005-10-18 2005-10-18 蒸発器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007113802A true JP2007113802A (ja) 2007-05-10

Family

ID=38000829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005303660A Pending JP2007113802A (ja) 2005-10-18 2005-10-18 蒸発器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20070084589A1 (ja)
JP (1) JP2007113802A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150582A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Denso Corp 熱交換器用偏平チューブ、熱交換器および熱交換器用偏平チューブの製造方法
WO2016013100A1 (ja) * 2014-07-25 2016-01-28 三菱電機株式会社 熱交換器およびこの熱交換器を備えた空調冷凍装置
US9939208B2 (en) 2014-03-24 2018-04-10 Denso Corporation Heat exchanger
WO2018154806A1 (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 三菱電機株式会社 熱交換器および空気調和機
WO2019111849A1 (ja) * 2017-12-08 2019-06-13 株式会社デンソー 熱交換器
US20240085122A1 (en) * 2019-11-11 2024-03-14 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger and refrigeration cycle apparatus

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008298391A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Denso Corp 熱交換器コア熱交換器、および冷凍サイクル装置の蒸発器
US20090145587A1 (en) * 2007-12-06 2009-06-11 Calsonickansei North America, Inc. Fin pack, heat exchanger, and method of producing same
JP5486782B2 (ja) * 2008-08-05 2014-05-07 株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジー エバポレータ
US9072200B2 (en) * 2008-09-10 2015-06-30 Schneider Electric It Corporation Hot aisle containment panel system and method
US8184435B2 (en) 2009-01-28 2012-05-22 American Power Conversion Corporation Hot aisle containment cooling system and method
US8360833B2 (en) * 2009-05-28 2013-01-29 American Power Conversion Corporation Method and apparatus for attachment and removal of fans while in operation and without the need for tools
US8031468B2 (en) * 2009-06-03 2011-10-04 American Power Conversion Corporation Hot aisle containment cooling unit and method for cooling
US7944692B2 (en) * 2009-06-12 2011-05-17 American Power Conversion Corporation Method and apparatus for installation and removal of overhead cooling equipment
US20130153174A1 (en) * 2010-08-24 2013-06-20 Carrier Corporation Microchannel heat exchanger fin
EP2643650A2 (en) * 2010-11-22 2013-10-02 Carrier Corporation Multiple tube bank flattened tube finned heat exchanger
EP2663811B1 (en) 2011-01-11 2021-10-06 Schneider Electric IT Corporation Cooling unit and method
EP2984433A1 (en) * 2013-04-10 2016-02-17 Carrier Corporation Folded tube multiple bank heat exchange unit
KR102224130B1 (ko) * 2014-08-29 2021-03-08 한온시스템 주식회사 증발기
EP4325139A4 (en) * 2021-04-13 2024-06-05 Mitsubishi Electric Corporation HEAT EXCHANGER AND REFRIGERATION CYCLE DEVICE

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2063757A (en) * 1934-12-29 1936-12-08 Gen Motors Corp Radiator core
US3298432A (en) * 1964-05-22 1967-01-17 Przyborowski Stanislaus Radiators
US3993125A (en) * 1975-11-28 1976-11-23 Ford Motor Company Heat exchange device
JP2786702B2 (ja) * 1989-12-07 1998-08-13 昭和アルミニウム株式会社 複式一体型熱交換器
JPH11294984A (ja) * 1998-04-09 1999-10-29 Zexel:Kk 並設一体型熱交換器
JP4122608B2 (ja) * 1998-12-10 2008-07-23 株式会社デンソー 冷媒蒸発器

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150582A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Denso Corp 熱交換器用偏平チューブ、熱交換器および熱交換器用偏平チューブの製造方法
US9939208B2 (en) 2014-03-24 2018-04-10 Denso Corporation Heat exchanger
WO2016013100A1 (ja) * 2014-07-25 2016-01-28 三菱電機株式会社 熱交換器およびこの熱交換器を備えた空調冷凍装置
JPWO2016013100A1 (ja) * 2014-07-25 2017-04-27 三菱電機株式会社 熱交換器およびこの熱交換器を備えた空調冷凍装置
WO2018154806A1 (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 三菱電機株式会社 熱交換器および空気調和機
JP6400257B1 (ja) * 2017-02-21 2018-10-03 三菱電機株式会社 熱交換器および空気調和機
US11009300B2 (en) 2017-02-21 2021-05-18 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger and air-conditioning apparatus
WO2019111849A1 (ja) * 2017-12-08 2019-06-13 株式会社デンソー 熱交換器
JP2019105380A (ja) * 2017-12-08 2019-06-27 株式会社デンソー 熱交換器
JP7047361B2 (ja) 2017-12-08 2022-04-05 株式会社デンソー 熱交換器
US20240085122A1 (en) * 2019-11-11 2024-03-14 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger and refrigeration cycle apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US20070084589A1 (en) 2007-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007113802A (ja) 蒸発器
JP4122578B2 (ja) 熱交換器
US20120103583A1 (en) Heat exchanger and fin for the same
US20070056719A1 (en) Heat exchanger for cooling
JP5803768B2 (ja) 熱交換器用フィンおよび熱交換器
JP2008116102A (ja) 冷却用熱交換器
JP2007298260A (ja) 熱交換器
WO2013031528A1 (ja) 熱交換器
US7013952B2 (en) Stack type heat exchanger
JP4122670B2 (ja) 熱交換器
JP2008298391A (ja) 熱交換器コア熱交換器、および冷凍サイクル装置の蒸発器
JP2003090693A (ja) 排気熱交換器
JP6747384B2 (ja) 熱交換器およびコルゲートフィン
JP4147731B2 (ja) 冷却用熱交換器
JP6558268B2 (ja) 冷媒蒸発器
JP2016050718A (ja) 空気調和機
JP7188128B2 (ja) 熱交換器
JP2007255857A (ja) エバポレータ
WO2017179553A1 (ja) 熱交換器
WO2020203555A1 (ja) 熱交換器
JP5338950B2 (ja) 熱交換器
JP2006112731A (ja) 細径多管式熱交換器の細径伝熱管ユニット
WO2021024958A1 (ja) 熱交換器
JP2002318090A (ja) 複式熱交換器
JP3805665B2 (ja) 熱交換器