JP2007110080A - 基板処理装置、基板処理方法、基板処理プログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】パターンの線幅(CD)とサイドウォールアングル(SWA)とを夫々、基板面内で均一に形成すること。
【解決手段】レジスト液塗布処理後の基板を加熱処理する第一の加熱処理と、レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理と、露光後にレジスト膜内の化学反応を促進させる第二の加熱処理と、露光されたレジスト膜を現像する現像処理と、現像処理後に形成されたレジストパターンをマスクとして酸化膜を除去するエッチング処理とを一連の処理として実行し、基板に所定のパターンを形成する基板処理装置1であって、エッチング処理後に形成されたパターンの状態を測定検査する検査装置400と、検査結果に基づいてエッチング処理後の基板のパターンの状態が基板面内で均一になるよう、第一の加熱処理及び/または第二の加熱処理での条件設定を行う制御部500とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、フォトリソグラフィ技術により基板上に所定のパターンを形成する基板処理装置、基板処理方法、基板処理プログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
半導体デバイスの製造におけるフォトリソグラフィ工程においては、例えば被処理基板である半導体ウエハ(以下、ウエハと称呼する)上に、塗布液であるレジスト液を塗布しレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、塗布処理後のウエハを加熱処理するプリベーキング処理(PAB)、レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理、露光後にレジスト膜内の化学反応を促進させるポストエクスポージャベーキング処理(PEB)、露光されたレジスト膜を現像する現像処理等が順次行われ、ウエハ上に所定のレジストパターンが形成される。
さらに、フォトリソグラフィ工程後は、前記レジストパターンをマスクとして、ウエハ上の下地膜、例えば酸化膜を除去するエッチング処理が行われ、所定のパターンが形成される。
ところで、前記プリベーキング(PAB)やポストエクスポージャベーキング(PEB)などの加熱処理は、熱処理装置で行われる。この熱処理装置では、ウエハを載置して加熱する熱処理板を備えている。熱処理板には、例えば給電により発熱するヒータが内蔵されており、このヒータによる発熱により熱処理板を所定温度に調整している。
前記熱処理装置における温度環境の調整は、例えば加熱温度、加熱時間、昇降温温度等の設定により行われる。それらの処理条件の設定は、ウエハ上に形成されるレジストパターンの線幅(CD)やサイドウォールアングル(SWA)の形成に大きな影響を与えるため、厳格に制御される必要がある。尚、サイドウォールアングル(SWA)とは、図11のレジストパターン線の断面図に示すように、線側壁の傾斜角θ1のことである。
加熱時のウエハ面内の温度を厳格に制御するため、熱処理装置の熱処理板は、複数の領域に分割され、加熱領域毎に独立したヒータが内蔵され、加熱領域毎に温度調整されている。
しかしながら、前記熱処理板の各加熱領域の温度調整を全て同じ設定温度で行うと、例えば各加熱領域の熱抵抗などの相違により、熱処理板上のウエハ面内の温度がばらつくことがある。このため、従来から、熱処理板の各加熱領域には、ウエハの面内温度を微調整するための温度補正値(オフセット値)が設定され、熱処理板の各加熱領域の設置温度には、熱処理温度を各温度補正値で補正したものが用いられている(特許文献1参照)。
特開2001−143850号公報
前記のように熱処理板の各加熱領域に温度補正値が設定され、熱処理板全体が均一温度になされた場合、フォトリソグラフィ工程後におけるレジストパターンの線幅(CD)やサイドウォールアングル(SWA)がウエハ面内で略均一になることが期待できる。
しかしながら、フォトリソグラフィ工程後にレジストパターンの線幅(CD)やサイドウォールアングル(SWA)の均一なウエハが得られたとしても、その後のエッチング処理においてレジスト下の酸化膜が除去されると、(エッチング)ガス流量などのエッチング工程での処理条件のばらつきにより前記各加熱領域に対応したウエハ領域間でエッチング処理の進行度に差異が生じ、最終的なパターンの線幅(CD)やサイドウォールアングル(SWA)が不均一になるという問題があった。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、フォトリソグラフィ工程後にエッチング処理が施された基板において、パターンの線幅(CD)とサイドウォールアングル(SWA)とを夫々、基板面内で均一に形成することのできる基板処理装置、基板処理方法、基板処理プログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明にかかる基板処理装置は、下地膜が成膜された基板にレジスト液を塗布する塗布処理と、塗布処理後の基板を加熱処理する第一の加熱処理と、レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理と、露光後にレジスト膜内の化学反応を促進させる第二の加熱処理と、露光されたレジスト膜を現像する現像処理と、現像処理後に形成されたレジストパターンをマスクとして下地膜を除去するエッチング処理とを一連の処理として実行し、前記基板に所定のパターンを形成する基板処理装置であって、前記エッチング処理後に、前記基板に形成されたパターンの状態を測定検査する検査装置と、前記検査装置により取得された検査結果に基づいて、前記エッチング処理後の前記基板のパターンの状態が基板面内で均一になるよう、前記第一の加熱処理及び/または前記第二の加熱処理での条件設定を行う制御部とを備えることに特徴を有する。
尚、前記第一の熱処理装置及び第二の熱処理装置での加熱処理の条件は、少なくとも熱処理温度と、熱処理時間と、昇降温温度とを含むことが好ましい。
このような構成によれば、エッチング処理後のパターンの状態に基づいて、レジストパターン形成に大きく影響を与える加熱処理の条件を設定、即ち、オフセット(補正)値を設定するため、エッチング処理後の基板において、パターンの状態を面内均一にすることができる。
また、前記第一の加熱処理を行う第一の熱処理装置と、前記第二の加熱処理を行う第二の熱処理装置とを備え、前記第一の熱処理装置と前記第二の熱処理装置とは夫々、複数の加熱領域に区画され、前記複数の加熱領域上に前記基板が載置される熱処理板と、前記複数の加熱領域の夫々を独立して加熱する加熱手段とを有し、前記検査装置は、前記複数の加熱領域の夫々において加熱処理された前記基板の各基板領域に対して、エッチング処理後のパターンの状態を測定検査することが望ましい。
また、前記制御手段は、前記各基板領域のパターンの状態が前記エッチング処理後に均一になるように、前記熱処理板の複数の加熱領域における加熱処理の条件設定を行うことが望ましい。
このように複数の加熱領域の夫々について条件設定を行うことにより、細かな補正が可能となり、エッチング処理後におけるパターンの状態の均一精度を向上することができる。
また、前記検査装置により検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅及び/またはパターンのサイドウォールアングルであって、前記制御部は、パターンの線幅が、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第二の熱処理装置での加熱処理の条件設定と、パターンのサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第一の熱処理装置での加熱処理の条件設定の少なくとも一方を実施することが望ましい。
或いは、前記検査装置により検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅及び/またはパターンのサイドウォールアングルであって、前記制御部は、パターンの線幅が、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第一の熱処理装置での加熱処理の条件設定と、パターンのサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第二の熱処理装置での加熱処理の条件設定の少なくとも一方を実施することが望ましい。
或いは、前記検査装置により検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅またはパターンのサイドウォールアングルであって、前記制御部は、パターンの線幅またはサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後の目標値に近似するように前記第一の熱処理装置及び前記第二の熱処理装置での加熱処理の条件設定を行うことが望ましい。
このように構成することにより、パターンの線幅とサイドウォールアングルの夫々に対して最適な条件を設定、即ちオフセット(補正)値の設定を行うことができ、エッチング処理後において、パターンの線幅とサイドウォールアングルを夫々基板面内で均一にすることができる。
また、前記課題を解決するために、本発明にかかる基板処理方法は、下地膜が成膜された基板にレジスト液を塗布する塗布処理と、塗布処理後の基板を加熱処理する第一の加熱処理と、レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理と、露光後にレジスト膜内の化学反応を促進させる第二の加熱処理と、露光されたレジスト膜を現像する現像処理と、現像処理後に形成されたレジストパターンをマスクとして下地膜を除去するエッチング処理とを一連の処理として実行し、前記基板に所定のパターンを形成する基板処理方法であって、前記エッチング処理後に、前記基板に形成されたパターンの状態を測定検査するステップと、前記測定検査するステップにより取得された検査結果に基づいて、前記エッチング処理後の前記基板のパターンの状態が基板面内で均一になるよう、前記第一の加熱処理及び/または前記第二の加熱処理での条件設定を行うステップとを実行することに特徴を有する。
尚、前記第一の加熱処理及び第二の加熱処理の条件は、少なくとも熱処理温度と、熱処理時間と、昇降温温度とを含むことが好ましい。
このようにすれば、エッチング処理後のパターンの状態に基づいて、レジストパターン形成に大きく影響を与える加熱処理の条件設定、即ち、オフセット(補正)値を設定するため、エッチング処理後の基板において、パターンの状態を面内均一にすることができる。
また、前記検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅及び/またはパターンのサイドウォールアングルであって、前記第一の加熱処理及び前記第二の加熱処理での条件設定を行うステップにおいて、パターンの線幅が、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第二の加熱処理の条件設定と、パターンのサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第一の加熱処理の条件設定の少なくとも一方を実施することが望ましい。
或いは、前記検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅及び/またはパターンのサイドウォールアングルであって、前記第一の加熱処理及び前記第二の加熱処理での条件設定を行うステップにおいて、パターンの線幅が、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第一の加熱処理の条件設定と、パターンのサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第二の加熱処理の条件設定の少なくとも一方を実施することが望ましい。
或いは、前記検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅またはパターンのサイドウォールアングルであって、前記第一の加熱処理及び前記第二の加熱処理での条件設定を行うステップにおいて、前記パターンの線幅またはパターンのサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後の目標値に近似するように前記第一の加熱処理及び前記第二の加熱処理の条件設定を行うことが望ましい。
このようにすれば、パターンの線幅とサイドウォールアングルの夫々に対して最適な条件設定、即ちオフセット(補正)値の設定を行うことができ、エッチング処理後において、パターンの線幅とサイドウォールアングルを夫々基板面内で均一にすることができる。
また、前記した課題を解決するために、本発明にかかる基板処理プログラムは、前記基板処理装置において、前記基板処理方法をコンピュータに実行させることに特徴を有し、本発明にかかる基板処理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。
本発明によれば、フォトリソグラフィ工程後にエッチング処理が施された基板において、パターンの線幅(CD)とサイドウォールアングル(SWA)とを夫々、基板面内で均一に形成することのできる基板処理装置、基板処理方法、基板処理プログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を得ることができる。
以下、本発明に係る基板処理装置、基板処理方法、基板処理プログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体につき、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は、本発明に係る基板処理装置としてのパターン形成装置1の概略構成を示す平面図である。
図1のパターン形成装置1は、被処理基板である半導体ウエハへのレジスト液塗布、加熱処理、現像処理等を行う塗布現像装置100と、ウエハへの露光処理を行う露光装置200と、現像処理後に基板に対して所定のエッチング処理を行うエッチング装置300とを備える。
さらに、エッチング装置300によるエッチング処理後にパターン線幅(CD)やサイドウォールアングル(SWA)を測定検査する検査装置400を備え、前記各装置は、演算部(CPU)や記憶部(メモリ)を備える汎用コンピュータである制御部500により全体制御がなされる。
先ず塗布現像装置100について図1乃至図3に基づいて簡単に説明する。図2は、図1の塗布現像装置100の正面図であり、図3は、図1の塗布現像装置100の背面図である。
図1に示すように、塗布現像装置100は、例えば25枚のウエハWをカセット単位で外部から搬入出したり、カセットCに対してウエハWを搬入出したりするカセットステーション2と、フォトリソグラフィ工程の中で枚葉式に所定の処理を施す複数の各処理ユニットを多段に配置している処理ステーション3と、この処理ステーション3に隣接して設けられ、露光装置200との間でウエハWの受け渡しをするインターフェイス部4とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション2には、カセット載置台5が設けられ、当該カセット載置台5は、複数のカセットCをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在になされている。また、カセットステーション2には、搬送路6上をX方向に沿って移動可能なウエハ搬送体7が設けられている。このウエハ搬送体7は、カセットCに収容されたウエハWのウエハ配列方向(Z方向;鉛直方向)にも移動自在であり、X軸方向に配列された各カセットのウエハWに対して選択的にアクセスできるよう構成されている。
さらにウエハ搬送体7は、Z軸周りのθ方向に回転可能であり、後述する処理ステーション3側の第3の処理装置群G3に属する温調ユニット60やトランジションユニット61に対してもアクセスできるようになされている。
カセットステーション2に隣接する処理ステーション3は、複数の処理装置が多段に配置された、例えば5つの処理装置群G1〜G5を備えている。
処理ステーション3において、図1中の下側に、カセットステーション2側から第1の処理装置群G1、第2の処理装置群G2が順に配置されている。また、図1中の上側に、カセットステーション2側から第3の処理装置群G3、第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5が順に配置されている。
第3の処理装置群G3と第4の処理装置群G4との間には、第1の搬送装置10が設けられ、この第1の搬送装置10は、第1の処理装置群G1、第3の処理装置群G3及び第4の処理装置群G4内の各処理装置に選択的にアクセスしてウエハWを搬送できるようになされている。
第4の処理装置群G4と第5の処理装置群G5との間には、第2の搬送装置11が設けられ、この第2の搬送装置11は、第2の処理装置群G2、第4の処理装置群G5内の各処理装置に選択的にアクセスしてウエハWを搬送できるようになされている。
また、第1の処理装置群G1には、ウエハWに所定の液体を供給して処理を行う液処理装置、例えば図2に示すようにウエハWにレジスト液を塗布するレジスト塗布処理ユニット(COT)20、21、22、露光処理時の光の反射を防止する反射防止膜を形成するボトムコーティングユニット(BARC)23、24が下から順に5段に重ねられている。
第2の処理装置群G2には、液処理装置、例えばウエハWに現像液を供給して現像処理する現像処理ユニット(DEV)30〜34が下から順に5段に重ねられている。
また、第1の処理装置群G1及び第2の処理装置群G2の最下段には、各処理装置群G1、G2内の液処理装置に各種処理液を供給するためのケミカル室(CHM)35、36がそれぞれ設けられている。
また、図3に示すように第3の処理装置群G3には、温調ユニット(TCP)60、ウエハWの受け渡しを行うためのトランジションユニット(TRS)61、精度の高い温度管理下でウエハWを温度調節する高精度温調ユニット(CPL)62〜64及びウエハWを高温で加熱処理する高温度熱処理ユニット(BAKE)65〜68が順に9段に重ねられている。
第4の処理装置群G4では、例えば高精度温調ユニット(CPL)70、レジスト塗布処理後のウエハWを加熱処理(第一の加熱処理)するプリベーキングユニット(PAB/第一の熱処理装置)71〜74及び現像処理後のウエハWを加熱処理するポストベーキングユニット(POST)75〜79が下から順に10段に重ねられている。
第5の処理装置群G5では、ウエハWを熱処理する複数の熱処理装置、例えば高精度温調ユニット(CPL)80〜83、露光後のウエハWを加熱処理(第二の加熱処理)する複数のポストエクスポージャベーキングユニット(PEB/第二の熱処理装置)84〜89が下から順に10段に重ねられている。
また、第1の搬送装置10のX方向正方向側には、複数の処理装置が配置されており、例えば図3に示すようにウエハWを疎水化処理するためのアドヒージョンユニット(AD)90、91、ウエハWを加熱する加熱ユニット(HP)92、93が下から順に4段に重ねられている。
また、第2の搬送装置11のX方向正方向側には、例えばウエハWのエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光ユニット(WEE)94が配置されている。
尚、前記したプリベーキングユニット(PAB)71〜74やポストエクスポージャベーキングユニット(PEB)84〜89等の各熱処理装置においては、図4に示すような熱処理板140を備えている。
この熱処理板140は、図示するように複数、例えば5つの加熱領域R1、R2、R3、R4、R5に区画されている。熱処理板140は、例えば平面から見て中心部に位置し、円形の加熱領域R1と、その周囲を円弧状に4等分した加熱領域R2〜R5に区画されている。
熱処理板140の各加熱領域R1〜R5には、加熱手段として、給電により発熱するヒータ141が個別に内蔵され、各加熱領域R1〜R5毎に加熱できるようになされている。また、各加熱領域R1〜R5のヒータ141の発熱量は、各熱処理装置が備える温度制御装置142により調整されている。温度制御装置142は、ヒータ141の発熱量を調整して、各加熱領域R1〜R5の温度を所定の温度に制御できるようになされている。また、温度制御装置142における温度設定は、制御部500により制御され行われる。
また、インターフェイス部4には、例えば図1に示すようにX方向に向けて延伸する搬送路40上を移動するウエハ搬送体41と、バッファカセット42が設けられている。ウエハ搬送体41は、Z方向に移動可能かつθ方向にも回転可能であり、インターフェイス部4に隣接した露光装置200と、バッファカセット42及び第5の処理装置群G5に対してアクセスしてウエハWを搬送できるようになされている。
また、露光装置200は、レジスト液が塗布されたウエハWに対して、所定のマスクパターンを介して図示しない露光部から所定の光線を照射するものであり、前記露光部は、光源やレンズ、光ファイバなどを備えている。
露光装置200における露光条件は、露光強度、露光時間、露光焦点、露光合わせ位置とで決定されるが、それらのパラメータは、制御部500からの指令に基づき、露光装置200全体の制御を行うコントローラ210により制御されるようになされている。
このように構成された塗布現像装置100と、露光装置200とにより、現像処理までの一連のフォトリソグラフィ工程は、次のように行われる。
先ず、カセットステーション2において、未処理のウエハWを収容したカセットCから1枚のウエハWが、ウエハ搬送体7により第3の処理装置群G3のトランジションユニット(TRS)61に搬送される。そこでウエハWは、位置合わせが行われた後、アドヒージョンユニット(AD)90、91へ搬送され疎水化処理が行われる。次いで高精度温調ユニット(CPL)62〜64にて所定の冷却処理が行われ、第1の処理装置群G1のレジスト塗布処理ユニット(COT)20〜22に搬送されて、ウエハ表面上へのレジスト塗布処理が行われる。尚、トラジション装置61からレジスト塗布装置20〜22までのウエハWの搬送は第1の搬送装置10により行われる。
そして、ウエハWは、第1の搬送装置10により、第4の処理装置群G4のプリベーキングユニット(PAB)71〜74に搬送されて所定の加熱処理、即ちプリベーク処理が行われる。プリベークされたウエハWは、周辺露光ユニット(WEE)94に搬送され、そこでウエハWのエッジ部のみが露光処理される。
その後、ウエハWは、高精度温調ユニット(CPL)80〜83において冷却処理がなされ、インターフェイス部4のウエハ搬送体41によりバッファカセット42に一時保管される。
そしてバッファカセット42に一時的に保持されたウエハWは、ウエハ搬送体41により取り出され、露光装置200に引き渡され、そこで所定の露光処理が行われる。
露光処理を終えたウエハWは、再びインターフェイス部4を介して第5の処理装置群G5のポストエクスポージャベーキングユニット(PEB)84〜89に搬送され、そこで露光後の加熱処理が行われる。
次いでウエハWは、第2の搬送装置11により第2の処理装置群G2の現像処理装置30〜34に搬送されて現像処理が行われ、次いで第4の処理装置群G4のポストベーキングユニット(POST)75〜79に搬送されて、そこで、現像処理後の加熱処理が行われる。そしてウエハWは、第3の処理装置群G3の高精度温調ユニット(CPL)62〜64で冷却処理が行われ、ウエハ搬送体7によりカセットCに戻される。
続いてエッチング装置300について説明する。このエッチング装置300は、塗布現像装置100及び露光装置200によるフォトリソグラフィ工程が終了したウエハWに対して、形成されたレジストパターンをマスクとしてウエハ上の下地膜、例えばSi酸化膜を除去するエッチング処理を行う。尚、塗布現像装置100での現像処理後にカセットCに戻されたウエハWは、例えば図示しない搬送機構により、エッチング装置300に搬送される。
エッチング装置300においては、例えば、平行平板プラズマ発生装置にてプラズマを発生させて所定のエッチングガスをプラズマ化し、これによりウエハWに所定のプラズマ処理を行うようになっている。
また、エッチング装置300におけるエッチング条件は、エッチング時間やエッチングガスの組成比とで決定されるが、前記エッチング時間とは、ウエハWにエッチングガスを供給している時間であり、エッチングガス組成比はエッチングガスの種類や量で決定される。これらパラメータは、制御部500からの指令に基づき、エッチング装置300全体の制御を行うコントローラ310により制御される。
続いて検査装置400について、図1、図5、図6に基づいて説明する。図5は、検査装置を概略的に示す断面図、図6は検査装置の主要部を示す断面図である。
検査装置400は、図1に示すように、筐体401内に、例えばウエハWを収納したカセットを搬入出するための搬入出ステージ403と、検査ユニット402と、この搬入出ステージ403と検査ユニット402との間でウエハWを搬送するための専用の補助基板搬送手段をなす、昇降自在、X、Y方向に移動自在、鉛直軸まわりに回転自在に構成された補助アーム404とを備えている。尚、エッチング装置300においてエッチング処理が施されたウエハWは、図示しない搬送機構により前記搬入出ステージ403のカセットに収納されるよう構成されている。
前記検査ユニット402は、図5に示すように、この例では複数個、例えば2個の検査装置として、ウエハWに形成されたパターンの線幅(CD)を測定するCD検査装置402aと、パターンのサイドウォールアングル(SWA)を測定するSWA検査装置402bとが割り当てられている。
前記CD検査装置402a、SWA検査装置402bは、例えばCCDカメラによる撮像により前記所定の検査を行うものであり、これら装置の一例について図6に基づいて説明する。
これらの検査装置は、例えば、図示しないウエハWの搬送口を備えた筐体405と、この筐体405内に設けられ、ウエハWを水平に支持してその向きを調整できるように構成された回転載置台406と、この回転載置台406上のウエハWを撮像する、X、Y、Z方向に移動可能なCCDカメラ407と、照明手段408とを備える。そして、CCDカメラ407により得られたウエハWの画像をデータ処理部であるコンピュータ409等にて解析することによって検査を行うように構成されている。
前記コンピュータ409は、CCDカメラ407の移動を制御する機能や、制御部500に測定データを送信する機能を有している。尚、CCDカメラ407は固定されていて、ウエハWの載置台406側がX、Y、Z方向に移動できる構成であってもよい。
前記構成において、CD検査装置402aでは、コンピュータ409が、取得された画像に基づいて、例えば図7に示すウエハWの所定の複数領域(基板領域)A1〜A5に対し、図8に示すフォトリソグラフィ工程後のパターン線断面図におけるTCD(上底幅)と、BCD(下底幅)の値と、パターン厚さの値とを夫々算出し、その結果を制御部500に送信するようになされている。
尚、図7に示されたウエハWの領域A1〜A5は、図4に示したプリベーキングユニット(PAB)71〜74やポストエクスポージャベーキングユニット(PEB)84〜89が備える熱処理板140の加熱領域R1〜R5に夫々対応した領域である。
また、SWA検査装置402bにおいては、CD検査装置402aで求めたTCDとBCDとパターン厚さの値から(式1)の関係により図7のウエハWの領域A1〜A5におけるサイドウォールアングルθ1を夫々算出し、その結果を制御部500に送信するようになされている。
Figure 2007110080
また、制御部500は、図1に示すように、プログラムの実行や各種演算等を行う演算部501と、記憶手段502とで構成されている。記憶手段502には、一連のフォトリソグラフィ工程を含むパターン形成処理を行うためのプログラムPと、後述する参照テーブルTと、処理条件が設定された複数の処理レシピデータ等が記録されている。
尚、制御部500において、プログラムP等が記録される記憶手段502は、ハードディスク、不揮発メモリ、抜き差し可能な記録媒体(例えば光ディスク、メモリカード)等のいずれの記録媒体であってもよい。
前記検査ユニット402からの測定結果を取得した制御部500は、ウエハWの各領域A1〜A5において測定されたパターン線幅(CD)、サイドウォールアングル(SWA)の夫々の値について、所定値(所望値)との差分ΔCD、ΔSWAを夫々求め、次回のプログラムPの実行パラメータの一つとして記憶手段502に記録する。
尚、所定値(所望値)に対し差分ΔCDを求めるために用いられる検査ユニット402で測定されたパターン線幅(CD)は、TCDとBCDのどちらか一方が適用できるが、本実施の形態ではBCDを適用するものとし説明する。
前記温度オフセット値を求める方法としては、制御部500において、例えば、記憶手段502に記録された図9に示すような参照テーブルTが用いられる。
この参照テーブルTには、測定されたパターンの線幅(CD)と所定値との差分ΔCDに対する最適な温度オフセット値等の熱処理条件の各補正値(オフセット値)が、プリベーキングユニット(PAB)71〜74或いはポストエクスポージャベーキングユニット(PEB)84〜89における各加熱領域R1〜R5の夫々について予め設定されている。
尚、加熱処理の条件としては、少なくとも熱処理温度と、熱処理時間と、昇降温温度とを含んでいる。
また、パターンのサイドウォールアングル(SWA)についても、所定の値との差分ΔSWAに対する最適な温度オフセット値等の各補正値(オフセット値)が各加熱領域R1〜R5の夫々について予め設定されている。
この参照テーブルTは、プログラムPの実行により参照され、導出された温度オフセット値等の各パラメータが温度制御装置142に出力されて、熱処理板140における各加熱領域R1〜R5の温度設定等が変更されるようになされている。
尚、ΔCDの温度オフセット値等の各補正値(オフセット値)がプリベーキングユニット(PAB)71〜74に対して適用される場合には、ΔSWAの温度オフセット値等の各補正値(オフセット値)がポストエクスポージャベーキングユニット(PEB)84〜89に対して適用される。
或いは、逆にΔCDの温度オフセット値等の各補正値(オフセット値)がポストエクスポージャベーキングユニット(PEB)84〜89に対して適用される場合には、ΔSWAの温度オフセット値等の各補正値(オフセット値)がプリベーキングユニット(PAB)71〜74に対して適用される。
このようになされることにより、パターンの線幅(CD)とサイドウォールアングル(SWA)の夫々に対して最適なオフセット(補正)値の設定を行うことができ、エッチング処理後において、パターンの線幅(CD)とサイドウォールアングル(SWA)とを夫々ウエハ面内で均一にすることができる。
続いて、前記のように構成されたパターン形成装置1における熱処理条件の補正制御について図10のフロー図に基づき説明する。
先ず、前回のパターン形成工程において、ウエハWの領域A1〜A5の夫々におけるΔCDやΔSWAの各差分値が記憶手段502に記録されている場合には、それがプログラムPのパラメータとして設定される(図10のステップS1)。
次いで、プログラムPが実行され(図10のステップS2)、塗布現像装置100及び露光装置200によるフォトリソグラフィ工程、エッチング装置300によるエッチング処理工程が行われる。
尚、このときプログラムPは、フォトリソグラフィ工程において、パラメータとして設定された複数のΔCDとΔSWAに基づき参照テーブルTから温度オフセット値等の各補正値を夫々導出し、それらの値をプリベーキングユニット(PAB)71〜74、ポストエクスポージャベーキングユニット(PEB)84〜89においてオフセット値として設定する。
これにより、エッチング装置300によるエッチング処理後のウエハWにおいて、領域A1〜A5に亘り線幅(CD)やサイドウォールアングル(SWA)が略均一なパターンが得られる(図10のステップS3)。
尚、この場合、フォトリソグラフィ工程後、エッチング処理前のレジストパターンの線幅(CD)やサイドウォールアングル(SWA)は、ウエハ面内において均一になるとは限らない。
エッチング処理後にウエハW上に所定のパターンが形成されると、検査ユニット402により、ウエハWの各領域A1〜A5におけるパターンの線幅(CD)とサイドウォールアングル(SWA)とが測定され、制御部500に出力される(図10のステップS4)。
測定結果を取得した制御部500は、所定値との差分を夫々求め(図10のステップS5)、差分がある場合には、その差分ΔCD、ΔSWAを次回使用するパラメータとして記憶手段502に記録する(図10のステップS6)。
以上のように本発明に係る実施の形態によれば、フォトリソグラフィ工程後にエッチング処理が施されたウエハWの複数領域に対してパターンの線幅(CD)とサイドウォールアングル(SWA)が測定され、それらを前記複数領域で均一にするための熱処理装置での処理条件のオフセット値が求められる。そして、そのオフセット値が次回のパターン形成工程において使用されるため、常にエッチング処理後において、ウエハ面のパターンの線幅(CD)とサイドウォールアングル(SWA)とが夫々均一なウエハWを得ることができる。
尚、本発明においては前記実施の形態に限定されず、例えば、パターンの線幅(CD)に対してのみ最適な補正値(オフセット値)の設定を行いたい場合は、ΔCDに基づく温度オフセット値等の各補正値(オフセット値)のみをプリベーキングユニット(PAB)71〜74、またはポストエクスポージャベーキングユニット(PEB)84〜89の少なくとも一方に適用するようにしてもよい。
このようにすれば、その後のエッチング処理において、パターンの線幅(CD)をウエハ面内で均一にすることができる。
また、例えば、パターンのサイドウォールアングル(SWA)に対してのみ最適な補正値(オフセット値)の設定を行いたい場合も同様に、ΔSWAに基づく温度オフセット値等の各補正値(オフセット値)のみがプリベーキングユニット(PAB)71〜74、またはポストエクスポージャベーキングユニット(PEB)84〜89の少なくとも一方に対して適用するよう制御する。
このようにすれば、その後のエッチング処理の後において、パターンのサイドウォールアングル(SWA)をウエハ面内で均一にすることができる。
また、前記実施の形態において、熱処理板140の加熱領域は、R1〜R5の5つの領域に分割されたものとし、それに対応するウエハ領域(基板領域)もA1〜A5の5つの領域としたが、それに限定されることなく、例えば、より多くの領域に分割されていてもよい。
また、前記実施の形態においては、図1に示すように検査装置400と制御部500とを、塗布現像装置100に対し夫々独立させた配置構成とした。しかしながら、その形態に限定されず、検査装置400と制御部500とを、必要に応じて塗布現像装置100の中に組み込んだ構成としてもよい。そのような構成とすれば、クリーンルーム内に配置される装置が占める面積(フットプリント)を縮小することができる。
また、前記実施の形態においては、被処理基板として半導体ウエハを例としたが、本発明における基板は、半導体ウエハに限らず、LCD基板、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
本発明は、例えば、半導体ウエハ等の基板にフォトリソグラフィ技術により所定のパターンを形成するパターン形成装置に適用でき、半導体製造業界、電子デバイス製造業界等において好適に用いることができる。
図1は、本発明に係る基板処理装置としてのパターン形成装置の概略構成を示す平面図である。 図2は、図1の塗布現像装置の正面図である。 図3は、図1の塗布現像装置の背面図である。 図4は、図1の塗布現像装置の熱処理装置が備える熱処理板の構成を概略的に示す図である。 図5は、図1のパターン形成装置が備える検査装置を概略的に示す断面図である。 図6は、検査装置の主要部を示す断面図である。 図7は、熱処理板の加熱領域に夫々対応したウエハの各領域を示す図である。 図8は、サイドウォールアングルを算出する式を説明するための図である。 図9は、オフセット値を記録した参照テーブルの例である。 図10は、パターン形成装置における熱処理条件の補正制御の流れを示すフロー図である。 図11は、サイドウォールアングルを説明するための図である。
符号の説明
1 パターン形成装置(基板処理装置)
71〜74 プリベーキングユニット(第一の熱処理装置)
84〜89 ポストエクスポージャベーキングユニット(第二の熱処理装置)
100 塗布現像装置
200 露光装置
300 エッチング装置
400 検査装置
500 制御部(コンピュータ)
502 記憶手段(記録媒体)
A1〜A5 基板領域
CD パターン線幅
P プログラム
R1〜R5 加熱領域
SWA サイドウォールアングル
W ウエハ(基板)

Claims (14)

  1. 下地膜が成膜された基板にレジスト液を塗布する塗布処理と、塗布処理後の基板を加熱処理する第一の加熱処理と、レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理と、露光後にレジスト膜内の化学反応を促進させる第二の加熱処理と、露光されたレジスト膜を現像する現像処理と、現像処理後に形成されたレジストパターンをマスクとして下地膜を除去するエッチング処理とを一連の処理として実行し、前記基板に所定のパターンを形成する基板処理装置であって、
    前記エッチング処理後に、前記基板に形成されたパターンの状態を測定検査する検査装置と、
    前記検査装置により取得された検査結果に基づいて、前記エッチング処理後の前記基板のパターンの状態が基板面内で均一になるよう、前記第一の加熱処理及び/または前記第二の加熱処理での条件設定を行う制御部とを備えることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記第一の加熱処理を行う第一の熱処理装置と、前記第二の加熱処理を行う第二の熱処理装置とを備え、
    前記第一の熱処理装置と前記第二の熱処理装置とは夫々、
    複数の加熱領域に区画され、前記複数の加熱領域上に前記基板が載置される熱処理板と、前記複数の加熱領域の夫々を独立して加熱する加熱手段とを有し、
    前記検査装置は、前記複数の加熱領域の夫々において加熱処理された前記基板の各基板領域に対して、エッチング処理後のパターンの状態を測定検査することを特徴とする請求項1に記載された基板処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記各基板領域のパターンの状態が前記エッチング処理後に均一になるように、
    前記熱処理板の複数の加熱領域における加熱処理の条件設定を行うことを特徴とする請求項2に記載された基板処理装置。
  4. 前記検査装置により検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅及び/またはパターンのサイドウォールアングルであって、
    前記制御部は、パターンの線幅が、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第二の熱処理装置での加熱処理の条件設定と、
    パターンのサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第一の熱処理装置での加熱処理の条件設定の少なくとも一方を実施することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された基板処理装置。
  5. 前記検査装置により検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅及び/またはパターンのサイドウォールアングルであって、
    前記制御部は、パターンの線幅が、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第一の熱処理装置での加熱処理の条件設定と、
    パターンのサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第二の熱処理装置での加熱処理の条件設定の少なくとも一方を実施することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された基板処理装置。
  6. 前記検査装置により検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅またはパターンのサイドウォールアングルであって、
    前記制御部は、パターンの線幅またはサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後の目標値に近似するように前記第一の熱処理装置及び前記第二の熱処理装置での加熱処理の条件設定を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された基板処理装置。
  7. 前記第一の熱処理装置及び第二の熱処理装置での加熱処理の条件は、少なくとも熱処理温度と、熱処理時間と、昇降温温度とを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された基板処理装置。
  8. 下地膜が成膜された基板にレジスト液を塗布する塗布処理と、塗布処理後の基板を加熱処理する第一の加熱処理と、レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理と、露光後にレジスト膜内の化学反応を促進させる第二の加熱処理と、露光されたレジスト膜を現像する現像処理と、現像処理後に形成されたレジストパターンをマスクとして下地膜を除去するエッチング処理とを一連の処理として実行し、前記基板に所定のパターンを形成する基板処理方法であって、
    前記エッチング処理後に、前記基板に形成されたパターンの状態を測定検査するステップと、
    前記測定検査するステップにより取得された検査結果に基づいて、前記エッチング処理後の前記基板のパターンの状態が基板面内で均一になるよう、前記第一の加熱処理及び/または前記第二の加熱処理での条件設定を行うステップとを実行することを特徴とする基板処理方法。
  9. 前記検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅及び/またはパターンのサイドウォールアングルであって、
    前記第一の加熱処理及び前記第二の加熱処理での条件設定を行うステップにおいて、
    パターンの線幅が、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第二の加熱処理の条件設定と、
    パターンのサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第一の加熱処理の条件設定の少なくとも一方を実施することを特徴とする請求項8に記載された基板処理方法。
  10. 前記検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅及び/またはパターンのサイドウォールアングルであって、
    前記第一の加熱処理及び前記第二の加熱処理での条件設定を行うステップにおいて、
    パターンの線幅が、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第一の加熱処理の条件設定と、
    パターンのサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後に前記基板面で均一となるように行う前記第二の加熱処理の条件設定の少なくとも一方を実施することを特徴とする請求項8に記載された基板処理方法。
  11. 前記検査測定されるパターンの状態は、パターンの線幅またはパターンのサイドウォールアングルであって、
    前記第一の加熱処理及び前記第二の加熱処理での条件設定を行うステップにおいて、
    前記パターンの線幅またはパターンのサイドウォールアングルが、前記エッチング処理後の目標値に近似するように前記第一の加熱処理及び前記第二の加熱処理の条件設定を行うことを特徴とする請求項8に記載された基板処理方法。
  12. 前記第一の加熱処理及び第二の加熱処理の条件は、少なくとも熱処理温度と、熱処理時間と、昇降温温度とを含むことを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれかに記載された基板処理方法。
  13. 前記請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の基板処理装置において、前記請求項8乃至請求項12のいずれかに記載の基板処理方法を、コンピュータに実行させることを特徴とする基板処理プログラム。
  14. 前記請求項13に記載の基板処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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