JP2007325463A - モータ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な樹脂材料製の軸受ホルダを使用し、製造コストの低減化及び軽量化を図ると共に、軸受と軸受ホルダとの間で発生するタタキ音の低減化を図る
【解決手段】本発明に係るモータ10において、モータケース16は、軸受ホルダ18側に形成された端面部38と、端面部38に形成された開口部40とを備え、軸受ホルダ18は、端面部38の外面側に当接可能に形成された台座部46と、台座部46より縮径されてモータケース16側に延出し、開口部40を貫通可能に形成された縮径部47と、縮径部47の先端が外側に拡径され、端面部38の内面側に当接可能に形成された外鍔部48とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ及びその製造方法に関する。
従来、光ディスクドライブ装置のピックアップ駆動用等として、小型のモータが使用されている。
図11に示されているように、この種のモータ1は、回転軸2と、回転軸2に固着された永久磁石3を有するロータ4と、ロータ4の周りに配置された金属製のステータ5と、回転軸2の一方の軸端を支持する樹脂材料製の軸受6と、軸受6を軸方向に移動可能に保持する焼結金属製の軸受ホルダ7と、軸受ホルダ7の軸方向外側に設けられ、軸受6を回転軸2側に付勢する与圧付与部材8とから概略構成されている。そして、モータ1の製造過程において、軸受ホルダ7はステータ5の軸方向外側の端面にスポット溶接等により固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−324892号公報
しかしながら、上記した従来のモータ及びその製造方法では、軸受ホルダ7が焼結金属製であるため、材料費が高くなり、製造コストの低減化が図り難いと共に、モータの軽量化が図り難いといった問題がある。
また、軸受6が樹脂材料製で軸受ホルダ7が焼結金属製というように両部材の材質がそれぞれ異なると、軸受6と軸受ホルダ7との間の僅かな隙間において発生するタタキ音と呼ばれるノイズが大きくなるといった問題もある。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、安価な樹脂材料製の軸受ホルダを使用し、製造コストの低減化及びモータの軽量化を図ることができると共に、軸受と軸受ホルダとの間で発生するタタキ音の静音化を図ることのできるモータ及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、回転軸と、該回転軸に固着された永久磁石を有するロータと、該ロータの周りに配置されたステータと、前記ロータ及びステータを収納するモータケースと、前記回転軸の一方の軸端を支持する軸受と、前記モータケースの軸方向外側に配置され、前記軸受を保持する樹脂製の軸受ホルダとを備えたモータにおいて、前記モータケースは、前記軸受ホルダ側に形成された端面部と、該端面部に形成された開口部とを備え、前記軸受ホルダは、前記端面部の外面側に当接可能に形成された台座部と、該台座部より縮径されて前記モータケース側に延出し、前記開口部に嵌合可能に形成された縮径部と、該縮径部の端部が願径方向外方に拡径され、前記端面部の内面側に当接可能に形成された外鍔部とを備えており、前記モータケースと前記軸受ホルダとは、前記端面部と前記外鍔部とにより固着されていることを特徴とする。
この本発明に係るモータによれば、安価な樹脂製の軸受ホルダを使用し、製造コストの低減化及びモータの軽量化を図ることができると共に、軸受と軸受ホルダとの間で発生するタタキ音の静音化を図ることができる。
また、本発明において、前記軸受ホルダは、前記台座部が前記モータケースの外径より小径となるように形成されていることが好ましい。本発明によれば、軸受ホルダの幅寸法をモータケースの幅寸法よりも小さくすることができるため、小型化が必要な機器にも搭載することができ、モータの用途の拡大化を図ることができる。
さらに、本発明において、前記端面部の周縁部には、内鍔部が段状に屈曲して形成されており、該内鍔部は前記外鍔部に係合可能となっていることが好ましい。本発明によれば、モータケースと軸受ホルダとが一段と強固に固定されるので、モータの駆動中に、モータケースと軸受ホルダとの接合部に対して荷重や衝撃が加わったとしても、両部材間の接合は確実に保持される。
また、本発明に係るモータの製造方法は、前記軸受ホルダの台座部に前記モータケースの端面部の外面側を当接させると共に、前記開口部に前記縮径部を嵌合させ、前記軸受ホルダを前記モータケースに組み付ける工程と、前記軸受ホルダを前記モータケースに組み付けた状態で、前記縮径部の端部を加熱して溶融し、前記外鍔部を形成して前記軸受ホルダを前記モータケースに溶着する工程とを備えていることを特徴とする。
さらに、本発明に係るモータの製造方法において、前記軸受ホルダは、アウトサート成形により前記モータケースと一体に成形されることを特徴とする。
このように、本発明に係るモータの製造方法によれば、モータケースと軸受ホルダとの固着作業を容易且つ確実に行うことができるため、製造工程の簡略化、及び製品の信頼性の向上を図ることができる。
本発明に係るモータによれば、安価な樹脂材料製の軸受ホルダを使用し、製造コストの低減化及びモータの軽量化を図ることができると共に、軸受と軸受ホルダとの間で発生するタタキ音の静音化を図ることができる。
また、本発明に係るモータの製造方法によれば、モータケースと軸受ホルダとの固着作業を容易且つ確実に行うことができるため、製造工程の簡略化、及び製品の信頼性の向上を図ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本発明を適用したモータを示す断面図、図2は本発明を適用したモータを示す半断面図、図3は本発明を適用したモータを示す平面図、図4は本発明を適用したモータの要部を拡大して示す側面図、図5は図1乃至図4に示すモータの軸受ホルダを示す平面図、図6は図5のA−A断面図、図7はモータケースに軸受ホルダを固着した状態を示す半断面図、図8はモータケースに軸受ホルダを接合した状態を示す平面図、図9及び図10は本発明の実施の形態に係るモータの製造方法を示す断面図である。なお、以下の説明では、本発明をステッピングモータに適用した場合について例示して説明する。
(全体構成)
本実施の形態に係るモータ10は、図1および図2に示すように、回転軸11と、回転軸11の一方の端部12の周りに固着された永久磁石13を有するロータ14と、ロータ14の周りに配置されたステータ15と、ロータ14及びステータ15を収納可能に配置されたモータケース16と、回転軸11の一方の軸端を支持する軸受17と、モータケース16の軸方向外側に配置され、軸受17をスラスト方向に移動可能に保持する軸受ホルダ18と、軸受ホルダ18の軸方向外側に設けられる与圧付与部材19とを備えている。そして、モータ10は、端子台20に突設された一対の端子ピン21a,21bを介してフレキシブルプリント配線基板22に接続されるようになっている。
回転軸11は、回転軸11の一方の端部12の軸端に、凹錐面を有する凹部24が形成されており、他方の軸端は図示を省略した別の軸受により支持されている。
ステータ15は、2組の金属製のステータコア25,26を軸方向に重ねて配置した構成を有しており、各ステータコア25,26は、それぞれ、軸方向外側に配置される外側ステータコア27,28と、互いに隣接して配置される内側ステータコア29,30とから構成されている。そして、これらの外側ステータコア27,28及び内側ステータコア29,30は、磁性金属部材により形成されており、内周側にはロータ14の永久磁石13の外周面に対向するように複数の極歯31,32がそれぞれ形成されている。また、各ステータコア25,26には、それぞれ、コイル33,34が巻回された樹脂製のコイルボビン35,36が設けられており、コイルボビン35、36の内周面では外側ステータコア27,28及び内側ステータコア29,30に形成された複数の極歯31,32が周方向に並んだ構成となっている。
モータケース16は、ステータ15と同様に金属製であり、一枚の金属板から形成されており、ステータコア25を囲繞する第1ケース16aと、ステータコア26を囲繞する第2ケース16bとから構成されている。第1ケース16aと第2ケース16bは、各ステータコア25,26を囲繞するように筒状に形成された周壁部37と、周壁部37から半径方向内側に延設された端面部38,39と、各端面部38,39にそれぞれ形成された開口部40,41とを備えている。そして、本実施の形態では、第2ケース16bの端面部38の周縁部には、軸方向外側に向かって突出して半径方向内側に屈曲する内鍔部42が絞り加工によって段状に屈曲して形成されており、絞り加工により形成することにより精度良く内鍔部42を形成することができる。軸受17は、樹脂製で円筒形状を成しており、その軸方向内側には、凹錐面を有する凹部43が形成されている。そして、この凹部43と回転軸11の一方の端部12の軸端に形成された凹部24との間には鋼球44が介装されることにより、回転軸11が軸受17に回転可能に支持されるようになっている。なお、この場合、特に図示しないが、軸受17の外周には軸受17の回り止めを防止する突部が形成されていてもよい。
図5及び図6、図7に最も良く示されているように、本形態では、軸受ホルダ18は、例えば、LCP(液晶ポリエステル)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂製で、モータケース16の第2ケース16bの端面部38の外径よりより小径となるように形成されており、軸心を中心に円柱状に形成されて軸受17を嵌合して保持する軸受嵌合孔45と、モータケース16の第2ケース16bの端面部38の外面側に当接可能な台座部46と、台座部46より縮径されてモータケース16の第2ケース16b側に延出し、開口部40に嵌合可能な縮径部47とを備えている。そして、後述するモータ10の製造過程において、この縮径部47の端部には、半径方向外方に拡径された外鍔部48が第2ケース16bの端面部38の内面側に当接可能なように形成される(図1,2及び図7参照)。なお、軸受ホルダ18の材質がLCPの場合には、流動性に優れているため加工性にも優れ、さらに耐熱性にも優れた軸受ホルダを提供することができる。
また、軸受ホルダ18の台座部46には、左右両側に突出するように、与圧付与部材挿入部49が左右対称に形成されており、与圧付与部材挿入部49の角部は面取りされて傾斜面50が形成されている。さらに、与圧付与部材挿入部49の中央にも、傾斜面50と同様に傾斜面51が形成されており、傾斜面51に連続するように、台座部46の軸方向外側には、軸受嵌合孔45の両側に板バネ部収容凹部52が形成されている。
与圧付与部材19は、図3および図4に示すように、SUSなどの金属板から成り、軸受ホルダ18の外面を覆うように形成された平板部53と、平板部53の略中央部において軸受17側に切り起こされた板バネ部54と、平板部53の前後において軸受ホルダ18の前後壁部に当接するようにそれぞれ屈曲形成されたガイド壁部55と、平板部53の一方の側部において軸受ホルダ18の側壁部に当接するように屈曲形成されたストッパ壁部56とから構成されている。
そして、この与圧付与部材19は、軸受ホルダ18に取付けられて、板バネ部54が軸受17の軸方向外側に当接して軸受17を回転軸11側に加圧するようになっている。
(モータの製造方法)
このような構成を備えたモータ10を製造する方法において、モータケース16と軸受ホルダ18とを固着する方法としては、溶着による方法と、アウトサート成形による方法とが考えられる。
溶着による方法では、図9に示すように、例えば、先ず、金型57内において突設された円柱形状の位置決め治具58に軸受ホルダ18を挿入する。この際、位置決め治具58の外周面と軸受ホルダ18の軸受嵌合孔45との間には隙間が形成されていない。さらに、位置決め治具58によって軸受ホルダ18の軸受嵌合孔45の形状が変形しないように規制されている。そして、本形態では、軸受ホルダ18の台座部46にモータケース16の第2ケース16bの端面部38の外面側に当接させると共に、開口部40に縮径部47を嵌合させ、軸受ホルダ18をモータケース16の第2ケース16bに組み付ける。次いで、図10に示すように、位置決め治具58に円筒形状の加熱治具59を挿入し、該加熱治具59により縮径部47の端部を加熱・加圧して溶融する。そうすると、縮径部47の端部は半径方向外方に拡径され、縮径部47の端部に外鍔部48が形成される。外鍔部48はモータケース16の第2ケース16bの端面部38の内面側に当接する。さらに、本形態では、外鍔部48はモータケース16の内鍔部42と係合して溶着されるので、モータケース16の第2ケース16bと軸受ホルダ18とはより強固に固着される。したがって、モータ10の駆動中に、モータケース16の第2ケース16bと軸受ホルダ18との接合箇所に対して荷重や衝撃が加わったとしても、モータケース16の第2ケース16bと軸受ホルダ18とは外れることなく接合状態は確実に保持される。
また、上記のような方法で溶着することにより、軸受ホルダ18の縮径部47の端部の溶解した樹脂が軸受嵌合孔45に回り込んだりすることを防止することができる。
一方、アウトサート成形による方法では、例えば、軸受ホルダ18の型に形成した金型内の所定位置に予めモータケース16の第2ケース16bをセットした後、金型内に溶融樹脂を注入し、固化させる。この結果、軸受ホルダ18に外鍔部48等が形成され、該外鍔部48はモータケース16の第2ケース16bの内鍔部42と係合し、モータケース16の第2ケース16bと軸受ホルダ18とは強固に精度良く固定される。したがって、モータ10の駆動中に、モータケース16の第2ケース16bと軸受ホルダ18との接合箇所に対して荷重や衝撃が加わったとしても、モータケース16の第2ケース16bと軸受ホルダ18とは外れることなく接合状態は確実に保持される。
ここで、アウトサート成形とは、上記したように、金型内にモータケース16のような金属製部品をセットした後に溶融樹脂を注入し、金属製部品の一部に樹脂を付着固定させ、金属製部品と樹脂製部品とを一体成形することを言う他、例えば、金型内に金属部品をセットした後に樹脂を注入し、金属製部品と樹脂製部品とを一体化させることや、樹脂成形品に金属製部品を圧入し一体化させること等、金属製部品に樹脂部品を固着させること全般のことを言うものとする。
上述した方法により、モータケース16の第2ケース16bに軸受ホルダ18を固着した後、外側ステータコア27,28をそれぞれモータケース16の第1ケース16aと第2ケース16bの内部に入れ、その上からコイルが巻き回されたコイルボビン35、36を挿入し、さらに、内側ステータコア29,30をモータケース16の第1ケース16aと第2ケース16bに形成してある複数の切欠き部(図示省略)に圧入して嵌め込む。そして、このようにして組み立てたモータケース16の第1ケース16aと第2ケース16b同士をプラズマ溶接し、モータ10を製造する。
(本実施の形態の効果)
上記した本実施の形態に係るモータ10によれば、安価な樹脂製の軸受ホルダ18を使用し、製造コストの低減化及びモータの軽量化を図ることができると共に、軸受17と軸受ホルダ18との間で発生するタタキ音の静音化を図ることができる。
また、軸受ホルダ18の幅寸法をモータケース16の第2ケース16bの幅寸法よりも小さくすることができるため、小型化が必要な機器にも搭載することができ、モータ10の用途の拡大化を図ることができる。
さらに、本発明によれば、モータケース16の内鍔部42と軸受ホルダ18の外鍔部48によってモータケース16と軸受ホルダ18とが一段と強固に固定されるので、モータ10の駆動中に、モータケース16と軸受ホルダ18との接合部に対して荷重や衝撃が加わったとしても、両部材間の接合は確実に保持される。
また、上記した本実施の形態に係るモータの製造方法によれば、モータケース16と軸受ホルダ18との固着作業を容易且つ確実に行うことができるため、固着工程、製造工程の簡略化、及び製品の信頼性の向上を図ることができる。
(他の実施の形態)
なお、上記した実施の形態においては、本発明をステッピングモータに適用した場合について説明したが、本発明は、ステッピングモータ以外のモータにも適用可能であることは言う迄もない。
また、上記した実施の形態において説明した溶着方法は、単なる例示に過ぎず、本発明は、上記した治具とは別の治具を使用した溶着方法等、他の溶着方法にも適用可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態に係るモータを示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るモータを示す半断面図である。 本発明の実施の形態に係るモータを示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るモータを示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るモータの軸受ホルダを示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るモータの軸受ホルダを示す半断面図である。 本発明の実施の形態に係るモータにおいて、モータケースに軸受ホルダを接合した状態を示す半断面図である。 本発明の実施の形態に係るモータにおいて、モータケースに軸受ホルダを接合した状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るモータの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るモータの製造方法を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
10 モータ
11 回転軸
13 永久磁石
14 ロータ
15 ステータ
16 モータケース
16a 第1ケース
16b 第2ケース
17 軸受
18 軸受ホルダ
19 与圧付与部材
38 端面部
40 開口部
42 内鍔部
46 台座部
47 縮径部
48 外鍔部

Claims (5)

  1. 回転軸と、該回転軸に固着された永久磁石を有するロータと、該ロータの周りに配置されたステータと、前記ロータ及びステータを収納するモータケースと、前記回転軸の一方の軸端を支持する軸受と、前記モータケースの軸方向外側に配置され、前記軸受を保持する樹脂製の軸受ホルダとを備えたモータにおいて、
    前記モータケースは、前記軸受ホルダ側に形成された端面部と、該端面部に形成された開口部とを備え、
    前記軸受ホルダは、前記端面部の外面側に当接可能に形成された台座部と、該台座部より縮径されて前記モータケース側に延出し、前記開口部に嵌合可能に形成された縮径部と、該縮径部の端部が半径方向外方に拡径され、前記端面部の内面側に当接可能に形成された外鍔部とを備えており、前記モータケースと前記軸受ホルダとは、前記端面部と前記外鍔部とにより固着されていることを特徴とするモータ。
  2. 前記軸受ホルダは、前記台座部が前記モータケースの外径より小径となるように形成されている請求項1に記載のモータ。
  3. 前記端面部の周縁部には、内鍔部が段状に屈曲して形成されており、該内鍔部は前記外鍔部に係合可能となっている請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載されたモータの製造方法において、
    前記軸受ホルダの台座部に前記モータケースの端面部の外面側を当接させると共に、前記開口部に前記縮径部を嵌合させ、前記軸受ホルダを前記モータケースに組み付ける工程と、
    前記軸受ホルダを前記モータケースに組み付けた状態で、前記縮径部の端部を加熱して溶融し、前記外鍔部を形成して前記軸受ホルダを前記モータケースに溶着する工程と、
    を行うことを特徴とするモータの製造方法。
  5. 請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載されたモータの製造方法において、
    前記軸受ホルダは、アウトサート成形により前記モータケースと一体に成形されることを特徴とするモータの製造方法。
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