JP2007109417A - 燃料電池およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の課題は、コンパクトかつ軽量な固体高分子型燃料電池およびその製造方法を提供するものである。
【解決手段】
固体高分子電解質膜の表裏面に触媒層が設けられ、該触媒層の前記固体高分子電解質膜と反対側の面にガス拡散材が設けられたMEA(固体高分子電解質膜電極接合体)を備えた燃料電池、または、前記MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)をセパレータを介して複数積層した燃料電池において、前記MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)がコルゲート形状であることを特徴とする燃料電池。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体高分子型燃料電池に係わり、更に詳しくは、コルゲート状のMEA(固体高分子電解質膜電極接合体)を備えた固体高分子型燃料電池の構造と、その製造方法に関するものである。
固体高分子型燃料電池(PEFC)は、固体高分子電解質膜の一方の面に燃料極、他方の面に空気極を密着させて設け、その両側にセパレータを配して、燃料極側のセパレータには燃料ガスを流通させる凹溝状の流路を設けると共に、空気極側のセパレータには酸化剤ガスを流通させる凹溝状の流路を設けて電池セルを構成する。
そして、燃料ガスとして、水素を主体とした改質ガス、または、水素ガスを供給すると共に、酸化剤ガスとして、空気または酸素を供給し、固体高分子電解質膜を介して燃料ガスの水素と酸化剤ガスの酸素とにより電気化学反応を生じさせることにより、起電力を得る。
従来の固体高分子型燃料電池における電池セル断面図を模式的に図2に示す。
図2において、44は固体高分子電解質膜であり、固体高分子電解質膜44の両面には、触媒層33、35が設けられており、触媒層33、55の固体高分子電解質膜44と逆の面にはガス拡散材22b、66bが設けられており、このガス拡散材22b、66bの触媒層33、35と逆の面にはセパレータ22a、66aが設けられており、電池セル99が形成されている。
セパレータ22a、66aにおいては、ガス流路22c(燃料極側)、66c(空気極側)が設けられており、ガス流路22c(燃料極側)に供給される燃料ガスは、ガス拡散材22b(燃料極側)で拡散し、触媒層33(燃料極側)内で水素が触媒に接触することにより、水素がプロトンと電子に分かれる。
プロトンは触媒層33(燃料極側)内のプロトン伝導性物質を伝わって固体高分子電解質膜44に至り、この固体高分子電解質膜44を透過して空気極側の触媒層55に移動する。
一方、電子は触媒層33(燃料極側)内の電子伝導性物質に伝わるが、固体高分子電解質膜44により遮断されて戻り、ガス拡散材22b(燃料極側)およびセパレータ22a(燃料極側)に到達し、更に、図示を省略した外部回路を経て空気極側に移動する。
空気極側でセパレータ66aのガス流路66c(空気極側)に供給される酸化剤ガスは、ガス拡散層66b(空気極側)を通って拡散し、酸素が触媒層55(空気極側)の触媒に接触する。
また、燃料極側から空気極側に移動してきたプロトンおよび電子も触媒に接触する。
触媒表面に、これら、酸素、プロトンおよび電子が接触した時、電気化学反応が生じて電力を得ることができる。(特許文献1参照)
しかし、1つの電池セルでは発電力が小さいため、多数のセルをセパレータを介して電気的に直列に接続している。
固体高分子型燃料電池は、電気自動車用電源、携帯電話用電源などを目的としていて、コンパクト化、軽量化が要求されているが、現状では、上記のように多数の電池セルを直列に接続しており部材点数が多くなるため、大型かつ重量が重いという問題を抱えていた。
特開2005−174641号公報
本発明の課題は、コンパクトかつ軽量な固体高分子型燃料電池およびその製造方法を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、固体高分子電解質膜の表裏面に触媒層が設けられ、該触媒層の前記固体高分子電解質膜と反対側の面にガス拡散材が設けられたMEA(固体高分子電解質膜電極接合体)を備えた燃料電池、または、前記MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)をセパレータを介して複数積層した燃料電池において、前記MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)がコルゲート形状であることを特徴とする燃料電池である。
MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)をコルゲート状にして表面積を増やし、発電の場を広くすることにより、単位電池セルの発電力を高め、電池セル積層数を減らすことが可能となる。
請求項2に記載の発明は、前記固体高分子電解質膜がスルホン基含有パーフルオロカーボン、または、カルボキシル基含有パーフルオロカーボンであることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池である。
請求項3に記載の発明は、前記触媒層が、プロトン伝導性物質、電子伝導性物質、および、触媒からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池である。
請求項4に記載の発明は、前記プロトン伝導性物質が、パーフルオロカーボンスルホン酸、ポリエーテルスルフォン、スルホン化ポリエーテルエーテルケトン、または、スルホン化ポリイミドであることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池である。
請求項5に記載の発明は、前記電子伝導性物質が、二酸化珪素、または、炭素であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の燃料電池である。
請求項6に記載の発明は、前記触媒が、金、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウムおよびイリジウムから選ばれた1種または2種以上の金属からなることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の燃料電池である。
請求項7に記載の発明は、前記触媒の平均粒径が1nm以上5nm以下であることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の燃料電池である。
触媒となる金、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウムおよびイリジウムの最小粒径自体が1nm以上であり、触媒の平均粒径が5nmを超える時は、触媒の単位重量当たりの表面積が非常に小さく、触媒活性も小さく、燃料電池の出力特性が悪い。
請求項8に記載の発明は、前記電子伝導性物質の前記触媒の担持率が1%〜80%であることを特徴とする請求項3から請求項7のいずれか1項に記載の燃料電池である。
触媒の担持率が1%未満では燃料電池の出力特性が悪く、触媒の担持率が80%を超える範囲では電池の出力は変わらず、触媒の無駄使いとなる。
請求項9に記載の発明は、前記ガス拡散材が、導電性多孔性基材であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の燃料電池である。
請求項10に記載の発明は、前記導電性多孔性基材が、カーボンペーパー、カーボンクロスであることを特徴とする請求項9に記載の燃料電池である。
請求項11に記載の発明は、前記セパレータが、ステンレス、銅、軟鉄、または、ニッケルからなることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の燃料電池である。
セパレータとMEA(固体高分子電解質膜電極接合体)の接触抵抗を低下させるために、セパレータとMEA(固体高分子電解質膜電極接合体)の密着性を高める必要がある。
通常は、単位電池セルを複数積層し、強い力でナット締めを行って対応している。
本発明でも、強い力でナット締めした際に、MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)が破壊されない場合は問題ないが、強い力でナット締めした際に、MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)の破壊が起こった場合は、軟鉄の変形する性質を利用して、セパレータとMEA(固体高分子電解質膜電極接合体)の密着性を確保することにより、ナット締めに要する力を軽減し、MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)の破壊を防止する。
請求項12に記載の発明は、触媒を担持した電子伝導性物質とプロトン伝導性物質を溶媒に溶解した触媒インクを生成する工程と、該触媒インクをガス拡散材上に積層して触媒層を形成する工程と、該触媒層どうしを向かい合わせにして、固体高分子電解質膜を挟み、コルゲート形状に成型する工程を有することを特徴とする燃料電池の製造方法である。
本発明では、MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)をコルゲート状にして表面積を増やし、発電の場を広くすることにより、単位電池セルの発電力を高め、電池セル積層数を減らしたコンパクトかつ軽量な固体高分子型燃料電池を製造することができる。
本発明の燃料電池およびその製造方法を図1を基にして説明する。
まず、ガス拡散材1(空気極側)上に触媒層2(空気極側)を、ガス拡散材5(燃料極側)上に触媒層4(燃料極側)を形成する。(図1(a)参照)
ガス拡散材1の材料としては、導電性多孔性基材であるカーボンペーパー、カーボンクロスを用いることができる。
触媒層2(空気極側)および触媒層4(燃料極側)の材料としては、プロトン伝導性物質であるパーフルオロカーボンスルホン酸、ポリエーテルスルフォン、スルホン化ポリエーテルエーテルケトン、スルホン化ポリイミド等、および、電子伝導性物質である二酸化珪素、炭素等、および、触媒である金、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウムおよびイリジウムを用いることができる。
触媒層2(空気極側)および触媒層4(燃料極側)の製造方法としては、触媒を担持した電子伝導性物質とプロトン伝導性物質を、IPAやNPA等のアルコール、および、水に溶解して触媒インクを生成した後、触媒インクをガス拡散材1(空気極側)上、および、ガス拡散材5(燃料極側)上に、バーコート、スプレー、または、スクリーン印刷する方法を用いることができる。
触媒を担持した電子伝導性物質とプロトン伝導性物質は、重量比で1:1〜50:1の範囲にすることが好ましい。
次に、触媒層2(空気極側)および触媒層4(燃料極側)を向かい合わせにして、固体高分子電解質膜3を挟み込んで、コルゲート形状の金型に入れ加熱成型して、コルゲート形状の固体高分子電解質膜電極接合体(以下MEAと記述する)を作製する。(図1(c)参照)
固体高分子電解質膜3の材料としては、スルホン基含有パーフルオロカーボン、または、カルボキシル基含有パーフルオロカーボンを用いることができる。
MEAの加熱成型温度としては、触媒層2(空気極側)、触媒層4(燃料極側)および固体高分子電解質膜3の樹脂の軟化温度やガラス転位温度を超える温度を用いることができる。
触媒層2(空気極側)、触媒層4(燃料極側)および固体高分子電解質膜3の樹脂がパーフルオロカーボンスルホン酸の場合は、温度=100℃〜300℃、圧力=1MPa〜15MPa、時間=5秒〜400秒の加熱成型条件を用いることができる。
最後に、MEAの両面にセパレータ7(燃料極側)およびセパレータ8(空気極側)を積層して固体高分子型燃料電池セルを得る(図1(d)参照)。
セパレータ7およびセパレータ8の材料としては、ステンレス、銅、軟鉄、または、ニッケルを用いることができる。
セパレータ7およびセパレータ8の積層方法としては、締結ロッドで固定する方法を用い
ることができる。
また、固体高分子型燃料電池セルを複数接続して利用しても良い。
ます、以下の組成になるように、平均粒径が3nmの白金を担持した電子伝導性物質(白金:電子伝導性物質=1:1(重量比))、プロトン伝導性物質を溶媒に溶解した触媒インクを調整した。
・白金を担持したカーボン(電子伝導性物質) 7.5重量%
・パーフロロカーボンスルホン酸(プロトン伝導性物質) 2.5重量%
・水 30.0重量%
・IPA 30.0重量%
・NPA 30.0重量%
次に、この触媒インクを、バーコーターを使用して、200mm×200mmのサイズに断裁した厚さ190μmのカーボンペーパー上に塗布した。
次に、窒素雰囲気中、120℃、1時間の熱処理を施した後、30分間放冷し、燃料電池用触媒電極を作製した。
次に、上記の方法で作製した2枚の燃料電池用触媒電極の触媒層どうしを向かい合わせにして、厚さ50μmのスルホン基含有パーフルオロカーボンを挟んで、面中央の11cm×11cmの領域に20本の並行した溝(幅:2mm、長さ:10cm、深さ:0.5mm、溝間隔:2mm)が刻んであるオスメス金型に入れ、130℃、30分、3MPaの条件で加熱成型しMEAを作製した。
最後に、MEAの両面に厚さ0.3mmのSUS310Sをロッドで締結して、固体高分子型燃料電池を得た。
次に、固体高分子型燃料電池の出力を、エレクトロケミカルインターフェース(ソーラトロン社製SI−1287)、周波数応答アナライザー(ソーラトロン社製SI−1260)、電子負荷器(スクリブナー社製890CL)が用いられている燃料電池測定システムGFT−SG1(株式会社東陽テクニカ製)を用いて、以下のように測定した。
まず、上記の固体高分子型燃料電池をグラファイト製の発電セルに装着後、40℃、相対湿度100%の条件にて1時間保管した。
この間、厚さ50μmのスルホン基含有パーフルオロカーボン膜を十分に湿潤させる目的で固体高分子型燃料電池には1A/cmの直流電流を発電モードで流し続けた。
次に、セル温度を80℃、アノード加湿器温度を80℃、カソード加湿器温度を80℃、配管温度を120℃、アノードの水素ガス流量を0.3リットル/分、カソードの酸素ガス流量を1.0リットル/分の条件で固体高分子型燃料電池の出力を測定した。
固体高分子型燃料電池の出力は1.0W/cmであり、良好な発電特性を示した。
<比較例>
ます、以下の組成になるように、平均粒径が3nmの白金を担持した電子伝導性物質(白金:電子伝導性物質=1:1(重量比))、プロトン伝導性物質を溶媒に溶解した触媒インクを調整した。
・白金を担持したカーボン(電子伝導性物質) 7.5重量%
・パーフロロカーボンスルホン酸(プロトン伝導性物質) 2.5重量%
・水 30.0重量%
・IPA 30.0重量%
・NPA 30.0重量%
次に、この触媒インクを、バーコーターを使用して、200mm×200mmのサイズに断裁した厚さ190μmのカーボンペーパー上に塗布した。
次に、窒素雰囲気中、120℃、1時間の熱処理を施した後、30分間放冷し、燃料電池用触媒電極を作製した。
次に、上記の方法で作製した2枚の燃料電池用触媒電極の触媒層どうしを向かい合わせにして、厚さ50μmのスルホン基含有パーフルオロカーボンを挟んで、130℃、30分、3MPaの条件で熱圧着し平板状のMEAを作製した。
最後に、MEAの両面に厚さ0.3mmのSUS310Sをロッドで締結して、固体高分子型燃料電池を得た。
次に、固体高分子型燃料電池の出力を、エレクトロケミカルインターフェース(ソーラトロン社製SI−1287)、周波数応答アナライザー(ソーラトロン社製SI−1260)、電子負荷器(スクリブナー社製890CL)が用いられている燃料電池測定システムGFT−SG1(株式会社東陽テクニカ製)を用いて、以下のように測定した。
まず、上記の固体高分子型燃料電池をグラファイト製の発電セルに装着後、40℃、相対湿度100%の条件にて1時間保管した。
この間、厚さ50μmのスルホン基含有パーフルオロカーボン膜を十分に湿潤させる目的で固体高分子型燃料電池には1A/cmの直流電流を発電モードで流し続けた。
次に、セル温度を80℃、アノード加湿器温度を80℃、カソード加湿器温度を80℃、配管温度を120℃、アノードの水素ガス流量を0.3リットル/分、カソードの酸素ガス流量を1.0リットル/分の条件で固体高分子型燃料電池の出力を測定した。
固体高分子型燃料電池の出力は0.7W/cmであった。
本発明の燃料電池およびその製造方法は、コンパクトかつ軽量であるため、電気自動車用電源、携帯電話用電源等に利用できる。
本発明の燃料電池の製造方法の一例を模式的に示した断面図である。 従来の燃料電池の構造の一例を模式的に示した断面図である。
符号の説明
1・・・・・ガス拡散材(空気極側)
2・・・・・触媒層(空気極側)
3・・・・・固体高分子電解質膜
4・・・・・触媒層(燃料極側)
5・・・・・ガス拡散材(燃料極側)
6・・・・・MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)
7・・・・・セパレータ(燃料極側)
8・・・・・セパレータ(空気極側)
9・・・・・ガス流路(燃料極側)
10・・・・ガス流路(空気極側)
22a・・・セパレータ(燃料極側)
22b・・・ガス拡散材(燃料極側)
22c・・・ガス流路(燃料極側)
33・・・・触媒層(燃料極側)
44・・・・固体高分子電解質膜
55・・・・触媒層(空気極側)
66a・・・セパレータ(空気極側)
66b・・・ガス拡散材(空気極側)
66c・・・ガス流路(空気極側)
99・・・・電池セル

Claims (12)

  1. 固体高分子電解質膜の表裏面に触媒層が設けられ、該触媒層の前記固体高分子電解質膜と反対側の面にガス拡散材が設けられたMEA(固体高分子電解質膜電極接合体)を備えた燃料電池、または、前記MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)をセパレータを介して複数積層した燃料電池において、前記MEA(固体高分子電解質膜電極接合体)がコルゲート形状であることを特徴とする燃料電池。
  2. 前記固体高分子電解質膜がスルホン基含有パーフルオロカーボン、または、カルボキシル基含有パーフルオロカーボンであることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記触媒層が、プロトン伝導性物質、電子伝導性物質、および、触媒からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池。
  4. 前記プロトン伝導性物質が、パーフルオロカーボンスルホン酸、ポリエーテルスルフォン、スルホン化ポリエーテルエーテルケトン、または、スルホン化ポリイミドであることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池。
  5. 前記電子伝導性物質が、二酸化珪素、または、炭素であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の燃料電池。
  6. 前記触媒が、金、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウムおよびイリジウムから選ばれた1種または2種以上の金属からなることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の燃料電池。
  7. 前記触媒の平均粒径が1nm以上5nm以下であることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の燃料電池。
  8. 前記電子伝導性物質の前記触媒の担持率が1%〜80%であることを特徴とする請求項3から請求項7のいずれか1項に記載の燃料電池。
  9. 前記ガス拡散材が、導電性多孔性基材であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の燃料電池。
  10. 前記導電性多孔性基材が、カーボンペーパー、カーボンクロスであることを特徴とする請求項9に記載の燃料電池。
  11. 前記セパレータが、ステンレス、銅、軟鉄、または、ニッケルからなることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の燃料電池。
  12. 触媒を担持した電子伝導性物質とプロトン伝導性物質を溶媒に溶解した触媒インクを生成する工程と、該触媒インクをガス拡散材上に積層して触媒層を形成する工程と、該触媒層どうしを向かい合わせにして、固体高分子電解質膜を挟み、コルゲート形状に成型する工程を有することを特徴とする燃料電池の製造方法。
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