JP2007110834A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受(ベアリング)の十分な強度を確保しつつ、更なる小型化を実現しうるモータを提供する。
【解決手段】回転軸11に固着された永久磁石12を備えたロータ10と、ロータ10が挿入されるロータ挿入穴13を備えたステータ20と、ロータ10の回転軸11の一方の軸端18を支持する軸受30と、軸受30が挿入される軸受挿入穴15を備えた軸受ホルダ40と、を有するモータ1において、ロータ10の外径をA、軸受挿入穴15の内径をB、ロータ挿入穴13の内径をCとしたとき、A<B<Cの関係を満たす。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータに関し、特に、小型化に適したモータに関する。
一般に、入力パルス数に比例して回転駆動する電動機として、PM型ステッピングモータがある。例えば、爪状の誘導子(極歯)を用いたPM型ステッピングモータでは、ロータの回転軸に永久磁石が固着されており、ステータに巻回されたリング状のコイルにパルス電流を供給することによって、ステータの極歯に磁界が現れ、入力パルス数に比例して回転駆動する。
図4は、極歯を用いたPM型ステッピングモータ100の従来構造を示す断面図である。
図4において、PM型ステッピングモータ100には、回転軸101に固着された永久磁石102を備えたロータ110と、ロータ110が挿入されるロータ挿入穴103を備えたステータ120と、が設けられており、回転軸101の下端は、鋼球104を介して軸受130で支持されている。また、軸受130は、軸受挿入穴105を備えた軸受ホルダ140によって、回転軸101の軸方向Lに変位可能に支持されている。軸受130の下面には、ロータ110に対し、回転軸101の軸方向Lに与圧を付与する板バネ106が当接されている。
ここで、PM型ステッピングモータ100におけるロータ110やステータ120、軸受130などの寸法に着目すると、ロータ110(永久磁石102)の外径をφA2(mm)、軸受挿入穴105の内径(軸受130の外径)をφB2(mm)、ステータ120(ロータ挿入穴103)の内径をφC2(mm)としたとき、A2<B2=C2の関係が満たされている(図4参照)。この関係を満たす従来のPM型ステッピングモータ100は、次のようにして組み立てられる。すなわち、まず、フレーム107に、スラスト軸受108を固定し、ステータ120を取り付ける。次に、軸受ホルダ140をステータ120の下面に取り付ける。次に、永久磁石102が固着された回転軸101(ロータ110)を、軸受ホルダ140の軸受挿入穴105からステータ120のロータ挿入穴103に通して、その先端をスラスト軸受108に係合させる。最後に、回転軸101との間で鋼球104を挟持するように、軸受130を軸受ホルダ140の軸受挿入穴105にリア側から組み込んだ後、板バネ106によってその下面を付勢する。
このように、従来のステッピングモータ100では、その組み立ての際には、ロータ110を、軸受ホルダ140の軸受挿入穴105からステータ120のロータ挿入穴103に通す関係上、それぞれA2<B2及びA2<C2の関係は必須である。そして、B2とC2との関係は、製造(組立)工程の簡易化の観点からB2=C2となる場合が多かった。
また、例えば特許文献1に開示されたステッピングモータでは、A2<C2<B2の関係が満たされている。すなわち、B2=C2の関係が満たされたステッピングモータ100(図4参照)では、軸受130がロータ挿入穴103に突出してステータ120(特に極歯)と接触し、モータ損傷の危険性があるので、特許文献1に開示されたステッピングモータでは、C2<B2の関係を満たすようにして、軸受130がロータ挿入穴103に突出するのを完全に排除している。
特開平9−135562号公報(図1)
しかしながら、デジタルカメラなどの電子機器の薄型化・小型化に伴って、モータ自体の小型化が極めて重要な課題になっている昨今において、上述した従来のステッピングモータ(図4及び特許文献1参照)では、十分な小型化を図ることができない。
すなわち、図4において、外径が例えば約φ8mm程度の従来のステッピングモータ100では、軸受ホルダ140の高さE2は、強度確保の観点から設計された軸受130の高さD2より大きく、ステータ120の高さH2と比べると十分小さいもの(約1/5)となっている。しかし、ステッピングモータ100の外径が例えば約φ6mm程度になった場合(これに伴い、ステータ120の長さH2が、より短いH2'になった場合)には、軸受ホルダ140の高さE2は、少なくとも、上述のとおり強度確保の観点から設計された軸受130の高さD2よりも大きくしなければならないことから、ステータ120の高さH2'(<H2)と比べて十分小さいものとはならない。その結果、モータの全丈を短く(小さく)できず、軸受ホルダ140が、ステッピングモータ100をデジタルカメラ等の実機に搭載する際の障害になってしまう。
また、特許文献1に開示されたステッピングモータは、上述のとおり、モータ損傷の危険性を低下させる観点からA2<C2<B2(図4参照)の関係が満たされているものであるが、その外径が例えば約φ6mm程度になったときには、ステッピングモータ100と同様、軸受ホルダ140の高さE2(図4参照)を十分に小さくすることができず、ステッピングモータの十分な小型化を図ることができない。
そこで、本発明者は、軸受(ベアリング)の十分な強度確保を考慮した上で、モータ自体の更なる小型化という昨今の重要な課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明を着想するに至った。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、軸受(ベアリング)の十分な強度を確保しつつ、更なる小型化を実現しうるモータを提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 回転軸に固着された永久磁石を備えたロータと、前記ロータが挿入されるロータ挿入穴を備えたステータと、前記回転軸の一方の軸端を支持する軸受と、前記軸受が挿入される軸受挿入穴を備えた軸受ホルダと、を有するモータにおいて、前記ロータの外径をA、前記軸受挿入穴の内径をB、前記ロータ挿入穴の内径をCとしたとき、A<B<Cの関係を満たすことを特徴とするモータ。
本発明によれば、ロータ,ステータ,軸受,及び軸受ホルダが設けられたモータにおいて、軸受ホルダに設けられた軸受挿入穴の内径を、ロータの外径をより大きくするとともに、ステータに設けられたロータ挿入穴の内径よりも小さくすることとしている。
本発明に係るモータでは、軸受挿入穴の内径B、すなわち軸受の外径Bを、ロータ挿入穴の内径Cよりも小さくなるようにしているので、軸受は、ロータ挿入穴に突出することが可能である。そして、軸受がロータ挿入穴に突出することが可能であれば、軸受の高さは従来のままで、軸受ホルダの高さ(ステータのリア側における飛び出し)を小さくすることができる。しかも、軸受がロータ挿入穴に突出したとしても、B<Cの関係が満たされていることから、軸受がステータ(特に極歯)と接触してモータを損傷する危険性は小さい。
従って、軸受(ベアリング)の十分な強度確保とモータ損傷の危険性低下とを考慮した上で、モータ自体の更なる小型化を図ることができる。
なお、本発明は、上述した「A<B<C」の関係を満たしていれば、実際に軸受がロータ挿入穴に突出しているか否かは問わない。
(2) 前記軸受の一部は、前記軸受ホルダから前記ロータ挿入穴に突出していることを特徴とする(1)記載のモータ。
本発明によれば、軸受の一部は、軸受ホルダからロータ挿入穴に突出していることとしたので、軸受の高さは従来のままで、軸受ホルダの高さを小さくすることができ、軸受の強度を十分に確保しつつ更なる小型化を図ることができる。
すなわち、本発明は、軸受をロータ挿入穴に突出させることによって、軸受ホルダの高さを小さくすることができ、それによってモータの長さを小さくすることができる。そして、本発明は、このような形状にすることによって、突出した軸受がステータと接触しないし、軸受自体も軸受としての強度を確保したままで、軸受としての機能を損なわないものである。なお、本発明は、軸受ホルダが、例えば焼結体など弾性又は可塑性を有しない変形不可能な素材であったとしても、軸受の高さは従来のままで、軸受ホルダの高さを小さくすることができる。
(3) 前記軸受ホルダに設けられた軸受挿入穴は、前記ロータを挿入するための穴として用いられることを特徴とする(1)又は(2)記載のモータ。
本発明によれば、軸受ホルダに設けられた軸受挿入穴を、ロータをステータの内部に挿入するための穴(入り口)として用いることとしたので、モータの全丈を短くすることができる。
すなわち、本発明によれば、軸受ホルダを小さくすることで、モータの全丈を短くすることができるようになっており、また、軸受ホルダを小さくしても、強度を保って当該機能(軸受を保持する機能)を十分に果たしうるものとなっている。
また、従来のPM型ステッピングモータ100(図4参照)では、製造(組立)工程の簡易化の観点から、軸受ホルダ140の軸受挿入穴105の内径B2と、ステータ120のロータ挿入穴103の内径C2とを等しくしていたため、モータの組み立て時において、ロータ110をステータ120に挿入する際に、永久磁石102とステータ120(特に極歯)とが接触し、モータ損傷の危険性が高かった。しかし、本発明によれば、例えば図4において、ステータ120のロータ挿入穴103よりも内径が小さい軸受挿入穴105を、ロータ110を挿入するための穴として用いることとしたので、回転軸101の中心とロータ挿入穴103の中心とをより正確に一致させた状態でロータ110を挿入することができ、ひいては、ロータ110の回転軸101が偏心した状態で挿入されるのを防ぐことができる。従って、モータ損傷の危険性を低下させることができる。
本発明に係るモータによれば、軸受挿入穴の内径をロータ挿入穴の内径よりも小さくすることとしたので、軸受の高さは従来のままで、軸受ホルダの高さを小さくすることができ、ひいては軸受の強度は保ったまま更なる小型化を図ることができる。また、モータ組み立て時にモータ損傷の危険性を低下させることもできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
[機械構造]
図1は、本発明の実施の形態に係るPM型ステッピングモータ1の機械構造を示す断面図である。なお、PM型ステッピングモータ1は、例えば、デジタルカメラ,デジタルビデオカメラ,FDD,ODDなどの電子機器に搭載される。
図1において、PM型ステッピングイモータ1は、回転軸11に固着された永久磁石12を備えたロータ10と、ロータ10が挿入されるロータ挿入穴13を備えたステータ20と、鋼球14を介して回転軸11の下端を支持する軸受30と、軸受挿入穴15が形成され、軸受30を回転軸11の軸方向Lに変位可能に支持する軸受ホルダ40と、を有している。軸受30の下面には、ロータ10に対して軸方向Lに与圧を付与する板バネ16が当接している。
ステータ20では、コイル21が巻回された環状の第1ボビン22Aと第2ボビン22Bとが回転軸11の軸方向Lに重ねて配置されている。第1ボビン22Aにおいて、回転軸11の軸方向Lの両側には、環状の内ステータコア23A及び外ステータコア24Aが重ねて配置され、第2ボビン22Bにおいて、回転軸11の軸方向Lの両側には、環状の内ステータコア23B及び外ステータコア24Bが重ねて配置されている。第1ボビン22Aの内周面では、内ステータコア23Aの複数の極歯25Aと外ステータコア24Aの複数の極歯26Aが周方向に噛み合うように並んだ状態で配置されている。第2ボビン22Bの内周面では、内ステータコア23Bの複数の極歯25Bと外ステータコア24Bの複数の極歯26Bが周方向に噛み合うように並んだ状態で配置されている。なお、第1ボビン22A及び第2ボビン22Bは、樹脂部材で構成されており、内ステータコア23A,23B及び外ステータコア24A,24Bは、いずれも磁性金属部材で構成されている。
このようにして、ロータ10が挿入されるロータ挿入穴13を備えたステータ20が構成されており、このロータ挿入穴13の内側には、ロータ10の基端側が同軸上に配置されている。ロータ10の基端側では、回転軸11の周りに永久磁石12が固着されており、この永久磁石12は、ステータ20の極歯25A,26A,25B,26Bと所定の間隔を隔てて対向配置されている。
外ステータコア24Aの先端面にはコの字状のフレーム(金属フレーム)17が固着されており、ロータ10の回転軸11は、このフレーム17の先端側屈曲部分に固定されたスラスト軸受19によって支持されている。すなわち、ロータ10の回転軸11は、その先端がフレーム17によって支承されている。そして、回転軸11のフレーム17側に突出している部分の外周には、リードスクリュー部11Aが形成されている。このリードスクリュー部11Aには、搭載する実機におけるヘッド部材のネジ部(図示せず)が螺合されており、リードスクリュー部11Aが回転することによって、このヘッド部が図1における回転軸11の軸方向Lに対して上下方向に移動可能となっている。
一方で、ロータ10の回転軸11は、軸方向Lの基端側の軸端18が鋼球14を介して軸受30によって支持されている。鋼球14は、軸端18における凹錐面からなる凹部18Aと、軸受30における凹錐面からなる凹部30Aとによって保持されている。
ステータ20の下には、軸受挿入穴15が形成され、焼結体などからなる軸受ホルダ40が配置されている。軸受30は、この軸受挿入穴15の内部において、回転軸11の軸方向Lに変位可能な状態で装着されている。
ここで、PM型ステッピングモータ1では、軸受ホルダ40に形成された軸受挿入15穴の内径B1を、ロータ10(永久磁石12)の外径A1よりも大きくするとともに、ステータ20に形成されたロータ挿入穴13の内径C1よりも小さくしている。また、軸受30の一部は、軸受ホルダ40の上端(ロータ10側の端)からF1だけ飛び出して、ステータ20におけるロータ挿入穴13側に突出している。これらの寸法に関して、図2を用いて詳細に説明する。
図2は、図1に示すPM形ステッピングモータ1における軸受30付近の拡大図である。
図2に示すように、PM型ステッピングモータ1では、軸受挿入穴15の内径B1、すなわち軸受30の外径B1を、ロータ挿入穴13の内径C1よりも小さくしており、軸受30は、ロータ挿入穴13に突出している。従って、軸受30の高さD1は従来のままで(図4に示すD2と等しいままで)、軸受ホルダ40の高さE1を小さくすることができる(図4に示すE2よりも小さくすることができる)。従って、PM型ステッピングモータ1の外径が例えば約φ6mm程度になった場合であっても、軸受ホルダ40の高さE1を、ステータ20の高さと比べて相対的に十分小さくすることができ、ひいてはモータの全丈を短く(小さく)することができるので、デジタルカメラ等の実機に搭載する際の障害になるのを防ぐことができる。
また、軸受30がロータ挿入穴13に突出したとしても、軸受30の外径B1はロータ挿入穴13の内径C1よりも小さいので、軸受30がステータ20(特に極歯25B,26B)と接触してモータを損傷する危険性は低い。
このようなことから、PM型ステッピングモータ1は、軸受30の強度を十分に確保した上で、モータ損傷の危険性を低下させつつ、更なる小型化を図ることができる。
[組み立て方法]
図3は、本発明の実施の形態に係るPM型ステッピングモータ1の組立方法を説明するための分解斜視図である。なお、図3は、PM形ステッピングモータ1における軸受30付近の組立方法に着目している。従って、スラスト軸受19が固定されたフレーム17は、外ステータコア24Aの先端面に予め固着されているものとする。
図3において、まず、軸受ホルダ40を外ステータコア24Bの下面に取り付ける。より具体的には、外ステータコア24Bの下面には、溶接用の4個の突起部51が形成されており、これらの突起部51に、軸受ホルダ40を位置決めして当接させる。そして、これらの突起部51に電流を流してスポット溶接を行うことによって、軸受ホルダ40は外ステータコア24Bに固定される。
次に、軸受ホルダ40の軸受挿入穴15を、ロータ10(図3では図示せず。図1参照)を挿入するための穴(入り口)として用いる。より具体的には、ロータ10を軸受挿入穴15から通して、その先端をスラスト軸受19(図1参照)に係合させる。
ここで、本実施形態に係るPM型ステッピングモータ1では、軸受挿入穴15の内径B1を、外ステータコア24Bのロータ挿入穴13の内径C1よりも小さくしている。従って、強度を保ったままで軸受ホルダ40を小さくすることができ、ひいてはモータの全丈を短くすることができる。また、ロータ10をステータ20に挿入する際、回転軸11の中心とロータ挿入穴13の中心とをより正確に一致させた状態でロータ10を挿入することができ、ひいては回転軸11が偏心した状態で挿入されるのを防ぐことができる。従って、モータ損傷の危険性を低下させることができる。
なお、ロータ10をステータ20に挿入した後、軸受30を軸受ホルダ40の軸受挿入穴15に挿入する。このとき、回転軸11の軸端18に形成された凹部18A(図3では図示せず。図1参照)と、軸受30に形成された凹部30Aとによって、鋼球14が保持されることになる。最後に、板バネ16を有する板バネ押圧キャップ部材60を軸受ホルダ40に取り付ける。より具体的には、板バネ押圧キャップ部材60には、外周縁から軸受ホルダ40側に伸びた4個の爪部60Aが形成されており、これらの爪部60Aが軸受ホルダ40の外周縁に係合することによって、板バネ押圧キャップ部材60が軸受ホルダ40に取り付けられる。なお、軸受30の下面は、板バネ60によって付勢されており、回転軸11の振れに起因した異音が発生するのを防いでいる。
また、本実施形態では、軸受ホルダ40は焼結体等の部材で構成することとしたが、例えば、樹脂材等の部材で構成することとしてもよい。
本発明に係るモータは、軸受の強度を保ったままで更なる小型化に資するものとして有用である。
本発明の実施の形態に係るPM型ステッピングモータの機械構造を示す断面図である。 図1に示すPM形ステッピングモータにおける軸受付近の拡大図である。 本発明の実施の形態に係るPM型ステッピングモータの組み立て方法を説明するための分解斜視図である。 極歯を用いたPM型ステッピングモータの従来構造を示す断面図である。
符号の説明
1 PM型ステッピングモータ
10 ロータ
11 回転軸
12 永久磁石
13 ロータ挿入穴
14 鋼球
15 軸受挿入穴
16 板バネ
17 フレーム
18 軸端
18A 凹部
19 スラスト軸受
20 ステータ
21 コイル
22A 第1ボビン
22B 第2ボビン
23A,23B 内ステータコア
24A,24B 外ステータコア
25A,26A,25B,26B 極歯
30 軸受
30A 凹部
40 軸受ホルダ

Claims (3)

  1. 回転軸に固着された永久磁石を備えたロータと、
    前記ロータが挿入されるロータ挿入穴を備えたステータと、
    前記回転軸の一方の軸端を支持する軸受と、
    前記軸受が挿入される軸受挿入穴を備えた軸受ホルダと、を有するモータにおいて、
    前記ロータの外径をA、前記軸受挿入穴の内径をB、前記ロータ挿入穴の内径をCとしたとき、A<B<Cの関係を満たすことを特徴とするモータ。
  2. 前記軸受の一部は、前記軸受ホルダから前記ロータ挿入穴に突出していることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 前記軸受ホルダに設けられた軸受挿入穴は、前記ロータを挿入するための穴として用いられることを特徴とする請求項1又は2記載のモータ。
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